JPH06185609A - 自動変速機用シフトレバー装置 - Google Patents

自動変速機用シフトレバー装置

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JPH06185609A
JPH06185609A JP34026092A JP34026092A JPH06185609A JP H06185609 A JPH06185609 A JP H06185609A JP 34026092 A JP34026092 A JP 34026092A JP 34026092 A JP34026092 A JP 34026092A JP H06185609 A JPH06185609 A JP H06185609A
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lever
shift
shift lever
pin
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シフトレバーのシフト位置を検出することな
く簡単な構成でシフトレバーの誤操作を確実に防止す
る。 【構成】 シフトレバー装置10のAND回路50に
は、イグニッションスイッチ54、車速センサ58及び
遅延回路64を介してブレーキスイッチ60が接続され
ており、イグニッションスイッチがオンされた状態で、
車速が低速でブレーキペダルを踏んでいることが入力さ
れると、ソレノイド46へ通電する。また、AND回路
52には、イグニッションスイッチ、車速センサ及びブ
レーキスイッチが接続され、車両が停止してブレーキペ
ダルを踏んでいるときにソレノイドへ通電するようにな
っている。シフトレバー装置では、ソレノイドへ通電さ
れたときにのみ、PレンジからRレンジ及びNレンジか
らPレンジへのシフト操作が可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の自動変速機
用シフトレバー装置に係り、特に車両走行状態で誤操作
によってリバースレンジにシフトするのを防止する機能
を備えた自動変速機用シフトレバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機が搭載されるオートマチック
車のシフトレバー装置では、シフトレバーのシフトポジ
シヨンがパーキングレンジ、リバースレンジ、ニユート
ラルレンジ、ドライブレンジの順で配列され、シフトレ
バーの揺動操作によりいずれか一つのシフトレンジに選
択できるようになっている。また、シフトレバーにはノ
ブに押ボタンが配設され、ニユートラルレンジとドライ
ブレンジとの間は押ボタンの押圧操作の有無にかかわら
ず相互にシフト操作することができるが、ニユートラル
レンジ又はパーキングレンジからリバースレンジ方向に
は押ボタンを押圧しない限りはシフト操作できないよう
になっている。これはシフトレバーに連結されてシフト
レバーの揺動操作で略水平方向に移動するとともに押ボ
タンの押圧操作で下方に移動するディテントピンが車体
側のディテントプレートに係合して、シフトレバーの移
動を制限させているためである。
【0003】ところで、この種のシフトレバー装置で
は、発進時の誤操作防止のため、ブレーキペダルを踏み
込まないとパーキングレンジからリバースレンジ方向に
シフト操作できないようにすることが考えられている。
また、車両走行状態でドライブレンジからニュートラル
レンジを経てリバースレンジへシフト操作したときの、
トランスミッションの損傷を防止するためのものと考え
られる。
【0004】このようなシフトレバー装置では、例え
ば、ディテントピンの廻りにストッパを設け、このスト
ッパをソレノイド等の駆動手段で駆動して、ブレーキペ
ダルが踏み込まれていない状態でパーキングレンジから
リバースレンジ方向及びニュートラルレンジからリバー
スレンジ方向へシフト操作しようとしたときに押ボタン
の押圧操作で下方に移動するデイテントピンにストッパ
を当ててデイテントピンの下方への移動を阻止している
ものがある。
【0005】また、この種のシフトレバー装置では、走
行中に誤って押ボタンを押圧操作してドライブレンジか
らニユートラルレンジを通過してリバースレンジにシフ
ト操作されることを防止するために、押ボタンを押圧操
作してもドライブレンジからリバースレンジに直接シフ
ト操作できないようにすることも考えられている。
