JPH06194178A - 角速度センサ - Google Patents

角速度センサ

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JPH06194178A
JPH06194178A JP5246991A JP24699193A JPH06194178A JP H06194178 A JPH06194178 A JP H06194178A JP 5246991 A JP5246991 A JP 5246991A JP 24699193 A JP24699193 A JP 24699193A JP H06194178 A JPH06194178 A JP H06194178A
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JP
Japan
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vibrator
piezoelectric element
piezoelectric elements
angular velocity
driving
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Withdrawn
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JP5246991A
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English (en)
Inventor
Takashi Ito
岳志 伊藤
Muneo Yorinaga
宗男 頼永
Tomoyuki Kanda
知幸 神田
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Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動用圧電素子の伸縮に伴う振動子の振動に
よる検知用圧電素子でのノイズの発生を抑制することが
できる角速度センサを提供することにある。 【構成】 振動子1の第1角柱部3における左側面上部
には、駆動用圧電素子6が貼り付けられ、第2角柱部4
の右側面上部には駆動用圧電素子7が貼り付けられてい
る。又、振動子1の第1角柱部3における正面下部に
は、検知用圧電素子8が貼り付けられ、第1角柱部4に
おける正面下部には検知用圧電素子9が貼り付けられて
いる。ここで、角柱の軸心方向に重ならないようにズラ
して駆動用圧電素子6,7と検知用圧電素子8,9とが
配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、圧電振動型ジャイロ
を用いて角速度を測定する角速度センサに係り、同セン
サは車両・船舶・飛行機・ロボット等の運動体の運動状
態を測定する際に用いられ、例えば、車両の姿勢制御の
ための車両旋回角速度を測定するために用いられるもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の音叉ジャイロは、図22に示すよ
うに、振動子310には2本の角柱部が形成され、その
直交する面には同じ高さにて駆動用圧電素子320と検
知用圧電素子330とが隣り合う位置に配置されてい
る。さらに、振動子310の角柱部における駆動用圧電
素子320と対向する面にはフィードバック用圧電素子
340が配置されている。
【0003】このように振動子310の角柱部における
直交する面に駆動用及び検知用圧電素子320,330
を配置することにより、振動子330の振幅が大きくな
るとともに、コリオリ力による感度が大きくなる。ま
た、従来の音叉型角速度センサにおいても、図21に示
す如く、角柱材300の正面中央部に駆動用圧電素子3
01が貼り付けられるとともに、角柱材300の右側面
の中央部に検知用圧電素子302が貼り付けられてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ジャイロを振動させる
ために、駆動用圧電素子320に交流信号を加えると、
圧電素子320が伸縮し、振動子310の角柱部が図8
の矢印の方向に屈曲振動する。しかし、図23のように
従来の構造では、駆動用圧電素子320の伸縮によって
生じる振動子310の角柱部の伸縮により、検知用圧電
素子330に不要な信号が発生する。このことが、ジャ
