JPH0619768Y2 - 縦軸型エンジンの潤滑装置 - Google Patents
縦軸型エンジンの潤滑装置Info
- Publication number
- JPH0619768Y2 JPH0619768Y2 JP1987175908U JP17590887U JPH0619768Y2 JP H0619768 Y2 JPH0619768 Y2 JP H0619768Y2 JP 1987175908 U JP1987175908 U JP 1987175908U JP 17590887 U JP17590887 U JP 17590887U JP H0619768 Y2 JPH0619768 Y2 JP H0619768Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crankshaft
- bearing
- oil passage
- diameter portion
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、クランク軸を上下に延びる姿勢に配置した縦
軸型エンジンを対象としており、特に、そのようなエン
ジンに使用される潤滑装置を対象としている。
軸型エンジンを対象としており、特に、そのようなエン
ジンに使用される潤滑装置を対象としている。
(従来の技術) 縦軸型エンジンでは、クランクウエブやクランクピンが
垂直軸を中心にして水平に回転するので、水平軸型エン
ジンのような飛沫式潤滑方法を採用することができな
い。
垂直軸を中心にして水平に回転するので、水平軸型エン
ジンのような飛沫式潤滑方法を採用することができな
い。
そのために、従来の縦軸型エンジンでは、例えば実開昭
58−14413号や実開昭58−66105号のよう
に、潤滑装置としてオイルスリンガが使用されている。
58−14413号や実開昭58−66105号のよう
に、潤滑装置としてオイルスリンガが使用されている。
又別の潤滑装置としては、例えば実開昭61−1755
12号や実開昭61−178013号のように、トロコ
イドポンプが使用されている。
12号や実開昭61−178013号のように、トロコ
イドポンプが使用されている。
(考案が解決しようとする課題) ところがオイルスリンガを使用する従来構造では、クラ
ンク軸とは別にスリンガ取付軸やスリンガ駆動装置が必
要になり、構造が複雑化する。又、スリンガ装置の設置
スペースやオイル飛散スペースが必要であるので、クラ
ンクケース全体が大型化する。更に、オイル飛沫による
潤滑であるために、潤滑を必要とする部分に重点的に潤
滑油を供給することが困難である。
ンク軸とは別にスリンガ取付軸やスリンガ駆動装置が必
要になり、構造が複雑化する。又、スリンガ装置の設置
スペースやオイル飛散スペースが必要であるので、クラ
ンクケース全体が大型化する。更に、オイル飛沫による
潤滑であるために、潤滑を必要とする部分に重点的に潤
滑油を供給することが困難である。
一方、トロコイドポンプを使用した構造では、ポンプの
取付スペースが大きくなるという不都合がある。又、ポ
ンプ自体やそれに併設するフィルタ等が高価である。更
に、クランク軸の途中等にトロコイドポンプを設置する
と、ポンプの構造が必然的に大型化し、ポンプ容量が不
必要に大きくなる。
取付スペースが大きくなるという不都合がある。又、ポ
ンプ自体やそれに併設するフィルタ等が高価である。更
に、クランク軸の途中等にトロコイドポンプを設置する
と、ポンプの構造が必然的に大型化し、ポンプ容量が不
必要に大きくなる。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上面に上向きのクランクピン19を有するク
ランクウエブ18から出力側下方へ延びる大径部分37
と上記大径部分37の下端に段部39を介して同芯に連
続する小径部分38を有するクランク軸1の上記大径部
分37の上端部を支持する軸受5と小径部分38を支持
する軸受孔45から成る軸受部3をクランクケース2に
設け、上記軸受5と軸受孔45の間のクランクケース2
とクランク軸1との間にオイル溜り8を形成し、上記オ
イル溜り8の底部において、クランク軸小径部分38の
上端部の直径上に延びる断面円形の貫通孔33にその両
端部で移動自在に嵌合する円柱状の1対のピン11と、
上記ピン11の外側に位置し上面が上記段部39に当接
し円筒状の内周面34の中心線Rがクランク軸1の回転
中心線Oに対して偏心してクランクケース2に固定され
