JPH0619920A - 命令制御モジュール - Google Patents

命令制御モジュール

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JPH0619920A
JPH0619920A JP19655592A JP19655592A JPH0619920A JP H0619920 A JPH0619920 A JP H0619920A JP 19655592 A JP19655592 A JP 19655592A JP 19655592 A JP19655592 A JP 19655592A JP H0619920 A JPH0619920 A JP H0619920A
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JP
Japan
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ledger
load
control module
expanding means
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Application number
JP19655592A
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English (en)
Inventor
Akira Atsumi
亮 渥美
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
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    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/08Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management
    • G06Q10/087Inventory or stock management, e.g. order filling, procurement or balancing against orders

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  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 諸分野の各階層のすべてに適用することが可
能で、統合化が容易に達成でき、さらに日程管理、シー
ケンス制御を拡張した汎用の命令制御モジュールを提供
すること。 【構成】 コンピュータ処理を利用する命令制御モジュ
ールであって、外部からの上位オーダが入力される上位
オーダ台帳を設ける。上位オーダ台帳から読み込まれた
命令を予め登録した部品構成表に基づいて構成要素に展
開し、各構成要素所要量を演算しリリースオーダ台帳に
出力するオーダ要素展開手段を設ける。また、リリース
オーダ台帳から要素所要量を入力する内部オーダ台帳
と、この内部オーダ台帳から読み込まれた命令を工程に
展開し、予め登録した部品/資源データに基づいて資源
負荷を演算するオーダ負荷展開手段を設ける。そして、
前記オーダ負荷展開手段からの出力に基づき外部へのオ
ーダ出力可能とした外部リリース台帳とを有し、外部と
命令の授受を行いつつ、命令制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は命令制御モジュールに係
り、特に生産管理、日程管理、あるいはシーケンス制御
に代表される順序、期間により命令の実行を制御するこ
とを要する処理システムに利用するのに好適な命令制御
モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】生産管理、日程管理、シーケンス制御あ
るいはこれらの要素を含む経営からアフターサービスま
での諸分野においては、コンピュータおよびマイクロプ
ロセッサの進歩にともない、システム化が目覚しく進ん
でいる。これらのシステム化では、個別にプログラムあ
るいは装置を作成する、あるいは適用分野、適用階層、
更には産業分野を限定したソフトウェアあるいは装置を
利用することが行われている。
【0003】例えば、分業によるビジネスワークは、単
位組織毎の分散処理、ホロニックアーキテクチャという
特徴をもち、更にこのような分業によるビジネスワーク
では、(1)、与えられた使命群を遂行し、自己を維持
するための経営、資源管理、商品企画、販売、エンジニ
