JPH06192961A - 機能性不織布の製造方法 - Google Patents

機能性不織布の製造方法

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JPH06192961A
JPH06192961A JP22712693A JP22712693A JPH06192961A JP H06192961 A JPH06192961 A JP H06192961A JP 22712693 A JP22712693 A JP 22712693A JP 22712693 A JP22712693 A JP 22712693A JP H06192961 A JPH06192961 A JP H06192961A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない機能性粒子使用量で優れた性能を発揮
し、水洗が可能な機能性不織布を製造する方法の開発。 【構成】 原料繊維の少なくとも1部分が熱可塑性高分
子繊維から成る不織布をリン酸カルシウム系化合物、二
酸化チタンなどの機能性粒子を含む水性分散液で含浸又
はコーティングするか、又は少なくとも1部分が熱可塑
性高分子繊維から成る原料繊維及び機能性粒子を含む水
性分散液を用いて抄紙技術により不織布を製造した後、
熱可塑性高分子繊維の軟化点以上の温度で熱処理するこ
とを特徴とする機能性不織布の製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【利用分野】本発明は、様々な機能性粒子を担持した機
能性不織布の製造方法に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】リン酸カルシウム系化合物
が様々な物質や動植物細胞に対して吸着作用を有するこ
とに着目し、最近、リン酸カルシウム系化合物粒子を含
む機能紙が提案された。しかしながら、この機能紙は、
通気性、柔軟性、引き裂き強度などに劣るばかりでな
く、紙パルプに担持させたリン酸カルシウム粒子が取り
扱い中に脱落しやすく、水洗などにより紙が溶けてしま
うため洗浄処理ができないという問題点もあった。
【0003】上記の問題点を改善する目的で、本発明者
等は、水溶性結合剤を用いた機能性不織布を提案した。
この機能性不織布は、通気性、柔軟性、引き裂き強度な
どの性能については充分に改善されているが、水洗処理
などによりリン酸カルシウム粒子が脱落しやすいという
問題点が残されていた。そのため、使い捨ての用途にし
か使用できなかった。また、水溶性結合剤がリン酸カル
シウム粒子表面を覆ってしまうため、その吸着・脱臭性
能が充分には発揮されず、結果として多くのリン酸カル
シウム粒子を使用することが必要となり、コスト高とな
ってしまう。
【0004】
【発明の目的】本発明は、前記従来技術の欠点を解消す
ると共に、リン酸カルシウム系化合物粒子ばかりでな
く、様々な機能を有する各種の粒子をできるだけ無駄な
く担持することができ、しかも担持した粒子が水洗処理
などによって脱落せず、優れた性能を発揮しうる機能性
不織布を製造する方法を提供することを目的とする。
【0005】
【発明の概要】本発明は、不織布の原料繊維の1部又は
全部を熱可塑性高分子繊維とし、機能性粒子を担持させ
た後、該熱可塑性高分子繊維の軟化点以上の温度で熱処
理することにより該繊維を軟化させ、粘着性を持った該
繊維に機能性粒子を固着させることによって上記目的を
達成したものである。
【0006】すなわち、本発明による機能性不織布の製
造方法は、二通りあり、原料繊維の少なくとも1部分
が熱可塑性高分子繊維から成る不織布を機能性粒子を含
む水性分散液で含浸又はコーティングし、熱可塑性高分
子繊維の軟化点以上の温度で熱処理することを特徴とす
る方法及び少なくとも1部分が熱可塑性高分子繊維か
ら成る原料繊維及び機能性粒子を含む水性分散液を用い
て抄紙技術により不織布を製造し、熱可塑性高分子繊維
の軟化点以上の温度で熱処理することを特徴とする方法
である。
【0007】本発明において、上記のの方法は乾式法
又は湿式法で予め製造した不織布を用いる方法であり、
の方法は湿式法で不織布を製造する際に原料繊維のス
ラリーに機能性粒子及び必要に応じて界面活性剤を添加
する方法である。
