JPH06202303A - 処理済写真要素の記録保管性を改良する方法及び保管用集成装置 - Google Patents
処理済写真要素の記録保管性を改良する方法及び保管用集成装置Info
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- JPH06202303A JPH06202303A JP5258227A JP25822793A JPH06202303A JP H06202303 A JPH06202303 A JP H06202303A JP 5258227 A JP5258227 A JP 5258227A JP 25822793 A JP25822793 A JP 25822793A JP H06202303 A JPH06202303 A JP H06202303A
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- Japan
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- container
- molecular sieve
- film
- photographic element
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C11/00—Auxiliary processes in photography
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/027—Containers for single reels or spools
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
- G11B33/14—Reducing influence of physical parameters, e.g. temperature change, moisture, dust
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Packages (AREA)
- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 処理済の写真要素の記録保管性を改良する方
法及び該方法に用いる保管用集成装置の提供を目的とす
る。 【構成】 処理済の写真要素をその処理の実質的に直後
に容器に収容し、該写真要素の重量に基づいて最低3重
量%の分子篩を前記容器内に加え、そして前記容器を密
閉することを含んでなるように構成する。
法及び該方法に用いる保管用集成装置の提供を目的とす
る。 【構成】 処理済の写真要素をその処理の実質的に直後
に容器に収容し、該写真要素の重量に基づいて最低3重
量%の分子篩を前記容器内に加え、そして前記容器を密
閉することを含んでなるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、処理済写真フィルムの
記録保管性を改良する方法及びそのようなフィルムのた
めの保管用集成装置に関する。
記録保管性を改良する方法及びそのようなフィルムのた
めの保管用集成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】処理済写真フィルムの記録保管性は、あ
らゆるタイプの写真フィルムに関して重要な面であり、
また、映画用の写真フィルムについてはさらにも増して
重要である。写真フィルムの記録保管性は、数10年間
にわたって、そしてまた特定の場合には、数世紀にもわ
たって、評価されることが望まれている。このような期
間は勿論本来の測定値によっては決定することができな
いけれども、アレニウス(Arrhenius)の推定
によって正確に予測することができる。
らゆるタイプの写真フィルムに関して重要な面であり、
また、映画用の写真フィルムについてはさらにも増して
重要である。写真フィルムの記録保管性は、数10年間
にわたって、そしてまた特定の場合には、数世紀にもわ
たって、評価されることが望まれている。このような期
間は勿論本来の測定値によっては決定することができな
いけれども、アレニウス(Arrhenius)の推定
によって正確に予測することができる。
【0003】一般的な実施として、錫メッキしたかもし
くは塗装した金属(鉄)製の缶、プラスチック製の缶、
厚板ボックスなどを含めた気密封止容器を使用して処理
済映画フィルムを保管し、コントロールされた湿度及び
温度条件下においてそれらのフィルムの有効寿命を延長
することがあった。金属製の缶内におけるフィルムの保
管は、最良の形で湿気の保護をもたらし、また、一般的
には大気中の汚染物質が気相化学汚染によって画像銀及
び画像色素に付着するのを防止する。処理後の写真フィ
ルムの保管について規定したANSI(America
n National Standard for I
maging Media) IT9.11−1992
規格は、相対湿度を20〜30%RHで保持すること、
そして黒白フィルムの場合に保管の最高温度を21℃を
上回らせず、またカラーフィルムの保管は2℃を上回ら
せないことを求めている。画像形成媒体の期待の寿命を
保証するためにかつ記録された情報を引き続いて検索
し、投映し、そして複製するために、保管の間に相対湿
度と温度の両方を維持することは是非ともやらなければ
ならないことである。
くは塗装した金属(鉄)製の缶、プラスチック製の缶、
厚板ボックスなどを含めた気密封止容器を使用して処理
済映画フィルムを保管し、コントロールされた湿度及び
温度条件下においてそれらのフィルムの有効寿命を延長
することがあった。金属製の缶内におけるフィルムの保
管は、最良の形で湿気の保護をもたらし、また、一般的
には大気中の汚染物質が気相化学汚染によって画像銀及
び画像色素に付着するのを防止する。処理後の写真フィ
ルムの保管について規定したANSI(America
n National Standard for I
maging Media) IT9.11−1992
規格は、相対湿度を20〜30%RHで保持すること、
そして黒白フィルムの場合に保管の最高温度を21℃を
上回らせず、またカラーフィルムの保管は2℃を上回ら
せないことを求めている。画像形成媒体の期待の寿命を
保証するためにかつ記録された情報を引き続いて検索
し、投映し、そして複製するために、保管の間に相対湿
度と温度の両方を維持することは是非ともやらなければ
ならないことである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】写真フィルムには複雑
な性状があるので、フィルムに作用してその記録保管性
を低下させる種々のメカニズムは多数でありかつ複雑で
ある。大気条件下で開放下に保管を行うことは、ある種
の攻撃に原因する性状低下を防止するのに適当であると
いうものの、実用的ではないばかりでなく、大気汚染物
