JPH06201064A - 超高純度ガス制御用耐食性バルブ - Google Patents
超高純度ガス制御用耐食性バルブInfo
- Publication number
- JPH06201064A JPH06201064A JP35852892A JP35852892A JPH06201064A JP H06201064 A JPH06201064 A JP H06201064A JP 35852892 A JP35852892 A JP 35852892A JP 35852892 A JP35852892 A JP 35852892A JP H06201064 A JPH06201064 A JP H06201064A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- bellows
- high purity
- purity gas
- corrosion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 title claims abstract description 62
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 title claims abstract description 62
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 18
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims abstract description 18
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 17
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 11
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 11
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 9
- 239000010703 silicon Substances 0.000 claims abstract description 9
- 239000002253 acid Substances 0.000 abstract description 11
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 abstract description 8
- 229910052750 molybdenum Inorganic materials 0.000 abstract description 6
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 19
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 19
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 19
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 14
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 9
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 8
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 7
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 6
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N Fluorane Chemical compound F KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N Hydrochloric acid Chemical compound Cl VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- FAPWRFPIFSIZLT-UHFFFAOYSA-M Sodium chloride Chemical compound [Na+].[Cl-] FAPWRFPIFSIZLT-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 4
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 4
- 239000000460 chlorine Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 4
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 3
- 238000007872 degassing Methods 0.000 description 3
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 3
- 229910052758 niobium Inorganic materials 0.000 description 3
- ZAMOUSCENKQFHK-UHFFFAOYSA-N Chlorine atom Chemical compound [Cl] ZAMOUSCENKQFHK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000676 Si alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052801 chlorine Inorganic materials 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 2
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 2
- 229910001119 inconels 625 Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 239000011780 sodium chloride Substances 0.000 description 2
