JPH06190322A - 金属ストリップのコーティング方法およびその装置 - Google Patents
金属ストリップのコーティング方法およびその装置Info
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- JPH06190322A JPH06190322A JP34759992A JP34759992A JPH06190322A JP H06190322 A JPH06190322 A JP H06190322A JP 34759992 A JP34759992 A JP 34759992A JP 34759992 A JP34759992 A JP 34759992A JP H06190322 A JPH06190322 A JP H06190322A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 塗装性の悪い高粘度の塗料を均一に塗装す
る。 【構成】 走行する金属ストリップ1の表裏両面に塗布
液を供給し、その下流でこの金属ストリップ1を挟むス
クイーズロールにより余分の塗布液を除去するスクイー
ズロールコータにおいて、前記のスクイーズロールを前
記金属ストリップ1の走行方向に2段に設け、2段目の
スクイーズロール61、62を1段目のスクイーズロール5
1、52よりも小径とし、バックアップロール71、72を設
けて4重式として構成する。
る。 【構成】 走行する金属ストリップ1の表裏両面に塗布
液を供給し、その下流でこの金属ストリップ1を挟むス
クイーズロールにより余分の塗布液を除去するスクイー
ズロールコータにおいて、前記のスクイーズロールを前
記金属ストリップ1の走行方向に2段に設け、2段目の
スクイーズロール61、62を1段目のスクイーズロール5
1、52よりも小径とし、バックアップロール71、72を設
けて4重式として構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属ストリップに塗料
等の材料をコーティングするスクイーズロールコータに
関し、特に高粘度固液混合物や高濃度の塗料等の塗装性
の悪い材料を金属ストリップの表裏面に塗布するのに好
適なスクイーズロールコータに関する。
等の材料をコーティングするスクイーズロールコータに
関し、特に高粘度固液混合物や高濃度の塗料等の塗装性
の悪い材料を金属ストリップの表裏面に塗布するのに好
適なスクイーズロールコータに関する。
【0002】
【従来の技術】金属ストリップに連続的に塗料をコーテ
ィングする装置として、各種のロールコータが広く使用
されている。特に、金属ストリップを挟んで1対のスク
イーズロール(絞りロール)を配し、スプレイノズルあ
るいはロール等で金属ストリップの表裏両面に供給した
塗布液を下流に設置したこの絞りロールで挟んで余分な
塗布液を除去するすスクイーズロールコータは、特に酸
化マグネシウム(MgO 、マグネシア)等の高粘度固液混
合物や高濃度の塗料、樹脂、顔料等の塗装性の悪い材料
の塗装に好適な塗装手段である。
ィングする装置として、各種のロールコータが広く使用
されている。特に、金属ストリップを挟んで1対のスク
イーズロール(絞りロール)を配し、スプレイノズルあ
るいはロール等で金属ストリップの表裏両面に供給した
塗布液を下流に設置したこの絞りロールで挟んで余分な
塗布液を除去するすスクイーズロールコータは、特に酸
化マグネシウム(MgO 、マグネシア)等の高粘度固液混
合物や高濃度の塗料、樹脂、顔料等の塗装性の悪い材料
の塗装に好適な塗装手段である。
【0003】特開昭61-74683号公報に開示されているス
クイーズロールコータの一例を図4により説明する。1
は金属ストリップ、31はスプレイノズル、32は塗布液貯
槽、41、42は塗布液、51は上スクイーズロール、52は下
スクイーズロール、8は熱処理炉である。上下スクイー
ズロール51、52は表面にゴム、樹脂等の弾性体をライニ
ングした円筒状の鋼製ロールであり、ライニング面には
微細な溝が加工されている。
クイーズロールコータの一例を図4により説明する。1
は金属ストリップ、31はスプレイノズル、32は塗布液貯
槽、41、42は塗布液、51は上スクイーズロール、52は下
スクイーズロール、8は熱処理炉である。上下スクイー
ズロール51、52は表面にゴム、樹脂等の弾性体をライニ
