JPH0618909B2 - 複合材料の製造法 - Google Patents
複合材料の製造法Info
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- JPH0618909B2 JPH0618909B2 JP59233523A JP23352384A JPH0618909B2 JP H0618909 B2 JPH0618909 B2 JP H0618909B2 JP 59233523 A JP59233523 A JP 59233523A JP 23352384 A JP23352384 A JP 23352384A JP H0618909 B2 JPH0618909 B2 JP H0618909B2
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- solution
- polymer
- monomer
- chloride
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- Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は複合材料の製造法に関する。さらに詳しくは本
発明は無電解酸化重合方法により高分子材料に電気化学
的に重合し得る単量体を重合させる複合材料の製造法に
関する。
発明は無電解酸化重合方法により高分子材料に電気化学
的に重合し得る単量体を重合させる複合材料の製造法に
関する。
[従来の技術] 複合材料を製造する従来の方法として電解酸化重合方法
がある。(丹羽修、玉村敏昭ら、高分子学会予稿集33
4 844〜845)これは絶縁フィルムの導電化を
目的とし、電気化学的に絶縁フィルム中にピロールを重
合して導電複合フィルムを得る方法である。この方法
は、絶縁フィルムを電極と成り得る物質の上にキャスト
法により製膜するか、あるいは製膜した絶縁フィルムを
電極に密着させるかして、電解槽中で電解重合する方法
である。
がある。(丹羽修、玉村敏昭ら、高分子学会予稿集33
4 844〜845)これは絶縁フィルムの導電化を
目的とし、電気化学的に絶縁フィルム中にピロールを重
合して導電複合フィルムを得る方法である。この方法
は、絶縁フィルムを電極と成り得る物質の上にキャスト
法により製膜するか、あるいは製膜した絶縁フィルムを
電極に密着させるかして、電解槽中で電解重合する方法
である。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながらこの方法では、電極等の電解酸化重合用の
装置が必要であったり、操作が面倒である等の欠点があ
った。またこの方法では、複合しようとする高分子材料
と電気化学的に重合し得る単量体との組合せによって
は、重合体が生成しなかったり、生成しても不均一な複
合材料しか得られないという問題点もあった。
装置が必要であったり、操作が面倒である等の欠点があ
った。またこの方法では、複合しようとする高分子材料
と電気化学的に重合し得る単量体との組合せによって
は、重合体が生成しなかったり、生成しても不均一な複
合材料しか得られないという問題点もあった。
本発明の目的は、これらの問題点を解決し、面倒な操作
を必要とせず工業的に容易な複合材料を製造する方法を
提供することにある。
を必要とせず工業的に容易な複合材料を製造する方法を
提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的は、以下の本発明によって達成される。
すなわち本発明は、フィルム、イオン交換膜および高分
子固体電解質から選ばれた高分子材料を、酸化剤を含む
溶液に接触させた後、該溶液中の溶媒を除去し、次い
で、電気化学的に酸化重合し得る単量体に接触させるこ
とを特徴とする複合材料の製造法である。
子固体電解質から選ばれた高分子材料を、酸化剤を含む
溶液に接触させた後、該溶液中の溶媒を除去し、次い
で、電気化学的に酸化重合し得る単量体に接触させるこ
とを特徴とする複合材料の製造法である。
電気化学的に重合し得る単量体は、以下単に単量体と記
す。
す。
本発明の単量体とは、電気化学的に重合できるものであ
れば、いわゆる単量体のみならず、二量体、三量体等の
オリゴマでも構わない。このような単量体には大きく分
けてヘテロ五員環やそれを構造上含む化合物やそれらの
誘導体と、ベンゼン環にアミノ基や水酸基やアルコキシ
基がついた化合物と、その他の化合物がある。例えばヘ