【0006】車両走行時にドライブレンジからリバース
レンジへのシフト操作を確実に防止するために、シフト
レバーのシフト位置、車両の速度、ブレーキペダルの操
作をそれぞれ検出して、車両が停止状態でブレーキペダ
ルを踏み込んだ状態でかつ、シフトレバーのシフト位置
がパーキングレンジ又はニュートラルレンジにあること
を検出してから、ドライブレンジへシフト操作すること
ができるようにしている。
【0007】このように車両の自動変速機用シフトレバ
ー装置では、車両発進時の誤操作を防止する機能と共
に、車両走行時のシフトレバーの誤操作を防止する機能
を合わせ持たせたものが使用されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の自動変速機用シフトレバー装置では、車両発進時と
車両走行時のシフトレバーの誤操作を防止するために
は、シフトレバーの各シフトポジションを正確に検出し
なければならず、正確にシフトポジションを正確に検出
するためには、シフトレバー装置のデイテントピン廻り
の狭いスペースに複雑なシフト位置検出機構を設ける必
要がある。
【0009】本発明は上記を考慮して、シフトレバーの
シフト位置を検出することなく簡単な構成で、車両の発
進時及び走行時のシフトレバーの誤操作を確実に防止す
ることができる自動変速機用シフトレバー装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の自動変速機用シ
フトレバー装置は、パーキングレンジ、リバースレン
ジ、ニユートラルレンジ、ドライブレンジの順でシフト
レンジが配列され、シフトレバーの操作によって何れか
のシフトレンジに選択される自動変速機用シフトレバー
装置において、前記シフトレバーに連結されてシフトレ
バーの揺動操作で略水平方向に移動されるとともに押ボ
タンの押圧操作で下方に移動可能なデイテントピンと、
ディテント孔の内周上面に形成されたカム溝に前記ディ
テントピンが係合可能とされ係合したディテントピンを
前記押ボタン操作によって係合状態を解除したときにニ
ユートラルレンジからリバースレンジ及びパーキングレ
ンジからリバースレンジへ前記シフトレバーのシフト操
作を可能とするデイテントプレートと、前記デイテント
ピンの下方に配置され前記ディテントピンの下方移動を
阻止して前記ディテントピンと前記ディテントプレート
を係合状態とするレバーと、前記レバーによる前記ディ
テントピンの下方移動を阻止する係合手段と、車両の極
めて低速な走行状態ないし停止状態を検出する車速セン
サと、車両のブレーキペダルを操作していることを検出
するブレーキスイッチと、を備え、イグニッションスイ
ッチがオン状態で前記車速センサと前記ブレーキスイッ
チの出力に応じて前記係合手段による前記レバーと前記
ディテントピンとの係合を解除することを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成の本発明の自動変速機用シフトレバー
装置によれば、車両停止状態でパーキングレンジからシ
フトレバーによってシフト操作するとき、車速センサに
よって車両停止状態を確認し、ブレーキスイッチによっ
てブレーキペダルの操作が行われたときに、リバースレ
ンジ方向へシフト操作することができる。また、車両走
行中では、車速センサが車両速度が所定以上であること
を検出している場合、ブレーキペダルを操作しても、係
合手段がレバーによってシフトレバーの押圧ボタン操作
によるディテントピンの下方移動を阻止して、ディテン
トピンとディテントプレートを係合状態として、シフト
レバーをリバースレンジへシフト操作することができな
い。
【0012】ブレーキペダルの操作によって、車両が減
速して所定速度以下となったことを車速センサによって
検出すると共に、ブレーキペダルの操作を行っているこ
とをブレーキスイッチによって検出すると、係合手段を
解除してディテントピンの押圧操作が可能となり、ニュ
ートラルレンジからリバースレンジへのシフト操作が可
能となる。
【0013】車速センサが検出する係合手段を解除する
車両の速度は、ドライブレンジ又はニュートラルレンジ
からリバースレンジへシフト操作しても影響のない速度
(例えば時速4Km以下の低速度)とすればよく、車両が
略停止した状態で、運転者がブレーキペダルの操作を行
っているときのみとすれば、シフトレバーの誤操作を確
実に防止することができる。このとき、本発明では、シ
