JPH06191473A - 舶用荷役装置 - Google Patents
舶用荷役装置Info
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- JPH06191473A JPH06191473A JP34424392A JP34424392A JPH06191473A JP H06191473 A JPH06191473 A JP H06191473A JP 34424392 A JP34424392 A JP 34424392A JP 34424392 A JP34424392 A JP 34424392A JP H06191473 A JPH06191473 A JP H06191473A
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- container
- ship
- cargo handling
- loading
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 航行効率を改善した船舶において、積載効率
を向上させると共に荷役効率を向上させる。 【構成】 船体5の両端にコンテナCを積み降ろしする
ための開口2A,2Bを有するコンテナ船Sにおいて、
上記開口2A,2B間の床面7にコンテナCを順次移送
するローラ装置6を船体5に設け、このローラ装置6を
任意に駆動する駆動ローラ6aを設けてコンテナCの荷
役を行う。
を向上させると共に荷役効率を向上させる。 【構成】 船体5の両端にコンテナCを積み降ろしする
ための開口2A,2Bを有するコンテナ船Sにおいて、
上記開口2A,2B間の床面7にコンテナCを順次移送
するローラ装置6を船体5に設け、このローラ装置6を
任意に駆動する駆動ローラ6aを設けてコンテナCの荷
役を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、舶用の荷役装置に関
し、更に詳しくはコンテナ船等におけるコンテナの荷役
装置に関するものである。
し、更に詳しくはコンテナ船等におけるコンテナの荷役
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンテナ輸送用の船舶におい
ては主にコンテナ船が用いられているが、特に内航のコ
ンテナの航送においてはコンテナ船とトラックにコンテ
ナを積みこのトラックを積載して輸送するトラックフェ
リとが用いられている。
ては主にコンテナ船が用いられているが、特に内航のコ
ンテナの航送においてはコンテナ船とトラックにコンテ
ナを積みこのトラックを積載して輸送するトラックフェ
リとが用いられている。
【0003】このトラックフェリは、図10の平面図に
示すように、例えば、L字型の岸壁51に着岸したトラ
ックフェリFは、船体側に装備されていて船体52と岸
壁51とをつなぐ傾斜路であるランプウェイ53により
連結され、トラックTはここを通って乗下船する。この
ようなトラックフェリFの場合、コンテナCを陸上輸送
するトラックTを船体52の一方からランプウェイ53
を通って順次乗船させて所定位置に積載し、所定の港で
各コンテナCを搭載したトラックTが下船をするため、
トラックT1台当たりにコンテナC1台を載置した構成
となり、甲板上の専有面積は非常に大きく、また、この
トラックTは複数段に積み重ねるということが面倒なた
め、船体52に積載できるコンテナCは限られていた。
示すように、例えば、L字型の岸壁51に着岸したトラ
ックフェリFは、船体側に装備されていて船体52と岸
壁51とをつなぐ傾斜路であるランプウェイ53により
連結され、トラックTはここを通って乗下船する。この
ようなトラックフェリFの場合、コンテナCを陸上輸送
するトラックTを船体52の一方からランプウェイ53
を通って順次乗船させて所定位置に積載し、所定の港で
各コンテナCを搭載したトラックTが下船をするため、
トラックT1台当たりにコンテナC1台を載置した構成
となり、甲板上の専有面積は非常に大きく、また、この
トラックTは複数段に積み重ねるということが面倒なた
め、船体52に積載できるコンテナCは限られていた。
【0004】また、コンテナ船にあっては、多くのコン
テナCを積載することができるが、積載するためのクレ
ーン設備等を必要とすると共に、積載のために多くの時
間と労力を必要とする。
テナCを積載することができるが、積載するためのクレ
ーン設備等を必要とすると共に、積載のために多くの時
間と労力を必要とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コンテナを
輸送する船舶においてコンテナをより効率的に航送する
ためには、航行効率、積載効率、荷役効率の3つ
の要素を考慮してその最適化を図る必要がある。なお、
最終的にはさらに全体的な投資効率と組合せた最適化を
考える必要があるが、本発明においては上記3要素を主
体にみる。
輸送する船舶においてコンテナをより効率的に航送する
ためには、航行効率、積載効率、荷役効率の3つ
の要素を考慮してその最適化を図る必要がある。なお、
最終的にはさらに全体的な投資効率と組合せた最適化を
考える必要があるが、本発明においては上記3要素を主
体にみる。
【0006】先ず、航行効率とは、出来るだけ少ない
所要馬力と少ない所要時間で航行できる船舶が高効率と
いう事になり、通常は船型の改良による所要馬力の減少
などのアプローチが行われる。次に、積載効率とは、
より小型の船型で同一のコンテナを輸送できる船舶が高
効率といえる。また、荷役効率とは、より短時間に積
荷および降荷ができるか否かの評価を示す。
所要馬力と少ない所要時間で航行できる船舶が高効率と
いう事になり、通常は船型の改良による所要馬力の減少
などのアプローチが行われる。次に、積載効率とは、
より小型の船型で同一のコンテナを輸送できる船舶が高
効率といえる。また、荷役効率とは、より短時間に積
荷および降荷ができるか否かの評価を示す。
【0007】以上の効率から、上述したトラックフェリ
は、コンテナCと共にトラックTを積載するため積載効
率の面では最も悪い船舶であるが、港における荷役効率
