JPH06195Y2 - 鍛造用プレス機械の単独駆動装置 - Google Patents

鍛造用プレス機械の単独駆動装置

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JPH06195Y2
JPH06195Y2 JP8874389U JP8874389U JPH06195Y2 JP H06195 Y2 JPH06195 Y2 JP H06195Y2 JP 8874389 U JP8874389 U JP 8874389U JP 8874389 U JP8874389 U JP 8874389U JP H06195 Y2 JPH06195 Y2 JP H06195Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、鍛造用プレス機械の単独駆動装置に関する。
少なくともクランプ・アンクランプ用カムおよびアドバ
ンス・リターン用カムを有するトランスファ装置と、ノ
ックアウトピンを昇降動させるノックアウト用カムとを
備えた鍛造用プレス機械において、トランスファ装置お
よびノックアウトピンの単独駆動並びにこれらの動作の
タイミング調整に利用できる。
[従来の技術] トランスファ装置およびノックアウトピンを備えるプレ
ス機械にあっては、トランスファ動作のタイミングを決
めるカム類、例えばクランプ・アンクランプ用カム、リ
フト・ダウン用カムおよびアドバンス・リターン用カム
やノックアウト動作のタイミングを決めるノックアウト
用カムをそれぞれ直接クランク軸に装着させる。
そのため、従来では、金型のセッティングやフィンガー
のセッティングを行う場合、実際にクランク軸を回転さ
せながらトランスファ装置およびノックアウトピンを動
作させ、これらトランスファ装置およびノックアウトピ
ンのノックアウト動作のタイミングを調整するようにし
ていた。
[考案が解決しようとする課題] 従来のように、クランク軸を回転させながら、トランス
ファ動作やノックアウト動作およびそれらのタイミング
を調整するのでは、スライドが昇降動するので危険を伴
うばかりでなく、スライドの昇降動によってこれらの動
作が見ずらいことから能率的ではなかった。
一方、金型の交換などによってノックアウト動作のタイ
ミングを変更しなければならない場合、ノックアウト用
カムとクランク軸との位相をずらす必要があるが、これ
は従来のノックアウト装置の構造上非常に困難なものと
なっていた。ここで、タイミング変更の困難さを具体的
に説明するために、従来のノックアウト装置の一般構造
を第6図に基づいて説明する。
図において、ノックアウト用カム11は、クランク軸1
0にキー27で一体的に嵌装され、カムフォロア5は支
軸7に回転自在なレバー6の一端側に設けられている。
また、レバー6の他端側にはピン8を介してノックアウ
トロッド15の一端が連結されている。
このノックアウトロッド15はノックアウトピン18を
駆動するためのもので、その他端がピンを介し支軸19
に回転自在なレバー16に取付けられている。ノックア
ウトピン18を直接駆動するレバー17は、レバー16
と同様に支軸19の取付けられている。
なお、基端が機体に取付けられたシリンダ116、ピス
トンロッド118が一体に設けられたピストン117と
から形成されたシリンダ装置は、ノックアウトピン18
を上昇させるためのピンリフターおよびカムフォロア5
をカム11に係合させその飛跳を防止する飛跳防止手段
を構成するものである。このためにピストンロッド11
8はピン119を介してレバー16に軸支されている。
このようなノックアウト装置では、クランク軸10の回
転に伴ってカム11の形態に基づいたモーション・スト
ロークでノックアウトピン18が金型(この例では下
型)内を移動し成形後の製品をノックアウトする。
このように、上記従来装置では、ノックアウト用カム1
1とクランク軸10とはキー27により一体的に連結さ
れているので、両者10,11間の回転方向に位相をづ
らせてタイミングを変更することは至難である。
そこで、複数のカムを用意して、これらをその都度交換
し見掛上のタイミング変更を行うことが考えられる。し
かし、これにしても、交換に労力と時間を費やし能率が
悪い。また、経済的にも不利であり、抜本的対策とはな
らない。
その上、ノックアウト動作のタイミングを変更したとし
ても、そのノックアウト動作のタイミングに同調するよ
うにトランスファ動作のタイミングを変更しなければな
らない。通常、プレス機械におけるトランスファ装置の