テロ五員環やそれを構造上含む化合物にはピロール、フ
ラン、チオフェン、N−メチルピロール、3−メチルチ
オフェン、インドール、カルバゾール、ベンゾフラン、
ベンゾチオフェンなど、ベンゼン環にアミノ基や水酸基
やアルコキシ基がついた化合物にはアニリン、m−ジア
ミノベンゼン、p−メチルアニリン、p−メトキシアニ
リン、3,5−ジメチルアニリン、フェノール、3,5
−ジメチルフェノール、m−メチルフェノール、2,6
−ジメチルフェノール、アニソール、フェネトール、
o,m,p−メチルアニソール、o,m,p−ジメトキ
シベンゼンなどがあり、その他の化合物にはアズレン、
ピリダジン、ジベンゾクラウンエーテル類などがある。
これらの単量体はそのまま使用してもよいが、適当な溶
媒に希釈して使用してもよい。また、単量体が液体の場
合にはその蒸気を使用しても良い。
れば、いわゆる単量体のみならず、二量体、三量体等の
オリゴマでも構わない。このような単量体には大きく分
けてヘテロ五員環やそれを構造上含む化合物やそれらの
誘導体と、ベンゼン環にアミノ基や水酸基やアルコキシ
基がついた化合物と、その他の化合物がある。例えばヘ
テロ五員環やそれを構造上含む化合物にはピロール、フ
ラン、チオフェン、N−メチルピロール、3−メチルチ
オフェン、インドール、カルバゾール、ベンゾフラン、
ベンゾチオフェンなど、ベンゼン環にアミノ基や水酸基
やアルコキシ基がついた化合物にはアニリン、m−ジア
ミノベンゼン、p−メチルアニリン、p−メトキシアニ
リン、3,5−ジメチルアニリン、フェノール、3,5
−ジメチルフェノール、m−メチルフェノール、2,6
−ジメチルフェノール、アニソール、フェネトール、
o,m,p−メチルアニソール、o,m,p−ジメトキ
シベンゼンなどがあり、その他の化合物にはアズレン、
ピリダジン、ジベンゾクラウンエーテル類などがある。
これらの単量体はそのまま使用してもよいが、適当な溶
媒に希釈して使用してもよい。また、単量体が液体の場
合にはその蒸気を使用しても良い。
本発明においては、通常のフィルム、イオン交換膜およ
び高分子固体電解質から選ばれた高分子材料が用いられ
る。例えば通常のフィルムにはポリスチレン、塩ビ系高
分子、フェノール樹脂、PMMA、ポリエチレン、ポリ
ビニルカルバゾール、ポリイミド、ポリアミド、ポリエ
ステルなどがある。イオン交換膜には“ナフィオン”
(du Pont 社製)、“セレミオン”(旭硝子(株)
製)、“ネオセプタ”(徳山曹達(株)製)など、高分
子固体電解質にはポリエチレングリコールなどがある。
び高分子固体電解質から選ばれた高分子材料が用いられ
る。例えば通常のフィルムにはポリスチレン、塩ビ系高
分子、フェノール樹脂、PMMA、ポリエチレン、ポリ
ビニルカルバゾール、ポリイミド、ポリアミド、ポリエ
ステルなどがある。イオン交換膜には“ナフィオン”
(du Pont 社製)、“セレミオン”(旭硝子(株)
製)、“ネオセプタ”(徳山曹達(株)製)など、高分
子固体電解質にはポリエチレングリコールなどがある。
酸化剤としては、電気化学的な平衡電位が重合しようと
する単量体の重合条件下における酸化重合開始電位より
大きい酸化還元体の酸化体が使われる。このような酸化
剤としては高原子価の遷移金属化合物、ハロゲン、ハロ
ゲン化合物、過酸およびその塩などが使われる。高原子
価の遷移金属化合物とは、2価以上の遷移金属の化合物
であり、例えば塩化第二銅、塩化第二鉄、塩化第二錫、
塩化モリブデン、塩化タングステンなどの塩化物、ある
いはこれらに対応する他のハロゲン化物、硫酸銅、硫酸
第二鉄などの硫酸塩、硝酸第二鉄、硝酸銅などの硫酸
塩、二酸化マンガン、二酸化鉛などの酸化物、さらに過
マンガン酸塩等のオキソ酸およびフェリシアン化カリウ
ムなどがある。ハロゲンではヨウ素、臭素等が使われ
る。ハロゲン化合物とはハロゲン原子が+1価の原子価
をとりやすい化合物であり、例えばN−ブロムサクシイ
ミド、N−アセトアミド、塩化シアヌルなどがある。過
酸およびその塩としては、例えば過硫酸アンモニウム、
過酢酸などが使用される。これらの酸化剤は、一種でも
二種以上を混合して使用しても良い。
する単量体の重合条件下における酸化重合開始電位より
大きい酸化還元体の酸化体が使われる。このような酸化
剤としては高原子価の遷移金属化合物、ハロゲン、ハロ
ゲン化合物、過酸およびその塩などが使われる。高原子
価の遷移金属化合物とは、2価以上の遷移金属の化合物
であり、例えば塩化第二銅、塩化第二鉄、塩化第二錫、
