JPH06185124A - 躯体の構築方法およびそれに用いる架構フレーム - Google Patents
躯体の構築方法およびそれに用いる架構フレームInfo
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- JPH06185124A JPH06185124A JP34078292A JP34078292A JPH06185124A JP H06185124 A JPH06185124 A JP H06185124A JP 34078292 A JP34078292 A JP 34078292A JP 34078292 A JP34078292 A JP 34078292A JP H06185124 A JPH06185124 A JP H06185124A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 最上階部Bを構成するハットトラス1に、構
造物Aの側壁A1より外方へ張り出す壁体8を形成して
おくとともに、壁体8にハットトラス1の下方の構築現
場を覆う被覆体12を垂設しておき、ハットトラス1を
下層階の躯体2上に立設したマスト4上で支持した状態
で、ハットトラス1の下方で各階の躯体2を組み立てつ
つ、マスト4を下層階の躯体2に反力をとって上昇させ
てハットトラス1を上昇させ、これを繰り返して各階の
躯体2を積み上げ構築し、所定階まで躯体2を構築した
後に、被覆部12を撤去し、躯体2の上面にハットトラ
ス1を載置してマスト4を解体し、しかる後に壁体8を
引き込む構成とした。 【効果】 構造物の構築作業を天候に作用されることな
く行うことができ、良好な作業環境を得ることができる
うえ、工期の短縮化、コストの低減を図ることができ
る。
造物Aの側壁A1より外方へ張り出す壁体8を形成して
おくとともに、壁体8にハットトラス1の下方の構築現
場を覆う被覆体12を垂設しておき、ハットトラス1を
下層階の躯体2上に立設したマスト4上で支持した状態
で、ハットトラス1の下方で各階の躯体2を組み立てつ
つ、マスト4を下層階の躯体2に反力をとって上昇させ
てハットトラス1を上昇させ、これを繰り返して各階の
躯体2を積み上げ構築し、所定階まで躯体2を構築した
後に、被覆部12を撤去し、躯体2の上面にハットトラ
ス1を載置してマスト4を解体し、しかる後に壁体8を
引き込む構成とした。 【効果】 構造物の構築作業を天候に作用されることな
く行うことができ、良好な作業環境を得ることができる
うえ、工期の短縮化、コストの低減を図ることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ビル等の構造
物の躯体を構築する際に好適な躯体の構築方法およびそ
れに用いる架構フレームに関するものである。
物の躯体を構築する際に好適な躯体の構築方法およびそ
れに用いる架構フレームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビル、特に高層ビルの躯体を構
築するには、クライミング式のクレーンを用いて、柱,
梁,床等の部材を地上から吊り上げ、ビルを下層階から
上層階へ順次積み上げ構築する方法により行われてい
る。
築するには、クライミング式のクレーンを用いて、柱,
梁,床等の部材を地上から吊り上げ、ビルを下層階から
上層階へ順次積み上げ構築する方法により行われてい
る。
【0003】また、近年、このようなビルの建設を風雨
などに左右されずに行う方法として、構築すべきビルの
躯体の最上階部を予め形成し、屋根がわりに押し上げな
がら、その下方において各部材を組み上げ、躯体を積み
上げ構築する工法が用いられている。
などに左右されずに行う方法として、構築すべきビルの
躯体の最上階部を予め形成し、屋根がわりに押し上げな
がら、その下方において各部材を組み上げ、躯体を積み
上げ構築する工法が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の躯体の構築方法においては、最上階部の
下方の構築階において、最上階部の屋根により上方から
の雨などは防ぐことができるものの、側方からの風雨に
ついては防ぐことができないのが現状であった。これに
