JPH06199768A - α,β−不飽和ニトリルの製造方法 - Google Patents
α,β−不飽和ニトリルの製造方法Info
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- JPH06199768A JPH06199768A JP5000262A JP26293A JPH06199768A JP H06199768 A JPH06199768 A JP H06199768A JP 5000262 A JP5000262 A JP 5000262A JP 26293 A JP26293 A JP 26293A JP H06199768 A JPH06199768 A JP H06199768A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プロパンからアクリロニトリルを製造する。
【構成】 プロパンをアンモニアと分子状酸素でアンモ
酸化してアクリロニトリルを製造するに際し、モリブデ
ン、バナジウム、ニオブおよびタンタルよりなる群から
選ばれた1種類以上の元素を必須成分として含有する燐
酸塩触媒1と、ビスマスおよびモリブデンを必須として
含有する触媒2より調整した触媒を用いるアクリロニト
リルの製造方法。
酸化してアクリロニトリルを製造するに際し、モリブデ
ン、バナジウム、ニオブおよびタンタルよりなる群から
選ばれた1種類以上の元素を必須成分として含有する燐
酸塩触媒1と、ビスマスおよびモリブデンを必須として
含有する触媒2より調整した触媒を用いるアクリロニト
リルの製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプロパン、アンモニアお
よび分子状酸素の気相接触アンモ酸化反応によって、ア
クリロニトリルを製造する方法に関する。
よび分子状酸素の気相接触アンモ酸化反応によって、ア
クリロニトリルを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】C3〜C5パラフィンを気相接触アンモ酸
化して、α,β−不飽和ニトリル類を製造する触媒は従
来数多く提案されている。中でも、プロパンのアンモ酸
化によるアクリロニトリル合成触媒については1970
年代から多くの提案がなされている。例えば、USP4
883895では、V−P−W系触媒およびBi−Fe
−Mo系触媒の組み合わせが提案されている。また、U
SP4918214ではV−P−W系およびBi−Ce
−Mo−W系からなる触媒、USP4978764では
Cs−K−Ni−Co−Mn−Bi−Cr−Mo−Oか
らなる触媒、特開平3−58961ではシーライト構造
を有するBi−V−Mo系触媒、特開平3−58962
ではGa/Ta−Bi−Mo−Oからなる触媒が提案さ
れている。一般に、パラフィンはオレフィンに比べ反応
性が低いため、従来触媒では、オレフィンのアンモ酸化
条件でのパラフィンの転化率が低い。そのため、これら
の触媒では、パラフィンの酸化に比較的高い反応温度が
必要であり、併発する気相ラジカル反応、目的物である
不飽和化合物の逐次酸化などにより、不飽和ニトリルへ
の選択性が低いという問題があった。また、副生オレフ
ィンが多いと分離回収し、中間原料として循環使用し不
飽和ニトリル類に転化する必要があり、煩雑なプロセス
になる問題点があった。そのため、副生オレフィン量が
少なく不飽和ニトリルへの選択性が高い触媒の開発が望
まれていた。
化して、α,β−不飽和ニトリル類を製造する触媒は従
来数多く提案されている。中でも、プロパンのアンモ酸
化によるアクリロニトリル合成触媒については1970
年代から多くの提案がなされている。例えば、USP4
883895では、V−P−W系触媒およびBi−Fe
−Mo系触媒の組み合わせが提案されている。また、U
SP4918214ではV−P−W系およびBi−Ce
−Mo−W系からなる触媒、USP4978764では
