JPH06200973A - アクチュエータの制御装置 - Google Patents

アクチュエータの制御装置

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JPH06200973A
JPH06200973A JP29281792A JP29281792A JPH06200973A JP H06200973 A JPH06200973 A JP H06200973A JP 29281792 A JP29281792 A JP 29281792A JP 29281792 A JP29281792 A JP 29281792A JP H06200973 A JPH06200973 A JP H06200973A
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JP
Japan
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actuator
force
fluid
control
damper
Prior art date
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Pending
Application number
JP29281792A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Ikeda
博康 池田
Akira Sugimoto
旭 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ROUDOUSHIYOU SANGYO ANZEN KENKYUSHO
Original Assignee
ROUDOUSHIYOU SANGYO ANZEN KENKYUSHO
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクチュエータの力出力を制動側で制御する
ことにより、アクチュエータの制御特性を飛躍的に向上
させる高精度で安定した位置制御を実現することができ
る。 【構成】 複動型空気圧シリンダ2は、空気圧バルブ1
8によりシリンダ内圧が調整され、左右のシリンダ内圧
のバランスにより重り4の位置を決定する。そして、こ
の空気圧シリンダ2には、電気粘性流体(ER流体)を
用いたダンパ11が直結されている。このダンパ11
は、内部の円筒電極板21に電圧を印加することにより
該電極板21間を流れるER流体22に粘性制御力を発
生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクチュエータの出力
を粘性制動力により抑制しながら制御するアクチュエー
タの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアクチュエータの位置を制御する
装置は、目標位置まで正確にアクチュエータを運動させ
るためフィードバック制御系を構成し、図8は斯る従来
における前記フィードバック制御系1のアクチュエータ
の制御装置を示すブロック図である。
【0003】即ち、アクチュエータ2の出力3は、制御
対称4を介して位置5を調節する。そして、前記位置5
は位置検出器6を介して電気信号に変換され、目標位置
指令(電気信号として与えられる)7と比較されて、偏
差8を生ずる。この偏差8は、増幅器9で増幅された
後、前記アクチュエータ2に入力され、したがって、該
アクチュエータ2は、この偏差8に応じて出力3を発生
するようになっている。
【0004】このようなフィードバック制御系1におい
て、前記位置5が前記目標位置指令7まで到達していな
いときは、アクチュエータ2の出力3は減少し、逆に位
置5が目標位置指令7を行き過ぎると、アクチュエータ
2は逆方向に出力3を発生して再び位置5を目標位置指
令7に近づける。すなわち、アクチュエータ2の運動制
御系は加速側と減速側が対称系となっており、アクチュ
エータ2の出力3を制御するための力は、アクチュエー
タ2自体により発生するものとなっていた。
【0005】一方、アクチュエータの別の制御装置とし
ては、ブレーキがある。図9はアクチュエータをモータ
32とした場合の2種類のブレーキを示しており、一つ
は回生ブレーキ31であり、他の一つは摩擦ブレーキ3
3である。
【0006】前記回生ブレーキ31は、モータ32のサ
ーボドライバー34への通電遮断時にリレー接点30が
閉成して、前記モータ32の運動エネルギーを抵抗器3
5で熱に変えて消散することで制動をかけるものであっ
た。
【0007】また、摩擦ブレーキ33は、前記サーボド
ライバー34への通電遮断時、リレー接点36が開成し
て電源41から電磁コイル37への通電が遮断されるこ
とによって、バネ38が伸張して摩擦板39がモータ側
の摩擦板40に圧接するものであり、モータ32の運動
エネルギーを摩擦熱に変えて消散することで制動をかけ
るものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、アクチュエータが減速して
目標位置に静定するために、アクチュエータの持つ運動
エネルギーを確実に消散することが困難となる。
【0009】すなわち、従来のフィードバック制御系の
みでは、減速するための制動力が逆方向の能動的な力と
なり、アクチュエータ2のもつ運動エネルギーは直接消
散されず、制御系の異常(例えば、フィードバックルー
プの開放)によりアクチュエータに過大な出力が発生し
て運動エネルギーを蓄積したままとなる不具合があっ
た。
【0010】また、ブレーキにあっては、アクチュエー
タの運動エネルギーが熱として消散される際、回生ブレ
ーキは電気エネルギーに一度変換されるため、応答が悪
く、大きな運動エネルギーは消散しきれないという不具
合があった。一方、摩擦ブレーキは、別の運動エネルギ
ー(バネの機械的なエネルギー)を必要とするため、こ
の場合も応答が悪化する。また、機械構造であるため摩
擦板の摩耗等の劣化が避けられないという不具合があっ
