JPH06202460A - 非磁性一成分現像方法 - Google Patents
非磁性一成分現像方法Info
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- JPH06202460A JPH06202460A JP4358589A JP35858992A JPH06202460A JP H06202460 A JPH06202460 A JP H06202460A JP 4358589 A JP4358589 A JP 4358589A JP 35858992 A JP35858992 A JP 35858992A JP H06202460 A JPH06202460 A JP H06202460A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、非磁性一成分現像剤が層規
制部材との接触において、該層規制部材に融着せず、か
ぶりや飛散のない良好な現像性を得ることができる非磁
性一成分現像方法を提供することにある。 【構成】 非磁性一成分現像剤を現像ローラーに供給
し、層規制部材により該非磁性一成分現像剤の薄層を現
像ローラーの表面に形成するとともに電荷を与え、感光
体ドラムと現像ローラーとの電位差により該非磁性一成
分現像剤を飛翔させ静電潜像を保持する感光体ドラムに
非接触で現像し、ついで転写材に転写を行う非接触型の
非磁性一成分現像方法であって、前記非磁性一成分現像
剤が、懸濁重合法により得た非磁性トナーの表面に酸化
セリウム、炭化ケイ素及び磁性粒子の中から選ばれる少
なくとも1種を含有する微粒子が付着されている非磁性
一成分現像方法。
制部材との接触において、該層規制部材に融着せず、か
ぶりや飛散のない良好な現像性を得ることができる非磁
性一成分現像方法を提供することにある。 【構成】 非磁性一成分現像剤を現像ローラーに供給
し、層規制部材により該非磁性一成分現像剤の薄層を現
像ローラーの表面に形成するとともに電荷を与え、感光
体ドラムと現像ローラーとの電位差により該非磁性一成
分現像剤を飛翔させ静電潜像を保持する感光体ドラムに
非接触で現像し、ついで転写材に転写を行う非接触型の
非磁性一成分現像方法であって、前記非磁性一成分現像
剤が、懸濁重合法により得た非磁性トナーの表面に酸化
セリウム、炭化ケイ素及び磁性粒子の中から選ばれる少
なくとも1種を含有する微粒子が付着されている非磁性
一成分現像方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非磁性トナーを用いて静
電潜像を現像する非接触型の非磁性一成分現像方法に関
する。
電潜像を現像する非接触型の非磁性一成分現像方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に電子写真法は感光体ドラム上に電
気的な潜像を形成して、ついで該潜像をトナーによって
現像し、必要に応じて紙などの転写材にトナー画像を転
写した後、加熱、加圧等の手段によって定着し複写物を
得るものである。このような電子写真法に用いられる現
像剤としては、トナーとキャリアからなる二成分現像剤
と、トナーとキャリアの機能を同時に備えた一成分現像
剤とがある。一成分現像剤は、さらに磁性一成分現像剤
と、非磁性一成分現像剤とに分類される。二成分現像剤
は、転写性、定着性、耐環境特性等の電子写真特性に優
れる反面、トナーとキャリアの混合比を制御するための
トナー濃度センサーが必要であること、現像剤の寿命が
短いこと、現像剤の攪拌機構が複雑化する等の問題点を
有する。一方、磁性一成分現像剤は、上記のトナー濃度
センサーが不要であり、現像装置の小型化が容易である
反面、磁性粒子を含むことから、定着性が劣る問題を有
する。このような背景から装置の小型簡易化と定着特性
を両立するために、近年、非磁性トナーを一成分現像剤
として用いる方法が提案、実用化されている。
気的な潜像を形成して、ついで該潜像をトナーによって
現像し、必要に応じて紙などの転写材にトナー画像を転
写した後、加熱、加圧等の手段によって定着し複写物を
得るものである。このような電子写真法に用いられる現
像剤としては、トナーとキャリアからなる二成分現像剤
と、トナーとキャリアの機能を同時に備えた一成分現像
剤とがある。一成分現像剤は、さらに磁性一成分現像剤
と、非磁性一成分現像剤とに分類される。二成分現像剤
は、転写性、定着性、耐環境特性等の電子写真特性に優
れる反面、トナーとキャリアの混合比を制御するための
トナー濃度センサーが必要であること、現像剤の寿命が
短いこと、現像剤の攪拌機構が複雑化する等の問題点を
有する。一方、磁性一成分現像剤は、上記のトナー濃度
センサーが不要であり、現像装置の小型化が容易である
反面、磁性粒子を含むことから、定着性が劣る問題を有
する。このような背景から装置の小型簡易化と定着特性
を両立するために、近年、非磁性トナーを一成分現像剤
として用いる方法が提案、実用化されている。
【0003】非磁性トナーを用いる一成分現像方法に
は、現像剤を担持した現像ローラーを静電潜像を有する
感光体ドラムと接触させて現像する接触型の非磁性一成
分現像方法と、現像ローラーと感光体ドラムとの間に一
定の空隙ギャップを設けて現像ローラー上の非磁性トナ
ーを飛翔させて現像する非接触型の非磁性一成分現像方
法とがある。非接触型の非磁性一成分現像方法では、現
像ローラー上に現像剤の薄層を均一に形成しなければな
らないため、現像剤と層規制部材との間隔が非常に狭く
設計されている。その結果、従来の非磁性一成分現像方
法では、現像剤に与えられる機械的負担が大きく、現像
剤がその接触、摺動により発生する摩擦熱により層規制
部材に融着するという問題を発生させていた。現像剤が
層規制部材に融着すると現像剤の摩擦帯電性が損なわ
れ、現像剤は帯電しづらくなり、その結果、非画像部に
現像剤が付着する現象いわゆるかぶりや現像機から現像
剤が吹き出すいわゆる飛散の問題を生じていた。
は、現像剤を担持した現像ローラーを静電潜像を有する
感光体ドラムと接触させて現像する接触型の非磁性一成
