JPH06193399A - セグメント把持装置 - Google Patents
セグメント把持装置Info
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- JPH06193399A JPH06193399A JP5241368A JP24136893A JPH06193399A JP H06193399 A JPH06193399 A JP H06193399A JP 5241368 A JP5241368 A JP 5241368A JP 24136893 A JP24136893 A JP 24136893A JP H06193399 A JPH06193399 A JP H06193399A
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- Japan
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- segment
- gripping
- guide frame
- pressing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トンネル覆工用の中子形セグメントを位置検
出、位置決め制御などをしないで自動的に、かつ短時間
に把持し、吊り上げ可能とする。 【構成】 進退自在な把持ピン13を備えたガイドフレ
ーム12上に横向きに突き出た第1の倣い接触子14と
下向きに突き出た第2の倣い接触子15を設け、押付用
ばね16、昇降ジャッキ17、トラニオンピン26など
からなる押付機構により第1の倣い接触子14をセグメ
ント中子溝1aの片側壁面1cに接触させる横向きの力
と第2の倣い接触子15を溝底面1dに接触させる下向
きの力をガイドフレーム12に作用させ、溝壁面1cと
溝底面1dを倣い面として、把持ピン13の中心とセグ
メントボルト穴1bの中心を自動的に一致させる。
出、位置決め制御などをしないで自動的に、かつ短時間
に把持し、吊り上げ可能とする。 【構成】 進退自在な把持ピン13を備えたガイドフレ
ーム12上に横向きに突き出た第1の倣い接触子14と
下向きに突き出た第2の倣い接触子15を設け、押付用
ばね16、昇降ジャッキ17、トラニオンピン26など
からなる押付機構により第1の倣い接触子14をセグメ
ント中子溝1aの片側壁面1cに接触させる横向きの力
と第2の倣い接触子15を溝底面1dに接触させる下向
きの力をガイドフレーム12に作用させ、溝壁面1cと
溝底面1dを倣い面として、把持ピン13の中心とセグ
メントボルト穴1bの中心を自動的に一致させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トンネル工事におい
て、中子形セグメントを吊り上げる装置に設けられるセ
グメント把持装置に関する。ここで、中子形セグメント
を吊り上げる装置としては、シールド掘進機のセグメン
ト組立用エレクタおよびこのエレクタにセグメントを供
給するためのセグメント吊上げ搬送装置などが挙げられ
る。
て、中子形セグメントを吊り上げる装置に設けられるセ
グメント把持装置に関する。ここで、中子形セグメント
を吊り上げる装置としては、シールド掘進機のセグメン
ト組立用エレクタおよびこのエレクタにセグメントを供
給するためのセグメント吊上げ搬送装置などが挙げられ
る。
【0002】
【従来の技術】中子形セグメントはトンネル覆工材とし
て使われる鉄筋コンクリート製セグメントの一種で、図
21に示すように内周面に複数個の中子溝とよばれる凹
部1aが設けられ、この中子溝壁面にセグメント組立用
のボルト穴1bが開口している。シールド径が大きくな
ると、セグメント重量を軽減するため、このような中子
形セグメントが多く使われる。
て使われる鉄筋コンクリート製セグメントの一種で、図
21に示すように内周面に複数個の中子溝とよばれる凹
部1aが設けられ、この中子溝壁面にセグメント組立用
のボルト穴1bが開口している。シールド径が大きくな
ると、セグメント重量を軽減するため、このような中子
形セグメントが多く使われる。
【0003】中子形セグメントを対象とするセグメント
把持装置の従来例としては、実開平2−101900に
記載されたものがある(従来例1とする)。これは、タ
ーンバックル、油圧ジャッキなどにより開閉操作される
1対のハンガの拡開時に、各ハンガに設けられた吊上げ
ピンをセグメント中子溝のセグメント幅方向における両
側壁面に開口したボルト穴に挿入してセグメントを把持
するようにしたハンガ式のセグメント把持装置で、ボル
ト穴に対する吊上げピンの位置合わせは作業者の手作業
によって行われる。
把持装置の従来例としては、実開平2−101900に
記載されたものがある(従来例1とする)。これは、タ
ーンバックル、油圧ジャッキなどにより開閉操作される
1対のハンガの拡開時に、各ハンガに設けられた吊上げ
ピンをセグメント中子溝のセグメント幅方向における両
側壁面に開口したボルト穴に挿入してセグメントを把持
するようにしたハンガ式のセグメント把持装置で、ボル
ト穴に対する吊上げピンの位置合わせは作業者の手作業
によって行われる。
【0004】また、セグメント把持装置の他の従来例と
して実開昭64−19699に記載されたものがある
(従来例2とする)。これは、アームピンを備えたアー
ムとその回転機構をケーシングに収納したハンガ式のセ
グメント把持装置であって、そのケーシングをセグメン
トの開口部(中子溝に相当する)にびったり嵌め込み、
セグメントの開口部壁面に設けられた穴(ボルト穴に相
当する)に対してアームピンの位置が一致するようにケ
ーシングを位置決めした後、アームピンを開口部壁面の
穴に挿入してセグメントを把持するものである。
して実開昭64−19699に記載されたものがある
(従来例2とする)。これは、アームピンを備えたアー
ムとその回転機構をケーシングに収納したハンガ式のセ
グメント把持装置であって、そのケーシングをセグメン
トの開口部(中子溝に相当する)にびったり嵌め込み、
セグメントの開口部壁面に設けられた穴(ボルト穴に相
当する)に対してアームピンの位置が一致するようにケ
ーシングを位置決めした後、アームピンを開口部壁面の
穴に挿入してセグメントを把持するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例1では、セグメ
ントを把持する際、作業者の手作業で吊上げピンをセグ
メントのボルト穴中心線上に位置合わせする必要があ
る。吊上げピンとボルト穴の直径寸法の差はそれほど大
きくできず、せいぜい3〜4mm程度である。そのた
め、ボルト穴に対する吊上げピンの位置合わせは作業者
にとって非常に面倒で、時間のかかる作業となってい
る。
ントを把持する際、作業者の手作業で吊上げピンをセグ
メントのボルト穴中心線上に位置合わせする必要があ
る。吊上げピンとボルト穴の直径寸法の差はそれほど大
きくできず、せいぜい3〜4mm程度である。そのた
め、ボルト穴に対する吊上げピンの位置合わせは作業者
にとって非常に面倒で、時間のかかる作業となってい
る。
【0006】従来例2はこのようなセグメント把持作業
の省力化を図ったものであるが、この従来例2では、セ
グメントを把持する際に把持装置のケーシングとセグメ
ント開口部の位置合わせを正確に行う必要があり、セグ
メントの位置検出、把持のための位置決め制御などが必
要となる。一般的に、位置検出、位置決め制御には検出
器、制御装置などの高価な機器を要するとともに、その
制御は難しく、機器の設計、製作に手間がかかり、その
上、把持するまでに多くの時間がかかってしまう。
の省力化を図ったものであるが、この従来例2では、セ
グメントを把持する際に把持装置のケーシングとセグメ
ント開口部の位置合わせを正確に行う必要があり、セグ
メントの位置検出、把持のための位置決め制御などが必
要となる。一般的に、位置検出、位置決め制御には検出
器、制御装置などの高価な機器を要するとともに、その
制御は難しく、機器の設計、製作に手間がかかり、その
上、把持するまでに多くの時間がかかってしまう。
【0007】以上のことから、中子形セグメントの把持
に際して人手を要せず、かつセグメントの位置検出、把
持のための位置決め制御などをせずに、簡単に、しかも
早く把持できる把持装置が強く望まれている。
に際して人手を要せず、かつセグメントの位置検出、把
持のための位置決め制御などをせずに、簡単に、しかも
早く把持できる把持装置が強く望まれている。
【0008】本発明は、この要望に応え、中子形セグメ
ントを位置検出、位置決め制御などをせずに自動的に、
かつ短時間に把持できるセグメント把持装置を提供する
ことを目的とする。
ントを位置検出、位置決め制御などをせずに自動的に、
かつ短時間に把持できるセグメント把持装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、中子形セグメントを吊り上げる装置に設け
られるセグメント把持装置において、セグメント中子溝
のセグメント幅方向における両側壁面に開口するボルト
穴にそれぞれ嵌まり合う少なくとも1対の把持ピンを進
退自在に備えたガイドフレーム上に、セグメント中子溝
のセグメント長さ方向における片側壁面に接触し得るよ
うに横向きに突き出た第1の倣い接触子と溝底面に接触
し得るように下向きに突き出た第2の倣い接触子とを設
け、前記ガイドフレームに対して前記第1の倣い接触子
をセグメント中子溝の前記片側壁面に押し付ける方向の
力と前記第2の倣い接触子を前記溝底面に押し付ける方
向の力とを作用させるための押付機構を介して前記ガイ
ドフレームを支持台に取り付け、セグメントを把持する
際に、セグメント中子溝の前記片側壁面と前記溝底面と
を倣い面として前記少なくとも1対の把持ピンを前記各
ボルト穴の中心線上に位置合わせできるようにしたもの
である。
に本発明は、中子形セグメントを吊り上げる装置に設け
られるセグメント把持装置において、セグメント中子溝
のセグメント幅方向における両側壁面に開口するボルト
穴にそれぞれ嵌まり合う少なくとも1対の把持ピンを進
退自在に備えたガイドフレーム上に、セグメント中子溝
のセグメント長さ方向における片側壁面に接触し得るよ
うに横向きに突き出た第1の倣い接触子と溝底面に接触
し得るように下向きに突き出た第2の倣い接触子とを設
け、前記ガイドフレームに対して前記第1の倣い接触子
をセグメント中子溝の前記片側壁面に押し付ける方向の
力と前記第2の倣い接触子を前記溝底面に押し付ける方
向の力とを作用させるための押付機構を介して前記ガイ
ドフレームを支持台に取り付け、セグメントを把持する
際に、セグメント中子溝の前記片側壁面と前記溝底面と
を倣い面として前記少なくとも1対の把持ピンを前記各
ボルト穴の中心線上に位置合わせできるようにしたもの
である。
【0010】前記少なくとも1対の把持ピンの各ボルト
穴に嵌まり合う端部に円錐状のテーパ部を形成し、セグ
メントを把持する際に、前記少なくとも1対の把持ピン
を各ボルト穴の中心線上に代えて、前記テーパ部が各ボ
ルト穴に挿入可能な範囲内で各ボルト穴の中心よりずれ
た位置に位置決めするようにしてもよい。
穴に嵌まり合う端部に円錐状のテーパ部を形成し、セグ
メントを把持する際に、前記少なくとも1対の把持ピン
を各ボルト穴の中心線上に代えて、前記テーパ部が各ボ
ルト穴に挿入可能な範囲内で各ボルト穴の中心よりずれ
た位置に位置決めするようにしてもよい。
【0011】セグメントの把持を自動的に行うための補
助手段として、前記ガイドフレームがセグメント中子溝
内の最下降位置に到達したことを検知する手段を設けた
り、前記ガイドフレーム上に前記少なくとも1対の把持
ピンのそれぞれの進退状況を検知する手段を設けること
ができる。
助手段として、前記ガイドフレームがセグメント中子溝
内の最下降位置に到達したことを検知する手段を設けた
り、前記ガイドフレーム上に前記少なくとも1対の把持
ピンのそれぞれの進退状況を検知する手段を設けること
ができる。
【0012】また、セグメント把持後、セグメントの幅
方向および長さ方向へのずれを防止したい場合には、前
記押付機構に前記ガイドフレームを支持台に対して昇降
させる昇降ジャッキを設けるとともに、前記支持台にセ
グメント中子溝の周辺部に向かって延び、先端部に断面
L字形状の押圧部材が取り付けられた固定アームをセグ
メント幅方向およびセグメント長さ方向にそれぞれ対を
なして配設し、前記少なくとも1対の把持ピンをセグメ
ントの各ボルト穴に挿入した後、前記昇降ジャッキの縮
長動作により前記各固定アームに取り付けられた押圧部
材の内側角部がセグメント中子溝のセグメント幅方向お
よびセグメント長さ方向に沿った開口縁部の少なくとも
2個所に当接するまでセグメントを引き上げ、セグメン
トを支持台に対してどの方向にもずれることなく固定で
きるようにするとよい。
方向および長さ方向へのずれを防止したい場合には、前
記押付機構に前記ガイドフレームを支持台に対して昇降
させる昇降ジャッキを設けるとともに、前記支持台にセ
グメント中子溝の周辺部に向かって延び、先端部に断面
L字形状の押圧部材が取り付けられた固定アームをセグ
メント幅方向およびセグメント長さ方向にそれぞれ対を
なして配設し、前記少なくとも1対の把持ピンをセグメ
ントの各ボルト穴に挿入した後、前記昇降ジャッキの縮
長動作により前記各固定アームに取り付けられた押圧部
材の内側角部がセグメント中子溝のセグメント幅方向お
よびセグメント長さ方向に沿った開口縁部の少なくとも
2個所に当接するまでセグメントを引き上げ、セグメン
トを支持台に対してどの方向にもずれることなく固定で
きるようにするとよい。
【0013】前記ガイドフレームを昇降させる昇降ジャ
ッキは縮み方向にのみセグメントを支持台に向けて引き
上げ固定するのに十分な大きな推力を発生し、伸び方向
には前記第2の倣い接触子をセグメントの中子溝底面に
接触させるのに必要な程度の小さな推力しか発生しない
ように、前記昇降ジャッキの伸び側と縮み側の各油圧配
管中に設定圧力の相異なるリリーフ弁を設置することが
望ましい。
ッキは縮み方向にのみセグメントを支持台に向けて引き
上げ固定するのに十分な大きな推力を発生し、伸び方向
には前記第2の倣い接触子をセグメントの中子溝底面に
接触させるのに必要な程度の小さな推力しか発生しない
ように、前記昇降ジャッキの伸び側と縮み側の各油圧配
管中に設定圧力の相異なるリリーフ弁を設置することが
望ましい。
【0014】セグメントを支持台に向けて引き上げ固定