フトレバーによるシフト位置を検出せずに、車両の速度
及びブレーキペダルの操作状態を検出しているため、デ
ィテントピンとディテントプレート近傍の狭いスペース
に各シフト位置を検出するスイッチを設け、このスイッ
チを係合手段に接続する必要がないため、機械的構造が
極めて簡単である。
【0014】
【実施例】図1乃至図5には、本実施例に適用したシフ
トレバー装置10が示されている。このシフトレバー装
置10では、図1、図2及び図3に示すように、シフト
レバー12のシフトポジシヨンが紙面左右方向にパーキ
ングレンジ(以下「Pレンジ」という)、リバースレン
ジ(以下「Rレンジ」という)、ニユートラルレンジ
(以下「Nレンジ」という)、ドライブレンジ(以下
「Dレンジ」という)、セカンドレンジ(以下「2レン
ジ」という)及びローレンジ(以下「Lレンジ」とい
う)の順で配列されている。
【0015】シフトレバー12はベースプレート13の
裏面に垂設された図示しない一対のブラケットに両端部
を支持されたシヤフトの中間部に下端部が回動可能に軸
支されており、このシヤフトを中心として揺動すること
によりいずれか一つのシフトレンジに選択できるように
なっている。
【0016】このシフトレバー12の内方には、ディテ
ントロッド14が軸方向(上下方向)に摺動自在に組み
込まれている。ディテントロッド14は図示しないコン
プレッションスプリングのばね力で上方へ付勢され、シ
フトレバー12の先端に装着されたノブボタン16の押
圧操作でコンプレッションスプリングのばね力に抗して
下方に押し下げられるようになっている。このディテン
トロッド14の下端部にはディテントピン18が固定さ
れている。ディテントピン18は、シフトレバー12に
形成された長孔20を貫通して先端部がシフトレバー1
2の外側に突出しており、シフトレバー12の揺動操作
で左右方向に移動されるとともにノブボタン16の押圧
操作で下方に押し下げられるようになっている。
【0017】ディテントピン18の先端部は、ベースプ
レート13に立設されたディテントプレート22のディ
テント孔24へ挿入されて貫通している。このため、シ
フトレバー12のシフト操作時には、ディテント孔24
内をディテントピン18が移動するようになっている。
ディテント孔24には、上面内周に凹凸状のカム溝26
が形成され、ノブボタン16の非押圧状態でカム溝26
にデイテントピン18が前記コンプレッションスプリン
グのばね力で係合し、ディテントピン18の移動を制限
するようになっている。
【0018】これによって、例えばシフト位置がPレン
ジに選択されているときには、ディテントピン18がカ
ム溝26に係合しているため、シフトレバー12の回動
操作が不可能とされ、ノブボタン16を押圧操作してデ
ィテントピン18を下方に移動しない限りはPレンジか
らRレンジにシフト操作することができない。これと同
様にしてノブボタン16を押圧操作しない限り、シフト
レバー12は、RレンジからPレンジ又はNレンジ、N
レンジからRレンジ、2レンジからLレンジにシフト操
作することはできないようになっている。なお、シフト
レバー12は、ノブボタン16の押圧操作の有無にかか
わらずNレンジからDレンジ、Dレンジと2レンジの間
及びLレンジから2レンジへの揺動操作が可能となって
いる。
【0019】このディテントピン18の先端部下方に
は、レバー28がディテントプレート22に沿って配設
されている。このレバー28は、ディテントピン18が
どの位置にあっても上端面がディテントピン18と対向
するようにディテント孔24よりも左右方向(シフトレ
バー12の回動方向)に長く延設され、ディテント孔2
4の右方で右端部(Lレンジ側の端部)がピン30を介
してディテントプレート22に軸支され、ピン30廻り
に揺動できるようになっている。
【0020】このレバー28の左右方向中間部には上端
に略矩形の切欠32が形成され、シフト位置がPレンジ
に選択されているときには左端部(Pレンジ側端部)上
端面28Aがディテントピン18と上下方向に対向する
が、シフト位置がDレンジからLレンジの間に選択され
ていてノブボタン16が押圧操作されたときには、切欠
32の内周左端面28Bがディテントピン18と左右方
向に対向するようになっている。
【0021】このレバー28の廻りには、レバー28の
左端部上方にストッパピン34が配設されているととも
にレバー28の右端部側にピン30に巻装されたねじり
