JPH061897B2 - エラー訂正論理回路 - Google Patents

エラー訂正論理回路

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JPH061897B2
JPH061897B2 JP61193026A JP19302686A JPH061897B2 JP H061897 B2 JPH061897 B2 JP H061897B2 JP 61193026 A JP61193026 A JP 61193026A JP 19302686 A JP19302686 A JP 19302686A JP H061897 B2 JPH061897 B2 JP H061897B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は一般に論理回路に関するものである。具体的に
は、本発明は冗長回路及び相互接続線を用いて2種類の
障害をマスクする論理回路設計に関するものである。
B.従来技術 論理用集積回路は、一般に個々の素子が一層小形化され
る結果としてますます高度かつ複雑になるので、完全に
動作する論理回路を許容し得る歩留りで生産することが
ますます困難になってきている。集積チップ上の電気部
品の寸法がますます小さくなるにつれて、プロセスの許
容限界は小さくなってきている。過去には、この限界は
十分大きかったので、許容し得る歩留りで完全なチップ
が得られていたが、この許容し得る歩留りを得るのが次
第に困難になってきている。さらに、それに応じてノイ
ズの許容限界が小さくなってきている。すなわち、論理
チップは大部分の時間満足に動作するが、時おり過渡的
ノイズが内部の線の1つにランダムに印加され、その結
果誤った論理動作が生じる。
その結果、プロセスの許容限界を越えたハード面の障害
と過渡的ノイズ障害であるソフト面の障害の両方に対す
るエラー訂正論理が増々注目を集めてきた。
障害の大部分は論理機能自体ではなく、個々の能動デバ
イス間の相互接続に関係していると考えられる。内部論
理信号はしばしば比較的長い距離を伝わる必要がある。
そのような内部論理信号の相互接続の数が多い場合、チ
ップ設計者は、相互接続路をできるだけ密にしようとす
る。すなわち、典型的には金属から成る相互接続線は、
比較的狭く作られ、隣接する相互接続線から最小限度の
距離だけ隔てられる。これらの相互接続線について、幾
つかの主要な障害形態がある。相互接続線は中間のどこ
かで分離することができるので、次の論理段に対する入
力は開路、すなわち浮動電位に出会う。もう1つの一般
的な障害形態は、2つの隣接する相互接続線が互いに短
絡されることである。多くの種類の論理では、異なる信
号を運ぶ2本の線が互いに短絡されると、一方の論理レ
ベルが他方より優勢となる。したがって、一方の線が高
レベルの論理信号を選び、他方が低レベルの論理信号を
運ぶという、この障害形態で唯一の重要な論理結合で
は、短絡が起こると、多くの重要な技術において所定の
論理信号、例えば高レベルの論理信号が発生する。3番
目の一般的な障害形態では、金属性の相互接続線が固定
電位、通常は高レベル電位に短絡する。微細な金属相互
接続線を得るために基板のエッチングまたは反応イオン
・エッチングを使用するときに、この障害形態は特に重
要である。
C.発明が解決しようとする問題点 障害をマスクするための1つの技術は、3重モジュラー
冗長度(TMR)を使用することである。TMRを相互
接続障害に適用するには、各相互接続を3つの相互接続
で置き換えることが必要である。次に、論理ブロックの
入力部に、エラー訂正段を設ける。このエラー訂正入力
段は、3本のすべての相互接続部上の信号を比較し、少
くとも2本の相互接続部上に示されるあらゆる信号をエ
ラー訂正済み出力として用いる。1なわち、3本の冗長
線の間で採決を行う。3重モジュラー冗長度では、障害
が1つだけあると仮定されているので、単一のエラーし
か訂正できない。この単一エラーの仮定は、大部分のエ
ラー訂正技術で一般的なものである。3重モジュラー冗
長度は非常に効果的であるとはいえ、チップの設計に大
きな制約が加わる。相互接続の数を3倍にするには、も
ちろん長い相互接続路に3倍のチップ面積を充当するこ
とが必要である。それなら、低密度の単一の相互接続路