した状態に保持するために、前記昇降ジャッキの縮み側
油圧配管中に蓄圧器を設置し、さらに前記昇降ジャッキ
の縮み側油圧配管と油戻し配管との間には、セグメント
の把持を解放する際に保持油圧を排除するための切換弁
を設置することが望ましい。
した状態に保持するために、前記昇降ジャッキの縮み側
油圧配管中に蓄圧器を設置し、さらに前記昇降ジャッキ
の縮み側油圧配管と油戻し配管との間には、セグメント
の把持を解放する際に保持油圧を排除するための切換弁
を設置することが望ましい。
【0015】また、シールド本体のローリングや供給装
置上のセグメントの載架状態などにかかわらずセグメン
トを支持台に対してずれなく固定するために、支持台の
固定アームに取り付けたL字形状の押圧部材の縦部材の
長さをセグメントの引き上げ距離より長くしておくとよ
い。
置上のセグメントの載架状態などにかかわらずセグメン
トを支持台に対してずれなく固定するために、支持台の
固定アームに取り付けたL字形状の押圧部材の縦部材の
長さをセグメントの引き上げ距離より長くしておくとよ
い。
【0016】セグメントをずれなく固定するためには、
セグメントの縦リブの凸状頂部に嵌まり合う凹状形状の
押圧部を有し、支持台に対して上下方向に摺動自在に支
持されたセグメント固定部材を付設し、セグメントを把
持する際に、前記セグメント固定部材と支持台との間に
取り付けた固定部材昇降ジャッキにより前記押圧部をセ
グメント縦リブの凸状頂部に押し付けるようにしてもよ
い。
セグメントの縦リブの凸状頂部に嵌まり合う凹状形状の
押圧部を有し、支持台に対して上下方向に摺動自在に支
持されたセグメント固定部材を付設し、セグメントを把
持する際に、前記セグメント固定部材と支持台との間に
取り付けた固定部材昇降ジャッキにより前記押圧部をセ
グメント縦リブの凸状頂部に押し付けるようにしてもよ
い。
【0017】
【作用】セグメントを把持する際には、ガイドフレーム
から横向きに突き出た第1の倣い接触子がセグメント中
子溝の開口縁部を乗り越えないようにガイドフレームを
セグメント中子溝に対し概略位置合わせした状態で溝底
に向って下降させる。そうすると、まず押付機構による
横向きの力で第1の倣い接触子がセグメント中子溝のセ
グメント長さ方向における片側壁面に接触させられるの
で、ガイドフレームは前記片側壁面に倣って溝底の方に
移動する。やがて、ガイドフレームから下向きに突き出
た第2の倣い接触子が溝底面に接触し、ガイドフレーム
の下降は停止させられる。この状態では、第1の倣い接
触子がセグメント中子溝の片側壁面に、第2の倣い接触
子が溝底面に共に接触しているので、把持ピンの中心か
ら第1の倣い接触子の先端までの距離をセグメントのボ
ルト穴中心から中子溝片側壁面までの距離(図22のL
1)に等しくとり、把持ピンの中心から第2の倣い接触
子の先端までの距離をセグメントのボルト穴中心から溝
底面までの距離(図22のL2)に等しくとれば、セグ
メントの位置検出、把持のための位置決め制御などをせ
ずに、把持ピンの中心とセグメントのボルト穴中心を自
動的に一致させることができる。このようにして把持ピ
ンの中心とボルト穴の中心が一致したら、把持ピンをガ
イドフレームから突き出し、その先端部をボルト穴に挿
入することによって、セグメントは吊り上げ可能な状態
に把持される。
から横向きに突き出た第1の倣い接触子がセグメント中
子溝の開口縁部を乗り越えないようにガイドフレームを
セグメント中子溝に対し概略位置合わせした状態で溝底
に向って下降させる。そうすると、まず押付機構による
横向きの力で第1の倣い接触子がセグメント中子溝のセ
グメント長さ方向における片側壁面に接触させられるの
で、ガイドフレームは前記片側壁面に倣って溝底の方に
移動する。やがて、ガイドフレームから下向きに突き出
た第2の倣い接触子が溝底面に接触し、ガイドフレーム
の下降は停止させられる。この状態では、第1の倣い接
触子がセグメント中子溝の片側壁面に、第2の倣い接触
子が溝底面に共に接触しているので、把持ピンの中心か
ら第1の倣い接触子の先端までの距離をセグメントのボ
ルト穴中心から中子溝片側壁面までの距離(図22のL
1)に等しくとり、把持ピンの中心から第2の倣い接触
子の先端までの距離をセグメントのボルト穴中心から溝
底面までの距離(図22のL2)に等しくとれば、セグ
メントの位置検出、把持のための位置決め制御などをせ
ずに、把持ピンの中心とセグメントのボルト穴中心を自
動的に一致させることができる。このようにして把持ピ
ンの中心とボルト穴の中心が一致したら、把持ピンをガ
イドフレームから突き出し、その先端部をボルト穴に挿
入することによって、セグメントは吊り上げ可能な状態
に把持される。
【0018】また、端部に円錐状のテーパ部を形成した
把持ピンを、そのテーパ部がボルト穴に挿入可能な範囲
内でボルト穴の中心より意識的にずらして位置決めした
場合には、位置決め後に把持ピンをガイドフレームから
突き出すことによって、把持ピンがそのテーパ部でボル
ト穴に倣い、把持ピン中心とボルト穴中心とのずれ量が
小さくなる方向にガイドフレームとともにずれ動いてボ
ルト穴に嵌まり込み、セグメントの把持が可能となる。
把持ピンを、そのテーパ部がボルト穴に挿入可能な範囲
内でボルト穴の中心より意識的にずらして位置決めした
場合には、位置決め後に把持ピンをガイドフレームから
突き出すことによって、把持ピンがそのテーパ部でボル
ト穴に倣い、把持ピン中心とボルト穴中心とのずれ量が
小さくなる方向にガイドフレームとともにずれ動いてボ
ルト穴に嵌まり込み、セグメントの把持が可能となる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
る。
【0020】実施例の説明の前に、把持の対象となる中
子形セグメントについて、図21,図22により説明す
る。このセグメントは鉄筋コンクリート製で、セグメン
ト1内周面に中子溝1aが設けられ、この中子溝1aが
セグメント同士をボルト締結する際の作業空間となる。
ボルト穴1bはセグメント1の幅方向と長さ方向の各側
壁に複数個設けられており、そのうちセグメント1の把
持に利用されるのは中子溝1aのセグメント幅方向にお
ける両側壁面に開口しているボルト穴である。このセグ
メントは金型を用いて製作されるため、ボルト穴1bの
中心から中子溝1aのセグメント長さ方向における片側
壁面(以下、実施例の説明では溝壁面とよぶ)1cまで
の距離L1,ボルト穴1bの中心から溝底面1dまでの
距離L2などは±1mm程度の寸法精度となっている。
また、ボルト穴1bはボルト径より2〜3mm位大きく
作られる。なお、セグメントを把持する際、セグメント
1は図23,図24に示すように、把持装置に対してD
方向,E方向に幾分傾いた状態で置かれる場合があり、
このような場合でも把持装置はセグメントを確実に把持
できなければならない。
子形セグメントについて、図21,図22により説明す
る。このセグメントは鉄筋コンクリート製で、セグメン
ト1内周面に中子溝1aが設けられ、この中子溝1aが
セグメント同士をボルト締結する際の作業空間となる。
ボルト穴1bはセグメント1の幅方向と長さ方向の各側
壁に複数個設けられており、そのうちセグメント1の把
持に利用されるのは中子溝1aのセグメント幅方向にお
ける両側壁面に開口しているボルト穴である。このセグ
メントは金型を用いて製作されるため、ボルト穴1bの
中心から中子溝1aのセグメント長さ方向における片側
壁面(以下、実施例の説明では溝壁面とよぶ)1cまで
の距離L1,ボルト穴1bの中心から溝底面1dまでの
距離L2などは±1mm程度の寸法精度となっている。
また、ボルト穴1bはボルト径より2〜3mm位大きく
作られる。なお、セグメントを把持する際、セグメント
1は図23,図24に示すように、把持装置に対してD
方向,E方向に幾分傾いた状態で置かれる場合があり、
このような場合でも把持装置はセグメントを確実に把持
できなければならない。
【0021】以下説明する実施例1から実施例3までは
本発明のセグメント把持装置をシールド堀進機のエレク
タに適用した例であり、まず図1〜図7に示す実施例1
について説明する。
本発明のセグメント把持装置をシールド堀進機のエレク
タに適用した例であり、まず図1〜図7に示す実施例1
について説明する。
【0022】本実施例1は大重量セグメントを安全に吊
り上げるために左右2基の把持部を用いてセグメント1
を2個所で把持するようにした例で、図1に示すよう
に、把持部11はエレクタ2(図8、図9参照)の吊り
ビーム3に内蔵された前後摺動可能な支持台4の左右に
各1基設けられ、それぞれ進退自在な1対の把持ピン1
3を備えたガイドフレーム12、第1の倣い接触子であ
る横ローラ14,第2の倣い接触子である下ローラ1
5、横ローラ14に横向きの押付力を作用させるための
押付用ばね16,下ローラ15に下向きの押付力を作用
させるための昇降ジャッキ17から主に構成されてい
る。左右の各把持部11は対称形で、構造的には違いが
ないので、図2〜図7には図1の片側の把持部11につ
いて詳細に示してある。
り上げるために左右2基の把持部を用いてセグメント1
を2個所で把持するようにした例で、図1に示すよう
に、把持部11はエレクタ2(図8、図9参照)の吊り
ビーム3に内蔵された前後摺動可能な支持台4の左右に
各1基設けられ、それぞれ進退自在な1対の把持ピン1
3を備えたガイドフレーム12、第1の倣い接触子であ
る横ローラ14,第2の倣い接触子である下ローラ1
5、横ローラ14に横向きの押付力を作用させるための
押付用ばね16,下ローラ15に下向きの押付力を作用
させるための昇降ジャッキ17から主に構成されてい
る。左右の各把持部11は対称形で、構造的には違いが
ないので、図2〜図7には図1の片側の把持部11につ
いて詳細に示してある。
【0023】ガイドフレーム12は、長さ方向がシール
ド軸方向(セグメント幅方向)と一致するように配置さ
れた断面矩形状の角柱体で、中心に円形の穴があけら
れ、その中に断面円形の2本の把持ピン13と1本の突
き出しジャッキ18が収納されている(図4参照)。ガ
イドフレーム12の側部には把持ピン13の移動を制限
するための長穴19がシールド軸方向の切羽側とテール
側に各1個設けられ、各々の把持ピン13に設けられた
ストッパ20が長穴19を貫通して突き出ている(図5
参照)。
ド軸方向(セグメント幅方向)と一致するように配置さ
れた断面矩形状の角柱体で、中心に円形の穴があけら
れ、その中に断面円形の2本の把持ピン13と1本の突
き出しジャッキ18が収納されている(図4参照)。ガ
イドフレーム12の側部には把持ピン13の移動を制限
するための長穴19がシールド軸方向の切羽側とテール
側に各1個設けられ、各々の把持ピン13に設けられた
ストッパ20が長穴19を貫通して突き出ている(図5
参照)。
【0024】把持ピン13はガイドフレーム12内の切
羽側とテール側に1本ずつ収納され、それらの先端部は
段付で、先端部径はセグメント1のボルト穴1bの径よ
り小さく、その直径差で図22に示すL1,L2の寸法
公差を吸収できるようにしている。突き出しジャッキ1
8は、ガイドフレーム12の中央部に収納され、そのボ
トム側はピン21により、またロッド側はピン22によ
りそれぞれ把持ピン13に連結されている。そして、突
き出しジャッキ18の伸長時には図5の(a)に示すよ
うに把持ピン13の先端部がガイドフレーム12から突
き出され、突き出しジャッキ18の縮長時には図5の
(b)に示すように把持ピン13の先端部がガイドフレ
ーム12内に引き込まれる。
羽側とテール側に1本ずつ収納され、それらの先端部は
段付で、先端部径はセグメント1のボルト穴1bの径よ
り小さく、その直径差で図22に示すL1,L2の寸法
公差を吸収できるようにしている。突き出しジャッキ1
8は、ガイドフレーム12の中央部に収納され、そのボ
トム側はピン21により、またロッド側はピン22によ
りそれぞれ把持ピン13に連結されている。そして、突
き出しジャッキ18の伸長時には図5の(a)に示すよ
うに把持ピン13の先端部がガイドフレーム12から突
き出され、突き出しジャッキ18の縮長時には図5の
(b)に示すように把持ピン13の先端部がガイドフレ
ーム12内に引き込まれる。
【0025】把持ピン13に設けられたストッパ20
は、把持ピン13がセグメント1のボルト穴1bに挿入
されるストローク分だけ長穴19内で移動できるように
なっている。また、このストッパ20は突き出しジャッ
キ18の回り止めも兼ねている。
は、把持ピン13がセグメント1のボルト穴1bに挿入
されるストローク分だけ長穴19内で移動できるように
なっている。また、このストッパ20は突き出しジャッ
キ18の回り止めも兼ねている。
【0026】横ローラ14は、ガイドフレーム12の支
持台4側の横側面の切羽側とテール側各1箇所にブラケ
ット23を介して回転自在に取り付けられている(図6
参照)。作用の項で述べたように、把持ピン13の中心
から横ローラ14の先端までの距離は、図22で示すセ
グメント1のボルト穴1bの中心から溝壁面1cまでの
距離L1に等しくとってある。
持台4側の横側面の切羽側とテール側各1箇所にブラケ
ット23を介して回転自在に取り付けられている(図6
参照)。作用の項で述べたように、把持ピン13の中心
から横ローラ14の先端までの距離は、図22で示すセ
グメント1のボルト穴1bの中心から溝壁面1cまでの
距離L1に等しくとってある。
【0027】下ローラ15は、ガイドフレーム12の下
側面の切羽側とテール側各1箇所にブラケット24を介
して回転自在に取り付けられている(図5参照)。作用
の項で述べたように、把持ピン13の中心から下ローラ
15の先端までの距離は、図22で示すセグメント1の
ボルト穴1bの中心から溝底面1dまでの距離L2に等
しくとってある。
側面の切羽側とテール側各1箇所にブラケット24を介
して回転自在に取り付けられている(図5参照)。作用
の項で述べたように、把持ピン13の中心から下ローラ
15の先端までの距離は、図22で示すセグメント1の
ボルト穴1bの中心から溝底面1dまでの距離L2に等
しくとってある。
【0028】本実施例において倣い接触子にローラを用
いた理由は、セグメントとの間の摩擦を少なくして移動
を円滑にするとともに、摩耗を防止するためである。し
かし、倣い接触子はローラに限ることなく、例えば図1
9に示すように、横方向にL1,下方向にL2だけ把持
ピン13の中心から延びたガイドフレーム12の凸面部