た。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の問
題点に鑑みて案出されたもので、モータ,シリンダ等の
アクチュエータの位置制御系において、アクチュエータ
運動状態(位置,速度)に応じて粘性抵抗による制動力
を発生する可変粘性手段を、前記アクチュエータに直接
付加し、アクチュエータの位置制御特性を制動力で変化
させるようにしたことを特徴としている。
【0012】
【作用】本発明は、アクチュエータの位置制御系におい
て、アクチュエータ位置を目標位置に制御するためのア
クチュエータの制動を、粘性抵抗力を利用して行うた
め、アクチュエータの運動エネルギーを不可逆な熱エネ
ルギーに直接変換し、確実にアクチュエータを減速制御
することができる。また、粘性負荷が直接且つ機械的に
付加されることにより、仮に制御系が異常となってもア
クチュエータ運動を安定に作動させることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】図1は本発明に係るアクチュエータの制御
装置を概略的に示すブロック図である。即ち、アクチュ
エータ2は、目標位置指令(電気信号として与えられ
る)7と実際のアクチュエータ位置5を位置検出器6か
ら出力した電気信号との偏差8を増幅器9で増幅した信
号に応じて出力3を発生する。この出力3は、制御対象
4に加えられて位置5を出力するフィードバック系とな
っているが、制御対象4には、アクチュエータ2の出力
3以外に制動力15も加えられる。この制動力15の発
生は、可変粘性手段11によるものであり、一般に液体
ダンパによる液体自体の粘性力16と、位置5に応じた
制御による粘性制御力17の2種類よりなる。
【0015】前記粘性力16は、位置5の微分(すなわ
ち速度)に比例する液体要素13により生成される。他
方、前記粘性制御力17は、位置5を微分演算要素12
による抽出される速度成分の信号に応じた力を発生する
力発生機構14による生成される。
【0016】図2は本発明の第1実施例を示し、前記可
変粘性手段11として、電気粘性流体(Electro
−Rheological Fluids、以下ER流
体と呼ぶ)13を用いたダンパ11に適用した。ここ
で、ER流体とは、電圧印加によりその粘性が瞬間的に
大きく変化し、且つその変化が可逆なものであり、例え
ば含水系粒子を絶縁油に分散させたWinslow流体
(米国特許第2417850号明細書)がある。また、
ER流体は、図1における一定の粘性力16と可変な粘
性制御力17(流体の剪断力に相当)を発生し、この粘
性制御力17は、印加電圧のほぼ2乗に比例する力が発
生機構14で発生する。
【0017】また、アクチュエータ2として複動型空気
圧シリンダを利用し、位置検出器6としてポテンショメ
ータを夫々利用すると共に、制御対象4としてスライド
ベアリング23上に載せた重りを利用している。前記空
気圧シリンダ2は、空気圧バルブ18によりシリンダ内
圧を調節され、左右のシリンダ内圧のバランスにより重
り4の位置を決定できる。
【0018】また、ダンパ11は、シリンダ型に形成さ
れて、前記空気圧シリンダ2に直結されており、内部に
円筒電極板21を有している。そして、この円筒電極板
21の隙間をER流体22が重り4の位置に応じて流れ
るが、高電圧源20より円筒電極板21に電圧が印加さ
れると、該ER流体22は流れにくくなり、粘性制御力
17を生じることになる。
【0019】前記空気圧バルブ18と高電圧源20の制
御は、コントロールユニット19により行われ、空気圧
シリンダ2には、位置制御に必要な空気圧が空気圧バル
ブ18を介して導入される。また、ダンパ11には、空
気圧シリンダ2の加速時のみに高電圧源20から高電圧
が印加されるようになっており、これは、重り4の位置
微分信号の正成分に比例する高電圧が印加されるように
なっている。
【0020】尚、空気圧シリンダ2,ダンパ11は、と
もにピストン径が50mmであり、ストロークは50mm,
供給空気圧は6kgf/ cm2に設定した。また、使用したE
R流体22は、セルロース粉体とシリコン油の懸濁液で
あり、高電圧源20より最大5kvを印加した。
【0021】そして、13.9mm/sの速度指令(傾き
一定の位置指令増加)を与えた場合は、図3に示すよう
に、図1における電気的な微分補償10のみでは、補償
無しの場合(ハ)に顕著に現れる段階状の動作を十分に
抑えられていないことが明らかになった((ロ)参
照)。しかし、図1におけるダンパ11を付加して制御
した結果、速度変化に応じて細かく調整される印加電圧
に、ダンパ11が追従して滑らかな定速度動作をするこ
とが確認された((イ)参照)。
【0022】また、図4は速度指令を変えた場合の動作
を示しており、a:10mm/s,b:2.2mm/s,
d:0.4mm/sの各々の速度指令でも滑らかで安定し
た微速運動を実現した。
【0023】さらに、前記実施例では、ER流体22の
粘性変化が大きいため、空気圧シリンダ2の特性を粘度
可変領域として大きく設定することが可能となり、しか
も無段階に調整することができる。非線形な静摩擦力の
ため緻密な制御が困難とされている空気圧シリンダであ
っても、この静摩擦力を線形化(一次粘性化)すること
により、制御の不感帯がなくなり、高精度な位置決めが
可能となる。
【0024】また、機械的可動部がないため、信頼性が
高い。さらに、粘性変化が高速でアナログ的であるた
め、アクチュエータの発生力変動に制御力が追随し、低
速度でも力一定の安定したアクチュエータ運動が実現で
きる。
【0025】図5は本発明の第2実施例を示し、円筒電
極板21の代わりに外部にER流体22用のバルブ(E
Rバルブ24)を設けた。前記ERバルブ24内には、
平行電極板25が多層に置かれ、空気圧シリンダ2と連
動するピストン26に応じて、ER流体22の流れを調
節する。ERバルブ24と空気圧シリンダ2の制御は、
図2におけるコントロールユニット19,高電圧源20
及び空気圧バルブ18を利用した。この実施例によれ
ば、図2における円筒電極板21がコンパクトに構成で