搬送上のタイミングは、ベット側のノックアウトモーシ
ョンにより決定される。つまり、製品のクランプ位置
は、ノックアウトの上限であることが重要である。従っ
て、ノックアウト動作のタイミングを変更した場合、そ
のタイミングに同調するようにトランスファ動作のタイ
ミングも変更しなければならない。
これには、ノックアウト用カムと同様に、クランプ・ア
ンクランプ用カム、リフト・ダウン用カムおよびアドバ
ンス・リターン用カムとクランク軸との位相を個々に調
整しなければならないので、より面倒である。
ここに、本考案の目的は、このような従来の問題を解消
し、クランク軸を回転させることなく、トランスファ装
置およびノックアウトピンを単独駆動させることができ
るとともに、これらのトランスファ装置のタイミングと
ノックアウト動作のタイミングとを能率的にかつ簡易に
調整することができる鍛造用プレス機械の単独駆動装置
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案では、クランク軸と別個の回動体を設けるととも
に、この回動体にノックアウトピンを駆動するためのカ
ムおよびトランスファ装置を駆動するためのカムを取付
け、クランク軸と回動体を切離しその状態で当該クラン
ク軸を回転させることなく回動体を回動させることによ
り、トランスファ装置およびノックアウトピンを単独駆
動させて、トランスファ装置のフィンガー等のセッティ
ングを安全確実に行えるように形成したものである。こ
の際、回動体を軸方向に動かしてクランク軸から切離す
とノックアウト用カムとカムフォロアとが軸方向に相対
移動することになり、この移動量に相応した分だけカム
等の肉厚を厚くしなければならない等の問題点が生じ
る。そこで、回動体の代わりに移動体を軸方向に移動さ
せることにより連結手段を介してクランク軸と回動体と
を結合分離するように構成している。
すなわち、少なくともクランプ・アンクランプ用カムに
よってクランプ・アンクランプ動作を行うとともに、ア
ドバンス・リターン用カムによってアドバンス・リター
ン動作を行うトランスファ装置と、ノックアウトピンを
昇降動させるノックアウト用カムとを備えた鍛造用プレ
ス機械において、 クランク軸と同軸上にかつ機体に回転可能および軸方向
へ移動可能に設けられ前記クランプ・アンクランプ用カ
ム、アドバンス・リターン用カムおよびノックアウト用
カムを所定の位置関係をもって取付けた回動体と、 この回動体の中空部に軸方向に移動可能に装着された移
動体と、 この移動体を移動させる移動手段と、 いの移動手段によって前記移動体がクランク軸側へ移動
された際クランク軸と前記回動体とを同期回転可能に連
結するとともに、前記移動体がクランク軸とは反対側へ
移動された際当該クランク軸と前記回動体とを相対回転
可能に分離する連結手段と、 前記移動手段によって前記移動体が前記クランク軸とは
反対側へ移動された状態において、前記回動体を回転さ
せる回転駆動手段と、 を具備したことを特徴とする。
[作用] 移動手段によって移動体をクランク軸とは反対側へ移動
させると、連結手段によってクランク軸と回動体とは相
対回転可能な状態に分離される。この状態において回転
駆動手段によって回動体を回転させると、その回動体に
取付けられたクランプ・アンクランプ用カムおよびアド
バンス・リターン用カムによってトランスファ装置が駆
動されるとともに、ノックアウト用カムによってノック
アウトピンが昇降動される。従って、クランク軸を回転
させることなく、トランスファ装置とノックアウトピン
とを単独駆動させることができる。このため、トランス
ファ装置のフィンガー等の動作状況を安全に確認するこ
とができる。一方、スライド等の昇降速度を変化させる
場合、クランク軸と回動体との位相を変えるだけでノッ
クアウト動作とトランスファ動作とのタイミングを同時
に調整できる。このため、これらタイミング調整を能率
的にかつ簡易に行うことができる。
このようにして、クランク軸を回転させることなく、ト
ランスファ動作とノックアウト動作とのタイミング調整
を行った後、移動手段によって移動体をクランク軸側へ
移動させると、連結手段によってクランク軸と回動体と
が同期回転可能な状態に連結される。従って、以後、こ
の状態でプレス機械の運転を行うことができる。
なお、回動体の代わりに移動体を軸方向に移動させるこ
とにより、連結手段を介してクランク軸と回動体とを結
合分離するので、ノックアウト用カムとカムフォロアと
は軸方向に相対移動することはなく両者の肉厚を厚くす
る必要はなくなる。そのため、装置内のスペースが節約
