JPH06205162A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH06205162A
JPH06205162A JP5015096A JP1509693A JPH06205162A JP H06205162 A JPH06205162 A JP H06205162A JP 5015096 A JP5015096 A JP 5015096A JP 1509693 A JP1509693 A JP 1509693A JP H06205162 A JPH06205162 A JP H06205162A
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JP5015096A
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English (en)
Inventor
Toshio Hayashi
俊男 林
Shinobu Arimoto
忍 有本
Hiroshi Tanioka
宏 谷岡
和夫 ▲吉▼永
Kazuo Yoshinaga
Tetsuya Nagase
哲也 永瀬
Tsutomu Utagawa
勉 歌川
Nobuatsu Sasanuma
信篤 笹沼
Takehiko Nakai
中井  武彦
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to US08/174,435 priority patent/US5724152A/en
Priority to DE69329990T priority patent/DE69329990T2/de
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Priority to CA002112734A priority patent/CA2112734C/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可視及び可視以外の光を簡単な構成で読み取
ること。 【構成】 少なくとも2ラインの読み取り画素列(10
0、101)を有し、第1のラインの画素列のうちの1
部ないしは全部の画素の読み取り情報によって、可視光
領域以外の画像情報を得、第2のラインの画素列によっ
て可視光領域の画像情報を得ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可視及び可視以外の光
情報を読み取る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機の高画質化、カラー化に伴
い、特に紙幣や印紙や有価証券の偽造の危惧が生じてい
る。一方、紙幣等の認識については、例えば紙幣の印鑑
のパターンを検出するなど様々な方式が考案されてい
る。
【0003】さらには、原稿の絵柄が特定の色味で形成
されていることを利用して、その原稿の色味から紙幣等
を認識する方式も本出願人により提案されている。
【0004】また、紙幣そのものにも紫外線を照射する
ことにより可視光を反射する蛍光インクで特定のマーク
を印刷して、本物と偽造紙幣の識別を可能にしている物
もある。
【0005】また、特定のマークの形成方法として、赤
外線を吸収する特性を有するインクを用いることも本出
願人により提案されている。
【0006】このような赤外光を検出する装置では、通
常のカラー画像形成のための読み取りセンサと赤外光検
出用の読み取りセンサをモノリシックに構成して、共通
の光学系を用いることにより装置の小型化や容易な光学
調整を実現することが特願平4−286350号公報に
おいて提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】このような赤外情
報と可視情報を各々読み取るセンサを同一チップ上にモ
ノリシックに構成する場合、センサの配置のしたかによ
って、例えば、センサの大型化につながったり、あるい
は、センサ間の読み取り位置のずれを補正するための構
成が大きくなってしまうなどの問題があった。
【0008】そこで、本発明は可視及び可視以外の光を
簡単な構成で読み取ることのできる画像読取装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題を解決