- 229910052715 tantalum Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N Fluorine atom Chemical compound [F] YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910052731 fluorine Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011737 fluorine Substances 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000005554 pickling Methods 0.000 description 1
- 239000012495 reaction gas Substances 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
- 235000012431 wafers Nutrition 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
- 239000003643 water by type Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Valves (AREA)
- Diaphragms And Bellows (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 超高純度ガス制御用耐食性バルブにおけるベ
ローズの耐孔食性及び耐すきま腐食性並びに耐酸性を著
しく向上させる。 【構成】 流入通路1と流出通路2とを有する弁筐体3
内に、弁座4及び弁室5が設けられ、この弁室5内に、
基端部側に前記弁座4に対向する弁体6を設けた弁軸7
が配置され、前記弁軸7の基端部側と前記弁室5の開放
側に嵌設固定されたベローズフランジ8との間に、ベロ
ーズ9を設けた超高純度ガス制御用耐食性バルブにおい
て、前記ベローズ9の材質を、Ni50%以上、Cr1
4.5〜16.5%、Mo15.0〜17.0%、W3.0〜4.5
%、Fe4.0〜7.0%、低炭素、低シリコンからなる合
金で構成するか、又はNi50%以上、Cr20.0〜2
2.5%、Mo12.5〜14.5%、W2.5〜3.5%、Fe
2.0〜6.0%、低炭素、低シリコンからなる合金で構成
する。
ローズの耐孔食性及び耐すきま腐食性並びに耐酸性を著
しく向上させる。 【構成】 流入通路1と流出通路2とを有する弁筐体3
内に、弁座4及び弁室5が設けられ、この弁室5内に、
基端部側に前記弁座4に対向する弁体6を設けた弁軸7
が配置され、前記弁軸7の基端部側と前記弁室5の開放
側に嵌設固定されたベローズフランジ8との間に、ベロ
ーズ9を設けた超高純度ガス制御用耐食性バルブにおい
て、前記ベローズ9の材質を、Ni50%以上、Cr1
4.5〜16.5%、Mo15.0〜17.0%、W3.0〜4.5
%、Fe4.0〜7.0%、低炭素、低シリコンからなる合
金で構成するか、又はNi50%以上、Cr20.0〜2
2.5%、Mo12.5〜14.5%、W2.5〜3.5%、Fe
2.0〜6.0%、低炭素、低シリコンからなる合金で構成
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造プロセス用
超高純度ガス製造装置並びに半導体製造装置に使用され
る超高純度ガス制御用耐食性バルブに関するものであ
る。
超高純度ガス製造装置並びに半導体製造装置に使用され
る超高純度ガス制御用耐食性バルブに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体製造プロセスにおけるウエハ用多
結晶製造工程、又はエピタキシャル工程、更にはCVD
工程に於ては、塩素系や弗素系の多くの反応ガスを使用
する。使用されるガスが完全にドライであれば腐食の問
題は発生しないが、大気開放時に微量の水分が配管内に
入る場合がある。これ等の水分は、装置内の凹部やすき
ま部に溜り易く、前記したガスと反応して塩酸や弗酸等
の濃縮酸を生成する。この生成が装置内に発生した場合
には、腐食が進行して腐食生成物(サビ)となり、半導
体製造の歩留りを低下させるパーティクル(汚染粒子)
の発生原因となる。従って、ここに使用されるバルブも
その対象となり、この問題から逃れることはできない。
バルブの構成部品中、ベローズは肉厚が一番薄い所だけ
に腐食によって孔があくようなことがあれば、更に重大
な問題に発展することから、この材料の選択は重要であ
る。半導体製造プロセスに使用される超高純度ガス制御
用耐食性バルブとしては、Ni基耐食合金であるインコ
ネル(INCONEL)625(又は718)に相当す
る材料からなるベローズを使用したものが知られてい
る。従来品としてのインコネル625に相当する材料の
成分は、Ni58%以上、Cr20.0〜23.0%、Fe
5.0%以上、Mo8.0〜10.0%、Nb( +Ta)3.1
5〜4.15%、低炭素、低シリコンからなる合金であ
る。図4ないし図7は、ベローズ9の一端部を軸金具4
0に溶接により固着し、かつベローズ9の他端部を環状
金具41に溶接により固着した各種の例を示している。
前記各種の例においては、ベローズ9と軸金具40およ
び環状金具41との間に、合せすきまが発生する。
結晶製造工程、又はエピタキシャル工程、更にはCVD
工程に於ては、塩素系や弗素系の多くの反応ガスを使用
する。使用されるガスが完全にドライであれば腐食の問
題は発生しないが、大気開放時に微量の水分が配管内に
入る場合がある。これ等の水分は、装置内の凹部やすき
ま部に溜り易く、前記したガスと反応して塩酸や弗酸等
の濃縮酸を生成する。この生成が装置内に発生した場合
には、腐食が進行して腐食生成物(サビ)となり、半導
体製造の歩留りを低下させるパーティクル(汚染粒子)
の発生原因となる。従って、ここに使用されるバルブも
その対象となり、この問題から逃れることはできない。
バルブの構成部品中、ベローズは肉厚が一番薄い所だけ
に腐食によって孔があくようなことがあれば、更に重大
な問題に発展することから、この材料の選択は重要であ
る。半導体製造プロセスに使用される超高純度ガス制御
用耐食性バルブとしては、Ni基耐食合金であるインコ
ネル(INCONEL)625(又は718)に相当す