【0008】いずれの方法においても、不織布に用いる
原料繊維の少なくとも1部分は、熱可塑性高分子繊維で
あることが必要である。熱可塑性高分子繊維は、原料繊
維の10重量%以上含まれることが好ましく、20重量
%以上含まれることがより好ましい。不織布は、その全
体が熱可塑性高分子繊維からなるものであってもよい。
熱可塑性高分子繊維としては、例えば、ポリエチレン繊
維、ポリプロピレン繊維等のポリオレフィン系繊維、
6,6−ナイロン等のポリアミド系繊維、ビニル系繊
維、アクリル系繊維、ポリウレタン系繊維、ポリエステ
ル系繊維などが挙げられ、これらを単独で又は混合して
用いることができる。他の原料繊維としては、木綿、羊
毛等の天然繊維、レーヨン等の人造繊維及びこれらの混
合物が挙げられる。また、使用する繊維の繊維長及び繊
度並びに不織布の厚さは、用途などに応じて適宜選択す
ることができる。
【0009】また、本発明に用いる機能性粒子として
は、特に制限はなく、様々なものを用いることができる
が、例えば、Ca /P比が 1.0〜2.0のリン酸カルシウ
ム系化合物、二酸化チタン、活性炭、ゼオライト、モレ
キュラーシーブ、無機質の脱臭剤、無機質の抗菌剤又は
これらの混合物などが挙げられる。
【0010】リン酸カルシウム系化合物は、気体中の悪
臭成分や液体中の様々な物質及び動植物細胞に対して吸
着作用を示す物質であり、脱臭剤、吸着剤、細胞分離
剤、抗菌剤などとして利用される。該化合物の具体例と
しては、ハイドロキシアパタイト、フッ素アパタイト等
の各種のアパタイト、リン酸三カルシウム、リン酸四カ
ルシウム、リン酸水素カルシウムなどを使用することが
できる。これらの化合物は、自体公知の方法で製造する
ことができ、単独で又は2種以上の混合物として使用す
ることができる。
【0011】また、二酸化チタンは、紫外線及び可視光
によって励起状態とされた後、基底状態に戻る際に抗菌
作用を示す物質である。また、活性炭は、広範な物質に
対して吸着作用を有することが知られており、吸着剤、
脱色剤、脱臭剤、触媒担体などとして利用され、ゼオラ
イト及びモレキュラーシーブは、吸着剤として利用され
るものである。さらに、無機質脱臭剤としては、例え
ば、カヤマックス(商品名:日本化薬(株)製)、ダイ
ムシュー(商品名:大日精化工業(株)製)などが挙げ
られ、無機質の抗菌剤としては、例えば、銀イオンなど
を担持したアパタイト(例えば、(株)サンギから商品
名アパサイダーで市販されているもの)などが挙げられ
る。
【0012】本発明においては、機能性粒子は、粉末、
顆粒又は多孔質顆粒の形であってよいが、その粒径が
0.01〜200μmであるものを使用する。粒径が 0.0
1μm未満であると、粒子が凝集しやすくなり、水中に
均一に分散させ難くなる。また、粒径が200μmを超
えると、出来上がりの不織布の手触りが悪い上、吸着能
などの機能が低下する傾向がある。また、比表面積が
0.1m2 /g以上の粒子であることが好ましい。比表面
積が 0.1m2 /g未満であると吸着効果などの機能が不
充分となる。
【0013】また、の方法で不織布を製造する場合に
は、粒径1〜30μmの二次粒子からなるリン酸カルシ
ウム粉末を用いるのがより好ましい。粒径が1μmより
小さいと、抄紙の際に抄紙機の網から水と共に落下して
しまい、30μmを超えると、重すぎて、均一に分散す
ることが困難となる。
【0014】前記のような機能性粒子の粉末又は顆粒
は、任意の公知方法で製造することができるが、その一
例としてリン酸カルシウム系化合物の多孔質顆粒の製造
方法を以下に示す。まず、公知の方法で湿式合成したリ
ン酸カルシウム系化合物の結晶粒子を原料粒子とし、こ
の原料粒子を懸濁したスラリーを直接噴霧乾燥などによ
り二次粒子に造粒するかあるいはこのスラリーに粘度調
整剤、加熱により消失する有機化合物粒子又は繊維等の
添加物を加えて噴霧乾燥などにより二次粒子に造粒す
る。この二次粒子自体、多孔質粒子となっており、この
二次粒子をそのまま原料として用いることもでき、さら
に高気孔率のものが好ましい場合には、次の方法で多孔
質顆粒を作製する。この二次粒子を再びスラリー状に懸
濁して湿式成形するか又は加圧による乾式成形等により
ブロック体に成形する。その際、焼成の過程で消散して
気孔を形成するための有機化合物を添加してもよい。無