するため、本発明の画像読取装置は、少なくとも2ライ
ンの読み取り画素列を有し、第1のラインの画素列のう
ちの1部ないしは全部の画素の読み取り情報によって、
可視光領域以外の画像情報を得、第2のラインの画素列
によって可視光領域の画像情報を得ることを特徴とす
る。
【0010】
【実施例】以下、好ましい実施例に基づき、本発明を説
明する。
【0011】以下の実施例では本発明の適用例として複
写装置が示されるが、これに限る物ではなく例えばイメ
ージスキャナ等他の種々の装置に適応出来ることは勿論
である。
【0012】(実施例1)図5に本発明の実施例の装置
の外観図を示す。(イメージスキャナ部の構成)図5に
おいて201はイメージスキャナ部であり、原稿を読み
取り、デジタル信号処理行う部分である。また、202
はプリンタ部であり、イメージスキャナ201により読
み取られた原稿画像に対応した画像を用紙にフルカラー
でプリント出力する部分である。
【0013】イメージスキャナ部201において、20
0は鏡面厚板であり、原稿台ガラス(以下プラテン)2
03上の原稿204は、ハロゲンランプ205の光で照
射され、原稿からの反射光は、カラーセンサ(本実施例
では、CCDラインセンサーを用いる)210上に像を
結び、フルカラー情報レッド(R)、グリーン(G)、
ブルー(B)成分、及び赤外成分(IR)が、信号処理
部211に送られる。なお、読み取り部207は速度v
で、カラーセンサの電気的走査方向(以下、主走査方
向)に対して垂直方向(以下、副走査方向)に機械的に
動くことにより、原稿全面を走査する。
【0014】信号処理部211では読み取られた信号を
電気的に処理し、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエ
ロー(Y)、ブラック(BK)の各成分に分解し、面順
次にプリンタ部202に送出する。
【0015】(プリンタ部202の構成)イメージスキ
ャナ部201より送られてくるM、C、Y、BKの画像
信号は、レーザドライバ212に送られる。レーザドラ
イバ212は信号に応じ、半導体レーザ213を変調駆
動する。レーザ光はポリゴンミラー214、f−θレン
ズ215、ミラー216を介し、感光ドラム217上を
走査する。
【0016】218は回転現像器であり、マゼンタ現像
器219、シアン現像器220、イエロー現像器22
1、ブラック現像器222、より構成され、4つの現像
器が交互に感光ドラムに接し、感光ドラム217上に形
成されたM、C、Y、BKの静電潜像を対応するトナー
で現像する。
【0017】223は転写ドラムで、用紙カセット22
4または225より給紙された用紙をこの転写ドラム2
23に巻き付け、感光ドラム217上に現像されたトナ
ー像を用紙に転写する。
【0018】このようにしてM、C、Y、BKの4色が
順次転写された後に、用紙は定着ユニット226を通過
して排紙される。
【0019】以上をもって、装置のおおまかな構成であ
るスキャナ部とプリンタ部の説明を終了する。
【0020】次に、イメージスキャナ部201の詳細な
説明に移る。
【0021】さて、紙幣等を検出する方法の1つとし
て、紙幣等に蛍光塗料で印刷されているパターンを認識
する手法が提案されているが、このような塗料が発する
蛍光スペクトル分布は赤外または紫外の不可視光領域に
ある。このため、この不可視光領域の情報を読み取るた
めに、赤外光または紫外光のみを透過するフィルタを光
路中に入れた読み取り系を有する読み取り装置が考えら
れる。
【0022】例えば、図2に示すように照明光源20に
より照明された原稿台21上に置かれた原稿22の画像
を読み取る際、ハーフミラー23を透過した画像情報を
カラーセンサ24で読み取り、また一方ハーフミラー2
3によって反射した画像情報を赤外光あるいは紫外光に
対応する所望のスペクトル領域のみを透過するフィルタ
ー25を介して白黒センサ26で読み取る、という読み
取り系により、原稿22のカラー画像情報はカラーセン
サ24により得ることができ、原稿22中に印刷されて
いる不可視光情報は白黒センサ26により得ることがで
きる。このような構成をとることにより、一般原稿のカ
ラー画像読み取りを行う一方で、不可視光情報が印刷さ
れた紙幣等が読み取られようとしたときには、その判別
も同時に行われるため、偽造紙幣の発生を抑えることが
できる。
【0023】しかしながら、図2の構成による読み取り