分現像方法と、現像ローラーと感光体ドラムとの間に一
定の空隙ギャップを設けて現像ローラー上の非磁性トナ
ーを飛翔させて現像する非接触型の非磁性一成分現像方
法とがある。非接触型の非磁性一成分現像方法では、現
像ローラー上に現像剤の薄層を均一に形成しなければな
らないため、現像剤と層規制部材との間隔が非常に狭く
設計されている。その結果、従来の非磁性一成分現像方
法では、現像剤に与えられる機械的負担が大きく、現像
剤がその接触、摺動により発生する摩擦熱により層規制
部材に融着するという問題を発生させていた。現像剤が
層規制部材に融着すると現像剤の摩擦帯電性が損なわ
れ、現像剤は帯電しづらくなり、その結果、非画像部に
現像剤が付着する現象いわゆるかぶりや現像機から現像
剤が吹き出すいわゆる飛散の問題を生じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来におけ
る上記の実状に鑑みてなされたものである。従って、本
発明の目的は、非磁性一成分現像剤が層規制部材との接
触において、該層規制部材に融着せず、かぶりや飛散の
ない良好な現像性を得ることができる非磁性一成分現像
方法を提供することにある。
る上記の実状に鑑みてなされたものである。従って、本
発明の目的は、非磁性一成分現像剤が層規制部材との接
触において、該層規制部材に融着せず、かぶりや飛散の
ない良好な現像性を得ることができる非磁性一成分現像
方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討し
た結果、非磁性一成分現像剤として懸濁重合法による球
形トナーを用い、さらには該球形トナーの表面に酸化セ
リウム、炭化ケイ素あるいは磁性粒子を含有する微粒子
を混合付着することにより、上記の目的である層規制部
材へのトナー融着のない現像性の良好な非磁性一成分現
像方法を提供できることを見いだし、本発明を完成させ
るに至った。すなわち、本発明は、非磁性一成分現像剤
を現像ローラーに供給し、層規制部材により該非磁性一
成分現像剤の薄層を現像ローラーの表面に形成するとと
もに電荷を与え、感光体ドラムと現像ローラーとの電位
差により該非磁性一成分現像剤を飛翔させ静電潜像を保
持する感光体ドラムに非接触で現像し、ついで転写材に
転写を行う非接触型の非磁性一成分現像方法であって、
前記非磁性一成分現像剤が、懸濁重合法により得た非磁
性トナーの表面に酸化セリウム、炭化ケイ素及び磁性粒
子の中から選ばれる少なくとも1種を含有する微粒子が
付着されているものであることを特徴とする非磁性一成
分現像方法である。
た結果、非磁性一成分現像剤として懸濁重合法による球
形トナーを用い、さらには該球形トナーの表面に酸化セ
リウム、炭化ケイ素あるいは磁性粒子を含有する微粒子
を混合付着することにより、上記の目的である層規制部
材へのトナー融着のない現像性の良好な非磁性一成分現
像方法を提供できることを見いだし、本発明を完成させ
るに至った。すなわち、本発明は、非磁性一成分現像剤
を現像ローラーに供給し、層規制部材により該非磁性一
成分現像剤の薄層を現像ローラーの表面に形成するとと
もに電荷を与え、感光体ドラムと現像ローラーとの電位
差により該非磁性一成分現像剤を飛翔させ静電潜像を保
持する感光体ドラムに非接触で現像し、ついで転写材に
転写を行う非接触型の非磁性一成分現像方法であって、
前記非磁性一成分現像剤が、懸濁重合法により得た非磁
性トナーの表面に酸化セリウム、炭化ケイ素及び磁性粒
子の中から選ばれる少なくとも1種を含有する微粒子が
付着されているものであることを特徴とする非磁性一成
分現像方法である。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。図1は、
本発明の非接触型の非磁性一成分現像方法に使用する現
像装置の概略構成図である。図中1は感光体ドラム、2
はホッパー、3は非磁性一成分現像剤、4は層規制部
材、5は非磁性一成分現像剤を担持するアルミニウム製
スリーブを使用した現像ローラー、6は非磁性一成分現
像剤の漏れ防止部材、7は攪拌機である。この現像装置
においては、感光体ドラム1上には、公知の電子写真法
によって静電潜像が形成される。ホッパー2内には非磁
性一成分現像剤3が収容されており、非磁性一成分現像
剤3は、層規制部材4によって現像ローラー5上に一定
の層厚になるように担持されるとともに層規制部材4と
の摩擦により電荷が付与される。現像ローラー5は、感
光体ドラム1と120μm〜300μmの空隙を介して
設置されている。該現像ローラーには、直流または交流
電圧のバイアスを印加する。現像ローラー5に担持され
た非磁性一成分現像剤は、現像ローラー5の回転により
搬送されて、静電潜像を有する感光体ドラム1と現像ロ
ーラー5との電位差によって感光体ドラム1表面に飛翔
し、非接触で静電潜像の顕像化が行われる。
本発明の非接触型の非磁性一成分現像方法に使用する現
像装置の概略構成図である。図中1は感光体ドラム、2
はホッパー、3は非磁性一成分現像剤、4は層規制部
材、5は非磁性一成分現像剤を担持するアルミニウム製
スリーブを使用した現像ローラー、6は非磁性一成分現
像剤の漏れ防止部材、7は攪拌機である。この現像装置
においては、感光体ドラム1上には、公知の電子写真法
によって静電潜像が形成される。ホッパー2内には非磁
性一成分現像剤3が収容されており、非磁性一成分現像
剤3は、層規制部材4によって現像ローラー5上に一定
の層厚になるように担持されるとともに層規制部材4と
の摩擦により電荷が付与される。現像ローラー5は、感
光体ドラム1と120μm〜300μmの空隙を介して
設置されている。該現像ローラーには、直流または交流
電圧のバイアスを印加する。現像ローラー5に担持され
た非磁性一成分現像剤は、現像ローラー5の回転により
搬送されて、静電潜像を有する感光体ドラム1と現像ロ
ーラー5との電位差によって感光体ドラム1表面に飛翔
し、非接触で静電潜像の顕像化が行われる。
【0007】次に本発明でいう非磁性一成分現像剤を構
成する非磁性トナーについて詳述する。非磁性トナー