対し、最上階部の下方にシート材などの被覆材を垂設し
て、これにより風雨を防ぐことが考えられる。しかし、
資材の搬入,側壁の取付作業などのために、被覆材を躯
体の側壁より外方に配する必要があり、最上階部に被覆
材取り付けのための架設材などを設けなければならず、
この被覆材の取り付け,解体作業が面倒であるという問
題があった。本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、構築階において風雨を防ぐことのできる躯
体の構築方法およびそれに用いる架構フレームを提供す
ることを目的とする。
たような従来の躯体の構築方法においては、最上階部の
下方の構築階において、最上階部の屋根により上方から
の雨などは防ぐことができるものの、側方からの風雨に
ついては防ぐことができないのが現状であった。これに
対し、最上階部の下方にシート材などの被覆材を垂設し
て、これにより風雨を防ぐことが考えられる。しかし、
資材の搬入,側壁の取付作業などのために、被覆材を躯
体の側壁より外方に配する必要があり、最上階部に被覆
材取り付けのための架設材などを設けなければならず、
この被覆材の取り付け,解体作業が面倒であるという問
題があった。本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、構築階において風雨を防ぐことのできる躯
体の構築方法およびそれに用いる架構フレームを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
躯体の構築方法であって、構築すべき構造物の最上階部
の躯体を構成する架構フレームに、前記構造物の側壁よ
り外方へ張り出す張り出し部を形成しておくとともに、
前記張り出し部に前記架構フレーム下方の構築現場を覆
う被覆体を垂設しておき、該架構フレームを下層階の躯
体上に立設した仮設柱上で支持した状態で、該架構フレ
ームの下方で各階の躯体を組み立てつつ、前記仮設柱を
前記下層階の躯体に反力をとって上昇させて前記架構フ
レームを上昇させ、これを繰り返して各階の躯体を積み
上げ構築し、所定階まで前記躯体を構築した後に、前記
被覆部を撤去し、該躯体の上面に前記架構フレームを載
置して前記仮設柱を解体し、しかる後に前記張り出し部
を引き込ませることを特徴としている。
躯体の構築方法であって、構築すべき構造物の最上階部
の躯体を構成する架構フレームに、前記構造物の側壁よ
り外方へ張り出す張り出し部を形成しておくとともに、
前記張り出し部に前記架構フレーム下方の構築現場を覆
う被覆体を垂設しておき、該架構フレームを下層階の躯
体上に立設した仮設柱上で支持した状態で、該架構フレ
ームの下方で各階の躯体を組み立てつつ、前記仮設柱を
前記下層階の躯体に反力をとって上昇させて前記架構フ
レームを上昇させ、これを繰り返して各階の躯体を積み
上げ構築し、所定階まで前記躯体を構築した後に、前記
被覆部を撤去し、該躯体の上面に前記架構フレームを載
置して前記仮設柱を解体し、しかる後に前記張り出し部
を引き込ませることを特徴としている。
【0006】請求項2に係る発明は、構築すべき構造物
の最上階部の躯体を構成する本設の柱,梁,屋根,およ
び壁体とを備え、これらの下方において下層階の躯体を
構築する架構フレームであって、前記壁体は、構築すべ
き構造物の側壁より外方に突出する形態で張り出して設
けられ、かつ前記壁体に該架構フレーム下方の構築現場
を覆う被覆体が垂設されていることを特徴としている。
の最上階部の躯体を構成する本設の柱,梁,屋根,およ
び壁体とを備え、これらの下方において下層階の躯体を
構築する架構フレームであって、前記壁体は、構築すべ
き構造物の側壁より外方に突出する形態で張り出して設
けられ、かつ前記壁体に該架構フレーム下方の構築現場
を覆う被覆体が垂設されていることを特徴としている。
【0007】請求項3に係る発明は、請求項2記載の架
構フレームにおいて、前記屋根の一部が前記構築すべき
構造物の側壁より外方に突出して設けられ、該突出した
屋根の下方には、資材を地上から構築階に搬入する鉛直
搬送機構が設けられていることを特徴としている。
構フレームにおいて、前記屋根の一部が前記構築すべき