アリング、調達・保管、製造、物流、建設、サービスま
での諸機能のうち、必要とするものを具備すること、
(2)、外部からの物、情報(文書)あるいは作業/サ
ービスに対する注文に応じて、納期を守って、注文され
た物、情報(文書)あるいは作業/サービスを納めるこ
と、が要求される。
【0004】このような前提に立脚して、現実のビジネ
スワークにおける作業形態は、単位組織毎に、 1、引合いを受けて見積を作成し、提出する。 2、受注物件について生産計画をたて、これの生産を行
ない、進捗管理、原価管理、品質管理を行う。 3、購買、外注の計画をたて、引合/見積りの過程を経
て、これを発注し、購買・外注管理を行う。 4、完成後、納品/請求を行い、支払を受け、更にクレ
ーム処理、アフターサービスを行う。
【0005】このような作業形態のなかで、作業の順序
および期日を守ることが重要であり、従来から次のよう
な手法が使用されている。第1はオーダ要素展開であ
る。オーダ物件の生産に必要な構成要素を部品表により
リストアップし、所要の期日に所要量が入手可能か否か
調べ、不足する場合は、サブオーダとして追加手配する
とともに、所定の期日にオーダが完成可能か否かの検討
を行う。
【0006】第2はオーダ負荷展開である。オーダ物件
を生産するための手順を工程表から選択し、所要の期日
に所要の人、設備等の資源が利用可能か否かの検討を行
い、不可の場合は、外注、残業等の対策をとる。
【0007】第3はパート手法である。オーダ物件を生
産するための作業項目をリストアップし、これを順序に
矢印で結んだネットワークを構成し、作業項目毎の所要
日程、所要資源から計画の可否を検討する。
【0008】第4はガントチャートである。オーダ物件
の生産に必要な構成要素をリストアップし、各々を生産
する作業段階に分割し、作業段階毎の所要日程、所要資
源から計画の可否を検討する。
【0009】第5はシーケンス制御である。予め想定さ
れる条件をすべてリストアップしておき、ある条件が生
起したときの動作を前もってすべて決めておき、自動的
にシミュレーションあるいは生産を行う。かつ、これら
の手法はすべて、当初の計画のみならず、実績をフィー
ドバックして、随時あるいは定期的に再計画が必要とさ
れるという特徴を有する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のような
手法は各々次のような欠点を有する。第1のオーダ要素
展開は、手順展開機能がないため、資源負荷検討に無力
である。第2のオーダ要素展開は、要素展開機能がない
ため、資材所要量検討に無力であるとともに、相互関連
の把握ができない。第3のパート手法は、要素展開機能
がなく、かつ工程表の概念が希薄なため、標準化、自動
化が難しく、その結果として変更をともなう再計画が容
易でなく、またネットワーク構成のため、実務レベルで
の進捗把握が困難である。第4のガントチャートは部品
表、工程表の概念が希薄なため、標準化、自動化が難し
く、その結果として変更をともなう再計画が容易でな
く、また相互関連の把握が難しい。第5のシーケンス制
御は、要素展開という概念がないため、相互関連の把握
が難しい上、予めプログラムしておくことから、変更が
難しく、また柔軟な対応を予めプログラムすることも困
難である。
【0011】したがって、従来の手法では、CIM(Co
mputer Integrated Manufacturing)に代表される生産
管理、日程管理、シーケンス制御、あるいはこれらの要
素を含む経営からアフターサービスまでの諸分野の企業
レベルからコントローラレベルまでの各階層の全体ある
いは部分の統合化を行おうとした場合、相互に無関係な
手法を採用することになり、出来上がったシステム間の
みならず、計画中のものですら相互にインターフェース
をとることが難しく、困難を強いられる事態となってい
る。
【0012】本発明は、上記従来の問題点に着目し、前
記諸分野の各階層のすべてに適用することが可能で、統
合化が容易に達成でき、さらに日程管理、シーケンス制
御を拡張した汎用の命令制御モジュールを提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る命令制御モジュールは、コンピュータ
処理を利用した命令制御モジュールであって、外部から
の上位オーダが入力される上位オーダ台帳と、この上位
オーダ台帳から読み込まれた命令を予め登録した部品構
成表に基づいて構成要素に展開するとともに各構成要素
所要量を演算しリリースオーダ台帳に出力するオーダ要
