JPH061916A - 樹脂成形体 - Google Patents
樹脂成形体Info
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- JPH061916A JPH061916A JP16093892A JP16093892A JPH061916A JP H061916 A JPH061916 A JP H061916A JP 16093892 A JP16093892 A JP 16093892A JP 16093892 A JP16093892 A JP 16093892A JP H061916 A JPH061916 A JP H061916A
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- JP
- Japan
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- pps
- elastomer
- resin
- gasoline
- methanol
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 メタノール混合ガソリンと接触する樹脂がエ
ラストマーを含むか、もしくは含まないポリフェニレン
スルフィドである単層構造の樹脂成形体。 【効果】 メタノール混合ガソリンに対して優れたバリ
ヤー性能、強度保持性能および機械的物性能を有するの
で、ガソホール用材料として有用である。
ラストマーを含むか、もしくは含まないポリフェニレン
スルフィドである単層構造の樹脂成形体。 【効果】 メタノール混合ガソリンに対して優れたバリ
ヤー性能、強度保持性能および機械的物性能を有するの
で、ガソホール用材料として有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメタノールを含むガソリ
ンと接触する用途に適した樹脂成形体に関するものであ
る。
ンと接触する用途に適した樹脂成形体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の軽量化のために金属材料から樹
脂材料への転換が近年行なわれている。例えば、ガソリ
ンタンクは金属からポリエチレンへ、あるいは、ポリエ
チレンとポリアミドとの多層はり合せ成形体へと移行し
ている。又、チューブ、パイプ類も、金属からポリアミ
ドへと材料が移行している。
脂材料への転換が近年行なわれている。例えば、ガソリ
ンタンクは金属からポリエチレンへ、あるいは、ポリエ
チレンとポリアミドとの多層はり合せ成形体へと移行し
ている。又、チューブ、パイプ類も、金属からポリアミ
ドへと材料が移行している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】地球環境への対応とし
て、ガソリンとメタノール混合ガソリンへの移行の要望
が高まっている。メタノール混合ガソリンに対しては、
ポリアミドはバリヤー層としての効果が低く、又、機械
的物性の耐性も低いために、不充分である。本発明はメ
タノール混合ガソリンに対してバリヤー性能及び機械的
性能の優れたプラスチック成形体を提供するものであ
る。
て、ガソリンとメタノール混合ガソリンへの移行の要望
が高まっている。メタノール混合ガソリンに対しては、
ポリアミドはバリヤー層としての効果が低く、又、機械
的物性の耐性も低いために、不充分である。本発明はメ
タノール混合ガソリンに対してバリヤー性能及び機械的
性能の優れたプラスチック成形体を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、メタノール混
合ガソリンと接触する樹脂材料としてエラストマーを含
む、もしくは含まない、ポリフェニレンスルフィド(以
下PPSと記す。)の単層構造樹脂成形体を提供するも
のである。本発明の好ましい態様は、PPSがエラスト
マーを含む場合である。特に好ましいのは、PPSマト
リックス中にエラストマーが平均粒子径1μm以下で分
散している成形体である。
合ガソリンと接触する樹脂材料としてエラストマーを含
む、もしくは含まない、ポリフェニレンスルフィド(以
下PPSと記す。)の単層構造樹脂成形体を提供するも
のである。本発明の好ましい態様は、PPSがエラスト
マーを含む場合である。特に好ましいのは、PPSマト
リックス中にエラストマーが平均粒子径1μm以下で分
散している成形体である。
【0005】この本発明の成形体を構成する樹脂材料で
あるPPSとは、下記構造式
あるPPSとは、下記構造式
【0006】
【化1】
【0007】示される繰返し単位を70モル%以上、よ
り好ましくは90モル%以上を含む重合体である。上記
繰返し単位が70モル%未満では耐熱性が損われるため
好ましくない。また、PPSはその繰返し単位の30モ
ル%未満を下記の構造式を有する繰返し単位などで構成
することが可能である。
り好ましくは90モル%以上を含む重合体である。上記
繰返し単位が70モル%未満では耐熱性が損われるため
好ましくない。また、PPSはその繰返し単位の30モ
ル%未満を下記の構造式を有する繰返し単位などで構成
することが可能である。
【0008】
【化2】
【0009】これらのPPSは、たとえば特公昭45−
3368号公報や特公昭52−12240号公報に記載
された方法により得られる。この発明では本質的に線状