イロのオフセットノイズの原因となる。
【0005】又、一対の圧電素子がコンデンサとして働
き、静電容量結合による駆動信号の回り込みによるオフ
セットノイズも発生しやすくなる。そこで、この発明の
目的は、駆動用圧電素子の伸縮に伴う振動子の振動によ
る検知用圧電素子でのノイズの発生を抑制することがで
きる角速度センサを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、第1の発明とし
て、角柱状の振動子と、該振動子の一面に止着された駆
動用の圧電素子と、該駆動用圧電素子の止着面に直交す
る前記振動子の面に、前記角柱の軸心方向に重ならない
ようにズラして止着された検知用の圧電素子とからなる
角速度センサを提供するものである。
【0007】さらに、第2の発明としては、基台部に対
し支持部にて支持された角柱状の振動子と、該振動子の
前記支持部よりに止着された駆動用の圧電素子と、該駆
動用圧電素子の止着面に直交する前記振動子の面に、前
記角柱の軸心方向に重ならないように前記支持部側とは
反対側にズラして止着された検知用の圧電素子とからな
る角速度センサを提供するつものである。
【0008】
【作用】第1の発明によれば、駆動用圧電素子と検知用
圧電素子を隣り合わないように離して配置することによ
り、駆動信号による振動子の伸縮信号を無視できる程度
に低減させることが可能となる。さらに、第2の発明に
よれば、駆動用圧電素子を検出用圧電素子よりも支持部
側に止着させることによって、検出用圧電素子からの出
力を十分維持させながら、駆動信号による振動子の伸縮
信号を無視できる程度に低減させることが可能となる。
【0009】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
駆動用圧電素子の伸縮に伴う振動子の振動による検知用
圧電素子でのノイズの発生を抑制することができる優れ
た効果を発揮する。
【0010】
【実施例】
(第1実施例)以下、この発明を具体化した一実施例を
図面に従って説明する。図1に示すように、振動子1
は、恒弾性材料、例えば、鉄−ニッケル合金よりなり、
角柱音叉型に形成されている。つまり、基台部2に対し
第1角柱部3と第2角柱部4とが支持部5に集合した状
態で支持されている。
【0011】又、基台部2と第1角柱部3と第2角柱部
4と支持部5とは、断面が正方形となっている。振動子
1の第1角柱部3における左側面上部には、長方形状の
駆動用圧電素子6が貼り付けられている。同様に、振動
子1の第2角柱部4における右側面上部には、長方形状
の駆動用圧電素子7が貼り付けられている。そして、駆
動用圧電素子6,7に交流電圧を印加すると、第1及び
第2角柱部3,4が図1において左右方向(X軸で示す
方向)に振動するようになっている。
【0012】又、振動子1の第1角柱部3における正面
下部には、長方形状の検知用圧電素子8が貼り付けられ
ている。同様に、振動子1の第2角柱部4における正面
下部には、長方形状の検知用圧電素子9が貼り付けられ
ている。そして、検知用圧電素子8,9は、角柱部3,
4(振動子)の中心軸に回転角速度が加わると、駆動用
圧電素子6,7の交流電圧印加による第1及び第2角柱
部3,4の振動に伴い図1において前後方向(Y軸で示
す方向)に作用するコリオリ力を電圧として検出する。
【0013】さらに、振動子1の第1角柱部3における
右側面下部には、長方形状のフィードバック用圧電素子
10が貼り付けられている。同様に、振動子1の第2角
柱部4における左側面下部には、長方形状のフィードバ
ック用圧電素子11が貼り付けられている。そして、フ
ィードバック用圧電素子10,11は、駆動用圧電素子
6,7の交流電圧印加による第1及び第2角柱部3,4
の振動に伴い同振動を電圧として検出する。
【0014】本実施例では、駆動用圧電素子6,7と検
知用圧電素子8,9とフィードバック用圧電素子10,
11とは同一の寸法をなし、図1に示すように、縦横の
寸法が13mm×3mmとなっている。さらに、駆動用
圧電素子6と検知用圧電素子8とは、第1角柱部3の軸
心方向に2mm離間して配置されている。同様に、駆動
用圧電素子7と検知用圧電素子9とは、第2角柱部4の
軸心方向に2mm離間して配置されている。
【0015】次に、このように構成した角速度センサの
作用を説明する。駆動用圧電素子6と7に交流電圧が供
給されると、第1及び第2角柱部3,4が駆動振動方向