に優れており、コンテナ船はその逆で積載効率の面では
優れているが、荷役効率の面では悪い船舶である。この
ため、トラックフェリは荷役効率が格段に優れているか
らその存在意義があり、逆にコンテナ船は積載効率が優
れていることがその存在意義を決定付けている。
は、コンテナCと共にトラックTを積載するため積載効
率の面では最も悪い船舶であるが、港における荷役効率
に優れており、コンテナ船はその逆で積載効率の面では
優れているが、荷役効率の面では悪い船舶である。この
ため、トラックフェリは荷役効率が格段に優れているか
らその存在意義があり、逆にコンテナ船は積載効率が優
れていることがその存在意義を決定付けている。
【0008】しかし、これを物流システムとしての観点
から見ると、これらの船舶における積載効率と荷役効率
を合せて考慮しないと片手落ちであり、船舶による物流
システムとしては、これらからなる総合効率を向上させ
る必要がある。
から見ると、これらの船舶における積載効率と荷役効率
を合せて考慮しないと片手落ちであり、船舶による物流
システムとしては、これらからなる総合効率を向上させ
る必要がある。
【0009】なお、コンテナ船に関する従来技術とし
て、実開平3−40189号公報記載の考案があるが、
この公報記載の考案は、コンテナ船の側方から甲板上に
形成した複数の区画部の搬送ローラを用いて出し入れす
るものであり、本発明のように連続的にコンテナを積込
んで荷役効率を大幅に向上させ得るものではない。
て、実開平3−40189号公報記載の考案があるが、
この公報記載の考案は、コンテナ船の側方から甲板上に
形成した複数の区画部の搬送ローラを用いて出し入れす
るものであり、本発明のように連続的にコンテナを積込
んで荷役効率を大幅に向上させ得るものではない。
【0010】本発明は上記課題に鑑みて、航行効率を改
善した船舶において、フェリ船型をコンテナ船型に変更
して積載効率を向上させ、荷役装置の改善によって荷役
効率をフェリ船型に近い所まで改善することによってコ
ンテナ輸送の総合効率を改善した舶用荷役装置を提供す
ることを目的とする。
善した船舶において、フェリ船型をコンテナ船型に変更
して積載効率を向上させ、荷役装置の改善によって荷役
効率をフェリ船型に近い所まで改善することによってコ
ンテナ輸送の総合効率を改善した舶用荷役装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における舶用荷役装置の第1発明は、船体の
両端にコンテナを積み降ろしするための開口を有する船
舶において、上記開口間にコンテナを順次移動させる移
送手段を船体に設けたことを特徴とするものである。
に、本発明における舶用荷役装置の第1発明は、船体の
両端にコンテナを積み降ろしするための開口を有する船
舶において、上記開口間にコンテナを順次移動させる移
送手段を船体に設けたことを特徴とするものである。
【0012】また、第2発明は、上記舶用荷役装置にお
いて、複層のコンテナ積載室を設けると共に、該コンテ
ナ積載室の両端付近にコンテナ昇降用のリフトを設けた
ものである。
いて、複層のコンテナ積載室を設けると共に、該コンテ
ナ積載室の両端付近にコンテナ昇降用のリフトを設けた
ものである。
【0013】更に、第3発明は、これらの舶用荷役装置
において、床面にコンテナ移送手段を設け、該移送手段
を任意に駆動する駆動手段を設けてコンテナを任意に移
動又は停止させることを特徴とするものである更にま
た、第4発明は、これらの舶用荷役装置において、両端
の開口部にコンテナ旋回手段を設けたものでもある。
において、床面にコンテナ移送手段を設け、該移送手段
を任意に駆動する駆動手段を設けてコンテナを任意に移
動又は停止させることを特徴とするものである更にま
た、第4発明は、これらの舶用荷役装置において、両端
の開口部にコンテナ旋回手段を設けたものでもある。
【0014】更に、第5発明は、これらの舶用荷役装置
を備えた船舶がダブルエンダー船であることを特徴とす
るものである。
を備えた船舶がダブルエンダー船であることを特徴とす
るものである。
【0015】
【作用】上記第1発明によれば、船体の両端に設けられ
たコンテナの積荷及び荷降しのための開口間において、
船体に設けた移送手段によりコンテナを順次移動させて
任意の位置にコンテナを移送することができ、コンテナ
の積荷及び荷降しが連続的に可能となる。
たコンテナの積荷及び荷降しのための開口間において、
船体に設けた移送手段によりコンテナを順次移動させて
任意の位置にコンテナを移送することができ、コンテナ
の積荷及び荷降しが連続的に可能となる。
【0016】また、上記第2発明によれば、コンテナ積
載室が複層設けられているため、このコンテナ積載室の
両端付近に設けられた昇降用リフトにより、任意のコン
テナ積載室にコンテナを積込むことができる。この場
合、コンテナ積載室間でコンテナを循環させることも可
能であり、任意のコンテナを任意の港で荷降しすること
も可能となる。
載室が複層設けられているため、このコンテナ積載室の
両端付近に設けられた昇降用リフトにより、任意のコン
テナ積載室にコンテナを積込むことができる。この場
合、コンテナ積載室間でコンテナを循環させることも可
能であり、任意のコンテナを任意の港で荷降しすること
も可能となる。
【0017】更に、上記第3発明によれば、開口間の移
送手段を床面に設け、この移送手段を任意に駆動する駆
動手段によりコンテナを任意に移動又は停止させること
ができ、無駄スペース無くコンテナの積荷及び荷降しが
できる。
送手段を床面に設け、この移送手段を任意に駆動する駆
動手段によりコンテナを任意に移動又は停止させること
ができ、無駄スペース無くコンテナの積荷及び荷降しが
できる。
【0018】更にまた、上記第4発明の構成によれば、
開口部に設けたコンテナ旋回手段により、任意の方向か
ら積荷及び荷降しが可能となり、また、船内へのコンテ
ナ移送方向も任意に変更することが可能となる。
開口部に設けたコンテナ旋回手段により、任意の方向か
ら積荷及び荷降しが可能となり、また、船内へのコンテ
ナ移送方向も任意に変更することが可能となる。
【0019】更に、上記第5発明の構成によれば、船舶