質、例えば過酸化水素、二酸化硫黄、オゾン、湿り酸
素、酸化窒素、そして黒白フィルムで画像銀に作用する
その他の成分に原因するアタックも惹き起こす。画像色
素は、高強度の光や高められた温度及び湿度に曝された
場合に褪色し易く、またしたがって、保管中にはかなり
低い温度及び湿度を必要とする。限られた保管条件の下
での色素褪色反応は、「ビネガー・シンドローム」とし
て知られるようになったもので酸の遊離を生じてフィル
ムの寿命の低下をもたらすフィルム支持体の減成を含め
た種々のかつ多数のメカニズムに由来して生じるもので
ある。また、湿気が存在していると記録保管上の欠点が
出てくるが、これは、湿気の存在がプロトイック触媒と
して作用して脱アセチル化の速度を増加させ、三酢酸セ
ルロース支持体からの酢酸の段階的除去を増大するから
である。従って、湿気が存在しているとビネガー・シン
ドローム効果が促進され、さらに保管フィルムの環境内
においてpHが低下せしめられ、そしてさらに、保管され
ている写真要素の色素褪色が惹き起こされる。
な性状があるので、フィルムに作用してその記録保管性
を低下させる種々のメカニズムは多数でありかつ複雑で
ある。大気条件下で開放下に保管を行うことは、ある種
の攻撃に原因する性状低下を防止するのに適当であると
いうものの、実用的ではないばかりでなく、大気汚染物
質、例えば過酸化水素、二酸化硫黄、オゾン、湿り酸
素、酸化窒素、そして黒白フィルムで画像銀に作用する
その他の成分に原因するアタックも惹き起こす。画像色
素は、高強度の光や高められた温度及び湿度に曝された
場合に褪色し易く、またしたがって、保管中にはかなり
低い温度及び湿度を必要とする。限られた保管条件の下
での色素褪色反応は、「ビネガー・シンドローム」とし
て知られるようになったもので酸の遊離を生じてフィル
ムの寿命の低下をもたらすフィルム支持体の減成を含め
た種々のかつ多数のメカニズムに由来して生じるもので
ある。また、湿気が存在していると記録保管上の欠点が
出てくるが、これは、湿気の存在がプロトイック触媒と
して作用して脱アセチル化の速度を増加させ、三酢酸セ
ルロース支持体からの酢酸の段階的除去を増大するから
である。従って、湿気が存在しているとビネガー・シン
ドローム効果が促進され、さらに保管フィルムの環境内
においてpHが低下せしめられ、そしてさらに、保管され
ている写真要素の色素褪色が惹き起こされる。
【0005】写真要素が記録保管の目的で保存される密
閉された容器においては、上記した材料の存在に加え
て、写真フィルムの製造に用いられる溶剤の存在もまた
問題を惹起する。すなわち、これらの物質はフィルムの
写真特性に対して不利に影響することが可能である。従
って、密閉容器内に保管された処理済写真フィルムの記
録保管性は、容器内の環境、そして処理済フィルムに含
まれるいろいろな層において継続的に発生している変化
に本質的に依存するものである。これらの種々の変化が
単独でもしくは一緒に組み合わさって、望ましくなくか
つ修正を必要とする変化をフィルムに生じている。
閉された容器においては、上記した材料の存在に加え
て、写真フィルムの製造に用いられる溶剤の存在もまた
問題を惹起する。すなわち、これらの物質はフィルムの
写真特性に対して不利に影響することが可能である。従
って、密閉容器内に保管された処理済写真フィルムの記
録保管性は、容器内の環境、そして処理済フィルムに含
まれるいろいろな層において継続的に発生している変化
に本質的に依存するものである。これらの種々の変化が
単独でもしくは一緒に組み合わさって、望ましくなくか
つ修正を必要とする変化をフィルムに生じている。
【0006】
【課題を解決するための手段】写真要素の保管時に記録
保管性に関して遭遇する上記した問題点は、本発明に従
うと、写真要素を取り囲んで収容した密閉容器及び前記
写真要素の重量に基づいて最低3重量%の量の分子篩
(モレキュラーシーブ)を含んでなることを特徴とする
処理済写真要素の保管用集成装置、そして処理済の写真
要素をその処理の実質的に直後に容器に収容し、該写真
要素の重量に基づいて最低3重量%、好ましくは約5〜
約20重量%の分子篩ゼオライトを前記容器内に加え、
そして前記容器を密閉することを含んでなることを特徴
とする処理済写真要素の記録保管性を改良する方法を提
供することによって解決される。
保管性に関して遭遇する上記した問題点は、本発明に従
うと、写真要素を取り囲んで収容した密閉容器及び前記
写真要素の重量に基づいて最低3重量%の量の分子篩
(モレキュラーシーブ)を含んでなることを特徴とする
処理済写真要素の保管用集成装置、そして処理済の写真
要素をその処理の実質的に直後に容器に収容し、該写真
要素の重量に基づいて最低3重量%、好ましくは約5〜
約20重量%の分子篩ゼオライトを前記容器内に加え、
そして前記容器を密閉することを含んでなることを特徴
とする処理済写真要素の記録保管性を改良する方法を提
供することによって解決される。
【0007】
【作用】図1は、本発明による写真要素のための保管用
集成装置の好ましい1態様を図示したものである。この
図では処理後の映画フィルムのリールの保管が示されて
いるけれども、これは好ましい態様であって、写真要素
の寸法及び形状に近づけたいろいろな容器を利用して、
その他の適当なタイプの写真要素を同様な手法にしたが
って保管できるということを理解されたい。図におい
て、保管用集成装置は容器12を含み、またこの容器は
底部14及び蓋部16を有している。容器12は、板
紙、不錆鋼、プラスチック材料、ガラス、錫メッキ鉄、
塗装鉄、その他を含めたいろいろな任意の適当な材料か
ら加工することができる。さらに加えて、この容器は、
米国特許第4,784,906号、同第4,780,3
57号及び同第4,551,367号に記載のようない
ろいろなタイプの積層材料やその他の比較可能の材料か
ら調製された包囲体の形をとることができる。容器12
は、その形状とは無関係に、一度閉塞してからは密閉さ
れたキャビティ、好ましくは気密封止された容器を形成
すべきである。図1において、例えば、蓋16が底14
の上に適当に配置されている場合、容器は密閉されてい
る。もちろん、例えばテープなどのようないろいろな種
類の封止材料を使用して容器の気密をもたらしうるとい
うことを理解されたい。フレキシブルな袋体を保管用の
容器として使用する場合には、熱封止が有利な気密封止
方法である。
集成装置の好ましい1態様を図示したものである。この
図では処理後の映画フィルムのリールの保管が示されて
いるけれども、これは好ましい態様であって、写真要素
の寸法及び形状に近づけたいろいろな容器を利用して、
その他の適当なタイプの写真要素を同様な手法にしたが
って保管できるということを理解されたい。図におい
て、保管用集成装置は容器12を含み、またこの容器は
底部14及び蓋部16を有している。容器12は、板
紙、不錆鋼、プラスチック材料、ガラス、錫メッキ鉄、
塗装鉄、その他を含めたいろいろな任意の適当な材料か
