JPH06195600A - 車両走行速度調整方法およびその装置 - Google Patents

車両走行速度調整方法およびその装置

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JPH06195600A
JPH06195600A JP4346892A JP34689292A JPH06195600A JP H06195600 A JPH06195600 A JP H06195600A JP 4346892 A JP4346892 A JP 4346892A JP 34689292 A JP34689292 A JP 34689292A JP H06195600 A JPH06195600 A JP H06195600A
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JP
Japan
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vehicle
distance
inter
preceding vehicle
reflector
Prior art date
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Application number
JP4346892A
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English (en)
Inventor
Hidenori Miyazaki
秀徳 宮崎
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自車両と同じ車線を走行する先行車両に正確
に追従することができる車両走行速度調整装置を提供す
る。 【構成】 同一車線内先行車両存在判定手段3は、受波
手段4からの出力および前記掃引情報に基づいて、自車
両と同じ車線に先行車両が存在するか否かを判定する。
速度調整手段5は、自車両と同じ車線に先行車両が存在
する場合には、電磁波出力手段2に与えられた駆動情報
および受波手段4からの出力に基づいて先行車両の走行
速度を求め、所望の車間距離を保持するように自車両の
走行速度を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両走行速度調整装
置に関し、特に、自車両の走行車線に先行車が存在する
かの判定信頼性向上に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両走行速度調整装置の1つとし
て、定車間距離追従走行装置が知られている。定車間距
離追従走行装置は、レーザレーダを用いて、先行車両ま
での距離を検出し、その距離を一定に保つように、アク
セルまたはブレーキ等を制御するものである。
【0003】具体的には、自車両の前方の先行車両に対
して、パルス状のレーザ光を出射し、先行車両の後方に
取付けられているリフレクタで反射された反射波を受光
する。レーザ光の出射から反射光の受光に至るまでの伝
播遅延時間に基づいて、先行車両のリフレクタまでの距
離を計測する。
【0004】計測した距離の変化率および自車両の走行
速度に基づいて、先行車両の走行速度を求め、走行速度
ごとに予め設定した車間距離を保ちつつ、先行車に追従
するようアクセルまたはブレーキ等を制御する。
【0005】なお、先行車が存在しない場合は、予め設
定した速度で定速走行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車両走行速度調整装置には、以下のような問題点があっ
た。
【0007】道路沿いには、道路リフレクタが設けられ
ており、これと先行車両のリフレクタとが検出エリア内
に入ってしまうと、先行車両のリフレクタを確実に認識
することができない。例えば、先行車両がカーブで曲っ
たのか、車線変更で曲ったのかを識別することができな
い。
【0008】また、自車両と異なる車線を走行する先行
車両が存在しても、その先行車両が、自車両と異なる車
線を走行していることを認識することができず、その先
行車両に追従することとなる。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解決
し、自車両と同じ車線を走行する先行車両に正確に追従
することができる車両走行速度調整装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の車両走行速度
調整装置は、駆動情報および掃引情報を受けて、電磁波
を自車両の走行方向に掃引しながら出力する電磁波出力
手段、電磁波出力手段により出力され、自車両の前方に
存在する電磁波反射体によって反射された反射波を受け
る受波手段、前記駆動情報、前記掃引情報および受波手
段からの出力に基づいて、自車両と同じ車線に先行車両
が存在するか否かを判定する同一車線内先行車両存在判
定手段、自車両と同じ車線に先行車両が存在する場合に
は、前記駆動情報および受波手段からの出力に基づいて
先行車両の走行速度を求め、所望の車間距離を保持する
ように自車両の走行速度を調整する速度調整手段、を備
えたことを特徴とする。
【0011】請求項2の車両走行速度調整装置において
は、先行車両存在判定手段は、前記駆動情報、前記掃引
情報および受波手段からの出力に基づいて、道路に設置
された道路設置反射体および先行車両に設けられている
先行車両反射体を認識し、道路設置反射体を結ぶ道路反
射体ラインを演算し、道路反射体ラインと先行車両との
距離、道路反射体ラインと自車両との距離の差が予め設
定された範囲内であれば、自車両と同じ車線に先行車両
が存在すると判定すること、を特徴とする。
【0012】請求項3の車両走行速度調整装置において
は、逆方向掃引情報および逆方向駆動情報を受けて、自
車両の走行方向と逆方向に電磁波を掃引しながら出力す
る電磁波逆方向出力手段、電磁波逆方向出力手段により