た環状のハウジング12と、上記クランク軸小径部分3
8と上記ハウジング内周面34との間のポンプ室35の
半径方向幅の広い部分と上記オイル溜り8とをつなぐ入
口13と、上記ポンプ室35の半径方向幅の狭い部分を
上記貫通孔33の下側のクランク軸小径部分38に設け
た直径上の油路16を介して上記油路16の中間部から
上方へ延びるクランク軸中心の油路17に接続する出口
14とから成るオイルポンプ10を形成し、上記クラン
ク軸中心の油路17から半径方向外方へ延びて上記軸受
5の内面に達する半径方向油路31と、上記クランク軸
中心の油路17から斜め上方に延びクランクピン19の
表面に達する傾斜油路28とを設けたことを特徴とする
縦軸型エンジンの潤滑装置である。
ランクウエブ18から出力側下方へ延びる大径部分37
と上記大径部分37の下端に段部39を介して同芯に連
続する小径部分38を有するクランク軸1の上記大径部
分37の上端部を支持する軸受5と小径部分38を支持
する軸受孔45から成る軸受部3をクランクケース2に
設け、上記軸受5と軸受孔45の間のクランクケース2
とクランク軸1との間にオイル溜り8を形成し、上記オ
イル溜り8の底部において、クランク軸小径部分38の
上端部の直径上に延びる断面円形の貫通孔33にその両
端部で移動自在に嵌合する円柱状の1対のピン11と、
上記ピン11の外側に位置し上面が上記段部39に当接
し円筒状の内周面34の中心線Rがクランク軸1の回転
中心線Oに対して偏心してクランクケース2に固定され
た環状のハウジング12と、上記クランク軸小径部分3
8と上記ハウジング内周面34との間のポンプ室35の
半径方向幅の広い部分と上記オイル溜り8とをつなぐ入
口13と、上記ポンプ室35の半径方向幅の狭い部分を
上記貫通孔33の下側のクランク軸小径部分38に設け
た直径上の油路16を介して上記油路16の中間部から
上方へ延びるクランク軸中心の油路17に接続する出口
14とから成るオイルポンプ10を形成し、上記クラン
ク軸中心の油路17から半径方向外方へ延びて上記軸受
5の内面に達する半径方向油路31と、上記クランク軸
中心の油路17から斜め上方に延びクランクピン19の
表面に達する傾斜油路28とを設けたことを特徴とする
縦軸型エンジンの潤滑装置である。
(作用) 上記構成によると、クランク軸の回転にともなってピン
はクランク軸と共に旋回する。この旋回動作によりピン
に遠心力が発生するので、ピンは半径方向外側へ移動し
てハウジングの内周面に接触した状態を保ち、ポンプ室
はピンを境にして円周方向に複数のポンプ室部分に分け
られる。又、ハウジングはクランク軸に対して偏心して
いるので、各ポンプ室部分はピンの旋回にともなって容
積が変化し、入口に連通する状態では容積が大きくな
り、出口に連通する状態では容積が小さくなる。
はクランク軸と共に旋回する。この旋回動作によりピン
に遠心力が発生するので、ピンは半径方向外側へ移動し
てハウジングの内周面に接触した状態を保ち、ポンプ室
はピンを境にして円周方向に複数のポンプ室部分に分け
られる。又、ハウジングはクランク軸に対して偏心して
いるので、各ポンプ室部分はピンの旋回にともなって容
積が変化し、入口に連通する状態では容積が大きくな
り、出口に連通する状態では容積が小さくなる。
従って、オイル溜りのオイルは、入口から容積が大きい
状態のポンプ室部分に流入し、入口の閉鎖及び上記容積
の減少にともなって圧縮され、容積の減少したポンプ室
部分から加圧状態で出口へ吐出される。
状態のポンプ室部分に流入し、入口の閉鎖及び上記容積
の減少にともなって圧縮され、容積の減少したポンプ室
部分から加圧状態で出口へ吐出される。
(実施例) 垂直断面略図である第1図において、クランク軸1は垂
直な姿勢で配置されており、クランクケース2の概ね筒
状の軸受部3により支持されている。軸受部3の上端部
とクランク軸1の間には軸受5が介装され、軸受部3の
下端部とクランク軸1の間には軸受孔45の下側にシー
ル6が介装されている。クランク軸1の上半部(軸受5
の下側近傍の部分)の周囲にはオイル溜り8が形成して
ある。オイル溜り8内のオイルは、例えば、軸受5より
も下側かつ後述するオイルポンプ10よりも上方のレベ
ルLまで溜っており、オイル溜り8の底部のオイルがオ
イルポンプ10へ供給されるようになっている。
直な姿勢で配置されており、クランクケース2の概ね筒
状の軸受部3により支持されている。軸受部3の上端部
とクランク軸1の間には軸受5が介装され、軸受部3の
下端部とクランク軸1の間には軸受孔45の下側にシー
