JPH0618529Y2 - 角度調節自在な軽量椅子 - Google Patents

角度調節自在な軽量椅子

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JPH0618529Y2
JPH0618529Y2 JP1989041487U JP4148789U JPH0618529Y2 JP H0618529 Y2 JPH0618529 Y2 JP H0618529Y2 JP 1989041487 U JP1989041487 U JP 1989041487U JP 4148789 U JP4148789 U JP 4148789U JP H0618529 Y2 JPH0618529 Y2 JP H0618529Y2
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chair
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angle
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lightweight
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有次 光野
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、椅子全体が軽量クッション材で形成され、
持ち運びが容易で、しかも、椅子の底面側を傾斜面に
し、この傾斜面に傾斜マットを配置し、傾斜マットの配
置状態を調節して、座席部に対する背もたれ部の角度を
略直角に固定維持した状態で、椅子の角度を調節するこ
とのできる角度調節自在な軽量椅子に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
椅子はヨーロッパでよく発達し、わが国では明治以降に
使用されるようになり、戦後洋風化が進み、また、事務
用品として、今日ではよく使用されている。
椅子は、座席部、背もたれ部及び肘掛け部から主に構成
されるが、これらの組み合わせ方、サイズ、角度、材質
などの変化により、形態は多種多様である。
簡単なものでは座席部のみのものあるが、通常はこれに
背もたれ部が設けられた椅子が一般的に多い。更にこれ
に肘掛け部が付け加えられると、椅子の基本的な構成が
揃うことになる。
そして、座席部、背もたれ部及び肘掛け部が揃っている
椅子では、クッションをよくして座り心地を高め、又椅
子の角度を調節できるようにして、椅子の座り心地を更
に高めている。
ところで、従来、ベースブロック(座席部)、背もたれ
ブロック(背もたれ部)及び三角柱楔状の補助ブロック
から構成された安楽椅子(実開昭51−20509)が
知られている。この安楽椅子(実開昭51−2050
9)は、立起こした背もたれブロックの下端背方の横V
溝状の空所に補助ブロックを挿入したり取り外したりす
ることで、背もたれブロックの起立角度を調節できる特
徴を備えている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述の安楽椅子(実開昭51−2050
9)は、背もたれブロック(背もたれ部)の起立角度は
調節できるが、ベースブロック(座席部)の角度は調整
できず、ベースブロック(座席部)の角度は常に一定で
あり、このため、背もたれブロック(背もたれ部)の起
立角度を調整すると、ベースブロック(座席部)と背も
たれブロック(背もたれ部)の角度を一定に維持するこ
とができなった。
ところで、足腰の関節等が硬くなり始めた者の中には、
背中側と股関節側を略直角に曲げ、又膝の部分も直角程
度に曲げて座ることによって、関節等の硬直化を防ぎ、
体の柔軟性を維持したいとの要望がある。
また、長期間寝たきりの病人等にあっては、気分転換に
椅子に座りたい要望があるが、股関節や膝の関節等が硬
くなっていて曲がらず、身体が棒状になっており、椅子
などに座らせようとしても、硬直した関節等によって、
椅子から足元側に滑り落ちて、椅子に満足に座らせるこ
とができず、硬直した関節等をほぐして、長期間寝たき
りの病人等を気分転換に椅子に座らせることできるよう
な矯正用の椅子が要望されている。
この考案は、上記のような問題点に鑑み、その問題点を
解決すべく創案されたものであって、その目的とすると
ころは、椅子の下面側を傾斜面にし、この傾斜面に傾斜
マットを配置し、傾斜マットの配置状態を調節すること