ら加工することができる。さらに加えて、この容器は、
米国特許第4,784,906号、同第4,780,3
57号及び同第4,551,367号に記載のようない
ろいろなタイプの積層材料やその他の比較可能の材料か
ら調製された包囲体の形をとることができる。容器12
は、その形状とは無関係に、一度閉塞してからは密閉さ
れたキャビティ、好ましくは気密封止された容器を形成
すべきである。図1において、例えば、蓋16が底14
の上に適当に配置されている場合、容器は密閉されてい
る。もちろん、例えばテープなどのようないろいろな種
類の封止材料を使用して容器の気密をもたらしうるとい
うことを理解されたい。フレキシブルな袋体を保管用の
容器として使用する場合には、熱封止が有利な気密封止
方法である。
【0008】写真映画フィルムのリール18のそれぞれ
の側に位置する2個のパケットは、分子篩ゼオライト
を、これらの2個のパケット中に存在するその全量が写
真要素18の全量の少なくとも3重量%であるような量
で含有する。好ましくは、2個のパケット中に存在する
分子篩ゼオライトの重量は、可能な保管性のベストを達
成するため、写真要素の重量に基づいて約5〜約20重
量%である。ここで理解されるべきこととして、フィル
ムの重量に基づくゼオライトの最小重量を上回っている
のであるのならば、分子篩ゼオライトを含有するパケッ
ト又は包囲体20は1個だけ必要である。しかし、最高
の結果を得るため、分子篩ゼオライトが写真要素に関し
て有利に位置することができるようにするために、複数
個の包囲体20を使用する。本発明の好ましい1態様に
おいて、容器12の内容積は、写真要素が占有する容積
の2倍を上回るべきではない。従って、図1において、
もしもフィルムのリール18の容積が5671cm3 (直
径38cm、幅5cm)であるならば、容器の容積は113
42cm2 を上回るべきではない。最良の結果を得るため
に、容器の容積は写真要素によって占有される容積の
1.5倍を上回るべきではない。これらの相対的な寸法
から、上記したような量の分子篩ゼオライトについての
広いスペースが与えられるであろう。
の側に位置する2個のパケットは、分子篩ゼオライト
を、これらの2個のパケット中に存在するその全量が写
真要素18の全量の少なくとも3重量%であるような量
で含有する。好ましくは、2個のパケット中に存在する
分子篩ゼオライトの重量は、可能な保管性のベストを達
成するため、写真要素の重量に基づいて約5〜約20重
量%である。ここで理解されるべきこととして、フィル
ムの重量に基づくゼオライトの最小重量を上回っている
のであるのならば、分子篩ゼオライトを含有するパケッ
ト又は包囲体20は1個だけ必要である。しかし、最高
の結果を得るため、分子篩ゼオライトが写真要素に関し
て有利に位置することができるようにするために、複数
個の包囲体20を使用する。本発明の好ましい1態様に
おいて、容器12の内容積は、写真要素が占有する容積
の2倍を上回るべきではない。従って、図1において、
もしもフィルムのリール18の容積が5671cm3 (直
径38cm、幅5cm)であるならば、容器の容積は113
42cm2 を上回るべきではない。最良の結果を得るため
に、容器の容積は写真要素によって占有される容積の
1.5倍を上回るべきではない。これらの相対的な寸法
から、上記したような量の分子篩ゼオライトについての
広いスペースが与えられるであろう。
【0009】本発明に従う方法において、処理後の写真
要素、すなわち、図示の態様では処理後の映画フィルム
のリール18は、フィルムの処理の実質的に直後に容器
12の底14の内部に配置せしめられる。本発明は、黒
白写真要素及びカラー写真要素の両者を含めたあらゆる
種類の写真要素に適用することができる。本発明は、特
に、カラーネガフィルム及びそれから作られたポジを含
めたカラー映画フィルムに適用することができる。本発
明はとりわけカラーネガフィルムに適用することができ
るが、これは、かかるフィルムが映画館で上映されるポ
ジ映画フィルムの作製に利用されるので極めて長期の保
管安定性を必要とするからである。本発明はまた、感光
層が上方に施されるフィルム支持体の種類とは無関係に
適用することができる。適当な支持体には、例えば、硝
酸セルロース、三酢酸セルロース、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリカーボネート、ポリエステルイオノマ
ー、例えば米国特許第5,138,024号明細書に開
示されているもの、その他が含まれる。保管記録性が劣
るという事実は、通常、処理後の写真要素において現像
色素の色素の褪色が認められることによって立証され
る。あらゆる色素が他のものと同様に褪色しやすいとい
うわけではないけれども、本発明は、すべての市販の写
真要素の記録保管性をそれらの要素の製造とは関係なく
向上させるのに適用できるということが判明した。
要素、すなわち、図示の態様では処理後の映画フィルム
のリール18は、フィルムの処理の実質的に直後に容器
12の底14の内部に配置せしめられる。本発明は、黒
白写真要素及びカラー写真要素の両者を含めたあらゆる
種類の写真要素に適用することができる。本発明は、特
に、カラーネガフィルム及びそれから作られたポジを含
めたカラー映画フィルムに適用することができる。本発
明はとりわけカラーネガフィルムに適用することができ
るが、これは、かかるフィルムが映画館で上映されるポ
ジ映画フィルムの作製に利用されるので極めて長期の保
管安定性を必要とするからである。本発明はまた、感光
層が上方に施されるフィルム支持体の種類とは無関係に
適用することができる。適当な支持体には、例えば、硝
酸セルロース、三酢酸セルロース、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリカーボネート、ポリエステルイオノマ
ー、例えば米国特許第5,138,024号明細書に開
示されているもの、その他が含まれる。保管記録性が劣
るという事実は、通常、処理後の写真要素において現像
色素の色素の褪色が認められることによって立証され
る。あらゆる色素が他のものと同様に褪色しやすいとい
うわけではないけれども、本発明は、すべての市販の写
真要素の記録保管性をそれらの要素の製造とは関係なく
向上させるのに適用できるということが判明した。
【0010】本発明方法の実施において、適当量の分子
篩ゼオライト材料を含有するパケット又は包囲体20を
最初に容器12の底の部分14に収納する。図1に示し
た包囲体20の代わりに多数個の包囲体を使用できると
いうことを理解されたい。そのようにする場合には、分
子篩の全量は前記した範囲内とすべきである。パケット
又は包囲体20は、空気透過性を有するけれども分子篩
ゼオライトの通過に対して透過性を有しない材料から形
成する。分子篩ゼオライトを容器内にルーズに収容して
もよいけれども、写真要素の面の部分にそれらが直接に