ル6が介装されている。クランク軸1の上半部(軸受5
の下側近傍の部分)の周囲にはオイル溜り8が形成して
ある。オイル溜り8内のオイルは、例えば、軸受5より
も下側かつ後述するオイルポンプ10よりも上方のレベ
ルLまで溜っており、オイル溜り8の底部のオイルがオ
イルポンプ10へ供給されるようになっている。
オイルポンプ10は、詳細に後述するが、基本的には、
クランク軸1の半径方向に延びる円柱状の1対のピン1
1と、ピン11に対して上記半径方向外側に位置する環
状のハウジング12とを備えている。ハウジング12の
円筒状内周面34に面したピン11の先端面は部分球面
状に形成されている。ハウジング12はクランクケース
軸受部3の内周に嵌合して固定されている。オイルポン
プ10の入口13はハウジング12の上端部の一部を切
り欠いて形成されており、オイル溜り8の底部に連通し
ている。オイルポンプ10の出口14は入口13に対し
て円周方向に離れた位置にあり、ハウジング12の内周
かつ下端に隣接している。この出口14は軸受部3の内
周に設けた切り欠き又は窪みにより形成されている。軸
受部3の下端部には前記シール6を取り付けるための環
状の切り欠き46が設けてあり、軸受部3は、上記出口
14を除いて、そのシール用切り欠き46とハウジング
12との間の軸受孔45部分全体がクランク軸1にほぼ
密着状態で嵌合している。
クランク軸1の半径方向に延びる円柱状の1対のピン1
1と、ピン11に対して上記半径方向外側に位置する環
状のハウジング12とを備えている。ハウジング12の
円筒状内周面34に面したピン11の先端面は部分球面
状に形成されている。ハウジング12はクランクケース
軸受部3の内周に嵌合して固定されている。オイルポン
プ10の入口13はハウジング12の上端部の一部を切
り欠いて形成されており、オイル溜り8の底部に連通し
ている。オイルポンプ10の出口14は入口13に対し
て円周方向に離れた位置にあり、ハウジング12の内周
かつ下端に隣接している。この出口14は軸受部3の内
周に設けた切り欠き又は窪みにより形成されている。軸
受部3の下端部には前記シール6を取り付けるための環
状の切り欠き46が設けてあり、軸受部3は、上記出口
14を除いて、そのシール用切り欠き46とハウジング
12との間の軸受孔45部分全体がクランク軸1にほぼ
密着状態で嵌合している。
クランク軸1の内部には、出口14に連通するオイル供
給路15が設けてあり、供給路15は、クランク軸1を
直径方向に貫通して出口14に接続する油路16と、油
路16からクランク軸1の中心部を上方へ延びる油路1
7等で形成されている。油路17の上端はクランクウエ
ブ18の上端面に開口している。
給路15が設けてあり、供給路15は、クランク軸1を
直径方向に貫通して出口14に接続する油路16と、油
路16からクランク軸1の中心部を上方へ延びる油路1
7等で形成されている。油路17の上端はクランクウエ
ブ18の上端面に開口している。
図示の実施例では、クランクウエブ18は、軸受5から
上方へ突出したクランク軸1の上端部に1個だけ設けて
あり、水平方向に延びている。クランクウエブ18の一
方の端部の上面からはクランクピン19が上方へ突出し
ている。クランクピン19にはコネクティングロッド2
0の大端部が連結している。
上方へ突出したクランク軸1の上端部に1個だけ設けて
あり、水平方向に延びている。クランクウエブ18の一
方の端部の上面からはクランクピン19が上方へ突出し
ている。クランクピン19にはコネクティングロッド2
0の大端部が連結している。
クランクピン19の上端には案内板21が固定されてい
る。案内板21は概ね水平で、クランクピン19の上方
からクランク軸1の上方まで延びている。
る。案内板21は概ね水平で、クランクピン19の上方
からクランク軸1の上方まで延びている。
前述の油路16、17の他に、クランク軸1やクランク
ウエブ18、クランクピン19には油路28、29等が
設けてある。油路28は油路17の途中からクランク軸
1及びクランクウエブ18の内部を斜めに延びてクラン
クピン19の中心穴30に連通している。油路29はク
ランクピン19に設けてあり、クランクピン19の内周
面から(中心穴30から)クランクピン19のクランク
軸1の中心線Oから最も離れた外周面まで延びている。
ウエブ18、クランクピン19には油路28、29等が
設けてある。油路28は油路17の途中からクランク軸
1及びクランクウエブ18の内部を斜めに延びてクラン
クピン19の中心穴30に連通している。油路29はク