出力され、自車両の後方に存在する電磁波反射体によっ
て反射された反射波を受ける後方反射波受波手段、前記
逆方向掃引情報、逆方向駆動情報および後方反射波受波
手段からの出力に基づいて、自車両と同じ車線に後方車
両が存在するか否かを判定する同一車線内後方車両存在
判定手段、を備えるとともに、前記速度調整手段は、 1)自車両と同じ車線に先行車両および後方車両が存在
し、かつ、先行車両との車間距離が、あらかじめ設定さ
れた車間距離の所定割合以下である場合には、先行車両
との車間距離を一定に保つ制御を行なわず、 2)前記逆方向駆動情報および後方反射波受波手段からの
出力に基づいて、自車両と後方車両の車間距離および後
方車両との相対速度を求め、 3)前記駆動情報および受波手段からの出力に基づいて、
自車両と先行車両の車間距離および自車両と先行車両と
の相対速度を求めるとともに、 4)自車両と後方車両との車間距離、自車両と先行車両と
の車間距離、後方車両との相対速度、先行車両との相対
速度に基づいて、自車両と先行車両との車間距離および
自車両と後方車両との車間距離について、所望の車間距
離を保持するように、自車両の走行速度を調整するこ
と、を特徴とする。
【0013】請求項4の車両走行速度調整方法において
は、駆動情報および掃引情報を受けて、電磁波を自車両
の走行方向に掃引しながら出力し、自車両の前方に存在
する電磁波反射体によって反射された反射波を受け、前
記駆動情報、前記掃引情報および前記反射波に基づい
て、自車両と同じ車線に先行車両が存在するか否かを判
定し、自車両と同じ車線に先行車両が存在する場合に
は、前記駆動情報および前記反射波に基づいて、先行車
両の走行速度を求め、所望の車間距離を保持するよう
に、自車両の走行速度を調整すること、を特徴とする。
【0014】請求項5の車両走行速度調整装置において
は、自車両と先行車両との相対速度および車間距離を検
出する第1の検出手段、自車両と後方車両との相対速度
および車間距離を検出する第2の検出手段、前記第1の
検出手段が検出した自車両と先行車両との相対速度およ
び車間距離と前記第2の検出手段が検出した自車両と後
方車両との相対速度および車間距離に基づいて、自車両
と先行車両との車間距離および自車両と後方車両との車
間距離について、所望の車間距離を保持するように自車
両の走行速度を調整する速度調整手段、を備えたことを
特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1、請求項4の車両走行速度調整装置お
よび車両走行速度調整方法においては、駆動情報および
掃引情報を受けて、電磁波を自車両の走行方向に掃引し
ながら出力するとともに、自車両の前方に存在する電磁
波反射体によって反射された反射波を受ける。前記駆動
情報、前記掃引情報および前記反射波に基づいて、自車
両と同じ車線に先行車両が存在するか否かを判定する。
これにより、自車両と同じ車線に先行車両が存在するか
否かを正確に判定することができる。
【0016】さらに、自車両と同じ車線に先行車両が存
在する場合には、前記駆動情報および受波手段からの出
力に基づいて先行車両の走行速度を求め、所望の車間距
離を保持するように自車両の走行速度を調整する。した
がって、自車両と同じ車線に先行車両が存在する場合に
は、所望の車間距離を保持しつつ、先行車両を追従する
ことができる。
【0017】請求項2の車両走行速度調整装置において
は、先行車両存在判定手段は、以下のようにして、自車
両と同じ車線に先行車両が存在すると判定する。まず、
前記駆動情報、前記掃引情報および前記受波手段からの
出力に基づいて、道路に設置された道路設置反射体およ
び先行車両に設けられている先行車両反射体を認識す
る。つぎに、道路設置反射体を結ぶ道路反射体ラインを
演算する。演算結果に基づき、道路反射体ラインと先行
車両との距離、道路反射体ラインと自車両との距離の差
が予め設定された範囲内であれば、自車両と同じ車線に
先行車両が存在すると判定する。
【0018】したがって、自車両と同じ車線に先行車両
が存在するか否かを正確に判定することができる。
【0019】請求項3の車両走行速度調整装置において
は、同一車線内後方車両存在判定手段は、前記逆方向駆
動情報、前記逆方向掃引情報および逆方向駆動情報に基
づいて、自車両と同じ車線に後方車両が存在するか否か
を判定する。
【0020】前記速度調整手段は、 1)自車両と同じ車線に先行車両および後方車両が存在
し、かつ、先行車両との車間距離が、あらかじめ設定さ
れた車間距離の所定割合以下である場合には、先行車両
との車間距離を一定に保つ制御を行なわず、 2)前記逆方向駆動情報および後方反射波受波手段からの
出力に基づいて、自車両と後方車両の車間距離および後
方車両との相対速度を求め、 3)前記駆動情報および受波手段からの出力に基づいて、
自車両と先行車両の車間距離および自車両と先行車両と
の相対速度を求めるとともに、 4)自車両と後方車両との車間距離、自車両と先行車両と
の車間距離、後方車両との相対速度、先行車両との相対
速度に基づいて、自車両と先行車両との車間距離および
自車両と後方車両との車間距離について、所望の車間距
離を保持するように、自車両の走行速度を調整する。
【0021】すなわち、自車両と後方車両の車間距離を
考慮して、自車両の走行速度を最適に調整することでき
る。
【0022】請求項5の車両走行速度調整装置において
は、速度調整手段は、前記第1の検出手段が検出した自
車両と先行車両との相対速度および車間距離と、前記第
2の検出手段が検出した自車両と後方車両との相対速度
および車間距離に基づいて、自車両と先行車両との車間
距離および自車両と後方車両との車間距離について、所
望の車間距離を保持するように自車両の走行速度を調整
する、したがって、後方車両の存在を考慮して、自車両
の走行速度を最適に調整することできる。
【0023】
【実施例】
[車両走行速度調整装置1の構造]本発明の一実施例を