でき、かつ加工の困難性が解消される。
[実施例] 以下、本考案の好適な実施例を図面に基づいて説明す
る。
(第1実施例) 第1図〜第3図に本実施例の単独駆動装置を示す。同単
独駆動装置は、大きく分けて、ノックアウト用カム11
を含むノックアウト装置と、クランプ・アンクランプ用
カム12,リフトダウン用カム13およびアドバンス・
リターン用カム14などを含むトランスファ装置と、ク
ランク軸10と同軸上に配置された回動体20と、この
回動体20の中空部22に軸方向に移動可能に装着され
た移動体30と、この移動体30を軸方向へ移動させる
移動手段35と、前記クランク軸10と回動体20とを
連結分離可能に接続する連結手段40と、回動体20を
回転させる回転駆動手段55とから構成されている。
なお、本実施例におけるトランスファ装置およびノック
アウト装置の動力伝達系や作動機構に関しては、周知の
ものを利用できることから、ここでは、主にその駆動関
係について説明する。
ここで、クランク軸10は、第1図に示す如く、クラウ
ンを形成するフレームに回転支持されている。また、ク
ランク軸10の一端部には、当該クランク軸10と同軸
上に回動体20が回転可能かつ軸方向(矢印P,Q方
向)へ変位不能に設けられている。
回動体20は、クランク軸10を回転させることなくト
ランスファ装置およびノックアウトピンを単独駆動させ
ることができるように、第1図に示す如く、クランク軸
10とノックアウト用カム11,クランプ・アンクラン
プ用カム12,リフトダウン用カム13,アドバンス・
リターン用カム14とを切離して相対回動可能とするす
るために設けられたもので、これらカム11,12,1
3.14をキー27等により所定の位置関係をもって取
付けている。ここで、トランスファ装置のカム類、すな
わちクランプ・アンクランプ用カム12,リフトダウン
用カム13,アドバンス・リターン用カム14は、それ
ぞれカムフォロア,レバー,ロッド等を介してフィード
バー等に所定のクランプ・アンクランプ動作,リフトダ
ウン動作,アドバンス・リターン動作させるように形成
されている(フィードバー等は図示省略)。また、回動
体20には、その中心軸方向に中空部22が貫通穿設さ
れている。中空部22は、小径部23、中空部24、ボ
ス収容部25および大径部28から構成されている。
ところで、回動体20をクランク軸10から切離して相
対回転可能とする方策として、回動体20を軸方向(矢
印P,Q方向)に動かしてクランク軸10から離反させ
るように構成することが考えられる。しかし、このよう
に構成した場合、ノックアウト用カム11とカムフォロ
ア5とは軸方向に相対移動することになる。ここで、カ
ム11からカムフォロア5に十分なノックアウト駆動力
を伝達しようとするには、カム11とカムフォロア5が
ある一定以上の幅をもって当接係合している必要があ
る。そのため、カム11とカムフォロア5とは、相対移
動量に応じて肉厚を厚くする必要が生じるが、円滑な相
対移動を実現させるためには当接係合するカム11とカ
ムフォロア5の各外周面を極めて高精度に平面仕上げし
なければならず、加工が困難となる。また、カム11が
必然的に大型化するので、このような大型のカム11を
装着した回動体20を動かすには大動力を必要とし装置
が大型化・複雑化してしまう。
そこで、本考案は、このような不都合を解消するため
に、回動体20を軸方向に動かす代わりに移動体30を
軸方向に移動させることにより、連結手段40を介して
クランク軸10と回動体20と結合分離するように構成
している。このため、ノックアウト用カム11とカムフ
ォロア5とは軸方向に相対移動しないので、当該カム1
1およびカムフォロア5の肉厚を、十分なノックアウト
駆動力を伝達できる範囲内で最小としている。
ところで、移動体30は、回動体20の中空部22に軸
方向(矢印P,Q方向)に移動可能に装着されている。
ここに、可動部品である移動体30は、一定の強度を保
ちつつ可能な限りの小型・軽量化が図られている。ま
た、移動体30は、軸方向に円滑移動できるように、そ
の外径が回動体20の小径部23よりやや小さく形成さ
れている。なお、移動体30内には、クランク軸10か
ら油路(図示省略)が伸設され、回動体20等の各部に
潤滑油が供給されている。更に、移動体30の図中右端
部は円板32が装着されており、この円板32から右方
に所定距離だけ離れた位置には、切替検出器65が設置
されている。
切替検出器65は、移動体30が矢印P方向に移動され
てクランク軸10と回動体20が連結手段40を介して