構造物の側壁より外方に突出して設けられ、該突出した
屋根の下方には、資材を地上から構築階に搬入する鉛直
搬送機構が設けられていることを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、構造物の最上階部の
躯体を構成する架構フレームに、構造物の側壁より外方
へ張り出す張り出し部を形成しておき、この張り出し部
に架構フレーム下方の構築現場を覆う被覆体を垂設し、
構築階における躯体の組み立て作業を被覆体の内方で風
雨を防ぎつつ行うことができる。さらに、架構フレーム
の下方で各階の躯体を組み立てつつ、架構フレームを上
昇させ、これを繰り返して各階の躯体を積み上げ構築
し、所定階まで躯体を構築した後に、この躯体の上面に
架構フレームを載置し、しかる後に張り出し部を引き込
んで構造物が構築される。
躯体を構成する架構フレームに、構造物の側壁より外方
へ張り出す張り出し部を形成しておき、この張り出し部
に架構フレーム下方の構築現場を覆う被覆体を垂設し、
構築階における躯体の組み立て作業を被覆体の内方で風
雨を防ぎつつ行うことができる。さらに、架構フレーム
の下方で各階の躯体を組み立てつつ、架構フレームを上
昇させ、これを繰り返して各階の躯体を積み上げ構築
し、所定階まで躯体を構築した後に、この躯体の上面に
架構フレームを載置し、しかる後に張り出し部を引き込
んで構造物が構築される。
【0009】請求項2記載の発明では、最上階部の躯体
を構成する架構フレームの壁体が、構築すべき構造物の
側壁より外方に突出する形態で張り出して設けられ、該
壁体にこの架構フレーム下方の構築現場を覆う被覆体が
垂設され、構築現場への風雨の進入を防ぐ。
を構成する架構フレームの壁体が、構築すべき構造物の
側壁より外方に突出する形態で張り出して設けられ、該
壁体にこの架構フレーム下方の構築現場を覆う被覆体が
垂設され、構築現場への風雨の進入を防ぐ。
【0010】請求項3記載の発明では、架構フレームの
屋根の一部が構築すべき構造物の側壁より外方に突出し
て設けられ、この突出した屋根の下方に、資材を地上か
ら構築階に搬入する鉛直搬送機構が設けられ、自動的に
構築階に資材を搬入する。
屋根の一部が構築すべき構造物の側壁より外方に突出し
て設けられ、この突出した屋根の下方に、資材を地上か
ら構築階に搬入する鉛直搬送機構が設けられ、自動的に
構築階に資材を搬入する。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例を参照し
て説明する。図1は、本発明に係る架構フレーム(以
下、「ハットトラス」と称する。)1を用いて構築中の
構造物Aを示すものである。平面視矩形の構築すべき構
造物Aの躯体2の上部には、躯体2の組み立ての完了し
た梁3,3,…上にマスト(仮設柱)4,4,…が仮設
され、ハットトラス1がこのマスト4,4,…上に支持
されている。
て説明する。図1は、本発明に係る架構フレーム(以
下、「ハットトラス」と称する。)1を用いて構築中の
構造物Aを示すものである。平面視矩形の構築すべき構
造物Aの躯体2の上部には、躯体2の組み立ての完了し
た梁3,3,…上にマスト(仮設柱)4,4,…が仮設
され、ハットトラス1がこのマスト4,4,…上に支持
されている。
【0012】ハットトラス1は、構造物Aの最上階部B
を構成する本設の柱5,梁6,屋根7が組み立てられた
構成とされている。さらにハットトラス1には、矩形の
屋根7の三方の端部7aに沿って、最上階部Bの側壁を
形成する壁体(張り出し部)8が、その上端8aを屋根
7の端部7aに回動自在に支持され、かつその下端8b
が構造物Aの側壁A1から外方へ張り出して設けられ、
すなわち笠状の形態とされている。また、屋根7の残る
一方の端部7bには、構造物Aの外方にむけて水平方向
に延びる仮設トラス9が設けられ、この仮設トラス9の
上面には仮設屋根10が配設されている。この仮設トラ
ス9の先端部9aには、構造物Aの側壁A1を形成する
壁体11が、鉛直面内に取り付けられている。
を構成する本設の柱5,梁6,屋根7が組み立てられた
構成とされている。さらにハットトラス1には、矩形の
屋根7の三方の端部7aに沿って、最上階部Bの側壁を