接触することによって写真要素の物理的損傷を惹起する
のを防止するため、例えば図に示したような包囲体の中
に分子篩ゼオライトを詰め込むのが有利である。適当な
包囲体材料は、スパンボンドのポリエチレン又はポリプ
ロピレン、例えばデュポン社より市販されているタイベ
ック(Tyvek)なる商品名の材料から製作された物
である。ナイロンメッシュ製の包囲体又はパケットであ
ってそのメッシュが分子篩の粒径よりも小さい開口を有
するようなものもまた、分子篩ゼオライトの粒子を収納
するのに適当である。図1に示されるように、包囲体の
寸法は、リールの形をした処理済の映画フィルムの測定
可能の外径と同じ大きさである。このようにするのが有
利であるが、なぜならば、分子篩の位置決めをするに当
たって、フィルムによって駆出される任意の材料がある
場合にその領域にできるかぎりに近づけて位置決めする
ことができるからである。それというのも、フィルムの
調製に用いられる任意のガス状成分の大部分はロールの
形に巻き取られたフィルムの層と層の間に出現するから
である。このことが、分子篩ゼトライト材料のひとつの
好ましいところである。
篩ゼオライト材料を含有するパケット又は包囲体20を
最初に容器12の底の部分14に収納する。図1に示し
た包囲体20の代わりに多数個の包囲体を使用できると
いうことを理解されたい。そのようにする場合には、分
子篩の全量は前記した範囲内とすべきである。パケット
又は包囲体20は、空気透過性を有するけれども分子篩
ゼオライトの通過に対して透過性を有しない材料から形
成する。分子篩ゼオライトを容器内にルーズに収容して
もよいけれども、写真要素の面の部分にそれらが直接に
接触することによって写真要素の物理的損傷を惹起する
のを防止するため、例えば図に示したような包囲体の中
に分子篩ゼオライトを詰め込むのが有利である。適当な
包囲体材料は、スパンボンドのポリエチレン又はポリプ
ロピレン、例えばデュポン社より市販されているタイベ
ック(Tyvek)なる商品名の材料から製作された物
である。ナイロンメッシュ製の包囲体又はパケットであ
ってそのメッシュが分子篩の粒径よりも小さい開口を有
するようなものもまた、分子篩ゼオライトの粒子を収納
するのに適当である。図1に示されるように、包囲体の
寸法は、リールの形をした処理済の映画フィルムの測定
可能の外径と同じ大きさである。このようにするのが有
利であるが、なぜならば、分子篩の位置決めをするに当
たって、フィルムによって駆出される任意の材料がある
場合にその領域にできるかぎりに近づけて位置決めする
ことができるからである。それというのも、フィルムの
調製に用いられる任意のガス状成分の大部分はロールの
形に巻き取られたフィルムの層と層の間に出現するから
である。このことが、分子篩ゼトライト材料のひとつの
好ましいところである。
【0011】本発明においては、任意の適当な分子篩ゼ
オライト、例えば、タイプA、タイプL、タイプX、タ
イプY及びこれらのゼオライトの混合物を使用すること
ができる。これらのゼオライトは、結晶性の金属アルミ
ニウム−珪酸塩(アルミノ・シリケート)水和物であっ
て、合成的に調製されたものであるかもしくは天然に産
出する材料である。このような材料は、参考のためにこ
こにおいて引用するけれども、次のような米国特許各号
に記載されている:2,882,243、2,882,
244、3,078,636、3,140,25及び
4,094,652。本発明の実施に当たって、2つの
タイプ、A及びXが有利である。分子篩、ゼオライト
は、それぞれの結晶において、相互に連通した寸法が均
一なキャビティを含有していて、これらのキャビティは
同じく均一なより狭い開口又は細孔によって分離されて
いる。この結晶性の網状構造は、形成時には水で満たさ
れていくけれども、適度に加熱した場合、結晶構造を変
化させることなく水分をキャビティから駆出することが
できる。この結果として残されるものは、水及びその他
の物質の吸収が可能な、それらの表面積または細孔容積
が組合わさったところのキャビティである。キャビティ
を空にし、そして再び充填する方法は、特定なものによ
らないで、望ましい条件の下で繰り返すことができる。
オライト、例えば、タイプA、タイプL、タイプX、タ
イプY及びこれらのゼオライトの混合物を使用すること
ができる。これらのゼオライトは、結晶性の金属アルミ
ニウム−珪酸塩(アルミノ・シリケート)水和物であっ
て、合成的に調製されたものであるかもしくは天然に産
出する材料である。このような材料は、参考のためにこ
こにおいて引用するけれども、次のような米国特許各号
に記載されている:2,882,243、2,882,
244、3,078,636、3,140,25及び
4,094,652。本発明の実施に当たって、2つの
タイプ、A及びXが有利である。分子篩、ゼオライト
は、それぞれの結晶において、相互に連通した寸法が均
一なキャビティを含有していて、これらのキャビティは
同じく均一なより狭い開口又は細孔によって分離されて
いる。この結晶性の網状構造は、形成時には水で満たさ
れていくけれども、適度に加熱した場合、結晶構造を変
化させることなく水分をキャビティから駆出することが
できる。この結果として残されるものは、水及びその他
の物質の吸収が可能な、それらの表面積または細孔容積
が組合わさったところのキャビティである。キャビティ
を空にし、そして再び充填する方法は、特定なものによ
らないで、望ましい条件の下で繰り返すことができる。
【0012】分子篩を用いた場合にはクローズプロセス
のコントロールが可能であるが、これは、結晶性網状構
造の細孔が他の吸着材の場合にあるように、いろいろな
寸法を有するのではなくてむしろ均一であるからであ
る。分子篩は、その大きな表面積と細孔の容積のため、
細孔の均一性を利用して分子の分離を行い、よって分子
の大きさと形状に基づいた識別化を実施することができ
る。
のコントロールが可能であるが、これは、結晶性網状構
造の細孔が他の吸着材の場合にあるように、いろいろな
寸法を有するのではなくてむしろ均一であるからであ
る。分子篩は、その大きな表面積と細孔の容積のため、
細孔の均一性を利用して分子の分離を行い、よって分子
の大きさと形状に基づいた識別化を実施することができ
る。
【0013】分子篩は結晶性の金属アルミニウム−珪酸
塩であり、シリカとアルミナ四面体の三次元網状構造を
有している。この非常に均一な結晶構造のため、分子篩
に対して、それらを優れた乾燥剤となし、かつ高温時で
さえも高い能力を与える性質を付与することができる。
四面体は、珪素又はアルミニウム原子を取り囲んだ4個
の酸素原子によって形成されている。それぞれの酸素は
2個の負の電荷を有し、そしてそれぞれの珪素は4個の
正の電荷を有する。この構造によって共有配置が可能と
なり、四面体を4方向において一様に構築することがで
きる。アルミニウムの三価は、アルミナ四面体が負に帯
電せしめられることを惹起し、系のバランスのために追