添加でも、焼成温度など、他の条件を調節することによ
り気孔径を制御することもできる。得られたブロック体
を500℃〜1300℃の温度範囲で焼成する。焼成温
度が500℃未満では、有機化合物の熱消失やブロック
体の焼結が充分に行われない。また、焼成を1300℃
を超える高温で行うと、焼結体が緻密化しすぎたり、リ
ン酸カルシウムが分解を起こすおそれがある。このよう
に焼成したブロック体を粉砕後、分級して必要な粒径の
顆粒を得ることができる。この顆粒の気孔径は、二次粒
子造粒用の原料スラリー中の結晶粒子の大きさ、スラリ
ーの粘度、添加物などを適切に調節することによって調
整することができる。
【0015】不織布の機能性粒子担持量は、機能性粒子
の種類、用途などによって変動し、広範囲で適宜選択す
ることができるが、通常、リン酸カルシウム系化合物粒
子の場合で1〜65重量%であるのが好ましく、5〜4
0重量%であるのがより好ましい。1重量%未満では、
リン酸カルシウム系化合物の効果が発現せず、65重量
%を超えると、取り扱い時などに飛散する粒子が多くな
る。なお、本明細書において、担持率とは、完成品の機
能性不織布を基準とする百分率である。
【0016】本発明の方法を実施する場合、機能性粒子
あるいは該粒子と原料繊維の分散を向上させ、安定させ
るため、さらに界面活性剤を添加することができる。界
面活性剤としては、特に制限はなく、アニオン系、両性
及びノニオン系の各種の界面活性剤を用いることがで
き、これらのうちアニオン系界面活性剤が好適である。
アニオン系分散剤としては、例えば、カルボン酸塩、ス
ルホン酸塩、硫酸エステル塩、リン酸エステル塩、ホス
ホン酸塩などが挙げられる。これらのうち、特に、ドデ
シル硫酸ナトリウム等の硫酸エステル塩が好ましい。界
面活性剤は、リン酸カルシウム系化合物に対して15重
量%以下の量で使用するのが好ましい。それより多量に
用いると、泡立ちが激しくなり、作業性が低下する。
【0017】本発明方法のうち上記の方法、すなわ
ち、不織布を機能性粒子の分散液で含浸するか又はコー
ティングする方法を実施する場合、この分散液中の機能
性粒子の濃度は、不織布への所望の担持量に応じて適宜
選定することができるが、分散性や作業性を考慮して通
常、1〜50重量%、好ましくは5〜40重量%とす
る。含浸及びコーティングを1回あるいは2回以上行っ
て所望のリン酸カルシウム担持量とすることもできる。
【0018】本発明方法のうち上記の方法、すなわち
湿式法により不織布を製造する際に機能性粒子を添加す
る方法を実施する場合には、水性分散液中の機能性粒子
の濃度は、原料繊維との配合比、不織布への所望の担持
量などに応じて適宜選定することができるが、通常、原
料繊維に対して1〜200重量%、好ましくは5〜65
重量%とする。
【0019】上記のいずれかの方法で機能性粒子を担持
した不織布を製造した後、使用した熱可塑性高分子繊維
の軟化点以上の温度に加熱処理する。この処理によって
軟化し、粘着性を持った繊維に機能性粒子が固着され、
粒子の脱落が防止される。
【0020】
【実施例】次に、実施例に基づいて本発明をさらに詳述
するが、本発明はこれによって制限されるものではな
い。
【0021】実施例1 平均粒径 3.5μm、比表面積64m2 /g、Ca /P比
1.67の多孔質ハイドロキシアパタイト顆粒10重量%
及びドデシル硫酸ナトリウム 0.05重量%を含む水性分
散液を作製した。この分散液で、ポリエチレン50重量
%とポリエステル50重量%から成る厚さ 0.2mmの不
織布(重量21g/m2 )を含浸した後、130℃の熱
風で乾燥させた。得られた不織布のハイドロキシアパタ
イト担持率は22重量%であり、ほぼ一様な担持が認め
られた。
【0022】実施例2 平均粒径 0.55μm、比表面積55m2 /g、Ca /P
比 1.67の多孔質ハイドロキシアパタイト顆粒10重量
%及びドデシル硫酸ナトリウム 0.05重量%を含む水性
分散液を作製した。この分散液で、厚さ 0.4mmのポリ
エチレン100重量%の不織布(重量27g/m2 )を
含浸した後、130℃の熱風で乾燥させた。得られた不
織布のハイドロキシアパタイト担持率は20重量%であ
り、ほぼ一様な担持が認められた。
【0023】実施例3 平均粒径 4.0μm、比表面積64m2 /g、Ca /P比