ランクピン19に設けてあり、クランクピン19の内周
面から(中心穴30から)クランクピン19のクランク
軸1の中心線Oから最も離れた外周面まで延びている。
更に油路17には、油路28との接続点よりも上側にお
いて、油路31が接続している。油路31はクランク軸
1の半径方向に延びており、軸受5の内周面に向かって
開口している。
いて、油路31が接続している。油路31はクランク軸
1の半径方向に延びており、軸受5の内周面に向かって
開口している。
オイルポンプ10は第2図(第1図のII−II断面部分
図)のように構成されている。第2図において、クラン
ク軸1には直径方向に断面円形の貫通孔33が設けてあ
り、前記1対のピン11は、それぞれ、クランク軸1の
半径方向に移動自在の状態で、貫通孔33に密着状態で
嵌合している。又環状ハウジング12は、少なくともそ
の内周面34(図示の実施例では内周面と外周面の両
方)の中心線Rがクランク軸1の中心線Oに対して多少
偏心してクランクケース2に鋳込み等の手段により固定
されている。従って、内周面34とクランク軸1の外周
面との間に形成されるポンプ室35には、半径方向幅の
広い部分と半径方向幅の狭い部分とが形成される。上記
入口13は半径方向幅の広い部分においてポンプ室35
に接続し、上記出口14は半径方向幅の狭い部分におい
て、ポンプ室35に接続している。
図)のように構成されている。第2図において、クラン
ク軸1には直径方向に断面円形の貫通孔33が設けてあ
り、前記1対のピン11は、それぞれ、クランク軸1の
半径方向に移動自在の状態で、貫通孔33に密着状態で
嵌合している。又環状ハウジング12は、少なくともそ
の内周面34(図示の実施例では内周面と外周面の両
方)の中心線Rがクランク軸1の中心線Oに対して多少
偏心してクランクケース2に鋳込み等の手段により固定
されている。従って、内周面34とクランク軸1の外周
面との間に形成されるポンプ室35には、半径方向幅の
広い部分と半径方向幅の狭い部分とが形成される。上記
入口13は半径方向幅の広い部分においてポンプ室35
に接続し、上記出口14は半径方向幅の狭い部分におい
て、ポンプ室35に接続している。
又、第1図において、クランク軸1のオイル溜り8内の
部分37はその下側の部分38よりも大径であり、両部
分37、38の間に段部39が形成されている。そし
て、前記貫通孔33は小径部分38の上端に形成してあ
り、段部39の環状端面は、入口13を除く全周にわた
って、ハウジング12の上端に相対回転自在の状態で着
座している。
部分37はその下側の部分38よりも大径であり、両部
分37、38の間に段部39が形成されている。そし
て、前記貫通孔33は小径部分38の上端に形成してあ
り、段部39の環状端面は、入口13を除く全周にわた
って、ハウジング12の上端に相対回転自在の状態で着
座している。
上記構成によると、クランク軸1の矢印A方向の回転に
ともなってピン11はクランク軸1と共に旋回する。こ
の旋回動作によりピン11に遠心力が発生するので、ピ
ン11は半径方向外側へ移動してハウジング内周面34
に接触した状態を保ち、ポンプ室35はピン11を境に
して円周方向に2個のポンプ室部分40(第2図)に分
けられる。上記入口13と出口14はクランク軸1の回
転にともないピン11によりポンプ室部分40に開口あ
るいは閉鎖される。又、ハウジング12の内周面34は
クランク軸1に対して偏心しているので、各ポンプ室部
分40はピン11の旋回にともなって容積が変化し、入
口13に連通する状態では容積が大きくなり、出口14
に連通する状態では容積が小さくなる。
ともなってピン11はクランク軸1と共に旋回する。こ
の旋回動作によりピン11に遠心力が発生するので、ピ
ン11は半径方向外側へ移動してハウジング内周面34
に接触した状態を保ち、ポンプ室35はピン11を境に
して円周方向に2個のポンプ室部分40(第2図)に分
けられる。上記入口13と出口14はクランク軸1の回
転にともないピン11によりポンプ室部分40に開口あ
るいは閉鎖される。又、ハウジング12の内周面34は
クランク軸1に対して偏心しているので、各ポンプ室部
分40はピン11の旋回にともなって容積が変化し、入
口13に連通する状態では容積が大きくなり、出口14
に連通する状態では容積が小さくなる。
従って、オイル溜り8のオイルは、入口13から容積が
大きい状態のポンプ室部分40に流入し、入口13の閉
鎖及び上記容積の減少にともなって圧縮され、容積の減