ングした円筒状の鋼製ロールであり、ライニング面には
微細な溝が加工されている。
【0004】この構成において、矢印の如く左方向から
ほぼ水平に進行して来たストリップ1は、表面にはスプ
レイノズル31から塗布液41を噴射され、裏面には塗布液
貯槽32に下部を浸漬された下スクイーズロール52から転
写された塗布液42がそれぞれ塗布された状態で一対の上
スクイーズロール51と下スクイーズロール52の噛み合い
部に入り、余分な塗布液を除去されたストリップ1は熱
処理炉8に進入して、乾燥、焼き付け等の処理を受け
る。ここで熱処理炉7は、入側においてはまだ塗布液が
乾燥していないのでロール等で支持することができない
から、スクイーズロール以降のパスルートを垂直として
上方へ引き上げるか、この例のように水平方向に進入さ
せる場合は炉内のパスルートを自然の懸垂曲線に従うカ
テナリ炉とするのが通常である。
ほぼ水平に進行して来たストリップ1は、表面にはスプ
レイノズル31から塗布液41を噴射され、裏面には塗布液
貯槽32に下部を浸漬された下スクイーズロール52から転
写された塗布液42がそれぞれ塗布された状態で一対の上
スクイーズロール51と下スクイーズロール52の噛み合い
部に入り、余分な塗布液を除去されたストリップ1は熱
処理炉8に進入して、乾燥、焼き付け等の処理を受け
る。ここで熱処理炉7は、入側においてはまだ塗布液が
乾燥していないのでロール等で支持することができない
から、スクイーズロール以降のパスルートを垂直として
上方へ引き上げるか、この例のように水平方向に進入さ
せる場合は炉内のパスルートを自然の懸垂曲線に従うカ
テナリ炉とするのが通常である。
【0005】以上の説明のように、スクイーズロールコ
ータにおいては、一旦過剰な量の塗布液を表面に塗布し
ておいて、スクイーズロールによって余分な塗布液を除
去するのであるが、ライン速度が例えば 150〜165 m/
分などと高くなると、スクイーズロールの出側でキャビ
テーションあるいは空気の巻き込みと呼ばれる現象が発
生し、塗膜に筋模様を生じるという問題点があった。ま
た、高粘度固液混合物等の塗装性の悪い塗料を高速度で
金属ストリップの表面に塗布しようとすると塗膜厚が不
均一となるという問題点もあった。
ータにおいては、一旦過剰な量の塗布液を表面に塗布し
ておいて、スクイーズロールによって余分な塗布液を除
去するのであるが、ライン速度が例えば 150〜165 m/
分などと高くなると、スクイーズロールの出側でキャビ
テーションあるいは空気の巻き込みと呼ばれる現象が発
生し、塗膜に筋模様を生じるという問題点があった。ま
た、高粘度固液混合物等の塗装性の悪い塗料を高速度で
金属ストリップの表面に塗布しようとすると塗膜厚が不
均一となるという問題点もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、こうした問
題点を解消し、塗装性の悪い塗料を高速度で塗装できる
コーティング方法および装置を提供することを目的とす
る。
題点を解消し、塗装性の悪い塗料を高速度で塗装できる
コーティング方法および装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の金属ストリップ
のコーティング方法は、走行する金属ストリップの表裏
両面に塗布液を供給し、その下流に設置したこの金属ス
トリップを挟む1対のスクイーズロールにより前記の塗
布液を金属ストリップの表裏両面に万遍なく塗り拡げ、
ついでその下流に設置した他の1対のスクイーズロール
により余分の塗布液を除去して所定の塗膜厚とすること
を特徴とする。
のコーティング方法は、走行する金属ストリップの表裏
両面に塗布液を供給し、その下流に設置したこの金属ス
トリップを挟む1対のスクイーズロールにより前記の塗
布液を金属ストリップの表裏両面に万遍なく塗り拡げ、
ついでその下流に設置した他の1対のスクイーズロール
により余分の塗布液を除去して所定の塗膜厚とすること
を特徴とする。
【0008】また、本発明の金属ストリップのコーティ
ング装置は、走行する金属ストリップの表裏両面に塗布
液を供給し、その下流でこの金属ストリップを挟む対を
なすスクイーズロールにより余分の塗布液を除去するス
クイーズロールコータにおいて、前記のスクイーズロー
ルを前記金属ストリップの走行方向に2段に設けたこと