系はセンサを2組具備し、2系統の読み取り系が必要と
なるためコスト高になるとともに、構成が複雑になる、
という欠点がある。この欠点を解消するために、カラー
センサ内部にR(レッド)G(グリーン)B(ブルー)
の色分解を行う画素の他に、図2に示したフィルタ25
の特性を持つフィルタが貼られた画素を合わせ持つこと
により前述の欠点が解消される。このようなカラーセン
サの構成について図3を用いて説明する。図3(a)
は、一般的なカラーセンサの構成を表し、(b)は不可
視情報を読み取る画素が設けられたカラーセンサの構成
を表している。一般的なカラーセンサは、図3(a)に
示すように画素毎にR、G、B、G、B…というよう
に、RGBのフィルタが順次蒸着されており、RGBの
3画素を1組にし、これを最小単位1絵素として、カラ
ーセンサ上に結像する画像情報を色分解することによ
り、カラー画像の読み取りを可能ならしめている。
【0024】一方、不可視情報を読み取る画素を設けた
図3(b)のカラーセンサは、不可視情報が赤外光の場
合、R、G、B、IR、R、G、B、IR…というよう
にフィルタが蒸着されている(IRは赤外光透過フィル
タ)。このRGBIRを最小単位1絵素として色分解を
行うとともに、赤外領域の読み取りを可能ならしめてい
るわけである。しかしながら、図3(b)の構成を持つ
カラーセンサはそれぞれの画素の出力信号のダイナミッ
クレンジが、図3(a)の構成のカラーセンサのそれよ
りも著しく低くなるという欠点がある。
【0025】図4を用いてこの欠点を説明する。図4
(a)は一般的なカラーセンサの1絵素を表す図であ
る。読み取り部の解像度が400dpi(1インチあた
り400ドット)であると考えると1絵素の読み取り領
域は25.4mm/400=63.5μmとなり、RG
B1画素あたり21.1μm×63.5μmとなる。こ
れに対して、図4(b)は、図3(b)に示した構成を
持つカラーセンサの1絵素を表す図であるが400dp
iの解像度を実現するためには、図に示すように1画素
あたり15.8μm×63.5μmの画素になるため、
画素が受光する光量が従来の75%に低下する。このた
め、それぞれの画素が出力する信号のダイナミックレン
ジは著しく減少する。特に、赤外領域を読み取る画素I
Rは可視光成分を全てカットするので、照明光源のスペ
クトル分布によっては、ほとんど信号が得られなくな
る、ということも考えられる。この問題を解消するため
に、本実施例で、ほぼ無色透明の赤外蛍光塗料により紙
幣等に印刷された特定パターンを検出する際に、カラー
センサ内に不可視情報を読み取る画素列を、従来の色分
解画素列と別個に設けている。そして、それぞれの画素
列の情報を逐次比較しながら赤外蛍光塗料パターンの有
無を検知するようにしている。
【0026】しかし、画素列の隔たりを補正するライン
バッファで位置補正を行っても、最小の補正単位は1画
素であるため、1画素以下の補正ができないので正確な
位置補正を行うことができない。
【0027】そこで、2列の画素列の画素列間距離をセ
ンサの画素ピッチの整数倍に定め、上述の問題点を解決
している。
【0028】また、上述の様に2列の構成では、画素列
の隔たりを補正するようラインバッファが高価であるた
め、コストアップの要因となってしまう。
【0029】そこで、読み取りの順番は、まず色分解画
素列によって読み取りを行い、次に不可視情報読み取り
画素列による読み取りを行う。そして、2列の画素列の
画素列間距離の補正は、色分解画素列の画像情報を情報
処理する際に発生するライン遅延によって補正されるよ
う制御することにより、上述の問題点を解決している。
【0030】以上の考え方に基づく実施例を具体的に説
明する。
【0031】本実施例におけるカラーセンサ210の構
成を図1に示す。カラーセンサ210は、第1の画素列
100と第2の画素列101により構成されている。第
1の画素列は画素毎にRフィルタ102、Gフィルタ1
03、Bフィルタ104ガR、G、B、R、G、B…と
いうように順次蒸着されており、RGB3画素を1組と
した1絵素105を、最小読み取り領域とする読み取り
系を構成している。各画素毎に蒸着してあるフィルタの
分光特性を図6に、ハロゲンランプ205の発光分布特
性を図7に示す。図6においては700nm以上の相対
感度特性が示されていないが、それぞれのフィルタには
