JPH06193665A - 回転型ダンピング装置 - Google Patents

回転型ダンピング装置

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JPH06193665A
JPH06193665A JP35672292A JP35672292A JPH06193665A JP H06193665 A JPH06193665 A JP H06193665A JP 35672292 A JP35672292 A JP 35672292A JP 35672292 A JP35672292 A JP 35672292A JP H06193665 A JPH06193665 A JP H06193665A
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JP
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chamber
shaft portion
resistance
damping device
protrusions
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JP35672292A
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Osamu Miura
修 三浦
Harunori Okabe
晴範 岡部
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TOTSUKU BEARING KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開閉機構などの回転部の動作にダンピング作
用する装置を小型化しかつ効果を高める。 【構成】 ケーシング10の中空な室11内に粘性流体
12を充填するとともに、前記室11内に配置される軸
部21を有する回転部材20をケーシング10に対し相
対回転可能に組み合わせ、回転部材20の回転時に室1
1内を移動する粘性流体12の通過量を制限して抵抗を
得るため、軸部21の外面に第1の抵抗発生部30を設
け、室11の内面に第2の抵抗発生部40を設ける。両
抵抗発生部30、40は、回転方向、前後に並列した各
一対の突出部31、32、41、42と、接触可能な突
出部31、41に形成された流体出入り口33、43
と、各突出部間の溝部34、44内で移動し流体通過量
を調節する可動弁35、45によって構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開閉機構などの回転部
の動作にダンピング作用する小型で効率の良い回転型ダ
ンピング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば上下開閉式の蓋や扉では、加速度
がついて急激に開いたり閉じたりするのを防止するた
め、ダンピング装置を設けることが行なわれる。しか
し、それらは実公昭59−26051号の考案のように
ピストン機構を使用したため、より小型化が求められ
た。その結果出願人は回転方向に応じて粘性流体を大小
異なる抵抗で通過させてダンピングする装置を開発し、
出願した(特開平4−282039号公報参照)。
【0003】その装置は、粘性流体の通過可能な隙間の
大小を回転方向に応じて位置を変える可動弁により変化
させ、抵抗を制御するもので、非常に高い減衰トルクを
得ることができる。しかし、その高性能を発揮させるに
は、粘性流体が通過する部分の隙間を出来るだけ小さく
し、そのために可動弁等の精度を高めかつ各部表面の平
滑度を高く維持する必要があり、部品の製作管理が難し
いという問題が生じた。従って高級品には良いが、例え
ば長期間の使用で摩耗が無視できない材料を使わざるを
得ない場合には適さないという指摘があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に鑑
みなされたもので、その課題とするところは部品の製作
管理が容易であって、特別の管理をしなくても十分な耐
久性を発揮できるように高い実用性を前記ダンピング装
置に具備させることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め本発明は、一定の回転角度を保持するため断面形状が
扇形乃至円形に形成された中空な室11を有し、その中
に粘性流体12を充填し封じることができるケーシング
10と、前記扇形乃至円形の中心軸上に配置される軸部
21を有し、ケーシング10に対し相対回転可能に前記
室11内に組み込まれる回転部材20と、回転部材20
の回転時に室11内を移動する粘性流体12の通過量を
制限して所要の抵抗を得るため前記軸部21の外面に室
11の内周面方向へ突出して設けられた第1の抵抗発生
部30と、室11の内周面に軸部21の外面方向へ突出
して設けられた第2の抵抗発生部40とを回転型ダンピ
ング装置に具備せしめている。
【0006】そして、前記第1、第2の抵抗発生部3
0、40を、回転方向前後に並列した各一対の突出部3
1、32、41、42と、それらの接近時に互いに対向
する側の突出部31、41に形成された流体出入り口3