形成する壁体(張り出し部)8が、その上端8aを屋根
7の端部7aに回動自在に支持され、かつその下端8b
が構造物Aの側壁A1から外方へ張り出して設けられ、
すなわち笠状の形態とされている。また、屋根7の残る
一方の端部7bには、構造物Aの外方にむけて水平方向
に延びる仮設トラス9が設けられ、この仮設トラス9の
上面には仮設屋根10が配設されている。この仮設トラ
ス9の先端部9aには、構造物Aの側壁A1を形成する
壁体11が、鉛直面内に取り付けられている。
【0013】上記の壁体8および11の下端部には、そ
の下方の例えば6階分の周囲部を覆う被覆体12が下方
にむけて垂設されている。この構成により、このハット
トラス1は、構築中の構造物Aの上部の上方および側方
を覆う形態とされ、最上階部Bの下方の構築現場におい
て風雨を防ぐ構造とされている。
の下方の例えば6階分の周囲部を覆う被覆体12が下方
にむけて垂設されている。この構成により、このハット
トラス1は、構築中の構造物Aの上部の上方および側方
を覆う形態とされ、最上階部Bの下方の構築現場におい
て風雨を防ぐ構造とされている。
【0014】最上階部Bの下面には、水平面内において
移動自在な水平搬送機構13が設けられている。水平搬
送機構13には、最上階部Bの下面に水平に配設された
走行レール13aが備えられている。資材を吊下するホ
イスト14がこの走行レール13aに沿って移動自在に
備えられている。この構成により、水平搬送機構13
は、資材を吊下したホイスト14を走行レール13aに
沿って移動させることにより、構築階の所定の位置に資
材を搬送する構造とされている。仮設トラス9の下面に
は、地上部Gと最上階部Bとの間で鉛直方向に移動自在
な鉛直搬送機構15が配設されている。この鉛直搬送機
構15は、水平搬送機構13の走行レール13aと接続
可能な支持レール15aを備え、この支持レール15a
を鉛直方向に移動自在とする構造とされている。この鉛
直搬送機構15は、搬送時に始点と終点付近では低速で
移動し、中間部においては高速で移動するよう制御さ
れ、最上階部Bまでの資材の搬送に要する時間を短縮す
ることができる。
移動自在な水平搬送機構13が設けられている。水平搬
送機構13には、最上階部Bの下面に水平に配設された
走行レール13aが備えられている。資材を吊下するホ
イスト14がこの走行レール13aに沿って移動自在に
備えられている。この構成により、水平搬送機構13
は、資材を吊下したホイスト14を走行レール13aに
沿って移動させることにより、構築階の所定の位置に資
材を搬送する構造とされている。仮設トラス9の下面に
は、地上部Gと最上階部Bとの間で鉛直方向に移動自在
な鉛直搬送機構15が配設されている。この鉛直搬送機
構15は、水平搬送機構13の走行レール13aと接続
可能な支持レール15aを備え、この支持レール15a
を鉛直方向に移動自在とする構造とされている。この鉛
直搬送機構15は、搬送時に始点と終点付近では低速で
移動し、中間部においては高速で移動するよう制御さ
れ、最上階部Bまでの資材の搬送に要する時間を短縮す
ることができる。
【0015】次に、上記の構成のハットトラス1を用い
て構造物Aを構築する方法について図1ないし図5を参
照して説明する。まず、図2に示すように、すでに構築
した基礎部16の梁3,3,…上に鉛直に延びるマスト
4,4,…を配設する。そして基礎部16上で、最上階
部Bの柱5,梁6,屋根7,および壁体8を組み立て、
さらに仮設トラス9,仮設屋根10,および壁体11を
組み立てた後、水平搬送機構13,鉛直搬送機構15等
を取り付け、この最上階部Bをマスト4,4,…上に載
置する。そして、図3に示すように、最上階部Bの壁体
8および11の下方に被覆体12を取り付け、ハットト
ラス1を完成させる。
て構造物Aを構築する方法について図1ないし図5を参
照して説明する。まず、図2に示すように、すでに構築
した基礎部16の梁3,3,…上に鉛直に延びるマスト
4,4,…を配設する。そして基礎部16上で、最上階
部Bの柱5,梁6,屋根7,および壁体8を組み立て、
さらに仮設トラス9,仮設屋根10,および壁体11を
組み立てた後、水平搬送機構13,鉛直搬送機構15等
を取り付け、この最上階部Bをマスト4,4,…上に載