図面に基づいて説明する。図1に車両走行速度調整装置
1の機能ブロック図を示す。車両走行速度調整装置1
は、電磁波出力手段2、受波手段4、同一車線内先行車
両存在判定手段3、速度調整手段5、電磁波逆方向出力
手段22、後方反射波受波手段24、および同一車線内
後方車両存在判定手段23を備えている。
【0024】電磁波出力手段2は、駆動情報および掃引
情報を受けて、電磁波を自車両の走行方向に掃引しなが
ら出力する。受波手段4は、電磁波出力手段2により出
力された電磁波のうち、自車両の前方に存在する電磁波
反射体によって反射された反射波を受ける。同一車線内
先行車両存在判定手段3は、前記駆動情報、前記掃引情
報、および受波手段4からの出力に基づいて、自車両と
同じ車線に先行車両が存在するか否かを判定する。
【0025】電磁波逆方向出力手段22は、逆方向掃引
情報および逆方向駆動情報を受けて、自車両の走行方向
と逆方向に電磁波を掃引しながら出力する。後方反射波
受波手段24は、電磁波逆方向出力手段22により出力
された電磁波のうち自車両の後方に存在する電磁波反射
体によって反射された反射波を受ける。
【0026】同一車線内後方車両存在判定手段23は、
前記逆方向駆動情報、前記逆方向掃引情報、および後方
反射波受波手段24からの出力に基づいて、自車両と同
じ車線に後方車両が存在するか否かを判定する。
【0027】速度調整手段5は、自車両と同じ車線に先
行車両が存在する場合には、前記駆動情報および受波手
段4からの出力に基づいて先行車両の走行速度を求め、
所望の車間距離を保持するように自車両の走行速度を調
整する。
【0028】また、速度調整手段5は、自車両と同じ車
線に先行車両および後方車両が存在し、かつ、先行車両
との車間距離が、あらかじめ設定された車間距離の所定
割合以下である場合には、先行車両との車間距離を一定
に保つ制御を行なわず、つぎのような制御を行なう。
【0029】前記逆方向駆動情報および後方反射波受波
手段24からの出力に基づいて、自車両と後方車両の車
間距離および後方車両との相対速度を求める。つぎに、
前記駆動情報および受波手段4からの出力に基づいて、
自車両と先行車両の車間距離および自車両と先行車両と
の相対速度を求める。
【0030】求めた自車両と後方車両との車間距離、自
車両と先行車両との車間距離、後方車両との相対速度、
先行車両との相対速度に基づいて、自車両と先行車両と
の車間距離および自車両と後方車両との車間距離につい
て、所望の車間距離を保持するように、自車両の走行速
度を調整する。
【0031】[車両走行速度調整装置30]図2に、車
両走行速度調整装置1の電磁波出力手段2、受波手段
4、同一車線内先行車両存在判定手段3、および速度調
整手段5をより具体的に構成した車両走行速度調整装置
30を示す。
【0032】車両走行速度調整装置30は、投光器3
2、レーザ光掃引装置33、レーザ光掃引方向検出装置
34、受光器35、距離検出回路36、信号処理装置3
7、車速センサ38、アクチュエータ39を備えてい
る。
【0033】なお、本実施例においては、投光器32、
レーザ光掃引装置33、およびレーザ光掃引方向検出装
置34が、電磁波出力手段2を構成しており、受光器3
5が受波手段4を構成しており、距離検出回路36、信
号処理装置37、およびアクチュエータ39が、同一車
線内先行車両存在判定手段3および速度調整手段5を構
成している。
【0034】投光器32はレーザ光を出力する。レーザ
光掃引装置33は、出力されたレーザ光を、自車両の進
行方向に掃引しながら投射する。なお、本実施例におい
ては、レーザ光の掃引は、投光器より出力されるレーザ
光を光学系へ導き、この光学系をパルスモータにより回
動することにより行なった。また、本実施例において
は、駆動情報として駆動パルス間隔を採用した。
【0035】受光器35は、投光器32より投射された
レーザ光のうち、路側リフレクタや車両リフレクタで反
射された反射光を受光する。
【0036】距離検出回路36には、投光器32からレ
ーザ光の投光タイミングおよび受光器35での反射光の
受光タイミングが与えられる。距離検出回路36は、投
光器32によるレーザ光の投光から、受光器35による
反射光の受光に至るまでの伝播遅延時間に基づいて、検
出するリフレクタまでの距離を計測する。
【0037】レーザ光掃引方向検出装置34は、レーザ
光掃引装置33から掃引情報である掃引位置信号を検出
することにより、レーザ光を投光した角度を検出する。
なお、掃引位置信号は、モータ駆動パルス数を計数する
ことにより、得られる。
【0038】なお、自車両走行速度検出手段である車速
センサ38は、自車両の現在速度を検出する。
【0039】距離検出回路36により検出された距離デ
ータ、およびレーザ光掃引方向検出装値34により検出
されたレーザ光角度データは信号処理装置37に与えら
れる。信号処理装置37は、これらの情報に基づいて、
掃引角度毎のリフレクタ情報を認識する。本実施例にお
いては、リフレクタ情報として、検出したリフレクタの
自車両との相対位置および相対速度を採用した。なお、
相対速度は、掃引サイクルごとの検出対象リフレクタま
での距離の変化率に基づいて演算すればよい。信号処理
装置37は、次のような制御を行なう。まず、認識した
リフレクタ情報から、道路に設置された道路リフレクタ
および先行車両に設けられている先行車両リフレクタを
認識する。なお、道路リフレクタと先行車両リフレクタ
との区別方法については後述する。
【0040】つぎに、道路リフレクタを結ぶ道路リフレ
クタラインを演算する。この演算結果に基づき、道路リ
フレクタラインと先行車両との距離、道路リフレクタラ
インと自車両との距離の差が予め設定された範囲内であ
れば、自車両と同じ車線に先行車両が存在すると判定す
る。
【0041】自車両と同じ車線に先行車両が存在する場
合には、自車両と先行車両の相対速度および自車両の走
行速度から先行車両の走行速度を求めて、先行車両の走