は、重合性単量体に着色剤を分散させた分散液に重合開
始剤を加えた後、水性媒質中で重合性単量体を懸濁重合
して得た着色粒子である。本発明に用いられる重合性単
量体としては、例えば下記の化合物があげられる。スチ
レン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−
メチルスチレン、p−メトキシスチレン、p−フェニル
スチレン、p−クロルスチレン、3,4ージクロルスチ
レン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチレ
ン、p−n−ブチルスチレン、p−tert−ブチルス
チレン、p−n−ヘキシルスチレン、p−n−オクチル
スチレン、p−n−ノニルスチレン、p−n−デシルス
チレン等のスチレン及びその誘導体;エチレン、プロピ
レン、ブチレン、イソブチレン等のエチレン不飽和モノ
オレフィン類;塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニ
ル、フッ化ビニル等のハロゲン化ビニル類;酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、ベンゾエ酸ビニル等の有機酸
ビニルエステル類;メタクリル酸、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタ
クリル酸n−ブチル、メタクリル酸n−オクチル、メタ
クリル酸ドデシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、
メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸フェニル、メタ
クリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチル
アミノエチル等のメタクリル酸及びその誘導体;アクリ
ル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸プロ
ピル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸ドデシル、
アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリ
ル、アクリル酸2−クロルエチル、アクリル酸フェニル
等のアクリル酸及びその誘導体;ビニルメチルエーテ
ル、ビニルエチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル
等のビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルヘ
キシルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等のビニル
ケトン類;N−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾー
ル、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドン等の
N−ビニル化合物;ビニルナフタリン類;アクリロニト
リル、メタクリロニトリル、アクリルアミド等。これら
のモノマーは、単独で、あるいは二種以上を組み合せて
用いられる。スチレンまたはスチレン誘導体を単独であ
るいは他のモノマーと混合して用いることが、非磁性ト
ナーの環境特性及び耐久性を高める上で好ましい。
成する非磁性トナーについて詳述する。非磁性トナー
は、重合性単量体に着色剤を分散させた分散液に重合開
始剤を加えた後、水性媒質中で重合性単量体を懸濁重合
して得た着色粒子である。本発明に用いられる重合性単
量体としては、例えば下記の化合物があげられる。スチ
レン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−
メチルスチレン、p−メトキシスチレン、p−フェニル
スチレン、p−クロルスチレン、3,4ージクロルスチ
レン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチレ
ン、p−n−ブチルスチレン、p−tert−ブチルス
チレン、p−n−ヘキシルスチレン、p−n−オクチル
スチレン、p−n−ノニルスチレン、p−n−デシルス
チレン等のスチレン及びその誘導体;エチレン、プロピ
レン、ブチレン、イソブチレン等のエチレン不飽和モノ
オレフィン類;塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニ
ル、フッ化ビニル等のハロゲン化ビニル類;酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、ベンゾエ酸ビニル等の有機酸
ビニルエステル類;メタクリル酸、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタ
クリル酸n−ブチル、メタクリル酸n−オクチル、メタ
クリル酸ドデシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、
メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸フェニル、メタ
クリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチル
アミノエチル等のメタクリル酸及びその誘導体;アクリ
ル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸プロ
ピル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸ドデシル、
アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリ
ル、アクリル酸2−クロルエチル、アクリル酸フェニル
等のアクリル酸及びその誘導体;ビニルメチルエーテ
ル、ビニルエチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル
等のビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルヘ
キシルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等のビニル
ケトン類;N−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾー
ル、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドン等の
N−ビニル化合物;ビニルナフタリン類;アクリロニト
リル、メタクリロニトリル、アクリルアミド等。これら
のモノマーは、単独で、あるいは二種以上を組み合せて
用いられる。スチレンまたはスチレン誘導体を単独であ
るいは他のモノマーと混合して用いることが、非磁性ト
ナーの環境特性及び耐久性を高める上で好ましい。
【0008】また、着色剤としては、例えば、カーボン
ブラック、アセチレンブラック、ランプブラック、チャ
ンネルブラック、アニリンブラック等の黒色着色剤や、
有彩色であればファーナルブルー、パーマネントブル
ー、ニグロシンブルー、フタロシアニン系シアン色顔
料、ローズベンガル、キサンテン系マゼンタ色染料、キ
ナクリドン系マゼンタ色顔料、モノアゾ系赤色顔料、ジ
スアゾ系黄色顔料等があげられるが、これらに限定され
るものではない。
ブラック、アセチレンブラック、ランプブラック、チャ
ンネルブラック、アニリンブラック等の黒色着色剤や、
有彩色であればファーナルブルー、パーマネントブル
ー、ニグロシンブルー、フタロシアニン系シアン色顔
料、ローズベンガル、キサンテン系マゼンタ色染料、キ
ナクリドン系マゼンタ色顔料、モノアゾ系赤色顔料、ジ
スアゾ系黄色顔料等があげられるが、これらに限定され
るものではない。
【0009】本発明を構成する非磁性トナーは下記の工
程を経て製造される。まず重合性単量体及び着色剤を含
む分散液を調製する。この時、着色剤を重合性単量体に
均一に分散させるため分散液に有機過酸化物を加えるこ
とが好ましい。特に最も長い炭素原子鎖の炭素原子数が
13以上のアルキル基を有する有機過酸化物が好まし
い。このような有機過酸化物としては、例えば下記の化
合物があげられる。ステアリルパーオキシド、パルミチ
ルパーオキシド、ベヘニルパーオキシド、ミリスチルパ
ーオキシド、ステアリルパーオキシフェノキシアセテー
ト、ミリスチルパーオキシフェノキシアセテート、α−
クミルパーオキシステアレート、α−クミルパーオキシ
ミリスチレート、t−ブチルパーオキシステアレート、
t−ブチルパーオキシミリスチレート、α−クミルパー
オキシベヘネート、α−クミルパーオキシセチレート、
t−ブチルパーオキシベヘネート、t−ブチルパーオキ
シセチレート等。上記の有機過酸化物の使用量は、重合
性単量体100重量部に対して0.01〜10重量部好
ましくは、0.1〜5重量部である。
程を経て製造される。まず重合性単量体及び着色剤を含
む分散液を調製する。この時、着色剤を重合性単量体に
均一に分散させるため分散液に有機過酸化物を加えるこ
とが好ましい。特に最も長い炭素原子鎖の炭素原子数が
13以上のアルキル基を有する有機過酸化物が好まし
い。このような有機過酸化物としては、例えば下記の化
合物があげられる。ステアリルパーオキシド、パルミチ
ルパーオキシド、ベヘニルパーオキシド、ミリスチルパ
ーオキシド、ステアリルパーオキシフェノキシアセテー
ト、ミリスチルパーオキシフェノキシアセテート、α−
クミルパーオキシステアレート、α−クミルパーオキシ
ミリスチレート、t−ブチルパーオキシステアレート、
t−ブチルパーオキシミリスチレート、α−クミルパー
オキシベヘネート、α−クミルパーオキシセチレート、
t−ブチルパーオキシベヘネート、t−ブチルパーオキ
シセチレート等。上記の有機過酸化物の使用量は、重合
性単量体100重量部に対して0.01〜10重量部好
ましくは、0.1〜5重量部である。
【0010】着色剤を重合性単量体中に分散させる方法
としては、分散液を攪拌しながら加熱する方法が用いら
れる。その際、超音波分散機等を併用してもよい。加熱
温度は40〜140℃であり、加熱時間は30分ないし
数時間である。次いで分散液に重合開始剤を加え、水性
媒質中で重合性単量体を懸濁重合させると非磁性トナー
が得られる。本発明に用いられる重合開始剤は、重合性
単量体に可溶であることが好ましい。このような重合開
始剤としては、2,2´−アゾビスイソブチロニトリ
ル、2,2´−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニト
リル)、2,2´−アゾビス−4−メトキシ−2,4−
ジメチルバレロニトリル、その他のアゾ系またはジアゾ
系重合開始剤;ベンゾイルパーオキサイド、メチルエチ
ルケトンパーオキサイド、イソプロピルパーオキシカー
ボネート、その他の過酸化物系重合開始剤等があげられ
る。本発明においては、分子量及び分子量分布を制御す
る目的で、または反応時間を制御する目的で、上記の重
合開始剤の2種以上を組み合わせ用いることが好まし
い。また、必要に応じて過硫酸アンモニウム、過硫酸カ
リウム等の水溶性重合開始剤を併用してもよい。重合開
始剤の使用量は、重合性単量体100重量部に対して通
常0.1〜20重量部、好ましくは、1〜5重量部であ
る。重合開始剤が0.1重量部未満では、生成物重合体
の分子量が非磁性トナーとしての特性を満足しないほど
分子量が大きくなり、一方、重合開始剤が20重量部を
越えると、重合生成物の分子量が低くなりすぎるため好
ましくない。
としては、分散液を攪拌しながら加熱する方法が用いら
れる。その際、超音波分散機等を併用してもよい。加熱
温度は40〜140℃であり、加熱時間は30分ないし
数時間である。次いで分散液に重合開始剤を加え、水性
媒質中で重合性単量体を懸濁重合させると非磁性トナー
が得られる。本発明に用いられる重合開始剤は、重合性
単量体に可溶であることが好ましい。このような重合開
始剤としては、2,2´−アゾビスイソブチロニトリ