置する。そして、図3に示すように、最上階部Bの壁体
8および11の下方に被覆体12を取り付け、ハットト
ラス1を完成させる。
【0016】これに並行して、地上部Gにおいて、ハッ
トトラス1の水平搬送機構13およびリフト(図示な
し)等を用い、例えば地上4階部分までの躯体2を構築
する。
トトラス1の水平搬送機構13およびリフト(図示な
し)等を用い、例えば地上4階部分までの躯体2を構築
する。
【0017】次いで、図1に示したように、躯体2の内
方の地上部Gに水平面内で移動自在な下部水平搬送機構
17を取り付ける。この下部水平搬送機構17は、水平
方向に延びる走行レール17aを備え、前述したハット
トラス1の鉛直搬送機構15の支持レール15aと接続
可能な構造とされている。
方の地上部Gに水平面内で移動自在な下部水平搬送機構
17を取り付ける。この下部水平搬送機構17は、水平
方向に延びる走行レール17aを備え、前述したハット
トラス1の鉛直搬送機構15の支持レール15aと接続
可能な構造とされている。
【0018】次いで、マスト4,4,…を、梁3,3,
…に反力をとって1階上の梁3,3,…上にジャッキア
ップさせ、ハットトラス1全体を1階分上昇させる。
…に反力をとって1階上の梁3,3,…上にジャッキア
ップさせ、ハットトラス1全体を1階分上昇させる。
【0019】そして、トラック等で搬入した資材をホイ
スト14に吊下させる。この資材を吊下したホイスト1
4を、下部水平搬送機構17の走行レール17aに沿っ
て移動させ、鉛直搬送機構15の支持レール15aに移
載した後、この支持レール15aを構築階まで上昇させ
てハットトラス1の水平搬送機構13の走行レール13
aに移載する。そして構築階の所定の位置にホイスト1
4を移動させることにより、構築階で必要な資材を地上
部Gから最上階部Bに搬入する。次いで、搬入した資材
を用いて、柱18,18,…、梁3,3,…の組み立
て、外装カーテンウォール19の取付、図示しない設
備,間仕切り,床PC板の取付等を行って、構築階の躯
体2を積み上げ構築する。
スト14に吊下させる。この資材を吊下したホイスト1
4を、下部水平搬送機構17の走行レール17aに沿っ
て移動させ、鉛直搬送機構15の支持レール15aに移
載した後、この支持レール15aを構築階まで上昇させ
てハットトラス1の水平搬送機構13の走行レール13
aに移載する。そして構築階の所定の位置にホイスト1
4を移動させることにより、構築階で必要な資材を地上
部Gから最上階部Bに搬入する。次いで、搬入した資材
を用いて、柱18,18,…、梁3,3,…の組み立
て、外装カーテンウォール19の取付、図示しない設
備,間仕切り,床PC板の取付等を行って、構築階の躯
体2を積み上げ構築する。
【0020】この後、前記と同様にして、ハットトラス
1を1階分上昇させ、1階分の躯体2の積み上げ構築を
行う。これを繰り返して、所定階、すなわち最上階より
1階下までの躯体2を構築する(図4)。
1を1階分上昇させ、1階分の躯体2の積み上げ構築を
行う。これを繰り返して、所定階、すなわち最上階より
1階下までの躯体2を構築する(図4)。
【0021】このようにして所定階まで躯体2を構築し
た後に、ハットトラス1の水平搬送機構13,鉛直搬送
機構15、および地上部Gの下部水平搬送機構17を取
り外す。次いで、被覆体12を取り外した後、マスト
4,4,…を下降させて、最上階より1階下まで構築さ
れた躯体2の上面に最上階部Bを載置・固定する。そし
て、マスト4,4,…を解体する。
た後に、ハットトラス1の水平搬送機構13,鉛直搬送
機構15、および地上部Gの下部水平搬送機構17を取
り外す。次いで、被覆体12を取り外した後、マスト
4,4,…を下降させて、最上階より1階下まで構築さ
れた躯体2の上面に最上階部Bを載置・固定する。そし
て、マスト4,4,…を解体する。
【0022】次いで、仮設屋根10,仮設トラス9を解
体するとともに、壁体11を躯体2側に引き込んで最上
階部Bの側壁として取り付ける。また、壁体8を、上端
8aを中心として回動させ、最上階部Bの側壁として取
り付ける(図5)。上記のようにして、ハットトラス1
を用いて構造物Aが構築される。