加の陽イオンを必要とする。従って、最終的な構造は、
ナトリウム、カリウム、カルシウム又はその他の陽イオ
ンをその網状構造中に含有する。これらの電荷バランス
性の陽イオンは、ゼオライト構造物中の交換可能のイオ
ンである。
塩であり、シリカとアルミナ四面体の三次元網状構造を
有している。この非常に均一な結晶構造のため、分子篩
に対して、それらを優れた乾燥剤となし、かつ高温時で
さえも高い能力を与える性質を付与することができる。
四面体は、珪素又はアルミニウム原子を取り囲んだ4個
の酸素原子によって形成されている。それぞれの酸素は
2個の負の電荷を有し、そしてそれぞれの珪素は4個の
正の電荷を有する。この構造によって共有配置が可能と
なり、四面体を4方向において一様に構築することがで
きる。アルミニウムの三価は、アルミナ四面体が負に帯
電せしめられることを惹起し、系のバランスのために追
加の陽イオンを必要とする。従って、最終的な構造は、
ナトリウム、カリウム、カルシウム又はその他の陽イオ
ンをその網状構造中に含有する。これらの電荷バランス
性の陽イオンは、ゼオライト構造物中の交換可能のイオ
ンである。
【0014】この結晶構造において、四価の珪素原子の
半分までを三価のアルミニウム原子で置き換えることが
できる。いろいろな比率の珪素/アルミニウムイオンを
含有するゼオライトならびに種々の陽イオンを含有する
異なる結晶構造体が利用可能である。最も一般的な市販
のゼオライト、タイプAにおいて、四面体をグループ化
すると、それぞれの先端に珪素又はアルミナ四面体を含
有する切頭の八面体が生成する。この構造体はソーダラ
イト・ケージとして知られている。
半分までを三価のアルミニウム原子で置き換えることが
できる。いろいろな比率の珪素/アルミニウムイオンを
含有するゼオライトならびに種々の陽イオンを含有する
異なる結晶構造体が利用可能である。最も一般的な市販
のゼオライト、タイプAにおいて、四面体をグループ化
すると、それぞれの先端に珪素又はアルミナ四面体を含
有する切頭の八面体が生成する。この構造体はソーダラ
イト・ケージとして知られている。
【0015】ソーダライト・ケージを単純な立方体の形
で堆積する場合、得られるものは、約11.5Åの寸法
を有していて全部で6個の面の上の開口を介してアクセ
ス可能のキャビティの網状構造体である。これらの開口
は、8個の酸素イオンによって取り囲まれている。ま
た、1個もしくはそれ以上の交換可能の陽イオンが面の
領域をブロックしている。ナトリウム形においては、酸
素イオンのこのリングが直径4.2Åの開口を構造体の
内部に形成する。この結晶構造は、化学的には次式によ
って表される。
で堆積する場合、得られるものは、約11.5Åの寸法
を有していて全部で6個の面の上の開口を介してアクセ
ス可能のキャビティの網状構造体である。これらの開口
は、8個の酸素イオンによって取り囲まれている。ま
た、1個もしくはそれ以上の交換可能の陽イオンが面の
領域をブロックしている。ナトリウム形においては、酸
素イオンのこのリングが直径4.2Åの開口を構造体の
内部に形成する。この結晶構造は、化学的には次式によ
って表される。
【0016】
【化1】
【0017】結晶化の間にキャビティに入った水和の水
は、ルーズに結合しており、そして適度に加熱すること
によって除去することができる。この水によって先に占
有されていた空隙は、いろいろなガス及び液体を吸着さ
せることによって再充填することができる。構造体中の
水分子の数(xの値)は27のような大きな値であるこ
とができる。
は、ルーズに結合しており、そして適度に加熱すること
によって除去することができる。この水によって先に占
有されていた空隙は、いろいろなガス及び液体を吸着さ
せることによって再充填することができる。構造体中の
水分子の数(xの値)は27のような大きな値であるこ
とができる。
【0018】アルミニウム四面体と組み合わさったナト
リウムイオンは、開口をブロックする傾向があり、さも
なければ、それとは反対に、僅かにオーバーサイズの分
子の通過をそれらの電荷によって補助することができ
る。結果として、このナトリウム形の分子篩(商業的に
4Aと呼ばれる)は、約4Åの直径の均一な開口を有し
ていると見做すことができる。
リウムイオンは、開口をブロックする傾向があり、さも
なければ、それとは反対に、僅かにオーバーサイズの分
子の通過をそれらの電荷によって補助することができ
る。結果として、このナトリウム形の分子篩(商業的に
4Aと呼ばれる)は、約4Åの直径の均一な開口を有し
ていると見做すことができる。
【0019】ゼオライトは、それらの有している塩基交
換特性のために、ナトリウムの一部分をその他の金属で
置換することによって容易に調製することができる。合
成ゼオライトのなかでは、2種類の変態が工業的に特に
有用であるということが判明している。ナトリウムの大
部分をカリウムイオンで置き換えることによって、3A
分子篩(約3Åの開口を保有)が形成せしめられる。同
様に、カルシウムイオンを交換目的で使用する場合に
は、5A分子篩(約5Åの開口を保有)が形成せしめら
れる。
換特性のために、ナトリウムの一部分をその他の金属で
置換することによって容易に調製することができる。合
成ゼオライトのなかでは、2種類の変態が工業的に特に
有用であるということが判明している。ナトリウムの大
部分をカリウムイオンで置き換えることによって、3A
分子篩(約3Åの開口を保有)が形成せしめられる。同
様に、カルシウムイオンを交換目的で使用する場合に
は、5A分子篩(約5Åの開口を保有)が形成せしめら
れる。
【0020】タイプXのゼオライトの結晶構造は、基本
となるソーダライト・ケージを四面体堆積(ダイヤモン
ド構造)で配列し、6員の酸素原子のリングを横切って
橋架けを行うことによって構築することができる。これ
らのリングでもって、直径9〜10Åの開口が構造体の
内部に与えられる。ソーダ形をしたタイプXの分子篩の
単位セルを表す化学式は、以下に記載のようにして示さ
れる。
となるソーダライト・ケージを四面体堆積(ダイヤモン
ド構造)で配列し、6員の酸素原子のリングを横切って
橋架けを行うことによって構築することができる。これ
らのリングでもって、直径9〜10Åの開口が構造体の
内部に与えられる。ソーダ形をしたタイプXの分子篩の
単位セルを表す化学式は、以下に記載のようにして示さ
れる。
【0021】
【化2】
【0022】タイプAの結晶の場合におけるように、水
和の水は、適度の加熱によって除去することができ、ま
た、したがって形成された空隙は、その他の液体又はガ
スによって再充填することができる。xの値は、276
のような高い値であることができる。任意の吸着材につ
いての第一の要件は、単位容積当たりの表面積が大きい
ということである。さらに、その表面は化学的に不活性
でありかつ所要の吸着質が利用できるものでなければな
らない。純粋に理論的な観点から、分子を吸着し得る速
度(他のファクターは同じ)は、分子が吸着材粒子の表