により、座席部に対する背もたれ部の角度を略直角に固
定維持した状態で、座席部と背もたれ部の双方の角度を
同時に自在に調節することができ、合わせて、椅子全体
を軽量クッション材で形成することにより、座り心地を
高めると共に椅子の持ち運びを容易にすることのできる
角度調節自在な軽量椅子を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
以上の目的を達成するために、この考案に係る角度調節
自在な軽量椅子は、椅子の座席部、背もたれ部、及び肘
掛け部を軽量なクッション材で形成し、座席部を背もた
れ部側に向けて下向きに傾斜して設け、下向きに傾斜し
た座席部に対して背もたれ部を略直角に固定して設け、
背もたれ部の上部側に枕部を着脱自在に取付け、背もた
れ部に上下方向に係着材を設け、この係着材に係着され
る腰当て部を背もたれ部の所望位置に着脱自在に取付
け、背もたれ部の上端に持ち運び用の把手を設け、背も
たれ部にベルト取付け部を設ける共に、椅子の下面を前
部から後部に向けて上向きの傾斜面に形成し、この傾斜
面に対応する別体の傾斜マットを椅子の底面に配置し、
傾斜マットの配置状態を調節して、座席部に対する背も
たれ部の角度を略直角に固定維持した状態で、椅子の角
度を調節自在とした構成よりなるものである。
〔作用〕
以上のような構成を有するこの考案は次のように作用す
る。
すなわち、椅子の座席部、背もたれ部、及び肘掛け部を
軽量なクッション材で形成したので、座り心地が良く、
しかも、椅子全体が軽く持ち運びが容易になる。
また、背もたれ部に上下方向に設けた係着材を介して背
もたれ部の所望位置に腰当て部を着脱自在に取付けるこ
とができる。
更に、椅子の下面を傾斜面に形成し、この傾斜面に対応
する別体の傾斜マットの配置状態を調節することによ
り、座席部に対する背もたれ部の角度を略直角に固定維
持した状態で、座席部と背もたれ部の双方の角度を同時
に自在に調節することができる。
〔実施例〕
以下、図面に記載の実施例に基づいてこの考案をより具
体的に説明する。
ここで、第1図は全体斜視図、第2図は縦断面図、第3
図は平面図、第4図は正面図である。
図において、角度調節自在な軽量椅子1は、本体の椅子
2と椅子2の下面に配置される別体の傾斜マット3から
主に構成される。
本体の椅子2は、座席部2a、背もたれ部2b、及び肘
掛け部2cが形成されている。これらの座席部2a、背
もたれ部2b、及び肘掛け部2cの中身は軽量なクッシ
ョン材例えば極めて軽量なウレタン材が使用されてい
る。このため、本体の椅子2は極めて軽量となり、その
持ち運びが容易となる。
本体の椅子2は第1図に図示するような通常の設置状態
で、座席部2aは後方側の背もたれ部2bに向かって下
向きに傾斜している。即ち、座ったときに、腰の位置が
低くなる。一方、背もたれ部2bは下向きに傾斜してい
る座席部2aに対して略直角に固定して設けられてい
る。即ち、背もたれ部2bは後方に向かって斜め上方に
傾斜している。又の背もたれ部2bの左右両側は少し前
方側に突出して厚みを有している。また、前方側に突出
して厚みを有している背もたれ部2bの左右両側の下部
側は座席部2aの左右両側に形成されている肘掛け部2
cに連接している。肘掛け部2cの上面は略水平状に形
成されている。
背もたれ部2bの上部側には枕部4が取付けられてい
る。枕部4は背もたれ部2bに対して着脱自在となって
いる。枕部4は例えばマジックファスナーのようなもの
によって背もたれ部2bに取付けられている。
また、背もたれ部2bには上下方向に亘って2つの係着
材5が平行に設けられている。この係着材5には例えば
マジックファスナーのようなものが使用されている。そ
して、この係着材5には腰当て部6が係着されている。
腰当て部6の裏側には例えばマジックファスナーからな
る係着材5と係着できるように同様なマジックファスナ
ーが設けられている。これにより、腰当て部6は背もた
れ部2bの所望の位置に取付けることができるようにな
っている。
背もたれ部2bの上端にはこの軽量な椅子2を持ち運ぶ
際に用いられる把手7が設けられている。更に、背もた
れ部2bの左右両側の少し前方側に突出して側面にはベ
ルト取付け部8が設けられており、図示しないベルトの
両端をこれらのベルト取付け部8に連結することによ
り、このベルトによって椅子2に座っている者を椅子に
保持し、後述するように椅子2の角度を調節したときに
椅子2から放り出されるような状態になるのを防ぐこと
ができる。