少したポンプ室部分40から加圧状態で出口14へ吐出
される。
大きい状態のポンプ室部分40に流入し、入口13の閉
鎖及び上記容積の減少にともなって圧縮され、容積の減
少したポンプ室部分40から加圧状態で出口14へ吐出
される。
出口14へ吐出されたオイルは油路16、17、28を
経て中心穴30に達し、遠心力により更に加圧されて中
心穴30から油路29を経てクランクピン19とコネク
ティングロッド20との嵌合部(軸受面)へ流れる。
又、一部のオイルは油路17から油路31を経て遠心力
により更に加圧されて軸受5の内周に供給される。
経て中心穴30に達し、遠心力により更に加圧されて中
心穴30から油路29を経てクランクピン19とコネク
ティングロッド20との嵌合部(軸受面)へ流れる。
又、一部のオイルは油路17から油路31を経て遠心力
により更に加圧されて軸受5の内周に供給される。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によると、クランク軸1とク
ランクケース軸受部3との間にオイルポンプ10を配置
してクランク軸1で駆動するようにしたので、エンジン
全体の構造の簡単化及び軽量化を図ることができる。無
論、オイルポンプ10を駆動するための専用の駆動軸や
動力伝達機構は不要であるので、この点においても構造
を簡単化できる。
ランクケース軸受部3との間にオイルポンプ10を配置
してクランク軸1で駆動するようにしたので、エンジン
全体の構造の簡単化及び軽量化を図ることができる。無
論、オイルポンプ10を駆動するための専用の駆動軸や
動力伝達機構は不要であるので、この点においても構造
を簡単化できる。
又油路構造も簡単化でき、特にクランク軸1の内部に供
給路15を設けることにより、油路構造を著しく簡単化
できる。更に、オイルポンプ10についても、クランク
軸1にピン11を組み込み、その外側に環状ハウジング
12を配置することによりオイルポンプ10を構成でき
るので、その構造を著しく簡単化できる。
給路15を設けることにより、油路構造を著しく簡単化
できる。更に、オイルポンプ10についても、クランク
軸1にピン11を組み込み、その外側に環状ハウジング
12を配置することによりオイルポンプ10を構成でき
るので、その構造を著しく簡単化できる。
本考案においては、貫通孔33が断面円形であり、ピン
11も円柱状であるため、貫通孔33とピン11の精密
な加工製作が極めて容易になるばかりでなく、組付上も
圧入或いはボルト締めの工程が無く、ルーズな嵌込みで
良くなるため、組付工数も減り、部品点数が少ないこと
と相俟って、オイルポンプ10が安価にまとまる。又油
路16は貫通孔33の下側に設けてある為出口14との
接続が容易になり、(別の配管は不要になり)、油路1
6の中間部分に接続したクランク軸中心の油路17の下
端部付近が両ピン11、11間の空間に連通することに
なり、両ピン11、11はオイルポンプ10で加圧され
たオイルの圧力と遠心力によりハウジング内周面34に
確実に内接してクランク軸1と共に回転するので、ポン
プ効率が向上する。
11も円柱状であるため、貫通孔33とピン11の精密
な加工製作が極めて容易になるばかりでなく、組付上も
圧入或いはボルト締めの工程が無く、ルーズな嵌込みで
良くなるため、組付工数も減り、部品点数が少ないこと
と相俟って、オイルポンプ10が安価にまとまる。又油
路16は貫通孔33の下側に設けてある為出口14との
接続が容易になり、(別の配管は不要になり)、油路1
6の中間部分に接続したクランク軸中心の油路17の下
端部付近が両ピン11、11間の空間に連通することに
なり、両ピン11、11はオイルポンプ10で加圧され
たオイルの圧力と遠心力によりハウジング内周面34に
確実に内接してクランク軸1と共に回転するので、ポン
プ効率が向上する。
(別の実施例) 1対のピン11の間に圧縮コイルスプリングを配置する
こともできる。
こともできる。
第1図の構造では、入口13をハウジング12に形成し
たが、この構造に代えて、第3図の如く、入口13をク
ランク軸1の大径部分37の下端外周部に形成すること
もできる。
たが、この構造に代えて、第3図の如く、入口13をク
ランク軸1の大径部分37の下端外周部に形成すること
もできる。
第3図の実施例の入口13を第4図(第3図のIV−IV断
面部分図)に示す。
面部分図)に示す。
第4図では、入口13はクランク軸1の大径部分37の
下端外周部にピン11の近傍かつピン11の回転方向側
に円弧状に設けられ、クランク軸1の回転にともない、
