JPH0618895B2 - メタクリル系樹脂成形品 - Google Patents
メタクリル系樹脂成形品Info
- Publication number
- JPH0618895B2 JPH0618895B2 JP12764387A JP12764387A JPH0618895B2 JP H0618895 B2 JPH0618895 B2 JP H0618895B2 JP 12764387 A JP12764387 A JP 12764387A JP 12764387 A JP12764387 A JP 12764387A JP H0618895 B2 JPH0618895 B2 JP H0618895B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- temperature
- residual double
- mold
- double bond
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はメタクリル系樹脂成形品、とくに形状変化が少
なく光沢保持性の優れた耐熱性メタクリル系樹脂成形物
品に関する。
なく光沢保持性の優れた耐熱性メタクリル系樹脂成形物
品に関する。
(従来の技術) アクリル樹脂は、その優れた耐候性および卓越した透明
性により照明カバー、自動車用部品、レンズ等の光学部
品など種々の分野で用いられているが線状重合体である
ために耐熱性が不充分であるという欠点がある。
性により照明カバー、自動車用部品、レンズ等の光学部
品など種々の分野で用いられているが線状重合体である
ために耐熱性が不充分であるという欠点がある。
この欠点を改良する方法の一つとしてアルキルメタクリ
レート単量体またはシラップを部分的に架橋重合してゲ
ル重合体とし、これを用いて成形品を製造すること(特
開昭60−202128号、特開昭62−2201号)
が提案されている。
レート単量体またはシラップを部分的に架橋重合してゲ
ル重合体とし、これを用いて成形品を製造すること(特
開昭60−202128号、特開昭62−2201号)
が提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) これによれば透明性、耐熱性に優れた架橋樹脂成形物が
得られるが、長時間の使用中、とくに高温度雰囲気下で
の使用中に変形および光沢消失がしばしば発生するとい
う問題のあることがわかった。
得られるが、長時間の使用中、とくに高温度雰囲気下で
の使用中に変形および光沢消失がしばしば発生するとい
う問題のあることがわかった。
本発明者等の検討によれば、上記問題は成形品の表面層
において内部から表層部に向かって硬化度が低下するこ
とに起因することが判明した。
において内部から表層部に向かって硬化度が低下するこ
とに起因することが判明した。
(問題を解決するための手段) 本発明者等はさらに検討の結果、表面近傍における残存
二重結合量の制御が問題解決に有効であることを見い出
し、本発明に到った。
二重結合量の制御が問題解決に有効であることを見い出
し、本発明に到った。
すなわち本発明は使用中の変形および表面外観の変化を
生じない架橋メタクリル系樹脂成形品を提供することを
目的とするもので、この目的は本発明によれば、アルキ
ルメタクリレートを主体とし、その重合体を溶解含有し
ていてもよい不飽和単量体(A)100重量部を架橋剤
(B)3〜100重量部とともに重合し、ゲル分率15
〜75%の時点で重合を停止して得られた部分架橋ゲル
重合体を所望の形状が付与される条件下で再度重合して
製造される物品であって、該物品の表面からの深さが
0.9〜1.0mm入った部分を中心として厚味0.3mm
の前記単量体と架橋剤の平均残存二重結合が4.5%以
下、かつ当該深度から表面に向かって該平均残存二重結
合量がほぼ等しいかもしくは減少しているメタクリル系
樹脂成形物品によって達せられる。
生じない架橋メタクリル系樹脂成形品を提供することを
目的とするもので、この目的は本発明によれば、アルキ
ルメタクリレートを主体とし、その重合体を溶解含有し
ていてもよい不飽和単量体(A)100重量部を架橋剤
(B)3〜100重量部とともに重合し、ゲル分率15
〜75%の時点で重合を停止して得られた部分架橋ゲル
重合体を所望の形状が付与される条件下で再度重合して
製造される物品であって、該物品の表面からの深さが
0.9〜1.0mm入った部分を中心として厚味0.3mm
の前記単量体と架橋剤の平均残存二重結合が4.5%以
下、かつ当該深度から表面に向かって該平均残存二重結
合量がほぼ等しいかもしくは減少しているメタクリル系
樹脂成形物品によって達せられる。
(作用) 本発明においてアルキルメタクリレートを主体とし、そ
の重合体を含有していてもよい不飽和単量体(A)と
は、アルキルメタクリレート単独またはアルキルメタク
リレートを主成分としこれと共重合し得る他のα、β−
エチレン系不飽和単量体との混合物あるいは該単量体も
しくは単量体混合物中にこれらの重合体を溶解含有する
シラップである。アルキルメタクリレートは、メチルメ
タクリレート、エチルメタクリレート、n−プロピルメ
タクリレート、イソプロピルメタクリレート、n−ブチ
ルメタクリレート、sec−ブチルメタクリレート、t
ert−ブチルメタクリレート、ラウリルメタクリレー
ト、シクロヘキシルメタクリレート等の単独または混合
物であるが低級アルキルメタクリレート、特にメチルメ
タクリレートが好ましい。
の重合体を含有していてもよい不飽和単量体(A)と
は、アルキルメタクリレート単独またはアルキルメタク
リレートを主成分としこれと共重合し得る他のα、β−
エチレン系不飽和単量体との混合物あるいは該単量体も
しくは単量体混合物中にこれらの重合体を溶解含有する
シラップである。アルキルメタクリレートは、メチルメ
タクリレート、エチルメタクリレート、n−プロピルメ
タクリレート、イソプロピルメタクリレート、n−ブチ
ルメタクリレート、sec−ブチルメタクリレート、t
ert−ブチルメタクリレート、ラウリルメタクリレー
ト、シクロヘキシルメタクリレート等の単独または混合
物であるが低級アルキルメタクリレート、特にメチルメ
タクリレートが好ましい。
共重合性単量体の例は、メチルアクリレート、エチルア
クリレート、n−プロピルアクリレート、イソプロピル
アクリレート、n−ブチルアクリレート、2−エチルヘ
キシルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、ラ
ウリルアクリレート等のアルキルアクリレート、2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピル
アクリレート、3−ヒドロキシブチルアクリレート等の
ヒドロキシアルキルアクリレート、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレ
ート、4−ヒドロキシブチルメタクリレート、2−ヒド
ロキシ−3−クロロプロピルメタクリレート等のヒドロ
キシアルキルメタクリレート、アクリル酸、メタクリル
酸、アクリル酸ネオジウム、アクリル酸鉛等のアクリル
酸塩、メタクリル酸ネオジウム、メタクリル酸鉛等のメ
タクリル酸塩、塩化ビニル、酢酸ビニル、アクリロニト
リル、メタクロニトリル、アクリルアミド、メタクリル
アミド、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、無水マレイン酸等である。
クリレート、n−プロピルアクリレート、イソプロピル
アクリレート、n−ブチルアクリレート、2−エチルヘ
キシルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、ラ
ウリルアクリレート等のアルキルアクリレート、2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピル
アクリレート、3−ヒドロキシブチルアクリレート等の
ヒドロキシアルキルアクリレート、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレ
ート、4−ヒドロキシブチルメタクリレート、2−ヒド
ロキシ−3−クロロプロピルメタクリレート等のヒドロ
キシアルキルメタクリレート、アクリル酸、メタクリル
酸、アクリル酸ネオジウム、アクリル酸鉛等のアクリル
酸塩、メタクリル酸ネオジウム、メタクリル酸鉛等のメ
タクリル酸塩、塩化ビニル、酢酸ビニル、アクリロニト
リル、メタクロニトリル、アクリルアミド、メタクリル
アミド、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、無水マレイン酸等である。
また前記アルキルメタクリレートまたはアルキルメタク
リレートを主成分とする単量体混合物の重合体を含むシ
ラップとしては、一般に25℃で1〜20,000セン
チポイズの粘度を有し、かつ3〜40重量%、好ましく
は6〜20重量%の重合体を含有する単量体である。
リレートを主成分とする単量体混合物の重合体を含むシ
ラップとしては、一般に25℃で1〜20,000セン
チポイズの粘度を有し、かつ3〜40重量%、好ましく
は6〜20重量%の重合体を含有する単量体である。
前記不飽和単量体100重量部を架橋剤3〜100重量
部とともに重合し、ゲル分率15〜75%の時点で重合
を停止して得られた部分架橋ゲル重合体からなる成形材
料は公知である(特開昭60−202128号、同62
−2201号等)。本発明はかかる部分架橋ゲル重合体
を用いるものであるから、その調製に用いる架橋剤
(B)について詳細な説明は特に要しないが、概略説明
すれば、本発明において使用される架橋剤は、分子内に
少なくとも2個の(メタ)アクリロイル基を有し前記
(メタ)アクリロイル基間に10以下の原子を有するこ
とが好ましく、例えば次式III〜V MA−O−(CH2)n−O−MA (III) (ここで、nは3〜6の整数であり、MAはメタクリロ
イル基を表わす。) [ここで、R1はH,CH3,C2H5またはCH2O
Hを、 はH,CH3,CH2OCOC=CH2(R4はHまた
はCH3を表わす。)またはCH2OHを、R3はHま
たはCH3をそれぞれ表わし、R1,R2およびR3は
同時に水素ではなく、(M)Aはメタクリロイル基または
アクリロイル基を表わす。] (M)AC−(CH2CH2O)n−(M)A (V) (ここで、nは1または2であり、(M)Aはメタクリ
ロイル基またはアクリロイル基を表わす。)で表わされ
る不飽和単量体である。
部とともに重合し、ゲル分率15〜75%の時点で重合
を停止して得られた部分架橋ゲル重合体からなる成形材
料は公知である(特開昭60−202128号、同62
−2201号等)。本発明はかかる部分架橋ゲル重合体
を用いるものであるから、その調製に用いる架橋剤
(B)について詳細な説明は特に要しないが、概略説明
すれば、本発明において使用される架橋剤は、分子内に
少なくとも2個の(メタ)アクリロイル基を有し前記
(メタ)アクリロイル基間に10以下の原子を有するこ
とが好ましく、例えば次式III〜V MA−O−(CH2)n−O−MA (III) (ここで、nは3〜6の整数であり、MAはメタクリロ
イル基を表わす。) [ここで、R1はH,CH3,C2H5またはCH2O
Hを、 はH,CH3,CH2OCOC=CH2(R4はHまた
はCH3を表わす。)またはCH2OHを、R3はHま
たはCH3をそれぞれ表わし、R1,R2およびR3は
同時に水素ではなく、(M)Aはメタクリロイル基または
アクリロイル基を表わす。] (M)AC−(CH2CH2O)n−(M)A (V) (ここで、nは1または2であり、(M)Aはメタクリ
ロイル基またはアクリロイル基を表わす。)で表わされ
る不飽和単量体である。
具体的には、1,3−プロピレングリコールジメタクリ
レート、1,4−ブチレングリコールジメタクリレー
ト、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、1,
3−ブチレングリコールジメタクリレート、ジメチロー
ルエタンジメタクリレート、1,1−ジメチロールプロ
パンジメタクリレート、2,2−ジメチロールプロパン
ジメタクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)ア
クリレート、テトラメチロールメタントリ(メタ)アク
リレート、テトラメチロールメタンジメタクリレート、
エチレングリコールジ(メタ)アクリレートおよびジエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート等を挙げるこ
とができる。
レート、1,4−ブチレングリコールジメタクリレー
ト、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、1,
3−ブチレングリコールジメタクリレート、ジメチロー
ルエタンジメタクリレート、1,1−ジメチロールプロ
パンジメタクリレート、2,2−ジメチロールプロパン
ジメタクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)ア
クリレート、テトラメチロールメタントリ(メタ)アク
リレート、テトラメチロールメタンジメタクリレート、