Cs−K−Ni−Co−Mn−Bi−Cr−Mo−Oか
らなる触媒、特開平3−58961ではシーライト構造
を有するBi−V−Mo系触媒、特開平3−58962
ではGa/Ta−Bi−Mo−Oからなる触媒が提案さ
れている。一般に、パラフィンはオレフィンに比べ反応
性が低いため、従来触媒では、オレフィンのアンモ酸化
条件でのパラフィンの転化率が低い。そのため、これら
の触媒では、パラフィンの酸化に比較的高い反応温度が
必要であり、併発する気相ラジカル反応、目的物である
不飽和化合物の逐次酸化などにより、不飽和ニトリルへ
の選択性が低いという問題があった。また、副生オレフ
ィンが多いと分離回収し、中間原料として循環使用し不
飽和ニトリル類に転化する必要があり、煩雑なプロセス
になる問題点があった。そのため、副生オレフィン量が
少なく不飽和ニトリルへの選択性が高い触媒の開発が望
まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、触媒
活性およびアクリロニトリルへの選択性が高く、プロピ
レン副生が少ない、プロパンのアンモ酸化触媒を提供す
ることにある。
活性およびアクリロニトリルへの選択性が高く、プロピ
レン副生が少ない、プロパンのアンモ酸化触媒を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、プロパン
のアンモ酸化反応およびそれに用いる触媒について、活
性、アクリロニトリル選択性に優れた触媒を開発すべ
く、触媒成分、組成、調製法について鋭意検討をすすめ
た結果、Mo、V、NbおよびTaよりなる群から選ば
れた1種以上の元素を必須成分とし、且つ燐酸塩の構造
を有する触媒と、BiおよびMoを必須成分とする触媒
より調整した触媒を使用することにより、高い活性、ア
クリロニトリル選択性を有することを見いだし、本発明
の方法に到達した。即ち、本発明は、プロパン、アンモ
ニアおよび酸素含有ガスとの気相接触アンモ酸化反応で
アクリロニトリルを製造するに際し、Mo、V、Nbお
よびTaよりなる群から選ばれた1種以上の元素を必須
成分として含有する燐酸塩触媒1と、BiおよびMoを
必須成分として含有する触媒2より調整した触媒を用い
ることを特徴とするアクリロニトリルの製造方法であ
る。
のアンモ酸化反応およびそれに用いる触媒について、活
性、アクリロニトリル選択性に優れた触媒を開発すべ
く、触媒成分、組成、調製法について鋭意検討をすすめ
た結果、Mo、V、NbおよびTaよりなる群から選ば
れた1種以上の元素を必須成分とし、且つ燐酸塩の構造
を有する触媒と、BiおよびMoを必須成分とする触媒
より調整した触媒を使用することにより、高い活性、ア
クリロニトリル選択性を有することを見いだし、本発明
の方法に到達した。即ち、本発明は、プロパン、アンモ
ニアおよび酸素含有ガスとの気相接触アンモ酸化反応で
アクリロニトリルを製造するに際し、Mo、V、Nbお
よびTaよりなる群から選ばれた1種以上の元素を必須
成分として含有する燐酸塩触媒1と、BiおよびMoを
必須成分として含有する触媒2より調整した触媒を用い
ることを特徴とするアクリロニトリルの製造方法であ
る。
【0005】また本発明は、プロパン、アンモニアおよ
び酸素含有ガスとの気相接触アンモ酸化反応でアクリロ
ニトリルを製造するに際し、燐酸塩触媒1が一般式XA
aBbCcPdOe [式中、XはMo、V、NbおよびTaよりなる群から
選ばれた1種以上の元素、AはW、Bi、Sn、Sb、
Fe、Al、Cr、Co、Ni、Cu、Mg、Ca、S
rおよびBaよりなる群から選ばれた1種以上の元素、
BはLi、Na、K、RbおよびCsよりなる群から選
ばれた1種以上の元素、CはCe、PrおよびTbより
なる群から選ばれた1種以上の元素を表す。a、b、c
およびdはXを基準にしたときの、各元素の原子比を表
し、aは0〜0.5、bは0〜0.5、cは0〜0.