ポンプ室35の半径方向の幅の広い部分でポンプ室35
に開口接続し、半径方向の幅の狭い部分ではハウジング
12の上端面にてポンプ室に対し閉鎖されるように形成
されている。
下端外周部にピン11の近傍かつピン11の回転方向側
に円弧状に設けられ、クランク軸1の回転にともない、
ポンプ室35の半径方向の幅の広い部分でポンプ室35
に開口接続し、半径方向の幅の狭い部分ではハウジング
12の上端面にてポンプ室に対し閉鎖されるように形成
されている。
なお、ポンプ室35におけるオイルの圧縮開始時期や入
口13からのオイル吸入期間は入口13の閉鎖時期や入
口13の開放期間等に対応するので、それらの閉鎖時期
や閉鎖期間等を適当に設定するために、入口13の位置
や円周方向の寸法を様々に変えることができる。換言す
れば、入口13の位置や円周方向寸法を適当に設定する
だけで、最適のポンプ特性を設定することができる。
口13からのオイル吸入期間は入口13の閉鎖時期や入
口13の開放期間等に対応するので、それらの閉鎖時期
や閉鎖期間等を適当に設定するために、入口13の位置
や円周方向の寸法を様々に変えることができる。換言す
れば、入口13の位置や円周方向寸法を適当に設定する
だけで、最適のポンプ特性を設定することができる。
第1図は実施例の垂直断面略図、第2図は第1図のII−
II断面部分図、第3図は別の実施例の垂直断面略図、第
4図は第3図のIV−IV断面部分図である。1…クランク
軸、2…クランクケース、3…軸受部、8…オイル溜
り、10…オイルポンプ、11…ピン、12…ハウジン
グ、13…入口、14…出口、15…オイル供給路、2
0…コネクティングロッド、33…貫通孔、34…ハウ
ジング内周面、35…ポンプ室、R…ハウジング内周面
の中心線、O…クランク軸の回転中心線
II断面部分図、第3図は別の実施例の垂直断面略図、第
4図は第3図のIV−IV断面部分図である。1…クランク
軸、2…クランクケース、3…軸受部、8…オイル溜
り、10…オイルポンプ、11…ピン、12…ハウジン
グ、13…入口、14…出口、15…オイル供給路、2
0…コネクティングロッド、33…貫通孔、34…ハウ
ジング内周面、35…ポンプ室、R…ハウジング内周面
の中心線、O…クランク軸の回転中心線
フロントページの続き (72)考案者 西川 利彦 兵庫県明石市川崎町1―1 川崎重工業株 式会社明石工場内 (56)参考文献 実開 昭61−151087(JP,U) 特公 昭29−7664(JP,B1) 実公 昭52−32968(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】上面に上向きのクランクピン19を有する
クランクウエブ18から出力側下方へ延びる大径部分3
7と上記大径部分37の下端に段部39を介して同芯に
連続する小径部分38を有するクランク軸1の上記大径
部分37の上端部を支持する軸受5と小径部分38を支
持する軸受孔45から成る軸受部3をクランクケース2
に設け、上記軸受5と軸受孔45の間のクランクケース
2とクランク軸1との間にオイル溜り8を形成し、上記
オイル溜り8の底部において、クランク軸小径部分38
の上端部の直径上に延びる断面円形の貫通孔33にその
両端部で移動自在に嵌合する円柱状の1対のピン11
と、上記ピン11の外側に位置し上面が上記段部39に
当接し円筒状の内周面34の中心線Rがクランク軸1の
回転中心線Oに対して偏心してクランクケース2に固定
された環状のハウジング12と、上記クランク軸小径部
分38と上記ハウジング内周面34との間のポンプ室3
5の半径方向幅の広い部分と上記オイル溜り8とをつな
ぐ入口13と、上記ポンプ室35の半径方向幅の狭い部
分を上記貫通孔33の下側のクランク軸小径部分38に
設けた直径上の油路16を介して上記油路16の中間部
から上方へ延びるクランク軸中心の油路17に接続する
出口14とから成るオイルポンプ10を形成し、上記ク
ランク軸中心の油路17から半径方向外方へ延びて上記
軸受5の内面に達する半径方向油路31と、上記クラン
ク軸中心の油路17から斜め上方に延びクランクピン1
9の表面に達する傾斜油路28とを設けたことを特徴と