行速度に応じた車間距離を保持するように、操作量を出
力する。アクチュエータ39はこの操作量を受け、アク
セルまたはブレーキ等を操作する。たとえば、現在速度
で走行すれば危険である場合には、アクセル操作を減少
させる方向への制御、またブレーキ操作を増加させる方
向への制御を行う。
【0042】これに対して、自車両と同じ車線に先行車
両が存在しない場合には、予め設定された走行速度とな
るように、アクセルまたはブレーキ等を操作する。
【0043】[車両走行速度調整装置30の動作]つぎ
に、図3、図4のフローチャートを用いて、信号処理装
置37(図2参照)が行なう操作量の決定方法について
説明する。
【0044】信号処理装置37は、リフレタクデータを
採取する。具体的には、距離検出回路36により検出さ
れた距離データ、およびレーザ光掃引方向検出装値34
により検出されたレーザ光の角度データに基づいて、掃
引角度毎のリフレクタ情報を認識する。これにより、道
路に設置された道路リフレクタおよび先行車両に設けら
れている先行車両リフレクタが認識される(ステップS
1)。
【0045】つぎに、道路リフレクタを結ぶ道路リフレ
クタラインを演算し(ステップS2)、この演算結果に
基づき、先行車両が存在するか否か判定する(ステップ
S3)。
【0046】先行車両が存在しない場合には、図4ステ
ップS8に進み、アクセルまたはブレーキ等を操作し、
設定速度で定速走行する。その後、図3ステップS1に
戻り、ステップS1以降を繰り返す。
【0047】一方、先行車両が存在する場合には、図3
ステップS4に進み、その先行車両は自車両と同じ車線
に存在するか否かを判断する。
【0048】この判定方法について、図7を用いて説明
する。まず、先行車両Aと道路リフレクタラインRLと
の距離m2、および、先行車両Aの2つのリフレクタ間
の距離m3を求める。距離(m2+(m3/2))が先
行車両Aの道路リフレクタラインRLからの距離m5と
なる。
【0049】つぎに、自車両Bと道路リフレクタライン
RLとの距離m1を求める。この距離m1については、
投光器32を自車両の中央に設けておけば、前方の道路
リフレクタとの距離m4及び掃引角度θ1から、演算す
ることができる。なお、投光器32を自車両の中央に設
けていない場合は、そのズレの分だけ考慮すればよい。
【0050】距離m1とm5の差が予め設定された範囲
内であれば、自車両Bと同じ車線に先行車両Aが存在す
ると判定する。なお、この判定については、道路リフレ
クタラインRLと自車両Bの端での距離m6と、前記距
離m2を比較するようにしてもよい。
【0051】このようにして、先行車両が自車両と同じ
車線に存在するか否かを判断することができる。
【0052】図3に戻って、先行車両が自車両と同じ車
線に存在しない場合には、図4ステップS8に進み、設
定速度で定速走行する。その後、図3ステップS1に戻
りステップS1以降を繰り返す。
【0053】自車両と同じ車線に先行車両が存在する場
合には、ステップS5に進み、車間距離が急激に小さく
なったか否かを判断する。なお、車間距離が急激に小さ
くなった場合の制御方法については、後述する。
【0054】車間距離が急激に小さくならなかった場合
は、図4ステップS6に進み、追従モードで走行する。
ここで、追従モードとは、先行車両の走行速度で走行す
るよう自車両の走行速度を調整して走行することをい
う。
【0055】つぎに、ステップS7に進み、追従モード
で走行中に予め設定した走行速度(以下設定速度とい
う)を超えたか否かを判断する。設定速度を超えた場合
には、設定速度で走行する(ステップS8)。設定速度
を超えない場合には、図3ステップS1に戻りステップ
S1以降を繰り返す。
【0056】このようにして、道路リフレクタラインか
ら道路リフレクタラインRLを求め、この道路リフレク
タラインRLと先行車両との距離、および道路リフレク
タラインRLと自車両との距離を比較して、自車両と同
じ車線に先行車両が存在すると判定することにより、図
5に示すような状況において、自車両と同じ車線に先行
車両が存在するか否かを正確に判断することができる。
【0057】すなわち、図5Aの場合であれば、車線L
1から車線L2への車線変更の前後において、得られる
リフレクタ情報は図6Aから図6Bに示すように変化す
る。これに対して、図5Bの場合であれば、リフレクタ
情報は図6Cから図6Dに示すように変化する。
【0058】また、本実施例においては、道路リフレク
タと先行車両リフレクタを正確に区別できるので、先行
車が四輪車か二輪車かを正確に判断することができる。
すなわち、図8Aに示す状態において、先行車との距離
γ1の位置に、2つのリフレクタR1,R2が存在し、
リフレクタR1とR2の距離dが所定の範囲内であれ
ば、四輪車であると判断すればよい。これに対して、先
行車との距離γ1において、1つのリフレクタしか存在
しなければ、二輪車であると判断すればよい。
【0059】なお、このような判断方法を行なうことに
より、図8Bに示すように、先行車が接近してきて、検
出エリア内にリフレクタが1つしか検出できない場合
は、過去のデータから四輪車の片側のリフレクタである
ことを推測することができる。[車間距離が急激に小さ
くなった場合の制御]図3ステップS5において、車間
距離が急激に小さくなった場合の制御方法について説明
する。車間距離が急激に小さくなる場合とは、何からの
原因で、先行車両との車間距離が、あらかじめ設定され
た車間距離の所定割合以下となった場合である。たとえ
ば、先行車両が割込み車両である場合や、先行車両が急
激なブレーキングをした場合などが考えられる。ここで
は、先行車両との間に他の車両が割込んだ場合につい
て、説明する。
【0060】なお、本実施例においては、あらかじめ設
定された車間距離の所定割合を60%以下となった場合
に、車間距離が急激に小さくなったとした制御するよう
にした。
【0061】図9は、先行車両Bと自車両Aとの間を距