コイルばね36が配設され、さらにレバー28の左端部
下方にストッパブロック38が配設されている。
【0022】ストッパピン34はディテントプレート2
2に固設されている。このストッパピン34はレバー2
8の左端部上端面28Aと対向してレバー28の矢印A
方向への揺動を制限し、シフト位置がPレンジ、Nレン
ジ、Dレンジ、2レンジ、又はLレンジに選択されてい
てノブボタン16の非押圧操作状態では、ディテントピ
ン18にレバー28が当接しないようにしている。
【0023】ねじりコイルばね36はストッパピン34
及びピン30に両端部が支持されてレバー28と重なる
ように配置された保持プレート37とレバー28との間
でピン30に巻装され、レバー28をストッパピン34
に当接させる方向(矢印A方向)に付勢している。この
付勢力でシフト位置がPレンジ、Nレンジ、Dレンジ、
2レンジ、Lレンジに選択されていてノブボタン16が
非押圧操作状態では、レバー28がストッパピン34に
当接した状態に保持され(図1、図2参照)、またシフ
ト位置がRレンジに選択されているときにはレバー28
がデイテントピン18に当接した状態に保持されるよう
になっている(図3参照)。このため、シフト位置がR
レンジに選択されているときには図3に示される如くレ
バー28がディテントピン18に当接してストッパピン
34に当接する位置よりもねじりコイルばね36の付勢
力に抗して矢印B方向に若干揺動された位置に保持され
る。
【0024】これにより、PレンジからRレンジ、Rレ
ンジからPレンジ、RレンジからNレンジへのシフト操
作時には、ノブボタン16の押圧操作でディテントピン
18が押し下げられたときにレバー28の左端部上端面
28Aにディテントピン18が当接し(図1に二点鎖線
で示したデイテントピン18A参照)、ディテントピン
18に押圧されてレバー28がねじりコイルばね36の
付勢力に抗して矢印B方向の揺動力を付与されるように
なっている。また、Nレンジ、Dレンジ、2レンジ又は
LレンジからRレンジへのシフト操作時にはノブボタン
16を押圧してシフトレバー12を揺動操作したときに
レバー28の切欠32の内周左端面28Bにディテント
ピン18が当接し(図2に二点鎖線で示されるディテン
トピン18B参照)、レバー28がねじりコイルばね3
6の付勢力に抗して矢印B方向の揺動力を付与されるよ
うになっている。なお、Nレンジ、Dレンジ、2レンジ
又はLレンジからRレンジへのシフト操作時にノブボタ
ン16を押圧操作せずにシフトレバー12を揺動操作し
たときにはカム溝26にデイテントピン18が摺動し
て、レバー28にディテントピン18が当接することが
なくシフトレバー12を操作することができる。また、
NレンジからLレンジの間でのシフト操作時にノブボタ
ン16を押圧操作してシフトレバー12を揺動操作した
ときにもレバー28の切欠32内をディテントピン18
が移動して、レバー28にディテントピン18が当接す
ることがなく、シフトレバー12の回動操作が可能とな
る。
【0025】図4に示される如く、ストッパブロック3
8は、略コ字状で一端部がピン40を介して車体(ベー
スプレート)に軸支され、他端部がストッパピン34に
レバー28が当接するRレンジ以外のシフト位置でピン
40廻りの揺動によりレバー28の下方に移動すること
により、レバー28の揺動を制限するようになってい
る。すなわち、ストッパブロック38がレバー28の下
方に移動した状態では、レバー28がねじりコイルばね
36の付勢力に抗して揺動させようとしても、ストッパ
ブロック38にレバー28の左端部下面が当接してレバ
ー28の矢印B方向への揺動を阻止するようになってい
る。これに対して、ストッパブロック38がレバー28
の下方から退出した状態では、ストッパブロック38に
レバー28が当ることがなく、レバー28の矢印B方向
への揺動が可能となる。
【0026】また、図3に示される如く、シフト位置が
Rレンジに選択されているとき、ストッパブロック38
はレバー28の下方から退避した状態となっているた
め、レバー28の矢印B方向への揺動が可能となってい
る。すなわち、シフト位置がRレンジに選択されている
状態では、レバー28がデイテントピン18に当接して
ストッパピン34に当接する位置よりも矢印B方向に若
干揺動された位置に保持されストッパブロック38がレ
バー28の側面(図3手前側の面)に当接しレバー28
の下方に移動することがなく、レバー28の矢印B方向