14´,15´で形成してもよい。
いた理由は、セグメントとの間の摩擦を少なくして移動
を円滑にするとともに、摩耗を防止するためである。し
かし、倣い接触子はローラに限ることなく、例えば図1
9に示すように、横方向にL1,下方向にL2だけ把持
ピン13の中心から延びたガイドフレーム12の凸面部
14´,15´で形成してもよい。
【0029】本実施例では、左右の把持部11に各2本
の昇降ジャッキ17と各2個の押付用ばね16が使用さ
れている。図4〜図7に示すように、各把持部11の2
本の昇降ジャッキ17は、中間部が支持体4の切羽側と
テール側各1箇所に設けられたブラケット25にそれぞ
れトラニオンピン26によりエレクタ旋回方向(図2の
矢印A方向)に揺動自在に取り付けられ、ロッド側はガ
イドフレーム12の上部の切羽側とテール側各1箇所に
それぞれピン27により取り付けられている。また、各
把持部11の2個の押付用ばね16は、支持体4の切羽
側とテール側各1箇所にそれぞればね支え28により取
り付けられ、支持体4に反力をとって昇降ジャッキ17
のボトム側を横向きに押し、ガイドフレーム12をセグ
メント1の溝壁面1c側に傾けるように作用する。その
傾き量θは、図3に示すように、セグメント1を把持し
ていないとき、横ローラ14の先端がセグメント中子溝
1aの開口縁部1eを乗り越えないように規制されてい
る。本実施例では、この押付用ばね16、昇降ジャッキ
17、トラニオンピン26により、ガイドフレーム12
に対して横ローラ14を溝壁面1cに押し付ける方向の
力と下ローラ15を溝底面1dに押し付ける方向の力と
を作用させるための押付機構を構成している。
の昇降ジャッキ17と各2個の押付用ばね16が使用さ
れている。図4〜図7に示すように、各把持部11の2
本の昇降ジャッキ17は、中間部が支持体4の切羽側と
テール側各1箇所に設けられたブラケット25にそれぞ
れトラニオンピン26によりエレクタ旋回方向(図2の
矢印A方向)に揺動自在に取り付けられ、ロッド側はガ
イドフレーム12の上部の切羽側とテール側各1箇所に
それぞれピン27により取り付けられている。また、各
把持部11の2個の押付用ばね16は、支持体4の切羽
側とテール側各1箇所にそれぞればね支え28により取
り付けられ、支持体4に反力をとって昇降ジャッキ17
のボトム側を横向きに押し、ガイドフレーム12をセグ
メント1の溝壁面1c側に傾けるように作用する。その
傾き量θは、図3に示すように、セグメント1を把持し
ていないとき、横ローラ14の先端がセグメント中子溝
1aの開口縁部1eを乗り越えないように規制されてい
る。本実施例では、この押付用ばね16、昇降ジャッキ
17、トラニオンピン26により、ガイドフレーム12
に対して横ローラ14を溝壁面1cに押し付ける方向の
力と下ローラ15を溝底面1dに押し付ける方向の力と
を作用させるための押付機構を構成している。
【0030】なお、29は突き出しジャッキ18の伸長
時のストッパ20の位置を検出し、把持ピン13が確か
に突き出されたことを知るためのリミットスイッチであ
り、2本の把持ピン13に対してそれぞれガイドフレー
ム12上に設けた取付板31に取り付けられている。
時のストッパ20の位置を検出し、把持ピン13が確か
に突き出されたことを知るためのリミットスイッチであ
り、2本の把持ピン13に対してそれぞれガイドフレー
ム12上に設けた取付板31に取り付けられている。
【0031】30は突き出しジャッキ18の縮長時のス
トッパ20の位置を検出し、把持ピン13が確かに格納
されたことを知るためのリミットスイッチであり、2本
の把持ピン13に対してそれぞれリミットスイッチ29
と同じ取付板31に取り付けられている。
トッパ20の位置を検出し、把持ピン13が確かに格納
されたことを知るためのリミットスイッチであり、2本
の把持ピン13に対してそれぞれリミットスイッチ29
と同じ取付板31に取り付けられている。
【0032】32はガイドフレーム12がセグメント中
子溝1a内の最下降位置に到達したことを検出し、把持
ピン13が確かにボルト穴1bの中心線上に位置合わせ
されたことを知るためのリミットスイッチであり、ガイ
ドフレーム12の切羽側とテール側各1箇所に設けた取
付板33に取り付けられている。
子溝1a内の最下降位置に到達したことを検出し、把持
ピン13が確かにボルト穴1bの中心線上に位置合わせ
されたことを知るためのリミットスイッチであり、ガイ
ドフレーム12の切羽側とテール側各1箇所に設けた取
付板33に取り付けられている。
【0033】34は支持台4の下部にセグメント中子溝
1aの周辺部に向って突き出して設けられた第1の固定
アームで、セグメント1の長さ方向に対をなして配設さ
れ、その先端部にはセグメント1を傷つけないように硬
質ゴムなどのライニング材からなる押圧部材35が図示
しないボルトなどで取り付けられている。この押圧部材
35は、断面がL字形状で、その内側角部がセグメント
中子溝1aのセグメント幅方向に沿った両側の開口縁部
1eにそれぞれ合致するような傾きで取り付けられ、セ
グメント把持後、セグメント1が長さ方向にずれないよ
うに支持台4に対して固定するためのものである。
1aの周辺部に向って突き出して設けられた第1の固定
アームで、セグメント1の長さ方向に対をなして配設さ
れ、その先端部にはセグメント1を傷つけないように硬
質ゴムなどのライニング材からなる押圧部材35が図示
しないボルトなどで取り付けられている。この押圧部材
35は、断面がL字形状で、その内側角部がセグメント
中子溝1aのセグメント幅方向に沿った両側の開口縁部
1eにそれぞれ合致するような傾きで取り付けられ、セ
グメント把持後、セグメント1が長さ方向にずれないよ
うに支持台4に対して固定するためのものである。
【0034】36は支持台4の下部にセグメント中子溝
1aの周辺部に向って突き出して設けられた第2の固定
アームで、セグメント1の幅方向に対をなして配設さ
れ、その先端部には押圧部材35と同様の材質からなる
押圧部材37が図示しないボルトなどで取り付けられて
いる。この押圧部材37は、断面がL字形状で、その内
側角部がセグメント中子溝1aのセグメント長さ方向に
沿った両側の開口縁部1fにそれぞれ合致するような傾
きで取り付けられ、セグメント把持後、セグメント1が
幅方向にずれないように支持台4に対して固定するため
のものである。本実施例では、第2の固定アーム36が
支持台4の左右に各1対配設されている。図8,図9は
このセグメント把持装置を装備したエレクタの全体図で
ある。シールド本体10内に設置されたエレクタ2は、
吊りビーム3を昇降させるための押付ジャッキ5、ガイ
ドロッド6と、支持台4をシールド軸方向に前後摺動さ
せるための摺動ジャッキ7、ガイドロッド8とを備え、
また吊りビーム3を旋回リング9と共に旋回移動させる
ために図示しない旋回駆動装置が設けられている。新た
に組み立てられるセグメント1は、図示しない搬送装置
によってエレクタ2の下に供給される。
1aの周辺部に向って突き出して設けられた第2の固定
アームで、セグメント1の幅方向に対をなして配設さ
れ、その先端部には押圧部材35と同様の材質からなる
押圧部材37が図示しないボルトなどで取り付けられて
いる。この押圧部材37は、断面がL字形状で、その内
側角部がセグメント中子溝1aのセグメント長さ方向に
沿った両側の開口縁部1fにそれぞれ合致するような傾
きで取り付けられ、セグメント把持後、セグメント1が
幅方向にずれないように支持台4に対して固定するため
のものである。本実施例では、第2の固定アーム36が
支持台4の左右に各1対配設されている。図8,図9は
このセグメント把持装置を装備したエレクタの全体図で
ある。シールド本体10内に設置されたエレクタ2は、
吊りビーム3を昇降させるための押付ジャッキ5、ガイ
ドロッド6と、支持台4をシールド軸方向に前後摺動さ
せるための摺動ジャッキ7、ガイドロッド8とを備え、
また吊りビーム3を旋回リング9と共に旋回移動させる
ために図示しない旋回駆動装置が設けられている。新た
に組み立てられるセグメント1は、図示しない搬送装置
によってエレクタ2の下に供給される。
【0035】次に、実施例1のセグメント把持装置の作
用を説明する。
用を説明する。
【0036】セグメント1を把持していないとき、把持
部11のガイドフレーム12と昇降ジャッキ17は押付
用ばね16の作用により、図3に示すようにトラニオン
ピン26を中心にして垂直線よりθだけ傾けられてい
る。セグメント1を把持する際、傾いたまま昇降ジャッ
キ17を伸長させられると、ガイドフレーム12の横側
面に取り付けられた横ローラ14が押付用ばね16の押
付力によりセグメント1の溝壁面1cに接触させられ、
ガイドフレーム12は溝壁面1cに倣って溝底の方に移
動する。やがて、図1,図2に示すようにガイドフレー
ム12の下側面に取り付けられた下ローラ15が溝底面
1dに接触し、それにより昇降ジャッキ17の伸びは停
止させられる。
部11のガイドフレーム12と昇降ジャッキ17は押付
用ばね16の作用により、図3に示すようにトラニオン
ピン26を中心にして垂直線よりθだけ傾けられてい
る。セグメント1を把持する際、傾いたまま昇降ジャッ
キ17を伸長させられると、ガイドフレーム12の横側
面に取り付けられた横ローラ14が押付用ばね16の押
付力によりセグメント1の溝壁面1cに接触させられ、
ガイドフレーム12は溝壁面1cに倣って溝底の方に移
動する。やがて、図1,図2に示すようにガイドフレー
ム12の下側面に取り付けられた下ローラ15が溝底面
1dに接触し、それにより昇降ジャッキ17の伸びは停
止させられる。
【0037】このとき、セグメント1が図23のD方向
に傾いていれば、独立した2個の押付用ばね16のたわ
みの差により、また図24のE方向に傾いていれば、独
立した2本の昇降ジャッキ17のストローク差により、
それぞれのセグメントの傾きに従ってガイドフレーム1
2が傾けられ、切羽側とテール側の2個の横ローラ14
は溝壁面1cに、また切羽側とテール側の2個の下ロー
ラ15は溝底面1dにそれぞれ接触させられる。この状
態では、横ローラ14と下ローラ15が共に溝壁面1c
と溝底面1dに接触しているので、把持ピン13はセグ
メントのボルト穴1bの中心線上に自動的に位置合わせ
される。
に傾いていれば、独立した2個の押付用ばね16のたわ
みの差により、また図24のE方向に傾いていれば、独
立した2本の昇降ジャッキ17のストローク差により、
それぞれのセグメントの傾きに従ってガイドフレーム1
2が傾けられ、切羽側とテール側の2個の横ローラ14
は溝壁面1cに、また切羽側とテール側の2個の下ロー
ラ15は溝底面1dにそれぞれ接触させられる。この状
態では、横ローラ14と下ローラ15が共に溝壁面1c
と溝底面1dに接触しているので、把持ピン13はセグ
メントのボルト穴1bの中心線上に自動的に位置合わせ
される。
【0038】リミットスイッチ32はこの状態を検知し
て図示しない自動把持制御装置に信号を送り、これを受
けて自動把持制御装置は突き出しジャッキ18を伸長動
作させる。この突き出しジャッキ18の伸長動作により
把持ピン13がガイドフレーム12の両端から突き出さ
れ、それらの先端部がセグメントのボルト穴1bに挿入
される。2本の把持ピン13は、まず摺動抵抗の少ない
方のピンから突き出され、把持するために必要な距離だ
け摺動させられる。その際、把持ピン13に設けられた
ストッパ20が長穴19で案内されるため、突き出しジ
ャッキ18は回転することがなく、突き出しジャッキ1
8に接続された給、排油ホース38(図4)に無理な力
がかからない。把持ピン13が所要距離摺動すると、図
5の(a)に示すようにストッパ20が長穴19の端部
に当たり、それ以上は摺動しない。このとき、リミット
スイッチ29がストッパ20の位置を検出し、片側の把
持ピン13が確かにセグメントのボルト穴1bに挿入さ
れたことを知らせる。次いで、他方の把持ピン13が突
き出され、所要距離摺動した後、この把持ピンに設けら
れたストッパ20が長穴19の端部に当たる。そして、
前記と同様にリミットスイッチ29がストッパ20の位
置を検出し、他方の把持ピンが確かにセグメントのボル
ト穴1bに挿入されたことを知らせる。これで2本の把
持ピン13の突き出しが完了し、それぞれのリミットス
イッチ29の検出信号が図示しない自動把持制御装置に
入力されたことで、次の動作に移るタイミングが得られ
る。
て図示しない自動把持制御装置に信号を送り、これを受
けて自動把持制御装置は突き出しジャッキ18を伸長動
作させる。この突き出しジャッキ18の伸長動作により
把持ピン13がガイドフレーム12の両端から突き出さ
れ、それらの先端部がセグメントのボルト穴1bに挿入
される。2本の把持ピン13は、まず摺動抵抗の少ない
方のピンから突き出され、把持するために必要な距離だ
け摺動させられる。その際、把持ピン13に設けられた
ストッパ20が長穴19で案内されるため、突き出しジ
ャッキ18は回転することがなく、突き出しジャッキ1
8に接続された給、排油ホース38(図4)に無理な力
がかからない。把持ピン13が所要距離摺動すると、図
5の(a)に示すようにストッパ20が長穴19の端部
に当たり、それ以上は摺動しない。このとき、リミット
スイッチ29がストッパ20の位置を検出し、片側の把
持ピン13が確かにセグメントのボルト穴1bに挿入さ
れたことを知らせる。次いで、他方の把持ピン13が突
き出され、所要距離摺動した後、この把持ピンに設けら
れたストッパ20が長穴19の端部に当たる。そして、
前記と同様にリミットスイッチ29がストッパ20の位
置を検出し、他方の把持ピンが確かにセグメントのボル
ト穴1bに挿入されたことを知らせる。これで2本の把
持ピン13の突き出しが完了し、それぞれのリミットス
イッチ29の検出信号が図示しない自動把持制御装置に
入力されたことで、次の動作に移るタイミングが得られ
る。
【0039】把持ピン13がセグメントのボルト穴1b
に挿入されたら、把持部11の2本の昇降ジャッキ17
を縮めて、固定アーム34,36の先端の押圧部材3
5,37がセグメント中子溝1aの開口縁部1e,1f
に押し当てられるまでセグメント1を引き上げ、セグメ
ント1を長さ方向と幅方向のどちらにもずれないように
支持台4に対して固定する。これでセグメントの把持作
業が完了する。
に挿入されたら、把持部11の2本の昇降ジャッキ17
を縮めて、固定アーム34,36の先端の押圧部材3