素展開手段と、前記リリースオーダ台帳から要素所要量
を入力する内部オーダ台帳と、この内部オーダ台帳から
読み込まれた命令を工程に展開するとともに予め登録し
た部品データに基づいて資源負荷を演算するオーダ負荷
展開手段と、このオーダ負荷展開手段からの出力に基づ
き外部へのオーダ出力可能とした外部リリース台帳とを
有し、外部と命令の授受を行いつつ、命令制御を行わせ
るように構成した。
【0014】この場合において、前記オーダ要素展開手
段およびオーダ負荷展開手段は各々全体またはその一部
を取捨できるオプション手段を有するものとし、あるい
は、処理方法を追加、修正、削除することを可能にする
インターフェース機構を有するものとすればよい。更
に、前記オーダ要素展開手段およびオーダ負荷展開手段
は複数の内部状態を保持することを可能とするテーブル
/表機構を有するものとし、あるいは数量が1個あれば
無限に供給でき、かつ零リセットできる湧き出し型、数
量が1個あれば無限に要求し、かつ零リセットできる吸
込み型、特定部品間で代替できる部品を示す代替型、お
よび数量が零のとき存在することになる否定型の特殊な
部品を許すものとすればよい。
【0015】
【作用】上記構成によれば、生産管理、日程管理、シー
ケンス制御あるいはこれらの要素を含む経営からアフタ
ーサービスまでの諸分野の企業レベルからコントローラ
レベルまでの各階層の命令処理単位を、各々の命令制御
に本発明に係る制御モジュールを適用することにより、
同一の構造体とすることができる。そして、これらの同
一の構造体を連結することにより統合システムを構成す
ることが可能となる。
【0016】更に、全体またはその一部を取捨選択する
オプション手段、処理方法を追加、修正、削除可能にす
るインターフェース機構、および任意の複数の内部状態
を保持可能とするテーブル/表機構を有するオーダ要素
展開手段およびオーダ負荷展開手段により、標準モジュ
ールのパラメータ指定あるいは変更しての適用、使用中
の変更、複数のマスタによる処理あるいはシミュレーシ
ョンができる。
【0017】
【実施例】以下に、本発明に係る命令制御モジュールの
具体的実施例を詳細に説明する。この実施例では、命令
制御処理対象の実在のモデルとして、分業によるビジネ
スワークを選定し、これを同一の形式で統一的に構築し
て使用できるようにしたものである。
【0018】分業によるビジネスワークの統合的な環境
を提供するため、実施例に係る命令制御モジュールで
は、オーダセル法を採用している。分業によるビジネス
ワークで重要な因子となっている作業の順序および期日
を守ることに使用されている手法の欠陥は、オーダ要素
展開とオーダ負荷展開を組合せることで除去されること
に鑑み、命令制御モジュールはモジュール内にオーダ要
素展開手段とオーダ負荷展開手段を合せもち、かつ、特
殊な型の部品種別を設けて、生産管理、日程管理、ある
いは、シーケンス制御に代表される順序、量、期間ない
しは順序、期間により命令の実行を制御することを要す
るビジネスワークに容易に適用でき、かつ統合化ができ
るようにしている。すなわち、オーダセル法を採用する
ものである。
【0019】実施例に係る命令制御モジュールは次のよ
うに構成されている。現実の次々に到来する命令を処理
するため、本実施例では、命令制御モジュールの内部構
造を図1に示す構造としている。すなわち、オーダ要素
展開手段とオーダ負荷展開手段から構成し、これらを直
列に連結したものとしている。
【0020】オーダ要素展開手段は、デスパッチング、
要素展開、および所要量計画の処理部分からなり、デス
パッチング処理部でオーダの始点または終点の日時を定
め、要素展開処理部で部品表を用いて構成要素に展開
し、これを所要量計画処理部に投入して、在庫あるいは
発注済み部品の引当てを行い、不足する場合はその品
目、数量をデスパッチング処理部へ戻すという操作を要
素展開がこれ以上できなくなるまで繰り返す。
【0021】オーダ負荷展開手段は、デスパッチング、
要素展開、および所要量計画の処理部分からなり、デス
パッチング処理部でオーダ要素展開の結果として生成さ
れたオーダを受けて、この始点または終点の日時を定
め、要素展開処理部で工程表を用いて手順を生成し、資
源毎の負荷に展開し、これを所要量計画処理部に投入し
て、設備、人、治工具、外注などの資源毎の負荷を計画
し、計画結果ないしは実行結果をオーダ要素展開手段に
報告する。
【0022】外部に対しては、両展開手段は一体として
作用し、オーダ元に対してはオーダの受取り、および計
画結果ないしは実行結果の報告を行い、サブオーダ先に