体するとともに、壁体11を躯体2側に引き込んで最上
階部Bの側壁として取り付ける。また、壁体8を、上端
8aを中心として回動させ、最上階部Bの側壁として取
り付ける(図5)。上記のようにして、ハットトラス1
を用いて構造物Aが構築される。
【0023】以上、上述したように、ハットトラス1を
用いた構造物Aの構築方法では、構造物Aの最上階部B
を構成するハットトラス1に、構造物Aの側壁A1より
外方へ張り出す壁体8を形成しておき、この壁体8にハ
ットトラス1の下方の構築現場を覆う被覆体12を垂設
し、構築階における躯体2の組み立て作業を被覆体12
の内方で風雨を防ぎつつ行うことができる。これによ
り、構造物Aの構築作業を天候に作用されることなく行
うことができ、良好な作業環境を得ることができるう
え、工期の短縮化、コストの低減を図ることができる。
用いた構造物Aの構築方法では、構造物Aの最上階部B
を構成するハットトラス1に、構造物Aの側壁A1より
外方へ張り出す壁体8を形成しておき、この壁体8にハ
ットトラス1の下方の構築現場を覆う被覆体12を垂設
し、構築階における躯体2の組み立て作業を被覆体12
の内方で風雨を防ぎつつ行うことができる。これによ
り、構造物Aの構築作業を天候に作用されることなく行
うことができ、良好な作業環境を得ることができるう
え、工期の短縮化、コストの低減を図ることができる。
【0024】また、ハットトラス1の壁体8が、構築す
べき構造物Aの側壁A1より外方に突出する形態で張り
出して設けられ、この壁体8にハットトラス1の下方の
構築現場を覆う被覆体12が垂設された構造とされてい
る。したがって、従来の様に被覆体を取り付けるために
架設材を設ける必要がなく、また被覆体12の解体時に
は、壁体8を構造物A側に引き込むのみでこれを最上階
部Bの側壁として形成することができるので、被覆体1
2の取り付け・解体作業を単純化することができ、か
つ、最上階部Bの側壁の取り付けを容易に行うことがで
きる。
べき構造物Aの側壁A1より外方に突出する形態で張り
出して設けられ、この壁体8にハットトラス1の下方の
構築現場を覆う被覆体12が垂設された構造とされてい
る。したがって、従来の様に被覆体を取り付けるために
架設材を設ける必要がなく、また被覆体12の解体時に
は、壁体8を構造物A側に引き込むのみでこれを最上階
部Bの側壁として形成することができるので、被覆体1
2の取り付け・解体作業を単純化することができ、か
つ、最上階部Bの側壁の取り付けを容易に行うことがで
きる。
【0025】また、ハットトラス1の仮設屋根10が構
造物Aの側壁A1より外方に突出して設けられ、この突
出した仮設屋根10の下方に資材を地上部Gから構築階
に搬入する鉛直搬送機構15が設けられている。これに
より、資材の搬入作業を風雨を防いで行うことができ
る。さらに、この鉛直搬送機構15と、ハットトラス1
に設けた水平搬送機構13と、躯体2の地上部Gに設け
た下部水平搬送機構17とにより、躯体2の地上部Gか
ら最上階部Bの下方の構築現場にホイスト14を移動さ
せて自動的に資材を搬入することができる。
造物Aの側壁A1より外方に突出して設けられ、この突
出した仮設屋根10の下方に資材を地上部Gから構築階
に搬入する鉛直搬送機構15が設けられている。これに
より、資材の搬入作業を風雨を防いで行うことができ
る。さらに、この鉛直搬送機構15と、ハットトラス1
に設けた水平搬送機構13と、躯体2の地上部Gに設け
た下部水平搬送機構17とにより、躯体2の地上部Gか
ら最上階部Bの下方の構築現場にホイスト14を移動さ
せて自動的に資材を搬入することができる。
【0026】なお、上記実施例において、仮設屋根10
を構造物Aの側壁A1より外方に突出して設け、この仮
設屋根10の下方に鉛直搬送機構15を設ける構成とし
たが、これに限るものではなく、構築すべき構造物の内
部にコアが配置されている場合など、構造物の内方に鉛
直搬送機構を設けるスペースがあるのであれば、ここに
鉛直搬送機構を設ける構成としてもよい。
を構造物Aの側壁A1より外方に突出して設け、この仮
設屋根10の下方に鉛直搬送機構15を設ける構成とし
たが、これに限るものではなく、構築すべき構造物の内
部にコアが配置されている場合など、構造物の内方に鉛