5,37がセグメント中子溝1aの開口縁部1e,1f
に押し当てられるまでセグメント1を引き上げ、セグメ
ント1を長さ方向と幅方向のどちらにもずれないように
支持台4に対して固定する。これでセグメントの把持作
業が完了する。
【0040】以上のように本実施例によれば、中子形セ
グメントを把持する際に、セグメントの位置検出、把持
のための位置決め制御などをせずに、把持ピンをセグメ
ントのボルト穴中心線上に自動的に位置合わせすること
ができ、把持作業の省力化と時間短縮が図れる。さらに
本実施例では、把持ピンとボルト穴の位置合わせ完了、
把持ピンの進退状況を自動的に検知できるので、セグメ
ント把持作業の自動化が可能で、セグメントの自動組立
に対応できる。また、セグメント把持後、セグメントを
長さ方向と幅方向のどちらかにもずれがないように支持
台に対して固定できるので、セグメント自動組立におい
て、既設セグメントに対する組立セグメントの位置決め
精度を向上させることができる。
グメントを把持する際に、セグメントの位置検出、把持
のための位置決め制御などをせずに、把持ピンをセグメ
ントのボルト穴中心線上に自動的に位置合わせすること
ができ、把持作業の省力化と時間短縮が図れる。さらに
本実施例では、把持ピンとボルト穴の位置合わせ完了、
把持ピンの進退状況を自動的に検知できるので、セグメ
ント把持作業の自動化が可能で、セグメントの自動組立
に対応できる。また、セグメント把持後、セグメントを
長さ方向と幅方向のどちらかにもずれがないように支持
台に対して固定できるので、セグメント自動組立におい
て、既設セグメントに対する組立セグメントの位置決め
精度を向上させることができる。
【0041】次に、図10〜図13に示す実施例2につ
いて説明する。
いて説明する。
【0042】実施例1では左右2基の把持部でセグメン
トを把持する例を示したが、本実施例2は1基の把持部
でセグメントを把持する例である。
トを把持する例を示したが、本実施例2は1基の把持部
でセグメントを把持する例である。
【0043】その把持部11は、進退自在な1対の把持
ピン13を備えたガイドフレーム12、第1の倣い接触
子である横ローラ14、第2の倣い接触子である下ロー
ラ15、横ローラ14に横向きの押付力を作用させるた
めの2個の押付用ばね16、下ローラ15を下向きの押
付力を作用させるための2本の昇降ジャッキ17から主
に構成されている。
ピン13を備えたガイドフレーム12、第1の倣い接触
子である横ローラ14、第2の倣い接触子である下ロー
ラ15、横ローラ14に横向きの押付力を作用させるた
めの2個の押付用ばね16、下ローラ15を下向きの押
付力を作用させるための2本の昇降ジャッキ17から主
に構成されている。
【0044】図10〜図13に示すように、把持部11
の2本の昇降ジャッキ17は、ボトム側が支持台4の下
側の切羽側とテール側各1箇所に設けられたブラケット
39にそれぞれピン40によりエレクタ旋回方向(図1
0の矢印A′方向)に揺動自在に取り付けられ、ロッド
側はガイドフレーム12の上部の切羽側とテール側各1
箇所にそれぞれピン27により取り付けられている。ま
た、把持部11の2個の押付用ばね16は、支持台4の
下側の切羽側とテール側各1箇所に設けられたブラケッ
ト41にそれぞればね支え42により取り付けられ、ブ
ラケット41に反力をとって昇降ジャッキ17の中間部
を横向きに押し、ガイドフレーム12をセグメント1の
溝壁面1c側に傾けるように作用する。その傾き量は、
図3と同様にセグメント1を把持していないとき、横ロ
ーラ14の先端がセグメント中子溝1aの開口縁部1e
を乗り越えないように規制されている。
の2本の昇降ジャッキ17は、ボトム側が支持台4の下
側の切羽側とテール側各1箇所に設けられたブラケット
39にそれぞれピン40によりエレクタ旋回方向(図1
0の矢印A′方向)に揺動自在に取り付けられ、ロッド
側はガイドフレーム12の上部の切羽側とテール側各1
箇所にそれぞれピン27により取り付けられている。ま
た、把持部11の2個の押付用ばね16は、支持台4の
下側の切羽側とテール側各1箇所に設けられたブラケッ
ト41にそれぞればね支え42により取り付けられ、ブ
ラケット41に反力をとって昇降ジャッキ17の中間部
を横向きに押し、ガイドフレーム12をセグメント1の
溝壁面1c側に傾けるように作用する。その傾き量は、
図3と同様にセグメント1を把持していないとき、横ロ
ーラ14の先端がセグメント中子溝1aの開口縁部1e
を乗り越えないように規制されている。
【0045】ガイドフレーム12、把持ピン13、横ロ
ーラ14、下ローラ15、突き出しジャッキ18、スト
ッパ20、リミットスイッチ29,30,32について
は実施例1と同様である。また、本実施例でも把持した
セグメント1を長さ方向と幅方向のどちらにもずれない
ように固定するための第1および第2の固定アーム3
4,36が支持台4に設けられ、各固定アーム34,3
6の先端部にセグメント中子溝1aの開口縁部1e,1
fに押し当てられる断面L字形状の押圧部材35,37
が取り付けられている。
ーラ14、下ローラ15、突き出しジャッキ18、スト
ッパ20、リミットスイッチ29,30,32について
は実施例1と同様である。また、本実施例でも把持した
セグメント1を長さ方向と幅方向のどちらにもずれない
ように固定するための第1および第2の固定アーム3
4,36が支持台4に設けられ、各固定アーム34,3
6の先端部にセグメント中子溝1aの開口縁部1e,1
fに押し当てられる断面L字形状の押圧部材35,37
が取り付けられている。
【0046】本実施例2のセグメント把持装置の作用
は、セグメント1を中央部1箇所で把持する点を除いて
は実施例1と基本的に同一である。
は、セグメント1を中央部1箇所で把持する点を除いて
は実施例1と基本的に同一である。
【0047】なお、本実施例2は、セグメントのボルト
穴1bが一つの中子溝のセグメント幅方向における両側
壁面に1個ずつ設けられている場合であるが、ボルト穴
が中子溝のセグメント幅方向における両側壁面に2個ず
つ設けられている場合には、図14に示すように一つの
ガイドフレーム12にボルト穴のピッチ寸法Pと同じ間
隔で2本の把持ピン13をエレクタ旋回方向に並設し、
切羽側とテール側各2本の把持ピンでセグメント1を把
持させることもできる。
穴1bが一つの中子溝のセグメント幅方向における両側
壁面に1個ずつ設けられている場合であるが、ボルト穴
が中子溝のセグメント幅方向における両側壁面に2個ず
つ設けられている場合には、図14に示すように一つの
ガイドフレーム12にボルト穴のピッチ寸法Pと同じ間
隔で2本の把持ピン13をエレクタ旋回方向に並設し、
切羽側とテール側各2本の把持ピンでセグメント1を把
持させることもできる。
【0048】次に、図15〜図18に示す実施例3につ
いて説明する。
いて説明する。
【0049】実施例1、2では押付機構を切羽側とテー
ル側の独立した2個の押付用ばねと独立した2本の昇降
ジャッキで構成しているが、本実施例3は押付機構を1
個の押付用ばねと1本の昇降ジャッキで構成した例であ
る。
ル側の独立した2個の押付用ばねと独立した2本の昇降
ジャッキで構成しているが、本実施例3は押付機構を1
個の押付用ばねと1本の昇降ジャッキで構成した例であ
る。
【0050】実施例1と同様に、把持部11は支持台4
の左右に各1基配置され、セグメント1を2箇所で把持
する構成となっているが、図15〜図18には片側の把
持部のみを示す。
の左右に各1基配置され、セグメント1を2箇所で把持
する構成となっているが、図15〜図18には片側の把
持部のみを示す。
【0051】43は把持部11の外筒で、中間部が支持
台4のブラケット45にトラニオンピン46によりエレ
クタ旋回方向(図15の矢印A″方向)に揺動自在に取
り付けられた断面矩形状の筒であり、密閉された筒の奥
に昇降ジャッキ17を取り付けるためのブラケット47
が設けられている。
台4のブラケット45にトラニオンピン46によりエレ
クタ旋回方向(図15の矢印A″方向)に揺動自在に取
り付けられた断面矩形状の筒であり、密閉された筒の奥
に昇降ジャッキ17を取り付けるためのブラケット47
が設けられている。
【0052】44は内筒で、進退自在な1対の把持ピン
13を備えたガイドフレーム12の上部中央に取り付け
られ、上面部が開放された断面矩形状の筒であり、外筒
43の内側に摺動自在に嵌合されている。そして、この
内筒44の中に昇降ジャッキ17が収納される。昇降ジ
ャッキ17は、ボトム側が外筒43内のブラケット47
に取り付けられ、ロッド側がガイドフレーム12の上部
中央に取り付けられている。
13を備えたガイドフレーム12の上部中央に取り付け
られ、上面部が開放された断面矩形状の筒であり、外筒
43の内側に摺動自在に嵌合されている。そして、この
内筒44の中に昇降ジャッキ17が収納される。昇降ジ
ャッキ17は、ボトム側が外筒43内のブラケット47
に取り付けられ、ロッド側がガイドフレーム12の上部
中央に取り付けられている。
【0053】押付用ばね16は支持台4の左右にばね支
え48により取り付けられ、支持台4に反力をとって外
筒43の上部を横向きに押し、ガイドフレーム12をセ
グメント1の溝壁面1c側に傾けるように作用する。そ
の傾き量θ′は、図16に示すようにセグメント1を把
持していないとき、横ローラ14の先端がセグメント1
の開口縁部1eを乗り越えないように規制されている。
え48により取り付けられ、支持台4に反力をとって外
筒43の上部を横向きに押し、ガイドフレーム12をセ
グメント1の溝壁面1c側に傾けるように作用する。そ
の傾き量θ′は、図16に示すようにセグメント1を把
持していないとき、横ローラ14の先端がセグメント1
の開口縁部1eを乗り越えないように規制されている。
【0054】本実施例では、このように1個の押付用ば
ね16と、1本の昇降ジャッキ17と、外筒43、内筒
44、トラニオンピン46により、ガイドフレーム12
に対して横ローラ14を溝壁面1cに押し付ける方向の
力と下ローラ15を溝底面1dに押し付ける方向の力と
を作用させるための押付機構を構成している。
ね16と、1本の昇降ジャッキ17と、外筒43、内筒
44、トラニオンピン46により、ガイドフレーム12
に対して横ローラ14を溝壁面1cに押し付ける方向の
力と下ローラ15を溝底面1dに押し付ける方向の力と
を作用させるための押付機構を構成している。
【0055】ガイドフレーム12、把持ピン13、横ロ
ーラ14、下ローラ15、突き出しジャッキ18、長穴
19、ストッパ20、リミットスイッチ29,30,3
2については実施例1と同様である。また、本実施例で
も把持したセグメント1を長さ方向と幅方向のどちらに
もずれないように固定するための第1および第2の固定
アーム34,36が支持台4に設けられ、各固定アーム
34,36の先端にはセグメント中子溝1aの開口縁部
1e、1fに押し当てられる断面L字形状の押圧部材3
5,37が取り付けられている。
ーラ14、下ローラ15、突き出しジャッキ18、長穴
19、ストッパ20、リミットスイッチ29,30,3
2については実施例1と同様である。また、本実施例で
も把持したセグメント1を長さ方向と幅方向のどちらに
もずれないように固定するための第1および第2の固定
アーム34,36が支持台4に設けられ、各固定アーム
34,36の先端にはセグメント中子溝1aの開口縁部
1e、1fに押し当てられる断面L字形状の押圧部材3
5,37が取り付けられている。
【0056】本実施例では、セグメント1を把持してい
ないとき、把持部11の外筒43、内筒44、昇降ジャ
ッキ17、ガイドフレーム12が押付用ばね16の押付
力により、図16に示すようにトラニオンピン46を中
心にして垂直線よりθ′だけ傾けられている。セグメン
ト1を把持する際、傾いたまま昇降ジャッキ17を伸長
させると、ガイドフレーム12を取り付けた内筒44が
外筒43により案内されてテレスコープ式に突き出され
る。そのため、ガイドフレーム12の横側面に取り付け
られた横ローラ14が押付用ばね16の押付力により溝
壁面1cに接触させられ、ガイドフレーム12は溝壁面
1cに倣って溝底の方に移動する。やがて、図15に示
すようにガイドフレーム12の下側面に取り付けられた
下ローラ15が溝底面1dに接触し、それにより昇降ジ
ャッキ17の伸びは停止させられる。この状態では、横
ローラ14は溝壁面1cに、下ローラ15は溝底面1d
に共に接触しているので、実施例1と同様に把持ピン1
3はセグメントのボルト穴1bの中心線上に自動的に位
置合わせされる。その後の把持ピン13の突き出し、セ
グメントの固定も実施例1と同様に行われる。
ないとき、把持部11の外筒43、内筒44、昇降ジャ
ッキ17、ガイドフレーム12が押付用ばね16の押付
力により、図16に示すようにトラニオンピン46を中
心にして垂直線よりθ′だけ傾けられている。セグメン
ト1を把持する際、傾いたまま昇降ジャッキ17を伸長
させると、ガイドフレーム12を取り付けた内筒44が
外筒43により案内されてテレスコープ式に突き出され
る。そのため、ガイドフレーム12の横側面に取り付け
られた横ローラ14が押付用ばね16の押付力により溝
壁面1cに接触させられ、ガイドフレーム12は溝壁面
1cに倣って溝底の方に移動する。やがて、図15に示
すようにガイドフレーム12の下側面に取り付けられた
下ローラ15が溝底面1dに接触し、それにより昇降ジ
ャッキ17の伸びは停止させられる。この状態では、横
ローラ14は溝壁面1cに、下ローラ15は溝底面1d
に共に接触しているので、実施例1と同様に把持ピン1
3はセグメントのボルト穴1bの中心線上に自動的に位
置合わせされる。その後の把持ピン13の突き出し、セ
グメントの固定も実施例1と同様に行われる。
【0057】本実施例によれば、実施例1,2と同様に
セグメントの溝壁面1cと溝底面1dを倣い面としてセ
グメントボルト穴に対する把持ピンの位置合わせが自動
的に、かつ短時間にでき、セグメント把持作業の自動化
が可能である。また、実施例1,2に比べ昇降ジャッキ
17が1本でよく、把持部を簡素化できる。
セグメントの溝壁面1cと溝底面1dを倣い面としてセ
グメントボルト穴に対する把持ピンの位置合わせが自動
的に、かつ短時間にでき、セグメント把持作業の自動化
が可能である。また、実施例1,2に比べ昇降ジャッキ
17が1本でよく、把持部を簡素化できる。
【0058】この場合、図23のD方向および図24の
