JPH06200450A - 織機ビームの製織準備装置 - Google Patents
織機ビームの製織準備装置Info
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- JPH06200450A JPH06200450A JP36128892A JP36128892A JPH06200450A JP H06200450 A JPH06200450 A JP H06200450A JP 36128892 A JP36128892 A JP 36128892A JP 36128892 A JP36128892 A JP 36128892A JP H06200450 A JPH06200450 A JP H06200450A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 製織ビームに巻回した経糸を一本づつ分離す
る製織準備作業を自動的に、且つ、確実に行える装置を
得ることにある。 【構成】 複数の経糸シートを各別の群として巻取った
織機ビームと、その織機ビームから解き出される経糸シ
ートの端部を支持する多数の支持枠、および、その支持
枠に支持された経糸に向けて進退する鉤部材とを備え、
その鉤部材を前記支持枠に支持された経糸シートの幅方
向へ移動可能な移動台に支持してものである。
る製織準備作業を自動的に、且つ、確実に行える装置を
得ることにある。 【構成】 複数の経糸シートを各別の群として巻取った
織機ビームと、その織機ビームから解き出される経糸シ
ートの端部を支持する多数の支持枠、および、その支持
枠に支持された経糸に向けて進退する鉤部材とを備え、
その鉤部材を前記支持枠に支持された経糸シートの幅方
向へ移動可能な移動台に支持してものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は織機で織物を織るのに
先立って行われる製織準備作業を行うための装置に関す
るもので、特に、織機ビームに巻回された経糸シートか
ら、経糸の一本づつを自動的に分離して取り出すための
装置に関する。
先立って行われる製織準備作業を行うための装置に関す
るもので、特に、織機ビームに巻回された経糸シートか
ら、経糸の一本づつを自動的に分離して取り出すための
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】製織準備作業は織機ビームに巻き取られ
た1万本を越えることもある多数の経糸を、1本づつ順
序よく抜き取って織機へ固定したり、織機の要部をなす
筬やヘルドに挿通する作業である。多数の経糸の中から
1本づつ糸を分離して取り出す作業は根気を要する細か
い仕事であり、従来から熟練した比較的若い作業者によ
って行われている。しかしながら、織物の織幅が増大す
る近時の傾向から経糸の数が極めて増えていることゝ、
若い作業者の不足傾向を解消することゝから、これを自
動化に行う装置の要求が強まっている。
た1万本を越えることもある多数の経糸を、1本づつ順
序よく抜き取って織機へ固定したり、織機の要部をなす
筬やヘルドに挿通する作業である。多数の経糸の中から
1本づつ糸を分離して取り出す作業は根気を要する細か
い仕事であり、従来から熟練した比較的若い作業者によ
って行われている。しかしながら、織物の織幅が増大す
る近時の傾向から経糸の数が極めて増えていることゝ、
若い作業者の不足傾向を解消することゝから、これを自
動化に行う装置の要求が強まっている。
【0003】ところが、製織準備作業を自動化しようと
すると、従来から織機ビームに巻回された経糸は相互間
の距離が短いので、それらを1本づつ分離すること自体
が容易でない上に、前記した近年の経糸の増加傾向によ
って経糸間の距離が一層縮まっているので、その作業は
一層難しくなっている。
すると、従来から織機ビームに巻回された経糸は相互間
の距離が短いので、それらを1本づつ分離すること自体
が容易でない上に、前記した近年の経糸の増加傾向によ
って経糸間の距離が一層縮まっているので、その作業は
一層難しくなっている。
【0004】他方、整経ビームから解き出した経糸に糊
付けし乾燥させて織機ビームへ巻き取る機械、いわゆる
整経機では、経糸間の距離の接近に伴う糊の付着不足や
経糸間が接着されてしまう不具合を解消するため、複数
の経糸シートを用いて隣接する経糸間の距離を拡大して
作業性を高めることが提案されている(例えば、特公昭
61−43454号公報、特開昭64−45840号公