3、43と、前記各突出部間の溝部34、44にて移動
可能に配置された可動弁35、45とによって構成する
という手段を講じたものである。
【0007】
【実施例】以下図面を参照して説明する。図1に本発明
に係るダンピング装置の全体が分解して示されている。
【0008】ケーシング10は、ほぼ360度の回転角
度を得るため断面形状が円形に形成されたほぼ円筒状の
室11を有し、その中に粘性流体12を充填し封じるこ
とができる。例示されたケーシング10の一端部は閉塞
された端壁13となっており、その中心部に後述する回
転部材20の軸受けのための軸穴14が形成され、他端
部は室1がほぼそのまま開口した端部15になってい
る。16はケーシング10の取り付けのためそれと一体
に設けた取り付け手段、17は開口端部15の外周に複
数形成されたねじ穴を示す。なお、室11の断面形状は
円形に限定されず、回転部材20の回転に必要な範囲
で、より狭い扇形から例示の円形まで任意に設定するこ
とができる。
【0009】回転部材20は、前記室11の中心軸L上
に配置される円筒状の軸部21を有しており、この軸部
21は室11の軸方向長さと同寸である。軸部21の一
端部には、前述の軸穴14に回転可能に軸受けされる細
軸部22が設けられており、他端部には室11の開口端
部15に入り込んでそこを閉塞する、室内径よりは僅か
小径の太軸部23が設けられている。太軸部23の周面
には全周にわたり環状に凹部24が形成され、そこにO
−リング等からなるシール部材25が嵌め込まれていて
ケーシング内に粘性流体12を封じるようになってい
る。なお、先端の細軸部22を受ける軸穴14が貫通孔
の場合には、この部分にもシール手段を設けることがで
きる。
【0010】このような回転部材20とケーシング10
との間には、回転部材20の回転によって移動する粘性
流体12の通過量を制限する第1、第2の抵抗発生部3
0、40が設けられる。
【0011】第1の抵抗発生部30は、軸部21の外面
の軸方向に沿って室11の内周面方向へ突出して設けら
れた、回転方向前後に並列した1対の突出部31、32
を有し、それらの先端部と室11の内周面との間に粘性
流体12の通過可能な隙間36、37が形成される(図
3乃至図5)。1対の突出部31、32の一方、即ち回
転トルクの増加を要しない回転方向に対して後方となる
側に、粘性流体12を導く流体出入口33が形成されて
おり、また各突出部31、32間の溝部34に、同溝内
にて移動可能な可動片35が配置されている。
【0012】第2の抵抗部材40は、室11の内周面に
軸方向に沿って軸部21の外面方向へ突出して設けられ
た、相対的な回転方向前後に並列した1対の突出部4
1、42を有し、それらの先端部と軸部21の外面との
間には粘性流体12の通過が可能な隙間46、47が形
成される(図3乃至図5)。流体出入口43は、前記回
転トルクの増加を要しない方向へ軸部21が回転してい
るときに移動する粘性流体12の移動方向後方に位置す
る突出部41に形成される。この第2の流体出入口43
と第1の流体出入口33とは、各突出部31、32、4
1、42が接近したときに対向する関係になる。つま
り、図4は軸部21の右回転が回転トルクを増加させな
い方向であり、このとき流体出入口33、43は対向す
る(最も近づく、図4(a))。また逆回転では背向す
る(最も離れる)関係を取る(図5(a))。
【0013】上記の溝部34、44には、その中で移動
可能に可動弁35、45が配置されている。図1乃至図
5に例示された可動弁35、45は同形のもので、隙間
36、37、46、47から脱出することはできない
が、溝部34、44内で自由に動ける直径を有する丸棒
状に形成されている。またその長さは溝部34、44或
いは室11の軸方向長さにほぼ等しい。可動弁35、4
5は丸棒状に限らず例えば角形35A、台形35B或い
は三角形35Cなど任意の断面形の軸又は管状にするこ
とができる(図6乃至図8)。例示しないが第2の抵抗
発生部40の可動弁45についても同様である。可動弁
35、45をどのような断面形状にする場合でも、特に
トルクを増大する方向への回転時に可動弁35が隙間3
7を閉じる方向へ導かれるようにすると良い。
【0014】前記の回転部材20は、太軸部23の側の
端軸部26を回動可能に嵌合させた透孔51を有する蓋
部材50により定位置にセットされる。52は取り付け
ねじであり、蓋部材50に設けられたねじ孔53を通し
て前記ケーシングのねじ穴17に螺合される。前記太軸
部側の端面には入力軸55と係合、接続する接続口29
が開口され、開閉蓋類からなる作動部材60を取り付け
可能にしている。
【0015】このように構成された本発明に係る回転型
ダンピング装置において、第1の抵抗発生部30が流体
出入口33、43を接した図4(a)の位置から回転部
材20を右回転すると、可動弁35は前記出入口33を
設けた突出部31に接して隙間36を狭めながら同方向
へ移動するが、前側の隙間37が開いており、かつ後方
の流体出入口33も開いており、第2の抵抗発生部40
も同様であるため粘性流体12はそれらを少ない抵抗で
通過し、作動部材60をスムーズに動かすことができ
る。作動部材60が便座や便器の蓋の場合、それらを開
く方向を上記の状態に当てると好都合である。
【0016】逆に第1の抵抗発生部30が流体出入口3