に屈曲振動する。一方、フィードバック用圧電素子1
0,11からは、振幅に比例した信号が発生し、駆動用
圧電素子6,7とともに自励発振回路が構成される。
【0016】そして、角柱部3,4(振動子)の中心軸
に回転角速度が加わると、コリオリの力により検知振動
が発生し、屈曲振動による信号が検知用圧電素子8,9
に発生する。この検知用圧電素子8,9の信号に基づい
て角速度を検出する。図2には、オフセットノイズ低減
の効果を示す。周波数1kHz 、2ボルトの駆動信号を
加えた場合、従来型では10〜20mVのオフセット信
号が発生しているが、図1の構成によるものではオフセ
ットノイズは約1/10に低減されている。
【0017】このように本実施例では、角柱部3,4に
おいてその側面上部に駆動用圧電素子6,7を止着する
とともに、駆動用圧電素子6,7の止着面に直交する第
1角柱部3,4の正面下部に検知用圧電素子8,9を止
着した、つまり、図3に示すように、角柱の軸心方向に
重ならないようにズラして駆動用圧電素子6,7と検知
用圧電素子8,9とを配置した。
【0018】このように、駆動用圧電素子6,7と検知
用圧電素子8,9を隣り合わないように離して配置する
ことにより、駆動信号による振動子の伸縮信号を無視で
きる程度に低減させることが可能となる。又、伸縮によ
るノイズを低減することにより高精度な角速度センサを
提供することができる。 (第2実施例)次に、第2実施例について、説明する。
【0019】第2実施例の振動子20は、この振動子2
0の保持部21に設けられたU字状の固定部23によっ
て、台座23に固定されている。また、振動子20の信
号は、リード線24を介して信号の処理を行う回路25
に接続されている。そして、この処理された信号は、コ
ネクタ26を介して図示しない外部のECU等へ信号が
送られるように構成されている。
【0020】これら、振動子20および回路25等は、
第4図に示されるように、ケース27内に設けられてい
る。次に、第2実施例の振動子20の固定方法につい
て、さらに詳細に説明する。この振動子20には、後に
詳細に述べるが、検知用圧電素子30,31、駆動用圧
電素子32,33、フィードバック用圧電素子34,3
5が設けられている。
【0021】この振動子20は、振動子20の基台部3
6がハウジング37に圧入されることによって、振動子
20とハウジング37とが一体に固定されている。ま
た、振動子20に設けられた検知用圧電素子30,3
1、駆動用圧電素子32,33、フィードバック用圧電
素子34,35には、信号取り出し線38の一端が半田
付けにて固定されるとともに、信号取り出し線38の他
端が基台部36上に設けられたターミナル39に半田付
けにて固定されている。
【0022】このような構成とすることによって、各圧
電素子からの信号は、ターミナル39に接続されたリー
ド線24によって、ハウジング37より取り出され、図
4に示す回路25に導かれる。また、振動子20が固定
されたハウジング37の外周には、フランジ40がかし
め固定される。そして、このフランジ40のさらに外周
においては、図示しないゴムよりなる保持部21がかし
めにて固定されている。
【0023】即ち、振動子20は、ハウジング37,フ
ランジ40,保持部21を介して台座23に固定される
ことにより、ケース27内に保持されている。また、振
動子20の保護する保護ケース41は、ハウジング37
において、かしめにより固定されている。グランドター
ミナル42は、ハウジング37にスポット溶接で接続さ
れており、振動板20のグランド出力をハウジング37
を介し得るものである。
【0024】図6に第2実施例の振動子20の構成を示
す。図6に示すように、第2実施例においては、振動子
20の基第部36に対し第1角柱部51と第2角柱部5
2とが支持部53に集合した状態で支持されている。
又、基台部36と第1角柱部51と第2角柱部52と支
持部53とは、断面が正方形となっている。
【0025】以上までは、第1実施例とほぼ同様の構成
であるが、第2実施例においては、第1実施例と比較し
て、各圧電素子30乃至35のその位置関係が第2実施
例とは相違する。即ち、第2実施例においては、振動子
20の第1角柱部51における正面上部部には、長方形
状の検知用圧電素子30が貼り付けられている。同様
に、振動子20の第2角柱部52における正面上部に
は、長方形状の検知用圧電素子31が貼り付けられてい