エチレングリコールジ(メタ)アクリレートおよびジエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート等を挙げるこ
とができる。
これらの架橋剤の配合量は前記不飽和単量体(A)10
0重量部に対し3〜100重量部、好ましくは3〜50
重量部、最も好ましくは5〜30重量部である。
0重量部に対し3〜100重量部、好ましくは3〜50
重量部、最も好ましくは5〜30重量部である。
本発明において部分架橋ゲル重合体を調製するとき重合
開始剤を使用する。これは通常の低温活性重合開始剤お
よび高温活性重合開始剤から選ばれた一種または二種以
上の混合物であることができる。一般に部分架橋ゲル重
合体の調製には低温活性重合開始剤が適しており、10
時間半減期を得るための分解温度が50℃以下、好まし
くは26〜45℃、特に26〜41℃の過酸化物および
アゾ化合物のラジカル重合開始剤がよい。その使用量は
前記不飽和単量体(A)と前記架橋剤(B)との合計量
に対して0.002〜1.0重量%、好ましくは0.0
05〜0.1重量%である。
開始剤を使用する。これは通常の低温活性重合開始剤お
よび高温活性重合開始剤から選ばれた一種または二種以
上の混合物であることができる。一般に部分架橋ゲル重
合体の調製には低温活性重合開始剤が適しており、10
時間半減期を得るための分解温度が50℃以下、好まし
くは26〜45℃、特に26〜41℃の過酸化物および
アゾ化合物のラジカル重合開始剤がよい。その使用量は
前記不飽和単量体(A)と前記架橋剤(B)との合計量
に対して0.002〜1.0重量%、好ましくは0.0
05〜0.1重量%である。
このような低温活性重合開始剤としては、例えば(1)
アセチルシクロヘキシルスルホニルパーオキサイド、イ
ソブチリルパーオキサイド、クミルバーオキシネオデカ
ノエート、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、
ジミリスチルパーオキシジカーボネート、2,2′−ア
ゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリ
ル)、(II)ジ−(2−エトキシエチル)パーオキシジ
カーボネート、ジ−(2−エトキシエチル)パーオキシ
ジカーボネート、ジ−(2−エチルヘキシル)パーオキ
シジカーボネート、(III)ジ−(3−メチル−3−メ
トキシブチル)パーオキシジカーボネート、t−ブチル
パーオキシデカノエート、2,2′−アゾビス(2,4
−ジメチルバレロニトリル)等があり、これらのうち、
好ましくは(I)および(II)のグループに属する化合
物であり、特に好ましくは(I)のグループに属する化
合物である。
アセチルシクロヘキシルスルホニルパーオキサイド、イ
ソブチリルパーオキサイド、クミルバーオキシネオデカ
ノエート、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、
ジミリスチルパーオキシジカーボネート、2,2′−ア
ゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリ
ル)、(II)ジ−(2−エトキシエチル)パーオキシジ
カーボネート、ジ−(2−エトキシエチル)パーオキシ
ジカーボネート、ジ−(2−エチルヘキシル)パーオキ
シジカーボネート、(III)ジ−(3−メチル−3−メ
トキシブチル)パーオキシジカーボネート、t−ブチル
パーオキシデカノエート、2,2′−アゾビス(2,4
−ジメチルバレロニトリル)等があり、これらのうち、
好ましくは(I)および(II)のグループに属する化合
物であり、特に好ましくは(I)のグループに属する化
合物である。
高温活性重合開始剤は本発明において特に成形条件下の
重合に適しており、分解温度が60〜220℃の重合開
始剤が好ましく成形サイクルを向上し、保存安定性を保
つため、好ましくは70〜170℃の分解温度を有する
重合開始剤が良い。その使用量は、不飽和単量体(A)
と架橋剤(B)との合計量に対して0.02〜5.0重
量%、好ましくは0.05〜4重量%使用される。
重合に適しており、分解温度が60〜220℃の重合開
始剤が好ましく成形サイクルを向上し、保存安定性を保
つため、好ましくは70〜170℃の分解温度を有する
重合開始剤が良い。その使用量は、不飽和単量体(A)
と架橋剤(B)との合計量に対して0.02〜5.0重
量%、好ましくは0.05〜4重量%使用される。
このような高温活性重合開始剤としては、例えば(IV)
t−ブチルクミルパーオキサイド、ジイソプロピルベン
ゼンハイドロパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキ
サイド、p−メンタンハイドロパーオキサイド、1,
1,3,3−テトラメチルブチルハイドロパーオキサイ
ド、2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジハイドロパ
ーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、t−ブ
チルハイドロパーオキサイド、1,1,2,2−テトラ
フェニル−1,2−エタンジオール、(V)1,1−ビ
ス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチル
シクロヘキサン、t−ブチルパーオキシラウレート、シ
クロヘキサノンパーオキサイド、t−ブチルパーオキシ
イソプロピルカーボネート、2,2−ビス(t−ブチル
パーオキシ)オクタン、t−ブチルパーオキシアセテー
ト、2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタン、t
−ブチルパーオキシベンゾエート、ジ−t−ブチルジパ
ーオキシイソフタレート、メチルエチルケトンパーオキ
サイド、α,α′−ビス(t−ブチルパーオキシイソプ
ロピル)ベンゼン、ジクミルパーオキサイド、(VI)t
−ブチルハイドロパーオキサイド、m−トルオイルパー
オキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルパ
ーオキシイソブチレート、オクタノイルパーオキサイ
ド、ラウロイルイパーオキサイド、サクシニックアシッ
ドパーオキサイド、アセチルパーオキサイド、1,1′
−アゾビス(シクロヘキサン−1−カーボニトリル)等
があり、これらのうち、好ましくは(IV)および(V)
のグループに属する化合物であり、特に好ましくは(I
V)のグループに属する化合物である。
t−ブチルクミルパーオキサイド、ジイソプロピルベン
ゼンハイドロパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキ
サイド、p−メンタンハイドロパーオキサイド、1,
1,3,3−テトラメチルブチルハイドロパーオキサイ
ド、2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジハイドロパ
ーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、t−ブ
チルハイドロパーオキサイド、1,1,2,2−テトラ
フェニル−1,2−エタンジオール、(V)1,1−ビ
ス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチル
シクロヘキサン、t−ブチルパーオキシラウレート、シ
クロヘキサノンパーオキサイド、t−ブチルパーオキシ
イソプロピルカーボネート、2,2−ビス(t−ブチル
パーオキシ)オクタン、t−ブチルパーオキシアセテー
ト、2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタン、t
−ブチルパーオキシベンゾエート、ジ−t−ブチルジパ
ーオキシイソフタレート、メチルエチルケトンパーオキ
サイド、α,α′−ビス(t−ブチルパーオキシイソプ
ロピル)ベンゼン、ジクミルパーオキサイド、(VI)t
−ブチルハイドロパーオキサイド、m−トルオイルパー
オキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルパ
ーオキシイソブチレート、オクタノイルパーオキサイ
ド、ラウロイルイパーオキサイド、サクシニックアシッ
ドパーオキサイド、アセチルパーオキサイド、1,1′
−アゾビス(シクロヘキサン−1−カーボニトリル)等
があり、これらのうち、好ましくは(IV)および(V)
のグループに属する化合物であり、特に好ましくは(I
V)のグループに属する化合物である。
本発明において部分架橋ゲル重合体は、前記不飽和単量
体(A)と架橋重剤(B)との混合物を重合開始剤の存
在下に加熱して重合させることにより調整される。この
重合反応は、10〜80℃、好ましくは35〜65℃の
温度で10〜200分間、好ましくは20〜150分間
行なわれる。ここで、低温活性および高温活性の両重合
開始剤を併用する場合には、低温活性重合開始剤はほぼ
全量消費されるが高温活性重合開始剤は、前記反応温度
では分解せずにそのまま残留し、後続の成形条件下での
重合開始剤として作用する。
体(A)と架橋重剤(B)との混合物を重合開始剤の存
在下に加熱して重合させることにより調整される。この
重合反応は、10〜80℃、好ましくは35〜65℃の
温度で10〜200分間、好ましくは20〜150分間
行なわれる。ここで、低温活性および高温活性の両重合
開始剤を併用する場合には、低温活性重合開始剤はほぼ
全量消費されるが高温活性重合開始剤は、前記反応温度
では分解せずにそのまま残留し、後続の成形条件下での
重合開始剤として作用する。
これらの高温活性重合開始剤は、部分架橋ゲル重合体調
製時に前記低温活性重合開始剤とともに添加しても良
く、また部分架橋ゲル重合体調製後ニーダーあるいは押
出機等により混練するとき添加混合しても良い。
製時に前記低温活性重合開始剤とともに添加しても良
く、また部分架橋ゲル重合体調製後ニーダーあるいは押
出機等により混練するとき添加混合しても良い。
部分架橋ゲル重合体のゲル分率は、15〜75%、好ま
しくは15〜50%である。ここでいうゲル分率とは、
ソックスレー抽出器により重合禁止剤添加したアセトン
中で部分架橋ゲル重合体を抽出し、抽出後に乾燥した試
料重量を抽出前の試料重量で除し百分率で表わしたもの
である。
しくは15〜50%である。ここでいうゲル分率とは、
ソックスレー抽出器により重合禁止剤添加したアセトン
中で部分架橋ゲル重合体を抽出し、抽出後に乾燥した試
料重量を抽出前の試料重量で除し百分率で表わしたもの
である。
ゲル分率15%未満では目的とする成形品を得るために
長時間金型内で保圧しておかなければならず、成形品に
発泡及びクラックが発生し易い。一方ゲル分率が75%
を超える場合には金型内キャビティーへの充填時流動性
が悪く表面が平滑にならない。
長時間金型内で保圧しておかなければならず、成形品に
発泡及びクラックが発生し易い。一方ゲル分率が75%
を超える場合には金型内キャビティーへの充填時流動性
が悪く表面が平滑にならない。
所望重合率の部分架橋ゲル重合体は、急冷などにより重
合反応を停止することにより得ることができるが、さら
に前記不飽和重合体(A)と架橋剤(B)との混合物を
前記重合開始剤の存在下に加熱重合させるに当り、次の
ような調節剤を添加することにより、容易に得ることが
できる。このような調節剤は例えば、1,4(8)−P
−メンタジエン、2,6−ジメチル−2,4,6−オク
タトリエン、4,4−P−メンタジエン、1,4−シク
ロヘキサジエンおよびα−メチルスチレン二量体であ
る。
合反応を停止することにより得ることができるが、さら
に前記不飽和重合体(A)と架橋剤(B)との混合物を
前記重合開始剤の存在下に加熱重合させるに当り、次の
ような調節剤を添加することにより、容易に得ることが
できる。このような調節剤は例えば、1,4(8)−P
−メンタジエン、2,6−ジメチル−2,4,6−オク
タトリエン、4,4−P−メンタジエン、1,4−シク
ロヘキサジエンおよびα−メチルスチレン二量体であ
る。
このような調節剤は前記樹脂原料(A)と架橋剤(B)
との合計量に対して0.0001〜0.5重量%、好ま
しくは0.001〜0.2重量%、最も好ましくは0.
005〜0.1重量%の範囲で使用される。
との合計量に対して0.0001〜0.5重量%、好ま
しくは0.001〜0.2重量%、最も好ましくは0.
005〜0.1重量%の範囲で使用される。
本発明によるメタクリル系樹脂成形物品は上述の部分架
橋ゲル重合体を所望の形状が付与される条件下で再度重
合して製造される物品であって、該物品の表面からの深
さが0.9〜1.0mm入った部分を中心にして厚味0.
3mmの前記単量体と架橋剤の平均残存二重結合が4.5
%以下、かつ当該深度から表面に向かって該平均残存二
重結合量がほぼ等しいかもしくは減少しているものであ
る。上記条件を満たさない成形物品、例えば表面からの
深さが0.9〜1.0mm入った部分を中心として厚味
0.3mmの前記単量体と架橋剤の平均残存二重結合量が
4.5%以下で表層部の平均残存二重結合量が6%程度
のものは、長期間の使用により、変形あるいは光沢消失
が生じる。
橋ゲル重合体を所望の形状が付与される条件下で再度重
合して製造される物品であって、該物品の表面からの深
さが0.9〜1.0mm入った部分を中心にして厚味0.