3、43の最も離れた図5(a)の位置から、回転部材
20を左回転すると、可動弁35は出入口33を設けな
い突出部32に接して隙間37を狭め、第2の抵抗発生
部40でも同じになるため、出入口33から導入された
粘性流体は後方へ流れにくくなり大きなトルクが生じ
る。故に前記のような作動部材60を開いた状態から手
を離してしまっても、作動部材60はゆっくりと閉じる
ので衝撃を与えたり、大きな音を生じさせることがな
い。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、かつ作用
するものであるから、可動弁35、45が収められた溝
部34、44内で回転部材20の回転方向に応じて位置
を変え、可動弁35、45を保持している前後各1対の
突出部31、32、41、42とそれが近接する室11
の内周面との間を狭めて、室11内を移動する粘性流体
12の通過量を制限することにより所要の抵抗が得ら
れ、特別の部品管理を必要とせずに高いダンピング作用
を期待することができ、製作が容易化され、しかも十分
な耐久性を発揮するという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転型ダンピング装置の実施例を
示す分解斜視図。
【図2】同上装置の縦断面図。
【図3】同じく横断面図。
【図4】(a)1方向回転の初めの断面図。 (b)同じく途中の断面図。 (c)同じく終わりの断面図。
【図5】(a)逆方向回転の初めの断面図。 (b)同じく途中の断面図。 (c)同じく終わりの断面図。
【図6】変形例の断面図。
【図7】変形例の断面図。
【図8】変形例の断面図。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の回転角度を保持するため断面形状
    が扇形乃至円形に形成された中空な室11を有し、その
    中に粘性流体12を充填し封じることができるケーシン
    グ10と、前記扇形乃至円形の中心軸上に配置される軸
    部21を有し、ケーシング10に対し相対回転可能に前
    記室11内に組み込まれる回転部材20と、回転部材2
    0の回転時に室11内を移動する粘性流体12の通過量
    を制限して所要の抵抗を得るため前記軸部21の外面に
    室11の内周面方向へ突出して設けられた第1の抵抗発
    生部30と、室11の内周面に軸部21の外面方向へ突
    出して設けられた第2の抵抗発生部40とを具備してお
    り、夫々の抵抗発生部30、40は回転方向前後に並列
    した各一対の突出部31、32、41、42と、それら
    の接近時に互いに対向する側の突出部31、41に形成
    された流体出入り口33、43と、前記各突出部間の溝
    部34、44にて移動可能に配置された可動弁35、4
    5とによって構成したことを特徴とする回転型ダンピン
    グ装置。
  2. 【請求項2】 第1の抵抗発生部30と第2の抵抗発生
    部40の可動弁35、45は同形の丸棒状に形成された
    ものからなる請求項第1項記載の回転型ダンピング装
    置。
  3. 【請求項3】 第1の抵抗発生部30と、第2の抵抗発
    生部40の可動弁35、45は夫々形状を異にした棒状
    のものからなる請求項第1項記載の回転型ダンピング装
    置。
  4. 【請求項4】 回転部材20は、軸方向の両端部で室1
    1の両端部に回転可能に軸受されており、少なくともそ
    の一方は室11の開口端部を閉塞するため室11の内径
    とほぼ同形の太軸部23になっており、その端面に入力
    軸の接続のための接続口29が開口されている請求項第
    1項記載の回転型ダンピング装置。
JP4356722A 1992-12-22 1992-12-22 回転型ダンピング装置 Expired - Lifetime JP2631337B2 (ja)

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JPH06193665A true JPH06193665A (ja) 1994-07-15
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100368700C (zh) * 2002-08-02 2008-02-13 Toto株式会社 阻尼装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0324346A (ja) * 1989-06-20 1991-02-01 Nippon Seiko Kk オートテンショナ
JPH0429633A (ja) * 1990-05-23 1992-01-31 Sugatsune Ind Co Ltd 収納ベッド等用ダンパー

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100368700C (zh) * 2002-08-02 2008-02-13 Toto株式会社 阻尼装置

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Effective date: 19970204