る。
【0026】さらに、この検知用圧電素子30,31
は、それぞれの圧電素子30,31の分極方向が互いに
異なった方向になるように、第1および第2角柱部5
1,52の同一方向の面に貼り付けられている。又、振
動子20の第1角柱部51における左側下部には、長方
形状の駆動用圧電素子32が貼り付けられている。同様
に、振動子20の第2角柱部52における右側下部に
は、長方形状の駆動用圧電素子33が貼り付けられてい
る。
【0027】このような構成とすることにより、駆動用
圧電素子32,33に交流電圧を印加すると、第1及び
第2角柱部51,52が図6において左右方向(X軸で
示す方向)に振動する。そして、駆動用圧電素子32,
33の交流電圧印加による第1及び第2角柱部51,5
2の振動が生じている時に、さらに、角柱部51,52
(振動子20)の中心軸Aに回転角速度ωが加わると、
検知用圧電素子30,31は、図6において前後方向
(Y1およびY2で示す方向)に作用するコリオリ力を
電圧として検出する。尚、この時、このコリオリ力の方
向Y1およびY2は、各角柱部51,52で同方向とな
ることはなく、互いに異なる方向に振動する。
【0028】またさらに、振動子20の第1角柱部51
における左側上部には、長方形状のフィードバック用圧
電素子34が貼り付けられている。同様に、振動子20
の第2角柱部52における右側上部には、長方形状のフ
ィードバック用圧電素子35が貼り付けられている。そ
して、フィードバック用圧電素子34,35は、駆動用
圧電素子32,33の交流電圧印加による第1及び第2
角柱部51,52の振動に伴い同振動を電圧として検出
する。
【0029】また、第2実施例における振動子20の検
知用圧電素子30,31は、互いの分極方向が異なった
方向となるように、角柱部の同一方向面に貼りつけられ
ている。このような構成とすることにより、コリオリ力
が角柱部51,52に働いた場合には、角柱部51,5
2は互いに異なる方向に振動するために、検知用圧電素
子30,31によって、角柱部51,52のコリオリ力
による振動を検出することができる。
【0030】しかしながら、振動子20自体が外部から
の振動等によって、揺らされた場合には、角柱部51,
52は、同方向に振動することとなる。このような場合
には、検知用圧電素子30,31の分極方向が逆になる
ように設けられているため、互いの検出信号を打ち消す
ような出力がなされる。そのため、振動子20に外部よ
り加えられるノイズ要因をキャンセルすることができる
のである。
【0031】第2実施例においては、駆動用圧電素子3
2,33と検知用圧電素子30,31とフィードバック
用圧電素子34,35とは同一の寸法をなす。また、そ
の寸法は、縦横の寸法が13mm×2.62mmで厚さ
が0.4mmとなっている。さらに、駆動用圧電素子3
2と検知用圧電素子30とは、第1角柱部51の軸心方
向に2mm離間して配置されている。同様に、駆動用圧
電素子33と検知用圧電素子31とは、第2角柱部52
の軸心方向に2mm離間して配置されている。
【0032】次に、第4図に示した回路25の詳細を説
明する。図7にその回路25の主要部分を示す。この回
路25は、駆動用圧電素子32,33のフィードバック
回路25aおよび検知用圧電素子30,31からの検知
信号から角速度出力を得る角速度検出回路25bからな
る。
【0033】フィードバック回路25aは、増幅器10
1,整流器102,ローパスフィルタ103,基準電圧
電源104,差動増幅105、移相回路106及び掛算
器107とからなる。また、角速度検出回路は、増幅器
108,周期検波回路109,ローパスフィルタ11
0、増幅器111とからなる。
【0034】次にこの回路25の作動を説明する。はじ
めに、フィードバック回路25aについて述べる。フィ
ードバック用圧電素子34,35の出力は、増幅器10
1で増幅され、振動子20の共振点で発振させる為、移
相回路106に入力される。一方、増幅器101の出力
は、整流器102及びローパスフィルタ103を通り、
フィードバック用圧電素子34,35の出力振幅に応じ
たDC電圧に変換される。さらに、フィードバック用圧
電素子34,35の出力振幅を一定にする為、ローパス
フィルタ103の出力と、基準電圧電源104とが差動
増幅器105により差動増幅される。
【0035】そして、この差動増幅された信号と移相回
路106の出力とが、掛算器107により掛算される。
