JPH06195621A - 磁気ヘッドアセンブリ - Google Patents

磁気ヘッドアセンブリ

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JPH06195621A
JPH06195621A JP35915492A JP35915492A JPH06195621A JP H06195621 A JPH06195621 A JP H06195621A JP 35915492 A JP35915492 A JP 35915492A JP 35915492 A JP35915492 A JP 35915492A JP H06195621 A JPH06195621 A JP H06195621A
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JP
Japan
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main core
core
magnetic head
main
head assembly
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JP35915492A
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Toru Hikichi
徹 引地
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】磁気ヘッド部3がジンバル6に取付けられ、ピ
ボット8がジンバルを介して磁気ヘッド部を押圧する。
スライダ43、44にヘッドが支持されこれらがシールド部
材51に囲まれて磁気ヘッド部が構成される。ヘッドコア
は主コア10と補助コア11とからなり、主コアがスライダ
に挟まれて固定される。主コアはスライダ44の脚部45に
貼付けられ、補助コアは脚部とは反対側の主コア面に貼
付けられる。補助コアは、磁気ヘッド部の中心線CLに
対し、主コアよりも外側に位置する。コイルボビン13の
半径方向の部分は脚部45と脚部48との間に形成される凹
部空間3aに嵌入し、コイルボビン13は板ばね39によっ
て補助コアに固定される。 【効果】主コア支持部材の剛性を高め、磁気ヘッドアセ
ンブリ組み立てに際し主コア支持部材に歪が発生防止さ
れる。その結果、磁気ヘッドアセンブリは、高い寸法精
度が保証され、良好な電磁変換特性が保証され、信頼性
の高いものになる。また、歩留も向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッドアセンブリ
に関し、例えば、フロッピーディスク等に対して情報信
号を書込み或いは読出しを行うのに好適な磁気ヘッドア
センブリに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フロッピーディスク用の磁気ヘッ
ドとして、例えば図18及び図19に示すように構成された
ものが提案されている。この磁気ヘッドは、記録再生用
磁気ギャップと消去用磁気ギャップを有する主コア90
と、断面略E字状をなす補助コア91と、駆動コイル29、
30が巻装された一対のコイルボビン12、13とにより磁気
回路部が構成される磁気ヘッド素子が、フロッピーディ
スクとの当たり特性を確保するため断面略L字状をなす
一対のスライダ93、94によって挟み込まれてなってい
る。
【0003】そして、上記主コア90と補助コア91とは、
コイルボビン12、13内で所謂段重ね状態で重ね合わさ
れ、これら主コア90と補助コア91と共に挿入されるコの
字形の金属板ばね39によって押圧支持され磁気的結合が
図られるようになされている。
【0004】このようにして構成された磁気ヘッドは、
例えば、ジンバルを介してフロッピーディスク駆動装置
に搭載されるヘッド支持部材であるキャリッジ及び可動
アームにそれぞれ取付けられる。そして、これら上下に
設けられた磁気ヘッド間に挿入されたフロッピーディス
クの両面に対して、当該一対の磁気ヘッドによって記録
再生が行われる。
【0005】ところで、この種の磁気ヘッド装置では、
フロッピーディスクと磁気ヘッドとの接触状態の変化に
よって記録再生特性が大きく左右することから、フロッ
ピーディスクと磁気ヘッドとの当たりを常に一定なもの
とする工夫が凝らされている。