報、特開平4−73234号公報など)。
付けし乾燥させて織機ビームへ巻き取る機械、いわゆる
整経機では、経糸間の距離の接近に伴う糊の付着不足や
経糸間が接着されてしまう不具合を解消するため、複数
の経糸シートを用いて隣接する経糸間の距離を拡大して
作業性を高めることが提案されている(例えば、特公昭
61−43454号公報、特開昭64−45840号公
報、特開平4−73234号公報など)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
整経機では糊付け工程や乾燥工程こそ、経糸間の距離を
大きくするべく経糸シートを複数に分けて行うことが行
われているが、整経を終えた後、織機ビームへ巻回する
段階で各整経ビーム毎の経糸シートを一緒にして巻き取
ってしまい、準備作業の作業性を向上させるための配慮
はなかった。
整経機では糊付け工程や乾燥工程こそ、経糸間の距離を
大きくするべく経糸シートを複数に分けて行うことが行
われているが、整経を終えた後、織機ビームへ巻回する
段階で各整経ビーム毎の経糸シートを一緒にして巻き取
ってしまい、準備作業の作業性を向上させるための配慮
はなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記不具合を
解消し、製織準備作業を自動的に行うための装置を提供
せんとするもので、複数の経糸シートを各別の群として
巻取った織機ビームと、その織機ビームから解き出され
る経糸シートの端部を支持する多数の支持枠、および、
その支持枠に支持された経糸に向けて進退する鉤部材と
を備え、その鉤部材を前記支持枠に支持された経糸シー
トの幅方向へ移動可能な移動台に支持した点に特徴があ
る。
解消し、製織準備作業を自動的に行うための装置を提供
せんとするもので、複数の経糸シートを各別の群として
巻取った織機ビームと、その織機ビームから解き出され
る経糸シートの端部を支持する多数の支持枠、および、
その支持枠に支持された経糸に向けて進退する鉤部材と
を備え、その鉤部材を前記支持枠に支持された経糸シー
トの幅方向へ移動可能な移動台に支持した点に特徴があ
る。
【0007】
【作用】織機ビームから解き出された経糸シートは整経
ビームに巻かれていた単位毎に支持枠に支持され、その
下端部は緊張手段によって下方へ引かれて、緩い緊張が
与えられている。各支持枠はそれが支持した経糸を他の
支持枠に支持された経糸に対して順次に突出した位置へ
移送する。そして、前記鉤部材がその突出した経糸の位
置へ向けて進出し、その突出した経糸を引っ掛けて後退
する。
ビームに巻かれていた単位毎に支持枠に支持され、その
下端部は緊張手段によって下方へ引かれて、緩い緊張が
与えられている。各支持枠はそれが支持した経糸を他の
支持枠に支持された経糸に対して順次に突出した位置へ
移送する。そして、前記鉤部材がその突出した経糸の位
置へ向けて進出し、その突出した経糸を引っ掛けて後退
する。
【0008】全ての支持枠について1本づつ経糸を抜き
終えると、各支持部材は以上の動作を繰り返して行う。
なお、経糸に緊張を与える手段として負圧式を用いれ
ば、経糸の端部は負圧によって支持枠に吸引し緊張させ
てあるだけで、特に固定してないから、鉤部材によって
引かれると、ほとんど抵抗なく引き抜かれる。
終えると、各支持部材は以上の動作を繰り返して行う。
なお、経糸に緊張を与える手段として負圧式を用いれ
ば、経糸の端部は負圧によって支持枠に吸引し緊張させ
てあるだけで、特に固定してないから、鉤部材によって
引かれると、ほとんど抵抗なく引き抜かれる。
【0009】
【実施例】以下、図示の実施例によってこの発明を説明
する。図1において、10はこの発明を実施するための
製織準備装置である。11は製織準備装置10をなす基
台11であり、その上には織機ビーム12を支持するた
めに2個一対の支持ローラ13、13が設けられてい
る。織機ビーム12には数枚の、この実施例では10枚
の経糸シート14が巻いてあり、そこから解き出された
経糸シート14、すなわち、一平面上に並べられた多数
の経糸15の端部は、支持枠20から下方へ吊り下げら
れ、且つ、緊張手段30によって軽く下方へ引かれ緊張
させてある。40は掻取り手段で、支持枠20に支持し
た経糸15の端部を緊張手段30から抜きとるためのも
のである。
する。図1において、10はこの発明を実施するための
製織準備装置である。11は製織準備装置10をなす基
台11であり、その上には織機ビーム12を支持するた