離γ1、後方車両Cと自車両Aとの間を距離γ2だけ離
して、3つの車両が車線L1を走行中、車両Dが、車線
L2から車線L1の先行車両Bと自車両Aとの間に、割
込んだ状態を示す。
【0062】この場合の信号処理装置37の制御方法を
図10のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0063】図3ステップS5において、車間距離が急
激に小さくなった場合、図10ステップS11に進む。
ステップS11においては、先行車両である割込み車両
Dと自車両Aの相対速度を求め、この相対速度がβkm
/h以内か否かを判断する。この相対速度がβkm/h
以内である場合には、車間距離が予め設定された距離
(設定距離)に近づくように徐々にブレーキングする
(ステップS12)。その後、図3ステップS1に戻
り、ステップS1以降を繰り返す。なお、本実施例にお
いては、β=20とした。
【0064】図10に戻って、前記相対速度がβkm/
h以内ではない場合には、ステップS13に進み、先行
車両である割込み車両Dの方が走行速度が速いか否か判
断する。割込み車両Dの方が走行速度が速い場合には、
図4ステップS8に進み、設定速度で走行し、その後、
図3ステップS1に戻りステップS1以降を繰り返す。
【0065】これに対して、割込み車両Dの方が走行速
度が遅い場合には、図10ステップS14に進み、後方
車両Cとの車間距離γ2が距離αm以上あるか否か判断
する。
【0066】車間距離γ2が距離αm以上ある場合は、
車間距離γ2および後方車両Cとの相対速度に基づい
て、割込み車両と衝突しないブレーキング範囲で、最も
弱いブレーキングを行なう(ステップS15)。その
後、図3ステップS1に戻り、ステップS1以降を繰り
返す。
【0067】車間距離γ2が距離αm以上ない場合は、
車間距離γ2および後方車両Cとの相対速度に基づい
て、割込み車両と衝突しないブレーキング範囲で、最も
弱いブレーキングを行なうとともに、ブレーキランプを
点滅させる(ステップS16)。その後、図3ステップ
S1に戻り、ステップS1以降を繰り返す。
【0068】このような制御を行なうことにより、自車
両Aと先行車両Bとの間に、車両Dが割込んだ場合であ
っても、所定の車間距離を保持しようとして、自車両A
が急激なブレーキングをすることを防止できる。これに
より、後方車両Cとの車間距離γ2が適切な車間距離で
ない場合でも、後方車両Cが追突することを防止でき
る。
【0069】[道路リフレクタの検出原理]まず、道路
リフレクタの検出原理について説明する。まず、検出さ
れたリフレクタ情報のうち、1掃引サイクルのうち最も
距離の近いリフレクタのみを検出する。ここで、道路リ
フレクタは固定されており、自車両は走行している。し
たがって、検出した最も近い距離のリフレクタが、道路
リフレクタであれば、自車両が走行するにつれてだんだ
ん近づいてゆき、ついにはレーザ光の掃引領域から外れ
ることになる。これにより、その都度、計測対象がつぎ
の道路リフレクタに切り換わる。この瞬間、検出リフレ
クタまでの距離は極小ピークを示す。この極小ピーク点
をプロットしていくことにより、道路リフレクタのデー
タを得ることができる。
【0070】また、先行車両が存在し追従モードで走行
している場合、検出する最も近い距離のリフレクタが、
先行車両リフレクタである場合もある。この場合も、次
に述べるように、道路リフレクタのみのデータを得るこ
とができる。
【0071】すなわち、先行車両リフレクタを最も近い
距離のリフレクタとして検出している場合でも、先行車
両が次のリフレクタを追越すことより、先行車両リフレ
クタと道路リフレクタが切換わることになる。したがっ
て、先行車両が存在しない場合と同様に前記極小ピーク
を示す。
【0072】すなわち、先行車両が存在する場合でも、
先行車両が存在しない場合でも、極小ピーク点が存在す
るので、これをプロットしていくことにより、道路リフ
レクタのみのデータを得ることができる。このようにし
て、先行車両リフレクタと道路リフレクタを区別するこ
とができる。
【0073】図11、図15を用いて、信号処理装置3
7による道路リフレクタの検出方法について具体的に説
明する。
【0074】まず、先行車両が存在していない場合につ
いて、説明する。図11A、図11Bおいて、自車両1
0は道路11を走行しており、その道路沿いには道路1
1の曲率半径に応じた間隔で道路リフレクタ12が設け
られている。検出エリア13は、投光器1のレーザ光の
掃引領域、すなわちリフレクタの検出が可能な検知エリ
アであって、図11Aに示す状態では、2個の道路リフ
レクタ12A、12Bが検知エリア13内に存在してい
る。図11Bは、ある時間経過後の状態を示しており、
手前側の道路リフレクタ12Aは検知エリア13より外
れ、遠い側の道路リフレクタ12Bのみが検知エリア1
3内に存在している。
【0075】図11Aに示す状態では、距離検出回路3
6(図2参照)は手前側、すなわち距離の近い側の道路
リフレクタ12Aまでの距離を出力しているが、図11
Bに示す状態では、手前側の道路リフレクタ12Aが検
知エリア13より外れたため、道路リフレクタ12Bま
での距離を出力する。
【0076】このように、車両10の進行に従って、道
路リフレクタ12が次々に自車両の方向へ検知エリア1
3から外れることになり、その都度、計測対象が手前側
の道路リフレクタ12Aから遠い側の道路リフレクタ1
2Bに切り換わる。これにより、図12に示すように、
距離検出回路3による距離の計測値をプロットして得ら
れた距離計測曲線14は、鋸歯状をなす。
【0077】図12において、横軸は時間(秒)であ
り、縦軸は距離検出回路3が出力する距離(m)であ
る。この距離計測曲線14において、右下がりの傾斜部
分15は、計測対象の道路リフレクタ12Aが自車両1
0に近づきつつある状態を示す。極小ピーク点Pは、計
測対象のリフレクタ12Aの検知エリア13から外れる
直前の位置を示す。立上がり部分16は、計測対象が手