【0006】例えば、磁気ヘッドのセンター位置に対応
してキャリッジ及び可動アームにピボットと称される先
端が球状の突起を設け、上記キャリッジと可動アームと
に亘って張架される引っ張りばねにより、上記ピボット
をジンバルを介して磁気ヘッドに加圧せしめるような工
夫がなされている。これによれば、フロッピーディスク
が面振れ等を起こしても上記ピボットを中心に磁気ヘッ
ドがこれに追従し、常にフロッピーディスクに対する接
触状態を一定なものとなすことができる。
【0007】ところが、上述の場合、図19のXX−XX線断
面図である図20に示すように、ピボット8がジンバル6
を直接押圧するため、ジンバル6が伸びてしまうことが
ある。特に、ディスクのドライブへのセット・リセット
を20万回以上行った場合には、ジンバル6の板厚が0.05
〜0.1mm と薄いことから、図21に示すように、ジンバル
6が凹んだり、破損したりする場合がある。甚だしくは
補助コア91が破損して磁路が破壊されるようになる。
【0008】このようなトラブルを起こすのは、図20か
ら解るように、ジンバル6の押圧位置である中心線CL
に対し、近い側に補助コア91が位置し、遠い側に主コア
90が位置していて、ステンレス鋼やベリリウム銅からな
る薄いジンバル6のピボット8によって押圧される位置
の周辺下部には補助コア91やコの字形板ばね39内の空間
が存在するだけで、ジンバル6を支える機能が無いから
である。因に、ピボット8を設けたキャリッジ及び可動
アームは、エンジニアリングプラスチック(例えばポリ
フェニレンサルファイド)製で剛性の高いものである。
【0009】そこで、ジンバルの変形や破損等を回避す
るため、更に従来においては、図22及び図22の XXIII−
XXIII 線断面図である図23に示すように(但し、磁気シ
ールド部材(図18〜図20の51)は図示省略)、ピボット
8と対応する位置に受け部材99Aを磁気ヘッドに組み込
むようにしたものが提案されている。
【0010】或いは、図24に示す側面形状をH状とした
受け部99Bや、図25に示す主コアとフロントコアとの磁
気的結合を図る役目をするプラスチック成型品よりなる
コア押え部材98の一部に突出部を設け、これをピボット
に対する受け部99Cとしたもの等が提案されている。
【0011】ところが、上記各種の受け部材を磁気ヘッ
ドに組込む手段では、これらの受け部材がピボットに対
する専用部品となり、部品点数の増加及び組立て作業の
工数増大を招く。
【0012】更に、図18の主コア90に補助コア91を貼付
する際、主コア90の接合面に汚れや塵埃付着があると、
補助コア91との間にギャップが生じて電磁変換特性上好
ましくない。そこで、汚れや塵埃を予め除去しておかね
ばならず、そのために補助コア貼付に先立って矢印MS
方向から顕微鏡によって主コア90の面を観察する。とこ
ろが、スライダ94には主コア90に対向して脚部94b、94
c、94dが立設し、主コア90の貼付面は脚部94b、94
c、94d側にあるので斜めから見るようになり、顕微鏡
による上記観察が甚だ面倒である。特に、一対のスライ
ダに挟まれた主コアが多数並んでいる状態で上記観察を
行うのは困難である。
【0013】従来の磁気ヘッドアセンブリで特に次のこ
とが問題になる。図20に示すように、補助コア91を主コ
ア90の内側に配置するため、補助コア91及びコイルボビ
ン13の下に位置してスライダ94の脚部94bより内側の底
壁部分94aの長さl1 を小さくすることができない。こ
のため、この底壁部分94aの剛性を充分には高くでき
ず、図26に示すように、スライダ93、94で主コア90を挟
み、これに補助コア91を貼付してこれらを互いに固定し
た状態で、フロッピーディスクとの摺接面に高精度の平
坦度が得られ難い。
【0014】そのため、捩れ(図26(a))が起こった
り、下反りによる中央の盛り上がり(同図(b))が起
こったり、上反りによる窪み(同図(c))が起こった
りし易く、これが出力波形に歪みを生じさせてモジュレ
ーション不良に繋がる。図26(a)、(b)、(c)の
ような変形は、組合されて起こることが多い。なお、4
MBという高容量の磁気ヘッドにあっては、上記摺接面
の平坦度規格は30nm以下とされているが、この規格から
外れるものがあって、これが歩留低下の一因となってい