への揺動が可能となっている。
【0027】このストッパブロック38の中間部には長
孔42が穿設されており、この長孔42には、ソレノイ
ド46のプランジャ46Aに連結された連結ピン44が
挿通されている。
【0028】ソレノイド46は非通電状態では、圧縮コ
イルスプリング48の付勢力によってストッパブロック
38の端部がレバー28の下方となるように回転付勢し
ている。また、ソレノイド46は通電されたときに、圧
縮コイルスプリング48の付勢力に抗して、プランジャ
46Aを収容して、ストッパブロック38の端部がレバ
ー28の下方から退避する方向へストッパブロック38
を回転移動させるようになっている。このため、ソレノ
イド46が非通電状態では、ディテントピン18をPレ
ンジからRレンジ及びNレンジからRレンジへの移動が
不可能となっている。
【0029】次にソレノイド46の通電操作について説
明する。図5に示されるように、ソレノイド46は、一
方の端子が接地され、他方の端子は、AND回路50、
52の出力端子50A、52Aに接続されている。AN
D回路50、52は、入力端子50B、50C、50D
及び入力端子52B、52C、52Dの各々3つの入力
端子を備えており、AND回路50、52のいずれか一
方の3つの入力端子の各々に入力された信号が所定値以
上(以下「Hレベル」という)であったときに、ソレノ
イド46へ通電し、何れかが所定値以下(以下「Lレベ
ル」という)となるとソレノイド46を非通電状態とす
るようになっている。
【0030】AND回路50、52の入力端子50B、
52Bは、イグニッションスイッチ54へ接続されてい
る。このイグニッションスイッチ54は、車両のバッテ
リー56に接続されており、イグニッションスイッチ5
4が「ON」位置に操作されているときのみ、AND回
路50、52の入力端子50B、52Bにバッテリー5
6から所定の電圧がHレベルの信号として入力される。
【0031】また、AND回路50、52の入力端子5
0C、52Cは、各々車速センサ58に接続されてい
る。AND回路50の入力端子50Cは、車速センサ5
8の出力端子58Aに接続されており、この車速センサ
58は、車両が低速状態(例えば時速4Km以下)のとき
にHレベルの信号を出力端子58Aから出力し、これ以
上の速度又は車両が停止した状態でLレベルの信号を出
力するようになっている。AND回路52の入力端子5
2Cは車速センサ58の出力端子58Bに接続されてお
り、車速センサ58が、車両停止しているときののみ、
AND回路52へHレベルの信号を出力するようになっ
ている。
【0032】一方、バッテリー56には、ブレーキスイ
ッチ60を介してブレーキランプ62が接続されてお
り、運転者が図示しないブレーキペダルを踏んだときに
ブレーキスイッチ60が内部接点を閉じ、ブレーキラン
プ62を点灯させるようになっている。このブレーキラ
ンプ62の電源側(ブレーキスイッチ60側)には、A
ND回路52の入力端子52Dが、また、遅延回路64
を介してAND回路50の入力端子50Dが接続されて
いる。
【0033】このため、遅延回路64及びAND回路5
2の入力端子52Dには、ブレーキスイッチ60がオン
したときにHレベルの信号が入力される。また、遅延回
路64はHレベルの信号が入力されると、AND回路5
0の入力端子50DにHレベルの信号を出力し、ブレー
キスイッチ60がオフされLレベルの信号に切り変わる
と、所定時間経過した後出力をHレベルからLレベルへ
切り換えるようになっており、ブレーキペダルが頻繁に
踏み込まれてときに出力レベルを一定に保つようにして
いる。
【0034】次に本実施例の作用を説明する。車両発進
時には、通常、シフト位置がPレンジに選択された状態
(図1又は図2参照)でイグニッションスイッチを操作
してエンジンが始動され、エンジンが始動するとイグニ
ッションスイッチは「オン」となっている。このためA
ND回路50、52の入力端子50B、52Bには、H
レベルの信号が入力された状態となる。エンジン始動
後、ブレーキペダルを踏んでいない状態では、ブレーキ
スイッチ60がオフ状態であるので、AND回路50、
52の入力端子50D、52Dには、Lレベルの信号が
入力されるため、AND回路50、52の出力端子50
A、52AはいずれもLレベルとなり、ソレノイド46
は非通電状態となっている。
【0035】このため、圧縮コイルスプリング48の付
勢力によって引き出されたソレノイド48のプランジャ