3、dは1〜10であり、eは各成分元素の原子価を満
足するに必要な原子数である。]で表される組成物を含
有し、触媒2が一般式 BiMofDgEhFiOj [式中、DはFe、Co、Ni、Zn、CuおよびWよ
りなる群から選ばれた1種以上の元素、EはMg、C
a、SrおよびBaよりなる群から選ばれた1種以上の
元素、FはNa、K、Rb、CsおよびTlよりなる群
から選ばれた1種以上の元素を表す。f、g、hおよび
iはBiを基準にしたときの各元素の原子比を表し、f
は0.01〜5、gは0〜0.5、hは0〜0.3、i
は0〜0.2であり、jは各成分の原子価を満足するに
必要な原子数である。]で表される組成物を含有するも
のより調整した触媒を用いることを特徴とするアクリロ
ニトリルの製造方法である。
び酸素含有ガスとの気相接触アンモ酸化反応でアクリロ
ニトリルを製造するに際し、燐酸塩触媒1が一般式XA
aBbCcPdOe [式中、XはMo、V、NbおよびTaよりなる群から
選ばれた1種以上の元素、AはW、Bi、Sn、Sb、
Fe、Al、Cr、Co、Ni、Cu、Mg、Ca、S
rおよびBaよりなる群から選ばれた1種以上の元素、
BはLi、Na、K、RbおよびCsよりなる群から選
ばれた1種以上の元素、CはCe、PrおよびTbより
なる群から選ばれた1種以上の元素を表す。a、b、c
およびdはXを基準にしたときの、各元素の原子比を表
し、aは0〜0.5、bは0〜0.5、cは0〜0.
3、dは1〜10であり、eは各成分元素の原子価を満
足するに必要な原子数である。]で表される組成物を含
有し、触媒2が一般式 BiMofDgEhFiOj [式中、DはFe、Co、Ni、Zn、CuおよびWよ
りなる群から選ばれた1種以上の元素、EはMg、C
a、SrおよびBaよりなる群から選ばれた1種以上の
元素、FはNa、K、Rb、CsおよびTlよりなる群
から選ばれた1種以上の元素を表す。f、g、hおよび
iはBiを基準にしたときの各元素の原子比を表し、f
は0.01〜5、gは0〜0.5、hは0〜0.3、i
は0〜0.2であり、jは各成分の原子価を満足するに
必要な原子数である。]で表される組成物を含有するも
のより調整した触媒を用いることを特徴とするアクリロ
ニトリルの製造方法である。
【0006】また本発明の燐酸塩触媒1は、好ましくは
Mo、V、NbおよびTaよりなる群から選ばれた1種
以上の元素が5価であり、且つその燐酸塩がテトラゴナ
ルな構造を有するものである。また本発明の触媒2は、
その中にPを含有しないことが好ましい。本発明の方法
で用いる燐酸塩触媒1および触媒2は、この分野で通常
用いられる公知の方法で調製することができる。
Mo、V、NbおよびTaよりなる群から選ばれた1種
以上の元素が5価であり、且つその燐酸塩がテトラゴナ
ルな構造を有するものである。また本発明の触媒2は、
その中にPを含有しないことが好ましい。本発明の方法
で用いる燐酸塩触媒1および触媒2は、この分野で通常
用いられる公知の方法で調製することができる。
【0007】燐酸塩触媒1の調整法は、用いるMo、
V、NbおよびTa源としては、特に制限はないが、好
ましくは酸化物、水酸化物、硝酸塩等である。P源とし
ては、特に制限はないが、好ましくは燐酸を用いる。具
体的には、例えば85%H3PO4にタンタル酸を加え、
これを攪拌しながら還流下で加熱した後に、乾燥し焼成
する方法で調製される。また、必要に応じて、Bi、
W、Sn、Sb、Fe、Al、Cr、Co、Ni、C
u、Mg、Ca、SrおよびBaよりなる群から選ばれ
た1種以上の元素の化合物、例えば、酸化物を添加する
ことができる。乾燥温度は通常60〜200℃、乾燥時
間は特に制限はないが、好ましくは2〜10時間であ
る。また焼成温度は通常200〜1000℃、好ましく
は450〜850℃、焼成時間は特に制限はないが、好
ましくは2〜10時間である。
V、NbおよびTa源としては、特に制限はないが、好
ましくは酸化物、水酸化物、硝酸塩等である。P源とし
ては、特に制限はないが、好ましくは燐酸を用いる。具
体的には、例えば85%H3PO4にタンタル酸を加え、
これを攪拌しながら還流下で加熱した後に、乾燥し焼成
する方法で調製される。また、必要に応じて、Bi、
W、Sn、Sb、Fe、Al、Cr、Co、Ni、C
u、Mg、Ca、SrおよびBaよりなる群から選ばれ
た1種以上の元素の化合物、例えば、酸化物を添加する
ことができる。乾燥温度は通常60〜200℃、乾燥時
間は特に制限はないが、好ましくは2〜10時間であ