結合した場合にはOFF状態となり、移動体30が矢印
Q方向に移動されてクランク軸10と回動体20が分離
した場合にはON状態となるように形成されている。し
たがって、クランク軸10と回動体20との結合・分離
は当該検出器65により検出することができる。
移動手段35は、前記移動体30をクランク軸10側へ
付勢するスプリング36と、このスプリング36の付勢
力に抗して移動体30をクランク軸10とは反対側へ移
動させる油圧機構とから構成されている。
スプリング36は、回動体20の中径部24と後述する
連結歯車46のボス部の起立端面との間に移動体30の
周囲を囲むように縮設されている。したがって、移動体
30(連結歯車46)はスプリング36の弾性力によっ
て矢印P方向に付勢される。この際、前述したように移
動体30の外径は回動体20の小径部23の内径よりや
や小さく形成されており、かつ後述する油室38内の圧
油は排出されるように構成されているのでスプリング3
6の付勢力により、移動体30は圧油等に妨げられず円
滑に矢印P方向に移動する。
また、油圧機構は、移動体30のフランジ部37,油圧
38および油圧装置39等を含み構成されている。
移動体30のフランジ部37は、当該移動体30の他の
部分よりも直径が大きく、かつ回動体20の大径部28
内を軸方向に摺動自在となるように形成されている。油
室38は、前記フランジ部37と回動体20の大径部2
8の壁面29との間に形成されている。油圧装置39
は、油室38に圧油を供給し、かつ供給した圧油を排出
できるように形成されている。
したがって、油圧装置39を作動して油室38の圧油を
供給すると、移動体30はフランジ部37を介して圧油
に押されて矢印Q方向に移動する。
連結手段40は、前記クランク軸10の回動体側端面に
固定された内歯歯車47と、前記回動体20のクランク
軸側端面に固定された内歯歯車48と、移動体30のク
ランク軸端面に固定され前記内歯歯車47,48と噛合
可能(更に内歯歯車47とは離脱も可能)な外歯歯車4
6とから構成されている。移動手段35によって移動体
30(したがって外歯歯車46)がクランク軸10側へ
移動されると、内歯歯車47,48が外歯歯車46を介
して連結される。この状態では、クランク軸10と回動
体20とは同期回転可能に連結、つまり、クランク軸1
0の回転が回動体20へ伝達される。
一方、移動体30がクランク軸10とは反対側へ移動さ
れると、内歯歯車47から外歯歯車46が外れる。この
状態では、クランク軸10と回動体20とは相対回転可
能に分離、つまり、クランク軸10に対して回動体20
が独自に回転できる。更にまた、回動体20には、当該
回動体20をクランク軸10から切離した際に所定角度
間隔で回動させるための回転駆動手段55が接続されて
いる。
回転駆動手段55は、歯車56を有する歯車列57およ
び図示しない駆動モータ等から構成されている。歯車5
6は、回動体20に固着されており、駆動モータは歯車
列57を介して回動体20を正逆方向に回動するように
構成されている。
また、本実施例においては、クランク軸10と回動体2
0の連結分離を自動的に行なうために油圧装置39およ
び回転駆動手段55等を制御する制御装置60が設けら
れている。制御装置60の機能の詳細については、次に
第3図に示すフローチャートに基づき説明する。
次に、本実施例の作用を説明する。
第3図において、ノックアウトタイミング切替の調整作
業指令がある(ステップS10)と、制御装置50は、
クランク軸10を回動体20を結合した状態で回動し
て、これらクランク軸10および回動体20を所定位置
に位置決めした後に停止させる。次に、制御装置60
は、油圧装置39を駆動して油室38に圧油を供給する
(ステップS12)。すると、移動体30が移動手段3
5のスプリング36の弾性に抗して矢印Q方向に移動す
る。この結果、外歯歯車46と内歯歯車47との噛合状
態が解除されて、内歯歯車47,48が分離される。こ
の両内歯歯車47,48が分離したことは切替検出器6
5がON状態となったことにより検出される(ステップ
S14)。
両内歯歯車47,48が分離されて回動体20がクラン
ク軸10より切離されたところで、制御装置60は、ス
イッチ61を介して入力されたノックアウトタイミング
の切替量に相応した角度量分だけ回動体20が回動する
ように、回転駆動手段55を駆動制御する(ステップS
16)。この際、回動体20の回動量はロータリーエン
コーダ(図示省略)によって検出されるので、正確に設
定角度量だけ回動される(ステップS18)。本実施例