めに2個一対の支持ローラ13、13が設けられてい
る。織機ビーム12には数枚の、この実施例では10枚
の経糸シート14が巻いてあり、そこから解き出された
経糸シート14、すなわち、一平面上に並べられた多数
の経糸15の端部は、支持枠20から下方へ吊り下げら
れ、且つ、緊張手段30によって軽く下方へ引かれ緊張
させてある。40は掻取り手段で、支持枠20に支持し
た経糸15の端部を緊張手段30から抜きとるためのも
のである。
【0010】織機ビーム12から解き出される経糸シー
ト14の端部は上方のテンションアーム16の遊端に支
持された転向ローラ17によって一旦上方へ引き上げら
れ、次いで下方に転向し、経糸シート14毎に分離され
て支持枠20上に並べられ、そこから下方へ垂らした端
部と前記緊張手段30とが緩く結合されている。テンシ
ョンアーム16は織機ビーム12の解き出し速度にムラ
があっても、経糸シート14に与えられる張力が大きく
変化しないよう、経糸シート14が緊張すると下方へ反
時計方向へ回動して緊張を緩め、張力が減じると図示し
てないバネによって上方へ回動して緊張を増すように構
成されている。
ト14の端部は上方のテンションアーム16の遊端に支
持された転向ローラ17によって一旦上方へ引き上げら
れ、次いで下方に転向し、経糸シート14毎に分離され
て支持枠20上に並べられ、そこから下方へ垂らした端
部と前記緊張手段30とが緩く結合されている。テンシ
ョンアーム16は織機ビーム12の解き出し速度にムラ
があっても、経糸シート14に与えられる張力が大きく
変化しないよう、経糸シート14が緊張すると下方へ反
時計方向へ回動して緊張を緩め、張力が減じると図示し
てないバネによって上方へ回動して緊張を増すように構
成されている。
【0011】支持枠20は経糸シート14と同数の10
対が並べて設けられ、1枚の経糸シート14に1個の支
持枠20が割り当てられている。支持枠20は図1〜3
で示すように、アルミニウム合金を押し出し成形して作
られた竿状の上部部材21が紙面と直交方向に配置され
ており、その下方に縦方向に伸びる案内部材22が接続
されると共に、更に、その下方に緊張手段30が設けら
れている。そして、前記転向ローラ17によって下方へ
向けられた経糸シート14の1枚が1個の支持枠20に
よって支持されている。
対が並べて設けられ、1枚の経糸シート14に1個の支
持枠20が割り当てられている。支持枠20は図1〜3
で示すように、アルミニウム合金を押し出し成形して作
られた竿状の上部部材21が紙面と直交方向に配置され
ており、その下方に縦方向に伸びる案内部材22が接続
されると共に、更に、その下方に緊張手段30が設けら
れている。そして、前記転向ローラ17によって下方へ
向けられた経糸シート14の1枚が1個の支持枠20に
よって支持されている。
【0012】支持枠20による経糸シート14の支持は
以下のように行われる。すなわち、経糸シート14をな
す経糸15は上部部材21の上面に沿って並べられ、そ
こから一本づつ下方へ垂らされる。経糸15の下端部は
緊張手段30、この実施例では負圧吸引式の緊張手段3
0により、所定の吸引力で下方へ引かれている。緊張手
段30は必ずしもこれに限らず、従来の緊張装置のよう
に、スポンジを介して重錘に緩く結合することもでき
る。
以下のように行われる。すなわち、経糸シート14をな
す経糸15は上部部材21の上面に沿って並べられ、そ
こから一本づつ下方へ垂らされる。経糸15の下端部は
緊張手段30、この実施例では負圧吸引式の緊張手段3
0により、所定の吸引力で下方へ引かれている。緊張手
段30は必ずしもこれに限らず、従来の緊張装置のよう
に、スポンジを介して重錘に緩く結合することもでき
る。
【0013】この実施例による負圧吸引式の緊張手段3
0は図4で示すように、負圧源に連なる負圧室31を備
え、その負圧室31は経糸15の案内部材22に通じる
透孔32を備えており、その結果、常に透孔32を通じ
て案内部材22内から負圧室31に通じる気流を発生さ
せてある。よって、案内部材22内に垂らされた経糸1
5の端部は負圧室31内へ吸引され、案内部材22内か
ら負圧室31へ向かう気流との摩擦によって適度の張力
が与えられ、緊張状態に保たれる。案内部材22は図示
のように、柱部23とそれを覆う蓋部材24からなり、
そのいずれかに経糸15の通路をなす溝が形成してあっ
て、それらを重ね合わせたとき、それらの間に前記透孔
32が形成される。25は負圧室31と案内部材22と