ところで、前述の本体の椅子2はその下面2dが前部か
ら後部に向けて上向きに傾斜した傾斜面が形成されてい
る。そしてこの下方には別体の傾斜マット3が配置され
ている。傾斜マット3はこの傾斜面に対応する形状に形
成されている。即ち、傾斜マット3は前部から後部に向
けてその上面3aが上向きに傾斜している。この傾斜マ
ット3の配置状態を種々変えることにより、座席部2a
に対する背もたれ部2bの角度を略直角に固定維持した
状態で、本体の椅子2の角度を自在に調節することが可
能となる。
次に上記実施例の構成に基づく角度調節自在な軽量椅子
の角度の調節について、第5図(A)〜(E)を参照し
ながら以下説明する。
正常の状態は、第5図(A)に図示するように、本体の
椅子2の下面2dの傾斜角度に別体の傾斜マット3の上
面の傾斜角度が一致するように、本体の椅子2は別体の
傾斜マット3上に載置されている。
これに対して、椅子2の角度を少し調節したい場合に
は、第5図(B)に図示するように、傾斜マット3を椅
子2の後方側に移動させると、椅子2は少しずつ角度が
変わる。この場合、椅子2の角度は第5図(A)から
(C)の範囲内で自由に変わるので、この範囲の所望の
角度に自在に調節することができる。
第5図(C)は傾斜マット3を省略したものであり、こ
れも一つの角度の調節された状態である。正常の状態
(第5図(A))に比べ、背もたれ部2bは後方側に傾
斜している。そして座席部2aの位置は低くなってい
る。
第5図(D)は傾斜マット3の上面3aの傾斜面を後方
に向かって下向きになるように向きを逆にしている。こ
れにより、椅子2をより大きな角度の状態に調整させる
ことができる。そして、逆向きにした傾斜マット3を椅
子2に近付けるに従って椅子2の角度はより大きくなっ
ていく。この場合、椅子2の角度は第5図(C)から
(E)の範囲内で自由に変わるので、この範囲の所望の
角度に自在に調節することができる。
第5図(E)は椅子2の角度が最大になった状態であ
り、これ以上、椅子2の角度を大きくすることはできな
い。
第5図(E)のような椅子2の角度の状態で、椅子2に
座らせる場合には、頭側と足側が略同じ高さにあるた
め、身体の関節等の硬くなり始めた者や、長期間の寝た
きりによって足腰の関節等が硬くなって身体が棒状に硬
直した者を座らせると、頭が枕部4で支持され、膝の裏
側が座席部2aの先端側で支持される。
そして、お尻側が自重によって、次第に、座席部2aと
背もたれ部2bの略直角になっている部分に沈んでいっ
て、硬直している背中側と股関節側が略直角に曲がる。
また、膝から先の足の部分も自重によって、次第に膝か
ら曲がり、硬直している股関節も略直角或いはそれ以上
に曲がる。
理学療法では、硬直したり或いは硬く成り始めた関節等
が曲がるようにするためには、略直角或いはそれ以上に
曲げる訓練が行われている。
このようにして、略直角或いはそれ以上に曲がるように
することによって、硬くなり始めていた関節等は柔軟性
を取戻し、また、硬直していた関節等が曲がるようにな
る。
これによって、例えば、長期間の寝たきりによって足腰
の関節等が硬くなって身体が棒状に硬直した者でも、背
中側と股関節側が略直角に曲がり、又膝も略直角或いは
それ以上に曲がり、椅子2に座ることができる態勢がで
き上がることになる。椅子2に座ることができる態勢が
でき上がってから、背もたれ部2b側に傾いていた椅子
2を傾斜マット3を利用して徐々に起こしていくことに
よって、普通の状態の椅子2に座っている状態にもって
いくことができる。
このように、椅子2の角度は、第5図(A)の正常な状
態から最大で第5図(E)の状態まで、座席部2aに対
する背もたれ部2bの角度を略直角に固定維持した状態
で、座席部2aと背もたれ部2bの双方の角度を同時に
任意に調節することができる。しかも、その調節角度も
傾斜マット3を少しづつ移動させることにより微小な角
度の範囲で連続的に調節することが可能となるのであ
る。
なお、この考案は上記実施例に限定されるものではな
く、この考案の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をな
し得ることは勿論である。
〔考案の効果〕
以上の記載より明らかなように、この考案に係る角度調
節自在な軽量椅子によれば、椅子の座席部、背もたれ
部、及び肘掛け部を軽量なクッション材で形成したの
で、座り心地が良く、しかも、椅子全体を形成するクッ
ション材が軽量で、背もたれ部の上端に持ち運び用の把
手が設けられているので、極めて容易に椅子を持ち運び