面に接触する速度、そして分子が接触後に粒子中に拡散
するスピードに依存するであろう。これらのファクター
の1つあるいはその他のものは、任意に与えられた状況
においてコントロールすることができる。物質移動を加
速する1つの方法は、どちらの場合であっても、吸着材
粒子の寸法を低減することである。
和の水は、適度の加熱によって除去することができ、ま
た、したがって形成された空隙は、その他の液体又はガ
スによって再充填することができる。xの値は、276
のような高い値であることができる。任意の吸着材につ
いての第一の要件は、単位容積当たりの表面積が大きい
ということである。さらに、その表面は化学的に不活性
でありかつ所要の吸着質が利用できるものでなければな
らない。純粋に理論的な観点から、分子を吸着し得る速
度(他のファクターは同じ)は、分子が吸着材粒子の表
面に接触する速度、そして分子が接触後に粒子中に拡散
するスピードに依存するであろう。これらのファクター
の1つあるいはその他のものは、任意に与えられた状況
においてコントロールすることができる。物質移動を加
速する1つの方法は、どちらの場合であっても、吸着材
粒子の寸法を低減することである。
【0023】合成したゼオライトの結晶は比較的に小さ
くて、例えば0.1〜10マイクロメートルであるとい
うものの、これらの小さな粒子を結合もしくは凝集させ
てより大きな形状となすことができる。典型的な市販の
球形粒子は、1000〜5000マイクロメートル(4
〜12メッシュ)の結合粒子平均粒径を有している。そ
の他の分子篩の形状、例えばペレット(直径1〜3m
m)、ラシヒリング、サドル、その他が有用である。
くて、例えば0.1〜10マイクロメートルであるとい
うものの、これらの小さな粒子を結合もしくは凝集させ
てより大きな形状となすことができる。典型的な市販の
球形粒子は、1000〜5000マイクロメートル(4
〜12メッシュ)の結合粒子平均粒径を有している。そ
の他の分子篩の形状、例えばペレット(直径1〜3m
m)、ラシヒリング、サドル、その他が有用である。
【0024】分子篩は、製造業者から受け取ったままの
状態(ほとんど乾燥の状態にある)で使用されるべきで
ある。もしも分子篩を大気に曝してしまったのであるな
らば、製造業者の推奨にしたがって再活性化することが
有利である。第1のパケット20を容器12の底の部分
14に装填することに引き続いて、写真映画フィルムの
リールを装入し、次いで分子篩を含有する第2の包囲体
又はパケット20をフィルムリールのもう1つの面の上
に配置する。次いで、蓋16を底の部分14の上に載置
して気密封止を形成する。もしも容器12がこのような
シールの形成に特に適していないのであるならば、その
ようなシールを具現するため、継ぎ目の部分を適当なテ
ープ材料で被覆することができる。このようにして、保
管用の集成装置(アセンブリ)が完成する。
状態(ほとんど乾燥の状態にある)で使用されるべきで
ある。もしも分子篩を大気に曝してしまったのであるな
らば、製造業者の推奨にしたがって再活性化することが
有利である。第1のパケット20を容器12の底の部分
14に装填することに引き続いて、写真映画フィルムの
リールを装入し、次いで分子篩を含有する第2の包囲体
又はパケット20をフィルムリールのもう1つの面の上
に配置する。次いで、蓋16を底の部分14の上に載置
して気密封止を形成する。もしも容器12がこのような
シールの形成に特に適していないのであるならば、その
ようなシールを具現するため、継ぎ目の部分を適当なテ
ープ材料で被覆することができる。このようにして、保
管用の集成装置(アセンブリ)が完成する。
【0025】
【実施例】以下、本発明を以下の実施例によってさらに
説明する。例1 概略の長さが20000フィートであるコダック社のカ
ラーネガフィルム(イーストマン・カラー・ハイスピー
ド・ネガチブフィルム5294)を標準ECN−2プロ
セスによってDmin.処理した。
説明する。例1 概略の長さが20000フィートであるコダック社のカ
ラーネガフィルム(イーストマン・カラー・ハイスピー
ド・ネガチブフィルム5294)を標準ECN−2プロ
セスによってDmin.処理した。
【0026】このロールを細断して100フィートロー
ルの長尺物とし、5つのグループに区分した。これらの
100フィートロールを、30%、40%、50%、6
0%及び70%RHの条件の室内で21℃で3日間にわ
たってループ乾燥することによって予備的にコンディシ
ョニングした。5294ネガフィルムの階段光学くさび
合計300片をECN−2プロセスによって別々に処理
して中性(N)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイ
エロー(Y)濃度のパッチを得、そしてオリジナルの濃
度をステータスM濃度計を使用して測定した。これらの
階段光学くさびを5つのグループに分け、そして上記し
たようなそれぞれの相対湿度の室内において21℃でフ
リーハング下にコンディショニングした。
ルの長尺物とし、5つのグループに区分した。これらの
100フィートロールを、30%、40%、50%、6
0%及び70%RHの条件の室内で21℃で3日間にわ
たってループ乾燥することによって予備的にコンディシ
ョニングした。5294ネガフィルムの階段光学くさび
合計300片をECN−2プロセスによって別々に処理
して中性(N)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイ
エロー(Y)濃度のパッチを得、そしてオリジナルの濃
度をステータスM濃度計を使用して測定した。これらの
階段光学くさびを5つのグループに分け、そして上記し
たようなそれぞれの相対湿度の室内において21℃でフ
リーハング下にコンディショニングした。
【0027】フィルム缶の製作 3日間にわたって予備コンディショニングを行った後、
21℃で維持したそれぞれの相対湿度の室内において次
のような作業を実施した。処理済5294フィルムの予
備コンディショニング100フィート長尺物のそれぞれ
を手でロールの形にゆるく巻き取り、そして100フィ
ート×35mmの錫被覆缶の内部に収容した。さらに、複
製測定のための予備コンディショニング濃度階段光学く
さびのストリップ2片をそれぞれのインキュベーション
条件について記載したロールフィルムの渦巻体に挿入し
た。この複製ストリップの一組を100フィートロール
の外側の渦巻体のところに挿入し、そしてもう1つのス
トリップをロールのコア端部に向けて挿入した。缶の大
半をフィルムと濃度ストリップとで充填した。全部で9
0個のこのような缶をそれぞれの湿度条件に関して使用
した。135個の缶のなかで、45個は5重量%の、4
5個は10重量%の、そして45個は15重量%の、図
1にしたがって配置されたリンディ(Lindy)社の
タイプ4A分子篩を含有した。分子篩を有しない15個
の缶を使用して比較を行った。記載の内容物を入れたそ