塩化モリブデン、塩化タングステンなどの塩化物、ある
いはこれらに対応する他のハロゲン化物、硫酸銅、硫酸
第二鉄などの硫酸塩、硝酸第二鉄、硝酸銅などの硫酸
塩、二酸化マンガン、二酸化鉛などの酸化物、さらに過
マンガン酸塩等のオキソ酸およびフェリシアン化カリウ
ムなどがある。ハロゲンではヨウ素、臭素等が使われ
る。ハロゲン化合物とはハロゲン原子が+1価の原子価
をとりやすい化合物であり、例えばN−ブロムサクシイ
ミド、N−アセトアミド、塩化シアヌルなどがある。過
酸およびその塩としては、例えば過硫酸アンモニウム、
過酢酸などが使用される。これらの酸化剤は、一種でも
二種以上を混合して使用しても良い。
酸化剤のうち十分な効果を発揮しないものを用いるとき
には空気中の酸素や過酸化水素水の助けをかりる、ある
いは助触媒を使用することが効果的である。このような
酸化助触媒としては酢酸コバルト(II)、安息香酸コバ
ルト(II)やコバルト(II)アセチルアセトナートなど
が有効である、また、反応によっては酸化剤の他に酸
(ルイス酸を含む)を加えると効果的である。ルイス酸
としては無水塩化アルミニウム、無水塩化第二鉄、無水
塩化チタン、無水塩化第二錫などが使用される。
には空気中の酸素や過酸化水素水の助けをかりる、ある
いは助触媒を使用することが効果的である。このような
酸化助触媒としては酢酸コバルト(II)、安息香酸コバ
ルト(II)やコバルト(II)アセチルアセトナートなど
が有効である、また、反応によっては酸化剤の他に酸
(ルイス酸を含む)を加えると効果的である。ルイス酸
としては無水塩化アルミニウム、無水塩化第二鉄、無水
塩化チタン、無水塩化第二錫などが使用される。
次に本発明の複合材料の製造法について説明する。本発
明の方法は、高分子材料を、酸化剤を含む溶液に接触さ
せた後、該溶液中の溶媒を除去し、次いで、電気化学的
に酸化重合し得る単量体に接触させる。
明の方法は、高分子材料を、酸化剤を含む溶液に接触さ
せた後、該溶液中の溶媒を除去し、次いで、電気化学的
に酸化重合し得る単量体に接触させる。
また、上記の方法において用いる溶媒は高分子材料を溶
解せずに高分子材料中に浸透するものが好ましい。例え
ばポリスルホンに対してアルコール類、ポリイミド、P
MMA、ポリスチレン、塩ビ系高分子、フェノール樹脂
に対してはアセトニトリルなどの極性溶媒、シリコーン
樹脂に対してはベンゼン、キシレン、ヘキサン、クロロ
ホルム、ヘプタン、1・2−ジクロロエタンなどが好ま
しい。また微多孔を有する高分子材料を用いる場合は、
その微多孔がくずれない溶媒を用いるのが好ましい。単
量体の溶媒と酸化剤の溶媒は、同種でも異種でも構わな
いが同種の方が好ましい。溶液中の単量体あるいは酸化
剤の含有量は、接触の操作回数により適宜変化させるこ
とができる。
解せずに高分子材料中に浸透するものが好ましい。例え
ばポリスルホンに対してアルコール類、ポリイミド、P
MMA、ポリスチレン、塩ビ系高分子、フェノール樹脂
に対してはアセトニトリルなどの極性溶媒、シリコーン
樹脂に対してはベンゼン、キシレン、ヘキサン、クロロ
ホルム、ヘプタン、1・2−ジクロロエタンなどが好ま
しい。また微多孔を有する高分子材料を用いる場合は、
その微多孔がくずれない溶媒を用いるのが好ましい。単
量体の溶媒と酸化剤の溶媒は、同種でも異種でも構わな
いが同種の方が好ましい。溶液中の単量体あるいは酸化
剤の含有量は、接触の操作回数により適宜変化させるこ
とができる。
また、高分子材料中に複合される重合体の含有量は含浸
させる酸化剤の量や反応の回数を変えることにより、複
合材料の使用目的に応じて任意に変化させることができ
る。
させる酸化剤の量や反応の回数を変えることにより、複
合材料の使用目的に応じて任意に変化させることができ
る。
接触反応後、高分子材料中に残った酸化剤や反応した酸
化剤は溶媒で洗浄して除去することが好ましい。
化剤は溶媒で洗浄して除去することが好ましい。
生成された複合フィルムは単量体が例えばピロールであ
る場合には、導電フィルムである。したがってポリイミ
ド、ポリエステルなどの絶縁フィルムの導電化には、ピ
ロールを使用して本発明方法を利用することができ、1
0-1〜1scm-1程度の導電率を持つ複合フィルムが得ら
れる。電池活物質に成り得る単量体と機械的強度の強い
フィルムとの複合化により丈夫な電池活物質フィルムを
つくることができる。
る場合には、導電フィルムである。したがってポリイミ
