JPH0618580U - 扉のロック装置 - Google Patents

扉のロック装置

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JPH0618580U
JPH0618580U JP5730392U JP5730392U JPH0618580U JP H0618580 U JPH0618580 U JP H0618580U JP 5730392 U JP5730392 U JP 5730392U JP 5730392 U JP5730392 U JP 5730392U JP H0618580 U JPH0618580 U JP H0618580U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強制解錠に要する力(保持力)の調整を容易
かつ確実に行うことができる扉のロック装置を提供する
ことを目的としている。 【構成】 ラッチ43の施錠状態の保持力を調整する保持
力調整機構60を、ラッチ43に連結されて当該ラッチ43と
ともに同一方向へ回動可能な保持片62と、この保持片62
とラッチ43との連結位置から偏芯して基板41に固定さ
れ、保持片62を回動可能に支持するとともに、ラッチ43
を回動可能に遊嵌支持する主軸61と、基板41に挿通され
て保持片62に向けて延びる調整ネジ63と、この調整ネジ
63に螺合され、当該調整ネジ63を回転させることによっ
て保持片62に向けて接離移動する調整片65と、この調整
片65と保持片62との間に設けられて当該保持片62を常時
ラッチ43の施錠方向へ付勢するスプリング63とを有する
構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、扉のロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のロック装置としては、例えば、扉の一種である防火扉に使用されてい るものが知られている。 かかるロック装置は、建築物の壁部等に固定して使用されるものであって、鉤 状の爪板(ラッチ)を有し、平常時には防火扉を上記爪板に掛止させた状態(施 錠状態)に保ち、火災等の非常時には爪板から防火扉を解放(解錠)して、当該 防火扉を開いて通路を閉じる作用をする。この種の装置では、通常、上記の解錠 動作をソレノイド等を用いて電気的に行わせるようにし、火災報知器等に連動し て防火扉を開き、通路が閉じられるようになっている。
【0003】 ところで、上記のような装置においては、火災時の電気ケーブルの断線等、電 気系による解放手段の故障に備えて、防火扉を人手による強制的に解放すること ができるようにした機構が設けられており、このような装置としては図15ない し図17に示すものが知られている。 これらの図に示す装置は、ケーシング1内部に収納されてなるもので、ケーシ ングの上部には防火扉に取り付けられている係合部材2を挿入するための開口部 1aが形成されている。また、ケーシング1内部には、爪板3と掛止板4とが同 一の回動軸5によって互いに重なるようにして回動可能に設けられている。爪板 3はその先端部に鉤部3cが形成された略J字状の板状部材であり、当該鉤部3 cの根本部にはカム部3dが切欠形成されている。また、爪板3の基端部には係 合板部3eが爪板3に対して直角に立設されている。
【0004】 また、前記掛止板4は、略L字状に形成された板状部材であって、その先端部 には係合段部4bが前記鉤部3cと反対側を向くようにして形成されている。一 方、掛止板4の基端部には係合板部4dが掛止板4に対して直角に立設され、前 記係合板部3eに重ね合わせ可能となっている。 掛止板4の係合板部4dには、爪板3の係合板部3eを貫通して調整ネジ6が ねじ込まれている。この調整ネジ6にはコイルスプリング7が装着されており、 その一端部が係合板部3eに当接されるとともに、他端部が調整ネジ6の頭部6 aに係止されている。したがって、爪板3の係合板部3eはコイルスプリング7 によって係合板部4dに向けて常に付勢されている。
【0005】 上記爪板3と掛止板4とは回動軸5に回動可能に支持された状態で、図示しな いスプリングにより鉤部3cを半時計回りに付勢されている。 また、ケーシング1内部には、回動軸8が設けられており、この回動軸8には L形板状のストッパ9が回動可能に支持され、図示しないスプリングにより時計 回りに常に付勢されている。このストッパ9の先端は、前記掛止板4の係合段部 4bに係合可能であって、かつ爪板4のカム部3dに当接するようになっている 。一方、ストッパ9の基端部は、図示しない解錠機構に係合されており、解錠機 構のソレノイド等の動作により、ストッパ9が前記係合段部4bとの係合を解除 する方向(図において半時計回り)に回動されるようになっている。