がダブルエンダー船であるため、船舶の航行効率を向上
させた船舶で積載効率及び荷役効率を向上させることが
でき、総合効率を大幅に向上させることができる。
がダブルエンダー船であるため、船舶の航行効率を向上
させた船舶で積載効率及び荷役効率を向上させることが
でき、総合効率を大幅に向上させることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の第1実施例を示すコンテナ船の平
面図で、図2はコンテナ移送手段であるローラ装置を示
す側面図であり、本発明の基本的構成を示す実施例であ
る。なお、このコンテナ船に積載するコンテナは、上述
した従来のトラックフェリと同数を積載する例を示して
いる。また、この実施例では船体の右側から積荷して左
側から荷降しする例を示し、右側の構成にはAを付し、
左側の構成にはBを付している。
する。図1は本発明の第1実施例を示すコンテナ船の平
面図で、図2はコンテナ移送手段であるローラ装置を示
す側面図であり、本発明の基本的構成を示す実施例であ
る。なお、このコンテナ船に積載するコンテナは、上述
した従来のトラックフェリと同数を積載する例を示して
いる。また、この実施例では船体の右側から積荷して左
側から荷降しする例を示し、右側の構成にはAを付し、
左側の構成にはBを付している。
【0021】図示するように、コ字状の岸壁1に着岸し
たコンテナ船Sは、その両端の開口2A,2Bに設けら
れたそれぞれのランプウェイ3A,3Bにより岸壁1と
連結されており、このランプウェイ3A,3Bの近傍に
はフォークリフト4A,4Bがそれぞれ配置されてい
る。このフォークリフト4A,4Bは、トラックTによ
って陸送されてきたコンテナCをトラックTからコンテ
ナ船Sに積荷、あるいはコンテナ船Sから荷降ししてト
ラックTに積込む作業を行う。このコンテナ船Sの船体
5(以下、本船ともいう。)は、上述した従来のトラッ
クフェリFと同数のコンテナCを積載しており、従来の
船体と比較して積載効率が高いため船体5は小型化され
ている。
たコンテナ船Sは、その両端の開口2A,2Bに設けら
れたそれぞれのランプウェイ3A,3Bにより岸壁1と
連結されており、このランプウェイ3A,3Bの近傍に
はフォークリフト4A,4Bがそれぞれ配置されてい
る。このフォークリフト4A,4Bは、トラックTによ
って陸送されてきたコンテナCをトラックTからコンテ
ナ船Sに積荷、あるいはコンテナ船Sから荷降ししてト
ラックTに積込む作業を行う。このコンテナ船Sの船体
5(以下、本船ともいう。)は、上述した従来のトラッ
クフェリFと同数のコンテナCを積載しており、従来の
船体と比較して積載効率が高いため船体5は小型化され
ている。
【0022】また、上記開口2A,2B間及びランプウ
ェイ3A,3BにはコンテナCの移送手段たるローラ装
置6が設けられており、この実施例では図2に示すよう
にコンテナ移動手段たる駆動ローラ6aと、場合によっ
ては遊転ローラ6bを組合わせて甲板床面7に配置する
ことにより構成され、このようにしてコンテナCを順次
移動させる舶用荷役装置Lを船体5に設けている。
ェイ3A,3BにはコンテナCの移送手段たるローラ装
置6が設けられており、この実施例では図2に示すよう
にコンテナ移動手段たる駆動ローラ6aと、場合によっ
ては遊転ローラ6bを組合わせて甲板床面7に配置する
ことにより構成され、このようにしてコンテナCを順次
移動させる舶用荷役装置Lを船体5に設けている。
【0023】このローラ装置6は、甲板8やランプウェ
イ3A,3B等の床面にコンテナCの移動方向とほぼ直
角に設けられており、床面7に対して水平で回転自在な
よう配置されている。そして、このローラ装置6がコン
テナCの重量を支えて移送させる。また、これら駆動ロ
ーラ6aは駆動用モータを備え、全部一斉にも個々に独
立にも駆動でき、正逆,停止を自在に運転できるような
制御装置により、任意のコンテナを任意の方向及び位置
に移動又は停止させることができるようになっている。
なお、この移送手段は他の手段、例えば複数に分割され
たベルトコンベア等であってもよい。
イ3A,3B等の床面にコンテナCの移動方向とほぼ直
角に設けられており、床面7に対して水平で回転自在な
よう配置されている。そして、このローラ装置6がコン
テナCの重量を支えて移送させる。また、これら駆動ロ
ーラ6aは駆動用モータを備え、全部一斉にも個々に独
立にも駆動でき、正逆,停止を自在に運転できるような
制御装置により、任意のコンテナを任意の方向及び位置
に移動又は停止させることができるようになっている。
なお、この移送手段は他の手段、例えば複数に分割され
たベルトコンベア等であってもよい。
【0024】以上のように構成された第1実施例による
舶用荷役装置LによるコンテナCの積荷及び荷降しの荷
役作業は、先ず船体5の右側からトラックTにより陸送
されてきたコンテナCは、船体5右側に配置されたフォ
ークリフト4AによってトラックTから降ろして船体右
側の開口2Aに設けられたランプウェイ3Aへと乗せら
れ、本船の開口2A,2B間に設けられた移送手段たる
ローラ装置6により船内へと移送される。このコンテナ
Cを移送するローラ装置6は、駆動ローラ6aが可逆で
ローカル的にも全体的にも任意に回転させることができ
るため、駆動ローラ6aを制御することによって、コン
テナCを任意の場所まで順次移送し、後に続くコンテナ
Cを無駄スペースなく詰め込むことができる。なお、図
1の場合、13個全部のコンテナCを一斉に移動させな
がらトラックTの動きに合わせて1個ずつコンテナCを
ランプウェイ3Bへ荷降しすると同時にランプウェイ3
Aに乗せられたコンテナCを船内へ格納して行くことが
できる。また、本船5から荷降しされるコンテナCは、
出口側のランプウェイ3Bから船外へ移送され、このコ
ンテナCはフォークリフト4Bにより陸送するためのト
ラックTへと積み込まれる。なお、上記実施例ではコ字
状の岸壁1に着岸した実施例を説明したが、ランプウェ
イ3A,3Bを斜めに配置すれば直線の岸壁でも同様の
ことができる。
舶用荷役装置LによるコンテナCの積荷及び荷降しの荷
