JPH0620134Y2 - 熱分析用耐圧試料容器 - Google Patents
熱分析用耐圧試料容器Info
- Publication number
- JPH0620134Y2 JPH0620134Y2 JP868389U JP868389U JPH0620134Y2 JP H0620134 Y2 JPH0620134 Y2 JP H0620134Y2 JP 868389 U JP868389 U JP 868389U JP 868389 U JP868389 U JP 868389U JP H0620134 Y2 JPH0620134 Y2 JP H0620134Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container body
- pressure
- thermal analysis
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、熱分析装置で分析する試料を収容するため
の熱分析用耐圧試料容器に関する。
の熱分析用耐圧試料容器に関する。
〔従来の技術〕 熱分析装置では試料を熱分析用として作られた所定の容
器に入れ一定速度で加熱、冷却してその試料の温度変化
に伴う熱物性の変化(重量変化、長さ変化、エンタルピ
ー変化等)を測定する。
器に入れ一定速度で加熱、冷却してその試料の温度変化
に伴う熱物性の変化(重量変化、長さ変化、エンタルピ
ー変化等)を測定する。
従来、このような熱分析装置において使用される容器、
特に加熱し高圧状態とする耐圧試料容器は第6図に示す
ように、試料Mを入れた容器本体1の上から蓋2を嵌め
込み押し付けた状態として容器本体1の上端を変形させ
てシールするようにしたもの、或いは第7図に示すよう
に、試料Mを入れた容器本体1の蓋2とのシール部に勾
配を付け、該蓋2を押し付けた状態とし容器本体1の上
端を変形させてシールするようにしたものが知られてい
る。その他蓋2の外径dと容器本体1の蓋との嵌合部内
径Dとを圧入による嵌め合い寸法に仕上げて圧入した
り、ハンマーで加締めるようにしたものもある。
特に加熱し高圧状態とする耐圧試料容器は第6図に示す
ように、試料Mを入れた容器本体1の上から蓋2を嵌め
込み押し付けた状態として容器本体1の上端を変形させ
てシールするようにしたもの、或いは第7図に示すよう
に、試料Mを入れた容器本体1の蓋2とのシール部に勾
配を付け、該蓋2を押し付けた状態とし容器本体1の上
端を変形させてシールするようにしたものが知られてい
る。その他蓋2の外径dと容器本体1の蓋との嵌合部内
径Dとを圧入による嵌め合い寸法に仕上げて圧入した
り、ハンマーで加締めるようにしたものもある。
従来の耐圧試料容器で、第6図に示すような形状のもの
はシール面が平面であるためシールに要する力を大きく
する必要がある。更に、シール面の加工は極力精度良く
加工する必要があるが、シール面の一部にでも加工の際
のビビリ(振動)による凹凸が生じるとシール不能とな
るため加工性が悪いという問題があり、また容器本体1
のP部の隅のRも極力小さくしなければならないという
問題がある。更に、第7図に示すような形状のものは蓋
2を容器本体1に押しつける力が大き過ぎると逆に蓋2
が容器本体1を押し広げシールが不完全になるという問
題がある。また、蓋2を圧入による嵌め合い寸法に仕上
げハンマーで加締めるようにしたものはシールの確実性
に問題があることがあった。この考案はかかる課題を解
決するためになされたものであり、その目的とするころ
は加工も比較的容易であり確実にシールすることの出来
る熱分析用耐圧試料容器を提供することにある。
はシール面が平面であるためシールに要する力を大きく
する必要がある。更に、シール面の加工は極力精度良く
加工する必要があるが、シール面の一部にでも加工の際
のビビリ(振動)による凹凸が生じるとシール不能とな
るため加工性が悪いという問題があり、また容器本体1
のP部の隅のRも極力小さくしなければならないという
問題がある。更に、第7図に示すような形状のものは蓋
2を容器本体1に押しつける力が大き過ぎると逆に蓋2
が容器本体1を押し広げシールが不完全になるという問
題がある。また、蓋2を圧入による嵌め合い寸法に仕上
げハンマーで加締めるようにしたものはシールの確実性
に問題があることがあった。この考案はかかる課題を解
決するためになされたものであり、その目的とするころ
は加工も比較的容易であり確実にシールすることの出来
る熱分析用耐圧試料容器を提供することにある。
即ち、この考案は上記する課題を解決するために、容器
本体に試料を入れ蓋を嵌めてシールする熱分析用耐圧試
料容器において、前記容器本体の蓋とのシール部が、該
シール部から外側にかけて切込みを設け且つ該シール部
から切込みにかけてテーパ状に形成されていることを特
徴とする。
本体に試料を入れ蓋を嵌めてシールする熱分析用耐圧試
料容器において、前記容器本体の蓋とのシール部が、該
シール部から外側にかけて切込みを設け且つ該シール部
から切込みにかけてテーパ状に形成されていることを特
徴とする。
或いはまた、前記蓋のシール部に凸部を形成し且つ該凸
部の先端をテーパ状に形成したことを特徴とする。
部の先端をテーパ状に形成したことを特徴とする。