【0006】 そして、上記構成の装置では、図15に示すように、ストッパ9が係合段部4d に係合して、掛止板4の半時計回りの回動を規制している。また、爪板3に対し ては、係合部材2から鉤部3cに半時計回りの力が加えられるが、平常時におけ る係合部材2の離脱方向の力に対しては、コイルスプリング7が充分な弾撥力を 発生して爪板3の掛止板4に対する相対的な回動を防止し、このため係合部材2 の施錠状態が保たれる。 また、火災等の非常時には、火災報知器等と連動して、ソレノイド等の動作に よってストッパ9が回動して掛止板4の係合段部4bとの係合が外れる。これに よって、掛止板4と爪板3とが半時計回りに回動し、係合部材2が鉤3cから外 れて防火扉が解放されて通路が閉じられる。
【0007】 また、電気系等の故障が生じた場合などには、爪板3の鉤部3cに係合部材2 が離脱する方向の力を加え、この力がコイルスプリング7をその弾撥力に抗して 押し縮めるのに充分であると、爪板3は掛止板4に対して相対的に回動する。こ の爪板3の回動によって、ストッパ9の先端部がカム部3dに沿って移動され、 係合段部4bから外れる。これによって、爪板3および掛止板4は、係合部材2 を解放する方向に回動して防火扉を通路壁に固定した状態から強制的に開くこと ができる。
【0008】 ところで、上記装置における強制的な解錠動作に要する力は、平常時に子供等 のいたずらにより、むやみに解錠することができず、かつ非常時には必要に応じ て解錠できる程度に設定することが必要で、また、コイルスプリング7の弾性定 数の経時的な変化等に応じて、装置の設置後も適宜再調整が必要なため、上記装 置にあっては調整ネジ6を回してコイルスプリング7の長さを調整することによ って、コイルスプリング7の発生する弾撥力を調整することができるようになっ ている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の装置では、コイルスプリング7の弾撥力を調整するにあ たって、次のような問題を生じていた。 すなわち、図17に示すように、防火扉を装置から解放した状態で、ケーシ ング1の開口部1aからドライバ等を挿入して調整ネジ6を回す方法や、爪板 3および掛止板4を施錠状態と同位置まで回動して開口部1a近傍に形成された 孔からドライバ等を挿入し、調整ネジ6を回す方法等により、上記調整を行って いる。しかるに、上記の方法では、爪板3等を施錠状態の位置に設定すること から、ストッパ9を介して爪板3に連動する解錠機構のスイッチ等が施錠状態に 設定される場合があり、このため、調整後に再度係合部材2を固定するにあたっ て、火災報知器等を作動させて一旦解錠状態に設定し直した後に、係合部材2を 施錠する等の煩雑な操作を要求される場合が生じることがあった。 また、上記の方法では、誤って調整ネジ6を過大な力で押すと、爪板3等が 回動して前記の場合と同様に施錠状態に設定される場合があって、やはり再施 錠にあたって煩雑な操作が必要となるという問題があった。
【0010】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、強制解錠に要する力(保持力) の調整を容易かつ確実に行うことができる扉のロック装置を提供することを目的 としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の扉のロック装置は、扉に設けられた係合 部材と、当該扉を収納する戸袋内の壁面に設けられて前記係合部材に係合しかつ この係合状態を保持する係合保持機構とを具備してなり、当該係合保持機構は、 基板と、この基板に解錠方向に付勢状態で回動可能に設けられかつ一端に前記係 合部材のフックを係合するための爪部を備えたラッチと、このラッチの他端に形 成された係止部を係止して当該ラッチを施錠状態にロックするロック金具と、前 記ラッチの施錠状態の保持力を調整する保持力調整機構とを有する構成とされ、 この保持力調整機構は、前記ラッチに連結されて当該ラッチとともに同一方向 へ回動可能な保持片と、この保持片とラッチとの連結位置から偏芯して基板に固 定され、保持片を回動可能に支持するとともに、ラッチを回動可能に遊嵌支持す る主軸と、前記基板に挿通されて保持片に向けて延びる調整ネジと、この調整ネ ジに螺合され、当該調整ネジを回転させることによって保持片に向けて接離移動 する調整片と、この調整片と前記保持片との間に設けられて当該保持片を常時前 記ラッチの施錠方向へ付勢するスプリングとを有する構成とされているものであ る。