の間を緩くシールする刷毛状のシール部材である。
0は図4で示すように、負圧源に連なる負圧室31を備
え、その負圧室31は経糸15の案内部材22に通じる
透孔32を備えており、その結果、常に透孔32を通じ
て案内部材22内から負圧室31に通じる気流を発生さ
せてある。よって、案内部材22内に垂らされた経糸1
5の端部は負圧室31内へ吸引され、案内部材22内か
ら負圧室31へ向かう気流との摩擦によって適度の張力
が与えられ、緊張状態に保たれる。案内部材22は図示
のように、柱部23とそれを覆う蓋部材24からなり、
そのいずれかに経糸15の通路をなす溝が形成してあっ
て、それらを重ね合わせたとき、それらの間に前記透孔
32が形成される。25は負圧室31と案内部材22と
の間を緩くシールする刷毛状のシール部材である。
【0014】40は掻取り手段であり、支持枠20によ
って縦方向に緊張させて支持した経糸15を一本づつ抜
きとるためのものである。掻取り手段40は基台11上
に支持された移動台41と、その移動台41上に支持さ
れた往復台46及び鉤部材42とを有する。鉤部材42
は先端部に鉤を持ち、多数配列された支持枠20の側方
へ進出して経糸15の一本を引掛け、それを伴って退去
することにより、経糸15を一本づつ抜きとるようにな
っている。
って縦方向に緊張させて支持した経糸15を一本づつ抜
きとるためのものである。掻取り手段40は基台11上
に支持された移動台41と、その移動台41上に支持さ
れた往復台46及び鉤部材42とを有する。鉤部材42
は先端部に鉤を持ち、多数配列された支持枠20の側方
へ進出して経糸15の一本を引掛け、それを伴って退去
することにより、経糸15を一本づつ抜きとるようにな
っている。
【0015】50は鉤部材42によって掻取られた経糸
15の端部に綾を付けて束ねるための綾取り手段であ
る。綾取り手段50は図2から明らかなように、横糸5
1、51を支持する2個の昇降環52、52を備えてい
る。昇降環52、52は対向する2個のラック39に結
合されており、それに噛合するギヤ37の回転方向を転
ずることによって昇降が切替えられる。昇降環52の前
側には上下一対の前ローラ53が備えられ、後側には後
ローラ54が単独で備えられていて、前記鉤部材42は
これらの間を通って進退し、後退する際に、経糸15を
案内する。斯くて、こゝに並べられた経糸15には一本
おきに横糸51が上下して通され、分離し過ぎたり団塊
化するのを防止している。なお、56は経糸の掻き取り
状態をチェックするための光学センサである。
15の端部に綾を付けて束ねるための綾取り手段であ
る。綾取り手段50は図2から明らかなように、横糸5
1、51を支持する2個の昇降環52、52を備えてい
る。昇降環52、52は対向する2個のラック39に結
合されており、それに噛合するギヤ37の回転方向を転
ずることによって昇降が切替えられる。昇降環52の前
側には上下一対の前ローラ53が備えられ、後側には後
ローラ54が単独で備えられていて、前記鉤部材42は
これらの間を通って進退し、後退する際に、経糸15を
案内する。斯くて、こゝに並べられた経糸15には一本
おきに横糸51が上下して通され、分離し過ぎたり団塊
化するのを防止している。なお、56は経糸の掻き取り
状態をチェックするための光学センサである。
【0016】こゝで、前記支持枠20の作動を説明す
る。支持枠20は基台11上に図1中、紙面に垂直な方
向へ往復動可能に支持されており、不図示のパルスモー
タによって相当量(5mm程度)づつ鉤部材42の方向へ
間欠的に進退動するようになっている。鉤部材42を支
持する移動台41は基台11上に図1中、紙面に垂直な
方向へ移動可能に支持されている。移動台41はモータ
44によって間欠的に駆動される。45はモータ44と
移動台41とを連結するラックピニオン型の伝動機構で
ある。鉤部材42及び往復台46は、レバークランク型
の往復機構47を介して他の電動機48によって往復駆
動される。49は前記往復機構47を駆動する減速機で
あり、歯付きベルト38を介して前記電動機48によっ
て駆動される。
る。支持枠20は基台11上に図1中、紙面に垂直な方
向へ往復動可能に支持されており、不図示のパルスモー
タによって相当量(5mm程度)づつ鉤部材42の方向へ
間欠的に進退動するようになっている。鉤部材42を支
持する移動台41は基台11上に図1中、紙面に垂直な
方向へ移動可能に支持されている。移動台41はモータ
44によって間欠的に駆動される。45はモータ44と