る材料からなるベローズを使用したものが知られてい
る。従来品としてのインコネル625に相当する材料の
成分は、Ni58%以上、Cr20.0〜23.0%、Fe
5.0%以上、Mo8.0〜10.0%、Nb( +Ta)3.1
5〜4.15%、低炭素、低シリコンからなる合金であ
る。図4ないし図7は、ベローズ9の一端部を軸金具4
0に溶接により固着し、かつベローズ9の他端部を環状
金具41に溶接により固着した各種の例を示している。
前記各種の例においては、ベローズ9と軸金具40およ
び環状金具41との間に、合せすきまが発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記合せすきまの発生
側が、ガス流体との接触側にある場合は、最悪の状態で
あり、またガス流体との非接触側にある場合も、悪い結
果を及ぼす。前記合せすきまの発生側がガス流体の接触
側にある最悪の場合は、前記合せすきまに、反応ガスと
水分とによって生じた塩素や弗酸が溜り易いため、すき
ま腐食が発生し易く、かつ腐食生成物によるパーティク
ルが発生し、さらにウエット性付着ゴミを媒体とした孔
食によるリークが発生するという問題がある。一方、ベ
ローズ単品の製造過程においては、外表面の汚れ除去の
ため多くの酸洗洗浄工程があり、この時の酸液は沸騰点
に近い温度で使用される場合が多く、このためベローズ
表面の肌が荒れ、外観上も悪くなり、又肌荒れによる脱
ガスの悪さから真空特性にも悪い影響を与えるという問
題がある。
側が、ガス流体との接触側にある場合は、最悪の状態で
あり、またガス流体との非接触側にある場合も、悪い結
果を及ぼす。前記合せすきまの発生側がガス流体の接触
側にある最悪の場合は、前記合せすきまに、反応ガスと
水分とによって生じた塩素や弗酸が溜り易いため、すき
ま腐食が発生し易く、かつ腐食生成物によるパーティク
ルが発生し、さらにウエット性付着ゴミを媒体とした孔
食によるリークが発生するという問題がある。一方、ベ
ローズ単品の製造過程においては、外表面の汚れ除去の
ため多くの酸洗洗浄工程があり、この時の酸液は沸騰点
に近い温度で使用される場合が多く、このためベローズ
表面の肌が荒れ、外観上も悪くなり、又肌荒れによる脱
ガスの悪さから真空特性にも悪い影響を与えるという問
題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の問題を有利に解決
するために、本発明の超高純度ガス制御用耐食性バルブ
においては、流入通路1と流出通路2とを有する弁筐体
3内に、前記流入通路1の下流側に位置する弁座4を介
して弁室5が設けられ、この弁室5内に、外部から弁の
開閉操作が可能で基端部側に前記弁座4に対向する弁体
6を設けた弁軸7が配置され、前記弁軸7の基端部側と
前記弁室5の開放側に気密に嵌設固定されたベローズフ
ランジ8との間に、気密保持状態で前記弁体6の開閉を
可能にするためのベローズ9を設けた超高純度ガス制御
用耐食性バルブにおいて、前記ベローズ9の材質を、N
i50%以上、Cr14.5〜16.5%、Mo15.0〜1
7.0%、W3.0〜4.5%、Fe4.0〜7.0%、低炭素、
低シリコンからなる合金で構成する。また流入通路1と
流出通路2とを有する弁筐体3内に、前記流入通路1の
下流側に位置する弁座4を介して弁室5が設けられ、こ
の弁室5内に、外部から弁の開閉操作が可能で基端部側
に前記弁座4に対向する弁体6を設けた弁軸7が配置さ
れ、前記弁軸7の基端部側と前記弁室5の開放側に気密
に嵌設固定されたベローズフランジ8との間に、気密保
持状態で前記弁体6の開閉を可能にするためのベローズ
9を設けた超高純度ガス制御用耐食性バルブにおいて、
前記ベローズ9の材質を、Ni50%以上、Cr20.0
〜22.5%、Mo12.5〜14.5%、W2.5〜3.5%、
Fe2.0〜6.0%、低炭素、低シリコンからなる合金で
構成することによっても、前述の問題を有利に解決する
ことができる。
するために、本発明の超高純度ガス制御用耐食性バルブ
においては、流入通路1と流出通路2とを有する弁筐体
3内に、前記流入通路1の下流側に位置する弁座4を介
して弁室5が設けられ、この弁室5内に、外部から弁の
開閉操作が可能で基端部側に前記弁座4に対向する弁体
6を設けた弁軸7が配置され、前記弁軸7の基端部側と
前記弁室5の開放側に気密に嵌設固定されたベローズフ
ランジ8との間に、気密保持状態で前記弁体6の開閉を
可能にするためのベローズ9を設けた超高純度ガス制御
用耐食性バルブにおいて、前記ベローズ9の材質を、N
i50%以上、Cr14.5〜16.5%、Mo15.0〜1
7.0%、W3.0〜4.5%、Fe4.0〜7.0%、低炭素、
低シリコンからなる合金で構成する。また流入通路1と
流出通路2とを有する弁筐体3内に、前記流入通路1の
下流側に位置する弁座4を介して弁室5が設けられ、こ
の弁室5内に、外部から弁の開閉操作が可能で基端部側
に前記弁座4に対向する弁体6を設けた弁軸7が配置さ
れ、前記弁軸7の基端部側と前記弁室5の開放側に気密
に嵌設固定されたベローズフランジ8との間に、気密保
持状態で前記弁体6の開閉を可能にするためのベローズ
9を設けた超高純度ガス制御用耐食性バルブにおいて、
前記ベローズ9の材質を、Ni50%以上、Cr20.0
〜22.5%、Mo12.5〜14.5%、W2.5〜3.5%、
Fe2.0〜6.0%、低炭素、低シリコンからなる合金で
構成することによっても、前述の問題を有利に解決する
ことができる。
【0005】
【実施例】図1ないし図3は本発明の実施例に係る超高
純度ガス制御用耐食性バルブを示すものであって、弁室
5とその中央下部に設けられた弁座4とを備えている弁
筐体3に、一端部が弁座4内に連通する流入通路1と、
一端部が弁室5に連通する流出通路2とが設けられ、流
入通路1,弁座4,弁室5および流出通路2の順序で連
通している。前記弁筐体3の中心部に、弁室5内に位置
する基端部側から先端部側に向かって小径となる弁軸7
が配置され、その弁軸7における大径軸部と中径軸部と
の間に段部10が設けられると共に、前記弁軸7におけ
る中径軸部と小径軸部との間に段部11が設けられてい
る。
純度ガス制御用耐食性バルブを示すものであって、弁室
5とその中央下部に設けられた弁座4とを備えている弁
筐体3に、一端部が弁座4内に連通する流入通路1と、
一端部が弁室5に連通する流出通路2とが設けられ、流
入通路1,弁座4,弁室5および流出通路2の順序で連
通している。前記弁筐体3の中心部に、弁室5内に位置
する基端部側から先端部側に向かって小径となる弁軸7