を使って、TMRなしに許容できる信頼性を得る方がよ
いかもしれない。3重モジュラー冗長度を拡張し、相互
接続部が駆動している論理関数を含むようにする場合に
は、この面積に関する問題は一層深刻になる。各入力が
長い相互接続部によって駆動される2入力論理関数の例
を採り上げる。複合TMR設計では、3本の冗長線が2
組ある。この2組の3本線は、個々の論理回路で可能な
あらゆる組合わせで組み合わされ、論理回路の出力部で
採決が行われる。しかし、この手法は9個の論理回路が
あることが必要である。これは、大きなチップ面積が犠
牲になることは言うまでもない。
従って、本発明の主な目的は、チップ上の冗長性相互接
続線、例えば、VLSI回路の冗長性相互接続線、につ
いて、高電位レベル信号への短絡、別の誤った電位レベ
ル状態の信号への短絡及び開路を含む障害をマスキング
できるAND又はNANDバイポーラ回路から成るエラ
ー訂正論理回路を提供することである。
本発明の他の目的は、冗長性二重相互接続線を利用する
ことにより、線路障害時に、回路に対応する浮動電位状
態ないし異なる二重相互接続線対への短絡に対応する異
なる浮動電位状態の障害信号を訂正することのできるA
ND又はNANDバイポーラ回路から成るエラー訂正論
理回路を提供することである。
D.問題点を解決するための手段 本発明によるエラー訂正論理回路は、少なくとも1対の
冗長性二重相互接続線を各々入力とする少なくとも2組
のバイポーラ素子の電流スイッチ型のAND又はNAN
D論理回路から成り、各論理回路は各々、1対のエミッ
タ・フォロワ型の入力トランジスタ回路及び出力トラン
ジスタ回路を含んでいる。各入力トランジスタ回路は、
二重相互接続線が障害により開路状態時に発生するか見
かけ上の高電位に対応する浮動電位の障害信号を訂正す
るためのプル・アップ抵抗を含んでいる。各出力トラン
ジスタ回路は、二重相互接続線対の対相互間の短絡障害
時に発生する見かけ上低電位近傍、即ち中間電位に対応
する浮動電位の障害信号を訂正するための比較電位を供
給するための可成り小さい値の抵抗をエミッタ回路に含
んでいる。この抵抗値は、プル・アップ抵抗よりも約2
桁程度、小さい値である。
本発明の構成は次の通りである。
1対の冗長性二重相互接続線が各々ベースに接続された
1対の入力トランジスタ回路、該トランジスタ回路の各
々により制御される直列接続の電流ステアリング回路及
び該電流ステアリング回路の各電圧ノードに接続された
1対の出力トランジスタ回路を含む電流スイッチ型のA
ND又はNANDの複数組の論理回路から成り、本質的
には第1又は第2の論理状態に対応する配線信号が1対
の冗長性二重相互接続線の2線信号の形で入力され、各
二重相互接続線対は、論理状態及び配線障害に依存して
第1電位状態、第2電位状態及び浮動電位状態を有し、
異なった電位状態の2線信号を導通する対の一方が障害
により他方へ短絡されると両線とも第1電位状態の信号
を導通するように構成されている障害をマスキングする
冗長性二重相互接続線を有するエラー訂正論理回路にお
いて、 上記各入力トランジスタ回路は、二重相互接続線の一方
が開路障害になって浮動電位状態に誤駆動されたとき第
1電位状態に対応するバイアス電位をベースへ印加する
プル・アップ抵抗を含んでおり、 上記各出力トランジスタ回路は、エミッタ・フォロア型
に構成されていて、任意の対の二重相互接続線が障害に
より他の対の二重相互接続線へ短絡されて第1及び第2
の電位状態の中間電位の浮動電位状態に誤駆動されたと
き、出力電圧が低論理レベルから高論理レベルにプル・
アップされるのを阻止するのに十分に小さい抵抗をエミ
ッタ回路に含んでおり、 2本の冗長性相互接続線により障害をマスキングするエ
ラー訂正論理回路。
E.実施例 本発明を用いると、二重冗長性相互接続及びエラー訂正
入力によって、多くの種類の障害が直される。すなわ
ち、論理信号xについては、信号x及びxを運ぶ2本
の相互接続線があることになる。論理信号yについては
2つの線信号y及びyがあることになる。出力W=
NOR(x,y)のNOR機能に対する比較的簡単なエラー
訂正論理回路を第1図に示す。線信号x及びxを運
ぶ2本の冗長性相互接続線10及び12は、それぞれエ
ラー訂正AND回路14が受け取る。同様に、線信号y
及びyを運ぶ冗長性相互接続線16及び18は、も