【0012】
【作用】
本考案の扉のロック装置においては、扉にこれを強制的に開く方向に力を加え ると、この力が係合部材からラッチに作用し、当該ラッチがスプリングの弾撥力 に抗して、保持片とともに主軸回りに回動する。ラッチは主軸に遊嵌支持されて いるので、回動することによって、係止部がロック金具から外れて施錠のロック が解除される。ロックが解除されると、ラッチは解錠方向に回動するので、扉を 開くことができる。 また、調整ネジを回して保持力の調整を行う場合、この調整ネジは、スプリン グによって基板に押圧されており、しかもラッチに直接当接していないので、ド ライバー等で調整ネジを押しても、ラッチが回動することがなく、よって施錠状 態に移行してしまうことがない。
【0013】
【実施例】
以下本考案の一実施例を、図1ないし図14を参照して説明する。本実施例の ロック装置は、防火扉のロック装置として適用される例である。本実施例におけ る防火扉は、図4および図5に示すように、通常時に戸袋21に収納されてロッ ク装置によって収納状態が保持され、火災時などにロック装置が解除されて防火 扉20が通路の開口部23を閉じる構造となっている。
【0014】 本実施例のロック装置は、図4および図5に示すように、防火扉20の自由端 側内面に設けられた係合部材30と、前記防火扉20を収納する戸袋21内の壁 面に設けられて前記係合部材30に係合しかつこの係合状態を保持する係合保持 機構40とから基本構成されている。この係合保持機構40は、戸袋21の壁面 に取り付けられたボックス22内に収納されている。
【0015】 前記係合保持機構40は、図1ないし図3に示すように、基板41と、この基 板41に回動可能に軸支されかつ一端に前記係合部材30のフック31を係合す るための爪部43aを備えたラッチ43と、このラッチ43の施錠方向への回動 (前記フック31の係合方向(図中反時計回り)への回動)によりラッチ43の 係止部44をストッパー軸45に係止してラッチ43を施錠するロック金具46 と、ラッチ43を解錠する方向へロック金具46を押す押しレバー48と、前記 押しレバー48の孔49に自身の掛け部50を係止してラッチ43の施錠状態を 保持するスライドプレート51と、このスライドプレート51を前記孔49から 前記掛け部50が外れる方向へ移動させる作動レバー52と、この作動レバー5 2を作動させるソレノイド53と、ラッチ43の施錠状態を保持する保持力調整 機構60を有する構成とされている。
【0016】 上記構成の係合保持機構40は、各構成要素が以下のような有機的関係を有し ている。以下、係合保持機構40を説明の便宜上、図6ないし図13を参照して 、リセット動作、施錠動作、解錠動作に分けて説明する。
【0017】 (1)リセット動作(図6ないし図8) リセット動作はラッチ43の解錠後に係合保持機構40を元の状態に復帰すべ く行う。ラッチ43の解錠後、図6に示すように、リセット釦54を押すと、リ セット釦54の先端係止部54aがスライドプレート51の段部51aから図中 上方に離れてスライドプレート51の係止が外れる。スライドプレート51は、 スライドプレート51を常時図中左方向に付勢するスプリング55によって図中 左方向にスライドする。
【0018】 スライドプレート51が図中左方向にスライドすると、図7に示すように、ス ライドプレート51の先端頭部51bが作動レバー52の溝52aの先端段部5 2b側に移動し、かつスプリング56が作動レバー52を反時計回りに引っ張る ので、作動レバー52が元の状態に復帰する。また、同時に図8に示すように、 スライドプレート51の後端の掛け部50が押しレバー48の孔49に入り込む 。これにより係合保持機構40のリセット動作が完了する。
【0019】 (2)ラッチ施錠動作(図9) 上記のリセット動作完了後、防火扉20側の係合部材30を、戸袋40内の壁 面側の係合保持機構40に係合して、防火扉20を戸袋40内に収納し、かつ前 記係合状態を保持する必要がある。
【0020】 防火扉20を回動させて戸袋40内に収納する動作と共に、図9に示すように 、係合部材30のフック31を係合保持機構40のフック収納部57に挿入する と、フック31の押圧力によってラッチ43がラッチ軸43bを支点として図中 反時計回りに回動する。フック31はラッチ43の爪部43aの内側に入り込む とともに、ラッチ43の係止部44がスプリング46aによって図中時計回りに 付勢状態にあるロック金具46のロックピン45にロックされる。これによりラ ッチ43が施錠される。