対してはサブオーダの送り出しおよび計画結果ないしは
実行結果の報告を受けるようにしている。より具体的構
成を図2、図3を参照して説明する。
【0023】A、オーダ要素展開処理 まず、この命令制御モジュールはオーダ要素展開手段1
0を有しており、これは内部にデスパッチング処理部1
2、要素展開処理部14、および所要量計画処理部16
を備えている。ここでの処理は、MRP(Material Req
uirements Planning:資材所要量計画)法を用いるよう
にしており、これは次のような手順となる。すなわち、
オーダ品目は最終製品として受入れられるが、これは複
数の部品あるいは標準モジュールの組合せとして展開さ
れ、展開された部品はそれらの構成部品に更に展開され
る。この展開順位にしたがって上位製品からそれらの構
成部品を順次ローレベルコード化し、最終製品のローレ
ベルコードをn=0として、展開順位にしたがってn=
1、2、……として展開順位を定める。そして、ローレ
ベルコード=0から順次所要量計画処理、デスパッチン
グ処理、展開処理をなし、ローレベルコードを1ずつ増
して各ローレベルコード毎に同様の処理を繰り返すので
ある。
【0024】このようなことから、命令制御モジュール
は、上位オーダの入力部となりオーダ元からのオーダ入
力を受け付ける上位オーダ台帳18を有し、製造の指示
内容(オーダ品目、数量、日程)を記録するようにして
いる。上位オーダは単なる製造の指示の他に、需要、在
庫予測に基づく受注予測、あるいは確定、内定受注とい
った内容が含まれる。
【0025】上位オーダ台帳18のオーダを入力する中
間ファイルとしての展開品目台帳20が設けられてお
り、始動部が上位オーダ台帳18にある上位オーダの中
から、現在処理対象であるものを選択して展開品目台帳
20に入力し、ローレベルコード=0に設定した上で、
展開品目台帳20を所要量計画処理部16に引渡して、
所要量計画処理部16、デスパッチング処理部12、要
素展開処理部14と、ローレベルコード=0から最大ロ
ーレベルコードまで続く繰り返し処理の開始を命令す
る。
【0026】所要量計画処理部16では、現在対象とな
っているローレベルコードに該当するものについての
み、すなわちローレベルコード=0の場合は最終製品に
ついて、それ以外の場合は要素展開された部品のうち、
現ローレベルコードに該当する品目について、タイムバ
ケットに投入し、総所要量を算出する。タイムバケット
はオーダ部品の納期に至るまでの連続した時間の流れを
適当な隣り合った小期間、例えば週、日、あるいは時間
単位に分割したものである。予め各部品の手番(リード
タイム)が格納されている部品データベース24からの
データを読み込み、このタイムバケットに対して対象部
品を投入することにより、当該部品の総所要量が算出さ
れる。この場合、上位オーダタイムバケット幅が現タイ
ムバケット幅より小さい場合はそのまま投入することで
対処できるが、逆の場合は基本的には各タイムバケット
毎に均等に投入することで対処すればよい。さらに、所
要量計画処理部16では、タイムバケット毎に求められ
た総所要量と、在庫量と発注済み量からすでに他のオー
ダに予約されている引当量を差引いたもの、すなわち理
論在庫量とを比較し、不足する量を純所要量として算出
する。
【0027】このような所要量計画処理部16にて求め
られる総所要量、純所要量を入力するタイムバケットを
有する所要量台帳26が設けられている。この所要量台
帳26では後述する仮想倉庫28のデータに基づき、入
庫した品目について発注済みから入庫済みへ、すなわち
手配量から在庫量への切替を行う。このローレベルコー
ド毎に所要量計画の完了した所要量台帳26は、その都
度、デスパッチング処理部12に引渡される。
【0028】デスパッチング処理部12では所要量計画
処理部16にて算出された純所要量を理論手配量とし、
これと前記部品データベース24に格納されている減耗
/仕損率より減耗/仕損見込手配量を算出する。さら
に、手配量が少なすぎる時は、ロット単位にまとめる。
あるいは手配量が多すぎる時はロット単位に分割する等
の平準化の操作を行って、あらためてこれらをそれぞれ
理論手配量および減耗/仕損見込手配量とする。求めら
れた両手配量を入力する箇所が前記所要量台帳26に設
けられている。このローレベルコード毎に所要量計画の
完了した所要量台帳26は、その都度、要素展開処理部
14に引渡される。
【0029】要素展開処理部14では、予め展開対象の
全構成要素を記憶格納している部品構成表22を参照
し、対象オーダを部品構成表22に基づいて要素展開す