う1つのエラー訂正AND回路20が受け取る。エラー
訂正AND回路14及び20は、それらが受け取った冗
長性信号線10及び12または16及び18上の障害の
少くとも一部をマスクし、それぞれの出力22及び24
上で訂正済み信号x又はyを発生する。出力線22
及び24は、2つの冗長性論理機能に通じている。この
機能は、ここでは、それぞれの出力30及び32上で冗
長性論理出力w及びwを発生するNOR回路26及
び28によって表されている。冗長性出力線30及び3
2は、信号xに対する冗長性の線10及び12と
同様に、他の論理回路に導かれて入力として用いられ
る。
本発明は冗長性入力線10及び12上の単一の障害を直
すことができ、さらに入力線16及び18における別の
単一障害をも多分訂正することができる。論理ブロック
26及び28が冗長であるため、出力線30及び32の
一方における障害が出力線30及び32の他方に伝わる
ことが防止される。もちろん、単一出力に二重バッファ
増幅器を接続しても、同じ分離が実現されるはずであ
る。しかし、二重論理ブロック26及び28は、さらに
論理ブロック自体における障害冗長性を備えている。
第1図に示す論理機能は2入力NORであるが、もっと
高次のNOR,OR,ANDまたはNOR機能など他の
論理機能も同様に実現することができる。これらの別の
実施例では、論理ブロック26及び28の各々が所期の
機能で置き換えられる。追加の入力変数がある場合は、
追加のエラー訂正AND回路が必要となる。一方、単一
の論理信号xのみが障害を生じ易いと考えられる場合
は、単一のエラー訂正AND回路14を用いることがで
きる。
エラー訂正AND回路の特性は、もちろん本発明にとっ
て極めて重大である。通常のAND回路では、限られた
種類の障害しか訂正できないはずである。それは、見か
け上高レベルである線信号は訂正できるが、見かけ上低
レベルである障害信号は訂正できない。開路した相互接
続は浮動電位を有し、したがって駆動信号と無関係に高
または低のどちらか一のレベルになり得る。通常のAN
D回路では、この開路状態を訂正することができない。
エラー訂正AND回路の1つの実施例は、2本の入力線
10及び12のいずれか一方上の3種類の障害を訂正す
るものである。すなわち、訂正できる障害は、高レベル
信号への短絡、別の誤まった状態の信号への短絡、及び
開路である。別の誤まった状態の信号への短絡は、論理
技術の特性に依存する。この特性は、2本の独立した線
が互いに短絡したとき、2本の線上の信号のいずれかが
高レベルであれば結果として生じる信号が高レベルにな
るということである。もちろん、変更して、優勢な信号
を低レベル信号にして低レベル状態への短絡に適応でき
るようにすることは容易である。エラー訂正AND回路
14及び20に対する所期の真理値表を表1に示す。
表1の真理値表で、最初の2行は両方の冗長性入力線が
正しい信号x及びxを運ぶ状態を表す。しかし、正
しい信号が実際は障害によるものである場合があり得る
ことに注意すべきである。すなわち、正しい論理信号は
高レベルであるがxに対する入力線が高レベルに短絡
される場合は、それにもかかわらず線信号xは正し
い。3行目は入力線の一方が高レベルに短絡され、他方
の入力線が正しい低レベル信号を運ぶ場合を表す。この
場合は、エラー訂正AND回路は低レベル信号を生じ
る。最後の2行は入力線の一方が開であるが、エラー訂
正AND回路はそれにもかかわらず正しい出力信号x
を発生する場合を表す。表1の真理値表は線信号x
対して生じる障害を表すが、短絡または開路エラーが線
信号xに対して生じるときも同様な結果が得られるこ
とは言うまでもない。
入力として線信号x0及びx1をもたらす2つの冗長性相互
接続線10及び12を備えたエラー訂正AND回路の実
施例の一例を第2図に示す。
この実施例は、電流をステアリングするバイポーラ技術
にもとづくものである。電流駆動トランジスタ34は、
抵抗器36で接地されている。定電圧VCSが電流駆動
トランジスタ34のベースに印加される。バイポーラ・
トランジスタは広範囲のエミッタ・コレクタ電圧にわた
って約0.9Vのほぼ一定なベース・エミッタ電流を維持
するので抵抗器36とトランジスタ34のエミッタ間の
接続における電圧はほぼ一定である。その結果、ほぼ一
定のエミッタ・コレクタ電流がトランジスタ34を流