する縦軸型エンジンの潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987175908U JPH0619768Y2 (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 縦軸型エンジンの潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987175908U JPH0619768Y2 (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 縦軸型エンジンの潤滑装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0180609U JPH0180609U (ja) | 1989-05-30 |
| JPH0619768Y2 true JPH0619768Y2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=31467683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987175908U Expired - Lifetime JPH0619768Y2 (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 縦軸型エンジンの潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0619768Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5232968U (ja) * | 1975-08-29 | 1977-03-08 | ||
| JPS61151087U (ja) * | 1985-03-12 | 1986-09-18 |
-
1987
- 1987-11-18 JP JP1987175908U patent/JPH0619768Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0180609U (ja) | 1989-05-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4838769A (en) | High side scotch yoke compressor | |
| AU598165B2 (en) | Compressor mounting pin | |
| CN216130975U (zh) | 一种机油泵齿轮及采用该齿轮的摩托车发动机 | |
| KR20010078226A (ko) | 스크롤 압축기 | |
| KR20020087837A (ko) | 올덤 커플링을 위한 클리어런스를 가진 스크롤 압축기 | |
| JP4272536B2 (ja) | エンジンの潤滑装置 | |
| JPH02277979A (ja) | 気密コンプレッサー用吸い込みラインコネクター | |
| US20250067262A1 (en) | Scroll compressor | |
| CN217682264U (zh) | 用于涡旋压缩机的驱动件以及涡旋压缩机 | |
| JP4007960B2 (ja) | エンジンの締結構造 | |
| US6056515A (en) | Hydrocleaning machine with pump mounting closure lid | |
| CN217327669U (zh) | 涡旋压缩机 | |
| US6886523B2 (en) | Engine and pump assembly having combined housing | |
| JP4234015B2 (ja) | エンジンの潤滑装置 | |
| JP2001173634A (ja) | オイルフィルタを備えたクランク軸 | |
| JPS63297718A (ja) | 縦軸型エンジンの潤滑装置 | |
| JPH0435634B2 (ja) | ||
| CN212272340U (zh) | 带惰齿轮的外装机油泵 | |
| CA1330786C (en) | Suction line adaptor and filter | |
| JPS5931997Y2 (ja) | クランクピン部の潤滑装置 | |
| KR100289786B1 (ko) | 유압펌프 | |
| JP2616128B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JPH0684751B2 (ja) | 冷凍用圧縮機 | |
| CN101203671A (zh) | 发动机 | |
| JPH0993870A (ja) | エンジンにおける発電機の冷却構造 |