る。この場合、前記部品構成表22は当該命令制御モジ
ュール内で展開すべき部品のみを格納していればよく、
外部の上位あるいは下位の命令制御モジュールでの展開
対象品目全部を所有する必要はない。要素展開処理部1
4での処理は展開品目台帳20から出力された部品を部
品構成表22と照合し、展開されている構成要素を読み
込むことにより展開処理し、この結果を前記展開品目台
帳20に出力するものとしている。そして、ローレベル
コードを最大ローレベルコードまで1ずつ増やして、所
要量計画に移行する手順を繰返す。
【0030】このような一連の作業は、オーダ要素展開
手段10において要素展開がこれ以上できなくなるまで
繰り返す。
【0031】上記一連の作業の終了後、デスパッチング
処理部12では前記所要量台帳26の品目のうち、手配
期間に入ったものを、リリースオーダとしてリリースオ
ーダ台帳30に出力するようにしている。リリースオー
ダ台帳30はオーダ要素展開手段10の出力端となって
いる。
【0032】ところで、前記仮想倉庫28は、命令制御
モジュールに投入された資材あるいは投入予定の全資材
の管理をなすもので、前記部品構成表22に格納される
展開部品の全部を管理対象としている。これにはリリー
スされた部品、引当てられた部品の0/#、部品手配量
/入庫量、予定日/入庫日、計画在庫/実績在庫が格納
されている。
【0033】B、オーダ負荷展開処理 命令制御モジュールは前記オーダ要素展開手段10から
のリリースオーダを入力して資源所要量を決定するオー
ダ負荷展開手段32を備えており、これは前記リリース
オーダ台帳30からリリースオーダを読み込む内部オー
ダ台帳34を設けている。オーダ負荷展開手段32は、
内部にデスパッチング処理部36、負荷展開処理部3
8、および所要量計画処理部40を備えており、ここで
の処理はオーダを資源/工程に展開し、工程の作業量、
日程を決定するものとなっている。展開手順としては、
まず内部オーダ台帳34からのオーダを読み込み、これ
を受けてこれらをデスパッチングする。そして、デスパ
ッチングされたオーダについて負荷展開を行い、資源毎
の負荷の集計を行う。展開がすべて完了し、満足すべき
結果が得られたら、リリースオーダを決め、これをリリ
ースオーダ台帳に移すのである。
【0034】このため、実施例に係る命令制御モジュー
ルでは、オーダ負荷展開手段32には、オーダ要素展開
手段10にて要素展開されリリースされたオーダの入力
部となる前記内部オーダ台帳34が設けられているが、
この入力オーダを入力する中間ファイルとしてのオーダ
台帳42を設け、デスパッチング処理部36に送出する
ようにしている。前記内部オーダ台帳34はオーダ要素
展開手段10からのリリースオーダをオリジナルのまま
保持して、オーダ台帳42に受け渡す。
【0035】デスパッチング処理部36では、オーダ台
帳42から入力された各オーダの日程、量あるいは作業
優先順位を決定するようにしている。手配量は上位オー
ダの理論手配量と減耗/仕損見込手配量をベースに算出
する。また、必要に応じて後述する進捗データベース4
6の在庫処理を行い、かつ工程間在庫処理を指示する。
また、作業順序の計画はデスパッチング処理36の後述
するリリースを行う時点、および後述する所要量計画処
理部40の処理時にこれらから要求があった場合に優先
度に基づいて決定するようにし、これは外部優先度と工
程優先度の2種を使用する。外部優先度は顧客の重要度
など系外からの優先度であり、工程優先度は個々の工程
毎に自己工程より後の時間をベースに次式で算出する。
【0036】
【数1】工程優先度=残り時間/残り作業時間
【0037】ここで、期限を割っている日程遅れは計算
上、負の残り時間として扱う。下位の命令制御モジュー
ルには外部優先度と工程優先度の両者を出力するものと
し、したがって、下位の命令制御モジュールでは工程優
先度として上位オーダのものと、自己の各工程のものを
もつ。
【0038】また、デスパッチング処理部36では、完
了したオーダ負荷展開を受けてこれを下位にリリースす
る処理も行う。これは後述するオーダ負荷台帳48上の
オーダのうち範囲を限ってリリースを行い、これを外部
リリース台帳50に移す処理である。この際、競合する
作業が発生した場合はデスパッチング処理部36の前述
した作業優先順位決定を行う。
【0039】負荷展開処理部38は前記デスパッチング
処理部36でデスパッチングされ、量の決ったオーダに
ついて、予め資源別の手番(リードタイム)や負荷を記
憶格納している部品/資源データベース44に基づき、
資源毎に展開し、この結果をオーダ負荷台帳48に出力