れ、したがって定電流電源となる。トランジスタ36の
サイズは、好ましくはこの電流がほぼ1mAになるように
選ぶ。この定電流が、第1のトランジスタ38と第1の
電流ステアリング・トランジスタ39の間で切換えられ
る。第1のトランジスタ38のベースは信号電圧によっ
て制御され、一方、並列な電流ステアリング・トランジ
スタ39のベースは基準電圧VREF2によって制御され
る。第1のトランジスタ38に印加される信号電圧が基
準電圧VREF2より高い場合、第1のトランジスタ38は
電流ステアリング・トランジスタ39よりも低いインピ
ーダンスを有し、定電流は大部分第1のトランジスタ3
8を流れる。他方、この信号電圧が基準電圧VREF2より
も低い場合は、定電流は大部分電流ステアリング・トラ
ンジスタ39を流れる。
第1のトランジスタ38は、そのベースが第1の入力ト
ランジスタのエミッタ出力によって制御される。第1の
入力トランジスタ40は、そのコレクタが定電圧VCC
の電源に接続され、そのエミッタが抵抗器42で接地さ
れている。第1の入力トランジスタ40は、線信号x1
運ぶ冗長性相互接続12に接続されている。線信号x1
高レベルである場合、第1の入力トランジスタ40は導
通し、そのエミッタは高レベルになり、したがって定電
流を第1のトランジスタ38にステアリングする。他
方、線信号x1が低の場合は、定電流は第1のステアリン
グ・トランジスタ39に向けられる。
定電流が第1のトランジスタ38にステアリングされる
場合は、第1の入力トランジスタ40と第2の電流ステ
アリング・トランジスタ46の間で電流のステアリング
が再度行われる。第2の入力トランジスタ44は相補電
圧ノード52でそのコレクタが2つの抵抗器48及び5
0によって電源電圧VCCから分離され、そのベースが
もう一方の線信号x0を運ぶもう一方の冗長性の線10に
接続されている。第2のステアリング・トランジスタ4
6は真電圧ノード56でそのコレクタが抵抗器50及び
54によって電源電圧VCCから分離されている。抵抗
器48、50及び54の正確な形態は、電流経路の各々
における抵抗がほぼ800オームで、かつ独立した抵抗
48及び54が設けられている限り重要ではない。目的
は最終出力ノードにおいて正及び負の400mVのスイッ
チングを与えることである。第2のステアリング・トラ
ンジスタ46のベースは第2の定電圧VREF1に接続され
る。電圧VREF1は、2つのトランジスタ38及び40の
ベース・エミッタ電圧の一方を補償するため約0.9Vだ
け定電圧VREF2より大きい。
前述したのと同様の電流切換え動作により、線信号x0
定電圧VRREF1よりも大きい場合は、第1のトランジスタ
38を通る電流は第2の入力トランジスタ44にステア
リングされるが、線信号x0が定電圧VREFREF1よりも小さ
い場合は第2のステアリング・トランジスタ46にステ
アリングされる。もう1つのトランジスタ48が第1の
ステアリング・トランジスタ39からの電流径路内に接
続されており、そのベースが定電圧VREF1によって制御
され、そのコレクタが第2のステアリング・トランジス
タ46のコレクタに接続されている。
このようにして、2つの線信号x0及びx1が定電圧VRE
REF1及びVREF2に対して比較される。線信号x0及びx1
両方とも高レベルの場合は、定電流は抵抗器48にステ
アリングされる。他方、線信号x0及びx1のいずれか一方
が低レベルの場合は、定電流は抵抗器54にステアリン
グされる。したがって、線信号x0及びx1が両方とも、高
レベルの場合は、抵抗器48の下方端の相補電圧ノード
52の電圧は低レベルになり、この条件下で抵抗器54
の下方端の真電圧ノード56の電圧は高レベルになる。
他方、線信号x0及びx1のいずれかが低レベルの場合、相
補電圧ノード52の電圧は高レベルであり、真電圧ノー
ド56の電圧は低レベルとなる。すなわち、真電圧ノー
ド56における信号は論理関数AND(x0,x1)を表
し、相補電圧ノード52における電圧は関数NAND
(x0,x1)を表す。
これまで説明したのはかなり常套的なAND/NAND
回路である。確かに、第1図の回路はエラー訂正の関係
を無視すれば、ユ(Yu)等が米国特許第353982号で
開示したAND及びNOR回路と機械的に類似する。前