【0021】 このときラッチ43の回動方向と同一方向に対してスプリング47に張力が生 じ、押しレバー48をラッチ43の回動方向と同一方向に押圧する。これにより 、スライドプレート51の掛け部50が押しレバー48の孔49に付勢状態に係 合する。これによって、ラッチ43の施錠状態が保持される。
【0022】 (3)ラッチ解錠動作(図10ないし図13) 火災発生時に戸袋40内から防火扉20をオートヒンジによって自動的に開き 、通路の開口部を閉じ、火災の延焼を防ぐ必要がある。この場合にラッチ43の 解錠動作を行い、係合部材30と係合保持機構40との係合状態を解除する必要 がある。
【0023】 火災検知器などからの検知信号に基づき、基板41の所定位置に設けられたソ レノイド53に通電する。図10に示すように、低電流によってソレノイド53 がプランジャー53aを吸引し、ソレノイド連結板53bが作動レバー52を図 中右方向に押す。作動レバー52が図中右方向に押されると、図11に示すよう に、スライドプレート51の頭部51bが作動レバー52の溝52aの先端段部 52bから外れてスプリング58の付勢力により図中右方向へ移動する。
【0024】 スライドプレート51が図中右方向へ移動すると、図12に示すように、押し レバー48の孔49からスライドプレート51の掛け部50が外れる。そして、 押しレバー48がスプリング47により反時計回りに押される結果、ラッチ43 の係止部44がロックピン45から外れ、ラッチ43が解錠される。
【0025】 そして、ラッチ43が時計回りに回動し、フック31が爪部43aから離れて 、スプリング58の戻り力によってフック31がフック収納部57から外され、 図13の状態となる。その結果、係合部材30と係合保持機構40との係合状態 が解除され、防火扉20が回動して通路の開口部を閉じることになる。
【0026】 次に、本考案の特徴である前記保持力調整機構60を図1および図14を参照 して説明する。当該保持力調整機構60は、ラッチ43の施錠動作後におけるラ ッチ43の施錠状態の保持力を調整する機構を構成している。この保持力調整機 構60は、図1および図14に示すように、基板41に取り付けられた主軸61 に対し保持片62の基端部が回動自在に取り付けられ、この主軸61にはラッチ 43が溝を介して遊嵌自在に取り付けられ、ラッチ43と保時片62とはラッチ 軸43bによって互いに連結されている。したがって、ラッチ43は、ラッチ軸 43b回りに保持片62と独立して回動可能とされているとともに、主軸61回 りにラッチ軸43bを介して保持片62と連動して回動する構成とされている。
【0027】 また、保持片62の自由端側には保持片62の自由端を反時計回り方向に付勢 するスプリング63が装備されている。このスプリング63は基板41の底板4 1aに取り付けられた調整ネジ64に支持されている。またスプリング63の付 勢力は、スプリング63の後端と調整ネジ64との間に介在された調整片65に よってスプリング63の圧縮量を調整することで調整するようになっている。こ の調整ネジ64、調整片65は付勢力調整機構66を構成している。
【0028】 上記保持力調整機構60は、ラッチ43の施錠状態においてスプリング63が 主軸61回りに保持片62を施錠方向(反時計回り)へ押圧することで、ラッチ 軸43bを介してラッチ43が保持片62に連動して施錠方向へ力が加わり、ラ ッチ43の施錠状態が保持される。
【0029】 そして、ラッチ43を手動により強制的に解錠する場合、扉にこれを強制的に 開く方向に力を加えると、この力が係合部材30のフック31のフックピン31 aからラッチ43に作用し、当該ラッチ43が保持力調整機構60のスプリング 63の弾撥力に抗して、保持片62とともに主軸61回りに回動する。ラッチ4 3は主軸61に遊嵌支持されているので、回動することによって、係止部44が 下方に移動してロック金具46のロック軸45から外れて施錠のロックが解除さ れる。ロックが解除されると、ラッチ43は解錠方向に回動するので、扉を開く ことができる。
【0030】 また、保持力調整機構60は、スプリング63の圧縮量を調整することで、保 持力を調整することができる。スプリング63の圧縮量は、調整ネジ64の螺合 量を変えて調整片の位置を変えることによって調整することができる。 この保持力の調整を行う場合、調整ネジ64は、スプリング63によって基板 41に押圧されており、しかもラッチ43に直接当接していないので、ドライバ ー等で調整ネジ64を押しても、ラッチ43が回動することがなく、よって施錠 状態に移行してしまうことがない。 また、ラッチ43の施錠状態を係合力保持機構60によって適切な係合力によ って保持することができ、ラッチ43の施錠動作およびラッチ43の解錠動作を それぞれ円滑かつ確実に行うことができる。