容器本体に蓋を嵌めてシール治具で容器の上端を押し付
け変形させながら容器本体に蓋を押し付けると、蓋によ
って内側向きの圧力が作用し、同時に容器本体のテーパ
の先端部は内向きに変形して容器本体と蓋とがシールさ
れる。この状態で温度を上げて容器本体の内圧が上昇す
るとシール面はシール力が増す方向に働きシール性がよ
り向上する。また、容器本体と蓋とのシール部は僅かな
幅を有するリング状の線となるので蓋を容器本体に押し
付ける力が小さくてもシール面の耐圧力を充分に向上さ
せることが可能である。
け変形させながら容器本体に蓋を押し付けると、蓋によ
って内側向きの圧力が作用し、同時に容器本体のテーパ
の先端部は内向きに変形して容器本体と蓋とがシールさ
れる。この状態で温度を上げて容器本体の内圧が上昇す
るとシール面はシール力が増す方向に働きシール性がよ
り向上する。また、容器本体と蓋とのシール部は僅かな
幅を有するリング状の線となるので蓋を容器本体に押し
付ける力が小さくてもシール面の耐圧力を充分に向上さ
せることが可能である。
また、蓋のシール部に凸部を形成し且つ該凸部の先端を
テーパ状に形成した場合も同様である。
テーパ状に形成した場合も同様である。
以下、この考案の具体的実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
第1図はこの考案にかかる耐圧試料容器の縦断面図であ
る。即ち、この実施例では容器本体1の蓋2と接触する
シール部1aでは外方へかけて切込み1bを設け且つ該
シール部1aから切込み1bにかけてテーパ1cを形成
する。この場合、A部拡大図である同図(2)に示すよ
うに、容器本体1の隅は応力集中を避けるため少し大き
めのRを取るようにする。
る。即ち、この実施例では容器本体1の蓋2と接触する
シール部1aでは外方へかけて切込み1bを設け且つ該
シール部1aから切込み1bにかけてテーパ1cを形成
する。この場合、A部拡大図である同図(2)に示すよ
うに、容器本体1の隅は応力集中を避けるため少し大き
めのRを取るようにする。
而して、第2図(1)に示すように、容器本体1に蓋2
を嵌め、シール治具3で容器1の上端を押し付け変形さ
せながら容器本体1に蓋2を押し付けると第2図(1)
のB部拡大図である同図(2)に示すように、蓋2によ
って内側向きの圧力が作用し、同時に容器本体1に形成
されたテーパ1cの先端部は内向きに変形して容器本体
1と蓋2とがシールされる。従って、この状態で温度を
上げて容器本体1の内圧が上昇するとシール面はシール
力が増す方向に働きシール性がより向上する。実際には
100Kgf/cm2以上の耐圧性を確保することが可能であ
る。
を嵌め、シール治具3で容器1の上端を押し付け変形さ
せながら容器本体1に蓋2を押し付けると第2図(1)
のB部拡大図である同図(2)に示すように、蓋2によ
って内側向きの圧力が作用し、同時に容器本体1に形成
されたテーパ1cの先端部は内向きに変形して容器本体
1と蓋2とがシールされる。従って、この状態で温度を
上げて容器本体1の内圧が上昇するとシール面はシール
力が増す方向に働きシール性がより向上する。実際には
100Kgf/cm2以上の耐圧性を確保することが可能であ
る。
この考案にかかる耐圧試料容器のシール部は理想的には
リング状の線となる(実際には加工上の問題で僅かな幅
を有する)ので蓋2を容器本体1に押し付ける力が小さ
くてもシール面の耐圧力を充分に向上させることが可能
である。また、容器本体1に蓋2をした場合のシール面
では有効な部分はテーパ1cの先端部のみであるから加
工時テーパ1cにビビリ(振動)が生じてもシール性が
損なわれることはない。
リング状の線となる(実際には加工上の問題で僅かな幅
を有する)ので蓋2を容器本体1に押し付ける力が小さ
くてもシール面の耐圧力を充分に向上させることが可能
である。また、容器本体1に蓋2をした場合のシール面
では有効な部分はテーパ1cの先端部のみであるから加
工時テーパ1cにビビリ(振動)が生じてもシール性が
損なわれることはない。
この考案にかかる耐圧試料容器の一実施例の詳細は以上
のようであるが、その他の変形実施例も可能である。例
えば第3図に示すように、容器本体1の切込み(逃げ)
1bは一部平坦部を設けてからテーパ1cを形成するよ
うにしても良いし、第4図に示すように容器本体1のシ
ール部1aは小さな平坦部とするようにしても良い。
のようであるが、その他の変形実施例も可能である。例
えば第3図に示すように、容器本体1の切込み(逃げ)
1bは一部平坦部を設けてからテーパ1cを形成するよ
うにしても良いし、第4図に示すように容器本体1のシ
ール部1aは小さな平坦部とするようにしても良い。
更に、第5図は容器本体1のシール面は平坦とし、蓋2
のシール部2aに凸部2aを形成し、該凸部2bの先端
をテーパ2cとした場合の実施例である。この第5図に
示す実施例でも第1図の実施例と同様に容器本体の内圧
が上昇するとシール性がより向上する効果が生じる。
のシール部2aに凸部2aを形成し、該凸部2bの先端
をテーパ2cとした場合の実施例である。この第5図に
示す実施例でも第1図の実施例と同様に容器本体の内圧
が上昇するとシール性がより向上する効果が生じる。
この考案にかかる熱分析用耐圧試料容器は以上詳述した