直搬送機構を設けるスペースがあるのであれば、ここに
鉛直搬送機構を設ける構成としてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る躯
体の構築方法によれば、構築すべき構造物の最上階部を
構成する架構フレームに、構造物の側壁より外方へ張り
出す張り出し部を形成しておき、この張り出し部に架構
フレームの下方の構築現場を覆う被覆体を垂設し、構築
階における躯体の組み立て作業を被覆体の内方で風雨を
防ぎつつ行い、構造物を構築することができる。これに
より、構造物の構築作業を天候に作用されることなく行
うことができ、良好な作業環境を得ることができるう
え、工期の短縮化、コストの低減を図ることができる。
体の構築方法によれば、構築すべき構造物の最上階部を
構成する架構フレームに、構造物の側壁より外方へ張り
出す張り出し部を形成しておき、この張り出し部に架構
フレームの下方の構築現場を覆う被覆体を垂設し、構築
階における躯体の組み立て作業を被覆体の内方で風雨を
防ぎつつ行い、構造物を構築することができる。これに
より、構造物の構築作業を天候に作用されることなく行
うことができ、良好な作業環境を得ることができるう
え、工期の短縮化、コストの低減を図ることができる。
【0028】請求項2に係る架構フレームによれば、架
構フレームの張り出し部が、構築すべき構造物の側壁よ
り外方に突出する形態で張り出して設けられ、この張り
出し部に架構フレームの下方の構築現場を覆う被覆体が
垂設された構造とされている。したがって、従来の様に
被覆体を取り付けるために架設材を設ける必要がなく、
また被覆体の解体時には、張り出し部を構造物側に引き
込むのみでこれを最上階部の側壁として形成することが
できるので、被覆体の取り付け・解体作業を単純化する
ことができ、かつ、最上階部の側壁の取り付けを容易に
行うことができる。
構フレームの張り出し部が、構築すべき構造物の側壁よ
り外方に突出する形態で張り出して設けられ、この張り
出し部に架構フレームの下方の構築現場を覆う被覆体が
垂設された構造とされている。したがって、従来の様に
被覆体を取り付けるために架設材を設ける必要がなく、
また被覆体の解体時には、張り出し部を構造物側に引き
込むのみでこれを最上階部の側壁として形成することが
できるので、被覆体の取り付け・解体作業を単純化する
ことができ、かつ、最上階部の側壁の取り付けを容易に
行うことができる。
【0029】請求項3に係る架構フレームによれば、架
構フレームの屋根の一部が構造物の側壁より外方に突出
して設けられ、この突出した屋根の下方に資材を地上か
ら構築階に搬入する鉛直搬送機構が設けられている。こ
れにより、資材の搬入作業を風雨を防いで行うことがで
き、かつ資材を地上から最上階部の下方の構築現場に自
動的に搬入することができる。
構フレームの屋根の一部が構造物の側壁より外方に突出
して設けられ、この突出した屋根の下方に資材を地上か
ら構築階に搬入する鉛直搬送機構が設けられている。こ
れにより、資材の搬入作業を風雨を防いで行うことがで
き、かつ資材を地上から最上階部の下方の構築現場に自
動的に搬入することができる。
【図1】本発明にかかる架構フレームを用いて構築中の
構造物を示す図であって、架構フレームの下方における
躯体の構築状態を示す正面図である。
構造物を示す図であって、架構フレームの下方における
躯体の構築状態を示す正面図である。
【図2】同構造物を示す図であって、架構フレームの組
立状態を示す正面図である。
立状態を示す正面図である。
【図3】同構造物を示す図であって、架構フレームの組
立状態を示す正面図である。
立状態を示す正面図である。
【図4】同構造物を示す図であって、所定階まで躯体の
構築の完了した状態を示す正面図である。
構築の完了した状態を示す正面図である。
【図5】同構造物を示す図であって、張り出し部の取付
け状態を示す正面図である。
け状態を示す正面図である。