E方向のセグメントの傾きに対しては、ブラケット45
とトラニオンピン46の間および外筒43と内筒44の
間の隙間の範囲内でガイドフレーム12が傾き、セグメ
ントの傾きに対応できる。
E方向のセグメントの傾きに対しては、ブラケット45
とトラニオンピン46の間および外筒43と内筒44の
間の隙間の範囲内でガイドフレーム12が傾き、セグメ
ントの傾きに対応できる。
【0059】次に、図20に示す実施例4について説明
する。
する。
【0060】これまでの実施例1〜3は本発明のセグメ
ント把持装置をエレクタに適用した例であるが、中子形
セグメントを吊り上げる装置の他の例として、図20に
はエレクタにセグメントを供給するためのセグメント吊
上げ搬送装置に適用した例を示す。図20において、5
1はIビームなどの搬送レール52に装架されたセグメ
ント吊上げ搬送装置50の走行体で、矢印B方向に走行
し、吊り上げたセグメント1を搬送する。53は走行体
51に矢印C方向に伸縮可能な支柱54を介して吊り下
げられ、かつ支柱54の回転により90度方向転換の可
能な支持台で、この支持台53にセグメント把持装置の
把持部11、固定アーム34が取り付けられている。こ
こに示した把持部11、固定アーム34は前記実施例2
と同様のもので、把持部11には把持ピン13を備えた
ガイドフレーム12と、横ローラ14、下ローラ15、
押付用ばね16、昇降ジャッキ17が設けられ、固定ア
ーム34の先端には断面L字形状の押圧部材35が取り
付けられている。作用、効果は実施例2の説明で述べた
通りである。
ント把持装置をエレクタに適用した例であるが、中子形
セグメントを吊り上げる装置の他の例として、図20に
はエレクタにセグメントを供給するためのセグメント吊
上げ搬送装置に適用した例を示す。図20において、5
1はIビームなどの搬送レール52に装架されたセグメ
ント吊上げ搬送装置50の走行体で、矢印B方向に走行
し、吊り上げたセグメント1を搬送する。53は走行体
51に矢印C方向に伸縮可能な支柱54を介して吊り下
げられ、かつ支柱54の回転により90度方向転換の可
能な支持台で、この支持台53にセグメント把持装置の
把持部11、固定アーム34が取り付けられている。こ
こに示した把持部11、固定アーム34は前記実施例2
と同様のもので、把持部11には把持ピン13を備えた
ガイドフレーム12と、横ローラ14、下ローラ15、
押付用ばね16、昇降ジャッキ17が設けられ、固定ア
ーム34の先端には断面L字形状の押圧部材35が取り
付けられている。作用、効果は実施例2の説明で述べた
通りである。
【0061】これまでの実施例1〜4では押付機構に押
付用ばね16と昇降ジャッキ17を用いた例について説
明したが、押付用ばね16の代りに油圧ジャッキを用い
て横向きの押付力を得てもよい。また、上記各実施例で
は昇降ジャッキ17の伸びによりガイドフレーム12を
セグメント中子溝1a内に下降させるとともに、下ロー
ラ15を溝底面に押し付ける下向きの力を得ているが、
セグメントを把持する際、図8、図9で示したエレクタ
の押付ジャッキ5により把持装置全体を支持台4と共に
下降させ、昇降ジャッキ17をダンパとして下ローラ1
5が溝底面1dに接触した位置で押付ジャッキ5の伸び
を停止させるようにしてもよい。
付用ばね16と昇降ジャッキ17を用いた例について説
明したが、押付用ばね16の代りに油圧ジャッキを用い
て横向きの押付力を得てもよい。また、上記各実施例で
は昇降ジャッキ17の伸びによりガイドフレーム12を
セグメント中子溝1a内に下降させるとともに、下ロー
ラ15を溝底面に押し付ける下向きの力を得ているが、
セグメントを把持する際、図8、図9で示したエレクタ
の押付ジャッキ5により把持装置全体を支持台4と共に
下降させ、昇降ジャッキ17をダンパとして下ローラ1
5が溝底面1dに接触した位置で押付ジャッキ5の伸び
を停止させるようにしてもよい。
【0062】また、把持ピン13を進退させる操作機構
は実施例に示したものに限らず、把持ピン13の突き出
し、格納ができるものであればよい。
は実施例に示したものに限らず、把持ピン13の突き出
し、格納ができるものであればよい。
【0063】また、把持ピン13とボルト穴1bの位置
合わせ完了を検知する手段としては、リミットスイッチ
32のほか、昇降ジャッキ17の伸びが停止したときの
ジャッキ伸び側油圧配管内の圧力上昇を圧力スイッチな
どで検出する方法もある。
合わせ完了を検知する手段としては、リミットスイッチ
32のほか、昇降ジャッキ17の伸びが停止したときの
ジャッキ伸び側油圧配管内の圧力上昇を圧力スイッチな
どで検出する方法もある。
【0064】次に、図25〜図27に示す実施例5につ
いて説明する。
いて説明する。
【0065】前記実施例1〜3では、セグメントを把持
する際に、セグメント中子溝の片側壁面と溝底面を倣い
面として少なくとも1対の把持ピンが各ボルト穴の中心
線上に位置合わせされるものとして説明したが、供給さ
れたセグメントがエレクタに対し横方向にずれていた
り、傾いていたりした場合、把持ピン中心とボルト穴中
心とがずれた状態で把持ピンが位置決めされ、そのずれ
量(位置決め誤差)が把持ピンとボルト穴の直径差以上
になると、自動では把持ピンをボルト穴に挿入できず、
人間の手で把持ピンとボルト穴の位置合わせをしなけれ
ばならない。
する際に、セグメント中子溝の片側壁面と溝底面を倣い
面として少なくとも1対の把持ピンが各ボルト穴の中心
線上に位置合わせされるものとして説明したが、供給さ
れたセグメントがエレクタに対し横方向にずれていた
り、傾いていたりした場合、把持ピン中心とボルト穴中
心とがずれた状態で把持ピンが位置決めされ、そのずれ
量(位置決め誤差)が把持ピンとボルト穴の直径差以上
になると、自動では把持ピンをボルト穴に挿入できず、
人間の手で把持ピンとボルト穴の位置合わせをしなけれ
ばならない。
【0066】把持ピンの位置決め誤差の許容範囲をより
大きくするために本実施例5は、図25および図26に
示すように、セグメント1のボルト穴1bに嵌まり合う
把持ピン13の端部に円錐状のテーパ部13aを形成
し、セグメント1を把持する際に、前記テーパ部13a
がボルト穴1bに挿入可能な範囲内でボルト穴1bの中
心より意識的にずらして把持ピン13を位置決めするよ
うにしたものである。
大きくするために本実施例5は、図25および図26に
示すように、セグメント1のボルト穴1bに嵌まり合う
把持ピン13の端部に円錐状のテーパ部13aを形成
し、セグメント1を把持する際に、前記テーパ部13a
がボルト穴1bに挿入可能な範囲内でボルト穴1bの中
心より意識的にずらして把持ピン13を位置決めするよ
うにしたものである。
【0067】図27は、本実施例5でセグメント中子溝
の片側壁面1cと溝底面1dを倣い面として把持ピン1
3を位置決めした時の把持ピン13とボルト穴1bの位
置関係を示している。同図に示すように本実施例5で
は、ボルト穴1bの中心よりX方向(第1の倣い接触子
である横ローラ14を溝壁面1cに押し付ける力の作用
方向)にはe1,Y方向(第2の倣い接触子である下ロ
ーラ15を溝底面1dに押し付ける力の作用方向)には
e2だけずれた位置を把持ピン中心の位置決め計画位置
とする。e1,e2のずれ量は、把持ピン中心より横ロ
ーラ中心までの距離L1′、下ローラ中心までの距離L
2′によって決まる。
の片側壁面1cと溝底面1dを倣い面として把持ピン1
3を位置決めした時の把持ピン13とボルト穴1bの位
置関係を示している。同図に示すように本実施例5で
は、ボルト穴1bの中心よりX方向(第1の倣い接触子
である横ローラ14を溝壁面1cに押し付ける力の作用
方向)にはe1,Y方向(第2の倣い接触子である下ロ
ーラ15を溝底面1dに押し付ける力の作用方向)には
e2だけずれた位置を把持ピン中心の位置決め計画位置
とする。e1,e2のずれ量は、把持ピン中心より横ロ
ーラ中心までの距離L1′、下ローラ中心までの距離L
2′によって決まる。
【0068】図27のように位置決めされた把持ピン1
3をガイドフレーム12から突き出すことによって、ピ
ン径d1の先端部がボルト穴1bに入ると、テーパ部1
3aがボルト穴1bに倣い、把持ピン13の突き出し力
Fによりテーパ部13aとボルト穴1bの接点に生じる
上向きの力Fuで昇降ジャッキ(図示せず)をe2分だ
け押し縮めながら、ピン径d2の基幹部分がボルト穴1
bに入り込むまで、把持ピン13全体がX方向およびY
方向とそれぞれ反対方向にずれ動く。
3をガイドフレーム12から突き出すことによって、ピ
ン径d1の先端部がボルト穴1bに入ると、テーパ部1
3aがボルト穴1bに倣い、把持ピン13の突き出し力
Fによりテーパ部13aとボルト穴1bの接点に生じる
上向きの力Fuで昇降ジャッキ(図示せず)をe2分だ
け押し縮めながら、ピン径d2の基幹部分がボルト穴1
bに入り込むまで、把持ピン13全体がX方向およびY
方向とそれぞれ反対方向にずれ動く。
【0069】図28、図29は、把持ピン中心とボルト
穴中心が一致するように把持ピンを位置決めした場合
と、双方の中心をずらして把持ピンを位置決めした場合
の位置決め誤差を吸収できる範囲(位置決め誤差の許容
範囲)を比較して示した図である。これらの図で、把持
ピン13のX方向の動きは横ローラ14で規制され、Y
方向の動きは下ローラ15で規制されているので、把持
ピン13の位置決め誤差、すなわち位置決め計画位置か
らのずれが生じる方向は、セグメント中子溝の片側壁面
1cに平行な線60と溝底面1dに平行な線61とが挾
む各αの範囲内だけである。したがって、図28のよう
に把持ピン中心とボルト穴中心が一致するように位置決
めした場合には、把持ピン13の位置決め誤差を吸収で
きるのは同図の斜線を付した範囲S1(ボルト穴径とピ
ン径の差δ分)に限られる。これに対し、図29のよう
にボルト穴中心からX,Y両方向にずれた位置を把持ピ
ン13の位置決め計画位置とした場合には、前述した把
持ピン自体の倣い動作により位置決め誤差を吸収できる
範囲が同図の斜線を付した範囲S2(ほぼe1×e2相
当分)まで拡大され、この範囲内であれば把持ピン中心
が位置決め計画位置からずれても、人間の手助けを要せ
ずに把持ピン13をボルト穴1bに挿入することができ
る。
穴中心が一致するように把持ピンを位置決めした場合
と、双方の中心をずらして把持ピンを位置決めした場合
の位置決め誤差を吸収できる範囲(位置決め誤差の許容
範囲)を比較して示した図である。これらの図で、把持
ピン13のX方向の動きは横ローラ14で規制され、Y
方向の動きは下ローラ15で規制されているので、把持
ピン13の位置決め誤差、すなわち位置決め計画位置か
らのずれが生じる方向は、セグメント中子溝の片側壁面
1cに平行な線60と溝底面1dに平行な線61とが挾
む各αの範囲内だけである。したがって、図28のよう
に把持ピン中心とボルト穴中心が一致するように位置決
めした場合には、把持ピン13の位置決め誤差を吸収で
きるのは同図の斜線を付した範囲S1(ボルト穴径とピ
ン径の差δ分)に限られる。これに対し、図29のよう
にボルト穴中心からX,Y両方向にずれた位置を把持ピ
ン13の位置決め計画位置とした場合には、前述した把
持ピン自体の倣い動作により位置決め誤差を吸収できる
範囲が同図の斜線を付した範囲S2(ほぼe1×e2相
当分)まで拡大され、この範囲内であれば把持ピン中心
が位置決め計画位置からずれても、人間の手助けを要せ
ずに把持ピン13をボルト穴1bに挿入することができ
る。
【0070】図30は把持ピン13を倣い動作させるた
めに好適な昇降ジャッキ17の油圧回路の例を示す。同
図の62はガイドフレーム12を昇降させる昇降ジャッ
キ17の伸び側油圧配管、63は同縮み側油圧配管、6
4は分流弁、65は低圧リリーフ弁、66は高圧リリー
フ弁、67,68は一方向絞り弁、69,70はパイロ
ット操作逆止弁、71は昇降ジャッキ17の伸縮動作切
換弁、72は油圧ポンプ、73は縮み側油圧配管63の
圧力保持用の蓄圧器、74は保持圧排除用の切換弁、7
5は油戻し配管、76は油タンクである。
めに好適な昇降ジャッキ17の油圧回路の例を示す。同
図の62はガイドフレーム12を昇降させる昇降ジャッ
キ17の伸び側油圧配管、63は同縮み側油圧配管、6
4は分流弁、65は低圧リリーフ弁、66は高圧リリー
フ弁、67,68は一方向絞り弁、69,70はパイロ
ット操作逆止弁、71は昇降ジャッキ17の伸縮動作切
換弁、72は油圧ポンプ、73は縮み側油圧配管63の
圧力保持用の蓄圧器、74は保持圧排除用の切換弁、7
5は油戻し配管、76は油タンクである。
【0071】同図の伸び側油圧配管62に取り付けられ
た低圧リリーフ弁65のリリーフ圧力は2kg/cm2
程度の低圧に設定されている。昇降ジャッキ17の伸長
時に下ローラ15を溝底面1dに接触させるためには、
昇降ジャッキ伸び側圧力Pbはこの程度の低い圧力で十
分である。このようにリリーフ弁65のリリーフ圧力は
低く設定されているので、昇降ジャッキ17に縮み方向
の外力が加わった場合、伸び側油圧配管62内の油はリ
リーフ弁65を通って油タンク76へ戻され、伸び側圧
力Pbはリリーフ弁65の設定圧力以上にはならない。
これにより、昇降ジャッキ17は比較的小さな外力で押
し縮めることができる。
た低圧リリーフ弁65のリリーフ圧力は2kg/cm2
程度の低圧に設定されている。昇降ジャッキ17の伸長
時に下ローラ15を溝底面1dに接触させるためには、
昇降ジャッキ伸び側圧力Pbはこの程度の低い圧力で十
分である。このようにリリーフ弁65のリリーフ圧力は
低く設定されているので、昇降ジャッキ17に縮み方向
の外力が加わった場合、伸び側油圧配管62内の油はリ
リーフ弁65を通って油タンク76へ戻され、伸び側圧
力Pbはリリーフ弁65の設定圧力以上にはならない。
これにより、昇降ジャッキ17は比較的小さな外力で押
し縮めることができる。
【0072】図25で把持ピン13のテーパ部13aが
ボルト穴1bの端縁に接した時、把持ピン13は突き出
し力Fによる上向きの力Fuを受け、この力Fuが昇降
ジャッキ17を縮めようとする外力として働く。したが
って、昇降ジャッキ17を押し縮めるだけの外力に見合
った上向きの力Fuを発生し得るような突き出し力Fを
加えることで、把持ピン13を倣い動作させることがで
きる。セグメント1を引き上げ固定するために、昇降ジ
ャッキ17は縮み方向にのみ大きな推力を発生すればよ
く、したがって、縮み側油圧配管63に取り付けた高圧
リリーフ弁66のリリーフ圧力を110kg/cm2程