3mmの前記単量体と架橋剤の平均残存二重結合が4.5
%以下、かつ当該深度から表面に向かって該平均残存二
重結合量がほぼ等しいかもしくは減少しているものであ
る。上記条件を満たさない成形物品、例えば表面からの
深さが0.9〜1.0mm入った部分を中心として厚味
0.3mmの前記単量体と架橋剤の平均残存二重結合量が
4.5%以下で表層部の平均残存二重結合量が6%程度
のものは、長期間の使用により、変形あるいは光沢消失
が生じる。
本発明において残存二重結合量とは、赤外線法により、
C=Cに帰属する1620nm付近の吸収帯ピーク高さか
ら求めたものである。測定の方法としては前記不飽和単
量体と前記架橋剤との混合物を該吸収帯ピークに影響を
与えない溶媒で希釈しあらかじめC=Cが含有する濃
度、測定厚みおよびピーク高さとの検量線を作り、成形
品の当該測定部分のピーク高さから検量線より残存二重
結合量を求める。
C=Cに帰属する1620nm付近の吸収帯ピーク高さか
ら求めたものである。測定の方法としては前記不飽和単
量体と前記架橋剤との混合物を該吸収帯ピークに影響を
与えない溶媒で希釈しあらかじめC=Cが含有する濃
度、測定厚みおよびピーク高さとの検量線を作り、成形
品の当該測定部分のピーク高さから検量線より残存二重
結合量を求める。
本発明において成形品の肉厚として2〜20mmがあげら
れるが、これは厳密なものではなく部分架橋ゲル状架橋
重合体を用いて容易に製造しうる成形品の肉厚を考慮し
て規定されるものである。上記成形物品は、圧縮成形
機、射出成形機、移送成形機などの通常の成形機に装着
された成形型内に部分架橋ゲル重合体を投入し、次のよ
うな条件で重合を行なうことにより製造することができ
る。
れるが、これは厳密なものではなく部分架橋ゲル状架橋
重合体を用いて容易に製造しうる成形品の肉厚を考慮し
て規定されるものである。上記成形物品は、圧縮成形
機、射出成形機、移送成形機などの通常の成形機に装着
された成形型内に部分架橋ゲル重合体を投入し、次のよ
うな条件で重合を行なうことにより製造することができ
る。
まず成形金型温度を70〜120℃、好ましくは80〜
110℃に昇温し所望の一定温度とし、該金型キャビテ
ィー内に該ゲル重合体を充填した後初期成形圧力20〜
60kg/cm2で15〜120秒間保つとともに、この時
間内あるいは時間経過後に昇温を開始し135℃〜17
0℃、好ましくは145℃〜160℃の金型温度とし、
かつ初期成形保圧終了後または所定一定温度到達後に1
00〜350kg/cm2の成形圧力まで段階的に上昇させ
1〜5分間保温保圧を行なう。この後金型温度と成形品
が変形しない程度の温度80〜120℃に冷却し、金型
を開いて成形品を取り出す。
110℃に昇温し所望の一定温度とし、該金型キャビテ
ィー内に該ゲル重合体を充填した後初期成形圧力20〜
60kg/cm2で15〜120秒間保つとともに、この時
間内あるいは時間経過後に昇温を開始し135℃〜17
0℃、好ましくは145℃〜160℃の金型温度とし、
かつ初期成形保圧終了後または所定一定温度到達後に1
00〜350kg/cm2の成形圧力まで段階的に上昇させ
1〜5分間保温保圧を行なう。この後金型温度と成形品
が変形しない程度の温度80〜120℃に冷却し、金型
を開いて成形品を取り出す。
この時初期成形圧力が20kg/cm2未満では、重合収縮
による体積変化に対応できず成形品にクラック、発泡、
ヒゲが発生し、60kg/cm2を超える場合には該ゲル重
合体が流出し成形品の厚味を一定に保持できず、一方到
達昇温度が130℃未満の場合には目的とする残存二重
結合量の成形物品は得られず、170℃を超える場合に
は分解が起こり見掛け上さらに残存二重結合が増加した
り成形品が黄変するという問題が生ずるので注意を要す
る。
による体積変化に対応できず成形品にクラック、発泡、
ヒゲが発生し、60kg/cm2を超える場合には該ゲル重
合体が流出し成形品の厚味を一定に保持できず、一方到
達昇温度が130℃未満の場合には目的とする残存二重
結合量の成形物品は得られず、170℃を超える場合に
は分解が起こり見掛け上さらに残存二重結合が増加した
り成形品が黄変するという問題が生ずるので注意を要す
る。
成形型温度を成形サイクル中に上昇させる方法として
は、(1)金型内にオイルを通す通路を切削して作りそ
の中に170℃〜350℃に加熱された熱媒油を通す方
法、(2)圧力25〜30kg/cm2を持つスチームをあ
らかじめ金型内に設けた通路に通す方法、(3)金型内
に電気電導の良好な材料でコイルを装着し、高周波電流
(5KHz〜250KHz)をコイルに流すことにより
強磁性体である金型が発熱され金型のキャビティー面が
昇温される方法等があげられる。
は、(1)金型内にオイルを通す通路を切削して作りそ
の中に170℃〜350℃に加熱された熱媒油を通す方
法、(2)圧力25〜30kg/cm2を持つスチームをあ
らかじめ金型内に設けた通路に通す方法、(3)金型内
に電気電導の良好な材料でコイルを装着し、高周波電流
(5KHz〜250KHz)をコイルに流すことにより
強磁性体である金型が発熱され金型のキャビティー面が
昇温される方法等があげられる。
また本発明で用いる部分架橋ゲル重合体は、ベトつかず
形状保持性を有しているのでシート状、ロッド、ペレッ
トなど任意の形状で取り扱うことができるが破砕機で破
砕したフレーク状または混練機で混練したタブレット状
でも差しつかえなし、あるいは必要に応じて着色剤、充
填剤などの添加剤を配合することもできる。
形状保持性を有しているのでシート状、ロッド、ペレッ
トなど任意の形状で取り扱うことができるが破砕機で破
砕したフレーク状または混練機で混練したタブレット状
でも差しつかえなし、あるいは必要に応じて着色剤、充
填剤などの添加剤を配合することもできる。
このようにして得られたメタクリル系樹脂成形物品は、
表層部の平均残存二重結合量が大きい値を有する従来の
一定温度成形品と異なり、表面層より0.9〜1.0mm
入った部分を中心として厚味0.3mmの平均残存二重結
合量が4.5%以下であり、かつ表層部に向かって平均
残存二重結合量が等しいかもしくは減少する特徴を有す
るものとなる。
表層部の平均残存二重結合量が大きい値を有する従来の
一定温度成形品と異なり、表面層より0.9〜1.0mm
入った部分を中心として厚味0.3mmの平均残存二重結
合量が4.5%以下であり、かつ表層部に向かって平均
残存二重結合量が等しいかもしくは減少する特徴を有す
るものとなる。
(実施例) 以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
なお実施例および比較例により得られた合成樹脂成形品
の物性および性能は、以下の方法により測定した。
なお実施例および比較例により得られた合成樹脂成形品
の物性および性能は、以下の方法により測定した。
ゲル分率 得られた部分架橋ゲル重合体を2mm以下の小片とし、あ
らかじめ重量(×)を測定した試料をソックスレー抽出
機により2%のハイドロキノンを添加したアセトン中で
50℃10時間抽出を行い、乾燥後の試料重量(y)を