前側の道路リフレクタ12Aから遠い側の道路リフレク
タ12Bに切り換わる瞬間を示す。極大ピーク点Qは、
計測対象が遠い側の道路リフレクタ12Bに切り換わっ
た直後の道路リフレクタ12Bの位置を示す。
【0078】このように、先行車両が存在していない場
合の道路リフレクタ情報を得ることができる。
【0079】つぎに、先行車両が存在している場合につ
いて説明する。図13Aは、検知エリア13内に先行車
両17が存在するときの状況を示す図であり、この状況
下で得られる距離計測曲線14を図13Bに示す。
【0080】先行車両が存在している場合、最も近い距
離のリフレクタとして、先行車両リフレクタを検出する
場合がある。しかし、この場合も、次に述べるようにし
て、道路リフレクタを検出することができる。
【0081】例えば、図13Aに示す状況では、検知エ
リア13内に先行車両17の他に、2個の道路リフレク
タ12A、12Bが存在するが、遠い側の道路リフレク
タ12Bの方は先行車両17の影に隠れて自車両10か
らは見えない。距離検出回路3(図2参照)は、手前側
の道路リフレクタ12Aが先行車両17の影に隠れてい
る間は、先行車両17の車両リフレクタまでの距離を出
力している。
【0082】そして、先行車両17が走行し、道路リフ
レクタ12Aが先行車両17の影から脱した後は、先行
車両リフレクタまたは道路リフレクタ12Aのいずれか
を検出することとなる。かりに、最も近い距離のリフレ
クタとして先行車両リフレクタを検出したとしても、道
路リフレクタ12Aを先行車両リフレクタが追越した後
は、検出する最も近い距離のリフレクタは道路リフレク
タ12Aとなる。したがって、それ以後は道路リフレク
タ12Aまでの距離を出力することとなる。
【0083】このようにして、一時的には、先行車両リ
フレクタを最も近い距離のリフレクタとして検出するこ
ととなるが、走行するにしたがって、道路リフレクタま
での距離を出力するようになり、さらに極小ピーク点を
検出することができる。
【0084】図13Bに示す距離計測曲線14におい
て、水平部分18は道路リフレクタ12Aが先行車両1
7の影に隠れている状態、すなわち先行車両17が計測
対象となっている状態を示す。ここで水平部分18は、
自車両10と先行車両17との車間距離が一定に保持さ
れていることを表しており、もし車間距離が変化すれ
ば、この水平部分18はいずれかへ傾く。
【0085】水平部分18から右下がりの傾斜部分15
への移行点Rは、道路リフレクタ12Aが先行車両17
の影から外れ、かつ、先行車両17と等距離に位置した
瞬間を示す。この移行点Qを境に、計測対象は道路リフ
レクタ12Bへ切り換わる。右下がりの傾斜部分15
は、計測対象の道路リフレクタ12Bが自車両10に近
づきつつある状態を示す。極小ピーク点Pは、計測対象
の道路リフレクタ12Bが検知エリア13から外れる直
前の位置を示す。立上がり部分16は、計測対象が道路
リフレクタ12Bから再び先行車両17の車両リフレク
タに切り換わる瞬間を示す。
【0086】図14Aは、道路リフレクタ12の間隔が
大きい道路11を自車両10が走行している状況を示
し、また図14Bは、そのときの距離計測曲線14であ
る。
【0087】このように、道路リフレクタ12の間隔が
大きい場合、特に、最も近い距離のリフレクタとして先
行車両リフレクタを検出することが考えられる。しか
し、この場合も、前述したように、道路リフレクタ12
Bを先行車両リフレクタが追越した後は、検出する最も
近い距離のリフレクタは道路リフレクタ12Bとなる。
したがって、極小ピーク点が存在することとなる。
【0088】この距離計測曲線14は、図13Bの距離
計測曲線14に比較して全体が縦に長い形状となってい
るが、図13Bと同様、水平部分18、右下がりの傾斜
部分15、極小ピーク点P、立上がり部分16が存在す
る。
【0089】以上説明したように、先行車両が存在する
場合でも、先行車両が存在しない場合でも、極小ピーク
点が存在するので、これをプロットしていくことによ
り、道路リフレクタのみのデータを得ることができる。
【0090】すなわち、図12、図13Bおよび、図1
4Bの各距離計測曲線14から明らかなように、検知エ
リア12内に先行車両17が存在していると否とを問わ
ず、距離特性距離14には道路リフレクタ12A、12
Bを計測対象とした極小ピーク点Pが現れる。したがっ
て、この極小ピーク点Pを検出したとき、その極小ピー
ク値にかかる距離の計測値を道路リフレクタ12A、1
2Bまでの距離として認識する。
【0091】また、この極小ピーク点Pの発生時間間隔
Tおよび自車両10の現在速度に基づいて、道路リフレ
クタ12の間隔を算出し、さらに道路リフレクタ12の
間隔から道路11の曲率半径を求めることもできる。
【0092】図15に、極小ピーク点Pの検出方法の一
例を示す。同図は、所定の時間長さT0(例えばT0=1
0秒)にわたる計測処理により得られた距離特性曲線1
4を示すもので、同図中、K1〜K3 は連続する時刻t1
〜t8 おける計測点である。いま計測点K1〜K3での距
離の各計測値がd1〜d3であり、a=d2−d1,b=d
3−d2,c=d3−d1とし、a,b,cの各しきい値を
TH1、TH2、TH3とすると、a<TH1,b>T
H2,c>TH3であるとき、計測点K2 は極小ピーク
点Pであると判断する。
【0093】各しきい値TH1〜TH3は、自車両10
の現在速度により変化するもので、標準速度を80km
/時間としたときの各しきい値をth1〜th3とし、
現在速度をvkm/時間とすると、各しきい値TH1〜
TH3はつぎの(1)〜(3)で与えられる。
【0094】 TH1=(V/80)*th1・・・(1) TH2=(V/80)*th2・・・(2) TH3=(V/80)*th3・・・(3) 上記の方法により、極小ピーク点Pを検出する毎にその
時刻を記憶し、2個以上の極小ピーク点Pが存在してい