れぞれの缶を蓋で塞ぎ、そして防水テープを数回巻き付
けて貼付した。これらの密閉し、テープを貼付した缶を
さらにヒートシールポリエチレンのライニングを有する
アルミニウム箔製のバッグの内部に入れて缶内の水分含
有量を維持し、そして同じく同一湿度の室内で保持され
ているフリーハングサンプルの汚染可能性を防止した。
21℃で維持したそれぞれの相対湿度の室内において次
のような作業を実施した。処理済5294フィルムの予
備コンディショニング100フィート長尺物のそれぞれ
を手でロールの形にゆるく巻き取り、そして100フィ
ート×35mmの錫被覆缶の内部に収容した。さらに、複
製測定のための予備コンディショニング濃度階段光学く
さびのストリップ2片をそれぞれのインキュベーション
条件について記載したロールフィルムの渦巻体に挿入し
た。この複製ストリップの一組を100フィートロール
の外側の渦巻体のところに挿入し、そしてもう1つのス
トリップをロールのコア端部に向けて挿入した。缶の大
半をフィルムと濃度ストリップとで充填した。全部で9
0個のこのような缶をそれぞれの湿度条件に関して使用
した。135個の缶のなかで、45個は5重量%の、4
5個は10重量%の、そして45個は15重量%の、図
1にしたがって配置されたリンディ(Lindy)社の
タイプ4A分子篩を含有した。分子篩を有しない15個
の缶を使用して比較を行った。記載の内容物を入れたそ
れぞれの缶を蓋で塞ぎ、そして防水テープを数回巻き付
けて貼付した。これらの密閉し、テープを貼付した缶を
さらにヒートシールポリエチレンのライニングを有する
アルミニウム箔製のバッグの内部に入れて缶内の水分含
有量を維持し、そして同じく同一湿度の室内で保持され
ているフリーハングサンプルの汚染可能性を防止した。
【0028】以下に記載するサンプルを80、70、6
0、50、40及び21℃並びに30、40、50、6
0及び70%RHの条件で維持した温度制御式のオーブ
ン内でインキュベーションに供した。用意した缶をそれ
ぞれの温度及び湿度条件のところでオーブンに収容し
た。さらに、濃度階段光学くさびの12片の別のストリ
ップを、対照(分子篩を使用せず)として、80、7
0、50、40及び21℃並びに40、50及び60%
RH条件で保持したオーブン内でフリーハング位置でイ
ンキュベーションに供した。
0、50、40及び21℃並びに30、40、50、6
0及び70%RHの条件で維持した温度制御式のオーブ
ン内でインキュベーションに供した。用意した缶をそれ
ぞれの温度及び湿度条件のところでオーブンに収容し
た。さらに、濃度階段光学くさびの12片の別のストリ
ップを、対照(分子篩を使用せず)として、80、7
0、50、40及び21℃並びに40、50及び60%
RH条件で保持したオーブン内でフリーハング位置でイ
ンキュベーションに供した。
【0029】密閉モードのフィルム及び複製階段光学く
さびストリップをフリーハングモードの複製階段光学く
さびストリップともども含有する各タイプの缶をいろい
ろな時間間隔で取り出した。化学的及び物理的性質にお
ける変化を濃度の測定ともどもそれぞれの時間間隔で測
定した。この測定は、合計して10種の時間間隔が8
0、70及び60℃で、そして5種の時間間隔が50、
40及び21℃で、4年間に及んだ。結果を下記の第1
表に示す。
さびストリップをフリーハングモードの複製階段光学く
さびストリップともども含有する各タイプの缶をいろい
ろな時間間隔で取り出した。化学的及び物理的性質にお
ける変化を濃度の測定ともどもそれぞれの時間間隔で測
定した。この測定は、合計して10種の時間間隔が8
0、70及び60℃で、そして5種の時間間隔が50、
40及び21℃で、4年間に及んだ。結果を下記の第1
表に示す。
【0030】錫被覆及び塗装缶内でフリーハングモード
及び密閉モードで2及び21℃並びに30、40、5
0、60及び70%RHで保持した5294フィルムの
イエロー、マゼンタ及びシアン濃度におけるロス0.1
についてのアレニウスの予測推定値を第1表に示す。ア
レニウスの予測推定値は、ANSI(前出)IT9.9
−1990規格、カラー写真像の安定性−測定方法、に
従って得たものである。
及び密閉モードで2及び21℃並びに30、40、5
0、60及び70%RHで保持した5294フィルムの
イエロー、マゼンタ及びシアン濃度におけるロス0.1
についてのアレニウスの予測推定値を第1表に示す。ア
レニウスの予測推定値は、ANSI(前出)IT9.9
−1990規格、カラー写真像の安定性−測定方法、に
従って得たものである。
【0031】 第1表 5294フィルムのアレニウスの予測推定値(年数) (試験に供したすべての相対湿度について平均した混成のデータ) 応答:イエロー、マゼンタ及びシアンにおける−0.1の 濃度ロスの時間 −0.1濃度ロスの 予測推定値(年数) インキュベーション %RH(相対 保管温度 使用データの合計のモード 湿度)の範囲 2℃で 21℃で N イエロー濃度のパッチ フリーハングの 40〜60% 1900 70 44 サンプル 密閉缶/ 分子篩 0g 30〜70% 900 40 98 密閉缶/ 分子篩 14〜28g 30〜70% 41600 640 24 マゼンタ濃度のパッチ フリーハングの 40〜60% 8200 270 32 サンプル 密閉缶/ 分子篩 0g 30〜70% 13300 300 84 密閉缶/ 分子篩 14〜28g 30〜70% 15000 390 16 シアン濃度のパッチ フリーハングの 40〜60% 7400 310 20 サンプル 密閉缶/ 分子篩 0g 30〜70% 19400 390 72 密閉缶/ 分子篩 14〜28g 30〜70% 19400 580 8
【0032】脚注: この研究において用いられたイエロー、マゼンタ及び
シアン濃度パッチにおける濃度のロス−0.1は、許容
可能性の基準として使用されるべきではないけれども、
アレニウスの推定値を容易に決定することのできる数値
である。 第1表に記載の2℃における予測推定値(年数)は、
アレニウスの外挿法に基づく低温保管の指示として使用
されるべきである。このデータから提起されることは、
分子篩の存在下にあっては保管温度が2℃及び21℃の
どちらの時にも保存性の改良が観察されるということで
ある。 分子篩を含有した缶の場合、0.1濃度のロスの時間
を正確に予測するに当たって、特に低温インキュベーシ
ョンの時に、濃度における顕著な変化は発生しなかっ
た。注記すべきこととして、Nの値、すなわち、アレニ
ウスプロットで使用したデータ採取個所の数は、フリー
ハングの場合や分子篩ゼロの密閉缶保管の場合に較べて
かなり僅かであった。この作業は研究所で継続中であ
る。
シアン濃度パッチにおける濃度のロス−0.1は、許容
可能性の基準として使用されるべきではないけれども、
アレニウスの推定値を容易に決定することのできる数値
である。 第1表に記載の2℃における予測推定値(年数)は、
アレニウスの外挿法に基づく低温保管の指示として使用