が配置され、その弁軸7における大径軸部と中径軸部と
の間に段部10が設けられると共に、前記弁軸7におけ
る中径軸部と小径軸部との間に段部11が設けられてい
る。
【0006】前記弁軸7の基端部に設けられた凹部12
に、截頭円錐形の弁座4に対向する截頭円錐形の弁体6
に連設された大径部が嵌合され、前記凹部12の先端部
がプレス加工によって曲げられて前記大径部の周縁に係
合する弁体固定用爪片13が形成されている。前記弁体
6を構成する材料としては、耐酸性並びに比較的耐高温
性を有しかつ弾性を有する合成樹脂又は合成ゴムが用い
られる。
に、截頭円錐形の弁座4に対向する截頭円錐形の弁体6
に連設された大径部が嵌合され、前記凹部12の先端部
がプレス加工によって曲げられて前記大径部の周縁に係
合する弁体固定用爪片13が形成されている。前記弁体
6を構成する材料としては、耐酸性並びに比較的耐高温
性を有しかつ弾性を有する合成樹脂又は合成ゴムが用い
られる。
【0007】前記弁室5の開放側に設けた大口径段部1
4に、中心孔に前記弁軸7を摺動自在に嵌挿したベロー
ズフランジ8が、シール部材15を介して嵌設され、前
記弁軸7と同軸上でその外側に配置されたベローズ9の
一端部は、前記ベローズフランジ8の小径部に設けた環
状耳部16に対し、溶接により気密状態で固着され、前
記ベローズ9の他端部は、前記弁軸7の基端部の大径部
に設けた環状耳部17に対し、溶接により気密状態で固
着されている。このように構成することによって、弁室
5は外気に対して完全に遮断される。また前記シール部
材15を構成する材料としては、弁体6の材料と同じも
のまたは耐食性金属材料を使用するのが好ましい。
4に、中心孔に前記弁軸7を摺動自在に嵌挿したベロー
ズフランジ8が、シール部材15を介して嵌設され、前
記弁軸7と同軸上でその外側に配置されたベローズ9の
一端部は、前記ベローズフランジ8の小径部に設けた環
状耳部16に対し、溶接により気密状態で固着され、前
記ベローズ9の他端部は、前記弁軸7の基端部の大径部
に設けた環状耳部17に対し、溶接により気密状態で固
着されている。このように構成することによって、弁室
5は外気に対して完全に遮断される。また前記シール部
材15を構成する材料としては、弁体6の材料と同じも
のまたは耐食性金属材料を使用するのが好ましい。
【0008】前記弁室5の開放側の大口径段部14に嵌
合されたベローズフランジ8の上に、筒状のボンネット
金具18が載置され、かつ前記ボンネット金具18の下
部は前記大口径段部14の内側に嵌合され、さらにボン
ネット金具18の外部フランジ19に係合する環状締付
金具20の雌ねじは、弁筐体3に設けられた雄ねじに螺
合され、前記環状締付金具20により、ボンネット金具
18がベローズフランジ8および弁筐体3に締付固定さ
れている。
合されたベローズフランジ8の上に、筒状のボンネット
金具18が載置され、かつ前記ボンネット金具18の下
部は前記大口径段部14の内側に嵌合され、さらにボン
ネット金具18の外部フランジ19に係合する環状締付
金具20の雌ねじは、弁筐体3に設けられた雄ねじに螺
合され、前記環状締付金具20により、ボンネット金具
18がベローズフランジ8および弁筐体3に締付固定さ
れている。
【0009】前記ボンネット金具18内に、つる巻きば
ねからなる閉弁用ばね21が配置され、前記弁軸7の段
部10に係合する座金22と、ボンネット金具18の上
端部の内向きフランジとの間に、前記閉弁用ばね21が
圧縮状態で介在され、その閉弁用ばね21により、弁軸
7を介して弁体6が閉弁方向に押圧されて、弁体6が弁
座4の内部を常に閉じるように構成されている。また前
記ボンネット金具18の上部と、弁軸7との摺動部は、
ボンネット金具18の上部に嵌合したOリング23によ
って気密的にシールされている。
ねからなる閉弁用ばね21が配置され、前記弁軸7の段
部10に係合する座金22と、ボンネット金具18の上
端部の内向きフランジとの間に、前記閉弁用ばね21が
圧縮状態で介在され、その閉弁用ばね21により、弁軸
7を介して弁体6が閉弁方向に押圧されて、弁体6が弁
座4の内部を常に閉じるように構成されている。また前
記ボンネット金具18の上部と、弁軸7との摺動部は、
ボンネット金具18の上部に嵌合したOリング23によ
って気密的にシールされている。
【0010】前記ボンネット金具18の上側の小外径部
24に、内部にシリンダー孔25を有するアクチュエー
タ本体26が気密状態で回動自在に嵌合され、前記ボン
ネット金具18とアクチュエータ本体26との間にOリ
ング27が介在され、かつ前記ボンネット金具18の上
端部の外周に、前記シリンダー孔25の底面に係合する
ワッシャ28が嵌合され、さらに前記ボンネット金具1
8の上端部外周に設けられた環状溝に、前記ワッシャ2
8の上面に係合する一部切欠円環金具からなるスナップ
リング29が嵌合されている。
24に、内部にシリンダー孔25を有するアクチュエー
タ本体26が気密状態で回動自在に嵌合され、前記ボン
ネット金具18とアクチュエータ本体26との間にOリ
ング27が介在され、かつ前記ボンネット金具18の上
端部の外周に、前記シリンダー孔25の底面に係合する
ワッシャ28が嵌合され、さらに前記ボンネット金具1
8の上端部外周に設けられた環状溝に、前記ワッシャ2
8の上面に係合する一部切欠円環金具からなるスナップ
リング29が嵌合されている。
【0011】前記シリンダー孔25内に、弁軸7の段部
11が配置され、外周にOリング30を嵌合したピスト
ン31は、前記シリンダー孔25に摺動自在に嵌合さ
れ、前記段部11に係合された受座金32と、前記ピス
トン31の中央部の環状凹部との間に、Oリング33が
介在され、前記弁軸7の上端部に設けられた環状溝にピ
ストン固定用スナップリング34が嵌合されている。
11が配置され、外周にOリング30を嵌合したピスト
ン31は、前記シリンダー孔25に摺動自在に嵌合さ
れ、前記段部11に係合された受座金32と、前記ピス
トン31の中央部の環状凹部との間に、Oリング33が
介在され、前記弁軸7の上端部に設けられた環状溝にピ
ストン固定用スナップリング34が嵌合されている。
【0012】前記ピストン31とシリンダー孔25の底
部側との間に気密室35が設けられ、前記アクチュエー
タ本体26に設けられた制御流体導入孔36と前記気密
室35とは、連通孔37を介して接続され、かつシリン
ダー孔25の内部に若干の作動油が塗布されるが、アク
チュエータ本体26とボンネット金具18および弁軸7
との間は前述のようにシールされ、さらにピストン31