46Aによってストッパブロック38の端部がレバー2
8の下方に移動した状態となっており、レバー28の矢
印B方向への揺動が阻止されPレンジからRレンジ方向
へのシフト操作できないようになっている。すなわち、
PレンジからRレンジ方向にシフト操作するためにノブ
ボタン16を押圧操作しても、ディテントピン18にレ
バー28の左端部上端面28Aが当接(図1デイテント
ピン18A)しているため、ディテントピン18が下方
へ移動できず、シフトレバー12のPレンジからRレン
ジへの揺動操作が不可能となっている。
【0036】この状態で、ブレーキペダルを踏むと、ブ
レーキスイッチ60がオンして、AND回路50、52
の入力端子50D、52DへHレベルの信号が入力され
る。シフト位置がPレンジであるときは、勿論、車両が
停止状態であるため、車速センサ58からAND回路5
2の入力端子52CにHレベルの信号が入力されてお
り、AND回路52の出力がHレベルとなりソレノイド
46へ通電する。
【0037】ソレノイド46に通電すると、圧縮コイル
スプリング48の付勢力に抗してプランジャ46Aが収
容されて、ストッパブロック38が回動してレバー28
の下方から退避する。これによって、レバー28は矢印
B方向に揺動可能となり、ノブボタン16を押圧操作す
れば、ディテントピン18がレバー28を押し下げなが
ら下方移動し、シフトレバー12をPレンジからRレン
ジ方向にシフト操作できる。さらに、シフトレバー12
を揺動操作してPレンジからRレンジ、Dレンジ、2レ
ンジあるいはLレンジにシフト操作することができ、車
両が発進及び走行可能となる。
【0038】車両発進時には、運転者がブレーキペダル
から足を離すためブレーキスイッチ60がオフとなり、
AND回路50、50の入力端子50D、52Dには、
Lレベルの信号が入力されるため、ソレノイド46が非
通電状態となる。しかし、図3に示すようにシフト位置
がRレンジであった場合、ディテントピン18がディテ
ント孔24のカム溝26によって下方へ下げられている
ため、このディテントピン18がレバー28を下方へ押
下げ、ストッパブロック38がレバー28の下方へ入り
込まないため、車両の後退が可能である。また、Rレン
ジからPレンジ又はNレンジへのシフト操作が可能であ
り、このシフト操作後にレバー28の下方へストッパブ
ロック38が移動し、レバー28の矢印B方向への移動
を規制する。
【0039】なお、図2に示されるように、Nレンジか
らLレンジの間では、ストッパブロック38が下方へ侵
入しているレバー28の影響を受けることなくシフトレ
バー12のシフト操作可能であるため、車両の発進及び
走行が可能である。また、走行状態では、ブレーキペダ
ルを踏んでも車速センサ58からのAND回路50、5
2の入力端子50C、52Cへの入力がLレベルである
ため、ソレノイド46が通電されることがなく、図2に
示すように、ディテントピン18がレバー28によって
下方移動が阻止されるため、NレンジからRレンジへシ
フトレバー12をシフト操作することはできず、勿論、
シフトレバー12をPレンジへシフト操作することもで
きなくなっている。
【0040】車両走行状態からブレーキペダルを踏んで
速度を落とすと、ブレーキペダルを踏むことによって、
ブレーキスイッチ60がオン状態となり、AND回路5
0、52の入力端子50D、52Dには、Hレベルの信
号が入力される。この後、車両の速度が下がり車速セン
サ58が低速(例えば時速4Km以下)となったことを検
出すると、車速センサ58の出力端子58AからAND
回路50の入力端子50CにHレベルの信号が入力され
る。これによって、AND回路50には、入力端子50
B、50C、50Dの全てにHレベルの信号が入力され
ることになり、出力端子50AからHレベルの信号を出
力してソレノイド46へ通電する。なお、遅延回路64
を設けブレーキスイッチ60のオフのタイミングを遅ら
せているため、車両減速時にブレーキペダルを断続的に
操作する所謂ポンピングブレーキ操作したときに、ソレ
ノイド46への通電、非通電が断続的に繰替えされる状
態を防止することができる。
【0041】さらに、車両の速度が下がり車両が停止す
ると、車速センサ58が出力端子58BからAND回路
52の入力端子52CへHレベルの信号を出力するた
め、AND回路52は出力端子52AからHレベルの信
号を出力する。
【0042】このようにしてAND回路50又はAND