するようにしている。この展開処理はオーダを手番(リ
ードタイム)に展開し、これを日程に変換するととも
に、工程毎に前記部品/資源データベース44に格納さ
れている減耗/仕損を参照しつつ資源負荷を算出する。
【0040】前記部品/資源データベースは図4(1)
に示すように、イベントベースで構成し、イベントに複
数の資源、すなわち人間、設備、治具、工具、および投
入材料/部品を対応させて格納しておくものとしてい
る。この場合、人間、設備、治具、工具、および投入材
料/部品で相互に関連のあるものについては相関関係を
指示しておく。また、代替工程あるいは代替作業/外注
を含む代替資源を設定しておき、所要量計算の後に問題
が生じた場合に自動的に代替させ、また全体あるいは個
々のオーダに対して代替指定を行って代替させるように
することもできる。
【0041】更に、同一オーダに対して複数の工程が存
在する場合、上位オーダにパラメータを付加しておき、
別々の工程表を部品/資源データベース44に格納して
おくか、工程表中にパラメータを付加し対応する工程の
みを展開するようにしておけばよい。基準生産日程計画
などで負荷展開を簡略化する場合には、図4(2)に示
すような資源毎に手番/負荷の構造で部品/資源データ
ベースをもつ構造とすることも可能である。
【0042】次に所要量計画処理部40では、負荷展開
の結果を受けて、これから資源毎の負荷を積み上げる処
理を行う。この際、資源能力台帳に格納されている資源
毎の能力、および資源負荷台帳に格納されている資源毎
の予約済みの資源能力を勘案しつつ負荷を積み上げる。
積み上げた負荷が資源能力を越えた場合、すなわち競合
する作業が発生した場合は、前述デスパッチング処理部
36の作業優先順位決定を行う。この積み上げ処理は、
山積み、手番日積み、負荷日積み、タイムスケジュール
シミュレーション等の方法を適用する。山積みは日程を
基準に各オーダの負荷を各資源別に積み上げるもので、
各オーダの全日程を負荷に均等に割り振り、あるいは各
オーダの最遅着手日を起点として手番日積みを行う。手
番日積みは各資源を指定日程から、あるいは指定日程ま
で所要作業日数分だけ占有させるものである。負荷日積
みは、各資源を優先順位にしたがって所要作業日数分だ
け占有させるものである。更に、タイムスケジュールシ
ミュレーションは、作業優先順位にオーダをリリース
し、作業可能なオーダに使用可能な資源をダイナミック
に割り付けるものである。
【0043】このようにデスパッチング処理部36で日
程、ロット、作業順位を決定し、負荷展開処理部38に
て各オーダ毎の資源/手番展開および資源/負荷展開を
なし、所要量計画処理部40にて資源毎の負荷を積み上
げ処理されるが、この結果はオーダ負荷台帳48に出力
され、これを外部リリースオーダ台帳50に出力するよ
うにしている。この外部リリースオーダ台帳50への登
録オーダは外部へのオーダすなわちサブオーダとなり、
サブオーダ先への出力部となる。また、サブオーダから
の計画結果および実行結果の報告入力部としても機能
し、これは後述進捗データベース46に登録される。
【0044】オーダ負荷展開手段32には進捗データベ
ース46が設けられているが、これは前記内部オーダ台
帳34に投入された全オーダの管理を行うものとなって
いる。これはオーダの対象となる材料/部品、資源の全
てを管理対象としており、この進捗データベース46へ
の書込みは外部リリースオーダ台帳50経由で行うよう
にしている。
【0045】命令制御モジュールでは上述したようにオ
ーダ要素展開手段10とオーダ負荷展開手段32により
オーダ元からのオーダを受けて要素展開および負荷展開
をなして計画結果ないしは実行結果を上位に報告すると
ともに、サブオーダ先に対してはサブオーダの送り出
し、およぼ計画結果ないしは実行結果の報告を受ける。
このため、進捗データベース46は進捗の報告を下位の
命令制御モジュールの進捗データベースあるいは必要に
応じて仮想倉庫から受取ることができるようになってお
り、この報告の経路は外部リリースオーダ台帳50を入
力部として受取るものとしている。オーダ元への上位報
告は、内部オーダ台帳34、オーダ要素展開処理手段1
0側のリリースオーダ台帳30を経由させて仮想倉庫2
8に報告出力し、当該仮想倉庫28から上位オーダ台帳
18を経由してオーダ元への報告処理をなすものとして
いる。なお、オーダ要素展開処理手段10およびオーダ
負荷展開処理手段32のいずれもオーダ実績台帳を設
け、それぞれ要素展開された部品の在庫、負荷展開され
た負荷のうち完了オーダの消込などを保存するようにし