とシリンダー孔25との間も前述のようにシールされて
いるので、作動油が外部に漏洩することはない。前記ア
クチュエータ本体26の開口部側に、通気孔38を有す
る蓋体39が螺合されている。
部側との間に気密室35が設けられ、前記アクチュエー
タ本体26に設けられた制御流体導入孔36と前記気密
室35とは、連通孔37を介して接続され、かつシリン
ダー孔25の内部に若干の作動油が塗布されるが、アク
チュエータ本体26とボンネット金具18および弁軸7
との間は前述のようにシールされ、さらにピストン31
とシリンダー孔25との間も前述のようにシールされて
いるので、作動油が外部に漏洩することはない。前記ア
クチュエータ本体26の開口部側に、通気孔38を有す
る蓋体39が螺合されている。
【0013】前記気密室35に制御流体が導入される
と、その流体圧力によって、ピストン31が閉弁用ばね
21の圧力に抗して移動したとき、ピストン31におけ
るスナップリング34の外側の面が、蓋体39の内面に
突き当たって、ピストン31の移動が制限される。また
ピストン31が移動する場合は、ピストン31の蓋体3
9側に通気孔38を経て空気が出入りするので、ピスト
ン31は背圧を受けることなく制御流体圧力に従って移
動する。
と、その流体圧力によって、ピストン31が閉弁用ばね
21の圧力に抗して移動したとき、ピストン31におけ
るスナップリング34の外側の面が、蓋体39の内面に
突き当たって、ピストン31の移動が制限される。また
ピストン31が移動する場合は、ピストン31の蓋体3
9側に通気孔38を経て空気が出入りするので、ピスト
ン31は背圧を受けることなく制御流体圧力に従って移
動する。
【0014】ピストン31が移動すると、弁軸7を介し
て弁体6が移動されて、開弁または閉弁される。
て弁体6が移動されて、開弁または閉弁される。
【0015】前記ベローズ9を構成する材料としては、
Ni50%以上、Cr14.5〜16.5%、Mo15.0〜
17.0%、W3.0〜4.5%、Fe4.0〜7.0%、低炭
素、低シリコンからなる合金、又はNi50%以上、C
r20.0〜22.5%、Mo12.5〜14.5%、W2.5〜
3.5%、Fe2.0〜6.0%、低炭素、低シリコンからな
る合金が用いられる。
Ni50%以上、Cr14.5〜16.5%、Mo15.0〜
17.0%、W3.0〜4.5%、Fe4.0〜7.0%、低炭
素、低シリコンからなる合金、又はNi50%以上、C
r20.0〜22.5%、Mo12.5〜14.5%、W2.5〜
3.5%、Fe2.0〜6.0%、低炭素、低シリコンからな
る合金が用いられる。
【0016】従来品のベローズと本発明品のベローズと
について、合金の成分を比較すると表1に示す通りであ
る。
について、合金の成分を比較すると表1に示す通りであ
る。
【表1】
【0017】表1において、各ベローズは、何れもN
i,Cr,Fe,Moを含有する。しかし、本発明品の
ベローズは、Wを3.0〜4.5%または2.5〜3.5%含有
するが、従来品のベローズはWを含有しないで、Nbと
Taを含有している。
i,Cr,Fe,Moを含有する。しかし、本発明品の
ベローズは、Wを3.0〜4.5%または2.5〜3.5%含有
するが、従来品のベローズはWを含有しないで、Nbと
Taを含有している。
【0018】従来品のベローズにおいて使用されている
NbとTaは、材料の強度向上のためには有効である
が、材料の耐食性の向上のためには有効でないとされて
いる。Moは、特に還元性環境での耐食性、耐孔食性の
向上に有効とされ、表1に示すように、本発明品のベロ
ーズにおいては、従来品のベローズに対し、Moを4.5
〜7.0%だけ多く添加して耐孔食並びに耐すきま腐食等
の耐食性性能を大幅に向上させている。
NbとTaは、材料の強度向上のためには有効である
が、材料の耐食性の向上のためには有効でないとされて
いる。Moは、特に還元性環境での耐食性、耐孔食性の
向上に有効とされ、表1に示すように、本発明品のベロ
ーズにおいては、従来品のベローズに対し、Moを4.5
〜7.0%だけ多く添加して耐孔食並びに耐すきま腐食等
の耐食性性能を大幅に向上させている。
【0019】Wは、Moと同様に還元性環境での耐食
性、耐孔食性の向上に有効であり、適切な量のWを添加
すると、耐孔食ならびに耐すきま腐食等の耐食性能を大
幅に向上させることができる。またWは高温における強
度の向上に有効である。しかし、Wの添加量が多過ぎる
と、ベローズを構成する材料が脆化するので、他の成分
とのバランスで決める必要がある。
性、耐孔食性の向上に有効であり、適切な量のWを添加
すると、耐孔食ならびに耐すきま腐食等の耐食性能を大
幅に向上させることができる。またWは高温における強
度の向上に有効である。しかし、Wの添加量が多過ぎる
と、ベローズを構成する材料が脆化するので、他の成分
とのバランスで決める必要がある。
【0020】Niは合金の構成元素として重要であり、
本発明においては、50%以上を添加する。またCr
は、合金の構成元素として重要であり、安定な酸化膜に
より耐酸化性の付与に役立つ。
本発明においては、50%以上を添加する。またCr
は、合金の構成元素として重要であり、安定な酸化膜に
より耐酸化性の付与に役立つ。
【0021】次に本発明品のベローズと従来品のベロー
ズとについて行なった性能比較試験結果について説明す
る。 (1)耐孔食性 水溶液(4%NaCl+0.1%Fe2 (SO4 )3 +0.
01MHCl 24,300ppm Cl- ,pH2) に、各試験片を浸漬して、孔食が発生する最も低い温度
を求めた。また水溶液の温度を5℃ずつ上昇させてい
き、各温度での孔食の発生の有無を顕微鏡で確認し、孔
食が発生しない場合は次の温度に進めるようにして、次
々に確認を行なった。なお各温度での浸漬時間は24hr
s である。また耐孔食性試験結果を表2に示す。
ズとについて行なった性能比較試験結果について説明す
る。 (1)耐孔食性 水溶液(4%NaCl+0.1%Fe2 (SO4 )3 +0.
01MHCl 24,300ppm Cl- ,pH2) に、各試験片を浸漬して、孔食が発生する最も低い温度
を求めた。また水溶液の温度を5℃ずつ上昇させてい
き、各温度での孔食の発生の有無を顕微鏡で確認し、孔
食が発生しない場合は次の温度に進めるようにして、次
々に確認を行なった。なお各温度での浸漬時間は24hr
s である。また耐孔食性試験結果を表2に示す。
【表2】
【0022】(2)耐すきま腐食性 水溶液(4%NaCl+0.1%Fe2 (SO4 )3 +0.