そしてこの掛算された信号が駆動用圧電素子32,33
に加えられる。以上により、振動子20は振幅が一定と
なるように自励発振する。次に、角速度検出回路25b
について述べる。
【0036】検知用圧電素子30,31の出力は、増幅
器108で増幅され周期検波回路109により、移相回
路106の出力位相で周期検波される。さらに、ローパ
スフィルタ110及び増幅器111を通り、角速度に比
例した出力を検出することができる。ここで、図8に、
図7に示した201乃至205の点における波形を示
す。
【0037】図8には、増幅器101の出力波形201
と移相回路106の出力波形202とは90°位相がず
れていることを示している。又、増幅器108の出力波
形203は、検知用圧電素子30,31から発生してい
るオフセット及び、右廻り、左廻りの角速度が与えられ
た時に発生する電圧が含まれている。図8において、左
廻り又は右廻りの信号を点線で示す。
【0038】この出力波形203の信号が移相回路10
6の出力波形202の位相で周期検波された信号つまり
周期検波回路109の出力波形を204に示す。この出
力波形204において、オフセットにおいて、DC分は
発生しないが、左廻りについては正の出力、右廻りにつ
いては負の出力が発生している。最終的にローパスフィ
ルタ110及び増幅器111を通した角速度出力の出力
波形を205に示す。
【0039】次に、第2実施例の振動子20において、
駆動用圧電素子32,33を検知用圧電素子30,31
よりも下部に設けたかの理由を説明する。図9に、第2
実施例の振動子20の正面図を示す。ここで、振動子2
0の第1角柱部51及び第2角柱部52の付け根部を0
点とする。そして、検知用圧電素子30,31および駆
動用圧電素子32,33のO点を基準とした位置と、そ
れぞれの感度および振幅を図10(a)及び(b)に示
す。
【0040】図10よりあきらかなように、検知用圧電
素子30,31の位置は、振動子20のO点に近づく程
感度が高くなる。また、駆動用圧電素子32,33は、
O点に近づく程、振幅を大きくすることができる。ま
た、この駆動用圧電素子32,33は、O点よりも下の
位置に設けたとしても、O点よりも4mm下までなら、
殆ど振幅が変化しないが、4mmを越えると急激に振幅
が減少することもまたわかった。
【0041】図10からでは、検知用圧電素子30,3
1及び駆動用圧電素子32,33の双方とも振動子20
のO点に近くほど良好な特性を得ることができることが
わかる。また、検知用圧電素子30,31よりも駆動用
圧電素子32,33の方がO点よりも下の位置に設ける
ことができることも分かる。さらに、我々は振動子20
に発生する応力分布を考慮した。
【0042】図11にその応力分布を示す模式図を示
す。図11に示すように、振動子20の応力は、根元部
(O点付近)に多く生じることがわかる。そのため、こ
の応力が集中した箇所に検知用圧電素子30,31を設
けることは、この応力をもまた検知用圧電素子30,3
1が検出してしまい、正確な角速度を測定できないとい
う問題が生じる可能性がある。
【0043】即ち、応力集中によるノイズを検出してし
まうため、検知用圧電素子30,31を、O点付近に設
けることは好ましくないのである。以上より、第2実施
例においては、検知用圧電素子30,31を角柱部の上
部に、また、駆動用圧電素子32,33は、角柱部の下
部に設けたのである。さらに、第2実施例においては、
駆動用圧電素子32,33は、O点よりも4mm下にさ
げることにより、できるだけ検知用圧電素子30,31
をO点付近に近づける構成とした。
【0044】また、検知用圧電素子30,31の下辺と
と駆動用圧電素子32,33の上辺との距離Hは、2m
m離した。これは、1mmよりも近づける場合には、駆
動用圧電素子32,33の影響を検出用圧電素子30,
31が検出してしまうからである。 (第3実施例)又、前記実施例では角柱音叉型の角速度
センサであったが、図12,13のように音片型にも適
用してもよい。
【0045】つまり、図12に示すように、角柱部60
の正面中央部に駆動用圧電素子61を貼り付ける。そし
て、角柱部60の右側面の上下に検知用圧電素子62,
63を貼り付ける。また、図13に示すように、角柱材
65の正面上下部に駆動用圧電素子65,66を貼り付
け、角柱材65の右側面の中央部に検知用圧電素子68
を貼り付ける。
【0046】(第4実施例)第4実施例では、本願発明