てもよい。
【0046】なお、上記の構造および過程は、各処理段
階における構成手段を各処理段階の構造をもつテーブル
/表とし、これらに付随する過程に対する作業手順を合
せもつワークシートを登録し、さらにこれらワークシー
トの処理手順を制御するパラメータを納めたテーブル/
表とこのパラメータにより作動する手順を合わせ持つワ
ークシート(メタワークシート)を登録することで実現
すればよい。すなわち、ワークシートプログラム処理に
よって行えばよい。
【0047】上述の実施例では生産管理に適用した場合
について説明したが、現実の作業形態は千差万別であ
り、個々に対応することが避けられない。このため、実
施例に係る命令制御モジュールでは、予め幾つかの選択
肢を設け、この中から適合する方法を選択するオプショ
ン手段、前記の構造および過程を追加、修正、削除する
機能を設ける。
【0048】オプション手段は上記ワークシートプログ
ラム処理のメタワークシートが参照するパラメータワー
クシートを設け、生成時にパラメータを指定することで
実現し、インターフェース手段は、同じくワークシート
プログラム処理の前記登録処理の中に変更管理処理部を
設け、ワークシート全体、テーブル/表単独、ないしは
作業手順単独で当該ワークシートを追加、修正、削除す
ることで実現するものとすればよい。
【0049】更に、現実の作業状況では、複数のマスタ
を状況に応じて使い分けるあるいは現在の内部状態と異
なる状況下でのシミュレーションを実施することも必要
となる。このため、実施例に係る命令制御モジュールで
は、複数の内部状態を保持することを可能とするテーブ
ル/表機構を有する。
【0050】前記テーブル/表機構は前記ワークシート
プログラム処理の登録処理の中に、前記変更管理部に加
えて、リリース管理部を設けて、これら両管理部に対し
て、検索機能を用いて複数のマスタを状況に応じて使い
分けるあるいはシミュレーションを示すタスクを設けて
区別することで実現する。
【0051】以上は生産管理に着目した記述であるが、
日程管理あるいはシーケンス制御では図5に示すような
生産管理では存在しない流れが存在する。すなわち、日
程管理の合流およびシーケンス制御のAND、日程管理
およびシーケンス制御の分流、シーケンス制御の無限繰
り返し、シーケンス制御のOR、シーケンス制御のNO
T、という形の流れが必要とされる。
【0052】このため、実施例に係る命令制御モジュー
ルでは、特殊な型の部品種別を設ける。この部品を図5
に示す。日程管理の合流およびシーケンス制御のAND
は、合流先あるいはAND演算結果を組立て品とする組
立て部品表に代えるだけでよい。日程管理およびシーケ
ンス制御の分流は、分流先をそれぞれ独立の組立て品と
する組立部品表に代え、さらに分流元を数量が1個あれ
ば無限に供給可能で、かつ零リセットできる湧き出し型
の部品に指定すればよい。また、シーケンス制御の無限
繰り返しは一連の流れの最終点で部品が完成するとみな
し、この部品を数量が1個あれば無限に要求し、かつ零
リセットできる吸込み型の部品に指定すればよい。更
に、シーケンス制御のORは、OR演算結果を組立品と
する組立部品表に演算項を相互に代替可能な代替型の部
品と指定して、部品表に組み込めばよい。また、シーケ
ンス制御のNOTは、NOT演算結果を組立品とする組
立部品表に演算項を数量が零のとき存在することになる
否定型の部品を指定して、部品表に組み込めばよい。
【0053】命令制御モジュールを日程管理に適用する
場合の処理内容を図6に示す。図6(1)は通常の製作
日程表のモデルをガントチャートによって示したもので
あり、組立品Zを完成させるまでの日程を示している。
組立品Zは構成部品A、B、Cから構成されており、し
たがって、これらの構成部品についての日程が組立品Z
の日程から定められる。このような日程表を実施例の命
令制御モジュールにより出力するには、要素展開処理部
14にて部品構成表22を参照し、組立品Zを部品構成
表22に基づいて部品に展開し、各部品A、B、Cを得
る。更に、所要量計画処理部16にて組立品および前記
の各部品A、B、Cのリードタイムから所要量台帳26
に図6(2)に示すような展開部品毎の所要量と日程が
書込まれる。これはオーダ負荷展開手段32に出力さ
れ、ここで各部品毎の工程(材料の製造、外注製作、あ
るいは内作等)が部品/資源データベース44に格納さ
れているイベント番号とイベント名の形で読み込まれ、
図6(3)に示すような工程単位の日程表が作成されて
オーダ負荷台帳48に出力されるのである。そして、こ