ド、ポリエステルなどの絶縁フィルムの導電化には、ピ
ロールを使用して本発明方法を利用することができ、1
0-1〜1scm-1程度の導電率を持つ複合フィルムが得ら
れる。電池活物質に成り得る単量体と機械的強度の強い
フィルムとの複合化により丈夫な電池活物質フィルムを
つくることができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明方法によれば簡単に複合材料を製
造することができる。また本発明の方法は、電解酸化重
合法と異なり、連続化が容易である。
造することができる。また本発明の方法は、電解酸化重
合法と異なり、連続化が容易である。
さらに、本発明の方法で得られる複合材料は単量体とフ
ィルムとの組み合わせにより様々な性質のフィルムにな
るのでその用途は豊富である。さらに、単量体の酸化重
合体が均質に含まれた高分子材料を得ることができる。
ィルムとの組み合わせにより様々な性質のフィルムにな
るのでその用途は豊富である。さらに、単量体の酸化重
合体が均質に含まれた高分子材料を得ることができる。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明す
る。
る。
実施例1 フィルムにポリイミドを使用して実験した例を示す。ピ
ロール(約0.5M)を含むアセトニトリル溶液を溶液
Cとし、無水塩化第二鉄(約0.15M)を含むアセト
ニトリル溶液を溶液Dとした。厚さ7.5μmの“カプ
トン”(du Pont 社製)フィルムを溶液Dで均一にぬら
してから約10分間放置した。次にドライヤーで乾燥さ
せた。そのフィルムを同じように溶液Cでぬらして乾燥
させた。以上の操作を5〜6回繰り返してポリイミドフ
ィルム中にポリピロールを生成させた、このフィルム中
の鉄化合物を除くために純水で十分洗浄した。この複合
フィルムの厚さ方向の抵抗はテスターの測定では103
〜104Ωであった。フィルムに直流電流を流して電流
と電圧との関係から求めた導電率は10-1〜1scm-1で
あった。
ロール(約0.5M)を含むアセトニトリル溶液を溶液
Cとし、無水塩化第二鉄(約0.15M)を含むアセト
ニトリル溶液を溶液Dとした。厚さ7.5μmの“カプ
トン”(du Pont 社製)フィルムを溶液Dで均一にぬら
してから約10分間放置した。次にドライヤーで乾燥さ
せた。そのフィルムを同じように溶液Cでぬらして乾燥
させた。以上の操作を5〜6回繰り返してポリイミドフ
ィルム中にポリピロールを生成させた、このフィルム中
の鉄化合物を除くために純水で十分洗浄した。この複合
フィルムの厚さ方向の抵抗はテスターの測定では103
〜104Ωであった。フィルムに直流電流を流して電流
と電圧との関係から求めた導電率は10-1〜1scm-1で
あった。
厚さ125μmのポリイミドフィルム(“カプトン”)
と厚さ100μmのポリエステルフィルム(“ルミラ
ー”:東レ(株)製)を用い、同様の操作をして複合フ
ィルムを作成した時の重合体の重量パーセントと抵抗と
の関係を表1に示す。また、該ポリアミド複合フィルム
の操作(溶液D処理→乾燥→溶液C処理→乾燥)回数
と、テスターで測定した抵抗値との関係を第1図に示
す。
と厚さ100μmのポリエステルフィルム(“ルミラ
ー”:東レ(株)製)を用い、同様の操作をして複合フ
ィルムを作成した時の重合体の重量パーセントと抵抗と
の関係を表1に示す。また、該ポリアミド複合フィルム
の操作(溶液D処理→乾燥→溶液C処理→乾燥)回数
と、テスターで測定した抵抗値との関係を第1図に示
す。
実施例2 重量の異なる4種の無水塩化第二鉄を溶解又は分散させ
たPMMA溶液(PMMA粉末0.5gを酢酸メチルセ
ルソルブ溶液4.5gに溶解したもの)をキャスト法に
より、ガラス板(5×5cm2)上に塗布し、塩化第二鉄
を含むPMMAフィルムを作成した。このフィルムは1
10℃〜120℃で2時間乾燥した。この時、フィルム
の色は黄色であった。これをピロール(数cc)が入って
いるシャーレ皿にピロール液に触れないようにして入
れ、ふたをした。このまま4時間放置すると、ピロール
蒸気と塩化第二鉄が反応してPMMAフィルム中にポリ
ピロールが生成した。その後は、メタノールとイオン交
換水で十分洗浄した。この複合フィルムの抵抗と酸化触
媒の重量パーセントとの関係を表2に示した。なお、こ
のフィルムは厚さが約0.75μmであり、色は透明な
灰色から黒色の間で、酸化触媒の量とともに濃くなっ
た。また、どの複合フィルムも重合体の生成状況は均一