役作業は、先ず船体5の右側からトラックTにより陸送
されてきたコンテナCは、船体5右側に配置されたフォ
ークリフト4AによってトラックTから降ろして船体右
側の開口2Aに設けられたランプウェイ3Aへと乗せら
れ、本船の開口2A,2B間に設けられた移送手段たる
ローラ装置6により船内へと移送される。このコンテナ
Cを移送するローラ装置6は、駆動ローラ6aが可逆で
ローカル的にも全体的にも任意に回転させることができ
るため、駆動ローラ6aを制御することによって、コン
テナCを任意の場所まで順次移送し、後に続くコンテナ
Cを無駄スペースなく詰め込むことができる。なお、図
1の場合、13個全部のコンテナCを一斉に移動させな
がらトラックTの動きに合わせて1個ずつコンテナCを
ランプウェイ3Bへ荷降しすると同時にランプウェイ3
Aに乗せられたコンテナCを船内へ格納して行くことが
できる。また、本船5から荷降しされるコンテナCは、
出口側のランプウェイ3Bから船外へ移送され、このコ
ンテナCはフォークリフト4Bにより陸送するためのト
ラックTへと積み込まれる。なお、上記実施例ではコ字
状の岸壁1に着岸した実施例を説明したが、ランプウェ
イ3A,3Bを斜めに配置すれば直線の岸壁でも同様の
ことができる。
【0025】このように第1実施例においては、荷降し
と積荷は、コンテナ船Sから出口側の開口2Bへ移送さ
れたコンテナCをフォークリフト4Bを用いてトラック
Tに載置して荷降しし、また、トラックTにより輸送さ
れてきたコンテナCは、フォークリフト4Aを用いて入
口側の開口2Aから船内へ積荷され、コンテナ船Sの両
端に設けられた開口2A,2Bの左側の開口2Bからコ
ンテナCを荷降ししながら右側の開口2Aから積荷を同
時に行うことができる。
と積荷は、コンテナ船Sから出口側の開口2Bへ移送さ
れたコンテナCをフォークリフト4Bを用いてトラック
Tに載置して荷降しし、また、トラックTにより輸送さ
れてきたコンテナCは、フォークリフト4Aを用いて入
口側の開口2Aから船内へ積荷され、コンテナ船Sの両
端に設けられた開口2A,2Bの左側の開口2Bからコ
ンテナCを荷降ししながら右側の開口2Aから積荷を同
時に行うことができる。
【0026】また、コンテナCを陸送するトラックT
は、図面上右側から左側へと移動し、トラックTがコン
テナCを陸送してこれからこのコンテナCを本船5に搭
載するための荷役を待っている状態と、トラックTが陸
送して来たコンテナCを降ろして本船から降ろされるコ
ンテナCを積み込むため荷降し側の開口2B位置に移動
している状態と、トラックTが本船5から荷降しされた
コンテナCを積んでこれから陸送に出発しようとしてい
る状態とをそれぞれ示している。
は、図面上右側から左側へと移動し、トラックTがコン
テナCを陸送してこれからこのコンテナCを本船5に搭
載するための荷役を待っている状態と、トラックTが陸
送して来たコンテナCを降ろして本船から降ろされるコ
ンテナCを積み込むため荷降し側の開口2B位置に移動
している状態と、トラックTが本船5から荷降しされた
コンテナCを積んでこれから陸送に出発しようとしてい
る状態とをそれぞれ示している。
【0027】従って、従来のトラックフェリでは本船航
走中は資本財たるトラックは休止する事になるが、本発
明ではコンテナを陸送してきたトラックがそのまま本船
のコンテナを引き取って陸送に入れるので、トラックの
不稼働時間は本船の全長に相当する距離を空荷で走るだ
けであり、極めて効率が良い。なお、本発明によれば本
船が装備する荷役装置と別途フォークリフトなどは必要
であるが、船型の小型化で補償されれば問題はない。
走中は資本財たるトラックは休止する事になるが、本発
明ではコンテナを陸送してきたトラックがそのまま本船
のコンテナを引き取って陸送に入れるので、トラックの
不稼働時間は本船の全長に相当する距離を空荷で走るだ
けであり、極めて効率が良い。なお、本発明によれば本
船が装備する荷役装置と別途フォークリフトなどは必要
であるが、船型の小型化で補償されれば問題はない。
【0028】また、従来のトラックフェリでは、図10
の状態から各トラックTが下船し終えた後、次のトラッ
クTの乗船が始まるが、本発明のコンテナ船ではコンテ
ナCの荷降しが終わった時点にはほぼ新しいコンテナC
の積載が完了している。従って、個々の荷役システムの
能力を考慮して、トラックフェリの荷役時間に十分対抗
できる荷役装置を実現することは可能である。
の状態から各トラックTが下船し終えた後、次のトラッ
クTの乗船が始まるが、本発明のコンテナ船ではコンテ
ナCの荷降しが終わった時点にはほぼ新しいコンテナC
の積載が完了している。従って、個々の荷役システムの
能力を考慮して、トラックフェリの荷役時間に十分対抗
できる荷役装置を実現することは可能である。
【0029】次に、本発明の第2実施例に係る舶用荷役
装置Lを図3に示す側断面図に基づいて説明する。この
実施例は、上述した第1実施例のコンテナ船Sにおい
て、甲板8で3層に区画したコンテナ積載室を形成する
と共に、これらのコンテナ積載室の両端付近に各1個の
コンテナ昇降用のリフト9を備えている。
装置Lを図3に示す側断面図に基づいて説明する。この
実施例は、上述した第1実施例のコンテナ船Sにおい
て、甲板8で3層に区画したコンテナ積載室を形成する
と共に、これらのコンテナ積載室の両端付近に各1個の
コンテナ昇降用のリフト9を備えている。
【0030】図示するように、船体5の両端の開口2
A,2Bに設けられたランプウェイ3A,3Bと連続す
るように、コンテナCの積荷及び荷降し時にコンテナC
が乗せられる乗降甲板8aが設けられており、この乗降
甲板8aの上下に上部甲板8bと下部甲板8cとが設け
られている。この乗降甲板8aの両端には、乗降甲板8
aと上部甲板8bとの間でコンテナCを昇降させるため
の上部甲板用リフト9aと、下部甲板8cとの間でコン
テナCを昇降させるための下部甲板用リフト9bとがそ
れぞれ設けられており、下部甲板用リフト9bは、下部
甲板8cの両端に設けられ、上部甲板用リフト9aは、
上部甲板8bの両端に設けられている。なお、乗降甲板
8a,上部甲板8b,下部甲板8c,及び上部甲板用リ