ル、2,2´−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニト
リル)、2,2´−アゾビス−4−メトキシ−2,4−
ジメチルバレロニトリル、その他のアゾ系またはジアゾ
系重合開始剤;ベンゾイルパーオキサイド、メチルエチ
ルケトンパーオキサイド、イソプロピルパーオキシカー
ボネート、その他の過酸化物系重合開始剤等があげられ
る。本発明においては、分子量及び分子量分布を制御す
る目的で、または反応時間を制御する目的で、上記の重
合開始剤の2種以上を組み合わせ用いることが好まし
い。また、必要に応じて過硫酸アンモニウム、過硫酸カ
リウム等の水溶性重合開始剤を併用してもよい。重合開
始剤の使用量は、重合性単量体100重量部に対して通
常0.1〜20重量部、好ましくは、1〜5重量部であ
る。重合開始剤が0.1重量部未満では、生成物重合体
の分子量が非磁性トナーとしての特性を満足しないほど
分子量が大きくなり、一方、重合開始剤が20重量部を
越えると、重合生成物の分子量が低くなりすぎるため好
ましくない。
【0011】前記の懸濁重合反応は懸濁安定剤の存在下
に行うことが好ましい。一般に懸濁重合では懸濁安定剤
として分子中に親水性基と疎水性基を有する界面活性剤
が多く用いられる。懸濁安定剤は親水性基として、水酸
基、カルボキシル基及びその塩、スルホン基及びその塩
等の極性基を有し、疎水性基として、脂肪族及び芳香族
等の無極性基で構成されており、造粒工程により形成さ
れた単量体組成物粒子の合一を防ぎ、安定化する能力を
有する。このような懸濁安定剤としては例えば、ポリビ
ニルアルコール、カゼイン、ゼラチン、メチルセルロー
ス、メチルハイドロキシプロピルセルロース、エチルセ
ルロース等のセルロース誘導体、澱粉及びその誘導体、
ポリ(メタ)アクリル酸及びそれらの塩等があげられ
る。これらの懸濁安定剤は、重合反応中は液滴表面を被
覆し液滴の合一、集塊を防止する働きをしている。
に行うことが好ましい。一般に懸濁重合では懸濁安定剤
として分子中に親水性基と疎水性基を有する界面活性剤
が多く用いられる。懸濁安定剤は親水性基として、水酸
基、カルボキシル基及びその塩、スルホン基及びその塩
等の極性基を有し、疎水性基として、脂肪族及び芳香族
等の無極性基で構成されており、造粒工程により形成さ
れた単量体組成物粒子の合一を防ぎ、安定化する能力を
有する。このような懸濁安定剤としては例えば、ポリビ
ニルアルコール、カゼイン、ゼラチン、メチルセルロー
ス、メチルハイドロキシプロピルセルロース、エチルセ
ルロース等のセルロース誘導体、澱粉及びその誘導体、
ポリ(メタ)アクリル酸及びそれらの塩等があげられ
る。これらの懸濁安定剤は、重合反応中は液滴表面を被
覆し液滴の合一、集塊を防止する働きをしている。
【0012】また、本発明でいう非磁性トナーの製造に
あたっては、耐ブロッキング性、耐久性改善のため、ジ
ビニルベンゼン等の架橋剤を添加し懸濁重合を行っても
よい。更に必要に応じて、電荷制御剤を添加してもよ
い。このような電荷制御剤としては、正帯電性であれ
ば、ニグロシン系染料、第4級アンモニウム塩等、負帯
電性であれば、カルボキシル基、スルホン酸エステルま
たは含窒素基を有する有機化合物の金属錯体、含金属染
料等がある。本発明において、懸濁重合反応は、通常、
重合温度50℃以上で行われ、重合開始剤の分解温度を
考慮して温度を設定する。設定温度が高すぎると、重合
開始剤の急激な分解が生じ、分子量等に影響を与えるた
め好ましくない。そのほか水性媒質中に塩化ナトリウ
ム、硫酸ナトリウム等の中性塩を乳化防止の目的で加え
てもよい。また造粒工程により形成された単量体組成物
粒子の合一を防ぐ目的で、グリセリン、エチレングリコ
ール等の増粘剤を加えてもよい。
あたっては、耐ブロッキング性、耐久性改善のため、ジ
ビニルベンゼン等の架橋剤を添加し懸濁重合を行っても
よい。更に必要に応じて、電荷制御剤を添加してもよ
い。このような電荷制御剤としては、正帯電性であれ
ば、ニグロシン系染料、第4級アンモニウム塩等、負帯
電性であれば、カルボキシル基、スルホン酸エステルま
たは含窒素基を有する有機化合物の金属錯体、含金属染
料等がある。本発明において、懸濁重合反応は、通常、
重合温度50℃以上で行われ、重合開始剤の分解温度を
考慮して温度を設定する。設定温度が高すぎると、重合
開始剤の急激な分解が生じ、分子量等に影響を与えるた
め好ましくない。そのほか水性媒質中に塩化ナトリウ
ム、硫酸ナトリウム等の中性塩を乳化防止の目的で加え
てもよい。また造粒工程により形成された単量体組成物
粒子の合一を防ぐ目的で、グリセリン、エチレングリコ
ール等の増粘剤を加えてもよい。
【0013】前記の非磁性トナーは、体積平均粒子径で
12μm以下、好ましくは、3〜9.5μmの粒子径を
有するものがよい。3μm未満であると、十分な流動性
が得られない。一方、9.5μmより大きいと細線、文
字等の画素の再現性が悪くなる。
12μm以下、好ましくは、3〜9.5μmの粒子径を
有するものがよい。3μm未満であると、十分な流動性
が得られない。一方、9.5μmより大きいと細線、文
字等の画素の再現性が悪くなる。
【0014】次に前記非磁性トナーの表面に付着させる
微粒子について詳述する。本発明を構成する非磁性一成
分現像剤は、前記非磁性トナーの表面に酸化セリウムあ
るいは炭化ケイ素の微粒子及び磁性粒子の中から選ばれ
る少なくとも1種含有する微粒子を付着させるものであ
る。酸化セリウムあるいは炭化ケイ素の微粒子は、非磁
性トナー100重量部に対して0.1〜1重量部の範囲
で使用することが望ましい。0.1重量部未満では、酸
化セリウムあるいは炭化ケイ素の微粒子の層規制部材に
対する研磨効果が不十分で層規制部材に非磁性トナーが
融着しやすい。一方、1重量部より多いと添加過剰であ
り、非磁性一成分現像剤の帯電性を阻害する場合があ
る。また、磁性粒子は、非磁性トナー100重量部に対
して0.1〜5重量部の範囲で使用することが望まし
い。0.1重量部未満では、磁性粒子の層規制部材に対