を特徴とする。
ング装置は、走行する金属ストリップの表裏両面に塗布
液を供給し、その下流でこの金属ストリップを挟む対を
なすスクイーズロールにより余分の塗布液を除去するス
クイーズロールコータにおいて、前記のスクイーズロー
ルを前記金属ストリップの走行方向に2段に設けたこと
を特徴とする。
【0009】そして、2段に設けたスクイーズロールの
1段目のロール表面の溝ピッチを2段目のロール表面の
溝ピッチよりも大きくすること、2段に設けたスクイー
ズロールの2段目のスクイーズロールを1段目のスクイ
ーズロールよりも小径とし、バックアップロールを設け
て4重式とすること、スクイーズロール入側の金属スト
リップの表裏両面への塗布液供給手段が押さえバーによ
る液溜まりであること、2段に設けたスクイーズロール
の1段目のロールを金属ストリップを挟んだまま上下方
向に昇降可能に設置すること、などを併せて実施する
と、一層の効果があって望ましい。
1段目のロール表面の溝ピッチを2段目のロール表面の
溝ピッチよりも大きくすること、2段に設けたスクイー
ズロールの2段目のスクイーズロールを1段目のスクイ
ーズロールよりも小径とし、バックアップロールを設け
て4重式とすること、スクイーズロール入側の金属スト
リップの表裏両面への塗布液供給手段が押さえバーによ
る液溜まりであること、2段に設けたスクイーズロール
の1段目のロールを金属ストリップを挟んだまま上下方
向に昇降可能に設置すること、などを併せて実施する
と、一層の効果があって望ましい。
【0010】
【作 用】本発明によれば、スクイーズロールを金属ス
トリップの走行方向に2段に設置し、第1段のスクイー
ズロール入側で金属ストリップ表裏両面に供給した塗布
液を第1段のスクイーズロールで金属ストリップの表裏
両面に万遍なく塗り拡げ、最終塗装量の 150%程度が残
るように軽く絞り、ついで第2段のスクイーズロールで
これを所定の膜厚になるよう余分の塗料を絞って除去
し、塗工外観を整えるのである。このように機能を分担
するため、スクイーズロール表面の溝は第1段ではピッ
チを大きくして絞り作用を弱め、第2段では正確な仕上
がり塗膜厚を得るためピッチを細かくする。
トリップの走行方向に2段に設置し、第1段のスクイー
ズロール入側で金属ストリップ表裏両面に供給した塗布
液を第1段のスクイーズロールで金属ストリップの表裏
両面に万遍なく塗り拡げ、最終塗装量の 150%程度が残
るように軽く絞り、ついで第2段のスクイーズロールで
これを所定の膜厚になるよう余分の塗料を絞って除去
し、塗工外観を整えるのである。このように機能を分担
するため、スクイーズロール表面の溝は第1段ではピッ
チを大きくして絞り作用を弱め、第2段では正確な仕上
がり塗膜厚を得るためピッチを細かくする。
【0011】また、上下ロールの噛み合わせ部分に存在
する塗布液の量が少なくなると、前記したように高速時
の空気巻き込みによる筋模様が発生しやすい。この筋模
様は、ロール出口で塗布液が上下ロールにより引き離さ
れる際、内部が負圧になり、キャビテーションにより空
孔が発生し、これが引き伸ばされたものと説明されてお
り、Mills & South の式 ( μv/σ) ・ ( R/g )3/4 の値が10.3を越えると発生すると言われる。ここにμは
塗布液の粘度、v はライン速度、σは表面張力、R はロ
ール半径、g はロール間隔であるから、高粘度の塗布液
でロール径が大きい程筋模様は発生しやすいことがわか
る。従ってロール間隔の小さい第2段のスクイーズロー
ルにおいては、ロール半径を小さくするのが有利である
が、ストリップ幅が大きい場合、ロール径が小さいとた
わみが大きくなり、幅方向の塗膜厚の不均一が生じるか
ら、バックアップロールを設けて4重式とするのがよ
い。
する塗布液の量が少なくなると、前記したように高速時
の空気巻き込みによる筋模様が発生しやすい。この筋模
様は、ロール出口で塗布液が上下ロールにより引き離さ
れる際、内部が負圧になり、キャビテーションにより空
孔が発生し、これが引き伸ばされたものと説明されてお
り、Mills & South の式 ( μv/σ) ・ ( R/g )3/4 の値が10.3を越えると発生すると言われる。ここにμは
塗布液の粘度、v はライン速度、σは表面張力、R はロ
ール半径、g はロール間隔であるから、高粘度の塗布液
でロール径が大きい程筋模様は発生しやすいことがわか