きるのに対し、前記ERバルブ24は設計自由度が大き
く、大きな制動力を得るために電極長を長くすることが
可能になる。
【0026】図6は第3実施例を示し、図5におけるE
Rバルブ24を用いて、回転運動機構を構成した。前記
ERバルブ24内を流れるER流体22は、ベロクラム
シリンダ27内で機械油28から圧力が伝達される。そ
して、空気圧シリンダ2の動作が機械油28を介してE
R流体22に流れを発生させ、この流れがERバルブ2
4で調節される。空気圧シリンダ2は、単動型を2本拮
抗形に駆動することにより、チェーン29を介してスプ
ロケット30を回転させて、重り4を回転運動すること
ができる。尚、コントロールユニット19は図2と同様
の制御方法でよい。
【0027】図7は、図6における重り4の動作を位置
検出器6で記録したものであり、高電圧源20への印加
電圧ゲインを適切に(図7におけるcの場合)与えるこ
とにより、オーバーシュートがなく安定した回転運動に
規制されている。このように、前記ERバルブ24を適
正に制御することにより、不安定な空気圧駆動系を安定
化することが可能となった。
【0028】
【発明の効果】本発明に係るアクチュエータの制御装置
によれば、最終的なアクチュエータの出力の調整を、制
動側の逆向きの力で行っているため、特に空気圧アクチ
ュエータのような高精度な制御が困難なアクチュエータ
であっても、精度の高い位置制御が実現できる。
【0029】また、可変粘性機構が直接アクチュエータ
に付加されているため、通常,負荷(制御対象)挙動の
安定化を図るためのダンパと違い、アクチュエータ出力
に直接粘性力を干渉させるので、アクチュエータ出力の
安定化が図れる。
【0030】さらに、粘性による制動力を利用するた
め、アクティブダンパのように制御異常で加振力を発生
せず、常にアクチュエータ出力を越えないような減衰側
の力となるので安全性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアクチュエータの制御系のブロック
図。
【図2】本発明の第1実施例を示すシステム構成図。
【図3】前記第1実施例の定速度制御における抑制効果
を示すグラフ。
【図4】前記第1実施例の低速度制御能力を示すグラ
フ。
【図5】本発明の第2実施例のシステム構成図。
【図6】本発明の第3実施例のシステム構成図。
【図7】前記第3実施例の動特性(安定性)を示すグラ
フ。
【図8】従来のアクチュエータのフィードバック位置制
御系を示すブロック図。
【図9】従来のアクチュエータ制動手段である回生ブレ
ーキと摩擦ブレーキの構成を示す説明図。
【符号の説明】
1…フィードバック制御系 2…アクチュエータ 4…制御対象 5…位置(出力) 6…位置検出器 7…目標位置指令 11…可変粘性手段 15…制動力 17…粘性制御力 18…空気圧バルブ 19…コントロールユニット 20…高電圧源 22…電気粘性流体(ER流体) 24…ERバルブ 27…べロフラムシリンダ 31…回生ブレーキ 33…摩擦ブレーキ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータの位置制御系において、
    アクチュエータ運動状態に応じた粘性制動力を発生する
    可変粘性手段を、前記アクチュエータの位置制御系に付
    加することを特徴とするアクチュエータの制御装置。
JP29281792A 1992-10-30 1992-10-30 アクチュエータの制御装置 Pending JPH06200973A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29281792A JPH06200973A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 アクチュエータの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP29281792A JPH06200973A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 アクチュエータの制御装置

Publications (1)

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JPH06200973A true JPH06200973A (ja) 1994-07-19

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ID=17786737

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JP29281792A Pending JPH06200973A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 アクチュエータの制御装置

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JP (1) JPH06200973A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011233634A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Fuji Mach Mfg Co Ltd 部品実装機
WO2012122203A3 (en) * 2011-03-10 2012-11-08 Dresser-Rand Company Electronic infinite step controller actuator

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JP2011233634A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Fuji Mach Mfg Co Ltd 部品実装機
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