回路52からの出力されソレノイド46へ通電されるこ
とにより、ストッパブロック38がレバー28の下方か
ら退避して、シフトレバー12をNレンジからRレンジ
へシフト操作可能となるが、このときには、車両が極め
て低速かあるいは停止した状態となっている。
【0043】このように本実施例では、シフトレバー1
2のシフト位置を検出することなく、少ない部品構成と
簡単な回路構成によって、DレンジからLレンジの間の
車両走行状態から、Rレンジ又はPレンジへのシフトレ
バー12の誤操作を確実に防止することができる。
【0044】なお、本発明は、ブレーキスイッチをオン
した状態でかつ、車両が極めて低速で走行しているか又
は停止しているときにソレノイドへ通電して、Rレンジ
ないしPレンジへシフト操作することができる構成であ
れば、本実施例の構成に限定するものではない。
【0045】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る自動変
速機用シフトレバー装置では、パーキングレンジからリ
バースレンジ方向及びニュートラルレンジからリバース
レンジへのシフトレバーの誤操作を確実に防止すること
ができる。また、本発明では、シフトレバーのシフト位
置を検出することなく、車速センサとブレーキペダルの
操作状態を検出するブレーキスイッチによって簡単に構
成することができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に適用したシフトレバー装置のPレン
ジに選択されている状態を示す側面図である。
【図2】本実施例に適用したシフトレバー装置のNレン
ジに選択されている状態を示す側面図である。
【図3】本実施例に適用したシフトレバー装置のRレン
ジに選択されている状態を示す側面図である。
【図4】図1の紙面上方から見た平面図である。
【図5】ソレノイドの作動を示す回路図である。
【符号の説明】
10 シフトレバー装置 12 シフトレバー 16 ノブボタン 18 ディテントピン 24 ディテント孔 26 カム溝 28 レバー 46 ソレノイド 58 車速センサ 60 ブレーキスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーキングレンジ、リバースレンジ、ニ
    ユートラルレンジ、ドライブレンジの順でシフトレンジ
    が配列され、シフトレバーの操作によって何れかのシフ
    トレンジに選択される自動変速機用シフトレバー装置に
    おいて、 前記シフトレバーに連結されてシフトレバーの揺動操作
    で略水平方向に移動されるとともに押ボタンの押圧操作
    で下方に移動可能なデイテントピンと、 ディテント孔の内周上面に形成されたカム溝に前記ディ
    テントピンが係合可能とされ係合したディテントピンを
    前記押ボタン操作によって係合状態を解除したときにニ
    ユートラルレンジからリバースレンジ及びパーキングレ
    ンジからリバースレンジへ前記シフトレバーのシフト操
    作を可能とするデイテントプレートと、 前記デイテントピンの下方に配置され前記ディテントピ
    ンの下方移動を阻止して前記ディテントピンと前記ディ
    テントプレートを係合状態とするレバーと、 前記レバーによる前記ディテントピンの下方移動を阻止
    する係合手段と、 車両の極めて低速な走行状態ないし停止状態を検出する
    車速センサと、 車両のブレーキペダルを操作していることを検出するブ
    レーキスイッチと、を備え、イグニッションスイッチが
    オン状態で前記車速センサと前記ブレーキスイッチの出
    力に応じて前記係合手段による前記レバーと前記ディテ
    ントピンとの係合を解除することを特徴とする自動変速
    機用シフトレバー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012101692A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Daimler Ag 車両用変速機のシフト装置
CN116498741A (zh) * 2023-04-24 2023-07-28 安徽岳塑汽车工业股份有限公司 一种汽车换挡杆与安装底座之间的连接件

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