れば、極小ピーク点Pの周期T1,T2,T3の平均値と
現在速度vとを用いて道路リフレクタ12の間隔が求め
られる。
【0095】[他の応用例]なお、車両走行速度調整装
置30においては、車両走行速度調整装置1の電磁波出
力手段2、受波手段4、同一車線内先行車両存在判定手
段3、および速度調整手段5をより具体的に構成した
が、車両走行速度調整装置1の電磁波逆方向出力手段2
2、後方反射波受波手段24、および同一車線内後方車
両存在判定手段23については車両走行速度調整装置3
0とほぼ同様の構成とすればよい。
【0096】また、本実施例においては、追従モード時
に、設定速度を超えたか否かを判断し、設定速度を超え
た場合には、設定速度で走行するようにしているが、運
転手がブレーキングするまでは、追従モードで走行する
ようにしてもよい。
【0097】なお、本実施例においては、車速センサ3
8によって、自車両の走行速度を求めるようにした。し
かし、これに限られることなく、例えば、車速センサ3
8を省略し、道路リフレクタとの相対速度から自車両の
走行速度を演算するようにしてもよい。同様に、先行車
両の走行速度についても、道路リフレクタとの相対速度
から演算するようにしてもよい。
【0098】また、本実施例においては、極小ピーク点
をプロットすることにより、道路リフレクタを区別する
ようにした。しかし、これに限られることなく、自車両
の相対速度(例えば80Km/h)と、符号が逆で絶対
値が同じ値をもつ相対速度(例えば−80Km/h)を
もつリフレクタは、道路リフレクタであると認識するよ
うにしてもよい。
【0099】なお、本実施例においては、速度調整手段
5は、自車両と同じ車線に先行車両および後方車両が存
在し、かつ、先行車両との車間距離が、あらかじめ設定
された車間距離の所定割合以下である場合には、自車両
と先行車両との車間距離および自車両と後方車両との車
間距離について、所望の車間距離を保持するように自車
両の走行速度を調整する。
【0100】しかし、これに限られることなく、単に、
自車両と先行車両との相対速度、車間距離、自車両と後
方車両との相対速度および車間距離に基づいて、自車両
と先行車両との車間距離および自車両と後方車両との車
間距離について、所望の車間距離を保持するように自車
両の走行速度を調整するようにしてもよい。これによ
り、後方車両の存在を考慮して自車両の走行速度を調整
することができる。なお、所望の車間距離とは、たとえ
ば、次のような制御をすることにより、保持される。
【0101】以下、先行車両の走行速度をV1,自車両
の走行速度をV2,後方車両の走行速度をV3,先行車
両と自車両との車間距離をS1,後方車両と自車両との
車間距離をS2とする。
【0102】{S1/(V2−V1)}>{S2/(V
3−V2)}の条件を満たす場合には、V2をΔV2だ
け遅くする。
【0103】{S1/(V2−V1)}<{S2/(V
3−V2)}の条件を満たす場合には、V2をΔV2だ
け速くする。
【0104】(V2−V1)<0で、かつ(V3−V
2)<0、の条件を満たす場合には、V2を変化させな
いようにする。
【0105】
【発明の効果】請求項1、請求項2、請求項4の車両走
行速度調整装置および車両走行速度調整方法において
は、自車両と同じ車線に先行車両が存在するか否かを正
確に判定することができる。そして、自車両と同じ車線
に先行車両が存在する場合には、所望の車間距離を保持
して、先行車両を追従する。すなわち、自車両と同じ車
線を走行する先行車両に正確に追従することができる車
両走行速度調整装置を提供することができる。
【0106】請求項3の車両走行速度調整装置において
は、前記速度調整手段は、自車両と同じ車線に先行車両
および後方車両が存在し、かつ、先行車両との車間距離
が、あらかじめ設定された車間距離の所定割合以下であ
る場合には、先行車両との車間距離を一定に保つ制御を
行なわず、自車両と先行車両との車間距離、および、自
車両と後方車両との車間距離について、所望の車間距離
を保持するように、自車両の走行速度を調整する。した
がって、後方車両が存在する場合でも、追突されない最
適な走行速度制御を行なうことができる車両走行速度調
整装置を提供することができる。
【0107】請求項5の車両走行速度調整装置において
は、速度調整手段は、自車両と先行車両との相対速度、
車間距離、自車両と後方車両との相対速度および車間距
離に基づいて、自車両と先行車両との車間距離および自
車両と後方車両との車間距離について、所望の車間距離
を保持するように自車両の走行速度を調整する。
【0108】したがって、後方車両が存在する場合であ
っても、追突されない最適な走行速度制御を行なうこと
ができる車両走行速度調整装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両走行速度調整装置1の機能ブロック図であ
る。
【図2】車両走行速度調整装置30の構成を示す図であ
る。
【図3】信号処理装置37の動作を示すフローチャート
を示す図である。
【図4】信号処理装置37の動作を示すフローチャート
を示す図である。
【図5】先行車両に関するリフレクタ情報が変化する一
例を示す図である。
【図6】検出したリフレクタ情報を示す図である。
【図7】先行車両が自車両と同一車線にあるか否かを説
明する為の図である。
【図8】先行車両が四輪車であるか二輪車であるかを説
明するための図である。
【図9】先行車両と自車両との間に車両割込んだ状態を
示す図である。
【図10】先行車両との車間距離が急激に小さくなった
場合のフローチャートを示す図である。
【図11】先行車両が存在しない場合の道路リフレクタ
と検出範囲の関係を示す図である。
【図12】先行車両が存在しない場合の、時間と距離検
出回路3による距離の計測値の関係を示す図である。
【図13】先行車両が存在する場合の道路リフレクタと
検出範囲の関係を示す図である。る。
【図14】先行車両が存在する場合の道路リフレクタと
検出範囲の関係を示す図である。