図9に示す約700nm以上の成分をカットする赤外カ
ットフィルタの特性を含んでいるため700nm以上の
相対感度はほぼ零と考えてよい。また一方、第2の画素
列101は第1の画素列100の画素ピッチの3倍の画
素ピッチで画素が並んでいる。即ち、第2の画素ピッチ
は第1の画素列100の絵素ピッチと同じピッチで画素
が並んでいる。第2の画素列101には図8に示す特性
を有する可視光カットフィルタが蒸着してあるので、画
素列101では、700nm以下の成分がカットされ、
赤外成分の読み取りが行われる。第1の画素列100と
第2の画素列101の画素の寸法と、位置関係を図10
に示す。ここでは、読み取り部が400dpi(dot
per inch)の解像度を有しているものとし、
さらに説明を簡潔にするために、光学系は等倍光学系を
用いているものとして説明する。
【0032】400dpiの解像度を実現するために
は、最小読み取り領域は63.5μm×63.5μmと
なるので図10中、R画素102、G画素103、B画
素104はそれぞれ21.1μm×63.5μmとな
り、IR画素は63.5μm×63.5μmとなる。画
素列100と画素列101の距離は、127μmを設定
している。即ち、画素列100または画素列101の丁
度2ライン分の距離を隔てていることになる。画素列1
00と画素列101の読み取り信号は、それぞれ信号処
理部211に送出されるよう制御されている。
【0033】次にパターン認識のシーケンスについて順
を追って説明する。本実施例においては偽造防止の対象
となる原稿の一例として、複写禁止原稿を用いて説明す
るが本発明はかかる対象に限定されるものではなく、各
国銀行券等の紙幣、または有価証券等にも適用されるこ
とはもちろんである。
【0034】(原稿)図11(a)は赤外光塗料であら
かじめ登録されているパターン631が印刷された複写
禁止原稿(以下原稿と記す)630である。原稿630
上には、パターン631以外に、一般的なインクで文字
やイメージ632が印刷されている。印刷する赤外蛍光
塗料は、塗料が放射する蛍光が約700nm以上の赤外
光であり、400〜700nmの帯域に感度を有する人
間の目にはほぼ無色透明に見え、認識が極めて困難であ
る。また、この赤外蛍光塗料は、ある帯域を持つ励起光
を照射すると、ある特定波長の蛍光を発光するという特
徴がある。蛍光の発光特性を図12に示す。601は赤
外蛍光塗料が持つ、波長に対する吸光度を表す図であ
る。この蛍光剤が赤外光を含む光(スペクトル分布は図
中602、縦軸は発光強度を表す)を受けると、特性曲
線601に従った帯域の光を吸収し、スペクトル分布が
図中603で表される蛍光を発光する(縦軸は発光強度
を表す)。蛍光剤の一般的な特徴として、励起光を吸収
すると蛍光剤内部分子のエネルギー遷移により、放射光
のエネルギーが小さくなる。この放射光はエネルギーが
小さくなった分励起光の波長よりも大きい波長で蛍光と
して発光するという特性がある。図12の例では、励起
光のピーク波長と蛍光ピーク波長は約100nmずれて
いる。前述の蛍光スペクトル603は、CCD210内
の画素列101により、可視光成分をカットし、蛍光の
スペクトル成分のみを抽出できる。
【0035】(プリスキャン)イメージスキャナ部20
1は、原稿630を複写する前処理として、プリスキャ
ンを行う。プリスキャンについて説明する。
【0036】まず、ランプ205は図13に示すよう
に、プラテン203の一部に貼り付けてある白色シェー
ディング板640を照射する。白色シェーディグ板64
0の反射画像は、レンズ209を介してCCD210上
に結像する。CCD210の画素列100及び画素列1
01で読み取られた白色シェーディング板640の画像
は信号処理部211において信号処理がなされ、ランプ
205の照明ムラ、及びCCD210上の画素列100
及び画素列101の感度ムラ補正データが作成され、そ
れぞれの画素列につき保存される。このあと、読み取り
部207は図の矢印mの方向へ速度vのスピードで不図
示の駆動系によって機械的に動くことにより、原稿全面
を走査する。このとき、CCD210中の画素列100
で読み取られた原稿630の画像は、信号処理部211
において原稿濃度の最大値及び最小値がサンプルされ、
複写時のプリント濃度設定値が演算される。このあと、
読み取り部207は、図13の矢印nの方向へ速度vの