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みてなされたものであって、ピボットに対する受け
部材を省略して部品点数を減少し、部品製造原価や組み
立て原価を低減し、更に高い寸法精度によって良好な電
磁変換特性を高い信頼性を以て保証する磁気ヘッドアセ
ンブリを提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、次のような構成としている。
【0017】本発明は、主コアと、この主コアの主面に
固定された補助コアとを有する磁気ヘッドアセンブリに
おいて、前記主コアの外側の主面に前記補助コアが固定
されていることを特徴とする磁気ヘッドアセンブリに係
る。
【0018】本発明において、一対の主コア支持部材に
主コアが挟まれて支持され、前記一対の主コア支持部材
のうち前記主コアの内側に配された一方の主コア支持部
材に設けられたコイル配置用凹部の底壁部の長さと、前
記主コア支持部材の高さとの少なくとも一方が縮小され
ているようにするのが磁気ヘッドアセンブリをコンパク
トにする上で好ましい。
【0019】また、本発明において、一対の主コア支持
部材に主コアが挟まれて支持され、前記一対の主コア支
持部材のうち前記主コアの内側に配された一方の主コア
支持部材にコイル配置用凹部が設けられ、かつ、板状弾
性体を介してヘッド支持部材に取付けられ、このヘッド
支持部材の側から前記板状弾性体を介して押圧部によっ
て押圧されるように構成され、前記一方の主コア支持部
材が前記板状弾性体の近傍迄延設されて前記主コアと一
体化されているようにするのが、前記押圧部に対する受
け部材を省略する上で好ましい。
【0020】また、本発明において、一対の主コア支持
部材に主コアが挟まれて支持され、前記一対の主コア支
持部材のうち前記主コアの内側に配された一方の主コア
支持部材にコイル配置用凹部が設けられ、かつ、前記一
方の主コア支持部材と前記主コアとの一体化部分の周囲
にコイルが嵌装されるようにするのが好ましい。
【0021】また、本発明において、コイルを巻回した
コイルボビンが主コアと補助コアとの一体部分に嵌合
し、前記主コアと前記補助コアとに磁路が形成されるよ
うにするのが好ましい。
【0022】更に、本発明において、コイルを扁平に巻
回するのが、磁気ヘッドアセンブリを薄型にする上で、
また出力を増大させる上で好ましい。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。以下の実
施例は、 3.5インチのフロッピーディスクに対して情報
信号の記録再生を行うフロッピーディスク用の磁気ヘッ
ドアセンブリに本発明を適用した例である。
【0024】先ず、磁気ヘッドアセンブリの使用状態を
説明する。なお、前記と共通する部分には同じ符号を付
して表してある。磁気ヘッドアセンブリは、図17に示す
ように、図示しないフロッピーディスク駆動装置本体の
ガイドバー等に固定されるヘッド支持部材を構成するキ
ャリッジ1及びキャリッジ1に対して同図中矢印X方向
に回動自在に取付けられる可動アーム2とを備え、これ
らキャリッジ1、可動アーム2の先端側に夫々設けられ
た磁気ヘッド部3、4によってフロッピーディスク5の
両面に対して記録再生が行われるように構成されてな
る。
【0025】磁気ヘッド部3、4は、夫々可撓性を有す
る金属板ばねよりなるジンバル6、7を介してキャリッ
ジ1または可動アーム2にディスクの周方向或いは径方
向に可動な状態で取付けられ、ディスクの動きに対して
良好な追従性を示すようになっている。図中の86、87
は、フレキシブル プリント サーキット(FPC)
で、夫々ジンバル6、7に一端が固定されている。
【0026】また、可動アーム2に取付けられる磁気ヘ
ッド部3は、ピボット8を介して可動アーム2とキャリ
ッジ1とに亘り張架される引っ張りばねにより加圧さ
れ、ディスク5をフォローし上下に動くようになってい
る。即ち、ピボット8を支点として磁気ヘッド部3が前
後左右及び上下動され、上記ディスク5に対する接触状
態が常に一定に保たれる。なお、同様にキャリッジ1に
もピボット9が設けられ、上記磁気ヘッド部4のディス
ク5に対する接触状態が常に一定に保たれている。
【0027】上述の構成の磁気ヘッドアセンブリにおい
て、フロッピーディスク5のチャッキング動作時には、
上記可動アーム2は引っ張りばねによりキャリッジ1方