の振動子20の取付構造の他の実施例を説明する。図1
3に第4実施例における振動子20を有する角速度セン
サ70を示す。第4実施例の特徴部分は、振動子20と
回路25とを平行に設けた点にある。以下、詳細に角速
度センサ70の構成を説明する。
【0047】角速度センサ70は、ステー71上に回路
25および振動子20が平行に設けられている。即ち、
振動子20の支持部53を挟持するようにクランプ72
が設けられているとともに、このクランプ72の両端7
2a,bがステーにスポット溶接されている。さらに、
クランプ72の振動子20の支持部53の挟持部72c
においてもスポット溶接することによって、さらに強固
にクランプ72と支持部53とが固定されている。
【0048】このような構成とすることにより、振動子
20はステー71の一方面71a上に固定されている。
また、回路25は、ステー71と振動子20との間に介
在される位置、即ち、ステー72の一方面71a上に設
けられている。振動子20の検出信号は、図示しない信
号取り出し線によって、回路25に導かれる。
【0049】さらに回路25によって処理された信号
は、ピン73によって、ステー71の他方面71bに導
かれる。そして、さらにこのピン73よりリード線7
4、コネクタ75を介して、回路25によって処理され
た信号が図示しない処理回路に導かれる。また、振動子
20および回路25を覆うように、カバー76がステー
71の一方面71a上に全周が溶接されることによって
固定されている。
【0050】このカバー76,ステー71およびピン7
3近傍73aに設けられたハーメチックシールによっ
て、振動子20および回路25は、大気雰囲気中の影響
を直接うけないようになっている。第4実施例の構成と
することによって、振動子20と回路25とを平行にか
つ近傍に設けることができる。そのため、振動子20の
検出信号を最短距離で回路25に導くことができるた
め、構成の小型化および誘導ノイズ信号からの影響を最
小限にとどめることができる。
【0051】(第5実施例)第5実施例においては、さ
らに振動子20の他の支持構造を図15(a)及び
(b)を用いて説明する。振動子20は、この支持部5
3がハウジング81に設けられた嵌合孔81aに圧入に
より保持される。
【0052】このハウジング81には、インサート成形
によって形成されたターミナル82aおよび82bが設
けられている。そして、ターミナル82には、駆動用圧
電素子32,33およびフィードバック用圧電素子3
4,35の信号が導かれるように信号取り出しリード線
が半田付けによって接続されている。また、ターミナル
83には、検出用圧電素子30,31の信号が導かれる
ように信号取り出しリード線が半田付けによって接続さ
れている。
【0053】上記構成とすることによって、各信号はタ
ーミナル82,83を介して、外部へ取り出される。振
動子20のグランド出力は、振動子20にスポット溶接
等の手段で接続されたグランドターミナル84により、
外部へ取り出される。さらにハウジング81の両翼に
は、切り欠け状の丸穴85aを有するフランジ部85が
構成されている。そして、この丸穴85aに、ゴム等の
材質でできている支持部材86の一端側に設けられた固
定部87が嵌合により固定されている。また、この支持
部材86の他端側に設けられた固定部88と図示市内ケ
ーシングとが嵌合によって固定している。
【0054】以上のごとく構成によって、図示しないケ
ーシング側の台座とハウジング81とは、支持部材86
を介して固定されている。 (第6実施例)第6実施例においては、振動子に設けら
れる圧電素子およびこの圧電素子に形成する電極パター
ンに特徴を有し、図16により説明する。
【0055】即ち、振動子90には、振動子90を形成
する第1角柱部91および第2角柱部92の一面の面積
とほぼ同一の面積を有する検知用圧電素子93,94お
よび駆動用兼フィードバック用圧電素子95,96が接
着されている。駆動用兼フィードバック用圧電素子9
5,96には、Agペーストその他により電極がパター
ニングされている。そして、このパターニングによっ
て、駆動用兼フィードバック用圧電素子95,96の表
面にフィードバック部95a,96aおよび駆動部95
b,96bが形成される。
【0056】圧電素子93乃至96からの信号の入出力
は、それぞれに、Agペーストその他により、パターニ
ングされた信号取り電極97a乃至97dにより、振動