で比較的高分子量のPPSが好ましく用いられる。ま
た、この発明では重合後酸処理、熱水処理または有機溶
媒による洗浄により脱イオン処理を施されたPPSが好
ましく用いられる。
3368号公報や特公昭52−12240号公報に記載
された方法により得られる。この発明では本質的に線状
で比較的高分子量のPPSが好ましく用いられる。ま
た、この発明では重合後酸処理、熱水処理または有機溶
媒による洗浄により脱イオン処理を施されたPPSが好
ましく用いられる。
【0010】PPSの他の好ましい例として、多官能性
イソシアナートで変性されたPPSが挙げられる。さら
に、PPSの好ましい例として、エポキシ基含有オレフ
ィン系重合体、無水マレイン酸変性エチレン〜プロピレ
ン共重合体、アイオノマー、エチレン〜α,β不飽和酸
アルキルエステル〜酸無水物共重合体、カルボン酸基含
有オレフィン系重合体、無水マレイン酸変性水添スチレ
ン〜ブタジエンブロック共重合体および無水マレイン酸
変性ポリエチレンなどを島成分とし、PPSを海成分と
するPPS〜エラストマーアロイが挙げられる。
イソシアナートで変性されたPPSが挙げられる。さら
に、PPSの好ましい例として、エポキシ基含有オレフ
ィン系重合体、無水マレイン酸変性エチレン〜プロピレ
ン共重合体、アイオノマー、エチレン〜α,β不飽和酸
アルキルエステル〜酸無水物共重合体、カルボン酸基含
有オレフィン系重合体、無水マレイン酸変性水添スチレ
ン〜ブタジエンブロック共重合体および無水マレイン酸
変性ポリエチレンなどを島成分とし、PPSを海成分と
するPPS〜エラストマーアロイが挙げられる。
【0011】特に好ましいのは、PPSをマトリックス
とし、エチレン〜α,β不飽和酸アルキルエステル〜無
水マレイン酸共重合体を島成分とし、島成分の分散径が
1μm以下である樹脂材料である。分散粒子径を1μm
以下にする方法は、本出願人からなるヨーロッパ特許0
406553A2に開示されており、1例として、ジフ
ェニルメタンジイソシアネートで変性処理されたPPS
と上記のエラストマーとのポリマーアロイにより得られ
る。
とし、エチレン〜α,β不飽和酸アルキルエステル〜無
水マレイン酸共重合体を島成分とし、島成分の分散径が
1μm以下である樹脂材料である。分散粒子径を1μm
以下にする方法は、本出願人からなるヨーロッパ特許0
406553A2に開示されており、1例として、ジフ
ェニルメタンジイソシアネートで変性処理されたPPS
と上記のエラストマーとのポリマーアロイにより得られ
る。
【0012】本発明において、PPSマトリックス中の
エラストマーの粒子径が1μm以下であることは、より
好ましい物性を与える。例えば、耐衝撃性の目安である
アイゾット衝撃値(ノッチ付)は、50kg・cm/c
m以上の値を示す材料が得られるが、一方、粒子径が1
μmを越えるとアイゾット衝撃値(ノッチ付)は10k
g・cm/cm未満の値を示すことになる。
エラストマーの粒子径が1μm以下であることは、より
好ましい物性を与える。例えば、耐衝撃性の目安である
アイゾット衝撃値(ノッチ付)は、50kg・cm/c
m以上の値を示す材料が得られるが、一方、粒子径が1
μmを越えるとアイゾット衝撃値(ノッチ付)は10k
g・cm/cm未満の値を示すことになる。
【0013】エポキシ基含有オレフィン系重合体とし
て、側鎖にグリシジルエステル、グリシジルエーテル、
グリシジルアミンなどのグリシジル基を有するオレフィ
ン系重合体や二重結合含有オレフィン系重合体の二重結
合をエポキシ酸化したものなどが挙げられる。本発明で
はこれらエポキシ基含有オレフィン系重合体のうち、α
−オレフィンとα,β−不飽和酸のグリシジルエステル
からなる共重合体が好ましく用いられる。ここでいうα
−オレフィンとしてはエチレン、プロピレンおよびブテ
ン−1などが挙げられる。また、α,β−不飽和酸のグ
リシジルエステルとは下記一般式
て、側鎖にグリシジルエステル、グリシジルエーテル、
グリシジルアミンなどのグリシジル基を有するオレフィ
ン系重合体や二重結合含有オレフィン系重合体の二重結
合をエポキシ酸化したものなどが挙げられる。本発明で
はこれらエポキシ基含有オレフィン系重合体のうち、α
−オレフィンとα,β−不飽和酸のグリシジルエステル
からなる共重合体が好ましく用いられる。ここでいうα
−オレフィンとしてはエチレン、プロピレンおよびブテ
ン−1などが挙げられる。また、α,β−不飽和酸のグ
リシジルエステルとは下記一般式
【0014】
【化3】
【0015】(Rは水素原子または低級アルキル基を示
す)で示される化合物であり、具体的にはアクリル酸グ
リシジル、メタクリル酸グリシジルおよびエタクリル酸
グリシジルなどが挙げられる。エポキシ基含有オレフィ
ン系重合体におけるエポキシ基の含有量は0.1〜30
重量%、特に0.2〜20重量%が好ましい。エポキシ
基含有オレフィン系重合体には、本発明の効果を損なわ
ない範囲で、他のオレフィン系モノマー、たとえばアク
リル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリロニトリ
ル、スチレン、酢酸ビニルおよびビニルエーテルなどを
共重合してもよい。
す)で示される化合物であり、具体的にはアクリル酸グ
リシジル、メタクリル酸グリシジルおよびエタクリル酸
グリシジルなどが挙げられる。エポキシ基含有オレフィ