移動台41とを連結するラックピニオン型の伝動機構で
ある。鉤部材42及び往復台46は、レバークランク型
の往復機構47を介して他の電動機48によって往復駆
動される。49は前記往復機構47を駆動する減速機で
あり、歯付きベルト38を介して前記電動機48によっ
て駆動される。
【0017】次に、この実施例の作動を説明する。ま
ず、織機ビーム12を基台11上の支持ローラ13に乗
せ、経糸シート14を解き出して転向ローラ17に掛
け、そこから下方へ垂らして支持枠20上へ一列に並べ
る。ついで、それを案内部材22をなす柱部23に沿っ
て下方へ垂らし、図示してない櫛によって経糸シート1
4の端部を解かして整列させ、蓋部材24を被せる。こ
の状態で緊張手段30をなす負圧室31の空気を抜いて
圧力を下げると、透孔32を通して負圧室内へ空気の流
動を生じ、それに引かれて経糸15の端部が案内部材2
2内を下方へ引かれて緊張状態を形成する。
ず、織機ビーム12を基台11上の支持ローラ13に乗
せ、経糸シート14を解き出して転向ローラ17に掛
け、そこから下方へ垂らして支持枠20上へ一列に並べ
る。ついで、それを案内部材22をなす柱部23に沿っ
て下方へ垂らし、図示してない櫛によって経糸シート1
4の端部を解かして整列させ、蓋部材24を被せる。こ
の状態で緊張手段30をなす負圧室31の空気を抜いて
圧力を下げると、透孔32を通して負圧室内へ空気の流
動を生じ、それに引かれて経糸15の端部が案内部材2
2内を下方へ引かれて緊張状態を形成する。
【0018】経糸に緊張が与えられた初期位置では、図
6で示すように、10個ある支持枠20に支持した鉤部
材42側の経糸がHで示す線上に整列している。運転が
開始されると、まず、鉤部材42を支持する移動台41
が停止した状態で、10個の支持枠20のうち任意の1
つの支持枠20をパルスモータによって所定量(この実
施例では5mm程度)だけ鉤部材42の方向へ突出させる
と(図6の例では3番めの支持枠20が突出してい
る)、その突出した支持枠20に支持された経糸15が
1本だけ、図中、Fで示される他の経糸より突出した位
置をとる。すると、その突出した経糸15に対して掻取
り手段40をなす鉤部材42が進出して引っかけて後退
する。鉤部材42が後退している間に、経糸15を抜き
取られた支持枠20は、残る経糸15の最外端にあるも
のが前記Hで示す線上に整列する位置まで(初期位置で
はなく)後退する。つまり前記所定量から経糸15、1
5間の距離分減じた量後退する。そして、同様にして次
の支持枠20が所定量分だけ突出してその経糸15をF
で示す突出位置に保持する。
6で示すように、10個ある支持枠20に支持した鉤部
材42側の経糸がHで示す線上に整列している。運転が
開始されると、まず、鉤部材42を支持する移動台41
が停止した状態で、10個の支持枠20のうち任意の1
つの支持枠20をパルスモータによって所定量(この実
施例では5mm程度)だけ鉤部材42の方向へ突出させる
と(図6の例では3番めの支持枠20が突出してい
る)、その突出した支持枠20に支持された経糸15が
1本だけ、図中、Fで示される他の経糸より突出した位
置をとる。すると、その突出した経糸15に対して掻取
り手段40をなす鉤部材42が進出して引っかけて後退
する。鉤部材42が後退している間に、経糸15を抜き
取られた支持枠20は、残る経糸15の最外端にあるも
のが前記Hで示す線上に整列する位置まで(初期位置で
はなく)後退する。つまり前記所定量から経糸15、1
5間の距離分減じた量後退する。そして、同様にして次
の支持枠20が所定量分だけ突出してその経糸15をF
で示す突出位置に保持する。
【0019】このようにして逐次、10個の支持枠20
から各100〜200の所定本数の経糸15が引き抜か
れる。そして、支持枠20が運転開始時から250mm程
紙面と鉛直な方向に突出した位置に達すると、転向ロー
ラ17に対する支持枠20の横行が大きくなるので、そ
こへ至る経糸シートが傾いてしまう。そこで、上記動作
を停止し、不図示のパルスモータによって全ての支持枠
20を250mm程紙面の奥行方向へ移動させ、運転開始
時と同じ位置に戻す。と同時に掻取り手段40もモータ
44によって支持枠20と同一方向に移動し、運転開始
時の位置から250mm程紙面の奥行方向に移動する。こ
れらの移動後、支持枠20と掻取り手段40が前記動作
を行う。これらの過程を数度に亘って繰り返すことによ
り、すべての経糸が鉤部材42によって引き抜かれたと