フト9a,下部甲板用リフト9bには上述したローラ装
置6が設けられている。なお、この第2実施例では3層
の甲板を備えた場合を示しているが1層から2層,3
層,4層・・・といくらでも良い。
A,2Bに設けられたランプウェイ3A,3Bと連続す
るように、コンテナCの積荷及び荷降し時にコンテナC
が乗せられる乗降甲板8aが設けられており、この乗降
甲板8aの上下に上部甲板8bと下部甲板8cとが設け
られている。この乗降甲板8aの両端には、乗降甲板8
aと上部甲板8bとの間でコンテナCを昇降させるため
の上部甲板用リフト9aと、下部甲板8cとの間でコン
テナCを昇降させるための下部甲板用リフト9bとがそ
れぞれ設けられており、下部甲板用リフト9bは、下部
甲板8cの両端に設けられ、上部甲板用リフト9aは、
上部甲板8bの両端に設けられている。なお、乗降甲板
8a,上部甲板8b,下部甲板8c,及び上部甲板用リ
フト9a,下部甲板用リフト9bには上述したローラ装
置6が設けられている。なお、この第2実施例では3層
の甲板を備えた場合を示しているが1層から2層,3
層,4層・・・といくらでも良い。
【0031】また、この実施例の場合、コンテナCを長
手方向に積載する実施例を示しているため、ランプウェ
イ3A,3Bの両側に船側と同じコンテナ移送装置を備
えたサブウェイ10A,10Bを設けている。このサブ
ウェイ10A,10Bは、荷役の都合によって船側また
は陸側から設置され、荷役効率を上げるために上述した
図1に示す実施例のフォークリフトを2台以上使用する
場合にも利用することができる。
手方向に積載する実施例を示しているため、ランプウェ
イ3A,3Bの両側に船側と同じコンテナ移送装置を備
えたサブウェイ10A,10Bを設けている。このサブ
ウェイ10A,10Bは、荷役の都合によって船側また
は陸側から設置され、荷役効率を上げるために上述した
図1に示す実施例のフォークリフトを2台以上使用する
場合にも利用することができる。
【0032】以上のように複層のコンテナ積載甲板8を
備えている場合、例えば、上部甲板8bに積載する場
合、コンテナCがランプウェイ3Aから上部甲板用リフ
ト9a上に移送されると上部甲板用リフト9aが上昇し
てコンテナCを上部甲板8b上へ積込み、下部甲板8c
に積載する場合、コンテナCがランプウェイ3Aから上
部甲板用リフト9a上を通り下部甲板用リフト9b上に
移送されると下部甲板用リフト9bが下降してコンテナ
Cを下部甲板8c上に積込む。
備えている場合、例えば、上部甲板8bに積載する場
合、コンテナCがランプウェイ3Aから上部甲板用リフ
ト9a上に移送されると上部甲板用リフト9aが上昇し
てコンテナCを上部甲板8b上へ積込み、下部甲板8c
に積載する場合、コンテナCがランプウェイ3Aから上
部甲板用リフト9a上を通り下部甲板用リフト9b上に
移送されると下部甲板用リフト9bが下降してコンテナ
Cを下部甲板8c上に積込む。
【0033】一方、上部甲板8bからコンテナCを荷降
しする場合、出口側に移送されたコンテナCを上昇した
上部甲板用リフト9a上に乗せ、上部甲板用リフト9a
を下降させて乗降甲板8aからランプウェイ3Bへと移
送して荷降しする。また、下部甲板8cからコンテナC
を荷降しする場合、出口側に移送されたコンテナCを下
降した下部甲板用リフト9b上に乗せ、下部甲板用リフ
ト9bを上昇させて乗降甲板8aからランプウェイ3B
へと移送して荷降しする。
しする場合、出口側に移送されたコンテナCを上昇した
上部甲板用リフト9a上に乗せ、上部甲板用リフト9a
を下降させて乗降甲板8aからランプウェイ3Bへと移
送して荷降しする。また、下部甲板8cからコンテナC
を荷降しする場合、出口側に移送されたコンテナCを下
降した下部甲板用リフト9b上に乗せ、下部甲板用リフ
ト9bを上昇させて乗降甲板8aからランプウェイ3B
へと移送して荷降しする。
【0034】このように、上部甲板8b及び下部甲板8
cの両端にリフト9がある事によって、上部甲板8b及
び下部甲板8cについてもコンテナCの荷降しと積載が
間断なく行われるため荷役効率が高い。なお、このリフ
ト9に設けられたローラ装置6が乗降甲板8aの一部を
形成すると共にリフト9から上部甲板8b及び下部甲板
8cへのコンテナCの移動を司っている。
cの両端にリフト9がある事によって、上部甲板8b及
び下部甲板8cについてもコンテナCの荷降しと積載が
間断なく行われるため荷役効率が高い。なお、このリフ
ト9に設けられたローラ装置6が乗降甲板8aの一部を
形成すると共にリフト9から上部甲板8b及び下部甲板
8cへのコンテナCの移動を司っている。
【0035】また、このように複数の甲板8を有する場
合、1個ないし複数の空所を作っておくことにより3層
の甲板8内のコンテナCを自由に循環させることもで
き、これにより多数の寄港地を持ったコンテナ船Sの場
合、任意の港で積載されたコンテナCを任意の港で自由
に降ろす事が可能になる。これは、従来のトラックフェ
リやコンテナ船では不可能な荷役機能である。
合、1個ないし複数の空所を作っておくことにより3層
の甲板8内のコンテナCを自由に循環させることもで
き、これにより多数の寄港地を持ったコンテナ船Sの場
合、任意の港で積載されたコンテナCを任意の港で自由
に降ろす事が可能になる。これは、従来のトラックフェ
リやコンテナ船では不可能な荷役機能である。
【0036】次に、上記第2実施例の船舶において、更
に、図4の一部平面図に示すように、船体5の幅方向
に、例えば、3列格納する場合のローラ配置例を以下に
説明する。図示するように、ランプウェイ3A上に設け
られたローラ装置6により船内へ移送されたコンテナC
は、図示しない仕分けのための補助機構である方向変更
機構、例えば、船体側方からコンテナCを押圧して方向
を変えるような機構を用いて所定の方向へと向けられ、
その後、各列に設けられたローラ装置6により所定位置
まで移送される。
に、図4の一部平面図に示すように、船体5の幅方向
に、例えば、3列格納する場合のローラ配置例を以下に
説明する。図示するように、ランプウェイ3A上に設け
られたローラ装置6により船内へ移送されたコンテナC
は、図示しない仕分けのための補助機構である方向変更