ン系重合体におけるエポキシ基の含有量は0.1〜30
重量%、特に0.2〜20重量%が好ましい。エポキシ
基含有オレフィン系重合体には、本発明の効果を損なわ
ない範囲で、他のオレフィン系モノマー、たとえばアク
リル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリロニトリ
ル、スチレン、酢酸ビニルおよびビニルエーテルなどを
共重合してもよい。
【0016】エチレン〜α,β不飽和酸アルキルエステ
ル〜無水マレイン酸共重合体は、エチレンが50〜95
重量%、好ましくは60〜80重量%、α,β不飽和酸
アルキルエステルが5〜49重量%、好ましくは7〜4
5重量%、無水マレイン酸が0.5〜10重量%、好ま
しくは1〜8重量%からなる。α,β不飽和酸アルキル
エステルは、炭素数が3〜8個の不飽和カルボン酸、例
えば、アクリル酸、メタクリル酸等のアルキルエステル
であって、具体例としては、アクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸イソ
プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸t−ブチ
ル、アクリル酸イソブチル、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリ
ル酸イソプロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリ
ル酸t−ブチル、及びメタクリル酸イソブチル等があ
り、これらのうちでも特にアクリル酸エチル、アクリル
酸n−ブチル、メタクリル酸メチルが好ましい。
ル〜無水マレイン酸共重合体は、エチレンが50〜95
重量%、好ましくは60〜80重量%、α,β不飽和酸
アルキルエステルが5〜49重量%、好ましくは7〜4
5重量%、無水マレイン酸が0.5〜10重量%、好ま
しくは1〜8重量%からなる。α,β不飽和酸アルキル
エステルは、炭素数が3〜8個の不飽和カルボン酸、例
えば、アクリル酸、メタクリル酸等のアルキルエステル
であって、具体例としては、アクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸イソ
プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸t−ブチ
ル、アクリル酸イソブチル、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリ
ル酸イソプロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリ
ル酸t−ブチル、及びメタクリル酸イソブチル等があ
り、これらのうちでも特にアクリル酸エチル、アクリル
酸n−ブチル、メタクリル酸メチルが好ましい。
【0017】この発明の成形体は、射出成形、ブロー成
形などで成形加工できる。成形体はPPSを主とする樹
脂にガラス繊維等の繊維強化材を添加した繊維強化樹脂
からも作られる。成形体としては、ビン、容器、パイ
プ、チューブ等のメタノールを含むガソリンと接触する
構造物が本発明の対象となる。
形などで成形加工できる。成形体はPPSを主とする樹
脂にガラス繊維等の繊維強化材を添加した繊維強化樹脂
からも作られる。成形体としては、ビン、容器、パイ
プ、チューブ等のメタノールを含むガソリンと接触する
構造物が本発明の対象となる。
【0018】
【実施例】以下に実施例をあげてこの発明をさらに説明
する。
する。
【0019】
【実施例1】PPSとして脱イオン処理を施した直鎖状
ポリフェニレンスルフィド樹脂を用い、ブロー成形方法
により厚み1mm、内容積2リットルのビン状の容器を
作製した。得られた容器に100%ガソリン、およびメ
タノールを15%含有したガソリンをそれぞれ充填し、
60℃にて2000時間のガソリン透過テストを行っ
た。重量の減少量からガソリン透過量(相対値)を求め
た結果を表1に示した。
ポリフェニレンスルフィド樹脂を用い、ブロー成形方法
により厚み1mm、内容積2リットルのビン状の容器を
作製した。得られた容器に100%ガソリン、およびメ
タノールを15%含有したガソリンをそれぞれ充填し、
60℃にて2000時間のガソリン透過テストを行っ
た。重量の減少量からガソリン透過量(相対値)を求め
た結果を表1に示した。
【0020】
【実施例2】PPSとしてポリフェニレンスルフィド/
ジフェニルメタンジイソシアネート(100/2)の変
性PPS中にエチレングリシジルメタクリレートを20
重量%島成分(平均粒子径0.7μm)として含むPP
Sアロイを用いた以外は、実施例1と同様にして容器を
作製した。実施例1と同様にしてガソリン透過テストを
行った結果を表1に示した。
ジフェニルメタンジイソシアネート(100/2)の変
性PPS中にエチレングリシジルメタクリレートを20
重量%島成分(平均粒子径0.7μm)として含むPP
Sアロイを用いた以外は、実施例1と同様にして容器を
作製した。実施例1と同様にしてガソリン透過テストを
行った結果を表1に示した。
【0021】
【実施例3】PPSとしてポリフェニレンスルフィド/
ジフェニルメタンジイソシアネート(100/2)の変
性PPS中に無水マレイン酸変性エチレン〜プロピレン
共重合体を20重量%島成分(平均粒子径0.8μm)
として含む、PPSアロイを用いた以外は、実施例1と