向に引きつけられ、相対向する磁気ヘッド部3、4間に
当該フロッピーディスク5を挟み付けることになる。こ
の場合、前述したように、特に可動アーム2に取付けら
れる磁気ヘッド部3には、チャッキング時の衝撃がピボ
ット8に集中して加わる。
【0028】以下、磁気ヘッド部3の構造について説明
する。図1は磁気ヘッド部の斜視図、図2はジンバルに
取付けられた磁気ヘッド部の断面図(図1のII−II線断
面図)、図3は磁気ヘッド部の分解斜視図である。
【0029】磁気ヘッド部3は、図1及び図3に示すよ
うに、主として磁気ギャップを介して閉磁路を構成する
磁気コアとなる主コア10及び補助コア11と、主コア10及
び補助コア11に嵌合配設される駆動コイルが巻装された
一対のコイルボビン12、13よりなる。
【0030】一対のスライダ43、44が突合わされ、両ス
ライダの間に、非磁性材料14を挟んだセンタコア部15、
16及びサイドコア部17、18(これらコア部によって主コ
ア10が構成される)が挟まれる。
【0031】一方のスライダ44には、センタコア部15、
16及びサイドコア部17、18に夫々接触してこれらコア部
の機械的強度を補強する補強脚部45、46、47が立設し、
これら補助脚部に夫々対応する位置に、ジンバル(図示
省略)との接合を図るための接合用脚部48、49、50が立
設している。
【0032】主コア10は、磁気的に干渉しないように非
磁性材14を介して接合された一対の棒状のセンターコア
部15、16の両側に、夫々略L字状をなすサイドコア部1
7、18が突き合わされ、当該突合わせ面に夫々第一の磁
気ギャップと第二の磁気ギャップ(いずれも図示は省略
する。)を有している。この第一の磁気ギャップは、記
録再生用磁気ギャップとして動作し、第二の磁気ギャッ
プは消去用磁気ギャップとして動作するようになされて
いる。
【0033】他方、補助コア11は、上記主コア10のコア
形状に対応して形成された一対のコア部材19、20が非磁
性材55を介して側面側で接合されることによって構成さ
れている。
【0034】コア部材19、20は、上記主コア10のセンタ
ーコア部15、16及びサイドコア部17、18と対向する位置
に夫々センター脚部21、22及びサイド脚部23、24を有
し、連結部材25、26にて連結され平面形状が略コ字状と
されている。従って、センター脚部21、22とサイド脚部
23、24を設けることにより、主コア10の奥行き方向での
長さを長くするコア同士の接合面積を確保することが可
能となり、電磁変換特性の向上が図れる。
【0035】コイルボビン12、13は、フープ材を打ち抜
き加工して形成した外部端子27、28にインサート成型し
て作製されてなるもので、駆動コイル29、30を巻装する
胴体部と、この胴体部に巻装される駆動コイル29、30の
巻装位置を高さ方向で規制する上下一対のフランジ部3
1、32、33、34とを有してなる。
【0036】消去用磁気ギャップが構成される側の主コ
ア10のサイドコア部17を挿通させるコイルボビン12に
は、一本の駆動コイル29が所定数巻回され、その巻始め
と巻終わりが外部端子27に夫々巻き付けられている。
【0037】他方、記録再生用磁気ギャップが構成され
る側の主コア10のサイドコア部18を挿通させるコイルボ
ビン13には、2本の駆動コイル30が所定数それぞれ巻回
され、巻始めと巻終わり及び共通部(コモン)が夫々3
本の外部端子28に巻き付けられている。
【0038】一方、可動アーム2側に取付けられるフラ
ンジ部31、33には、これらコイルボビン12、13の対向側
と反対側の一側縁に沿って外部端子27、28を支持する端
子支持部35、36が肉厚状の突起として設けられている。
端子支持部35、36には、外部端子27、28が夫々所定間隔
で植立されるようになっている。
【0039】そして、主コア10と補助コア11とは、コイ
ルボビン12、13に設けられる貫通孔12a、13a内で主コ
ア10のサイドコア部17、18と補助コア11のサイド脚部2
3、24とが接触して所謂段重ね状態で重ね合わされる。
即ち、サイドコア部17の一側面17aとサイド脚部23の一
側面23aとが接触されて磁気的結合が図られるととも
に、サイドコア部18の一側面18aとサイド脚部24の一面
側24aとが接触されて磁気的結合が図られ、閉磁路が構
成される。
【0040】従って、主コア10、補助コア11、コイルボ