述したように、AND回路は短絡した相互接続10及び
12に関連する多くの種類の障害を矯正する。しかし、
冗長性相互接続10及び12のいずれか一方が開のまま
である場合は、それぞれの線信号x0またはx1は不定であ
り、高または低のいずれのレベルにもなり得る。これま
で説明したAND回路は、見かけ上の低レベル線信号x0
またはx1を訂正することはできない。
相互接続10及び12の一方が開である場合に完全な訂
正ができるようにするために、プルアップ抵抗器58及
び60が入力トランジスタ40及び44のベースと電源
電圧VCCの間に接続される。プルアップ抵抗器60の
例をとると、相互接続10が有効な線信号x0によって駆
動されている場合、プルアップ抵抗器はほとんどが効果
を持たない。線信号x0が高レベルの場合、プルアップ抵
抗器60の両端間で小さな電圧降下が生じるだけであ
る。線信号x0が低レベルの場合は、プルアップ抵抗器6
0の値は、その中を流れるいかなる電流も相互接続10
のドライバを駆動しないような大きさに選ばれる。2つ
のプルアップ抵抗器58及び60の好ましい値は、15
−20キロオームの範囲になるはずである。
他方、相互接続10及び12の一方が開である場合は、
その相互接続10または12に対する有効な電流駆動は
ない。その結果、プルアップ抵抗器58または60は、
それぞれの入力トランジスタ40または44の電圧を高
論理レベルに引き上げる。すなわち、プルアップ抵抗器
58及び60は、開路の障害を高レベルへの短絡と全く
同じように扱うことが可能な障害に変換する。
第2図のAND回路は、プルアップ抵抗器58及び60
と共に、開路または高レベルに短絡している冗長性相互
接続10及び12の一方を矯正する。しかし、相互接続
10または12が異なる信号を運ぶ別の相互接続に短絡
している場合は、訂正は不確実である。相互接続間にこ
のような短絡があると、たとえば、2つの異なる回路の
真電圧ノード56が互いに短絡されることになる。その
結果、多分両方の真電圧ノードが有効な高レベルと有効
な低レベルの中間の無効な電圧に駆動されることにな
る。すなわち、これまで説明したことは優勢な信号状態
をもたらさない。
この信号の優勢性は、コレクタが電源電圧VCCに接続
され、エミッタが負荷抵抗器66及び68で接地された
出力トランジスタ62及び64から成るエミッタ・フォ
ロワによって実現することができる。出力トランジスタ
62及び64のそれぞれのベースが、相補電圧ノード5
2及び真電圧ノード56に接続されている。その結果、
相補出力線70が相補出力信号xC0を運び、真電圧線7
2が真出力信号xT0を運ぶ、出力線70及び72上の
信号xC0及びxT0は電圧スイングが前述の400mVでなけ
ればならない。負荷抵抗器66及び68の値はプルアッ
プ抵抗器58及び60の値よりはるかに小さく、たとえ
ば、500−1000オームとなるように選ばれる。エ
ラー訂正AND回路にエミッタ・フォロワ出力を使用す
ることは、同様の障害が出力線22及び24上で訂正可
能であることを意味する。そのような障害が重要でない
と考えられる場合は、エミッタ・フォロワ出力を省略で
きる。論理チップ内のどんな論理機能も同様のエミッタ
・フォロワ出力をもち、したがってエラー訂正AND回
路への入力が所期の状態の優勢性を有するものと仮定す
る。
負荷抵抗器66がプルアップ抵抗器60よりはるかに小
さい場合、高レベル線信号状態のとき、トランジスタ6
2の出力は高インピーダンス状態にあり、負荷抵抗器6
6は電源電圧VCCと接地間の別の回路のプルアップ抵
抗器60と直列である。負荷抵抗器66の小さな値が、
低レベル線信号xC0が高論理レベルに引き上げられるの
を防止する。エミッタ・フォロワ・トランジスタ62及
び64のもう1つの目的は出力信号xC0及びxT0を正常な
論理範囲に持っていくことである。
もちろん、真出力信号xT0は、第1図の訂正済み信号x
である。しかし、次の論理回路が相補信号を使用でき
る場合は、相補出力信号xC0を使用すると有利である。
第2図のエラー訂正AND機能の設計と整合するNOR
機能26または28の1つの実施例を第3図に示す。電
流駆動トランジスタ74及び関連する抵抗器76が定電
流をもたらす。2つの論理トランジスタ78及び79は
並列に接続され、それらのコレクタは共に抵抗器80及