測定して下式で算出しゲル分率(%)とした。
らかじめ重量(×)を測定した試料をソックスレー抽出
機により2%のハイドロキノンを添加したアセトン中で
50℃10時間抽出を行い、乾燥後の試料重量(y)を
測定して下式で算出しゲル分率(%)とした。
残存二重結合量 赤外線法によりC=Cに帰属する1620nm付近の吸光
度による吸収帯ピーク高さに注目し、該不飽和重合体と
該架橋剤の混合物を該吸収帯ピークに影響をあたえない
溶媒で稀釈してあらかじめC=Cが含有する濃度と測定
厚み及びピーク高との検量線を作り、成形品から切除し
た表層部および内部の0.3mm板厚井について測定した
ピーク高さから検量線より残存二重結合量を求めた。吸
収ピークの測定装置としては分光光度計(日立製作所
(株)製323型)を使用した。
度による吸収帯ピーク高さに注目し、該不飽和重合体と
該架橋剤の混合物を該吸収帯ピークに影響をあたえない
溶媒で稀釈してあらかじめC=Cが含有する濃度と測定
厚み及びピーク高との検量線を作り、成形品から切除し
た表層部および内部の0.3mm板厚井について測定した
ピーク高さから検量線より残存二重結合量を求めた。吸
収ピークの測定装置としては分光光度計(日立製作所
(株)製323型)を使用した。
熱変形温度 ASTMD648に基づいて試験を行った。
表面粗さ測定 表面粗さ計(小板製作所製AY−22型)によりJIS
B 0601,B 1982に基づいて成形品の表面粗
さを測定した。また金型は同一型材を同一研磨方法で研
磨したものを測定し金型面粗さとして対応させた。
B 0601,B 1982に基づいて成形品の表面粗
さを測定した。また金型は同一型材を同一研磨方法で研
磨したものを測定し金型面粗さとして対応させた。
促進曝露 紫外線促進曝露試験機(東洋精機(株)製ALTAS−
UVcon)を使用して、湿潤50℃4時間のうち70
℃で紫外線曝露のみ8時間のサイクルで所定時間曝露を
行った。
UVcon)を使用して、湿潤50℃4時間のうち70
℃で紫外線曝露のみ8時間のサイクルで所定時間曝露を
行った。
テーパー摩耗 摩耗輪CS−10F、荷重500g回転数100回と
し、ASTMD 1044に基づいて摩耗試験を行っ
た。
し、ASTMD 1044に基づいて摩耗試験を行っ
た。
スチールウール 東洋精機製作所製の引っかき試験機を使用し、圧力を耐
擦傷性膜に対して100g/cm2、横行速度16mm/s
ecで#000のスチールウールを使用し、100回往
住させたときJISK 7105により拡散透明率と全
光線透過率の比を曇価とし、試験前後の曇価の差を、ス
チールウールによる耐擦傷性と定めて試験を行った。
擦傷性膜に対して100g/cm2、横行速度16mm/s
ecで#000のスチールウールを使用し、100回往
住させたときJISK 7105により拡散透明率と全
光線透過率の比を曇価とし、試験前後の曇価の差を、ス
チールウールによる耐擦傷性と定めて試験を行った。
実施例−1〜4 平均重合度23,000のポリメチルメタクリレートを
8重量%含有するメチルメタクリレートシラップ80重
量部、2,2−ジメチルプロパンジオール−1,3−ジ
メタクリレート20重量部、1,4(8)−P−メンタ
ジエン0.08g/kg、2,2′−アゾビス(4−メト
キシ−2,4−ジメチル)バレロニトリル0.03g/
kg、ジ−t−ブチルパーオキシヘキサヒドロフタレート
0.5g/kg、2,2′−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)ブタン1g/kgおよびジ−t−ブチルパーオキサイ
ド3g/kgを混合溶解した混合物を板厚6mmで450×
350mmの広さを持つ2枚の強化ガラス板で、塩化ビニ
ル樹脂製のガスケットを使用し、間隔が10mmになる様
に組立てられたセルに注入し、予め55℃に加熱された
恒温水槽にそのセルを投入し、2時間30分重合した後
取り出し、ゲル分率35%の部分架橋ゲル重合体を得
た。この部分架橋ゲル重合体を、スクリュー径40φ、
L/D=15の単軸押出機にて混練された部分架橋ゲル
重合体を得た。
8重量%含有するメチルメタクリレートシラップ80重
量部、2,2−ジメチルプロパンジオール−1,3−ジ
メタクリレート20重量部、1,4(8)−P−メンタ
ジエン0.08g/kg、2,2′−アゾビス(4−メト
キシ−2,4−ジメチル)バレロニトリル0.03g/
kg、ジ−t−ブチルパーオキシヘキサヒドロフタレート
0.5g/kg、2,2′−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)ブタン1g/kgおよびジ−t−ブチルパーオキサイ
ド3g/kgを混合溶解した混合物を板厚6mmで450×
350mmの広さを持つ2枚の強化ガラス板で、塩化ビニ
ル樹脂製のガスケットを使用し、間隔が10mmになる様
に組立てられたセルに注入し、予め55℃に加熱された
恒温水槽にそのセルを投入し、2時間30分重合した後
取り出し、ゲル分率35%の部分架橋ゲル重合体を得
た。この部分架橋ゲル重合体を、スクリュー径40φ、
L/D=15の単軸押出機にて混練された部分架橋ゲル
重合体を得た。
一方、出力20kwで周波数25kHzの高周波電流を
発信させる発信機に外径8φ内径6φの銅パイプをコイ
ル状にしてパイプ内に28℃2.5kg/cm2の冷却水を
通水した発熱体を投影面積180×200の金型内にキ
ャビティー内面から肉厚方向に10mmの位置に装着して
接続し、該金型を最大型締力100tonを有するプレ
ス成形機に取り付た。
発信させる発信機に外径8φ内径6φの銅パイプをコイ
ル状にしてパイプ内に28℃2.5kg/cm2の冷却水を
通水した発熱体を投影面積180×200の金型内にキ
ャビティー内面から肉厚方向に10mmの位置に装着して
接続し、該金型を最大型締力100tonを有するプレ
ス成形機に取り付た。
まず該金型を発信機の出力を制御して100℃に保温し
て一定温度に落ち付いた後、該ゲル重合体を投入して2
分間成形圧力25kg/cm2で保持した後、発信機の出力
を増加して昇温を開始すると同時に段階的に圧力を上昇
させ最終成形圧力を200kg/cm2とした。又金型温度
は同時に上昇して行き30秒で160℃になった時点で
放熱をおぎなう程度の発信機の出力におさえ160℃で
3分及び4分間保持した後、出力をとめて、金型を冷却
して110℃になった時点で金型を開いて成形品を取り
出した。得られた成形品の残存二重結合量及び、130
℃5時間及び10時間の後重合前後の表面粗さをそれぞ
れ測定し第1表に示した。
て一定温度に落ち付いた後、該ゲル重合体を投入して2
分間成形圧力25kg/cm2で保持した後、発信機の出力
を増加して昇温を開始すると同時に段階的に圧力を上昇
させ最終成形圧力を200kg/cm2とした。又金型温度
は同時に上昇して行き30秒で160℃になった時点で
放熱をおぎなう程度の発信機の出力におさえ160℃で
3分及び4分間保持した後、出力をとめて、金型を冷却
して110℃になった時点で金型を開いて成形品を取り
出した。得られた成形品の残存二重結合量及び、130
℃5時間及び10時間の後重合前後の表面粗さをそれぞ