度の高圧に設定しておけば、セグメントの把持固定は支
障なく行える。
ボルト穴1bの端縁に接した時、把持ピン13は突き出
し力Fによる上向きの力Fuを受け、この力Fuが昇降
ジャッキ17を縮めようとする外力として働く。したが
って、昇降ジャッキ17を押し縮めるだけの外力に見合
った上向きの力Fuを発生し得るような突き出し力Fを
加えることで、把持ピン13を倣い動作させることがで
きる。セグメント1を引き上げ固定するために、昇降ジ
ャッキ17は縮み方向にのみ大きな推力を発生すればよ
く、したがって、縮み側油圧配管63に取り付けた高圧
リリーフ弁66のリリーフ圧力を110kg/cm2程
度の高圧に設定しておけば、セグメントの把持固定は支
障なく行える。
【0073】また、リリーフ弁65のリリーフ圧力を低
圧に設定しているために、昇降ジャッキ17は伸び方向
には大きな推力を発生しない。これにより、図27のよ
うに下ローラ15がセグメント1の溝底面1dに接触し
た際に、セグメント1を必要以上に強い力で押さえつ
け、セグメント1を載せているセグメント供給装置(図
37参照)を変形させる等の悪影響を防止することがで
きる。
圧に設定しているために、昇降ジャッキ17は伸び方向
には大きな推力を発生しない。これにより、図27のよ
うに下ローラ15がセグメント1の溝底面1dに接触し
た際に、セグメント1を必要以上に強い力で押さえつ
け、セグメント1を載せているセグメント供給装置(図
37参照)を変形させる等の悪影響を防止することがで
きる。
【0074】図31および図32は、把持ピン13がボ
ルト穴1bに挿入されてセグメント1を把持した状態を
示し、このとき、把持ピン13とセグメント1との間に
は、昇降ジャッキ17の縮み方向の推力がセグメント1
を支持台4に対して固定するための固定力Fpとして働
いている。このようにセグメント1を引き上げ固定した
状態で、昇降ジャッキ17は図30に示す縮み側油圧配
管63中のパイロット操作逆止弁70によりロックされ
ているが、把持中に縮み側油圧配管63中のバルブ類の
微小リークによって縮み側圧力Prが徐々に低下し、こ
れに伴い固定力Fpが弱くなる。把持したセグメント1
はエレクタ2の旋回時やセグメント1を組み付ける際に
外力を受けるので、固定力が低下してくると、セグメン
ト1が図1〜図4の押圧部材35,37から外れ、ふら
ついて危険な状態となる。そこで、図30に示す油圧回
路では、縮み側油圧配管63中に蓄圧器73を設置する
ことで、バルブ類の微小リークによる縮み側圧力Prの
低下を防ぎ、把持中のセグメントの固定力Fpを一定に
保持している。
ルト穴1bに挿入されてセグメント1を把持した状態を
示し、このとき、把持ピン13とセグメント1との間に
は、昇降ジャッキ17の縮み方向の推力がセグメント1
を支持台4に対して固定するための固定力Fpとして働
いている。このようにセグメント1を引き上げ固定した
状態で、昇降ジャッキ17は図30に示す縮み側油圧配
管63中のパイロット操作逆止弁70によりロックされ
ているが、把持中に縮み側油圧配管63中のバルブ類の
微小リークによって縮み側圧力Prが徐々に低下し、こ
れに伴い固定力Fpが弱くなる。把持したセグメント1
はエレクタ2の旋回時やセグメント1を組み付ける際に
外力を受けるので、固定力が低下してくると、セグメン
ト1が図1〜図4の押圧部材35,37から外れ、ふら
ついて危険な状態となる。そこで、図30に示す油圧回
路では、縮み側油圧配管63中に蓄圧器73を設置する
ことで、バルブ類の微小リークによる縮み側圧力Prの
低下を防ぎ、把持中のセグメントの固定力Fpを一定に
保持している。
【0075】図31でセグメント1の把持を解放するた
めに把持ピン13をボルト穴1bから引き抜く際には、
固定力Fpにより引き抜き力Fp′に対抗する摩擦力f
pが働く。その際、図30の保持圧排除用に設けた切換
弁74を開き、縮み側油圧配管63から油戻し配管75
へ油を流すことにより、把持中に昇降ジャッキ17の縮
み側に保持していた油圧Prを排除して把持ピン13に
加わる摩擦力fpを軽減し、把持ピン13を抜きやすく
することができる。
めに把持ピン13をボルト穴1bから引き抜く際には、
固定力Fpにより引き抜き力Fp′に対抗する摩擦力f
pが働く。その際、図30の保持圧排除用に設けた切換
弁74を開き、縮み側油圧配管63から油戻し配管75
へ油を流すことにより、把持中に昇降ジャッキ17の縮
み側に保持していた油圧Prを排除して把持ピン13に
加わる摩擦力fpを軽減し、把持ピン13を抜きやすく
することができる。
【0076】次に、図33および図34に示す実施例6
について説明する。
について説明する。
【0077】エレクタでセグメントを把持する際には、
供給されたセグメント1とエレクタ2の吊りビーム3と
の位置関係が一定に保たれていることが必要である。そ
のために、セグメント1をエレクタ2に受け渡すセグメ
ント供給装置90はシールド本体10、または図37,
図38に示すように、シールド本体10から延設された
後部作業床91の支持ビーム91aなどに取り付けられ
るのが一般的である(以下、後部作業床の支持ビーム9
1aに取り付けられた場合について説明する)。これに
より、シールド本体10に取り付けられたエレクタ2の
吊りビーム3とセグメント供給装置90とは一定の位置
関係に保つことができる。一方、エレクタで把持したセ
グメント1は、吊りビーム3に対してずれることなく固
定した状態に保持する必要がある。特にセグメント自動
組立装置を装備したシールド機では、把持したセグメン
ト1を既設セグメントに対して位置決めする際に、エレ
クタの吊りビーム3に対して把持したセグメント1がず
れると、位置決めの基準位置が変化してしまい、正常な
セグメント位置決め制御ができなくなる。このずれを防
ぐために既述の実施例1〜3では、把持したセグメント
1を吊りビーム3に対してずれることなく固定するずれ
止めストッパとして支持台4の固定アーム34,36に
L字形状の押圧部材35,37を取り付け、昇降ジャッ
キ17によりセグメント1を引き上げた時、押圧部材3
5,37の内側角部がセグメント中子溝の開口縁部1
e,1fに当接するようにしている。
供給されたセグメント1とエレクタ2の吊りビーム3と
の位置関係が一定に保たれていることが必要である。そ
のために、セグメント1をエレクタ2に受け渡すセグメ
ント供給装置90はシールド本体10、または図37,
図38に示すように、シールド本体10から延設された
後部作業床91の支持ビーム91aなどに取り付けられ
るのが一般的である(以下、後部作業床の支持ビーム9
1aに取り付けられた場合について説明する)。これに
より、シールド本体10に取り付けられたエレクタ2の
吊りビーム3とセグメント供給装置90とは一定の位置
関係に保つことができる。一方、エレクタで把持したセ
グメント1は、吊りビーム3に対してずれることなく固
定した状態に保持する必要がある。特にセグメント自動
組立装置を装備したシールド機では、把持したセグメン
ト1を既設セグメントに対して位置決めする際に、エレ
クタの吊りビーム3に対して把持したセグメント1がず
れると、位置決めの基準位置が変化してしまい、正常な
セグメント位置決め制御ができなくなる。このずれを防
ぐために既述の実施例1〜3では、把持したセグメント
1を吊りビーム3に対してずれることなく固定するずれ
止めストッパとして支持台4の固定アーム34,36に
L字形状の押圧部材35,37を取り付け、昇降ジャッ
キ17によりセグメント1を引き上げた時、押圧部材3
5,37の内側角部がセグメント中子溝の開口縁部1
e,1fに当接するようにしている。
【0078】自動把持装置を有するエレクタとセグメン
ト供給装置とを備えたシールド機において、今、図39
のようにシールド本体10が円周方向に角βだけ傾いた
状態(ローリングした状態)を考える。図38はシール
ド本体10のローリング角がゼロで傾いていない状態を
示し、a点はこのときのシールド本体10の天端位置で
ある。シールド本体10がローリング角βだけ傾いた図
39の状態では、b点がシールド本体10の天端位置と
なる。また、図39では、セグメント供給装置90およ
びこの供給装置上に載荷されたセグメント1も重力線に
対して角βだけ傾いた状態にあり、このため、セグメン
ト1には傾き角βに応じたセグメント自重Wの水平分力
Whが働いている。この状態で、例えば実施例1の左右
の把持部11でセグメント1のボルト穴1bに把持ピン
13を挿入した後、セグメント1をエレクタ側に引き上
げ、セグメント供給装置90から離そうとした時、図4
0に示すようにセグメント1は、その重心Gsが重力線
と合致する方向に動く。このような場合、セグメント1
は、前記押圧部材35の内側角部とセグメント中子溝の
開口縁部1eが合致しないまま引き上げられてしまい、
このためセグメント1を支持台4に対して自動的に把持
固定することができず、人間が手助けて固定する必要が
ある。セグメント1が横方向またはシールド軸線方向に
片寄って供給装置90上に載荷された場合にも上記と同
様の不具合を生じることがある。
ト供給装置とを備えたシールド機において、今、図39
のようにシールド本体10が円周方向に角βだけ傾いた
状態(ローリングした状態)を考える。図38はシール
ド本体10のローリング角がゼロで傾いていない状態を
示し、a点はこのときのシールド本体10の天端位置で
ある。シールド本体10がローリング角βだけ傾いた図
39の状態では、b点がシールド本体10の天端位置と
なる。また、図39では、セグメント供給装置90およ
びこの供給装置上に載荷されたセグメント1も重力線に
対して角βだけ傾いた状態にあり、このため、セグメン
ト1には傾き角βに応じたセグメント自重Wの水平分力
Whが働いている。この状態で、例えば実施例1の左右
の把持部11でセグメント1のボルト穴1bに把持ピン
13を挿入した後、セグメント1をエレクタ側に引き上
げ、セグメント供給装置90から離そうとした時、図4
0に示すようにセグメント1は、その重心Gsが重力線
と合致する方向に動く。このような場合、セグメント1
は、前記押圧部材35の内側角部とセグメント中子溝の
開口縁部1eが合致しないまま引き上げられてしまい、
このためセグメント1を支持台4に対して自動的に把持
固定することができず、人間が手助けて固定する必要が
ある。セグメント1が横方向またはシールド軸線方向に
片寄って供給装置90上に載荷された場合にも上記と同
様の不具合を生じることがある。
【0079】本実施例6はこのような不具合を解消する
ための改良案の一つである。図33,図34において、
把持部11は実施例1と同一であり、図1〜図4と対応
する部分には同一符号を付して示す。
ための改良案の一つである。図33,図34において、
把持部11は実施例1と同一であり、図1〜図4と対応
する部分には同一符号を付して示す。
【0080】図33で支持台4の下部にセグメント1の
半径方向に向けて設けられた第1の固定アーム34の先
端部には、セグメントを傷付けないように硬質ゴムなど
のライニング材からなる押圧部材35が図示しないボル
トなどで取り付けられている。この押圧部材35はセグ
メント1の長さ方向のずれを止めるためのもので、横部
材35aと縦部材35bからなるL字形状をなし、その
縦部材35bの長さをh′とする。そして、内側角部3
5cがセグメント中子溝1aの開口縁部1eに合致する
ような位置・姿勢で取り付けられている。図33はセグ
メント把持前の状態を示しており、供給されたセグメン
ト1の開口縁部1eから前記内側角部35cまでの距離
hは、把持ピン13をセグメント1のボルト穴1bに挿
入した後、セグメント1を固定するために引き上げる距
離に等しい。前記縦部材35bの長さh′と引き上げ距
離hの関係はh′>hとしてある。
半径方向に向けて設けられた第1の固定アーム34の先
端部には、セグメントを傷付けないように硬質ゴムなど
のライニング材からなる押圧部材35が図示しないボル
トなどで取り付けられている。この押圧部材35はセグ
メント1の長さ方向のずれを止めるためのもので、横部
材35aと縦部材35bからなるL字形状をなし、その
縦部材35bの長さをh′とする。そして、内側角部3
5cがセグメント中子溝1aの開口縁部1eに合致する
ような位置・姿勢で取り付けられている。図33はセグ
メント把持前の状態を示しており、供給されたセグメン
ト1の開口縁部1eから前記内側角部35cまでの距離
hは、把持ピン13をセグメント1のボルト穴1bに挿
入した後、セグメント1を固定するために引き上げる距
離に等しい。前記縦部材35bの長さh′と引き上げ距
離hの関係はh′>hとしてある。
【0081】また、図34で支持台4の下部にセグメン
ト1の半径方向に向けて設けられた第2の固定アーム3
6の先端部には、同じく硬質ゴムなどのライニング材か
らなる押圧部材37が取り付けられている。この押圧部
材37はセグメント1の幅方向へのずれを止めるための
もので、横部材37aと縦部材37bからなるL字形状
をなし、その縦部材37bの長さをh′とする。そし
て、内側角部37cがセグメント中子溝1aの開口縁部
1fに合致するような位置・姿勢で取り付けられてい
る。図34はセグメント把持前の状態を示しており、供
給されたセグメント1の開口縁部1fから前記内側角部
37cまでの距離hは、把持ピン13をセグメント1の
ボルト穴1bに挿入した後、セグメント1を固定するた
めに引き上げる距離に等しい。前記縦部材37bの長さ
h′と引き上げ距離hの関係はh′>hとしてある。
ト1の半径方向に向けて設けられた第2の固定アーム3
6の先端部には、同じく硬質ゴムなどのライニング材か
らなる押圧部材37が取り付けられている。この押圧部
材37はセグメント1の幅方向へのずれを止めるための
もので、横部材37aと縦部材37bからなるL字形状
をなし、その縦部材37bの長さをh′とする。そし
て、内側角部37cがセグメント中子溝1aの開口縁部
1fに合致するような位置・姿勢で取り付けられてい
る。図34はセグメント把持前の状態を示しており、供
給されたセグメント1の開口縁部1fから前記内側角部
37cまでの距離hは、把持ピン13をセグメント1の
ボルト穴1bに挿入した後、セグメント1を固定するた
めに引き上げる距離に等しい。前記縦部材37bの長さ
h′と引き上げ距離hの関係はh′>hとしてある。
【0082】本実施例6では、セグメント1を把持する
際、エクレタ2の吊りビーム3をセグメント中子溝の開