【0031】 なお、上記実施例では、防火扉20を戸袋21内に収納する際のロック装置と しての適用例を説明したが、本考案のロック装置は、上記実施例に限定されるも のではない。
【0032】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る防火扉のロック装置によれば、保持力調整 機構によって、ラッチの施錠状態を適切な大きさの保持力により保持することが でき、ラッチの施錠動作およびラッチの解錠動作をそれぞれ円滑かつ確実に行う ことができる。これにより、ロック装置の大きさおよび種類に応じて施錠状態に おけるラッチの適切な保持力を得ることができ、ロック装置の機能を確実に発揮 させることができる効果を奏する。
【0033】 また、火災等の非常時に電気系が断線されても、扉にこれを強制的に開く方向 に力を加えると、この力が係合部材からラッチに作用し、当該ラッチがスプリン グの弾撥力に抗して、保持片とともに主軸回りに回動する。ラッチは主軸に遊嵌 支持されているので、回動することによって、係止部がロック金具から外れて施 錠のロックが解除され、扉を開くことができる。
【0034】 さらに、調整ネジを回して保持力の調整を行う場合、この調整ネジは、スプリ ングによって基板に押圧されており、しかもラッチに直接当接していないので、 ドライバー等で調整ネジを押しても、ラッチが回動することがなく、よって施錠 状態に移行してしまうことがない。したがって強制解錠に要する力(保持力)の 調整を容易かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す防火扉のロック装置の
正面図である。
【図2】同ロック装置の平面図である。
【図3】同ロック装置の側面図である。
【図4】同ロック装置の取り付け状態を示す側断面図で
ある。
【図5】防火扉を示す斜視図である。
【図6】同ロック装置のリセット動作を示す作用図であ
る。
【図7】同ロック装置の作用図である。
【図8】同ロック装置の作用図である。
【図9】同ロック装置のラッチの施錠動作を示す作用図
である。
【図10】同ロック装置のラッチの解錠動作を示す作用
図である。
【図11】同ロック装置の作用図である。
【図12】同ロック装置の作用図である。
【図13】同ロック装置のラッチの解錠後の要部正面図
である。
【図14】同ロック装置の保持力調整機構の作用を示す
要部正面図である。
【図15】従来のロック装置を示す施錠状態の正面図で
ある。
【図16】同要部の正面図である。
【図17】従来のロック装置を示す解錠状態の要部の正
面図である。
【符号の説明】
20 防火扉 21 戸袋 30 係合部材 31 フック 40 係合保持機構 41 基板 43 ラッチ 43a 爪部 44 係止部 45 ロック軸 46 ロック金具 48 押しレバー 49 孔 50 掛け部 51 スライドプレート 52 作動レバー 53 ソレノイド 60 保持力調整機構 61 主軸 62 保持片 63 スプリング 64 調整ネジ 65 調整片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉に設けられた係合部材と、当該扉を収
    納する戸袋内の壁面に設けられて前記係合部材に係合し
    かつこの係合状態を保持する係合保持機構とを具備して
    なり、当該係合保持機構は、基板と、この基板に解錠方
    向に付勢状態で回動可能に設けられかつ一端に前記係合
    部材のフックを係合するための爪部を備えたラッチと、
    このラッチの他端に形成された係止部を係止して当該ラ
    ッチを施錠状態にロックするロック金具と、前記ラッチ
    の施錠状態の保持力を調整する保持力調整機構とを有す
    る構成とされ、 この保持力調整機構は、前記ラッチに連結されて当該ラ
    ッチとともに同一方向へ回動可能な保持片と、この保持
    片とラッチとの連結位置から偏芯して基板に固定され、
    保持片を回動可能に支持するとともに、ラッチを回動可
    能に遊嵌支持する主軸と、前記基板に挿通されて保持片
    に向けて延びる調整ネジと、この調整ネジに螺合され、
    当該調整ネジを回転させることによって保持片に向けて
    接離移動する調整片と、この調整片と前記保持片との間
    に設けられて当該保持片を常時前記ラッチの施錠方向へ
    付勢するスプリングとを有する構成とされていることを
    特徴とする扉のロック装置。
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