機構、例えば、船体側方からコンテナCを押圧して方向
を変えるような機構を用いて所定の方向へと向けられ、
その後、各列に設けられたローラ装置6により所定位置
まで移送される。
【0037】また、図5に示すようにランプウェイ3
A,3Bの位置にコンテナ旋回手段たるターンテーブル
11を設けた場合、船体5長手方向と直線的な荷役では
なく、船体5と直角方向からの荷役が可能になり、ラン
プウェイを平面視において斜め配置にしたり、コ字型や
L字型の岸壁でなくても荷役が可能になる。この場合、
ターンテーブル11を用いてコンテナCを船内に格納す
る時の方向変更機構としての働きをさせることも可能と
なる。
A,3Bの位置にコンテナ旋回手段たるターンテーブル
11を設けた場合、船体5長手方向と直線的な荷役では
なく、船体5と直角方向からの荷役が可能になり、ラン
プウェイを平面視において斜め配置にしたり、コ字型や
L字型の岸壁でなくても荷役が可能になる。この場合、
ターンテーブル11を用いてコンテナCを船内に格納す
る時の方向変更機構としての働きをさせることも可能と
なる。
【0038】なお、上述したいずれの実施例も、航行時
の船体の動揺などに対処するためにコンテナの固定装
置、例えば、コンテナCの側方あるいは上方等からコン
テナCを固定するような固定手段等が必要であるが、こ
の実施例では省略している。
の船体の動揺などに対処するためにコンテナの固定装
置、例えば、コンテナCの側方あるいは上方等からコン
テナCを固定するような固定手段等が必要であるが、こ
の実施例では省略している。
【0039】以上のように、本発明の舶用荷役装置Lに
よれば、船体5の両端にコンテナCの積み降ろしのため
の2つの開口2A,2Bを設け、この2つの開口2A,
2B間を積載されたコンテナCが順次移動できる移送手
段たるローラ装置6を船体5に設け、一方の開口を積荷
用に他方を荷降し用にすることによって、別々な荷役を
それぞれ別の開口に集中できる事と積荷と荷降しを同時
に進行させることができるため、荷役時間が短縮できて
荷役効率を大幅に向上させることができる。従って、コ
ンテナ船Sであっても高効率の荷役作業を実現すること
ができる。
よれば、船体5の両端にコンテナCの積み降ろしのため
の2つの開口2A,2Bを設け、この2つの開口2A,
2B間を積載されたコンテナCが順次移動できる移送手
段たるローラ装置6を船体5に設け、一方の開口を積荷
用に他方を荷降し用にすることによって、別々な荷役を
それぞれ別の開口に集中できる事と積荷と荷降しを同時
に進行させることができるため、荷役時間が短縮できて
荷役効率を大幅に向上させることができる。従って、コ
ンテナ船Sであっても高効率の荷役作業を実現すること
ができる。
【0040】また、図3のごとく複層の甲板を有する場
合は若干の空所を設けておくことにより、任意の港で積
載されたコンテナを任意の港で降ろす事が可能になり、
また、図4,図5によれば同一平面内に複数列のコンテ
ナ配置ないし、移動のラインが設けられているので図3
の場合と同じくコンテナの空所を用意しておけば複数列
間でコンテナの循環ができ、これによっても、任意の港
で積載されたコンテナを任意の港で荷降しする事が可能
になり、新しいサービスを作り出すことができる。な
お、この場合、コンテナCにバーコード等を付してバー
コード搬送システム等と組み合わせることにより集中管
理することも可能である。また、両端にターンテーブル
11を設けた場合には、このターンテーブル11の旋回
角を制御してコンテナCを複列のラインへ仕分ける事も
同時に制御することができる。
合は若干の空所を設けておくことにより、任意の港で積
載されたコンテナを任意の港で降ろす事が可能になり、
また、図4,図5によれば同一平面内に複数列のコンテ
ナ配置ないし、移動のラインが設けられているので図3
の場合と同じくコンテナの空所を用意しておけば複数列
間でコンテナの循環ができ、これによっても、任意の港
で積載されたコンテナを任意の港で荷降しする事が可能
になり、新しいサービスを作り出すことができる。な
お、この場合、コンテナCにバーコード等を付してバー
コード搬送システム等と組み合わせることにより集中管
理することも可能である。また、両端にターンテーブル
11を設けた場合には、このターンテーブル11の旋回
角を制御してコンテナCを複列のラインへ仕分ける事も
同時に制御することができる。
【0041】ところで、上述したように、船舶によって
コンテナを効率的に航送するためには、航行効率、
積載効率、荷役効率の3つの要素を考慮してその最適
化を図る必要があり、この航行効率を大幅に改善した
船舶で、特に内航の効率的なコンテナ輸送を行うために
図9の側面図に示すようなダブルエンダー船Dを本出願
人が先に考案して実願平2−35323号として出願し
ている。このダブルエンダー船Dは、船首側と船尾側に
推進器12を装備した船舶であり、従来の船舶が、図6
(a),(b) に示す通常の船舶における運航様式のように、
例えば、A港とB港間を運航するカーフェリFの場合、
搭載する車両の向きが船上の矢印のように向いているた
め、A港からB港へ航海した場合は船首からロールオフ
できるが、B港からA港へ航海する場合は、B港及びA
港において180°のターンを必要とする。そこで、図
7(a),(b) に示すダブルエンダー船Dにおける運航様式
のように、A港からB港及びB港からA港へ航海する場
合でもターンを必要としないようにしたものである。
コンテナを効率的に航送するためには、航行効率、
積載効率、荷役効率の3つの要素を考慮してその最適
化を図る必要があり、この航行効率を大幅に改善した
船舶で、特に内航の効率的なコンテナ輸送を行うために
図9の側面図に示すようなダブルエンダー船Dを本出願
人が先に考案して実願平2−35323号として出願し
ている。このダブルエンダー船Dは、船首側と船尾側に
推進器12を装備した船舶であり、従来の船舶が、図6
(a),(b) に示す通常の船舶における運航様式のように、
例えば、A港とB港間を運航するカーフェリFの場合、
搭載する車両の向きが船上の矢印のように向いているた
め、A港からB港へ航海した場合は船首からロールオフ