る。従ってロール間隔の小さい第2段のスクイーズロー
ルにおいては、ロール半径を小さくするのが有利である
が、ストリップ幅が大きい場合、ロール径が小さいとた
わみが大きくなり、幅方向の塗膜厚の不均一が生じるか
ら、バックアップロールを設けて4重式とするのがよ
い。
【0012】さらに、塗布液が固化しやすい高粘度固液
混合物等の場合、スプレイノズルのノズル詰まりが起こ
りやすいので、塗布液の供給手段としてはロールと押さ
えバーの間の窪みに液を貯留し、ロール表面に転写する
液溜まり方式がよい。また、第1段のスクイーズロール
を金属ストリップを挟んだまま上下方向に昇降可能の構
造とし、この位置でパスルートを上下させると、第2段
のスクイーズロールに進入する金属ストリップに水平面
に対し±αの進入角度を与えることができる。このこと
により、第2段のスクイーズロールに対するストリップ
表裏面の巻き付き角度を変えることができ、ストリップ
表裏面の膜厚比を任意に変化させることができる。
混合物等の場合、スプレイノズルのノズル詰まりが起こ
りやすいので、塗布液の供給手段としてはロールと押さ
えバーの間の窪みに液を貯留し、ロール表面に転写する
液溜まり方式がよい。また、第1段のスクイーズロール
を金属ストリップを挟んだまま上下方向に昇降可能の構
造とし、この位置でパスルートを上下させると、第2段
のスクイーズロールに進入する金属ストリップに水平面
に対し±αの進入角度を与えることができる。このこと
により、第2段のスクイーズロールに対するストリップ
表裏面の巻き付き角度を変えることができ、ストリップ
表裏面の膜厚比を任意に変化させることができる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜3により説明す
る。1は金属ストリップ、21、22は押さえバー、41は表
面塗布液、42は裏面塗布液、51、52は第1段スクイーズ
ロールで51は上ロール、52は下ロール、61、62、71、67
2 第2段スクイーズロールで61は上ロール、62は下ロー
ル、71は上バックアップロール、72は下バックアップロ
ールである。
る。1は金属ストリップ、21、22は押さえバー、41は表
面塗布液、42は裏面塗布液、51、52は第1段スクイーズ
ロールで51は上ロール、52は下ロール、61、62、71、67
2 第2段スクイーズロールで61は上ロール、62は下ロー
ル、71は上バックアップロール、72は下バックアップロ
ールである。
【0014】この実施例は鋼板の連続処理設備における
もので、図1はロール配置を示し、第1段スクイーズロ
ール51、52はロール胴長1600mm、直径 180mmでロール表
面には合成ゴムをライニングし溝加工を施してある。第
2段スクイーズロール61、62は直径90mmで、第1段スク
イーズロールよりも小径であり、同じく表面には合成ゴ
ムをライニングし溝加工を施してある。これらの溝は、
第1段スクイーズロール51、52ではピッチ 1.2mmで山の
高さ 0.9mm、第2段スクイーズロール61、62ではピッチ
が0.46〜0.54mmで山の高さ 0.3〜0.8mm 、溝のプロフィ
ルはいずれも鋸歯状であり、第1段の方が第2段よりも
溝ピッチが大きい。バックアップロール71、72は直径 2
65mmの鋼製ロールで、表面はクロームめっきを施してあ
る。
もので、図1はロール配置を示し、第1段スクイーズロ
ール51、52はロール胴長1600mm、直径 180mmでロール表
面には合成ゴムをライニングし溝加工を施してある。第
2段スクイーズロール61、62は直径90mmで、第1段スク
イーズロールよりも小径であり、同じく表面には合成ゴ
ムをライニングし溝加工を施してある。これらの溝は、
第1段スクイーズロール51、52ではピッチ 1.2mmで山の
高さ 0.9mm、第2段スクイーズロール61、62ではピッチ
が0.46〜0.54mmで山の高さ 0.3〜0.8mm 、溝のプロフィ
ルはいずれも鋸歯状であり、第1段の方が第2段よりも
溝ピッチが大きい。バックアップロール71、72は直径 2
65mmの鋼製ロールで、表面はクロームめっきを施してあ
る。
【0015】金属ストリップの幅が狭い等により第2段
スクイーズロールの径をある程度小さくしても問題を生
じない場合、バックアップロールを設けなくともよいの