ビン12、13によって、記録再生用磁気ギャップとして動
作する第一の磁気ギャップを有した磁気ヘッド素子、つ
まり記録再生ヘッドと、消去用磁気ギャップとして動作
する第二の磁気ギャップを有した磁気ヘッド素子、つま
り消去ヘッドが構成される。
【0041】また、コイルボビン12、13の貫通孔12a、
13a内には、主コア10と補助コア11とを磁気的に結合さ
せるためのコア押え部材39が挿入されている。コア押え
部材39は、板厚の薄い金属板ばねよりなり、主コア10の
サイドコア部17、18及び補助コア11のサイド脚部23、24
と共にコイルボビン12、13内に挿入されるコア押え片部
40、41と、これらを連結する連結部42とを有してなって
いる。
【0042】コア押え片部40、41は、連結部42の長手方
向の両端部より主コア10方向に垂下して設けられ、連結
部材42に一体的に設けられている。なお、コア押え片部
40、41の先端側は、くの字状に折曲され、その屈曲部40
a、41aの弾性力で補助コア11を主コア10に押圧するよ
うになっている。
【0043】上記のように形成されたコア押え部材39
は、コイルボビン12、13の貫通孔12a、13a内でコア押
え片部40、41の先端が貫通孔12a、13aの内壁に当接
し、屈曲部40a、41aが補助コア11と接触すると共に、
連結部42の一部が貫通孔12a、13aの外周縁と接触して
撓み、補助コア11のサイド脚部23、24を主コア10のサイ
ド部17、18へ押圧支持せしめる。
【0044】この結果、サイドコア部17、18とサイド脚
部23、24とが押圧支持され、サイドコア部17、18とサイ
ド脚部23、24間の磁気的、機械的結合が確実なものとな
る。従って、主コア10と補助コア11間には、隙間が生じ
ることがなく、而も磁気ヘッドの駆動時に上記隙間が不
所望なギャップとして動作するという不都合が生ずるこ
ともない。
【0045】そして、上記構成の磁気ヘッド部3におい
ては、記録再生用磁気ギャップ及び消去用磁気ギャップ
が設けられる側に一対のスライダ43、44が取付けられて
フロッピーディスクとの当たり特性を確保するようにな
されている。
【0046】上記各構成部分は、四角形の枠状を呈する
磁気シールド部材51に収容される。磁気シールド部材51
は、例えばフェライトからなっている。
【0047】この例で注目すべきことは、主コア10の脚
部45、46、47とは反対側の面に補助コア11が固定されて
いることである。これにより、図2に示すように、補助
コア11は、磁気ヘッド部3の中心線CLに対し、主コア
10よりも外側でスライダ43の上に位置する。
【0048】このように、スライダ44の上には補助コア
11及びコア押え部材39が存在せず、脚部45、46、47と脚
部48、49、50との間はコイルボビン12、13の半径方向の
部分が挿入されるに足る空間(凹部)3aを形成すれば
良いことになる。従って、両脚部間の間隔は図20の例に
較べて小さくなり、スライダ44の底壁44aの両脚部に挟
まれる領域の長さ(凹部3aの長さ)l2 が図20におけ
るl1 よりも小さくなってこの部分の剛性が高められる
ことになる。その結果、図26(a)、(b)、(c)に
示したような変形が起こり難く、高い寸法精度を保持で
きて歩留が向上する。なお、図20のl2 (1.4mm)やスラ
イダ94の底壁94aの厚さt(0.9mm)は、組立部品のスペ
ース配分により決定されるので、磁気ヘッド部の小型
化、薄型化には限界があった。
【0049】また、脚部45の位置が、ピボット8が当た
る中心軸CLに、補助コア11及びコア押え部材39が無い
分だけ、極めて接近するようになる。その結果、脚部45
がピボット受け部材の機能をも果たすことになり、ピボ
ット受け部材を省略でき、部品点数を減少できる。而
も、図21で説明したようなジンバル6にダメージを与え
るというトラブルも起こらない。
【0050】主コア−スライダ結合体は、図4〜図11の
工程を経て作製される。一方のスライダ素材43Aの一面
の上側部分には幅広で浅い溝43Aaが水平方向に設けら
れ、溝43Aaにガラス52が嵌入し、溝43Aaに近い上側のス
ライダ素材部分に深い溝43Abが水平に設けられている。
他方のスライダ素材44Aの一面には水平方向に幅広の浅
い溝44Aa、44Aaが設けられ、溝44Aa、44Aaには低融点の
ガラス52が嵌入している。スライダ素材43A、44Aは非