であった。
たPMMA溶液(PMMA粉末0.5gを酢酸メチルセ
ルソルブ溶液4.5gに溶解したもの)をキャスト法に
より、ガラス板(5×5cm2)上に塗布し、塩化第二鉄
を含むPMMAフィルムを作成した。このフィルムは1
10℃〜120℃で2時間乾燥した。この時、フィルム
の色は黄色であった。これをピロール(数cc)が入って
いるシャーレ皿にピロール液に触れないようにして入
れ、ふたをした。このまま4時間放置すると、ピロール
蒸気と塩化第二鉄が反応してPMMAフィルム中にポリ
ピロールが生成した。その後は、メタノールとイオン交
換水で十分洗浄した。この複合フィルムの抵抗と酸化触
媒の重量パーセントとの関係を表2に示した。なお、こ
のフィルムは厚さが約0.75μmであり、色は透明な
灰色から黒色の間で、酸化触媒の量とともに濃くなっ
た。また、どの複合フィルムも重合体の生成状況は均一
であった。
実施例3 ポリ塩化ビニルの粉末3gと無水塩化第二鉄0.7gと
をテトラヒドロフラン30ccに溶解した。これをキャス
ト法によりガラス板(5×5cm2)上に塗布して厚さ
1.25μmのフィルムにしてから約60℃で30分乾
燥した。このフィルムを実施例2と同様にして、ピロー
ル蒸気と3時間接触させた。その後メタノールと、イオ
ン交換水で十分洗浄した。このようにして作られたフィ
ルムのIR測定を行った。その結果を第2図に示す。
をテトラヒドロフラン30ccに溶解した。これをキャス
ト法によりガラス板(5×5cm2)上に塗布して厚さ
1.25μmのフィルムにしてから約60℃で30分乾
燥した。このフィルムを実施例2と同様にして、ピロー
ル蒸気と3時間接触させた。その後メタノールと、イオ
ン交換水で十分洗浄した。このようにして作られたフィ
ルムのIR測定を行った。その結果を第2図に示す。
なお、生成された複合フィルムの色は透明な黒色であ
り、また重合体の生成状況は均一であった。
り、また重合体の生成状況は均一であった。
実施例4 ポリ塩化ビニルの粉末1gと無水塩化第二鉄1gとをテ
トラとドロフラン30ccに溶解した溶液を溶液Eとし、
ポリ塩化ビニルの粉末1gと無水塩化第二鉄2gとをテ
トラヒドロフラン30ccに溶解した溶液を溶液Fとし
た。これらの溶液から厚さ1.25μmと0.5μmの
フィルムを作成した。これらのフィルムを実施例2と同
様にしてピロール蒸気と3時間接触させ、その後にメタ
ノールとイオン交換水で十分洗浄した。このようにして
得られた複合フィルムの抵抗値を表3に示した。
トラとドロフラン30ccに溶解した溶液を溶液Eとし、
ポリ塩化ビニルの粉末1gと無水塩化第二鉄2gとをテ
トラヒドロフラン30ccに溶解した溶液を溶液Fとし
た。これらの溶液から厚さ1.25μmと0.5μmの
フィルムを作成した。これらのフィルムを実施例2と同
様にしてピロール蒸気と3時間接触させ、その後にメタ
ノールとイオン交換水で十分洗浄した。このようにして
得られた複合フィルムの抵抗値を表3に示した。
なお、生成された複合フィルムの色はすべて黒色であ
り、また重合体の生成状況はすべて均一であった。
り、また重合体の生成状況はすべて均一であった。
比較例1 実施例1において、溶液D、溶液Cを乾燥させる工程を
除いた以外は同様にして、複合フィルムを作成した。重
合体の生成状況は、不均一であった。
除いた以外は同様にして、複合フィルムを作成した。重
合体の生成状況は、不均一であった。
第1図は、実施例3のポリアミド複合フィルムを製造す
る際の操作回数と抵抗値との関係を示し、第2図は実施
例6で得られたポリ塩化ビニル複合フィルムのIRのチ
ャートを示す。
る際の操作回数と抵抗値との関係を示し、第2図は実施
例6で得られたポリ塩化ビニル複合フィルムのIRのチ
ャートを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】フィルム、イオン交換膜および高分子固体
電解質から選ばれた高分子材料を、酸化剤を含む溶液に
接触させた後、該溶液中の溶媒を除去し、次いで、電気
化学的に酸化重合し得る単量体に接触させることを特徴
とする複合材料の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59233523A JPH0618909B2 (ja) | 1984-11-06 | 1984-11-06 | 複合材料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59233523A JPH0618909B2 (ja) | 1984-11-06 | 1984-11-06 | 複合材料の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61111336A JPS61111336A (ja) | 1986-05-29 |