れがオーダ元への報告されるものとなる。このように、
実施例に係る命令制御モジュールは部品構成表22に図
5に示しているような部品を記録してこれを随時読み込
み可能とすることにより、日程管理にも適用することが
できるものとなっている。
【0054】
【発明の効果】以上のように構成された命令制御モジュ
ールによれば、新たに提供したオーダセル法を用いるこ
とにより、生産管理、日程管理、シーケンス制御および
これらの要素を含む経営からアフターサービスまでの企
業レベルからコントローラレベルまでの各階層を同一の
形式で容易にかつ統一的に構築することができ、統合シ
ステムの開発および維持の費用および期間を大幅に削減
できるという優れた効果が得られる。また、生産管理、
日程管理、およびシーケンス制御の弱点を補うことが可
能になり、更に日程管理、シーケンス制御に生産管理の
豊富な手法を導入することが可能となる。特に、シーケ
ンス制御のプログラミングを省略可能にした上で、柔軟
性を増加させるという効果は特筆に値する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る命令制御モジュールの構成図であ
る。
【図2】同モジュールのオーダ要素展開手段の内部構造
の説明図である。
【図3】同モジュールのオーダ負荷展開手段の内部構造
の説明図である。
【図4】部品/資源データベースの構造の説明図であ
る。
【図5】日程管理若しくはシーケンス制御の処理フロー
と実施例に係るモジュールの対応部品表の関係説明図で
ある。
【図6】実施例の命令制御モジュールを利用して日程管
理をなす場合の説明図である。
【符号の説明】
10 オーダ要素展開手段 12 デスパッチング処理部 14 要素展開処理部 16 所要量計画処理部 18 上位オーダ台帳 20 展開品目台帳 22 部品構成表 24 部品データベース 26 所要量台帳 28 仮想倉庫 30 リリースオーダ台帳 32 オーダ負荷展開手段 34 内部オーダ台帳 36 デスパッチング処理部 38 負荷展開処理部 40 所要量計画処理部 42 オーダ台帳 44 部品/資源データベース 46 進捗データベース 48 オーダ負荷台帳 50 外部リリース台帳

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ処理を利用した命令制御モ
    ジュールであって、外部からの上位オーダが入力される
    上位オーダ台帳と、この上位オーダ台帳から読み込まれ
    た命令を予め登録した部品構成表に基づいて構成要素に
    展開するとともに各構成要素所要量を演算しリリースオ
    ーダ台帳に出力するオーダ要素展開手段と、前記リリー
    スオーダ台帳から要素所要量を入力する内部オーダ台帳
    と、この内部オーダ台帳から読み込まれた命令を工程に
    展開するとともに予め登録した部品/資源データに基づ
    いて資源負荷を演算するオーダ負荷展開手段と、このオ
    ーダ負荷展開手段からの出力に基づき外部へのオーダ出
    力可能とした外部リリース台帳とを有し、外部と命令の
    授受を行いつつ、命令制御を行うことを特徴とする命令
    制御モジュール。
  2. 【請求項2】 前記オーダ要素展開手段およびオーダ負
    荷展開手段は各々全体またはその一部を取捨できるオプ
    ション手段を有することを特徴とする請求項1に記載の
    命令制御モジュール。
  3. 【請求項3】 前記オーダ要素展開手段およびオーダ負
    荷展開手段は処理方法を追加、修正、削除することを可
    能にするインターフェース機構を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の命令制御モジュール。
  4. 【請求項4】 前記オーダ要素展開手段およびオーダ負
    荷展開手段は複数の内部状態を保持することを可能とす
    るテーブル/表機構を有することを特徴とする請求項1
    に記載の命令制御モジュール。
  5. 【請求項5】 前記オーダ要素展開手段およびオーダ負
    荷展開手段は数量が1個あれば無限に供給でき、かつ零
    リセットできる湧き出し型、数量が1個あれば無限に要
    求し、かつ零リセットできる吸込み型、特定部品間で代
    替できる部品を示す代替型、および数量が零のとき存在
    することになる否定型の特殊な部品を許すことを特徴と
    する請求項1に記載の制御モジュール。
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