は、いうまでもない。図2は塗布液の塗布状況を模式的
に示した断面図で、第1段スクイーズロール51、52の入
側で塗布液がストリップ表裏面に供給される。上下スク
イーズロール51、52に接近して設置された回転しない鋼
製の押さえバー21、22との間の窪みに塗布液が供給され
て液溜まりを形成し、ロール表面からストリップ裏面に
液が転写される。塗布液が高粘度スラリや高濃度塗料等
の場合、スプレイ方式ではノズル詰まりを発生しやすい
ので、このような液溜まり方式がよいが、塗布液の種類
如何ではスプレイ方式や、図4に示したようなロール下
部を貯槽に浸漬させる方式などを採用してもよい。
スクイーズロールの径をある程度小さくしても問題を生
じない場合、バックアップロールを設けなくともよいの
は、いうまでもない。図2は塗布液の塗布状況を模式的
に示した断面図で、第1段スクイーズロール51、52の入
側で塗布液がストリップ表裏面に供給される。上下スク
イーズロール51、52に接近して設置された回転しない鋼
製の押さえバー21、22との間の窪みに塗布液が供給され
て液溜まりを形成し、ロール表面からストリップ裏面に
液が転写される。塗布液が高粘度スラリや高濃度塗料等
の場合、スプレイ方式ではノズル詰まりを発生しやすい
ので、このような液溜まり方式がよいが、塗布液の種類
如何ではスプレイ方式や、図4に示したようなロール下
部を貯槽に浸漬させる方式などを採用してもよい。
【0016】第1段スクイーズロール51、52により金属
ストリップの表裏両面に塗布液を万遍なく塗り拡げ、例
えば最終塗布量の 150%程度を残す程度に絞られて金属
ストリップは第2段スクイーズロール61、62に入り、こ
こで最終塗布量にまで絞られて乾燥、焼き付け等の後工
程に送られる。図3は第1段スクイーズロール51、52
が、図示しない油圧ジャッキ等の昇降手段により水平パ
スラインに対し若干上下移動可能に設置されていること
を示す。例えば矢印のごとく金属ストリップを挟んだま
まスクイーズロールを上昇させると、第2段スクイーズ
ロール61、62へは進入角αを以て進入するので、第2段
スクイーズロール61、62に対する巻き付け角およびこれ
らによって受ける絞り作用が表裏面で異なって来る結
果、表裏面の塗膜厚の差を生じる。したがって進入角α
を変化させることにより、表裏面の塗膜厚差を制御する
ことができる。
ストリップの表裏両面に塗布液を万遍なく塗り拡げ、例
えば最終塗布量の 150%程度を残す程度に絞られて金属
ストリップは第2段スクイーズロール61、62に入り、こ
こで最終塗布量にまで絞られて乾燥、焼き付け等の後工
程に送られる。図3は第1段スクイーズロール51、52
が、図示しない油圧ジャッキ等の昇降手段により水平パ
スラインに対し若干上下移動可能に設置されていること
を示す。例えば矢印のごとく金属ストリップを挟んだま
まスクイーズロールを上昇させると、第2段スクイーズ
ロール61、62へは進入角αを以て進入するので、第2段
スクイーズロール61、62に対する巻き付け角およびこれ
らによって受ける絞り作用が表裏面で異なって来る結
果、表裏面の塗膜厚の差を生じる。したがって進入角α
を変化させることにより、表裏面の塗膜厚差を制御する
ことができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、特に高粘度固液混合物
等の塗装性の悪い塗料の塗装等に好適な塗装手段であ
り、ノズル詰まりや塗布むら等がなく、均一、良好な塗
膜を形成させることができるようになるという、すぐれ
た効果を奏する。
等の塗装性の悪い塗料の塗装等に好適な塗装手段であ
り、ノズル詰まりや塗布むら等がなく、均一、良好な塗
膜を形成させることができるようになるという、すぐれ
た効果を奏する。
【図1】本発明の実施例のロール配置を示す断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施例における塗膜の状態を示す断面
図である。
図である。
【図3】本発明の実施例のロール配置を示す断面図であ
る。
る。
【図4】従来の技術を示す断面図である。
1 金属ストリップ 21、22 押さえバー 31 スプレイノズル 32 塗布液貯槽 41、42 塗布液 51、61 上スクイーズロール 71 上バックアップロール 52、62 下スクイーズロール 72 下バックアップロール 8 熱処理炉