1 ハットトラス(架構フレーム) 2 躯体 4 マスト(仮設柱) 5 柱 6 梁 7 屋根 8 壁体(張り出し部) A 構造物 A1 側壁 B 最上階部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 正明 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 前田 純一郎 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 奥山 信博 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 近藤 弘司 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 菊地 章 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 山本 由紀夫 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 湯村 哲朗 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 躯体の構築方法であって、構築すべき構
造物の最上階部の躯体を構成する架構フレームに、前記
構造物の側壁より外方へ張り出す張り出し部を形成して
おくとともに、前記張り出し部に前記架構フレーム下方
の構築現場を覆う被覆体を垂設しておき、該架構フレー
ムを下層階の躯体上に立設した仮設柱上で支持した状態
で、該架構フレームの下方で各階の躯体を組み立てつ
つ、前記仮設柱を前記下層階の躯体に反力をとって上昇
させて前記架構フレームを上昇させ、これを繰り返して
各階の躯体を積み上げ構築し、所定階まで前記躯体を構
築した後に、前記被覆部を撤去し、該躯体の上面に前記
架構フレームを載置して前記仮設柱を解体し、しかる後
に前記張り出し部を引き込ませることを特徴とする躯体
の構築方法。 - 【請求項2】 構築すべき構造物の最上階部の躯体を構
成する本設の柱,梁,屋根,および壁体とを備え、これ
らの下方において下層階の躯体を構築する架構フレーム
であって、前記壁体は、構築すべき構造物の側壁より外
方に突出する形態で張り出して設けられ、かつ前記壁体
に該架構フレーム下方の構築現場を覆う被覆体が垂設さ
れていることを特徴とする架構フレーム。 - 【請求項3】 請求項2記載の架構フレームにおいて、
前記屋根の一部が前記構築すべき構造物の側壁より外方
に突出して設けられ、該突出した屋根の下方には、資材
を地上から構築階に搬入する鉛直搬送機構が設けられて
いることを特徴とする架構フレーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34078292A JPH06185124A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 躯体の構築方法およびそれに用いる架構フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34078292A JPH06185124A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 躯体の構築方法およびそれに用いる架構フレーム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06185124A true JPH06185124A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=18340248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34078292A Pending JPH06185124A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 躯体の構築方法およびそれに用いる架構フレーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06185124A (ja) |
-
1992
- 1992-12-21 JP JP34078292A patent/JPH06185124A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010814 |