することができる。
また、背もたれ部の上部側に枕部を着脱自在に取付けた
ので、頭部が楽になり、しかも、背もたれ部に上下方向
に係着材を設け、この係着材を介して背もたれ部の所望
位置に腰当て部を着脱自在に取付けたから、各人の好み
の位置に腰当て部を取付けることができる。更に、背も
たれ部に設けたベルト取付け部にベルトを取付け、この
ベルトによって身体を椅子に保持させることができるの
で、例え椅子を急な角度に調整しても、身体が椅子から
放り出されてケガをするという恐れも全くない。
これらの効果と相まって、椅子の下面を前部から後部に
向けて上向きの傾斜面に形成し、この傾斜面に対応する
別体の傾斜マットを椅子の下面に配置する構成であるか
ら、傾斜マットの位置状態を調節することにより、座席
部に対する背もたれ部の角度を略直角に固定維持した状
態で、座席部と背もたれ部の双方の角度を同時に自在に
調節することが可能となる。
これによって、背中側と股関節側とを略直角に曲げるこ
とができ、また、座席部も傾斜するので、座席部の先端
部に位置する膝の裏側も略直角又はそれ以上に曲げるこ
とができ、硬くなり始めていた関節等は柔軟性を取戻
し、また、硬直していた関節等が曲がるようになる。
その結果、長期間の寝たきりによって足腰の関節等が硬
くなって身体が棒状に硬直した者でも、背中側と股関節
側が略直角に曲がり、又膝も略直角或いはそれ以上に曲
がり、椅子に座らせることができるようになる。
このように、椅子の付加価値を非常に高めることができ
る等、極めて実用的有益なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る角度調節自在な軽量椅子の実施例
を示すものであって、第1図は全体斜視図、第2図は縦
断面図、第3図は平面図、第4図は正面図、第5図
(A)〜(E)は角度調節状態の椅子の側面図である。 〔符号の説明〕 1:角度調節自在な軽量椅子 2:椅子、2a:座席部 2b:背もたれ部、2c:肘掛け部 2d:下面、3:傾斜マット 3a:上面、4:枕部 5:係着材、6:腰当て部 7:把手、8:ベルト取付け部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】椅子の座席部、背もたれ部、及び肘掛け部
    を軽量なクッション材で形成し、座席部を背もたれ部側
    に向けて下向きに傾斜して設け、下向きに傾斜した座席
    部に対して背もたれ部を略直角に固定して設け、背もた
    れ部の上部側に枕部を着脱自在に取付け、背もたれ部に
    上下方向に係着材を設け、この係着材に係着される腰当
    て部を背もたれ部の所望位置に着脱自在に取付け、背も
    たれ部の上端に持ち運び用の把手を設け、背もたれ部に
    ベルト取付け部を設ける共に、椅子の下面を前部から後
    部に向けて上向きの傾斜面に形成し、この傾斜面に対応
    する別体の傾斜マットを椅子の底面に配置し、傾斜マッ
    トの配置状態を調節して、座席部に対する背もたれ部の
    角度を略直角に固定維持した状態で、椅子の角度を調節
    自在としたことを特徴とする角度調節自在な軽量椅子。
JP1989041487U 1989-04-06 1989-04-06 角度調節自在な軽量椅子 Expired - Lifetime JPH0618529Y2 (ja)

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JP1989041487U JPH0618529Y2 (ja) 1989-04-06 1989-04-06 角度調節自在な軽量椅子

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JPH02132455U JPH02132455U (ja) 1990-11-02
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438253Y2 (ja) * 1974-07-31 1979-11-14
JPS5817055U (ja) * 1981-07-27 1983-02-02 装道アイデア株式会社 背もたれ

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JPH02132455U (ja) 1990-11-02

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