口縁部1e,1fと押圧部材35,37の内側角部35
c,37cとの距離がhになるまで下降させ、次に把持
部11の昇降ジャッキ17でガイドフレーム12を下
げ、把持ピン13をセグメント1のボルト穴1bに挿入
する。その後、昇降ジャッキ17を縮めると、セグメン
ト1は押圧部材35,37の縦部材35b,37bに沿
って引き上げられ、開口縁部1e,1fがそれぞれ押圧
部材35,37の内側角部35c,37cと合致するよ
うに把持固定される。したがって、シールド本体のロー
リングや供給装置90上に載荷されたセグメント1の片
寄りなどにより、セグメント1を引き上げる際、セグメ
ント1に水平分力Whが働くことがあっても、支持台4
に対してセグメント1をずれることなく所定の位置に把
持固定できる。
際、エクレタ2の吊りビーム3をセグメント中子溝の開
口縁部1e,1fと押圧部材35,37の内側角部35
c,37cとの距離がhになるまで下降させ、次に把持
部11の昇降ジャッキ17でガイドフレーム12を下
げ、把持ピン13をセグメント1のボルト穴1bに挿入
する。その後、昇降ジャッキ17を縮めると、セグメン
ト1は押圧部材35,37の縦部材35b,37bに沿
って引き上げられ、開口縁部1e,1fがそれぞれ押圧
部材35,37の内側角部35c,37cと合致するよ
うに把持固定される。したがって、シールド本体のロー
リングや供給装置90上に載荷されたセグメント1の片
寄りなどにより、セグメント1を引き上げる際、セグメ
ント1に水平分力Whが働くことがあっても、支持台4
に対してセグメント1をずれることなく所定の位置に把
持固定できる。
【0083】次に、図35および図36に示す実施例7
について説明する。
について説明する。
【0084】図41に示すように中央部に縦リブ1xが
ある中子形セグメントに対しては、実施例6に代えて、
下記のようなずれ止め機構を採用することができる。
ある中子形セグメントに対しては、実施例6に代えて、
下記のようなずれ止め機構を採用することができる。
【0085】図35,図36において、80は支持台4
の中央部に装備されたセグメント固定部材で、下部に押
圧部81を有し、内部に固定部材昇降ジャッキ82を格
納した中空の円柱体からなり、支持台4に取り付けたガ
イド部材83内に挿入されて上下方向に摺動自在に支持
されている。84は固定部材80の回り止めキーで、固
定部材80を円柱体でなく角柱体とした場合には回り止
めキー84は不要となる。昇降ジャッキ82は、ボトム
側を支持台4に、ロッド側を押圧部81上にそれぞれ取
り付けられ、図示しない油圧回路により伸縮動作して固
定部材80を上下に摺動させる。固定部材80の下部に
設けた押圧部81は、セグメント1の中央縦リブ1xの
凸状頂部に嵌まり合う凹状形状としてある。この押圧部
81は、セグメント1に対し押圧部81の内側角部81
aとセグメント中央縦リブ1xの端縁部1gとが合致す
るような位置関係で取り付けられ、また支持台4の下部
に設けられた固定アーム34の先端部にはL字形状の押
圧部材35が、セグメント1に対し押圧部材35の内側
角部35cとセグメント中子溝の開口縁部1eとが合致
するような位置関係で取り付けられている。
の中央部に装備されたセグメント固定部材で、下部に押
圧部81を有し、内部に固定部材昇降ジャッキ82を格
納した中空の円柱体からなり、支持台4に取り付けたガ
イド部材83内に挿入されて上下方向に摺動自在に支持
されている。84は固定部材80の回り止めキーで、固
定部材80を円柱体でなく角柱体とした場合には回り止
めキー84は不要となる。昇降ジャッキ82は、ボトム
側を支持台4に、ロッド側を押圧部81上にそれぞれ取
り付けられ、図示しない油圧回路により伸縮動作して固
定部材80を上下に摺動させる。固定部材80の下部に
設けた押圧部81は、セグメント1の中央縦リブ1xの
凸状頂部に嵌まり合う凹状形状としてある。この押圧部
81は、セグメント1に対し押圧部81の内側角部81
aとセグメント中央縦リブ1xの端縁部1gとが合致す
るような位置関係で取り付けられ、また支持台4の下部
に設けられた固定アーム34の先端部にはL字形状の押
圧部材35が、セグメント1に対し押圧部材35の内側
角部35cとセグメント中子溝の開口縁部1eとが合致
するような位置関係で取り付けられている。
【0086】本実施例7では、セグメント1を把持しな
いときは昇降ジャッキ82を縮め、固定部材80を支持
台4側に引き上げている。セグメント1を把持する際に
は、把持部11でセグメント1のボルト穴1bに把持ピ
ン13を挿入した後、昇降ジャッキ82を伸ばして固定
部材80の押圧部81をセグメント中央縦リブ1xの頂
部に覆いかぶせ、適当な力で押さえつけておく。把持部
11の昇降ジャッキ17でセグメント1を引き上げる
際、固定部材80は押圧部81でセグメント中央縦リブ
1xを押さえつけながらガイド部材83内に引っ込めら
れる。やがてセグメント1は、その開口縁部1eと押圧
部材35の内側角部35cが合致するまで引き上げら
れ、支持台4に固定されて把持を完了する。これによ
り、セグメント1を引き上げる際、セグメント1に水平
分力Whが働くことがあっても、支持台4に対してセグ
メント1をずれることなく所定の位置に把持固定するこ
とができる。
いときは昇降ジャッキ82を縮め、固定部材80を支持
台4側に引き上げている。セグメント1を把持する際に
は、把持部11でセグメント1のボルト穴1bに把持ピ
ン13を挿入した後、昇降ジャッキ82を伸ばして固定
部材80の押圧部81をセグメント中央縦リブ1xの頂
部に覆いかぶせ、適当な力で押さえつけておく。把持部
11の昇降ジャッキ17でセグメント1を引き上げる
際、固定部材80は押圧部81でセグメント中央縦リブ
1xを押さえつけながらガイド部材83内に引っ込めら
れる。やがてセグメント1は、その開口縁部1eと押圧
部材35の内側角部35cが合致するまで引き上げら
れ、支持台4に固定されて把持を完了する。これによ
り、セグメント1を引き上げる際、セグメント1に水平
分力Whが働くことがあっても、支持台4に対してセグ
メント1をずれることなく所定の位置に把持固定するこ
とができる。
【0087】なお、本実施例7ではずれ止めストッパと
して押圧部材35を設けているが、固定部材80にセグ
メントの旋回時および組付時の荷重を受けられるだけの
強度を持たせておけば、押圧部材35は省略してもよ
い。
して押圧部材35を設けているが、固定部材80にセグ
メントの旋回時および組付時の荷重を受けられるだけの
強度を持たせておけば、押圧部材35は省略してもよ
い。
【0088】
【発明の効果】本発明によれば、セグメント中子溝の片
側壁面と溝底面とを倣い面として把持ピンの中心とセグ
メントのボルト穴の中心を自動的に一致させることがで
きるので、作業者による面倒な心合わせ作業が不要とな
り、労力と時間を節減して作業効率の向上が図れる。そ
の上、セグメントを把持する際、セグメントの位置検出
および把持のための位置決め制御をしなくてよいので、
制御装置を含む把持装置の製作費用を安くでき、かつ位
置検出、位置決め制御が不要な分把持時間を短縮でき
る。
側壁面と溝底面とを倣い面として把持ピンの中心とセグ
メントのボルト穴の中心を自動的に一致させることがで
きるので、作業者による面倒な心合わせ作業が不要とな
り、労力と時間を節減して作業効率の向上が図れる。そ
の上、セグメントを把持する際、セグメントの位置検出
および把持のための位置決め制御をしなくてよいので、
制御装置を含む把持装置の製作費用を安くでき、かつ位
置検出、位置決め制御が不要な分把持時間を短縮でき
る。
【0089】セグメントのボルト穴に嵌まり合う把持ピ
ンの端部に円錐状のテーパ部を形成し、セグメントを把
持する際に、把持ピンをボルト穴の中心線上に代えて、
そのテーパ部がボルト穴に挿入可能な範囲内でボルト穴
の中心より意識的にずらして位置決めすれば、ガイドフ
レームから突き出された把持ピンがそのテーパ部でボル
ト穴に倣い、把持ピン中心とボルト穴中心とのずれ量が
小さくなる方向にずれ動いてボルト穴に挿入されるの
で、把持ピンの位置決め誤差の許容範囲を拡大すること
ができ、供給されたセグメントのずれ、傾きなどに対応
しやすくなる。
ンの端部に円錐状のテーパ部を形成し、セグメントを把
持する際に、把持ピンをボルト穴の中心線上に代えて、
そのテーパ部がボルト穴に挿入可能な範囲内でボルト穴
の中心より意識的にずらして位置決めすれば、ガイドフ
レームから突き出された把持ピンがそのテーパ部でボル
ト穴に倣い、把持ピン中心とボルト穴中心とのずれ量が
小さくなる方向にずれ動いてボルト穴に挿入されるの
で、把持ピンの位置決め誤差の許容範囲を拡大すること
ができ、供給されたセグメントのずれ、傾きなどに対応
しやすくなる。
【0090】また、把持ピンの位置決め完了および把持
ピンの進退状況をリミットスイッチなどにより簡単に検
知でき、これらの検知手段を付加することにより把持作
業の自動化が可能で、セグメントの自動組立に対応でき
る。
ピンの進退状況をリミットスイッチなどにより簡単に検
知でき、これらの検知手段を付加することにより把持作
業の自動化が可能で、セグメントの自動組立に対応でき
る。
【0091】さらに、把持装置の支持台からセグメント
中子溝の周辺部に向って延びる固定アームを設け、把持
ピンをセグメントのボルト穴に挿入した後、押付機構の
昇降ジャッキを縮めて、固定アームの先端部に取り付け
た断面L字形状の押圧部材の内側角部がセグメント中子
溝の開口縁部に押し当てられるまでセグメントを引き上
げることにより、セグメントを長さ方向と幅方向のどち
らにもずれないように支持台に対して固定できるので、
セグメントの自動組立において、把持したセグメントと
エレクタとの相対的位置姿勢のずれをなくし、既設セグ
メントに対する組立セグメントの位置決め精度を向上さ
せることができる。
中子溝の周辺部に向って延びる固定アームを設け、把持
ピンをセグメントのボルト穴に挿入した後、押付機構の
昇降ジャッキを縮めて、固定アームの先端部に取り付け
た断面L字形状の押圧部材の内側角部がセグメント中子
溝の開口縁部に押し当てられるまでセグメントを引き上
げることにより、セグメントを長さ方向と幅方向のどち
らにもずれないように支持台に対して固定できるので、
セグメントの自動組立において、把持したセグメントと
エレクタとの相対的位置姿勢のずれをなくし、既設セグ
メントに対する組立セグメントの位置決め精度を向上さ
せることができる。
【0092】ガイドフレームを昇降させる昇降ジャッキ
の伸び側油圧配管中に低圧リリーフ弁を設けて伸び方向
のジャッキ推力を制限することにより、下ローラがセグ
メントの中子溝底面に接触した際、必要以上に強い力で
セグメントを押さえつけてセグメント供給装置を変形さ
せる等の悪影響を防止できる。
の伸び側油圧配管中に低圧リリーフ弁を設けて伸び方向
のジャッキ推力を制限することにより、下ローラがセグ
メントの中子溝底面に接触した際、必要以上に強い力で
セグメントを押さえつけてセグメント供給装置を変形さ
せる等の悪影響を防止できる。
【0093】同昇降ジャッキの縮み側油圧配管中に蓄圧
器を設置することで、把持中のセグメント固定力を一定
に保持して把持の安全性を高めることができ、さらに同
昇降ジャッキの縮み側油圧配管と油戻し配管との間に保
持圧排除用の切換弁を設置することにより、セグメント
の把持を解放する際、同昇降ジャッキの縮み側に保持し
ていた油圧を排除して把持ピンをボルト穴から抜きやす
くすることができる。
器を設置することで、把持中のセグメント固定力を一定
に保持して把持の安全性を高めることができ、さらに同
昇降ジャッキの縮み側油圧配管と油戻し配管との間に保
持圧排除用の切換弁を設置することにより、セグメント
の把持を解放する際、同昇降ジャッキの縮み側に保持し
ていた油圧を排除して把持ピンをボルト穴から抜きやす
くすることができる。
【0094】また、支持台の固定アームに取り付けたL
字形状の押圧部材の縦部材の長さをセグメントの引き上
げ距離より長くすることによって、シールド本体のロー
リングや供給装置上のセグメントの載荷状態などにかか
わらずセグメントを横方向およびシールド軸線方向にず
れることなく引き上げ、エレクタに対し所定の位置関係
を保って自動的に把持固定することができる。
字形状の押圧部材の縦部材の長さをセグメントの引き上
げ距離より長くすることによって、シールド本体のロー
リングや供給装置上のセグメントの載荷状態などにかか
わらずセグメントを横方向およびシールド軸線方向にず
れることなく引き上げ、エレクタに対し所定の位置関係
を保って自動的に把持固定することができる。
【0095】セグメントの中央部に縦リブがある場合に
は、その縦リブの凸状頂部に嵌まり合う凹状形状の押圧
部を有し、支持台に対して上下方向に摺動自在なセグメ
ント固定部材を付設し、その押圧部で縦リブの頂部を押
さえつけながらセグメントを引き上げるようにすれば、
上記と同様の効果が得られる。
は、その縦リブの凸状頂部に嵌まり合う凹状形状の押圧
部を有し、支持台に対して上下方向に摺動自在なセグメ
ント固定部材を付設し、その押圧部で縦リブの頂部を押
さえつけながらセグメントを引き上げるようにすれば、
上記と同様の効果が得られる。
【0096】本発明のセグメント把持装置は中子形セグ
メントをセグメント自体のボルト穴を利用して把持する
ものであるから、吊り金具の埋設などによるセグメント
のコストアップはない。
メントをセグメント自体のボルト穴を利用して把持する
ものであるから、吊り金具の埋設などによるセグメント
のコストアップはない。
【図1】本発明の実施例1の把持装置正面図である。
【図2】実施例1の把持完了した状態を示す要部正面図
である。
である。
【図3】実施例1の把持前の状態を示す要部正面図であ
る。
る。
【図4】図2のI−I断面図である。
【図5】図3のII−II線矢視図で、(a)は把持ピ
ンを突き出した状態図、(b)は把持ピンを格納した状
態図である。
ンを突き出した状態図、(b)は把持ピンを格納した状
態図である。
【図6】図4のIII−III線矢視図である。
【図7】図4のIV−IV断面図である。
【図8】実施例1の把持装置を装備したエレクタの側断
面図である。
面図である。
【図9】図8のV−V線矢視図である。
【図10】本発明の実施例2の把持装置正面図である。
【図11】図10のVI−VI断面図である。
【図12】図11のVII−VII線矢視図である。
【図13】図11のVIII−VIII断面図である。