磁性材料(例えばチタン酸カルシウム又はチタン酸バリ
ウム等)からなっている。
【0051】主コア素材10Aは、非磁性材料14Aを挟ん
だ細長のコア部15及び16と、コア部15及び16の両側に非
磁性材料14B、14Cを挟んだ板状のコア部17A及び18A
とからなり、板状コア部17A、18Aには、後の加工で磁
気ギャップのデプス長を決めるための貫通孔17a、18a
が夫々設けられている。非磁性材料14A、14B、14C
は、高融点ガラス(例えば融点 700℃)からなり、これ
らによる融着によって主コア素材10Aが作製される。こ
の主コア素材は先行イレーズ型主コア用の素材である。
【0052】まず、図4に示すように、スライダ素材43
A、44Aをガラス52側の面が互いに向き合うように対向
させ、これらの間に主コア素材10Aを位置させる。
【0053】図20の磁気ヘッドアセンブリ用の素材で
は、図27に示すように、図4のスライダ素材43Aに対応
するスライダ素材93Aには2箇所にガラス52の層を設
け、図4のスライダ素材44Aに対応するスライダ素材94
Aには1箇所にガラス52の層を設けている。本例による
スライダは、この点でも従来のスライダとは異なってい
る。
【0054】次に、図5に示すように、スライダー素材
43A、主コア素材10A、スライダ素材44Aを突き合わ
せ、例えば 500℃に加熱してガラス52を熔融させ、次い
で冷却して固化させる。このようにして、スライダ素材
43A、主コア素材10A、スライダ素材44Aを接合し、磁
気ヘッドブロック53Aとする。
【0055】次に、磁気ヘッド素材ブロック53Aを図6
に示すように上下反転する。
【0056】次いで、スライダ素材43A、44A及び主コ
ア素材10Aの部分を主コア素材10Aの面に直交する方向
に研削加工して図7に示す形状にする。次に、主コア素
材10Aの面に平行する方向にスライダ素材43A、44Aの
部分を研削加工して図8の主コア−スライダ結合体53B
とする。
【0057】次に、主コア−スライダ結合体53Bを図9
に示すように再び上下反転して表面の研削仕上げを行
い、次いで図10に示すように表面のポリッシュ仕上げを
施し、最後に、図11に示すように表面両側縁部の斜面取
り加工を施す。
【0058】以上のようにして作製されたコア−スライ
ダ結合体は、次のような構造を有する。
【0059】一対のスライダ43、44が突き合わされ、両
スライダの間に、非磁性材料14を挟んだセンタコア部1
5、16及びサイドコア部17、18(これらコア部によって
主コア10が構成される)が挟まれる。
【0060】一方のスライダ43には、サイドコア部17、
18及びセンタコア部15、16に夫々接触してこれらコア部
の機械的強度を補強する補強脚部45、46、47、並びにこ
れら補強脚部に夫々対応する位置に、ジンバル(図示省
略)との接合を図るための接合用脚部48、49、50が立設
している。
【0061】この主コア−スライダ結合体にあっては、
補助コアが貼付けられるべき主コア10の面の側には、こ
の面の観察に障害となる部分が全く無いので、先に図18
で説明したような主コア表面の観察が困難になるような
ことがなく、主コア表面の検査が容易かつ確実になされ
る。従って、良好な電磁変換特性が安定して得られ、こ
れが歩留の向上をもたらしてコストも低減される。
【0062】図12は、他の例を示す図2と同様の断面図
である。
【0063】この例にあっては、コイルボビンに、高さ
を小さく、半径方向の幅を大きくしたコイルボビン63を
使用し、主コア、補助コアにも高さを小さくした主コア
60、補助コア61を使用している。磁気シールド部材にも
高さを小さくした磁気シールド部材71を使用している。
そして、スライダ73、74を幅狭にし、小型にした磁気シ
ールド部材71を使用している。コイルボビン63の半径方
向の幅を大きくしているので、スライダ74の底壁74aの
脚部75、78間に挟まれる領域(コイルボビンが挿入され
る領域)の長さl3 は、図2の長さl2 よりも若干大き
くなるが、図20の長さl1 よりは可成り小さい。従っ
て、スライダ74の剛性については、高さが小さくなるこ
とによって支障をきたすようなことはない。また、スラ
イダが小型になってその材料費が低減される。
【0064】このように構成することにより、磁気ヘッ
ド部83は、幅、高さ共に小さくでき、小型、薄型にする