できるが、B港からA港へ航海する場合は、B港及びA
港において180°のターンを必要とする。そこで、図
7(a),(b) に示すダブルエンダー船Dにおける運航様式
のように、A港からB港及びB港からA港へ航海する場
合でもターンを必要としないようにしたものである。
【0042】この従来のターンを必要とする船舶の場
合、図8に示す航走の時間と速力との関係を示す線図の
ように、全航行時間を45分、ターンに要する時間を5
分とし、速力v1 ,軸馬力をSHP1とすると、
合、図8に示す航走の時間と速力との関係を示す線図の
ように、全航行時間を45分、ターンに要する時間を5
分とし、速力v1 ,軸馬力をSHP1とすると、
【0043】
【数1】速 力 : v1 /v0 =45/(45−
5)=1.125倍 主機出力 : SHP1 / SHP0 =(v1 /v0 )3 =1.
424倍 となり、主機出力の増大が要求され、上記航行効率を悪
化させることとなる。
5)=1.125倍 主機出力 : SHP1 / SHP0 =(v1 /v0 )3 =1.
424倍 となり、主機出力の増大が要求され、上記航行効率を悪
化させることとなる。
【0044】つまり、上記したダブルエンダー船によっ
て、在来船型に近い低い船体抵抗の船舶で、所要馬力の
増加をきたすことなく図6に示すような港湾におけるタ
ーンを必要としなくすることにより、ターンに要する所
要時間を削減して主機出力の増大を無くすことができ
る。更にこの船は常に船首付け,船尾出しの離接岸がで
きるため離接岸の安全性を高め、結果としてその所要時
間の短縮に寄与することができる。また船舶がターンを
行う事はそれに伴う或海域を占有することになり他船の
待ちを要求することになる。これは逆に言えばターンの
ための続計的な待ち時間が必要になる。ダブルエンダー
ではこの待ち時間が不要なため所要時間を短縮できるこ
とになる。なお、ダブルエンダー船Dは船尾,船首同一
に建造されるので半分の図面で1隻の船を作る事がで
き、これは、一種の同型船効果(同一船型の船を2隻以
上建造するとその生産性が向上して安価になる。)で直
接的に上述した投資効率を改善することにもなる。
て、在来船型に近い低い船体抵抗の船舶で、所要馬力の
増加をきたすことなく図6に示すような港湾におけるタ
ーンを必要としなくすることにより、ターンに要する所
要時間を削減して主機出力の増大を無くすことができ
る。更にこの船は常に船首付け,船尾出しの離接岸がで
きるため離接岸の安全性を高め、結果としてその所要時
間の短縮に寄与することができる。また船舶がターンを
行う事はそれに伴う或海域を占有することになり他船の
待ちを要求することになる。これは逆に言えばターンの
ための続計的な待ち時間が必要になる。ダブルエンダー
ではこの待ち時間が不要なため所要時間を短縮できるこ
とになる。なお、ダブルエンダー船Dは船尾,船首同一
に建造されるので半分の図面で1隻の船を作る事がで
き、これは、一種の同型船効果(同一船型の船を2隻以
上建造するとその生産性が向上して安価になる。)で直
接的に上述した投資効率を改善することにもなる。
【0045】また、本出願人は、このの航行効率を改
善すると共にの積載効率を改善した双胴型ダブルエン
ダー船を実願平2−70805号として出願している。
この双胴型ダブルエンダー船によれば高速化が可能にな
り、近時の港湾における着岸時間の制御(例えば夕刻出
港,早朝入港等の要求)等にも対応することができる。
なお、これらのダブルエンダー船によれば、上述した第
1実施例のようなコ字型岸壁への着岸もさして困難を要
しない。
善すると共にの積載効率を改善した双胴型ダブルエン
ダー船を実願平2−70805号として出願している。
この双胴型ダブルエンダー船によれば高速化が可能にな
り、近時の港湾における着岸時間の制御(例えば夕刻出
港,早朝入港等の要求)等にも対応することができる。
なお、これらのダブルエンダー船によれば、上述した第
1実施例のようなコ字型岸壁への着岸もさして困難を要
しない。
【0046】従って、上述した本発明の舶用荷役装置L
をこのようなダブルエンダー船Dに導入すれば、その相
乗効果によって更に効率的な船舶のコンテナ輸送を実現
することも可能である。
をこのようなダブルエンダー船Dに導入すれば、その相
乗効果によって更に効率的な船舶のコンテナ輸送を実現
することも可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果を奏する。 コンテナのみを船体に積載することにより積載効率を
向上させ、船体両端の開口間に設けたコンテナ移送手段
により、コンテナの積荷及び荷降しが短時間でできるた
め、大幅な荷役効率の向上が可能となる。
向上させ、船体両端の開口間に設けたコンテナ移送手段
により、コンテナの積荷及び荷降しが短時間でできるた
め、大幅な荷役効率の向上が可能となる。
【0048】コンテナ移送手段を床面に設けて任意に
駆動することにより、コンテナを任意に移動又は停止さ
せることができ、船内のスペースを効率よく使用するこ
とができる。
駆動することにより、コンテナを任意に移動又は停止さ
せることができ、船内のスペースを効率よく使用するこ
とができる。
【0049】複層の甲板、あるいは同一平面内に複数
列のコンテナ配置ないし移動のラインを設けると共にコ
ンテナの空所を用意しておけば、複層あるいは複数列間
でコンテナを循環させることができ、これによって任意
の港で積載されたコンテナを任意の港で荷降しする事が
可能になり、従来にない新しいサービスを作り出すこと
ができる。
列のコンテナ配置ないし移動のラインを設けると共にコ
ンテナの空所を用意しておけば、複層あるいは複数列間
でコンテナを循環させることができ、これによって任意
の港で積載されたコンテナを任意の港で荷降しする事が
可能になり、従来にない新しいサービスを作り出すこと
ができる。
【0050】船体両端の開口にコンテナ旋回手段を設
けることにより、岸壁の形状にとらわれることなくコン
テナの積荷及び荷降しが可能となり、また、旋回手段に
よってコンテナの積載方向を変更することもできる。
けることにより、岸壁の形状にとらわれることなくコン