においては、5度間隔で回動量を設定することができ
る。
こうして、回動体20が設定角度量だけ回動すると、ノ
ックアウト用カム11によってノックアウトピンが動作
される。同時に、クランプ・アンクランプ用カム12、
リフト・ダウン用カム13およびアドバンス・リターン
用カム14によってトランスファ装置のフィードバーが
アドバンス・リターン動作、リフト・ダウン動作および
アドバンス・リターン動作を行う。
従って、クランク軸10を回転させることなく、トラン
スファ装置およびノックアウトピンを単独駆動させて、
トランスファ装置のフィンガー等の動作確認を行うこと
ができる。更に、回転駆動手段55によってクランク軸
10と回転体20との相対回転位置を変えることができ
るので、これらトランスファ装置の動作タイミングとノ
ックアウトピンの動作タイミングとを能率的かつ簡易に
調整することができる。
このようにして、動作タイミングを調整した後、制御装
置60は、油圧装置39を駆動して油室38内の圧油を
排出する(S20)。すると、移動体30はスプリング
36の弾性力により矢印P方向に移動して内歯歯車47
と内歯歯車48は外歯歯車46を介して連結される。こ
の際、内歯歯車47,48が連結したことは切替検出器
65がOFF状態となることにより検出される(ステッ
プS22)。なお、この連結状態はスプリング36の付
勢力により保持される。
この状態において、プレス機械を運転すると、クランク
軸10の回転が回動体20に伝達される。従って、スラ
イドの昇降動に関連して、ノックアウトピンが動作され
るとともに、フィ−ドバーがアドバンス・リターン動
作、リフト・ダウン動作およびアドバンス・リターン動
作を行う。
しかして、本実施例によれば、クランク軸10と同軸上
に且つ機体1に回転可能および軸方向へ変位不能に設け
られクランプ・アンクランプ用カム12、アドバンス・
リターン用カム14およびノックアウト用カム11を所
定の位置関係をもって取付けた回動体20と、この回動
体20の中空部22に軸方向に移動可能に装着された移
動体30と、この移動体30を移動させる移動手段35
と、この移動手段35によって前記移動体30がクラン
ク軸10側へ移動された際クランク軸10と前記回動体
20とを同期回転可能に連結するとともに、前記移動体
30がクランク軸10とは反対側へ移動された際当該ク
ランク軸10と前記回動体20とを相対回転可能に分離
する連結手段40と、前記移動手段35によって前記移
動体30が前記クランク軸とは反対側へ移動された状態
において、前記回動体20を回転させる回転駆動手段5
5と、を具備した構成であるので、移動手段30によっ
て回動体20をクランク軸10とは反対側へ移動させれ
ば、クランク軸10を停止させたまま回転駆動手段55
によってトランスファ装置およびノックアウトピンを動
作させることができる。
そのため、スライドを停止させたままで、トランスフ
ァ装置およびノックアウトピンを正規作業と同一条件で
動作させることができるから、作業を安全に行うことが
できる。しかも、クランク軸10と回動体20との位相
を変えるだけで、ノックアウト動作とトランスファ装置
とのタイミングを同時に調整できるので、そのタイミン
グ調整を能率的にかつ簡易に行うとができる。
また、移動手段35を用いて移動体30を軸方向に移動
させることにより、連結手段40を介してクランク軸1
0と回動体20とを結合分離する構成であるので、ノッ
クアウト用カム11とカムフォロア5とは軸方向に相対
移動しない。その結果、カム11およびカムフォロア5
の肉厚を、十分なノックアウト駆動力を伝達できる範囲
内で最小とすることができる。そのため、ノックアウト
装置が大型化、複雑化しない。また、カム11およびカ
ムフォロア5は、互いに当接係合する外周面の面積を最
小とすることができるので、広範囲に亙っての平面精度
が求めらず、加工の困難性が解消されるとともにコスト
低減を図ることができる。
また、全てのカム11,12,13,14を回動体20
に集中して設けてあるので、コンパクトなレイアウトが
可能となる。
(第2実施例) 第2実施例を第4図及び第5図に示す。
第1実施例に対して、更に、例えば200ton位のノ
ックアウト力を必要とする3000tonクラスの超大
型のプレスにあっては、カム11等は、それに応じた強
度を確保する必要上大型化してしまう。また、このよう
な超大型のプレスにおいては、一段と円滑な給油を行う
必要がある。
そこで、伝達するノックアウト駆動力を分散軽減すると