【図15】時間と距離検出回路3による距離の計測値の
関係を示す図である。
【符号の説明】
2・・・電磁波出力手段 4・・・受波手段 3・・・同一車線内先行車両存在判定手段 5・・・速度調整手段 22・・・電磁波逆方向出力手段 24・・・後方反射波受波手段 23・・・同一車線内後方車両存在判定手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動情報および掃引情報を受けて、電磁波
    を自車両の走行方向に掃引しながら出力する電磁波出力
    手段、 電磁波出力手段により出力され、自車両の前方に存在す
    る電磁波反射体によって反射された反射波を受ける受波
    手段、 前記駆動情報、前記掃引情報および受波手段からの出力
    に基づいて、自車両と同じ車線に先行車両が存在するか
    否かを判定する同一車線内先行車両存在判定手段、 自車両と同じ車線に先行車両が存在する場合には、前記
    駆動情報および受波手段からの出力に基づいて先行車両
    の走行速度を求め、所望の車間距離を保持するように自
    車両の走行速度を調整する速度調整手段、 を備えたことを特徴とする車両走行速度調整装置。
  2. 【請求項2】請求項1の車両走行速度調整装置におい
    て、 先行車両存在判定手段は、 前記駆動情報、前記掃引情報および受波手段からの出力
    に基づいて、道路に設置された道路設置反射体および先
    行車両に設けられている先行車両反射体を認識し、 道路設置反射体を結ぶ道路反射体ラインを演算し、 道路反射体ラインと先行車両との距離、道路反射体ライ
    ンと自車両との距離の差が予め設定された範囲内であれ
    ば、自車両と同じ車線に先行車両が存在すると判定する
    こと、 を特徴とする車両走行速度調整装置。
  3. 【請求項3】請求項1の車両走行速度調整装置におい
    て、 逆方向掃引情報および逆方向駆動情報を受けて、自車両
    の走行方向と逆方向に電磁波を掃引しながら出力する電
    磁波逆方向出力手段、 電磁波逆方向出力手段により出力され、自車両の後方に
    存在する電磁波反射体によって反射された反射波を受け
    る後方反射波受波手段、 前記逆方向掃引情報、逆方向駆動情報および後方反射波
    受波手段からの出力に基づいて、自車両と同じ車線に後
    方車両が存在するか否かを判定する同一車線内後方車両
    存在判定手段、を備えるとともに、 前記速度調整手段は、 1)自車両と同じ車線に先行車両および後方車両が存在
    し、かつ、先行車両との車間距離が、あらかじめ設定さ
    れた車間距離の所定割合以下である場合には、先行車両
    との車間距離を一定に保つ制御を行なわず、 2)前記逆方向駆動情報および後方反射波受波手段からの
    出力に基づいて、自車両と後方車両の車間距離および後
    方車両との相対速度を求め、 3)前記駆動情報および受波手段からの出力に基づいて、
    自車両と先行車両の車間距離および自車両と先行車両と
    の相対速度を求めるとともに、 4)自車両と後方車両との車間距離、自車両と先行車両と
    の車間距離、後方車両との相対速度、先行車両との相対
    速度に基づいて、自車両と先行車両との車間距離および
    自車両と後方車両との車間距離について、所望の車間距
    離を保持するように、自車両の走行速度を調整するこ
    と、 を特徴とする車両走行速度調整装置。
  4. 【請求項4】駆動情報および掃引情報を受けて、電磁波
    を自車両の走行方向に掃引しながら出力し、 自車両の前方に存在する電磁波反射体によって反射され
    た反射波を受け、 前記駆動情報、前記掃引情報および前記反射波に基づい
    て、自車両と同じ車線に先行車両が存在するか否かを判
    定し、 自車両と同じ車線に先行車両が存在する場合には、前記
    駆動情報および前記反射波に基づいて、先行車両の走行
    速度を求め、所望の車間距離を保持するように、自車両
    の走行速度を調整すること、 を特徴とする車両走行速度調整方法。
  5. 【請求項5】自車両と先行車両との相対速度および車間
    距離を検出する第1の検出手段、 自車両と後方車両との相対速度および車間距離を検出す
    る第2の検出手段、 前記第1の検出手段が検出した自車両と先行車両との相
    対速度および車間距離と前記第2の検出手段が検出した
    自車両と後方車両との相対速度および車間距離に基づい
    て、自車両と先行車両との車間距離および自車両と後方
    車両との車間距離について、所望の車間距離を保持する
    ように自車両の走行速度を調整する速度調整手段、 を備えたことを特徴とする車両走行速度調整装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6198426B1 (en) 1998-09-07 2001-03-06 Denso Corporation Method and apparatus for detecting road circumstances around a traveling vehicle and a recording medium for storing a related software program
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JP2012104027A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Honda Motor Co Ltd 車両用物体判定装置
JPWO2013121898A1 (ja) * 2012-02-14 2015-05-11 日産自動車株式会社 立体物検出装置

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