テナの積荷及び荷降しが可能となり、また、旋回手段に
よってコンテナの積載方向を変更することもできる。
【0051】コンテナを陸送して来たトラックがその
まま本船のコンテナを引き取って陸送に入れるので、ト
ラックの不稼働時間がなくなることによりトラックの効
率が極めて良くなり、大幅な経費の節減が可能となる。
まま本船のコンテナを引き取って陸送に入れるので、ト
ラックの不稼働時間がなくなることによりトラックの効
率が極めて良くなり、大幅な経費の節減が可能となる。
【0052】本発明を上記したダブルエンダー船に導
入した場合、航行効率を向上させた船舶において積載効
率及び荷役効率を向上させることができ、船舶によるコ
ンテナ輸送の総合効率を大幅に向上させることが可能に
なる。
入した場合、航行効率を向上させた船舶において積載効
率及び荷役効率を向上させることができ、船舶によるコ
ンテナ輸送の総合効率を大幅に向上させることが可能に
なる。
【図1】本発明に基づくコンテナ船を示す平面図であ
る。
る。
【図2】本発明に基づくコンテナ移送手段であるローラ
装置を示す側面図である。
装置を示す側面図である。
【図3】本発明に基づく複数の甲板を備えたコンテナ船
を示す側断面図である。
を示す側断面図である。
【図4】本発明に基づくコンテナ移送手段である移動用
ローラ装置の配置例を示す一部平面図である。
ローラ装置の配置例を示す一部平面図である。
【図5】本発明に基づくコンテナ移送手段において両端
にコンテナ旋回手段であるターンテーブルを設けた実施
例を示す一部平面図である。
にコンテナ旋回手段であるターンテーブルを設けた実施
例を示す一部平面図である。
【図6】(a),(b) は通常の船舶における運航様式を示す
概念図である。
概念図である。
【図7】(a),(b) はダブルエンダー船における運航様式
を示す概念図である。
を示す概念図である。
【図8】通常の船舶における航走の時間と速力との関係
を示す線図である。
を示す線図である。
【図9】ダブルエンダー船の構成を示す側面図である。
【図10】従来のトラックフェリにおける積載状態を示
す平面図である。
す平面図である。
1…岸壁 2A,2B…開口 3A,3B…ランプウェイ 4A,4B…フォークリフト 5…船体(本船) 6…ローラ装置(移送手段) 6a…駆動ローラ(駆動手段) 7…床面 8…甲板 8a…乗降甲板 8b…上部甲板 8c…下部甲板 9…コンテナ昇降用リフト 9a…上部甲板用リフト 9b…下部甲板用リフト 11…ターンテーブル(コンテナ旋回手段) L…舶用荷役装置 C…コンテナ S…コンテナ船 T…トラック D…ダブルエンダー船
Claims (5)
- 【請求項1】 船体の両端にコンテナを積み降ろしする
ための開口を有する船舶において、上記開口間にコンテ
ナを移動させる移送手段を設けたことを特徴とする舶用
荷役装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の舶用荷役装置において、
複層のコンテナ積載室を設けると共に、該コンテナ積載
室の両端付近にコンテナ昇降用リフトを設けたことを特
徴とする舶用荷役装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の舶用荷役装
置において、床面にコンテナ移送手段を設け、該移送手
段を任意に駆動する駆動手段を設けてコンテナを任意に
移動又は停止させることを特徴とする舶用荷役装置。 - 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3記載の
舶用荷役装置において、両端の開口部にコンテナ旋回手
段を設けたことを特徴とする舶用荷役装置。 - 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3又は請求
項4記載の舶用荷役装置を備えた船舶がダブルエンダー
船であることを特徴とする舶用荷役装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34424392A JPH06191473A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 舶用荷役装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34424392A JPH06191473A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 舶用荷役装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06191473A true JPH06191473A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18367742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34424392A Pending JPH06191473A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 舶用荷役装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06191473A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115009440A (zh) * | 2022-04-20 | 2022-09-06 | 浙江海洋大学 | 一种渔船货舱防滑装置 |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP34424392A patent/JPH06191473A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115009440A (zh) * | 2022-04-20 | 2022-09-06 | 浙江海洋大学 | 一种渔船货舱防滑装置 |
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