する研磨効果が不十分で層規制部材に非磁性トナーが融
着しやすい。一方、5重量部より多いと添加過剰であ
り、非磁性一成分現像剤の帯電性を阻害する場合があ
る。磁性粒子としては、結晶学的にスピネル、ペロプス
カイト、六方晶、ガーネット、オルソフェライト構造を
有するフェライトやマグネタイト等が適用される。フェ
ライトの構造は、ニッケル、亜鉛、マンガン、マグネシ
ウム、銅、リチウム、バリウム、バナジウム、クロム、
カルシウム等の酸化物と3価の鉄酸化物との焼結体であ
る。酸化セリウムあるいは炭化ケイ素の微粒子及び磁性
粒子の粒子径は0.05〜2μmの範囲が望ましい。
0.05μm未満では、上記の層規制部材に対する研磨
効果が不十分で層規制部材に非磁性トナーが融着しやす
い。一方、2μmより大きいと非磁性トナー粒子への付
着性が悪く、分離、飛散したり、カブリの原因となる場
合がある。また、本発明でいう非磁性トナーの表面に付
着させる微粒子は、前記酸化セリウム、炭化ケイ素およ
び磁性粒子以外に、例えば疎水性アルミナ、カーボンブ
ラック、疎水性シリカ等の他の微粒子を非磁性トナーの
摩擦帯電の制御および導電性の制御の目的で混合して使
用してもよい。但し、この場合は、微粒子全体に占める
酸化セリウム、炭化ケイ素および磁性粒子からなる特定
粒子の比率は0.05重量%以上であることが望まし
い。
微粒子について詳述する。本発明を構成する非磁性一成
分現像剤は、前記非磁性トナーの表面に酸化セリウムあ
るいは炭化ケイ素の微粒子及び磁性粒子の中から選ばれ
る少なくとも1種含有する微粒子を付着させるものであ
る。酸化セリウムあるいは炭化ケイ素の微粒子は、非磁
性トナー100重量部に対して0.1〜1重量部の範囲
で使用することが望ましい。0.1重量部未満では、酸
化セリウムあるいは炭化ケイ素の微粒子の層規制部材に
対する研磨効果が不十分で層規制部材に非磁性トナーが
融着しやすい。一方、1重量部より多いと添加過剰であ
り、非磁性一成分現像剤の帯電性を阻害する場合があ
る。また、磁性粒子は、非磁性トナー100重量部に対
して0.1〜5重量部の範囲で使用することが望まし
い。0.1重量部未満では、磁性粒子の層規制部材に対
する研磨効果が不十分で層規制部材に非磁性トナーが融
着しやすい。一方、5重量部より多いと添加過剰であ
り、非磁性一成分現像剤の帯電性を阻害する場合があ
る。磁性粒子としては、結晶学的にスピネル、ペロプス
カイト、六方晶、ガーネット、オルソフェライト構造を
有するフェライトやマグネタイト等が適用される。フェ
ライトの構造は、ニッケル、亜鉛、マンガン、マグネシ
ウム、銅、リチウム、バリウム、バナジウム、クロム、
カルシウム等の酸化物と3価の鉄酸化物との焼結体であ
る。酸化セリウムあるいは炭化ケイ素の微粒子及び磁性
粒子の粒子径は0.05〜2μmの範囲が望ましい。
0.05μm未満では、上記の層規制部材に対する研磨
効果が不十分で層規制部材に非磁性トナーが融着しやす
い。一方、2μmより大きいと非磁性トナー粒子への付
着性が悪く、分離、飛散したり、カブリの原因となる場
合がある。また、本発明でいう非磁性トナーの表面に付
着させる微粒子は、前記酸化セリウム、炭化ケイ素およ
び磁性粒子以外に、例えば疎水性アルミナ、カーボンブ
ラック、疎水性シリカ等の他の微粒子を非磁性トナーの
摩擦帯電の制御および導電性の制御の目的で混合して使
用してもよい。但し、この場合は、微粒子全体に占める
酸化セリウム、炭化ケイ素および磁性粒子からなる特定
粒子の比率は0.05重量%以上であることが望まし
い。
【0015】非磁性トナーの表面に酸化セリウム、炭化
ケイ素あるいは磁性粒子を含有する微粒子を付着させる
手段としては、非磁性トナーと前記各粒子とを所定の比
率で混合してタービン型攪拌機、ヘンシェルミキサー、
スーパーミキサー等の攪拌機を用て攪拌する方法が挙げ
られる。また、前記攪拌手段として奈良機械製作所社製
のナラ・ハイブリダイゼーション・システムやホソカワ
ミクロン社製のオングミル等の表面改質機と呼ばれる装
置を用いてもよい。なお、本発明において非磁性トナー
の表面に前記粒子が付着されているとは、非磁性トナー
の方面に前記粒子がまぶされて付着された状態と、非磁
性トナーの表面に前記粒子の少なくとも一部が埋設して
固着した状態をいう。この場合、粒子を埋設して固着さ
せるには前記の奈良機械製作所社製のナラ・ハイブリダ
イゼーション・システムやホソカワミクロン社製のオン
グミル等の表面改質手段を用いる。
ケイ素あるいは磁性粒子を含有する微粒子を付着させる
手段としては、非磁性トナーと前記各粒子とを所定の比
率で混合してタービン型攪拌機、ヘンシェルミキサー、
スーパーミキサー等の攪拌機を用て攪拌する方法が挙げ
られる。また、前記攪拌手段として奈良機械製作所社製
のナラ・ハイブリダイゼーション・システムやホソカワ
ミクロン社製のオングミル等の表面改質機と呼ばれる装
置を用いてもよい。なお、本発明において非磁性トナー
の表面に前記粒子が付着されているとは、非磁性トナー
の方面に前記粒子がまぶされて付着された状態と、非磁
性トナーの表面に前記粒子の少なくとも一部が埋設して
固着した状態をいう。この場合、粒子を埋設して固着さ
せるには前記の奈良機械製作所社製のナラ・ハイブリダ
イゼーション・システムやホソカワミクロン社製のオン
グミル等の表面改質手段を用いる。
【0016】
【作用】層規制部材に対し、非磁性一成分現像剤の融着
を防ぐためには、非磁性一成分現像剤は層規制部材との
接触・摺動において、滑性が良好であることが必要であ
る。本発明を構成する懸濁重合法による非磁性トナー
は、球状物であるためその形状に由来して、層規制部材
との接触時における滑性が良好であるが、さらに非磁性
トナーに酸化セリウムあるいは炭化ケイ素の微粒子及び
磁性粒子の中から選ばれる少なくとも1種類を混合付着
することにより、非磁性トナーの層規制部材への現像剤
融着を防ぐことが可能となる。すなわち、現像ローラー
と層規制部材との圧接部において、層規制部材に圧着さ
れて融着した非磁性一成分現像剤の樹脂成分は、酸化セ
リウムあるいは炭化ケイ素の微粒子及び磁性粒子により