れ測定し第1表に示した。
実施例5、6 実施例1において、最高温度160℃を140℃、この
温度での保持時間3分及び4分を1分及び2分にして同
様に成形を行なった。得られた成形品の残存二重結合量
及び130℃10時間の後重合前後の表面粗さを測定
し、第1表に示した。
温度での保持時間3分及び4分を1分及び2分にして同
様に成形を行なった。得られた成形品の残存二重結合量
及び130℃10時間の後重合前後の表面粗さを測定
し、第1表に示した。
比較例1〜4 実施例1において、金型温度を130℃一定として部分
架橋ゲル重合体充填後成形圧35kg/cm2から段階的に
200kg/cm2まで上昇させ、材料充填後6.5分間及
び20分間保持したのち冷却して成形品を得た。得られ
た成形品の残存二重結合量及び130℃5時間及び10
時間の後重合前後の表面粗さを測定し第1表に示した。
架橋ゲル重合体充填後成形圧35kg/cm2から段階的に
200kg/cm2まで上昇させ、材料充填後6.5分間及
び20分間保持したのち冷却して成形品を得た。得られ
た成形品の残存二重結合量及び130℃5時間及び10
時間の後重合前後の表面粗さを測定し第1表に示した。
比較例5 実施例1において、160℃の保持時間を1分として同
様に成形を行なった。得られた成形品の残存二重結合量
及び130℃10時間の後重合前後の表面粗さを測定
し、第1表に示した。
様に成形を行なった。得られた成形品の残存二重結合量
及び130℃10時間の後重合前後の表面粗さを測定
し、第1表に示した。
実施例7、比較例6 実施例1において、最高温度160℃を140℃、この
温度での保持時間を4分として同様に成形して得た5mm
厚の成形品、および実施例1において金型温度130℃
一定として部分架橋ゲル重合体充填後成形圧35kg/cm
2から段階的に200kg/cm2まで上昇させ材料充填後6
分間保持したのち冷却して得た5mm厚の成形品について
各部の3mm厚の残存二重結合量を測定し、その結果を第
1図に示した。
温度での保持時間を4分として同様に成形して得た5mm
厚の成形品、および実施例1において金型温度130℃
一定として部分架橋ゲル重合体充填後成形圧35kg/cm
2から段階的に200kg/cm2まで上昇させ材料充填後6
分間保持したのち冷却して得た5mm厚の成形品について
各部の3mm厚の残存二重結合量を測定し、その結果を第
1図に示した。
実施例8〜10 実施例7と同様に成形して4mm、6mmおよび8mm厚の成
形品を得た。この成形品の各部の3mm厚の残存二重結合
量を測定したところ、実施例7と同様の残存二重結合量
の分布を得た。
形品を得た。この成形品の各部の3mm厚の残存二重結合
量を測定したところ、実施例7と同様の残存二重結合量
の分布を得た。
実施例11 メチルメタクリレート80重量部に、2,2−ジメチロ
ールプロパンジメタクリレート20重量部、1,4
(8)−P−メンタジエン0.1g/kg、2,2′−ア
ゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチロールバレロニ
トリル0.03g/kg、ジ−t−ブチルパーオキシ−エ
キサハイドロテレフタレート0.5g/kgおよびジ−t
−ブチルパーオキサイド3g/kgを混合溶解した混合物
を実施例1の方法で4時間重合し、ゲル分率45%の部
分架橋ゲル重合体を得た。これを実施例1と同様にし混
練された部分架橋ゲル重合体を得た。一方予め実施例1
で用いた設備で135℃に加熱された金型に、カプロラ
クタム変性ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート
(日本化薬製DPCA−20)60重量部、トリスアク
リロイルシアヌレート20重量部、1,6−ヘキサンジ
オールジアクリレート20重量部、メチルメタアクリレ
ート20重量部、ベンゾイルパーオキサイド1.0重量
%、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート
4.0重量%からなる耐擦傷性層形成材料をスプレー塗
装し45秒間重合した後、発信機の出力を落とし金型温
度を110℃にした後、上記ゲル重合体を投入し型締を
行い、実施例−1同様に昇温昇圧し、3分間高温保圧し
た後金型を100℃に冷却して金型を開き成形品を取り
出し130℃10時間後重合し試験サンプルを得た。こ
の耐擦傷性能の促進曝露による経時変化の結果を第2図
に示した。
ールプロパンジメタクリレート20重量部、1,4
(8)−P−メンタジエン0.1g/kg、2,2′−ア
ゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチロールバレロニ
トリル0.03g/kg、ジ−t−ブチルパーオキシ−エ
キサハイドロテレフタレート0.5g/kgおよびジ−t
−ブチルパーオキサイド3g/kgを混合溶解した混合物
を実施例1の方法で4時間重合し、ゲル分率45%の部
分架橋ゲル重合体を得た。これを実施例1と同様にし混
練された部分架橋ゲル重合体を得た。一方予め実施例1
で用いた設備で135℃に加熱された金型に、カプロラ
クタム変性ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート
(日本化薬製DPCA−20)60重量部、トリスアク
リロイルシアヌレート20重量部、1,6−ヘキサンジ
オールジアクリレート20重量部、メチルメタアクリレ
ート20重量部、ベンゾイルパーオキサイド1.0重量
%、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート
4.0重量%からなる耐擦傷性層形成材料をスプレー塗
装し45秒間重合した後、発信機の出力を落とし金型温
度を110℃にした後、上記ゲル重合体を投入し型締を
行い、実施例−1同様に昇温昇圧し、3分間高温保圧し
た後金型を100℃に冷却して金型を開き成形品を取り
出し130℃10時間後重合し試験サンプルを得た。こ
の耐擦傷性能の促進曝露による経時変化の結果を第2図
に示した。
比較例7 実施例11と同様の部分架橋ゲル重合体、耐擦傷性層形
成材料を使用し、金型温度を135℃一定で20分間成
形すること以外は実施例5と同様におこない試験サンプ
ルを得た。この耐擦傷性能の促進曝路による経時変化の
結果を第2図に示した。
成材料を使用し、金型温度を135℃一定で20分間成
形すること以外は実施例5と同様におこない試験サンプ
ルを得た。この耐擦傷性能の促進曝路による経時変化の
結果を第2図に示した。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明により得られたメタクリル系
樹脂成形物品は、表面からの深さが0.9〜1.0mm入
った部分を中心として厚味0.3mmの平均残存二重結合
量が4.5%以下、かつ当該深度範囲から表面に向かっ
て該平均残存二重結合量がほぼ等しいかもしくは減少し
ているものであるから、使用中の変形および表面外観の
変化のない透明性、耐熱性にすぐれた成形品であり、透
明性、耐熱性を必要とする照明カバー、自動車用部品、