| JPH0618909B2 true JPH0618909B2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=16956368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59233523A Expired - Lifetime JPH0618909B2 (ja) | 1984-11-06 | 1984-11-06 | 複合材料の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618909B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102391477A (zh) * | 2011-09-04 | 2012-03-28 | 聊城大学 | 一种具有固有纳米特性聚邻二乙氧基苯及其合成方法 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07116277B2 (ja) * | 1985-02-22 | 1995-12-13 | 三井東圧化学株式会社 | セレノフェン重合体の製造方法 |
| JPS61197636A (ja) * | 1985-02-27 | 1986-09-01 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 導電性複合材料の製造方法 |
| DE3729875A1 (de) * | 1987-09-05 | 1989-03-23 | Bayer Ag | Verfahren zur antistatischen ausruestung von schmelzkleberschichten |
| FR2644469B1 (fr) * | 1989-03-17 | 1991-05-31 | Centre Nat Rech Scient | Element composite comportant un polyether ou copolyether, son procede de preparation et son utilisation pour l'extraction et la separation de cations metalliques |
| JPH07113621B2 (ja) * | 1990-04-19 | 1995-12-06 | 東洋インキ製造株式会社 | 電極反応を利用したガスセンサ用電極 |
| GB9306567D0 (en) * | 1993-03-30 | 1993-05-26 | Smith & Nephew | Chemical compositions |
| CN111470714B (zh) * | 2020-04-15 | 2021-01-01 | 上海峻鼎渔业科技有限公司 | 一种养殖废水的环保回收处理方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3321281A1 (de) * | 1982-06-22 | 1983-12-22 | ASEA AB, 72183 Västerås | Verfahren zur erhoehung der elektrischen leitfaehigkeit impraegnierbarer materialien |
-
1984
- 1984-11-06 JP JP59233523A patent/JPH0618909B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102391477A (zh) * | 2011-09-04 | 2012-03-28 | 聊城大学 | 一种具有固有纳米特性聚邻二乙氧基苯及其合成方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61111336A (ja) | 1986-05-29 |
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