研磨され、上記の現像剤を構成する成分の融着を防ぐこ
とが可能となる。
を防ぐためには、非磁性一成分現像剤は層規制部材との
接触・摺動において、滑性が良好であることが必要であ
る。本発明を構成する懸濁重合法による非磁性トナー
は、球状物であるためその形状に由来して、層規制部材
との接触時における滑性が良好であるが、さらに非磁性
トナーに酸化セリウムあるいは炭化ケイ素の微粒子及び
磁性粒子の中から選ばれる少なくとも1種類を混合付着
することにより、非磁性トナーの層規制部材への現像剤
融着を防ぐことが可能となる。すなわち、現像ローラー
と層規制部材との圧接部において、層規制部材に圧着さ
れて融着した非磁性一成分現像剤の樹脂成分は、酸化セ
リウムあるいは炭化ケイ素の微粒子及び磁性粒子により
研磨され、上記の現像剤を構成する成分の融着を防ぐこ
とが可能となる。
【0017】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を説明する。な
お、実施例において部とは重量部を示す。 実施例1 スチレン800gとn−ブチルアクリレート200gの
混合液に過酸化ステアリル20gを溶解させ、さらにカ
ーボンブラック(三菱化成工業社製 #40)120g
と、ニグロシン系染料(オリエント化学社製 ボントロ
ンN04)30gを加えて攪拌した。さらに攪拌しなが
ら、この混合物を40℃で4時間加熱した。得られたス
ラリーに2,2´−アゾビスイソブチロニトリル25g
を混合溶解した。この溶液にポリアクリル酸水溶液(和
光純薬社製、約25%、8000〜12000cp、2
5℃)80gと、硫酸ナトリウム45gとを、蒸留水5
000gに溶解させた溶液を加えて、攪拌機(ホモミキ
サーM型)にて10000rpmで20分間攪拌し、重
合性単量体および着色剤を含む分散液を得た。この分散
液を、還流管を装備した5リットルのセパラブルフラス
コ容器に加えた。30分間反応容器内を窒素置換した
後、95℃まで加熱しながら直径50mmのタービン型
攪拌翼を持つ攪拌機で、300rpmで9時間攪拌し
た。その後攪拌を維持しながら、内溶液が室温になるま
で冷却し、重合粒子を濾別し、よく水洗した後乾燥させ
球形の非磁性トナーを得た。得られた球形の非磁性トナ
ーの粒子径をコールターカウンター(アパーチャー10
0μm)を用いて測定したところ、該非磁性トナーの体
積平均粒子径は、6.2μmであった。次に、この非磁
性トナー100部に対して、酸化セリウムの微粒子(ニ
ッキ社製 粒子径約0.5μm)0.1部を添加して、
ヘンシェルミキサーで2分間攪拌することで、本発明に
用いる非磁性一成分現像剤を得た。
お、実施例において部とは重量部を示す。 実施例1 スチレン800gとn−ブチルアクリレート200gの
混合液に過酸化ステアリル20gを溶解させ、さらにカ
ーボンブラック(三菱化成工業社製 #40)120g
と、ニグロシン系染料(オリエント化学社製 ボントロ
ンN04)30gを加えて攪拌した。さらに攪拌しなが
ら、この混合物を40℃で4時間加熱した。得られたス
ラリーに2,2´−アゾビスイソブチロニトリル25g
を混合溶解した。この溶液にポリアクリル酸水溶液(和
光純薬社製、約25%、8000〜12000cp、2
5℃)80gと、硫酸ナトリウム45gとを、蒸留水5
000gに溶解させた溶液を加えて、攪拌機(ホモミキ
サーM型)にて10000rpmで20分間攪拌し、重
合性単量体および着色剤を含む分散液を得た。この分散
液を、還流管を装備した5リットルのセパラブルフラス
コ容器に加えた。30分間反応容器内を窒素置換した
後、95℃まで加熱しながら直径50mmのタービン型
攪拌翼を持つ攪拌機で、300rpmで9時間攪拌し
た。その後攪拌を維持しながら、内溶液が室温になるま
で冷却し、重合粒子を濾別し、よく水洗した後乾燥させ
球形の非磁性トナーを得た。得られた球形の非磁性トナ
ーの粒子径をコールターカウンター(アパーチャー10
0μm)を用いて測定したところ、該非磁性トナーの体
積平均粒子径は、6.2μmであった。次に、この非磁
性トナー100部に対して、酸化セリウムの微粒子(ニ
ッキ社製 粒子径約0.5μm)0.1部を添加して、
ヘンシェルミキサーで2分間攪拌することで、本発明に
用いる非磁性一成分現像剤を得た。
【0018】実施例2 実施例1の非磁性トナーに対して、酸化セリウムの微粒
子(ニッキ社製 粒子径約0.5μm)0.3部と疎水
性アルミナ(日本アエロジル社製 RFY−C)0.1
5部とを同時に添加した他は実施例1と同様にして、本
発明に用いる非磁性一成分現像剤を得た。
子(ニッキ社製 粒子径約0.5μm)0.3部と疎水
性アルミナ(日本アエロジル社製 RFY−C)0.1
5部とを同時に添加した他は実施例1と同様にして、本
発明に用いる非磁性一成分現像剤を得た。
【0019】実施例3 実施例1の非磁性トナーに対して、酸化セリウムの微粒
子(ニッキ社製 粒子径約0.5μm)0.3部とカー
ボンブラック(三菱化成工業社製 #40)0.1部と
を同時に添加した他は実施例1と同様にして、本発明に
用いる非磁性一成分現像剤を得た。
子(ニッキ社製 粒子径約0.5μm)0.3部とカー
ボンブラック(三菱化成工業社製 #40)0.1部と
を同時に添加した他は実施例1と同様にして、本発明に
用いる非磁性一成分現像剤を得た。
【0020】実施例4 実施例1の非磁性トナーに対して、炭化ケイ素の微粒子
(白水化学工業社製粒子径約0.5μm)0.1部を添
加した他は実施例1と同様にして、本発明に用いる非磁
性一成分現像剤を得た。
(白水化学工業社製粒子径約0.5μm)0.1部を添
加した他は実施例1と同様にして、本発明に用いる非磁
性一成分現像剤を得た。
【0021】実施例5 実施例1の非磁性トナーに対して、炭化ケイ素の微粒子
(白水化学工業社製粒子径約0.5μm)0.3部と疎
水性アルミナ(日本アエロジル社製 RFY−C)0.
15部とを同時に添加した他は実施例1と同様にして、
本発明に用いる非磁性一成分現像剤を得た。
(白水化学工業社製粒子径約0.5μm)0.3部と疎
水性アルミナ(日本アエロジル社製 RFY−C)0.