ような構成としたので、容器本体と蓋とのシール部のシ
ール面積が小さくなりシールに要する力を小さくするこ
とが出来る。そして温度上昇によって容器本体内の内圧
が上昇した時、シール部ではシール力を増す力を生じさ
せることが出来るのでシール性が良くなる。更に、シー
ル面の加工性が良くなり、容器本体の蓋を嵌め込む部分
の内側の隅のRも大きくすることが出来る。
ような構成としたので、容器本体と蓋とのシール部のシ
ール面積が小さくなりシールに要する力を小さくするこ
とが出来る。そして温度上昇によって容器本体内の内圧
が上昇した時、シール部ではシール力を増す力を生じさ
せることが出来るのでシール性が良くなる。更に、シー
ル面の加工性が良くなり、容器本体の蓋を嵌め込む部分
の内側の隅のRも大きくすることが出来る。
第1図(1)はこの考案にかかる耐圧試料容器の縦断面
図、同図(2)は(1)のA部拡大図、第2図(1)は
容器本体に蓋を嵌め、シール治具で容器1の上端を押し
付け変形させながら容器本体に蓋を押し付ける場合の縦
断面図、同図(2)は(1)のB部拡大図、第3図と第
4図及び第5図はこの考案にかかる耐圧試料容器の他の
実施例の縦断面図、第6図及び第7図は従来の耐圧試料
容器の縦断面図である。 1……容器本体、1a……シール部、1b……切込み、
1c……テーパ、2……蓋 2a……シール部、2b…
…凸部、2c……テーパ
図、同図(2)は(1)のA部拡大図、第2図(1)は
容器本体に蓋を嵌め、シール治具で容器1の上端を押し
付け変形させながら容器本体に蓋を押し付ける場合の縦
断面図、同図(2)は(1)のB部拡大図、第3図と第
4図及び第5図はこの考案にかかる耐圧試料容器の他の
実施例の縦断面図、第6図及び第7図は従来の耐圧試料
容器の縦断面図である。 1……容器本体、1a……シール部、1b……切込み、
1c……テーパ、2……蓋 2a……シール部、2b…
…凸部、2c……テーパ
Claims (2)
- 【請求項1】容器本体に試料を入れ蓋を嵌めてシールす
る熱分析用耐圧試料容器において、前記容器本体の蓋と
のシール部が、該シール部から外側にかけて切込みを設
け且つ該シール部から切込みにかけてテーパ状に形成さ
れていることを特徴とする熱分析用耐圧試料容器。 - 【請求項2】容器本体に試料を入れ蓋を嵌めてシールす
る熱分析用耐圧試料容器において、前記蓋のシール部に
凸部を形成し且つ該凸部の先端をテーパ状に形成したこ
とを特徴とする熱分析用耐圧試料容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP868389U JPH0620134Y2 (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | 熱分析用耐圧試料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP868389U JPH0620134Y2 (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | 熱分析用耐圧試料容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0299343U JPH0299343U (ja) | 1990-08-08 |
| JPH0620134Y2 true JPH0620134Y2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=31214780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP868389U Expired - Lifetime JPH0620134Y2 (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | 熱分析用耐圧試料容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620134Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100769421B1 (ko) * | 2007-01-11 | 2007-10-22 | 부경대학교 산학협력단 | 내압용기 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE537329C2 (sv) * | 2013-09-30 | 2015-04-07 | Symcel Sverige AB | Provampull |
-
1989
- 1989-01-27 JP JP868389U patent/JPH0620134Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100769421B1 (ko) * | 2007-01-11 | 2007-10-22 | 부경대학교 산학협력단 | 내압용기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0299343U (ja) | 1990-08-08 |
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