レンズなどの光学部品等に有用である。また、アクリル
系の耐擦傷性皮膜を成形と同時に重合固化させるものに
おいても本発明の成形品である場合には、その塗膜の曝
露における耐擦傷性低下を改良する効果を有する。
樹脂成形物品は、表面からの深さが0.9〜1.0mm入
った部分を中心として厚味0.3mmの平均残存二重結合
量が4.5%以下、かつ当該深度範囲から表面に向かっ
て該平均残存二重結合量がほぼ等しいかもしくは減少し
ているものであるから、使用中の変形および表面外観の
変化のない透明性、耐熱性にすぐれた成形品であり、透
明性、耐熱性を必要とする照明カバー、自動車用部品、
レンズなどの光学部品等に有用である。また、アクリル
系の耐擦傷性皮膜を成形と同時に重合固化させるものに
おいても本発明の成形品である場合には、その塗膜の曝
露における耐擦傷性低下を改良する効果を有する。
第1図は、本発明による実施例7と比較例6で得られた
成形品の各部の3mm厚の残存二重結合量の分布を板厚方
向の硬化度分布を示す図面、第2図は実施例11と比較
例7で得られた成形品および市販の耐擦傷性付与板の紫
外線促進曝露試験における耐擦傷性能の経時変化を示す
図面である。
成形品の各部の3mm厚の残存二重結合量の分布を板厚方
向の硬化度分布を示す図面、第2図は実施例11と比較
例7で得られた成形品および市販の耐擦傷性付与板の紫
外線促進曝露試験における耐擦傷性能の経時変化を示す
図面である。
Claims (1)
- 【請求項1】アルキルメタクリレートを主体とし、その
重合体を溶解含有していてもよい不飽和単量体(A)1
00重量部を架橋剤(B)3〜100重量部とともに部
分的に重合し、ゲル分率15〜75%の時点で重合を停
止して得られた部分架橋ゲル重合体を所望の形状が付与
される条件下で再度重合して製造される物品であって、
該物品の表面からの深さが0.9〜1.0mm入った部分
を中心として厚味0.3mmの前記単量体と架橋剤の平均
残存二重結合が4.5%以下、かつ当該深度から表面に
向かって該平均残存二重結合量がほぼ等しいかもしくは
減少していることを特徴とするメタクリル系樹脂成形
品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12764387A JPH0618895B2 (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | メタクリル系樹脂成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12764387A JPH0618895B2 (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | メタクリル系樹脂成形品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63291927A JPS63291927A (ja) | 1988-11-29 |
| JPH0618895B2 true JPH0618895B2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=14965165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12764387A Expired - Fee Related JPH0618895B2 (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | メタクリル系樹脂成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618895B2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-25 JP JP12764387A patent/JPH0618895B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63291927A (ja) | 1988-11-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH056570B2 (ja) | ||
| US3405088A (en) | Thick, cured polymethyl methacrylate article and process for its preparation | |
| US3380980A (en) | Preparation of methyl methacrylate polymer sirups | |
| JP2537877B2 (ja) | メタクリル系樹脂成形物品の製造方法 | |
| US4509163A (en) | Process for producing a low hygroscopic methacrylic resin and information recording substrates made therefrom | |
| JP4182293B2 (ja) | メタクリル樹脂厚板の製造方法 | |
| JP3061551B2 (ja) | メタクリル系樹脂の製造方法 | |
| JPS61171713A (ja) | ポリメチルメタクリレ−ト系成型品の製造方法 | |
| JPS63291927A (ja) | メタクリル系樹脂成形品 | |
| JP4934906B2 (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH0627200B2 (ja) | メタクリル系樹脂成形材料 | |
| JPH0848725A (ja) | 耐熱性に優れた光学材料用高屈折率樹脂 | |
| JPH0569844B2 (ja) | ||
| JP5099250B2 (ja) | 成形体及び成形体の製造方法 | |
| JP7139670B2 (ja) | メタクリル系樹脂組成物及びその製造方法 | |
| JPS5884807A (ja) | メタクリル樹脂成形品の製造方法 | |
| JP4466244B2 (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH0667991B2 (ja) | メタクリル系樹脂成形物品の製造方法 | |
| JPH05132525A (ja) | アクリル系樹脂成形材料の製造方法 | |
| JPH0618969B2 (ja) | メタクリル系樹脂成形材料 | |
| JP2002356518A (ja) | 樹脂組成物、成形体及び成形体の製造方法 | |
| JP2003040906A (ja) | メタクリル樹脂板の製造方法 | |
| JPH0618832B2 (ja) | メタクリル系樹脂成形物品の製造方法 | |
| JP2002160228A (ja) | メタクリル系樹脂注型品の製造方法 | |
| JPH0569845B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |