JPH06202909A - マイクロコンピュータおよびこれを備えた電子機器 - Google Patents
マイクロコンピュータおよびこれを備えた電子機器Info
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- JPH06202909A JPH06202909A JP4362033A JP36203392A JPH06202909A JP H06202909 A JPH06202909 A JP H06202909A JP 4362033 A JP4362033 A JP 4362033A JP 36203392 A JP36203392 A JP 36203392A JP H06202909 A JPH06202909 A JP H06202909A
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Landscapes
- Debugging And Monitoring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】暴走状態を検出して意図する安全な状態に復帰
させることができるマイクロコンピュータおよびこれを
用いた電子機器を提供する 【構成】メモリエリア11内において、プログラムエリ
ア11a以外の空きメモリエリア11bの最終番地近傍
に暴走処理命令を格納し、誤動作により空きメモリエリ
ア11bにおける無処理命令の番地をアクセスした場合
には、無処理命令を順次実行してプログラムカウンタ1
0の値を順次インクリメントし、無処理命令の実行を終
了した後に前記特定番地をアクセスして暴走処理命令を
実行する。
させることができるマイクロコンピュータおよびこれを
用いた電子機器を提供する 【構成】メモリエリア11内において、プログラムエリ
ア11a以外の空きメモリエリア11bの最終番地近傍
に暴走処理命令を格納し、誤動作により空きメモリエリ
ア11bにおける無処理命令の番地をアクセスした場合
には、無処理命令を順次実行してプログラムカウンタ1
0の値を順次インクリメントし、無処理命令の実行を終
了した後に前記特定番地をアクセスして暴走処理命令を
実行する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆる暴走防止機能
を有するマイクロコンピュータおよびこれを備えた電子
機器に関する。
を有するマイクロコンピュータおよびこれを備えた電子
機器に関する。
【0002】
【従来技術】近年のLSIマイクロプロセッサ等の開発
により、あらゆる分野の電気的、機械的制御のコンピュ
ータ化が可能となった。このようなマイクロプロセッサ
としてCPU(中央演算処理装置)を内蔵する小型のマ
イクロコンピュータ、例えば1チップマイクロコンピュ
ータが広く利用されている。一般に、マイクロコンピュ
ータは、所定の処理命令をROM(読み出し専用メモ
リ)などに予め書き込んでおくことによって、特定の処
理を行うコントローラとして種々の電子機器内に組み込
まれている。
により、あらゆる分野の電気的、機械的制御のコンピュ
ータ化が可能となった。このようなマイクロプロセッサ
としてCPU(中央演算処理装置)を内蔵する小型のマ
イクロコンピュータ、例えば1チップマイクロコンピュ
ータが広く利用されている。一般に、マイクロコンピュ
ータは、所定の処理命令をROM(読み出し専用メモ
リ)などに予め書き込んでおくことによって、特定の処
理を行うコントローラとして種々の電子機器内に組み込
まれている。
【0003】このようなマイクロコンピュータを用いて
電子機器などの制御を行う場合、信号線にノイズ等が乱
入する等何らかのプログラムの処理手順に異常が生じ、
マイクロコンピュータが暴走してしまうことがある。こ
のような場合、電子機器が誤動作を起こし、例えば石油
ストーブ等の電子機器においては、安全対策上、誤動作
による危険な状態の発生を防止する必要がある。
電子機器などの制御を行う場合、信号線にノイズ等が乱
入する等何らかのプログラムの処理手順に異常が生じ、
マイクロコンピュータが暴走してしまうことがある。こ
のような場合、電子機器が誤動作を起こし、例えば石油
ストーブ等の電子機器においては、安全対策上、誤動作
による危険な状態の発生を防止する必要がある。
【0004】従来からマイクロコンピュータの暴走を防
止する方法として次のような手法がある。即ち、実行さ
れるべき命令が格納されるROMには、各命令が記憶さ
れるプログラムメモリエリアと、各命令が記憶されてい
ない残余の空きメモリエリアとが存在する。この空きメ
モリエリアに予めNOP(ノーオペレーション:無処理
命令)を格納しておき、マイクロコンピュータが暴走し
て本来のプログラムメモリエリア以外の空きメモリエリ
アの番地をアクセスした場合にNOPを実行する。NO
Pの番地がアクセスされると、文字通り何の処理も実行
されずに、プログラムカウンタが順次インクリメントさ
れ、空きメモリエリアのNOPの番地が順次アクセスさ
れる。このようにNOPの番地がアクセスされている間
にマイクロコンピュータ内部の回路状態を整えることが
できるとともに、該空きメモリエリアの次に処理命令が
格納されていれば、この処理命令の番地をアクセスして
マイクロコンピュータを正常に動作させることができ
る。
止する方法として次のような手法がある。即ち、実行さ
れるべき命令が格納されるROMには、各命令が記憶さ
れるプログラムメモリエリアと、各命令が記憶されてい
ない残余の空きメモリエリアとが存在する。この空きメ
モリエリアに予めNOP(ノーオペレーション:無処理
命令)を格納しておき、マイクロコンピュータが暴走し
て本来のプログラムメモリエリア以外の空きメモリエリ
アの番地をアクセスした場合にNOPを実行する。NO
Pの番地がアクセスされると、文字通り何の処理も実行
されずに、プログラムカウンタが順次インクリメントさ
れ、空きメモリエリアのNOPの番地が順次アクセスさ
れる。このようにNOPの番地がアクセスされている間
にマイクロコンピュータ内部の回路状態を整えることが
できるとともに、該空きメモリエリアの次に処理命令が
格納されていれば、この処理命令の番地をアクセスして
マイクロコンピュータを正常に動作させることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような方法では、
空きメモリエリアの次にたとえば処理命令に必要なデー
タ等が格納されていた場合には、このデータの番地をア
クセスしてデータの値を処理命令として実行して、更に
別の暴走状態が発生することがある。また、空きメモリ
エリアの次に通常の処理命令が格納されていた場合で
も、この処理命令を実行することによってマイクロコン
ピュータ自体が正常な動作状態に復帰する保証はない。
むしろ、異常な状態で破壊されたフラグ等のデータが保
持されたままで何らかの処理命令の実行を再開すれば、
更なる重大な誤動作を誘発する要因となり、使用される
電子機器によっては安全対策上、極めて危険である。
空きメモリエリアの次にたとえば処理命令に必要なデー
タ等が格納されていた場合には、このデータの番地をア
クセスしてデータの値を処理命令として実行して、更に
別の暴走状態が発生することがある。また、空きメモリ
エリアの次に通常の処理命令が格納されていた場合で
も、この処理命令を実行することによってマイクロコン
ピュータ自体が正常な動作状態に復帰する保証はない。
むしろ、異常な状態で破壊されたフラグ等のデータが保
持されたままで何らかの処理命令の実行を再開すれば、
更なる重大な誤動作を誘発する要因となり、使用される
電子機器によっては安全対策上、極めて危険である。
【0006】本発明は、上述の課題を解決し、暴走状態
を検出して意図する安全な状態に復帰させることができ
るマイクロコンピュータおよびこれを用いた電子機器を
提供することである。
を検出して意図する安全な状態に復帰させることができ
るマイクロコンピュータおよびこれを用いた電子機器を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、実行すべき命
令の番地をアクセスするプログラムカウンタと、このプ
ログラムカウンタのアクセスする所定範囲の番地に対応
し、各種の命令が格納されているプログラムメモリエリ
アと、プログラムカウンタの指令するプログラムメモリ
エリア以外の空きメモリエリアであって、少なくとも該
空きメモリエリアの最終若しくはその近傍の番地を含む
特定番地には暴走処理命令が格納され、前記特定番地以
前の番地には無処理命令無処理命令が格納される空きメ
モリエリアとを有し、誤動作により空きメモリエリアに
おける無処理命令の番地をアクセスした場合には、無処
理命令を順次実行してプログラムカウンタの値を順次イ
ンクリメントし、無処理命令の実行を終了した後に前記
特定番地をアクセスして暴走処理命令を実行することを
特徴とするマイクロコンピュータである。
令の番地をアクセスするプログラムカウンタと、このプ
ログラムカウンタのアクセスする所定範囲の番地に対応
し、各種の命令が格納されているプログラムメモリエリ
アと、プログラムカウンタの指令するプログラムメモリ
エリア以外の空きメモリエリアであって、少なくとも該
空きメモリエリアの最終若しくはその近傍の番地を含む
特定番地には暴走処理命令が格納され、前記特定番地以
前の番地には無処理命令無処理命令が格納される空きメ
モリエリアとを有し、誤動作により空きメモリエリアに
おける無処理命令の番地をアクセスした場合には、無処
理命令を順次実行してプログラムカウンタの値を順次イ
ンクリメントし、無処理命令の実行を終了した後に前記
特定番地をアクセスして暴走処理命令を実行することを
特徴とするマイクロコンピュータである。
【0008】また、本発明は、実行すべき命令の番地を
アクセスするプログラムカウンタと、このプログラムカ
ウンタのアクセスする所定範囲の番地に対応し、各種の
命令が格納されているプログラムメモリエリアと、プロ
グラムカウンタの指令するプログラムメモリエリア以外
の空きメモリエリアであって、少なくとも該空きメモリ
エリアの最終若しくはその近傍の番地を含む特定番地に
は暴走処理命令が格納され、前記特定番地以前の番地に
は無処理命令が格納される空きメモリエリアとを有し、
誤動作により空きメモリエリアにおける無処理命令の番
地をアクセスした場合には、無処理命令を順次実行して
プログラムカウンタの値を順次インクリメントし、無処
理命令の実行を終了した後に前記特定番地をアクセスし
て暴走処理命令を実行するマイクロコンピュータを備え
たことを特徴とする電子機器である。
アクセスするプログラムカウンタと、このプログラムカ
ウンタのアクセスする所定範囲の番地に対応し、各種の
命令が格納されているプログラムメモリエリアと、プロ
グラムカウンタの指令するプログラムメモリエリア以外
の空きメモリエリアであって、少なくとも該空きメモリ
エリアの最終若しくはその近傍の番地を含む特定番地に
は暴走処理命令が格納され、前記特定番地以前の番地に
は無処理命令が格納される空きメモリエリアとを有し、
誤動作により空きメモリエリアにおける無処理命令の番
地をアクセスした場合には、無処理命令を順次実行して
プログラムカウンタの値を順次インクリメントし、無処
理命令の実行を終了した後に前記特定番地をアクセスし
て暴走処理命令を実行するマイクロコンピュータを備え
たことを特徴とする電子機器である。
【0009】
【作用】本発明に従えば、空きメモリエリアの少なくと
も最終若しくはその近傍の番地を含む特定番地には、暴
走処理命令を格納し、空きメモリエリアの前記特定番地
以外の番地には無処理命令を格納するようにしたので、
本来プログラムメモリエリアの所定の番地をアクセスす
べきところをいわゆる暴走等の誤動作によって空きメモ
リエリアにアクセスした場合には、通常、空きメモリエ
リア内の無処理命令の番地をアクセスすることになる。
このような状態になれば、無処理命令を順次実行してプ
ログラムカウンタに格納している値を順次インクリメン
トして無処理命令の実行を終了し、その次に前記特定番
地をアクセスして暴走処理命令を実行する。
も最終若しくはその近傍の番地を含む特定番地には、暴
走処理命令を格納し、空きメモリエリアの前記特定番地
以外の番地には無処理命令を格納するようにしたので、
本来プログラムメモリエリアの所定の番地をアクセスす
べきところをいわゆる暴走等の誤動作によって空きメモ
リエリアにアクセスした場合には、通常、空きメモリエ
リア内の無処理命令の番地をアクセスすることになる。
このような状態になれば、無処理命令を順次実行してプ
ログラムカウンタに格納している値を順次インクリメン
トして無処理命令の実行を終了し、その次に前記特定番
地をアクセスして暴走処理命令を実行する。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例であるマイクロコ
ンピュータの電気的構成を示すブロック図である。マイ
クロコンピュータ1は、プログラムが予め格納されてい
るROM(読み出し専用メモリ)6、その内容を順次読
み出して実行するCPU5、各種ワーキングエリアとし
て用いられるRAM(読み出し/書込み可能なメモリ)
7、外部装置等に接続に対するI/Oポート8などから
構成される。
ンピュータの電気的構成を示すブロック図である。マイ
クロコンピュータ1は、プログラムが予め格納されてい
るROM(読み出し専用メモリ)6、その内容を順次読
み出して実行するCPU5、各種ワーキングエリアとし
て用いられるRAM(読み出し/書込み可能なメモリ)
7、外部装置等に接続に対するI/Oポート8などから
構成される。
【0011】次に図2に基づいてプログラムカウンタ1
0およびメモリエリア11について説明する。
0およびメモリエリア11について説明する。
【0012】プログラムカウンタ10は、メモリエリア
11に格納されている命令の実行順序を制御するもので
あり、クロック信号によって、その内容が順次更新され
る。このプログラムカウンタ10の値は、実行する命令
のアドレス(ROM上の番地)を示すものである。従っ
て、プログラムカウンタの値が例えば「100」であれ
ば、メモリエリア11の「100」番地に格納されてい
る命令を実行する。このようにしてプログラムカウンタ
10の指令によってその番地に格納されている命令を順
次実行していく。
11に格納されている命令の実行順序を制御するもので
あり、クロック信号によって、その内容が順次更新され
る。このプログラムカウンタ10の値は、実行する命令
のアドレス(ROM上の番地)を示すものである。従っ
て、プログラムカウンタの値が例えば「100」であれ
ば、メモリエリア11の「100」番地に格納されてい
る命令を実行する。このようにしてプログラムカウンタ
10の指令によってその番地に格納されている命令を順
次実行していく。
【0013】本実施例では、プログラムカウンタ10を
10ビットの容量とし、「0」〜「1023」番地まで
の指令が行えるものとして説明する。メモリエリア11
のプログラムエリア11aには、該マイクロコンピュー
タを本格的に動作させる処理命令が格納され、メモリエ
リア11の残余のエリア(空きメモリエリア11b)に
は、NOPおよび後述の暴走処理命令が格納されてい
る。
10ビットの容量とし、「0」〜「1023」番地まで
の指令が行えるものとして説明する。メモリエリア11
のプログラムエリア11aには、該マイクロコンピュー
タを本格的に動作させる処理命令が格納され、メモリエ
リア11の残余のエリア(空きメモリエリア11b)に
は、NOPおよび後述の暴走処理命令が格納されてい
る。
【0014】本実施例では、メモリエリア11の「0」
〜「711」番地までが前記プログラムメモリエリア1
1aに対応しており、プログラムカウンタ10の値が
「712」以上の場合にはプログラムエリア11aには
アクセスされることはなく、従って処理命令も実行され
ない。「712」〜「1023」番地は、空きメモリエ
リア11bが対応しておりNOPは「712」〜「10
20」番地に格納され、暴走処理命令は特定番地である
「1021」〜「1023」番地に格納されている。
〜「711」番地までが前記プログラムメモリエリア1
1aに対応しており、プログラムカウンタ10の値が
「712」以上の場合にはプログラムエリア11aには
アクセスされることはなく、従って処理命令も実行され
ない。「712」〜「1023」番地は、空きメモリエ
リア11bが対応しておりNOPは「712」〜「10
20」番地に格納され、暴走処理命令は特定番地である
「1021」〜「1023」番地に格納されている。
【0015】プログラムメモリエリア11aに格納され
る処理命令とは、たとえば電子機器内のパルスモータの
回転速度を制御するための処理命令や、データ伝送制御
を行う際の伝送速度を制御するための処理命令などであ
る。空きメモリエリア11bに格納されるNOPがアク
セスされると文字通り、何の処理も行わず、プログラム
カウンタ10がインクリメントされていくのみである。
る処理命令とは、たとえば電子機器内のパルスモータの
回転速度を制御するための処理命令や、データ伝送制御
を行う際の伝送速度を制御するための処理命令などであ
る。空きメモリエリア11bに格納されるNOPがアク
セスされると文字通り、何の処理も行わず、プログラム
カウンタ10がインクリメントされていくのみである。
【0016】このようなマイクロコンピュータにおい
て、正常な動作時には、プログラムカウンタ10は、
「0」〜「711」の値しか示さず、従ってプログラム
メモリエリア11a内の処理命令のみをアクセスしてお
り、空きメモリエリア11bをアクセスすることはな
い。しかしながら、たとえば外乱ノイズ等によって該マ
イクロコンピュータがいわゆる暴走状態に陥った場合に
は、前記プログラムメモリエリア11a以外のエリア、
すなわち空きメモリエリア11bへのアクセスが行われ
ることがある。本発明では、このように、本来アクセス
されるはずのない空きメモリエリア11bがアクセスさ
れたときに、該マイクロコンピュータが暴走状態にある
とみなし、これを防止すべく空きメモリエリア11bに
暴走処理命令を予め格納している。
て、正常な動作時には、プログラムカウンタ10は、
「0」〜「711」の値しか示さず、従ってプログラム
メモリエリア11a内の処理命令のみをアクセスしてお
り、空きメモリエリア11bをアクセスすることはな
い。しかしながら、たとえば外乱ノイズ等によって該マ
イクロコンピュータがいわゆる暴走状態に陥った場合に
は、前記プログラムメモリエリア11a以外のエリア、
すなわち空きメモリエリア11bへのアクセスが行われ
ることがある。本発明では、このように、本来アクセス
されるはずのない空きメモリエリア11bがアクセスさ
れたときに、該マイクロコンピュータが暴走状態にある
とみなし、これを防止すべく空きメモリエリア11bに
暴走処理命令を予め格納している。
【0017】すなわち、空きメモリエリア11bの「7
12」〜「1020」番地のいずれかにアクセスされる
と、対応する番地のNOPが出力され、プログラムカウ
ンタ10がインクリメントされる。これによって次の番
地のNOPが出力されるとともに再びプログラムカウン
タ10がインクリメントされる。こうしてNOPが格納
されている番地が「1020」番地まで順次アクセスさ
れた後に、暴走処理命令が格納されている「1021」
〜「1023」番地がアクセスされ、暴走処理命令が出
力される。このように該マイクロコンピュータが暴走し
て空きメモリエリア11bにアクセスされると、NOP
が実行された後に暴走処理命令がアクセスされ、暴走処
理を確実に行える。
12」〜「1020」番地のいずれかにアクセスされる
と、対応する番地のNOPが出力され、プログラムカウ
ンタ10がインクリメントされる。これによって次の番
地のNOPが出力されるとともに再びプログラムカウン
タ10がインクリメントされる。こうしてNOPが格納
されている番地が「1020」番地まで順次アクセスさ
れた後に、暴走処理命令が格納されている「1021」
〜「1023」番地がアクセスされ、暴走処理命令が出
力される。このように該マイクロコンピュータが暴走し
て空きメモリエリア11bにアクセスされると、NOP
が実行された後に暴走処理命令がアクセスされ、暴走処
理を確実に行える。
【0018】暴走処理命令の内容は、該マイクロコンピ
ュータが制御すべき電子機器の種類等に応じて種々の態
様が考えられるが、具体的には次のような内容がある。
ュータが制御すべき電子機器の種類等に応じて種々の態
様が考えられるが、具体的には次のような内容がある。
【0019】(暴走処理命令)該マイクロコンピュー
タをリセットするリセット命令に相当する命令である。
たとえば、「0」番地にアドレスジャンプする命令であ
る。また、プリセット可能なオーバーフロー付きカウン
タを設け、異常が発生してカウンタがオーバーフローが
生じたときに、システムに異常があったことを外部に知
らせるとともに、異常時の処理をさせるためのいわゆる
ウォッチドッグタイマ内臓のマイクロコンピュータで
は、該暴走処理命令に対応する番地にアクセスされた場
合には再び自己の番地にアクセスする命令を暴走処理命
令として格納する。こうすると該暴走処理命令がアクセ
スされると無限ループを作り、ウォッチドックタイマが
起動して適切な処理が行われる。さらに、該マイクロコ
ンピュータ内に設けられている複数のリセットラインの
うちの特定のリセットラインのみをリセットする命令で
も良い。
タをリセットするリセット命令に相当する命令である。
たとえば、「0」番地にアドレスジャンプする命令であ
る。また、プリセット可能なオーバーフロー付きカウン
タを設け、異常が発生してカウンタがオーバーフローが
生じたときに、システムに異常があったことを外部に知
らせるとともに、異常時の処理をさせるためのいわゆる
ウォッチドッグタイマ内臓のマイクロコンピュータで
は、該暴走処理命令に対応する番地にアクセスされた場
合には再び自己の番地にアクセスする命令を暴走処理命
令として格納する。こうすると該暴走処理命令がアクセ
スされると無限ループを作り、ウォッチドックタイマが
起動して適切な処理が行われる。さらに、該マイクロコ
ンピュータ内に設けられている複数のリセットラインの
うちの特定のリセットラインのみをリセットする命令で
も良い。
【0020】(暴走処理命令)例えば、炊飯器、石油
ストーブ等の異常時に危険な状態に陥りやすい電子機器
に適用される場合には、該システムを安全動作状態にし
た後にストップさせるいわゆるフェールセーフに相当す
る命令を格納する。具体的には、例えば割り込み処理命
令を伴い、この割り込み処理により関連する機能を安全
動作状態にした後に、該マイクロコンピュータ自体の動
作を停止させる等の命令などである。
ストーブ等の異常時に危険な状態に陥りやすい電子機器
に適用される場合には、該システムを安全動作状態にし
た後にストップさせるいわゆるフェールセーフに相当す
る命令を格納する。具体的には、例えば割り込み処理命
令を伴い、この割り込み処理により関連する機能を安全
動作状態にした後に、該マイクロコンピュータ自体の動
作を停止させる等の命令などである。
【0021】(暴走処理命令)該マイクロコンピュー
タが暴走状態にあることを外部に知らせる命令を格納す
る。具体的には暴走検出信号を出力する割り込み処理命
令を格納する。
タが暴走状態にあることを外部に知らせる命令を格納す
る。具体的には暴走検出信号を出力する割り込み処理命
令を格納する。
【0022】暴走処理命令としては、以上のような態様
があるが、これに限ることなく、他の態様の処理命令で
も良く、また本実施例では暴走処理命令は「1021」
〜「1023」番地の3番地分の命令としたが、1番地
分の命令でも良く、4番地分以上であっても良い。さら
に、暴走処理命令は空きメモリエリア11bの最終番地
に格納する必要はなく、空きメモリエリア11bの途中
番地に格納してもよく、その次の番地にたとえば処理命
令、または各種データ等を格納しても良い。
があるが、これに限ることなく、他の態様の処理命令で
も良く、また本実施例では暴走処理命令は「1021」
〜「1023」番地の3番地分の命令としたが、1番地
分の命令でも良く、4番地分以上であっても良い。さら
に、暴走処理命令は空きメモリエリア11bの最終番地
に格納する必要はなく、空きメモリエリア11bの途中
番地に格納してもよく、その次の番地にたとえば処理命
令、または各種データ等を格納しても良い。
【0023】メモリエリア11に各命令を格納する際に
は、いわゆるマニュアル動作にて行っても良いが、アセ
ンブラ・コンパイラ、リンカ等のプログラムによって行
うことも可能である。この場合には、少なくとも(I)
メモリエリア11のうちの対象エリアを設定し、(I
I)空きメモリエリア11bに格納すべきデータを決
め、(III)そのデータを、設定された空きメモリエ
リアに格納する手順が必要となる。
は、いわゆるマニュアル動作にて行っても良いが、アセ
ンブラ・コンパイラ、リンカ等のプログラムによって行
うことも可能である。この場合には、少なくとも(I)
メモリエリア11のうちの対象エリアを設定し、(I
I)空きメモリエリア11bに格納すべきデータを決
め、(III)そのデータを、設定された空きメモリエ
リアに格納する手順が必要となる。
【0024】図3は、本発明の一実施例のマイクロコン
ピュータ1が内蔵された炊飯器20の電気的構成を示す
ブロック図である。
ピュータ1が内蔵された炊飯器20の電気的構成を示す
ブロック図である。
【0025】炊飯器20に内蔵されたマイクロコンピュ
ータ1には、炊き上げ時間、炊き方等のデータを入力す
るキー入力手段21、時刻等を表示する表示部22、ヒ
ータ23を駆動する駆動回路24、たとえばヒータ23
の温度を検出するセンサ25が接続され、該炊飯器全体
を制御している。
ータ1には、炊き上げ時間、炊き方等のデータを入力す
るキー入力手段21、時刻等を表示する表示部22、ヒ
ータ23を駆動する駆動回路24、たとえばヒータ23
の温度を検出するセンサ25が接続され、該炊飯器全体
を制御している。
【0026】このような炊飯器20に適用されるマイク
ロコンピュータ1では、たとえば上記暴走処理命令を
予め格納しておけば、仮に該マイクロコンピュータ1が
暴走したとしても、フェールセーフな状態に設定された
後に、全体が停止されるので、火災等の発生を未然に防
止できる。本実施例では、炊飯器について説明したが、
これに限らず、TV、VTR、リモートコントロール装
置、石油ストーブ等の各種電子機器に適用されるのは言
うまでもない。
ロコンピュータ1では、たとえば上記暴走処理命令を
予め格納しておけば、仮に該マイクロコンピュータ1が
暴走したとしても、フェールセーフな状態に設定された
後に、全体が停止されるので、火災等の発生を未然に防
止できる。本実施例では、炊飯器について説明したが、
これに限らず、TV、VTR、リモートコントロール装
置、石油ストーブ等の各種電子機器に適用されるのは言
うまでもない。
【発明の効果】以上のように本発明に従えば、本来プロ
グラムメモリエリアの所定の番地をアクセスすべきとこ
ろを、いわゆる暴走等の誤動作によって空きメモリエリ
アにアクセスした場合には、空きメモリエリア内の無処
理命令を順次実行した後に、暴走処理命令を確実に実行
することができるので、上述した暴走状態を防止するこ
とができる。また、前記暴走処理命令を実行した後に、
例えばプログラムメモリエリア内の所定の番地をアクセ
スするように設定すれば、暴走状態が発生しても、暴走
処理命令を実行して確実に暴走処理を行った後に正常な
状態に復帰することになるので、暴走発生後の悪影響を
排除することができる。
グラムメモリエリアの所定の番地をアクセスすべきとこ
ろを、いわゆる暴走等の誤動作によって空きメモリエリ
アにアクセスした場合には、空きメモリエリア内の無処
理命令を順次実行した後に、暴走処理命令を確実に実行
することができるので、上述した暴走状態を防止するこ
とができる。また、前記暴走処理命令を実行した後に、
例えばプログラムメモリエリア内の所定の番地をアクセ
スするように設定すれば、暴走状態が発生しても、暴走
処理命令を実行して確実に暴走処理を行った後に正常な
状態に復帰することになるので、暴走発生後の悪影響を
排除することができる。
【図1】本発明の一実施例のマイクロコンピュータの構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】プログラムカウンタおよびメモリエリアの概念
図である。
図である。
【図3】本発明の一実施例のマイクロコンピュータが内
蔵された炊飯器の電気的構成を示すブロック図である。
蔵された炊飯器の電気的構成を示すブロック図である。
1 ・・・マイクロコンピュータ 10 ・・・プログラムカウンタ 11 ・・・メモリエリア 11a・・・プログラムメモリエリア 11b・・・空きメモリエリア
Claims (2)
- 【請求項1】 実行すべき命令の番地をアクセスするプ
ログラムカウンタと、 このプログラムカウンタのアクセスする所定範囲の番地
に対応し、各種の命令が格納されているプログラムメモ
リエリアと、 プログラムカウンタの指令するプログラムメモリエリア
以外の空きメモリエリアであって、少なくとも該空きメ
モリエリアの最終若しくはその近傍の番地を含む特定番
地には暴走処理命令が格納され、前記特定番地以前の番
地には無処理命令が格納される空きメモリエリアとを有
し、 誤動作により空きメモリエリアにおける無処理命令の番
地をアクセスした場合には、無処理命令を順次実行して
プログラムカウンタの値を順次インクリメントし、 無処理命令の実行を終了した後に前記特定番地をアクセ
スして暴走処理命令を実行することを特徴とするマイク
ロコンピュータ。 - 【請求項2】 実行すべき命令の番地をアクセスするプ
ログラムカウンタと、 このプログラムカウンタのアクセスする所定範囲の番地
に対応し、各種の命令が格納されているプログラムメモ
リエリアと、 プログラムカウンタの指令するプログラムメモリエリア
以外の空きメモリエリアであって、少なくとも該空きメ
モリエリアの最終若しくはその近傍の番地を含む特定番
地には暴走処理命令が格納され、前記特定番地以前の番
地には無処理命令が格納される空きメモリエリアとを有
し、 誤動作により空きメモリエリアにおける無処理命令の番
地をアクセスした場合には、無処理命令を順次実行して
プログラムカウンタの値を順次インクリメントし、無処
理命令の実行を終了した後に前記特定番地をアクセスし
て暴走処理命令を実行するマイクロコンピュータを備え
たことを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4362033A JPH06202909A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | マイクロコンピュータおよびこれを備えた電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4362033A JPH06202909A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | マイクロコンピュータおよびこれを備えた電子機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06202909A true JPH06202909A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=18475685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4362033A Pending JPH06202909A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | マイクロコンピュータおよびこれを備えた電子機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06202909A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015120081A (ja) * | 2015-04-02 | 2015-07-02 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP4362033A patent/JPH06202909A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015120081A (ja) * | 2015-04-02 | 2015-07-02 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
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