15部とを同時に添加した他は実施例1と同様にして、
本発明に用いる非磁性一成分現像剤を得た。
【0022】実施例6 実施例1の非磁性トナーに対して、炭化ケイ素の微粒子
(白水化学工業社製粒子径約0.5μm)0.2部とカ
ーボンブラック(三菱化成工業社製 #40)0.1部
とを同時に添加した他は実施例1と同様にして、本発明
に用いる非磁性一成分現像剤を得た。
(白水化学工業社製粒子径約0.5μm)0.2部とカ
ーボンブラック(三菱化成工業社製 #40)0.1部
とを同時に添加した他は実施例1と同様にして、本発明
に用いる非磁性一成分現像剤を得た。
【0023】実施例7 実施例1の非磁性トナーに対して、磁性粒子(戸田工業
社製 EPT−500粒子径約0.5μm)0.3部を
添加した他は実施例1と同様にして、本発明に用いる非
磁性一成分現像剤を得た。
社製 EPT−500粒子径約0.5μm)0.3部を
添加した他は実施例1と同様にして、本発明に用いる非
磁性一成分現像剤を得た。
【0024】実施例8 実施例1の非磁性トナーに対して、磁性粒子(戸田工業
社製 EPT−500粒子径約0.5μm)0.5部と
疎水性アルミナ(日本アエロジル社製 RFY−C)
0.15部とを同時に添加した他は実施例1と同様にし
て、本発明に用いる非磁性一成分現像剤を得た。
社製 EPT−500粒子径約0.5μm)0.5部と
疎水性アルミナ(日本アエロジル社製 RFY−C)
0.15部とを同時に添加した他は実施例1と同様にし
て、本発明に用いる非磁性一成分現像剤を得た。
【0025】実施例9 実施例1の非磁性トナーに対して、磁性粒子(戸田工業
社製 EPT−500粒子径約0.5μm)0.5部と
カーボンブラック(三菱化成工業社製 #40)0.1
部とを同時に添加した他は実施例1と同様にして、本発
明に用いる非磁性一成分現像剤を得た。
社製 EPT−500粒子径約0.5μm)0.5部と
カーボンブラック(三菱化成工業社製 #40)0.1
部とを同時に添加した他は実施例1と同様にして、本発
明に用いる非磁性一成分現像剤を得た。
【0026】比較例1 下記の配合で原料を混合し、エクストルーダーにて熱溶
融混練を行った後、粉砕分級して平均粒子径が6.5μ
mの非磁性トナーを得た。該非磁性トナーをそのまま比
較用の非磁性一成分現像剤とした。
融混練を行った後、粉砕分級して平均粒子径が6.5μ
mの非磁性トナーを得た。該非磁性トナーをそのまま比
較用の非磁性一成分現像剤とした。
【0027】比較例2 比較例1の非磁性トナー100部に対して、疎水性アル
ミナ(日本アエロジル社製 RFY−C)0.3部を添
加して、実施例1と同様の方法で混合して、比較用の非
磁性一成分現像剤を得た。
ミナ(日本アエロジル社製 RFY−C)0.3部を添
加して、実施例1と同様の方法で混合して、比較用の非
磁性一成分現像剤を得た。
【0028】比較例3 実施例1の非磁性トナーをそのまま比較用の非磁性一成
分現像剤とした。
分現像剤とした。
【0029】以上の操作で得られた非磁性一成分現像剤
を用いて、図1に示す現像機構を有する市販の磁性プリ
ンター(商品名:L−880 京セラ社製)の改造機
(現像バイアスを直流電圧−100Vおよび感光体の表
面電位を−900Vに改造したもの)を用いて、プリン
トテストを行った。実施例1から実施例9の非磁性一成
分現像剤はいずれも層規制部材に現像剤が融着しなかっ
た。これに対し、比較例1から比較例3の非磁性一成分
現像剤は、層規制部材に現像剤が融着し飛散が発生し
た。また、転写紙に感光体ドラムから転写された非磁性
一成分現像剤のベタ画像をマクベス反射濃度計で測定し
た結果と非画像部をハンター色差計で測定したかぶりの
結果を表1に示した。表1から明らかなように本発明の
非磁性一成分現像方法は、比較例と比べると十分な画像
濃度を有することとかぶりが少ないことが確認された。
を用いて、図1に示す現像機構を有する市販の磁性プリ
ンター(商品名:L−880 京セラ社製)の改造機
(現像バイアスを直流電圧−100Vおよび感光体の表
面電位を−900Vに改造したもの)を用いて、プリン
トテストを行った。実施例1から実施例9の非磁性一成
分現像剤はいずれも層規制部材に現像剤が融着しなかっ
た。これに対し、比較例1から比較例3の非磁性一成分
現像剤は、層規制部材に現像剤が融着し飛散が発生し
た。また、転写紙に感光体ドラムから転写された非磁性
一成分現像剤のベタ画像をマクベス反射濃度計で測定し
た結果と非画像部をハンター色差計で測定したかぶりの
結果を表1に示した。表1から明らかなように本発明の
非磁性一成分現像方法は、比較例と比べると十分な画像
濃度を有することとかぶりが少ないことが確認された。
【0030】
【表1】
【0031】
【発明の効果】本発明は上記のように、懸濁重合法によ
る球形状の非磁性トナーに特定の微粒子を混合付着した
非磁性一成分現像剤を用いることにより、層規制部材に
現像剤の融着がなく、良好な現像特性が得られた。
る球形状の非磁性トナーに特定の微粒子を混合付着した
非磁性一成分現像剤を用いることにより、層規制部材に
現像剤の融着がなく、良好な現像特性が得られた。
【図1】図1は、本発明を実施するための非接触型の非
磁性一成分現像装置の概略断面図である。
磁性一成分現像装置の概略断面図である。
1 感光体ドラム 2 ホッパー 3 非磁性一成分現像剤 4 層規制部材 5 現像ローラー 6 現像剤の漏れ防止部材 7 攪拌機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 昌宏 静岡県静岡市用宗巴町3番1号 株式会社 巴川製紙所技術研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 非磁性一成分現像剤を現像ローラーに供
給し、層規制部材により該非磁性一成分現像剤の薄層を
現像ローラーの表面に形成するとともに電荷を与え、感
光体ドラムと現像ローラーとの電位差により該非磁性一
成分現像剤を飛翔させ静電潜像を保持する感光体ドラム
に非接触で現像し、ついで転写材に転写を行う非接触型
の非磁性一成分現像方法であって、前記非磁性一成分現
像剤が、懸濁重合法により得た非磁性トナーの表面に酸
化セリウム、炭化ケイ素及び磁性粒子の中から選ばれる
少なくとも1種を含有する微粒子が付着されているもの
であることを特徴とする非磁性一成分現像方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4358589A JP2750561B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 非磁性一成分現像方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4358589A JP2750561B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 非磁性一成分現像方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06202460A true JPH06202460A (ja) | 1994-07-22 |
| JP2750561B2 JP2750561B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=18460096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4358589A Expired - Fee Related JP2750561B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 非磁性一成分現像方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2750561B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10293418A (ja) * | 1997-04-21 | 1998-11-04 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 静電荷像現像用トナー及び該トナーを用いる画像形成方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03293364A (ja) * | 1990-04-11 | 1991-12-25 | Canon Inc | 画像形成方法 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP4358589A patent/JP2750561B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03293364A (ja) * | 1990-04-11 | 1991-12-25 | Canon Inc | 画像形成方法 |
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|---|---|---|---|---|
| JPH10293418A (ja) * | 1997-04-21 | 1998-11-04 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 静電荷像現像用トナー及び該トナーを用いる画像形成方法 |
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| JP2750561B2 (ja) | 1998-05-13 |
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