子90の支持部98近傍までひき出されている。そこよ
り、フレキシブルな板状のバネ電極99a乃至99d
(99bのみが図示されている。)を介し、ハウジング
81の外部へ取り出される。
【0057】実施例では、バネ電極99をハウジング8
1に素子成形されたターミナル83を介し接続している
が、バネ電極99はハウジング81に直接構成してもよ
い。尚、第6実施例における振動子90の圧電素子の位
置関係は、検知用圧電素子が駆動用圧電素子の上部とし
たが、特に限定されるものでなく、検知用圧電素子と駆
動用圧電素子とが隣り合わせにならなければよい。
【0058】(第7実施例)第7実施例では、振動子か
らの信号を処理する他の実施例を図17を用いて説明す
る。ユリオリの力Fは
【0059】
【数1】F=2mΩ×V で表される。振動子の変位lを
【0060】
【数2】l=L・sin wt とすれば、先端速度Vは、
【0061】
【数3】 となる為、ユリオリの力Fは、
【0062】
【数4】F=2mΩ×L・w・wswt となり、先端振幅Lを一定にすれば入力角速度Ωに比例
した電圧が発生する。従って、図7に示す第2実施例で
は、フィードバック用圧電素子34,35の出力が一定
になるように制御していた。
【0063】図17の第7実施例では、この振幅制御を
必要としいな例である。この原理は、周期検波回路10
9の代わりに、検知用圧電素子30,31の出力をフィ
ードバック用圧電素子34,35の出力を90°移相さ
せた出力で割り算器112によって、割算を行うことに
より、振動子の変位Lに対し無関係にした事にある。
【0064】この割算を実施すると、まず、変位lを9
0°移相させてl’とすると、
【0065】
【数5】 l′=L sin(wt+π/2)=L cos wt 次に割算をすると
【0066】
【数6】 となり、Lに無関係となり、振幅制御を必要としないこ
とがわかる。
【0067】図18には、図17実施例の各部202乃
至205における波形を示す。 (第8実施例)図19に振幅制御を必要としない処理回
路を示す。ここでは、検知用圧電素子をレーザトリミン
グし、適当なオフセット電圧にすることにより実施可能
となる。
【0068】今
【0069】
【数7】VOF=VOF・cos wt
【0070】
【数8】Vw=Vw・sin wt とすると検知用圧電素子2の出力Vsは
【0071】
【数9】 VS =VOF+VW =VOF・cos wt +VW ・sin wt ここで、
【0072】
【数10】VOF>>VW に調整すれば
【0073】
【数11】VS ≒VOF cos(wt+Δφ) となり、このΔφを検出すれば、入力角速度に相当す
る。図18において、フィードバック用圧電素子34,
35の出力を増幅器101によって、増幅させる。そし
て、移相回路106によって、90°移相し、コンパレ
ータ113によりデジタル信号に変換する。
【0074】一方、検知用圧電素子30,31の出力
も、増幅器108により増幅させる。そして、コンパレ
ータ114でデジタル信号に変換される。そこで両信号
のEX−OR115をとり、ローパスフィルタ110及
び増幅器111を経て、角速度出力となる。図20に図
19の実施例の各部203,,205,207,20
8,209の波形を示す。
【0075】オフセットについては、デジタル信号20
7と208の位相が90°ずれる為、信号209におい
ては、デューティが50%のデジタル信号となる。一
方、左側の角速度が入力された時はデューティが50%
以上、右廻りの角速度についてはデューティが50%以
下となる。この信号をローパスフィルタ110及び増幅
器111を通すことにより角速度信号が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の角速度センサの斜視図である。
【図2】比較のためのオフセットノイズの測定結果を示
す図である。
【図3】実施例の圧電素子の配置による効果を示すため
のモデル図である。
【図4】第2実施例の角速度センサを示す模式図であ
る。
【図5】第2実施例の角速度センサを示す模式図であ
る。
【図6】第2実施例の角速度センサを示す模式図であ
る。
【図7】第2実施例の角速度センサの回路図である。
【図8】図7の回路の波形図である。
【図9】第2実施例の特徴を説明する説明図である。
【図10】第2実施例の特徴を説明する特性図である。
【図11】角速度センサの応力分布を説明する説明図で