ことができる。図2の磁気ヘッド部3の高さが 2.7mm
(図20でも同じ)であるのに対し、この例では磁気ヘッ
ド部83の高さは、 2.3mmとなる。4MBの磁気ヘッドに
あっては、高さが標準の 2.7mm以下では表面平坦度を規
格の30nm以下にするのが困難であったが、この例では高
さを 2.3mmと薄型にし、かつ、上記規格を満足するよう
にできた。その上、コイルボビン63の半径方向の幅を大
きくしてあるので、駆動コイル65の巻回数を増加させる
ことができ、出力を増大させることができる。このよう
に、設計の自由度が増加する。また、小が大を兼ねるこ
とになって受注設計の標準化も図れ、設計の工数を減ら
すことができる。その他は、図2の磁気ヘッド部3と異
なるところはない。
【0065】次に、磁気ヘッド部のジンバルへの取付け
及びFPC取付けの手順について、図13〜図16によって
説明する。
【0066】先ず、図13に示すように、磁気ヘッド部3
(又は83)にジンバル6を載せ、両者を接着する。この
とき、磁気ヘッド部の外部端子27、28の先端部はジンバ
ル6の貫通孔を貫通して突出する。
【0067】次に、図14に示すように、FPC86の先端
部をジンバル6に接着させる。このとき、磁気ヘッド部
の外部端子27、28がFPC86の接続ランドの貫通孔に挿
入されるようにする。
【0068】次に、図15に示すように、FPC86の接続
ランドを磁気ヘッド部の外部端子に半田付けする。
【0069】かくして、図16に示すように、磁気ヘッド
部3(又は83)、ジンバル6及びFPC86が互いに固定
される。そして、ジンバル6が図17の可動アーム2に取
付けられる。
【0070】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明の技術的思想に基いて種々の変形を前記の実施例に加
えることができる。
【0071】例えば、本発明に基づく磁気ヘッドアセン
ブリは、 3.5インチフロッピーディスク用のほか、他の
サイズのフロッピーディスク用、或いはフロッピーディ
スク以外の磁気記録媒体用として好適である。また、磁
気ヘッドアセンブリを構成する部分の材料には、前記と
は異なる適宜の材料を使用して良い。
【0072】
【発明の作用効果】本発明に基づく磁気ヘッドアセンブ
リは、主コアの外側の主面に補助コアが固定されるよう
にしているので、磁気ヘッドアセンブリの内側に位置す
るコイル部分を主コアに近付けることができ、コアを支
持する主コア支持部材の前記コイル部分の下に位置する
部分(底壁部分)を補助コアの厚さだけ短くすることが
できる。従って、主コア支持部材の剛性を高めることが
でき、磁気ヘッドアセンブリ組み立てに際して主コア支
持部材に歪が発生することが防止される。その結果、磁
気ヘッドアセンブリは、高い寸法精度が保証され、良好
な電磁変換特性が保証されることになり、信頼生の高い
ものになる。また、当然のこと乍ら、歩留も向上する。
【0073】また、主コア支持部材の上記剛性向上によ
り、磁気ヘッドアセンブリを小型にしかつ高い寸法精度
を維持するようにもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例による磁気ヘッド部の斜視図である。
【図2】同磁気ヘッド部の断面図(図1のII−II線断面
図)である。
【図3】同磁気ヘッド部の分解斜視図である。
【図4】同主コア−スライダ結合体作製の第一ステップ
を示す斜視図である。
【図5】同主コア−スライダ結合体作製の第二ステップ
を示す斜視図である。
【図6】同主コア−スライダ結合体作製の第三ステップ
を示す斜視図である。
【図7】同主コア−スライダ結合体作製の第四ステップ
を示す斜視図である。
【図8】同主コア−スライダ結合体作製の第五ステップ
を示す斜視図である。
【図9】同主コア−スライダ結合体作製の第六ステップ
を示す斜視図である。
【図10】同主コア−スライダ結合体作製の第七ステップ
を示す斜視図である。
【図11】同主コア−スライダ結合体作製の第八ステップ
を示す斜視図である。
【図12】他の実施例による磁気ヘッド部の図2と同様の
断面図である。
【図13】実施例による磁気ヘッド部、ジンバル及びフレ
キシブルプリントサーキット(FPC)の固定の第一の
ステップを示す斜視図である。
【図14】同磁気ヘッド部、ジンバル及びFPCの固定の