2.0の多孔質リン酸四カルシウム顆粒15重量%及びポ
リプロピレン原料繊維40重量%を含む水性分散液を作
製した後、抄紙製造装置により不織布を製造し、170
℃の熱風で乾燥した。得られた不織布のリン酸四カルシ
ウム担持率は13重量%であり、ほぼ一様な担持が認め
られた。
【0024】実施例4 平均粒径20μmの二酸化チタン顆粒7重量%を含む水
溶性分散液を作製した。この分散液で厚さ 0.2mmのポ
リエチレン100重量%の不織布(重量25g/m2
を含浸した後、130℃の熱風で乾燥させた。得られた
不織布の二酸化チタン担持率は12重量%であり、ほぼ
一様な担持が認められた。
【0025】実施例5 平均粒径150μm、比表面積2500m2 /gの多孔
質活性炭顆粒40重量%を含む水溶性分散液を作製し
た。この分散液で厚さ 0.4mmのポリエチレン100重
量%の不織布(重量30g/m2 )を含浸した後、13
0℃の熱風で乾燥させた。得られた不織布の活性炭担持
率は25重量%であり、ほぼ一様な担持が認められた。
【0026】実施例6 平均粒径10μmのゼオライト顆粒20重量%を含む水
溶性分散液を作製した。この分散液で厚さ 0.1mmのポ
リエチレン100重量%の不織布(重量15g/m2
を含浸した後、130℃の熱風で乾燥させた。得られた
不織布のゼオライト担持率は32重量%であり、ほぼ一
様な担持が認められた。
【0027】実施例7 平均粒径2μm、比表面積3m2 /gのアパサイダー
(商品名:(株)サンギ製)顆粒10重量%及びポリエ
チレン原料繊維25重量%とポリエステル原料繊維15
重量%を含む水溶性分散液を作製した後、抄紙製造装置
により不織布を製造し、130℃の熱風で乾燥させた。
得られた不織布のアパサイダー担持率は、15重量%で
あり、ほぼ一様な担持が認められた。
【0028】実施例8 平均粒径75μmのカヤマックス(商品名:日本化薬
(株)製)顆粒20重量%を含む水溶性分散液を作製し
た。この分散液で厚さ 0.2mmのポリエチレン50重量
%とポリエステル50重量%から成る不織布(重量21
g/m2 )を含浸した後、130℃の熱風で乾燥させ
た。得られた不織布のカヤマックス担持率は19重量%
であり、ほぼ一様な担持が認められた。
【0029】実施例9 平均粒径100μmのダイムシュー(商品名:大日精化
工業(株)製)顆粒20重量%を含む水溶性分散液を作
製した。この分散液で厚さ 0.2mmのポリプロピレン1
00重量%の不織布(重量24g/m2 )を含浸した
後、170℃の熱風で乾燥させた。得られた不織布のダ
イムシュー担持率は16重量%であり、ほぼ一様な担持
が認められた。
【0030】比較例 平均粒径 3.5μm、比表面積64m2 /g、Ca /P比
1.67の多孔質ハイドロキシアパタイト顆粒10重量%
及びドデシル硫酸ナトリウム 0.05重量%を含む水性分
散液を作製した。この分散液で、ポリエチレン50重量
%とポリエステル50重量%から成る厚さ 0.2mmの不
織布(重量21g/m2 )を含浸した後、50℃の熱風
で乾燥させた。得られた不織布のハイドロキシアパタイ
ト担持率は3重量%であった。担持ムラがあり、振動や
取り扱い中にハイドロキシアパタイトが脱落し、担持率
は1重量%以下になった。
【0031】ウイルス吸着実験 インフルエンザウイルスB型を 0.15M塩化ナトリウム
を含むpH 7.2の10mMトリス−塩酸等張緩衝液(以下、
トリス等張液と略す)中に浮遊させた液を用いて以下の
実験を行った。この実験において全ての希釈及び浮遊液
にトリス等張液を用いた。
【0032】インフルエンザウイルスが赤血球に付着す
ると、この赤血球同士が凝集反応を起こす。この反応を
利用して、ウイルス浮遊液を2倍、4倍、8倍、16
倍、・・・と2倍に段階希釈した液と、同量の 0.4%ニ
ワトリ赤血球浮遊液とを混合して何倍希釈液まで凝集を
起こすかによって原ウイルス浮遊液(希釈前の液)の力
価(titer)を評価した。さらに、実施例1、実施例2及
び比較例で得られた不織布をそれぞれ125cm2
り、それぞれにウイルス浮遊液6mlを接触させた後、そ
の力価を評価した。結果を表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】本発明による機能性不織布には、所望の