き作業が終了する。
から各100〜200の所定本数の経糸15が引き抜か
れる。そして、支持枠20が運転開始時から250mm程
紙面と鉛直な方向に突出した位置に達すると、転向ロー
ラ17に対する支持枠20の横行が大きくなるので、そ
こへ至る経糸シートが傾いてしまう。そこで、上記動作
を停止し、不図示のパルスモータによって全ての支持枠
20を250mm程紙面の奥行方向へ移動させ、運転開始
時と同じ位置に戻す。と同時に掻取り手段40もモータ
44によって支持枠20と同一方向に移動し、運転開始
時の位置から250mm程紙面の奥行方向に移動する。こ
れらの移動後、支持枠20と掻取り手段40が前記動作
を行う。これらの過程を数度に亘って繰り返すことによ
り、すべての経糸が鉤部材42によって引き抜かれたと
き作業が終了する。
【0020】
【発明の効果】この発明は以上のように、支持枠20に
支持させた複数の経糸シート14から逐次に経糸15の
端部を抜き取るものであるから、織幅の広い織機ビーム
から自動的に、且つ、誤りなく、経糸の端部を引き出す
ことができ、製織準備作業の作業性を著しく向上させる
ことのできる効果を有する。
支持させた複数の経糸シート14から逐次に経糸15の
端部を抜き取るものであるから、織幅の広い織機ビーム
から自動的に、且つ、誤りなく、経糸の端部を引き出す
ことができ、製織準備作業の作業性を著しく向上させる
ことのできる効果を有する。
【図1】この発明の一実施例である装置の原理を示す側
面図である。
面図である。
【図2】その要部の拡大側面図である。
【図3】さらに、その要部を拡大して示す一部破断側面
図である。
図である。
【図4】他の要部を拡大して示す一部破断側面図であ
る。
る。
【図5】他の要部を拡大して示す一部破断側面図であ
る。
る。
【図6】図2中の、VI−VI断面図である。
12・・・・織機ビーム 20・・・・支持枠 30・・・・緊張手段 40・・・・掻取り手段
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の経糸シートを各別の群として巻取
った織機ビームと、その織機ビームから解き出される経
糸シートの端部を支持する多数の支持枠、および、その
支持枠に支持された経糸に向けて進退する鉤部材とを備
え、その鉤部材を前記支持枠に支持された経糸シートの
幅方向へ移動可能な移動台に支持してなる織機ビームの
製織準備装置。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、前記各支持枠
はそれぞれ他の支持枠から突出した位置へ移動可能に支
持され、前記鉤部材がその突出した支持枠の端に位置す
る経糸に向けて進退するように構成されている織機ビー
ムの製織準備装置。 - 【請求項3】 請求項1の記載において、支持枠の一部
をなす緊張部材は負圧源へ通じる吸込み口を備えている
織機ビームの製織準備装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36128892A JPH06200450A (ja) | 1992-12-30 | 1992-12-30 | 織機ビームの製織準備装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36128892A JPH06200450A (ja) | 1992-12-30 | 1992-12-30 | 織機ビームの製織準備装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06200450A true JPH06200450A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=18472963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36128892A Pending JPH06200450A (ja) | 1992-12-30 | 1992-12-30 | 織機ビームの製織準備装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06200450A (ja) |
-
1992
- 1992-12-30 JP JP36128892A patent/JPH06200450A/ja active Pending
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