スピードにより、不図示の駆動系によって機械的に動
き、読み取り開始位置、即ちホームポジションに戻る動
作に移行する。
【0037】(原稿の複写およびパターン検知)前述の
シェーディング補正データ作成処理が終了した後、読み
取り部207はホームポジションに復帰し、原稿630
の読み取りを開始すると同時に、原稿630にパターン
631の有無検出を行う。パターンの有無はCCD21
0内の画素列100の読み取り情報と、画素列101の
読み取り情報の比較により行われる。画像を再生するた
めの画像読み取りは、画素列100により行われ、パタ
ーン631を検知する画像読み取りは、画素列101に
より行われる。読み取られた信号を信号処理する、信号
処理部211の説明を行う。図14に信号処理部211
のブロック図を示す。
【0038】まず、画素列100の信号処理系について
説明する。画素列100より出力されるアナログ信号
は、CCD210の駆動信号に同期して、RGBの順に
画像信号が入力する。画像信号は3つのサンプルホール
ド回路121a〜121cに同時に入力する。サンプル
ホールド回路121aでは、R信号が入力するタイミン
グでサンプル信号が発生し、次のR信号が入力するまで
は、サンプルした信号のアナログレベルを保持する機能
を持つ。同様に、サンプルホールド回路121bでは、
G信号が入力するタイミングでサンプル信号が発生し、
サンプルホールド回路121cでは、B信号が入力する
タイミングでサンプル信号が発生する。その結果、サン
プルホールド回路121a〜121cからは、それぞれ
R信号、G信号、B信号が出力される。それぞれの信号
は図に示すように、A/D変換器122a〜122cに
入力し、アナログ画像信号が8ビットのディジタル画像
信号に変換される。これらのデジィタル信号は、シェー
ディング補正回路124a〜cに入力し、シェーディン
グ補正が施される。シェーディング補正は、前述した
(プリスキャン)の項で説明した補正処理であり、作成
された補正データはRGBそれぞれのデータがRAM1
23に保持されている。画像の読み取りが行われている
ときは、RAM123より1画素毎の補正データが順次
シェーディング補正回路124a〜124cに入力し、
データの補正が行われる。シェーディング補正回路12
4a〜124cから出力する画像信号は、5×5エッジ
強調回路125に入力される。5×5エッジ強調回路
(以降、エッジ強調回路)125は読み取った画像の輪
郭を強調するための回路であり、以下の画像処理により
実現される。図15にエッジ強調回路125の構成図を
示す。エッジ強調回路はRGBの色毎に行うが、ここで
はそのうちの1色分についての回路を表している。勿
論、他の2回路についても全く同様の構成であることは
言うまでもない。
【0039】図15中、131〜134はCCD210
中の画素列100の1ラインのデータを保持できる容量
を持つFIFOである。4つのFIFOの結線は図に示
すとおりであり、よってFIFO131に第nライン目
の画素列データが入力するとき、FIFO131からは
第(n−1)ライン目、FIFO132からは第(n−
2)ライン目、FIFO133からは第(n−3)ライ
ン目、FIFO134からは第(n−4)ライン目のデ
ータが出力している。入力信号及びFIFO131〜F
IFO134の出力信号はディレイ回路135に入力す
る。ディレイ回路135は入力する第m番目の画素信号
に対して数段の画素遅延回路を有しており、第m番目の
画素データとともに、第(m−1)番目、第(m−2)
番目、第(m−3)番目、第(m−4)番目の画素デー
タを演算回路136に入力する。よって、演算回路13
6には都合25画素分のデータが入力している。入力す
るデータのマップを図16に示す。ハッチングをかけた
注目画素に対して、周囲24画素のデータが演算回路1
36に入力している。演算回路136では注目画素のデ
ータを25倍したデータを演算し、その値から、その他
の周囲画素のデータを減算したデータを出力する。即
ち、注目画素のデータが周囲画素のデータより大きい場
合は、注目画素のデータはより大きくなり、注目画素の
データが周囲画素のデータより小さい場合は、注目画素
のデータはより小さくなる。このような処理を行うこと
により、画像の輪郭部のコントラストが大きくなり、再
生画像のメリハリが強調される。エッジ強調が施された