同様にして容器を作製した。実施例1と同様にしてガソ
リン透過テストを行った結果を表1に示した。
ジフェニルメタンジイソシアネート(100/2)の変
性PPS中に無水マレイン酸変性エチレン〜プロピレン
共重合体を20重量%島成分(平均粒子径0.8μm)
として含む、PPSアロイを用いた以外は、実施例1と
同様にして容器を作製した。実施例1と同様にしてガソ
リン透過テストを行った結果を表1に示した。
【0022】
【実施例4】PPSとして、ポリフェニレンスルフィド
/ジフェニルメタンジイソシアネート(100/2)の
変性PPS80重量部及びエチレン〜アクリル酸エステ
ル〜無水マレイン酸共重合体20重量部よりなるPPS
アロイ(島成分の平均粒子径0.3μm)を用いた以外
は、実施例1と同様にして容器を作製した。実施例1と
同様にしてガソリン透過テストを行った結果を表1に併
せて示した。
/ジフェニルメタンジイソシアネート(100/2)の
変性PPS80重量部及びエチレン〜アクリル酸エステ
ル〜無水マレイン酸共重合体20重量部よりなるPPS
アロイ(島成分の平均粒子径0.3μm)を用いた以外
は、実施例1と同様にして容器を作製した。実施例1と
同様にしてガソリン透過テストを行った結果を表1に併
せて示した。
【0023】
【比較例1】PPSのかわりにナイロン6を用いた以外
は実施例1と同様の操作を行い、容器を作製した。実施
例1と同様にしてガソリン透過テストを行った結果を表
2に示した。
は実施例1と同様の操作を行い、容器を作製した。実施
例1と同様にしてガソリン透過テストを行った結果を表
2に示した。
【0024】
【比較例2】PPSのかわりにナイロン66を用いた以
外は実施例2と同様の操作を行い、容器を作製した。実
施例1と同様にしてガソリン透過テストを行った結果を
表2に示した。
外は実施例2と同様の操作を行い、容器を作製した。実
施例1と同様にしてガソリン透過テストを行った結果を
表2に示した。
【0025】
【比較例3】PPSのかわりにナイロン6/66共重合
体を用いた以外は、実施例1と同様にして容器を作製し
た。実施例1と同様にしてガソリン透過テストを行った
結果を表2に示した。ナイロン6、ナイロン66および
ナイロン6/66をバリヤー層とした容器は、100%
ガソリンに対しては良好なガソリン透過防止能を有する
が、メタノールを15%混合したガソリンに対する透過
防止能はPPSを使用した場合に比らべて著しく低く、
メタノール混合ガソリンに対しては適さないことがわか
る。
体を用いた以外は、実施例1と同様にして容器を作製し
た。実施例1と同様にしてガソリン透過テストを行った
結果を表2に示した。ナイロン6、ナイロン66および
ナイロン6/66をバリヤー層とした容器は、100%
ガソリンに対しては良好なガソリン透過防止能を有する
が、メタノールを15%混合したガソリンに対する透過
防止能はPPSを使用した場合に比らべて著しく低く、
メタノール混合ガソリンに対しては適さないことがわか
る。
【0026】
【実施例5】実施例4のPPSを主成分とする重合体よ
り、肉厚2mm、直径10mmのパイプを製作した。こ
のPPSをメタノールを35%含むガソリン中に60℃
で3ケ月浸漬したが、強度は浸漬前と変化がなかった。
り、肉厚2mm、直径10mmのパイプを製作した。こ
のPPSをメタノールを35%含むガソリン中に60℃
で3ケ月浸漬したが、強度は浸漬前と変化がなかった。
【0027】
【比較例4】実施例5のPPSを主成分とする樹脂の代
わりにナイロン66を用いて、実施例5と同様の操作を
行なった。3ケ月浸漬後の強度は初期値の1/3に低下
しており、この材料は、メタノールを含む混合ガソリン
に対しては不向である事がわかった。
わりにナイロン66を用いて、実施例5と同様の操作を
行なった。3ケ月浸漬後の強度は初期値の1/3に低下
しており、この材料は、メタノールを含む混合ガソリン
に対しては不向である事がわかった。
【0028】
【実施例6】実施例4のPPSを含む重合体60重量
部、ガラス繊維40重量部よりなるガラス繊維強化重合
体より、実施例5と同様にしてパイプを製作し、同様の
処理を行なったが強度は浸漬前と変化がなかった。
部、ガラス繊維40重量部よりなるガラス繊維強化重合
体より、実施例5と同様にしてパイプを製作し、同様の
処理を行なったが強度は浸漬前と変化がなかった。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【発明の効果】この発明のPPS樹脂成形体は、メタノ
ール混合ガソリンに対して優れたバリヤー性能および強
度保持性能を有する。また、エラストマーの分散粒子径
が1μm以下であるPPS樹脂成形体は機械的物性も優
れているため、これらはガソホール用材料として有用で
ある。
ール混合ガソリンに対して優れたバリヤー性能および強
度保持性能を有する。また、エラストマーの分散粒子径
が1μm以下であるPPS樹脂成形体は機械的物性も優
れているため、これらはガソホール用材料として有用で
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 メタノール混合ガソリンと接触する樹脂
がエラストマーを含むか、もしくは含まないポリフェニ
レンスルフィドである単層構造の樹脂成形体。 - 【請求項2】 ポリフェニレンスルフィドマトリックス