ともに円滑給油を行うために、第4図および第5図に示
す如く回転軸10の両端部に回転体20等を装着するよ
うに構成したのが第2実施例である(ただし、第5図に
おいては片側の回動体20のみを図示し、もう一方の回
動体20は省略してある。なお、図中、2はコラム、4
はボルスタおよび11cはノックアウトピン等からなる
ノックアウト用ユニットである。)。
ここで、第2実施例にいては円滑な給油を行うために、
移動体30に中空部33を軸心に沿って貫通穿設すると
ともに、該中空部33にクランク軸10の小径突出部1
0aを軸方向に相対的に移動可能に嵌挿している。そし
て、小径突出部10aを利用して油路70を形成するよ
うにしている。これにより、回動体20等の各部に潤滑
油を円滑供給することができる。
なお、以上の第1,第2実施例では、カム11等と回動
体20とは、別体としてキー結合させたが、両者13,
20を一体に成形してもよい。
また、制御装置60を設けて、完全自動化を達成するよ
うに構成したが、手動または半自動的に移動手段35を
作動させたり、回動体20を回転させてもよく、この方
式の場合には制御装置60を一層簡略化しさらには省略
することもできる。
更に、3次元のトランスファ装置を用いて構成したが、
2次元のトランスファ装置を備える鍛造用プレス機械で
もよい。つまりクランプ・アンクランプ用カムによって
クランプ・アンクランプ動作を行うとともに、アドバン
ス・リターン用カム14によってアドバンス・リターン
動作を行うトランスファ装置を備える鍛造用プレス機械
でもよい。
また、移動手段35をスプリング36と油圧機構(3
7,38,39)とによって構成したが、共に油圧機構
によって構成するようにしてもよい。
[考案の効果] 以上の通り、本考案によれば、クランク軸を停止させた
ままで、つまり、スライドを停止させたままでトランス
ファ装置およびノックアウトピンを動作させることがで
きトランスファ装置等の動作確認を安全に行うことがで
きる。更に、トランスファ動作のタイミングとノックア
ウト動作のタイミングとを同時に調整することができ
る。従って、作業を安全に、しかも、能率的かつ簡易に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示す図で、第1図
は要部の断面図、第2図はブロック図、第3図は動作説
明するためのフローチャートである。第4図および第5
図は本考案の別の実施例を示す図で、第4図は要部を示
す概略図、第5図は要部の断面図である。第6図は従来
の鍛造用プレス機械に装着されたノックアウト装置の概
略図である。 10…クランク軸、 11…ノックアウト用カム、 12…クランプ・アンクランプ用カム、 13…リフト・ダウン用カム、 14…アドバンス・リターン用カム、 20…回動体、 30…移動体、 35…移動手段、 40…連結手段、 55…回転駆動手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともクランプ・アンクランプ用カム
    によってクランプ・アンクランプ動作を行うとともに、
    アドバンス・リターン用カムによってアドバンス・リタ
    ーン動作を行うトランスファ装置と、ノックアウトピン
    を昇降動させるノックアウト用カムとを備えた鍛造用プ
    レス機械において、 クランク軸と同軸上にかつ機体に回転可能および軸方向
    へ変位不能に設けられ前記クランプ・アンクランプ用カ
    ム、アドバンス・リターン用カムおよびノックアウト用
    カムを所定の位置関係をもって取付けた回動体と、 この回動体の中空部に軸方向に移動可能に装着された移
    動体と、 この移動体を移動させる移動手段と、 この移動手段によって前記移動体がクランク軸側へ移動
    された際クランク軸と前記回動体とを同期回転可能に連
    結するとともに、前記移動体がクランク軸とは反対側へ
    移動された際当該クランク軸と前記回動体とを相対回転
    可能に分離する連結手段と、 前記移動手段によって前記移動体が前記クランク軸とは
    反対側へ移動された状態において、前記回動体を回転さ
    せる回転駆動手段と、 を具備したことを特徴とする鍛造用プレス機械の単独駆
    動装置。
JP8874389U 1989-07-28 1989-07-28 鍛造用プレス機械の単独駆動装置 Expired - Lifetime JPH06195Y2 (ja)

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