Claims (6)
- 【請求項1】 走行する金属ストリップ(1)の表裏両
面に塗布液を供給し、その下流に設置したこの金属スト
リップを挟む1対のスクイーズロール(51、52)により
前記の塗布液を金属ストリップの表裏両面に万遍なく塗
り拡げ、ついでその下流に設置した他の1対のスクイー
ズロール(61、62)により余分の塗布液を除去して所定
の塗膜厚とすることを特徴とする金属ストリップのコー
ティング方法。 - 【請求項2】 走行する金属ストリップ(1)の表裏両
面に塗布液を供給し、その下流でこの金属ストリップを
挟む対をなすスクイーズロールにより余分の塗布液を除
去するスクイーズロールコータにおいて、前記のスクイ
ーズロールを前記金属ストリップの走行方向に2段に設
けたことを特徴とする金属ストリップのコーティング装
置。 - 【請求項3】 2段に設けたスクイーズロールの1段目
(51、52)のロール表面の溝ピッチを2段目(61、62)
のロール表面の溝ピッチよりも大きくした請求項2に記
載の金属ストリップのコーティング装置。 - 【請求項4】 2段に設けたスクイーズロールの2段目
のスクイーズロール(61、62)を1段目のスクイーズロ
ール(51、52)よりも小径とし、バックアップロール
(71、72)を設けて4重式とした請求項2あるいは請求
項3に記載の金属ストリップのコーティング装置。 - 【請求項5】 スクイーズロール入側の金属ストリップ
の表裏両面への塗布液供給手段が押さえバー(21、22)
による液溜まりである請求項2ないし請求項4に記載の
金属ストリップのコーティング装置。 - 【請求項6】 2段に設けたスクイーズロールの1段目
のロール(51、52)を金属ストリップ(1)を挟んだま
ま上下方向に昇降可能に設置した請求項2ないし請求項
5に記載の金属ストリップのコーティング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34759992A JP3308614B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 金属ストリップのコーティング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34759992A JP3308614B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 金属ストリップのコーティング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06190322A true JPH06190322A (ja) | 1994-07-12 |
| JP3308614B2 JP3308614B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=18391312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34759992A Expired - Fee Related JP3308614B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 金属ストリップのコーティング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3308614B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101252153B1 (ko) * | 2012-04-20 | 2013-04-08 | 데코론(주) | 폴리카보네이트용 코팅액 제거장치 |
| WO2018159633A1 (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-07 | Jfeスチール株式会社 | スラリー塗布方法およびスラリー塗布装置 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP34759992A patent/JP3308614B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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