画像データは、輝度−濃度変換を行うlog変換部12
7、最適な相関色補正を行うマスキング変換部128を
介して、プリンタ部に送出される。以上で、画素列10
0の信号処理部の説明を終了する。次に、画素列101
の信号処理系についての説明を行う。基本的には画素列
100の信号処理系と同じであるが、画像再生が目的と
なる信号処理系でないので、エッジ強調回路は割愛して
ある。シェーディング補正回路124dから出力された
データは信号比較回路126に入力する。もう一方の入
力であるデータはエッジ強調回路の出力であるが、エッ
ジ強調回路における注目画素は図16から明らかなよう
に、第(n−2)ライン目のデータである。本来、画素
列100のデータと画素列101のデータを比較するた
めには、図10に示したように、2ライン分の隔たりが
あるため、これを解消するためのラインバッファが必要
であるが、画素列100にエッジ強調を施したために、
ちょうど原稿上で同一の箇所を読み取った読み取りデー
タがそれぞれ入力している。信号比較回路126では、
画素列100と画素列101の画素データを順次比較
し、比較結果を不図示のCPUに出力する。
【0040】即ち、読み取った原稿630上にパターン
631がなければ、カラーセンサ210の画素列101
で読み取られる画像信号は全面ほとんど黒レベルに等し
い。しかしながら、パターン631が原稿630上に存
在すれば、その部分のみ蛍光を発し、画素列101によ
り白データが発生する。パターン631を含む原稿63
0が、画素列101によって読み取られた様子を図11
(b)に、画素列100によって読み取られた様子を図
11(c)に示す。図中パターン631の箇所は画素列
101の出力が白レベルであるのに対し、その他の領域
633は黒レベルとなっていることがわかる。よって、
信号比較回路126では、画素列100の読み取りデー
タが黒でなく、かつ画素列101の読み取りデータが白
であるときはパターン631が存在すると判定できるの
で、このような画素の数が一定レベル以上に達したと
き、不図示のCPUは、直ちに原稿の複写を中止するよ
うプリンタ202を制御する。
【0041】(実施例2)上述の実施例では、画素列1
01で読み取ることができる波長域は700nm以上の
領域であるが赤外蛍光塗料の発光スペクトル分布は図9
に示したように、800nmにピークを持つ極めて狭い
バンド幅をもつ特性である。よって、使用される照明光
源によっては1000nmを越える領域にまでエネルギ
ーを持つことが考えられる。このような光源を使用する
と、800nm以上の不要なエネルギーのために蛍光の
判別が困難になるために、画素列101には図17に示
す特性を持つ、遠赤外カットフィルタを挿入することが
望ましい。画素列100については、画素表面に蒸着し
てあるフィルタによって、すでに遠赤外光はカットされ
ているので、この遠赤外カットフィルタは光路中のどの
位置にあっても構わない。例えば、レンズ209の前後
に配置すれば、後で原稿に印刷する蛍光塗料の蛍光特性
が変わってもフィルタ交換が容易に行えるため極めて都
合が良い。
【0042】(実施例3)以上の実施例では、カラーセ
ンサの構成を図1に示した構成により説明したが、本発
明は図1の構成に限るものではない。例えば、図18に
示すように、第1のライン160にR画素とG画素を配
し、第2のライン161にB画素とIR画素を配するよ
うに構成してもよい。この場合、4種類の画素の画素サ
イズが全て等しくなるので、光源の特性によって、4種
類の画素のダイナミックレンジが等しくとれる場合は、
こちらの構成が望ましい場合もある。一般的にはB画素
信号のダイナミックレンジは小さいので、図19のよう
に、B画素の画素を大きくとってもよい。
【0043】(実施例4)上述の実施例では、画素列1
00と画素列101のライン位置補正を5×5エッジ強
調回路に使用するFIFOを利用するよう説明したが、
本件はエッジ強調回路のFIFOのみを利用するもので
はない。例えば、誤差拡散処理などのFIFOを使用す
る画像処理回路を用いたものであれば何でも良い。
【0044】(実施例5)上述の実施例では、信号比較
回路の信号比較のみでパターンの判定を行ったが、信号
比較の結果抽出された画像の形状によりパターンマッチ
ングを行い、原稿複写の制御を行ってもよい。この場
合、パターンマッチング回路が大規模かつ複雑になる