されるべきである。このデータから提起されることは、
分子篩の存在下にあっては保管温度が2℃及び21℃の
どちらの時にも保存性の改良が観察されるということで
ある。 分子篩を含有した缶の場合、0.1濃度のロスの時間
を正確に予測するに当たって、特に低温インキュベーシ
ョンの時に、濃度における顕著な変化は発生しなかっ
た。注記すべきこととして、Nの値、すなわち、アレニ
ウスプロットで使用したデータ採取個所の数は、フリー
ハングの場合や分子篩ゼロの密閉缶保管の場合に較べて
かなり僅かであった。この作業は研究所で継続中であ
る。
【0033】例2 前記例1の手法を繰り返したけれども、本例の場合、例
1のものに代えて5重量%の分子篩を使用した。特に、
比較的に低い湿度で予備コンディショニングを行ったフ
ィルムについて比較可能の結果が得られた。本発明は、
以上で特にイーストマン・カラー・ハイスピード・ネガ
チブフィルム5294に関して立証がなされたけれど
も、本発明はあらゆる写真フィルムに対して適用できる
ことが判明した。
1のものに代えて5重量%の分子篩を使用した。特に、
比較的に低い湿度で予備コンディショニングを行ったフ
ィルムについて比較可能の結果が得られた。本発明は、
以上で特にイーストマン・カラー・ハイスピード・ネガ
チブフィルム5294に関して立証がなされたけれど
も、本発明はあらゆる写真フィルムに対して適用できる
ことが判明した。
【0034】
【発明の効果】本発明の保管用集成装置を利用して本発
明方法を実施することによって得られる利点は、処理済
の写真フィルムの記録保管性が向上せしめられるという
ことである。分子篩を存在せしめると、保管中にフィル
ムによって内部的に発生せしめられる酸、水分及び溶媒
や、フィルムを密閉容器に収容する前に周囲雰囲気から
与えられる酸化体、例えば過酸化水素、二酸化硫黄、オ
ゾン、窒素酸化物、その他を掃去することができる。考
察によれば、フィルム支持体の酸触媒による加水分解減
成とそれによってもたらされる色素安定性の損失は水分
の蓄積を防止することによって改善されるものである。
水分が不存在であると、フィルム支持体材料の加水分解
に由来する酸の形成を防止することができ、したがっ
て、画像の銀、画像色素及び光学的音声記録、例えば映
画フィルムに存在するもの、を更なる酸化や劣化から安
定化することができる。本発明のもう1つの利点は、そ
れによってかび類の生長を防止できるということであ
る。
明方法を実施することによって得られる利点は、処理済
の写真フィルムの記録保管性が向上せしめられるという
ことである。分子篩を存在せしめると、保管中にフィル
ムによって内部的に発生せしめられる酸、水分及び溶媒
や、フィルムを密閉容器に収容する前に周囲雰囲気から
与えられる酸化体、例えば過酸化水素、二酸化硫黄、オ
ゾン、窒素酸化物、その他を掃去することができる。考
察によれば、フィルム支持体の酸触媒による加水分解減
成とそれによってもたらされる色素安定性の損失は水分
の蓄積を防止することによって改善されるものである。
水分が不存在であると、フィルム支持体材料の加水分解
に由来する酸の形成を防止することができ、したがっ
て、画像の銀、画像色素及び光学的音声記録、例えば映
画フィルムに存在するもの、を更なる酸化や劣化から安
定化することができる。本発明のもう1つの利点は、そ
れによってかび類の生長を防止できるということであ
る。
【図1】本発明による処理済写真要素のための保管用集
成装置の展開図である
成装置の展開図である
10…保管用集成装置 12…容器 14…底部分 16…蓋部分 18…映画フィルムのリール 20…分子篩ゼオライトの包囲体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード カール セーリン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14622, ロチェスター,ハンティングトン ヒルズ −センター ロード 380 (72)発明者 デビッド フレデリック コッパール アメリカ合衆国,ニューヨーク 14617, ロチェスター,ハスティングス レーン 171
Claims (2)
- 【請求項1】 処理済写真要素の記録保管性を改良する
に当たって、処理済の写真要素をその処理の実質的に直
後に容器に収容し、該写真要素の重量に基づいて最低3
重量%の分子篩を前記容器内に加え、そして前記容器を
密閉することを含んでなることを特徴とする処理済写真
要素の記録保管性を改良する方法。 - 【請求項2】 写真要素を取り囲んで収容した密閉容器
及び前記写真要素の重量に基づいて最低3重量%の量の
分子篩を含んでなることを特徴とする処理済写真要素の
保管用集成装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US961964 | 1992-10-16 | ||
| US07/961,964 US5215192A (en) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | Method for improving the archival properties of processed photographic film in a storage assembly for achieving the same |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06202303A true JPH06202303A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=25505241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5258227A Pending JPH06202303A (ja) | 1992-10-16 | 1993-10-15 | 処理済写真要素の記録保管性を改良する方法及び保管用集成装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5215192A (ja) |
| EP (1) | EP0593076B1 (ja) |
| JP (1) | JPH06202303A (ja) |
| DE (1) | DE69301389T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08217913A (ja) * | 1995-02-15 | 1996-08-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 調湿・吸ガス性成形品 |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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