01MHCl 24,300ppm Cl- ,pH2) に、各試験片を浸漬して、すきま腐食が発生する最も低
い温度を求めた。また水溶液の温度を5℃ずつ上昇させ
ていき、各温度でのすきま腐食の発生の有無を顕微鏡で
確認し、すきま腐食が発生しない場合は次の温度に進め
るようにして、次々に確認を行なった。なお各温度での
浸漬時間は100hrs である。また耐すきま腐食性試験
結果を表3に示す。
01MHCl 24,300ppm Cl- ,pH2) に、各試験片を浸漬して、すきま腐食が発生する最も低
い温度を求めた。また水溶液の温度を5℃ずつ上昇させ
ていき、各温度でのすきま腐食の発生の有無を顕微鏡で
確認し、すきま腐食が発生しない場合は次の温度に進め
るようにして、次々に確認を行なった。なお各温度での
浸漬時間は100hrs である。また耐すきま腐食性試験
結果を表3に示す。
【表3】
【0023】(3)耐応力腐食割れ性 沸騰水溶液(42%MgCl2 )に浸漬し、割れ発生時
間を観察した。その結果、1000hrs を経過しても割
れの発生は無く、各合金とも優位差は認められなかっ
た。
間を観察した。その結果、1000hrs を経過しても割
れの発生は無く、各合金とも優位差は認められなかっ
た。
【0024】(4)耐酸性 表4に示す条件の水溶液に試験片を浸漬して腐食速度
(mm/Yr)を観察した。
(mm/Yr)を観察した。
【表4】
【0025】以上の比較から明らかであるように、本発
明品のベローズは、従来品のベローズに比べて、耐孔食
性および耐すきま腐食性において160%以上の大幅な
向上が見られる。また沸騰液中における耐酸性において
は、200%以上の大幅な向上がみられた。
明品のベローズは、従来品のベローズに比べて、耐孔食
性および耐すきま腐食性において160%以上の大幅な
向上が見られる。また沸騰液中における耐酸性において
は、200%以上の大幅な向上がみられた。
【0026】耐孔食性、耐すきま腐食性については、本
発明の合金2は本発明の合金1よりもさらに優れてい
る。また耐酸性については、酸濃度にもよるが、本発明
の合金1と合金2との差はなく、ほぼ同等の効果が得ら
れる。
発明の合金2は本発明の合金1よりもさらに優れてい
る。また耐酸性については、酸濃度にもよるが、本発明
の合金1と合金2との差はなく、ほぼ同等の効果が得ら
れる。
【0027】また真空遮断器において、160%以上の
耐食性能の向上は、動力送電系装置の全体の性能を16
0%以上向上させることになる。さらにまた、200%
以上の耐酸性の向上は、ベローズ単品の製造過程におい
て、ベローズの外表面の肌荒れが200%以上防止され
ることになり、これによってベローズの外観が良くなる
と共に、脱ガス性が良くなるので、高真空特性が良くな
り、したがって、真空遮断器の信頼性を一層高めること
ができる。
耐食性能の向上は、動力送電系装置の全体の性能を16
0%以上向上させることになる。さらにまた、200%
以上の耐酸性の向上は、ベローズ単品の製造過程におい
て、ベローズの外表面の肌荒れが200%以上防止され
ることになり、これによってベローズの外観が良くなる
と共に、脱ガス性が良くなるので、高真空特性が良くな
り、したがって、真空遮断器の信頼性を一層高めること
ができる。
【0028】半導体製造プロセス用超高純度ガス製造装
置並びに半導体製造装置に使用されるガス制御用耐食性
バルブとしては、弁体の開閉動作を、遠方から自動制御
するものと、手動操作するものとがある。図1ないし図
3に示したバルブは自動制御バルブであるが、本発明は
後者の手動操作式バルブにも実施することができる。
置並びに半導体製造装置に使用されるガス制御用耐食性
バルブとしては、弁体の開閉動作を、遠方から自動制御
するものと、手動操作するものとがある。図1ないし図
3に示したバルブは自動制御バルブであるが、本発明は
後者の手動操作式バルブにも実施することができる。
【0029】本発明の実施例の場合、ベローズ9とその
ベローズを固定するベローズフランジ8等の金具との合
わせ隙間の発生側が、設計上どうしてもガス流体との接
触側になるような場合が生じたときでも、耐孔食性およ
び耐すきま腐食性等においては、160%以上の向上が
あり、そのため腐食生成物によるパーティクルの発生が
160%以上防止されることになるので、バルブの信頼
性を一層高くし、かつ本発明の実施例に示すように、す
きまの発生側が非接触側にある場合は、バルブの信頼性
をさらに高めることがきる。また本発明の実施例におけ
るベローズ9は、耐酸性が200%以上向上し、200
%以上の耐酸性の向上は、ベローズ単品の製造過程にお
いて、ベローズ外表面の肌あれが、200%以上防止さ
れることになり、これによって、ベローズ9の外表面が
良くなると共に、脱ガス性が良くなるので、真空特性が
良くなり、そのため半導体製造プロセス用バルブとして
の信頼性を一層高めることができる。
ベローズを固定するベローズフランジ8等の金具との合
わせ隙間の発生側が、設計上どうしてもガス流体との接
触側になるような場合が生じたときでも、耐孔食性およ
び耐すきま腐食性等においては、160%以上の向上が
あり、そのため腐食生成物によるパーティクルの発生が
160%以上防止されることになるので、バルブの信頼
性を一層高くし、かつ本発明の実施例に示すように、す
きまの発生側が非接触側にある場合は、バルブの信頼性
をさらに高めることがきる。また本発明の実施例におけ
るベローズ9は、耐酸性が200%以上向上し、200
%以上の耐酸性の向上は、ベローズ単品の製造過程にお
いて、ベローズ外表面の肌あれが、200%以上防止さ
れることになり、これによって、ベローズ9の外表面が
良くなると共に、脱ガス性が良くなるので、真空特性が
良くなり、そのため半導体製造プロセス用バルブとして
の信頼性を一層高めることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、流入通路1と流出通路
2とを有する弁筐体3内に、前記流入通路1の下流側に
位置する弁座4を介して弁室5が設けられ、この弁室5
内に、外部から弁の開閉操作が可能で基端部側に前記弁
座4に対向する弁体6を設けた弁軸7が配置され、前記
弁軸7の基端部側と前記弁室5の開放側に気密に嵌設固
定されたベローズフランジ8との間に、気密保持状態で
前記弁体6の開閉を可能にするためのベローズ9を設け
た超高純度ガス制御用耐食性バルブにおいて、前記ベロ
ーズ9の材質を、Ni50%以上、Cr14.5〜16.5
%、Mo15.0〜17.0%、W3.0〜4.5%、Fe4.0
〜7.0%、低炭素、低シリコンからなる合金で構成する
か、又はNi50%以上、Cr20.0〜22.5%、Mo
12.5〜14.5%、W2.5〜3.5%、Fe2.0〜6.0
%、低炭素、低シリコンからなる合金で構成するので、
超高純度ガス制御用耐食性バルブにおけるベローズ9の
耐食性能のうち、特に耐孔食性、耐すきま腐食性を著し
く向上させることができ、かつ沸騰液状態における耐酸
性を著しく向上させることができ、そのため高信頼性の
耐食性バルブが得られる。
2とを有する弁筐体3内に、前記流入通路1の下流側に
位置する弁座4を介して弁室5が設けられ、この弁室5
内に、外部から弁の開閉操作が可能で基端部側に前記弁
座4に対向する弁体6を設けた弁軸7が配置され、前記
弁軸7の基端部側と前記弁室5の開放側に気密に嵌設固
定されたベローズフランジ8との間に、気密保持状態で
前記弁体6の開閉を可能にするためのベローズ9を設け
た超高純度ガス制御用耐食性バルブにおいて、前記ベロ
ーズ9の材質を、Ni50%以上、Cr14.5〜16.5
%、Mo15.0〜17.0%、W3.0〜4.5%、Fe4.0
〜7.0%、低炭素、低シリコンからなる合金で構成する
か、又はNi50%以上、Cr20.0〜22.5%、Mo
12.5〜14.5%、W2.5〜3.5%、Fe2.0〜6.0
%、低炭素、低シリコンからなる合金で構成するので、
超高純度ガス制御用耐食性バルブにおけるベローズ9の
耐食性能のうち、特に耐孔食性、耐すきま腐食性を著し
く向上させることができ、かつ沸騰液状態における耐酸
性を著しく向上させることができ、そのため高信頼性の
耐食性バルブが得られる。
【図1】本発明の実施例に係る超高純度ガス制御用耐食
性バルブを示す縦断側面図である。
性バルブを示す縦断側面図である。
【図2】図1の下側部分を拡大して示す縦断側面図であ
る。
る。
【図3】図1の上側部分を拡大して示す縦断側面図であ
る。
る。
【図4】ベローズを金物に溶接により固着する例を示す
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図5】ベローズを金物に溶接により固着する他の例を
示す縦断側面図である。
示す縦断側面図である。
【図6】ベローズを金物に溶接により固着する他の例を
示す縦断側面図である。
示す縦断側面図である。
【図7】ベローズを金物に溶接により固着する他の例を
示す縦断側面図である。
示す縦断側面図である。
1 流入通路 2 流出通路 3 弁筐体 4 弁座 5 弁室 6 弁体 7 弁軸 8 ベローズフランジ 9 ベローズ 10 段部 11 段部 12 凹部 13 弁体固定用爪片 14 大口径段部 15 シール部材 16 環状耳部 17 環状耳部 18 ボンネット金具 19 外部フランジ 20 環状締付金具 21 閉弁用ばね 22 座金 23 Oリング 24 小外径部 25 シリンダー孔 26 アクチュエータ本体 27 Oリング 28 ワッシャ 29 スナップリング 30 Oリング 31 ピストン 32 受座金 33 Oリング 34 スナップリング 35 気密室 36 制御流体導入孔 37 連通孔 38 通気孔 39 蓋体 40 軸金具 41 環状金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山路 道雄 大阪府大阪市西区立売堀2丁目3番2号 株式会社フジキン内
Claims (2)
- 【請求項1】 流入通路1と流出通路2とを有する弁筐
体3内に、前記流入通路1の下流側に位置する弁座4を
介して弁室5が設けられ、この弁室5内に、外部から弁
の開閉操作が可能で基端部側に前記弁座4に対向する弁
体6を設けた弁軸7が配置され、前記弁軸7の基端部側
と前記弁室5の開放側に気密に嵌設固定されたベローズ
フランジ8との間に、気密保持状態で前記弁体6の開閉
を可能にするためのベローズ9を設けた超高純度ガス制
御用耐食性バルブにおいて、前記ベローズ9の材質を、
Ni50%以上、Cr14.5〜16.5%、Mo15.0〜
17.0%、W3.0〜4.5%、Fe4.0〜7.0%、低炭
素、低シリコンからなる合金で構成したことを特徴とす
る超高純度ガス制御用耐食性バルブ。 - 【請求項2】 流入通路1と流出通路2とを有する弁筐
体3内に、前記流入通路1の下流側に位置する弁座4を
介して弁室5が設けられ、この弁室5内に、外部から弁
の開閉操作が可能で基端部側に前記弁座4に対向する弁
体6を設けた弁軸7が配置され、前記弁軸7の基端部側
と前記弁室5の開放側に気密に嵌設固定されたベローズ
フランジ8との間に、気密保持状態で前記弁体6の開閉
を可能にするためのベローズ9を設けた超高純度ガス制
御用耐食性バルブにおいて、前記ベローズ9の材質を、
Ni50%以上、Cr20.0〜22.5%、Mo12.5〜
14.5%、W2.5〜3.5%、Fe2.0〜6.0%、低炭
素、低シリコンからなる合金で構成したことを特徴とす
る超高純度ガス制御用耐食性バルブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4358528A JPH0747989B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 超高純度ガス制御用耐食性バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4358528A JPH0747989B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 超高純度ガス制御用耐食性バルブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06201064A true JPH06201064A (ja) | 1994-07-19 |
| JPH0747989B2 JPH0747989B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=18459794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4358528A Expired - Lifetime JPH0747989B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 超高純度ガス制御用耐食性バルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747989B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5634627A (en) * | 1995-05-10 | 1997-06-03 | Fujikin Incorporated | Controller |