中のエラストマーの分散粒子径が1μm以下である請求
項1記載の樹脂成形体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16093892A JPH061916A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 樹脂成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16093892A JPH061916A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 樹脂成形体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061916A true JPH061916A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15725479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16093892A Withdrawn JPH061916A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 樹脂成形体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061916A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0971652A (ja) * | 1995-06-26 | 1997-03-18 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ポリアリーレンスルフィド共重合体の製造方法並びにその製造方法によって得られる共重合体およびその樹脂組成物 |
| WO1998026922A1 (fr) * | 1996-12-16 | 1998-06-25 | Toray Industries, Inc. | Piece soufflee multicouche conductrice et composition de resine conductrice |
| US6740709B2 (en) | 2001-01-31 | 2004-05-25 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Resin molding |
| US6740707B2 (en) | 2001-01-31 | 2004-05-25 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Fuel system part |
| JP2005100814A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Dainippon Ink & Chem Inc | 燃料電池用セパレータ及び燃料電池 |
| JP2008111063A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Toray Ind Inc | 押出中空成形品およびその製造方法 |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP16093892A patent/JPH061916A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0971652A (ja) * | 1995-06-26 | 1997-03-18 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ポリアリーレンスルフィド共重合体の製造方法並びにその製造方法によって得られる共重合体およびその樹脂組成物 |
| WO1998026922A1 (fr) * | 1996-12-16 | 1998-06-25 | Toray Industries, Inc. | Piece soufflee multicouche conductrice et composition de resine conductrice |
| US6740709B2 (en) | 2001-01-31 | 2004-05-25 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Resin molding |
| US6740707B2 (en) | 2001-01-31 | 2004-05-25 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Fuel system part |
| JP2005100814A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Dainippon Ink & Chem Inc | 燃料電池用セパレータ及び燃料電池 |
| JP2008111063A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Toray Ind Inc | 押出中空成形品およびその製造方法 |
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