る。また焼成温度は通常200〜1000℃、好ましく
は450〜850℃、焼成時間は特に制限はないが、好
ましくは2〜10時間である。
【0008】触媒2の調整に用いるBiおよびMo源と
しては、特に制限はないが、好ましくはそれらの酸化
物、水酸化物、硝酸塩やモリブデン酸塩等である。その
調整法は、例えば必要とする金属化合物を混合し、焼成
して得られる。最も好ましい調製法では、モリブデンの
出発物質として七モリブデン酸アンモニウムを用い、ビ
スマスの導入に最も好ましい化合物としては硝酸ビスマ
スを用いる。他のFe、Co、Ni、Zn、Cu、W、
Mg、Ca、Sr、Ba、Na、K、Rb、Csおよび
Tlよりなる群から選ばれた1種以上の元素の導入に
は、好ましくは硝酸塩または塩化物が用いられる。触媒
2の調整は、これら所望触媒成分を含む水溶液を蒸発乾
涸した後、焼成することにより行なう。乾燥温度は通常
60〜200℃、乾燥時間は特に制限はないが、好まし
くは2〜10時間である。また焼成温度は通常200〜
1000℃、好ましくは450〜850℃、焼成時間は
特に制限はないが、好ましくは2〜10時間である。
しては、特に制限はないが、好ましくはそれらの酸化
物、水酸化物、硝酸塩やモリブデン酸塩等である。その
調整法は、例えば必要とする金属化合物を混合し、焼成
して得られる。最も好ましい調製法では、モリブデンの
出発物質として七モリブデン酸アンモニウムを用い、ビ
スマスの導入に最も好ましい化合物としては硝酸ビスマ
スを用いる。他のFe、Co、Ni、Zn、Cu、W、
Mg、Ca、Sr、Ba、Na、K、Rb、Csおよび
Tlよりなる群から選ばれた1種以上の元素の導入に
は、好ましくは硝酸塩または塩化物が用いられる。触媒
2の調整は、これら所望触媒成分を含む水溶液を蒸発乾
涸した後、焼成することにより行なう。乾燥温度は通常
60〜200℃、乾燥時間は特に制限はないが、好まし
くは2〜10時間である。また焼成温度は通常200〜
1000℃、好ましくは450〜850℃、焼成時間は
特に制限はないが、好ましくは2〜10時間である。
【0009】本発明で使用する触媒は、燐酸塩触媒1と
触媒2より調整した触媒である。その調整法として燐酸
塩触媒1と触媒2を混合して調整する。この際、燐酸塩
触媒1と触媒2を混合した後に焼成することもできる。
焼成温度は通常200〜1000℃、好ましくは450
〜850℃、焼成時間は特に制限はないが、好ましくは
2〜10時間である。また、この分野で通常行われる方
法であるが、この触媒をSiO2、Al2O3、SiCな
どの担体に担持した状態で使用しても良い。触媒は、粒
状あるいは成形体として固定床で使用されるが、移動床
あるいは流動床としても使用できる。
触媒2より調整した触媒である。その調整法として燐酸
塩触媒1と触媒2を混合して調整する。この際、燐酸塩
触媒1と触媒2を混合した後に焼成することもできる。
焼成温度は通常200〜1000℃、好ましくは450
〜850℃、焼成時間は特に制限はないが、好ましくは
2〜10時間である。また、この分野で通常行われる方
法であるが、この触媒をSiO2、Al2O3、SiCな
どの担体に担持した状態で使用しても良い。触媒は、粒
状あるいは成形体として固定床で使用されるが、移動床
あるいは流動床としても使用できる。
【0010】本発明による気相接触アンモ酸化反応の原
料ガスとして、プロパン、アンモニアおよび分子状酸素
が用いられる、これら原料ガスの他に希釈ガスを用いる
ことも出来る。本発明の方法で用いる分子状酸素源とし
て、通常は空気が使用されるが、純酸素を使用しても良
い。アンモニア源としては、乾燥ガスでも良いが、アン
モニア水を蒸発器で気化して使用しても良い。希釈ガス
としては、窒素、炭酸ガスなどの不活性ガスが使用され
る。反応ガスに含まれる非凝縮性ガスの一部を循環して
希釈ガスとして使用しても良い。希釈ガスとして、水蒸
気を併せて使用することが活性および選択性を高める上
で好ましい。原料ガスの組成には、特に制限はないが、
安全性の点からは、混合ガス組成が燃焼範囲外であるこ
とが好ましい。また、希釈ガスとして水蒸気を併せて使
用する場合、原料ガス中の水蒸気は、通常60容量%ま
で添加される。本発明による気相接触アンモ酸化反応
は、原料ガスを、前記した触媒上に350〜600℃の
温度範囲、常圧〜10気圧の圧力下、空間速度300〜
5000/hrで導入することで実施される。
料ガスとして、プロパン、アンモニアおよび分子状酸素
が用いられる、これら原料ガスの他に希釈ガスを用いる