| JP2001295952A (ja) * | 2000-04-14 | 2001-10-26 | Kawasaki Thermal Engineering Co Ltd | 高精度安全弁 |
| JP2002511558A (ja) * | 1998-04-11 | 2002-04-16 | トゥーヒェンハーゲン・ゲーエムベーハー | 持上げ弁の弁棒通路をシールするための蛇腹体 |
| CN111050957A (zh) * | 2017-09-07 | 2020-04-21 | 日立金属株式会社 | 层叠造型用Ni基耐腐蚀合金粉末、使用该粉末的层叠造型品和半导体制造装置用构件的制造方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6948584B2 (ja) | 2019-03-04 | 2021-10-13 | 日立金属株式会社 | 積層造形用Ni基耐食合金粉末、この粉末を用いた積層造形品の製造方法 |
| SG11202109413UA (en) | 2019-03-04 | 2021-09-29 | Hitachi Metals Ltd | Ni-based corrosion resistant alloy powder for additive manufacturing and manufacturing method of additive manufacturing product using said powder |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62283280A (ja) * | 1986-04-28 | 1987-12-09 | ニユプロ コムパニ− | インバ−ト式ベロ−ズ弁 |
| JPH028017A (ja) * | 1989-05-08 | 1990-01-11 | Ikegami Kaken Kogyo Kk | 電鋳加工によるキヤビテイを有する成形型の製造方法 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP4358528A patent/JPH0747989B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62283280A (ja) * | 1986-04-28 | 1987-12-09 | ニユプロ コムパニ− | インバ−ト式ベロ−ズ弁 |
| JPH028017A (ja) * | 1989-05-08 | 1990-01-11 | Ikegami Kaken Kogyo Kk | 電鋳加工によるキヤビテイを有する成形型の製造方法 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5634627A (en) * | 1995-05-10 | 1997-06-03 | Fujikin Incorporated | Controller |
| JP2002511558A (ja) * | 1998-04-11 | 2002-04-16 | トゥーヒェンハーゲン・ゲーエムベーハー | 持上げ弁の弁棒通路をシールするための蛇腹体 |
| JP2001295952A (ja) * | 2000-04-14 | 2001-10-26 | Kawasaki Thermal Engineering Co Ltd | 高精度安全弁 |
| CN111050957A (zh) * | 2017-09-07 | 2020-04-21 | 日立金属株式会社 | 层叠造型用Ni基耐腐蚀合金粉末、使用该粉末的层叠造型品和半导体制造装置用构件的制造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0747989B2 (ja) | 1995-05-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4119275B2 (ja) | 真空排気系用のダイヤフラム弁 | |
| JP3017816B2 (ja) | 流体制御器 | |
| EP0757196A1 (en) | Diaphragm valve | |
| US20090020721A1 (en) | Valve for Vacuum Exhaustion System | |
| JP2001295948A (ja) | 高温対応ガス制御バルブ | |
| JP6527684B2 (ja) | バルブ、流体制御装置、半導体制御装置、および半導体製造方法 | |
| JPH06201064A (ja) | 超高純度ガス制御用耐食性バルブ | |
| US4848729A (en) | Valve seal | |
| CN112431932B (zh) | 一种隔离式防腐电磁阀 | |
| JP2014214778A (ja) | シール材 | |
| CN112203778B (zh) | 气缸阀以及用于抑制污染物在气缸和气缸阀中形成的方法 | |
| JPH0160712B2 (ja) | ||
| JPH0771628A (ja) | オールメタルダイアフラム弁 | |
| US20020092999A1 (en) | Flexible valve seat | |
| US2685427A (en) | Valve and valve seal therefor | |
| JPH07260096A (ja) | 高圧ガス容器弁 | |
| JP5764315B2 (ja) | ダイヤフラム弁 | |
| JPH05240370A (ja) | アクチュエータ | |
| US2984449A (en) | Sealing means for valve closure | |
| JPS5917302B2 (ja) | 超高真空用二重シ−ル型バルブ | |
| CN221857569U (zh) | 一种气动超洁净波纹管阀 | |
| CN117345873A (zh) | 一种真空气动波纹管常闭角阀 | |
| CN221824472U (zh) | 一种手动超洁净波纹管阀 | |
| CN223536958U (zh) | 一种具有多重密封结构的半导体阀门 | |
| CN222502818U (zh) | 一种先导式安全阀 |