【図14】実施例2でセグメントボルト穴2個の場合に
対応する把持装置正面図である。
対応する把持装置正面図である。
【図15】本発明の実施例3の把持装置要部正面図であ
る。
る。
【図16】実施例3の把持前の状態を示す要部正面図で
ある。
ある。
【図17】図15のIX−IX断面図である。
【図18】図17のX−X線矢視図である。
【図19】倣い接触子の他の例を示す要部正面図であ
る。
る。
【図20】セグメント吊上げ搬送装置に適用した本発明
の実施例4の正面図である。
の実施例4の正面図である。
【図21】中子形セグメントの斜視図である。
【図22】図21のXI−XI断面図である。
【図23】中子形セグメントの置かれた状態を説明する
ための平面図である。
ための平面図である。
【図24】図23のXII−XII断面図である。
【図25】実施例5の把持ピン倣い動作の説明図であ
る。
る。
【図26】図25の側面図である。
【図27】実施例5で把持ピンを位置決めした時の把持
ピンとボルト穴の位置関係を示す図である。
ピンとボルト穴の位置関係を示す図である。
【図28】把持ピンをボルト穴中心に合わせて位置決め
した場合の位置決め誤差の許容範囲の説明図である。
した場合の位置決め誤差の許容範囲の説明図である。
【図29】実施例5のように把持ピンをボルト穴中心か
らずらして位置決めした場合の位置決め誤差の許容範囲
の説明図である。
らずらして位置決めした場合の位置決め誤差の許容範囲
の説明図である。
【図30】把持ピンを倣い動作させるために好適な把持
部昇降ジャッキの油圧回路図である。
部昇降ジャッキの油圧回路図である。
【図31】実施例5で把持ピンがボルト穴に挿入され、
セグメントを把持した状態を示す図である。
セグメントを把持した状態を示す図である。
【図32】図31の側面図である。
【図33】実施例6のセグメント把持前の状態を示す把
持装置要部正面図である。
持装置要部正面図である。
【図34】実施例6のセグメント把持前の状態を示す把
持装置側断面図である。
持装置側断面図である。
【図35】実施例7のセグメント把持前の状態を示す把
持装置要部断面図である。
持装置要部断面図である。
【図36】図35のXIII−XIII断面図である。
【図37】自動把持装置付エレクタとセグメント供給装
置を装備したシールド機の要部縦断面図である。
置を装備したシールド機の要部縦断面図である。
【図38】図37のXIV−XIV線から見た側面図で
ある。
ある。
【図39】シールド本体がローリングした状態図であ
る。
る。
【図40】シールド本体がローリングした状態でセグメ
ントを引き上げる時の重力によるセグメントの動きを示
す図である。
ントを引き上げる時の重力によるセグメントの動きを示
す図である。
【図41】中央部に縦リブがある中子形セグメントの斜
視図である。
視図である。
1…中子形セグメント、1a…セグメント中子溝、1b
…ボルト穴、1c…溝壁面、1d…溝底面、1e…セグ
メント幅方向に沿った開口縁部、1f…セグメント長さ
方向に沿った開口縁部、2…エレクタ、3…吊りビー
ム、4…支持台、11…把持部、12…ガイドフレー
ム、13…把持ピン、14…第1の倣い接触子である横
ローラ、15…第2の倣い接触子である下ローラ、1
4′…第1の倣い接触子である凸面部、15′…第2の
倣い接触子である凸面部、16…押付機構の押付用ば
ね、17…押付機構の昇降ジャッキ、18…把持ピンの
突き出しジャッキ、20…把持ピンのストッパ、26…
押付機構のトラニオンピン、29…把持ピンの突き出し
を検知するリミットスイッチ、30…把持ピンの格納を
検知するリミットスイッチ、32…把持ピンの位置決め
完了を検知するリミットスイッチ、34,36…固定ア
ーム、35,37…押圧部材、43…押付機構の外筒、
44…押付機構の内筒、46…押付機構のトラニオンピ
ン、50…セグメント吊上げ搬送装置、53…支持台、
13a…把持ピン13のテーパ部、62…昇降ジャッ
キ17の伸び側油圧配管、63…昇降ジャッキ17の縮
み側油圧配管、65…低圧リリーフ弁、66…高圧リリ
ーフ弁、73…蓄圧器、74…保持圧排除用切換弁、7
5…油戻し配管、35b,37b…押圧部材35,37
の縦部材、80…セグメント固定部材、81…押圧部、
82…固定部材昇降ジャッキ、83…ガイド部材。
…ボルト穴、1c…溝壁面、1d…溝底面、1e…セグ
メント幅方向に沿った開口縁部、1f…セグメント長さ
方向に沿った開口縁部、2…エレクタ、3…吊りビー
ム、4…支持台、11…把持部、12…ガイドフレー
ム、13…把持ピン、14…第1の倣い接触子である横
ローラ、15…第2の倣い接触子である下ローラ、1
4′…第1の倣い接触子である凸面部、15′…第2の
倣い接触子である凸面部、16…押付機構の押付用ば
ね、17…押付機構の昇降ジャッキ、18…把持ピンの
突き出しジャッキ、20…把持ピンのストッパ、26…
押付機構のトラニオンピン、29…把持ピンの突き出し
を検知するリミットスイッチ、30…把持ピンの格納を
検知するリミットスイッチ、32…把持ピンの位置決め
完了を検知するリミットスイッチ、34,36…固定ア
ーム、35,37…押圧部材、43…押付機構の外筒、
44…押付機構の内筒、46…押付機構のトラニオンピ
ン、50…セグメント吊上げ搬送装置、53…支持台、
13a…把持ピン13のテーパ部、62…昇降ジャッ
キ17の伸び側油圧配管、63…昇降ジャッキ17の縮
み側油圧配管、65…低圧リリーフ弁、66…高圧リリ
ーフ弁、73…蓄圧器、74…保持圧排除用切換弁、7
5…油戻し配管、35b,37b…押圧部材35,37
の縦部材、80…セグメント固定部材、81…押圧部、
82…固定部材昇降ジャッキ、83…ガイド部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 俊一郎 東京都港区北青山二丁目5番8号 株式会 社間組内 (72)発明者 森 泰雄 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社土浦工場内 (72)発明者 ▲高▼野 文哉 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社土浦工場内 (72)発明者 土屋 清 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社土浦工場内 (72)発明者 小澤 肇 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社土浦工場内 (72)発明者 田中 康雄 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社土浦工場内 (72)発明者 亀井 健 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社土浦工場内 (72)発明者 阿保 孝利 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社土浦工場内
Claims (10)
- 【請求項1】 中子形セグメントを吊り上げる装置に設
けられるセグメント把持装置において、セグメント中子
溝のセグメント幅方向における両側壁面に開口するボル
ト穴にそれぞれ嵌まり合う少なくとも1対の把持ピンを
進退自在に備えたガイドフレーム上に、セグメント中子
溝のセグメント長さ方向における片側壁面に接触し得る
ように横向きに突き出た第1の倣い接触子と溝底面に接
触し得るように下向きに突き出た第2の倣い接触子とを
設け、前記ガイドフレームに対して前記第1の倣い接触
子をセグメント中子溝の前記片側壁面に押し付ける方向
の力と前記第2の倣い接触子を前記溝底面に押し付ける
方向の力とを作用させるための押付機構を介して前記ガ
イドフレームを支持台に取り付け、セグメントを把持す
る際に、セグメント中子溝の前記片側壁面と前記溝底面
とを倣い面として前記少なくとも1対の把持ピンを前記
各ボルト穴の中心線上に位置合わせできるようにしたこ
とを特徴とするセグメント把持装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のセグメント把持装置にお
いて、少なくとも1対の把持ピンの各ボルト穴に嵌まり
合う端部に円錐状のテーパ部を形成し、セグメントを把
持する際に、前記少なくとも1対の把持ピンを各ボルト
穴の中心線上に代えて、前記テーパ部が各ボルト穴に挿
入可能な範囲内で各ボルト穴の中心よりずれた位置に位
置決めできるようにしたことを特徴とするセグメント把
持装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のセグメント把持
装置において、前記ガイドフレームがセグメント中子溝
内の最下降位置に到達したことを検知する手段を備えた
ことを特徴とするセグメント把持装置。 - 【請求項4】 請求項1または2記載のセグメント把持
装置において、前記ガイドフレーム上に前記少なくとも
1対の把持ピンのそれぞれの進退状況を検知する手段を
備えたことを特徴とするセグメント把持装置。 - 【請求項5】 請求項1または2記載のセグメント把持
装置において、前記押付機構には前記ガイドフレームを
支持台に対して昇降させる昇降ジャッキを設け、また前
記支持台にはセグメント中子溝の周辺部に向かって延
び、先端部に断面L字形状の押圧部材が取り付けられた
固定アームをセグメント幅方向およびセグメント長さ方
向にそれぞれ対をなして配設し、前記少なくとも1対の
把持ピンをセグメントの各ボルト穴に挿入した後、前記
昇降ジャッキの縮長動作により前記各固定アームに取り
付けられた押圧部材の内側角部がセグメント中子溝のセ
グメント幅方向およびセグメント長さ方向に沿った開口
縁部の少なくとも2個所に当接するまでセグメントを引
き上げ、セグメントを支持台に対してどの方向にもずれ
ることなく固定できるようにしたことを特徴とするセグ
メント把持装置。 - 【請求項6】 請求項5記載のセグメント把持装置にお
いて、ガイドフレームを昇降させる昇降ジャッキの縮み
方向にのみセグメントを支持台に向けて引き上げ固定す
るのに十分な大きな推力を発生し、伸び方向には第2の
倣い接触子をセグメントの中子溝底面に接触させるのに
必要な程度の小さな推力しか発生しないように、前記昇
降ジャッキの伸び側と縮み側の各油圧配管中に設定圧力
の相異なるリリーフ弁を設定したことを特徴とするセグ
メント把持装置。 - 【請求項7】 請求項5記載のセグメント把持装置にお
いて、ガイドフレームを昇降させる昇降ジャッキの縮み
側油圧配管中に蓄圧器を設置したことを特徴とするセグ
メント把持装置。 - 【請求項8】 請求項7記載のセグメント把持装置にお
いて、ガイドフレームを昇降させる昇降ジャッキの縮み
側油圧配管と油戻し配管との間に、セグメントの把持を
解放する際に保持油圧を排除するための切換弁を設置し
たことを特徴とするセグメント把持装置。 - 【請求項9】 請求項5記載のセグメント把持装置にお
いて、支持台の固定アームに取り付けたL字形状の押圧
部材の縦部材の長さをセグメントの引き上げ距離より長
くしたことを特徴とするセグメント把持装置。 - 【請求項10】 請求項1または5記載のセグメント把
持装置において、セグメントの縦リブの凸状頂部に嵌ま
り合う凹状形状の押圧部を有し、支持台に対して上下方
向に摺動自在に支持されたセグメント固定部材を付設
し、セグメントを把持する際に前記押圧部をセグメント
の縦リブの凸状頂部に押し付けるための固定部材昇降ジ
ャッキを前記セグメント固定部材と支持台との間に取り
付けたことを特徴とするセグメント把持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24136893A JP3225140B2 (ja) | 1992-09-29 | 1993-09-28 | セグメント把持装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25990692 | 1992-09-29 | ||
| JP4-259906 | 1992-09-29 | ||
| JP24136893A JP3225140B2 (ja) | 1992-09-29 | 1993-09-28 | セグメント把持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06193399A true JPH06193399A (ja) | 1994-07-12 |
| JP3225140B2 JP3225140B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=26535220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24136893A Expired - Fee Related JP3225140B2 (ja) | 1992-09-29 | 1993-09-28 | セグメント把持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3225140B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109051848A (zh) * | 2018-07-18 | 2018-12-21 | 湖南进军隧道智能装备有限公司 | 一种开挖立架吊装机构 |
-
1993
- 1993-09-28 JP JP24136893A patent/JP3225140B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109051848A (zh) * | 2018-07-18 | 2018-12-21 | 湖南进军隧道智能装备有限公司 | 一种开挖立架吊装机构 |
| CN109051848B (zh) * | 2018-07-18 | 2024-01-05 | 湖南进军隧道智能装备有限公司 | 一种开挖立架吊装机构 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3225140B2 (ja) | 2001-11-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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