ある。
【図12】第3実施例を説明する角速度センサの斜視図
である。
【図13】第3実施例を説明する角速度センサの斜視図
である。
【図14】第4実施例を説明する角速度センサの全体図
である。
【図15】第5実施例を説明する角速度センサの模式図
である。
【図16】第6実施例を説明する角速度センサの模式図
である。
【図17】第7実施例を説明する回路図である。
【図18】第7実施例を説明する回路の波形図である。
【図19】第8実施例を説明する回路図である。
【図20】第8実施例を説明する回路の波形図である。
【図21】従来の角速度センサの全体図である。
【図22】従来の角速度センサの全体図である。
【図23】従来の角速度センサの全体図である。
【符号の説明】
3 第1角柱部 4 第2角柱部 6 駆動用圧電素子 7 駆動用圧電素子 8 検知用圧電素子 9 検知用圧電素子
フロントページの続き (72)発明者 神田 知幸 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角柱状の振動子と、 該振動子の一面に止着された駆動用の圧電素子と、 該駆動用圧電素子の止着面に直交する前記振動子の面
    に、前記角柱の軸心方向に重ならないようにズラして止
    着された検知用の圧電素子とからなることを特徴とする
    角速度センサ。
  2. 【請求項2】 基台部に対し支持部にて支持された角柱
    状の振動子と、 該振動子の前記支持部よりに止着された駆動用の圧電素
    子と、 該駆動用圧電素子の止着面に直交する前記振動子の面
    に、前記角柱の軸心方向に重ならないように前記支持部
    側とは反対側にズラして止着された検知用の圧電素子と
    からなることを特徴とする角速度センサ。
JP5246991A 1992-10-12 1993-10-01 角速度センサ Withdrawn JPH06194178A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5246991A JPH06194178A (ja) 1992-10-12 1993-10-01 角速度センサ
US08/134,813 US5481913A (en) 1992-10-12 1993-10-12 Angular velocity sensor and method of adjusting the same
DE4334736A DE4334736A1 (de) 1992-10-12 1993-10-12 Winkelgeschwindigkeitssensor und Verfahren zum Justieren desselben

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-273201 1992-10-12
JP27320192 1992-10-12
JP5246991A JPH06194178A (ja) 1992-10-12 1993-10-01 角速度センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06194178A true JPH06194178A (ja) 1994-07-15

Family

ID=26538009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5246991A Withdrawn JPH06194178A (ja) 1992-10-12 1993-10-01 角速度センサ

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JP (1) JPH06194178A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009229447A (ja) * 2008-02-29 2009-10-08 Seiko Epson Corp 物理量測定装置および電子機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009229447A (ja) * 2008-02-29 2009-10-08 Seiko Epson Corp 物理量測定装置および電子機器

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