ことも出来る。本発明の方法で用いる分子状酸素源とし
て、通常は空気が使用されるが、純酸素を使用しても良
い。アンモニア源としては、乾燥ガスでも良いが、アン
モニア水を蒸発器で気化して使用しても良い。希釈ガス
としては、窒素、炭酸ガスなどの不活性ガスが使用され
る。反応ガスに含まれる非凝縮性ガスの一部を循環して
希釈ガスとして使用しても良い。希釈ガスとして、水蒸
気を併せて使用することが活性および選択性を高める上
で好ましい。原料ガスの組成には、特に制限はないが、
安全性の点からは、混合ガス組成が燃焼範囲外であるこ
とが好ましい。また、希釈ガスとして水蒸気を併せて使
用する場合、原料ガス中の水蒸気は、通常60容量%ま
で添加される。本発明による気相接触アンモ酸化反応
は、原料ガスを、前記した触媒上に350〜600℃の
温度範囲、常圧〜10気圧の圧力下、空間速度300〜
5000/hrで導入することで実施される。
【0011】
【実施例】実施例によって本発明をさらに詳細に説明す
る。転化率(数1)、アクリロニトリル選択率(数
2)、およびプロピレン選択率(数3)は次のとうり定
義される。
る。転化率(数1)、アクリロニトリル選択率(数
2)、およびプロピレン選択率(数3)は次のとうり定
義される。
【0012】
【数1】
【0013】
【数2】
【0014】
【数3】
【0015】実施例1 ニオブ酸と85%H3PO4をNb/P原子比が1/1に
なるように混合し、100℃で攪拌下、5時間加熱還流
した後、蒸発乾涸した。得られた固体を500℃で3時
間空気中で焼成し、NbOPO4の組成からなる燐酸塩
触媒1を得た。七モリブデン酸アンモニウム水溶液と硝
酸ビスマス水溶液を、Mo/Bi原子比が3/2になる
ように混合し、さらにアンモニア水を加え混合水溶液を
中性とした後、蒸発乾涸した。得られた固体を500℃
で3時間空気中で焼成しBi2Mo3O12の組成からなる
触媒2を得た。燐酸塩触媒1と触媒2を4:1の重量比
で良く混合した後、520℃で3時間空気中で焼成して
触媒を得た。
なるように混合し、100℃で攪拌下、5時間加熱還流
した後、蒸発乾涸した。得られた固体を500℃で3時
間空気中で焼成し、NbOPO4の組成からなる燐酸塩
触媒1を得た。七モリブデン酸アンモニウム水溶液と硝
酸ビスマス水溶液を、Mo/Bi原子比が3/2になる
ように混合し、さらにアンモニア水を加え混合水溶液を
中性とした後、蒸発乾涸した。得られた固体を500℃
で3時間空気中で焼成しBi2Mo3O12の組成からなる
触媒2を得た。燐酸塩触媒1と触媒2を4:1の重量比
で良く混合した後、520℃で3時間空気中で焼成して
触媒を得た。
【0016】実施例2 実施例1と同様にして調整したTaOPO4とBi2Mo
3O12を4:1の重量比で混合した後、520℃で3時
間空気中で焼成し、触媒を得た。
3O12を4:1の重量比で混合した後、520℃で3時
間空気中で焼成し、触媒を得た。
【0017】得られた触媒を通常の流通式反応器に充填
し、プロパン/酸素/アンモニアのモル比が3/2/1
なる組成の原料ガスを、空間速度1800/hrで供給
した。反応温度を480℃に保って、触媒の性能を評価
した。評価結果を(表1)に示した。
し、プロパン/酸素/アンモニアのモル比が3/2/1
なる組成の原料ガスを、空間速度1800/hrで供給
した。反応温度を480℃に保って、触媒の性能を評価
した。評価結果を(表1)に示した。
【0018】
【表1】 表1 ──────────────────────────────────── 例 プロパン アクリロニトリル 転化率(%) 選択率(%) ──────────────────────────────────── 実施例 1 11.1 78 2 10.9 75 ────────────────────────────────────
【0019】
【発明の効果】本発明で使用する触媒は、触媒活性が高
く、アクリロニトリルへの選択性が高いので、本発明の
方法により、プロパンから効率よくアクリロニトリルを
製造することが出来る。
く、アクリロニトリルへの選択性が高いので、本発明の
方法により、プロパンから効率よくアクリロニトリルを
製造することが出来る。
Claims (3)
- 【請求項1】 プロパン、アンモニアおよび酸素含有ガ
スとの気相接触アンモ酸化反応でアクリロニトリルを製
造するに際し、Mo、V、NbおよびTaよりなる群か
ら選ばれた1種以上の元素を必須成分として含有する燐
酸塩触媒1と、BiおよびMoを必須成分として含有す