び81を介して電源電圧VCCに接続されている。論理
トランジスタ78及び79のベースは、それぞれ2つの
エラー訂正AND回路の真電圧出力xT0及びyT0によ
って駆動される。電流ステアリング・トランジスタ82
は、信号xT0及びyT0の比較基準である定電圧VREF1
有効にもたらす。抵抗器84は抵抗器81に直列に接続
されている。エミッタ・フォロワ・トランジスタ86及
び88は、それぞれの負荷抵抗器90及び92で接地さ
れ、かつ定電流がステアリング・トランジスタ82を流
れるか、それとも論理トランジスタ78及び79の一方
または両方を流れるかに応じて接続される。NOR出力
94及びOR出力96が共にもたらされる。エミッタ・
フォロワはそれに続くいかなるエラー訂正AND回路に
対しても適正なタイプの信号の優勢性をもたらす。
F.発明の効果 本発明により、3本未満の冗長相互接続線しか必要とし
ないそれ故にチップ面積の問題が解決された障害マスキ
ング論理回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はエラー訂正論理段の一実施例のブロック図、第
2図は第1図のエラー訂正AND回路の回路図、第3図
は第1図のNOR論理の回路図である。 10、12‥‥冗長性信号線、14、20‥‥エラー訂
正AND回路、26、28‥‥NOR回路、30、32
‥‥冗長性出力線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1対の冗長性二重相互接続線が各々ベース
    に接続された1対の入力トランジスタ回路、該トランジ
    スタ回路の各々により制御される直列接続の電流ステア
    リング回路及び該電流ステアリング回路の各電圧ノード
    に接続された1対の出力トランジスタ回路を含む電流ス
    イッチ型のAND又はNANDの複数組の論理回路から
    成り、本質的には第1又は第2の論理状態に対応する配
    線信号が1対の冗長性二重相互接続線の2線信号の形で
    入力され、各二重相互接続線対は、論理状態及び配線障
    害に依存して第1電位状態、第2電位状態及び浮動電位
    状態を有し、異なった電位状態の2線信号を導通する対
    の一方が障害により他方へ短絡されると両線とも第1電
    位状態の信号を導通するように構成されている障害をマ
    スキングする冗長性二重相互接続線を有するエラー訂正
    論理回路において、 上記各入力トランジスタ回路は、二重相互接続線の一方
    が開路障害になって浮動電位状態に誤駆動されたとき第
    1電位状態に対応するバイアス電位をベースへ印加する
    プル・アップ抵抗を含んでおり、 上記各出力トランジスタ回路は、エミッタ・フォロア型
    に構成されていて、任意の対の二重相互接続線が障害に
    より他の対の二重相互接続線へ短絡されて第1及び第2
    の電位状態の中間電位の浮動電位状態に誤駆動されたと
    き、出力電圧が低論理レベルから高論理レベルにプル・
    アップされるのを阻止するのに十分に小さい抵抗をエミ
    ッタ回路に含んでおり、 2本の冗長性相互接続線により障害をマスキングするエ
    ラー訂正論理回路。
JP61193026A 1985-10-28 1986-08-20 エラー訂正論理回路 Expired - Lifetime JPH061897B2 (ja)

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US792097 1985-10-28

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JPS62102336A JPS62102336A (ja) 1987-05-12
JPH061897B2 true JPH061897B2 (ja) 1994-01-05

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JPS62102336A (ja) 1987-05-12
EP0220596A3 (en) 1988-11-30
US4719629A (en) 1988-01-12
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