第二ステップを示す斜視図である。
【図15】同磁気ヘッド部、ジンバル及びFPCの固定の
第三ステップを示す斜視図である。
【図16】同磁気ヘッド部、ジンバル及びFPCが固定さ
れた状態を示す斜視図である。
【図17】同磁気ヘッドアセンブリの使用状態を示す概略
斜視図である。
【図18】従来例による磁気ヘッド部の分解斜視図であ
る。
【図19】同磁気ヘッド部の斜視図である。
【図20】同磁気ヘッド部の断面図(図19のXX−XX線断面
図)である。
【図21】同ジンバルがダメージを受けた状態を示す磁気
ヘッド部の部分断面図である。
【図22】他の従来例による磁気ヘッド部の斜視図であ
る。
【図23】同磁気ヘッド部の断面図(図22の XXIII−XXII
I 線断面図)である。
【図24】更に他の従来例によるピボット受け部材の斜視
図である。
【図25】更に他の従来例によるピボット受け部材の斜視
図である。
【図26】従来例による主コア−スライダ結合体の変形を
示す斜視図である。
【図27】同主コア素材と一対のスライダ素材との結合前
の斜視図である。
【符号の説明】
3、4、83・・・磁気ヘッド部 3a・・・凹部空間 6、7・・・ジンバル 8、9・・・ピボット 10、60・・・主コア 11、61・・・補助コア 12、13、63・・・コイルボビン 14、55・・・非磁性材料 15、16・・・センタコア部 17、18・・・サイドコア部 19、20・・・コア部材 29、30、65・・・駆動コイル 39・・・コア押え部材(板ばね) 43、44、73、74・・・スライダ 44a、74a・・・底壁 45、46、47、48、49、50、55、58・・・脚部 51、71・・・磁気シールド部材 CL・・・磁気ヘッド部の中心線 l1 、l2 、l3 ・・・スライダ底壁の長さ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主コアと、この主コアの主面に固定され
    た補助コアとを有する磁気ヘッドアセンブリにおいて、
    前記主コアの外側の主面に前記補助コアが固定されてい
    ることを特徴とする磁気ヘッドアセンブリ。
  2. 【請求項2】 一対の主コア支持部材に主コアが挟まれ
    て支持され、前記一対の主コア支持部材のうち前記主コ
    アの内側に配された一方の主コア支持部材に設けられた
    コイル配置用凹部の底壁部の長さと、前記主コア支持部
    材の高さとの少なくとも一方が縮小されている、請求項
    1に記載された磁気ヘッドアセンブリ。
  3. 【請求項3】 一対の主コア支持部材に主コアが挟まれ
    て支持され、前記一対の主コア支持部材のうち前記主コ
    アの内側に配された一方の主コア支持部材にコイル配置
    用凹部が設けられ、かつ、板状弾性体を介してヘッド支
    持部材に取付けられ、このヘッド支持部材の側から前記
    板状弾性体を介して押圧部によって押圧されるように構
    成され、前記一方の主コア支持部材が前記板状弾性体の
    近傍迄延設されて前記主コアと一体化されている、請求
    項1又は2に記載された磁気ヘッドアセンブリ。
  4. 【請求項4】 一対の主コア支持部材に主コアが挟まれ
    て支持され、前記一対の主コア支持部材のうち前記主コ
    アの内側に配された一方の主コア支持部材にコイル配置
    用凹部が設けられ、かつ、前記一方の主コア支持部材と
    前記主コアとの一体化部分の周囲にコイルが嵌装されて
    いる、請求項1〜3のいずれかに記載された磁気ヘッド
    アセンブリ。
  5. 【請求項5】 コイルを巻回したコイルボビンが主コア
    と補助コアとの一体部分に嵌合し、前記主コアと前記補
    助コアとに磁路が形成される、請求項1〜4のいずれか
    に記載された磁気ヘッドアセンブリ。
  6. 【請求項6】 コイルが扁平に巻回されている、請求項
    1〜5のいずれかに記載された磁気ヘッドアセンブリ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5629821A (en) * 1994-03-17 1997-05-13 Citizen Watch Co., Ltd. Magnetic head

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