る触媒2より調整した触媒を用いることを特徴とするア
クリロニトリルの製造方法。 - 【請求項2】 燐酸塩触媒1が一般式 XAaBbCcPdOe [式中、XはMo、V、NbおよびTaよりなる群から
選ばれた1種以上の元素、AはW、Bi、Sn、Sb、
Fe、Al、Cr、Co、Ni、Cu、Mg、Ca、S
rおよびBaよりなる群から選ばれた1種以上の元素、
BはLi、Na、K、RbおよびCsよりなる群から選
ばれた1種以上の元素、CはCe、PrおよびTbより
なる群から選ばれた1種以上の元素を表す。a、b、c
およびdはXを基準にしたときの、各元素の原子比を表
し、aは0〜0.5、bは0〜0.5、cは0〜0.
3、dは1〜10であり、eは各成分元素の原子価を満
足するに必要な原子数である。]で表される組成物を含
有し、触媒2が一般式 BiMofDgEhFiOj [式中、DはFe、Co、Ni、Zn、CuおよびWよ
りなる群から選ばれた1種以上の元素、EはMg、C
a、SrおよびBaよりなる群から選ばれた1種以上の
元素、FはNa、K、Rb、CsおよびTlよりなる群
から選ばれた1種以上の元素を表す。f、g、hおよび
iはBiを基準にしたときの各元素の原子比を表し、f
は0.01〜5、gは0〜0.5、hは0〜0.3、i
は0〜0.2であり、jは各成分の原子価を満足するに
必要な原子数である。]で表される組成物を含有するも
のである請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 Mo、V、NbおよびTaよりなる群か
ら選ばれた1種以上の元素が5価であり、且つその燐酸
塩がテトラゴナルな構造を有するものである請求項1記
載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5000262A JPH06199768A (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | α,β−不飽和ニトリルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5000262A JPH06199768A (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | α,β−不飽和ニトリルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06199768A true JPH06199768A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=11469003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5000262A Pending JPH06199768A (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | α,β−不飽和ニトリルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06199768A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998022421A1 (en) * | 1996-11-15 | 1998-05-28 | Mitsubishi Chemical Corporation | Process for the simultaneous preparation of acrylonitrile and acrylic acid |
| US5840648A (en) * | 1997-09-02 | 1998-11-24 | The Standard Oil Company | Catalyst for the manufacture of acrylonitrile and hydrogen cyanide |
| JP2013136540A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Daiyanitorikkusu Kk | 含窒素化合物の製造方法 |
-
1993
- 1993-01-05 JP JP5000262A patent/JPH06199768A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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