機能性粒子が強固に固着されるため、粒子の担持率が著
しく向上し、しかも洗浄しても粒子がほとんど脱落しな
い。また、機能性粒子の表面が結合剤で覆われることが
ないので、その性能が充分に発揮され、その結果、従来
より少量の機能性粒子を用いて同等の効果を達成するこ
とができ、コストを軽減でき、また、軽量化が可能とな
る。本発明により得られる機能性不織布は、不織布を基
材とするため、通気性、柔軟性及び引き裂き強度に優れ
ている。また、本発明による機能性不織布には、様々な
機能性粒子を担持することができ、各種の用途に利用す
ることができるが、例えば、機能性粒子としてリン酸カ
ルシウム系化合物粒子を用いた場合には、リン酸カルシ
ウム系化合物が種々の物質に対する吸着作用及び脱臭作
用を有するため、得られる機能性不織布は床擦れ防止シ
ート、脱臭シート、除ウイルス・除菌フィルター、オペ
ガウン、その他のヘルスケア関連製品に好適である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、の方法で不織布を製造する場合に
は、粒径1〜30μmの機能性粒子を用いるのがより好
ましい。粒径が1μmより小さいと、抄紙の際に抄紙機
の網から水と共に落下してしまい、30μmを超える
と、重すぎて、均一に分散することが困難となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 17/63 // D06M 101:16

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料繊維の少なくとも1部分が熱可塑性
    高分子繊維から成る不織布を機能性粒子を含む水性分散
    液で含浸又はコーティングし、熱可塑性高分子繊維の軟
    化点以上の温度で熱処理することを特徴とする機能性不
    織布の製造方法。
  2. 【請求項2】 機能性粒子が、Ca /Pのモル比が 1.0
    〜2.0のリン酸カルシウム系化合物、二酸化チタン、活
    性炭、ゼオライト、モレキュラーシーブ、無機質の脱臭
    剤、無機質の抗菌剤又はこれらの混合物からなり、粒径
    が 0.01〜200μmの粉末、顆粒又は多孔質顆粒であ
    る請求項1記載の機能性不織布の製造方法。
  3. 【請求項3】 水性分散液が機能性粒子を1〜50重量
    %含む請求項1記載の機能性不織布の製造方法。
  4. 【請求項4】 水性分散剤がさらに界面活性剤を機能性
    粒子に対して15重量%以下の量で含有する請求項1記
    載の機能性不織布の製造方法。
  5. 【請求項5】 不織布が熱可塑性高分子繊維を10〜1
    00重量%含有するものである請求項1記載の機能性不
    織布の製造方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも1部分が熱可塑性高分子繊維
    から成る原料繊維及び機能性粒子を含む水性分散液を用
    いて抄紙技術により不織布を製造し、熱可塑性高分子繊
    維の軟化点以上の温度で熱処理することを特徴とする機
    能性不織布の製造方法。
  7. 【請求項7】 機能性粒子が、Ca /Pのモル比が 1.0
    〜2.0のリン酸カルシウム系化合物、二酸化チタン、活
    性炭、ゼオライト、モレキュラーシーブ、無機質の脱臭
    剤、無機質の抗菌剤又はこれらの混合物からなり、粒径
    が 0.01〜200μmの粉末、顆粒又は多孔質顆粒であ
    る請求項6記載の機能性不織布の製造方法。
  8. 【請求項8】 水性分散液が機能性粒子を原料繊維に対
    して1〜200重量%含む請求項6記載の機能性不織布
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 水性分散剤がさらに界面活性剤を機能性
    粒子に対して15重量%以下の量で含有する請求項6記
    載の機能性不織布の製造方法。
  10. 【請求項10】 不織布が熱可塑性高分子繊維を10〜
    100重量%含有する請求項6記載の機能性不織布の製
    造方法。
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