が、パターン形状による原稿の種類が判別できるので、
例えば社内原稿(秘密原稿)についてはパスワード入力
によって、複写を許可し、一方有価証券等については一
切複写を許可しない等の制御が可能になる。
【0045】以上説明したように、赤外蛍光塗料により
あらかじめ設定されたパターンを複写禁止原稿に印刷
し、複写機側に赤外蛍光読み取り手段を具備した装置に
よる原稿読み取りを行う読み取り系において、カラーセ
ンサ内に不可視情報を読み取る画素列を、従来の色分解
画素列と別個に設けることにより、読み取り系の光路を
簡潔にできるとともに、赤外成分の読み取りを行う画素
の出力ダイナミックレンジを大きくとることができる。
また、赤外成分の読み取り画素列と、可視成分の読み取
り画素列の隔たりを読み取り系の解像度の整数倍に設定
することによって、隔たりをラインバッファ等で電気的
に補正することが可能になり、同一の領域を読み取った
2つの画素列の信号比較を容易に行うことができる。ま
た、エッジ強調回路等のFIFOを共用することによっ
て、前述のラインバッファを削減することも可能であ
る。
【0046】なお、上述の実施例では、可視光を読み取
る画素列を先行させて読み取りを行うことにしたが、例
えは、1画素につき、IR8bit、R、G、B各8b
itの画像データが発生することを考慮すれば、IRを
含む画素列を先行させることにより、遅延用のメモリの
容量を減少させることがである。
【0047】固体撮像装置としては、上述の電荷結合素
子(CCD)型の他、MOS型或いは発明者大見忠弘及
び田中信義に付与された米国特許第4,791,469
号の明細書に記載されている光トランジスタのエミッタ
に容量負荷を接続した増幅型の装置を用いても良い。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、可視及び
可視以外の光を簡単な構成で読み取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカラーセンサの構成を示す
図。
【図2】従来の読み取り系を示す図。
【図3】従来のカラーセンサの構成を示す図。
【図4】従来のカラーセンサの画素寸法を示す図。
【図5】本発明を実施した複写機の構成を表す図。
【図6】RGBフィルタの分光特性を示す図。
【図7】ハロゲンランプの発光分布特性を示す図。
【図8】可視カットフィルタの特性を示す図。
【図9】赤外カットフィルタの特性を示す図。
【図10】本発明を実施したカラーセンサの画素寸法等
を示す図。
【図11】原稿、及び原稿の読み取り状態を表す図。
【図12】蛍光塗料の蛍光特性を表す図。
【図13】シェーディング補正の動作を表す図。
【図14】信号処理部211のブロック図。
【図15】エッジ強調回路の構成図。
【図16】画素データのマップ図。
【図17】遠赤外カットフィルタの特性を表す図。
【図18】他の実施例を示す図。
【図19】他の実施例を示す図。
【符号の説明】
100〜101 画素列 102 Rフィルタ 103 Gフィルタ 104 Bフィルタ 105 1絵素領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/33 (72)発明者 ▲吉▼永 和夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 永瀬 哲也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 歌川 勉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 笹沼 信篤 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 中井 武彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2ラインの読み取り画素列を
    有し、第1のラインの画素列のうち1部ないしは全部の
    画素の読み取り情報によって、可視光領域以外の画像情
    報を得、第2のラインの画素列によって可視光領域の画
    像情報を得ることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の画素列と第2の画素列の画素
    列間距離は、第1または第2の画素列の画素ピッチの整
    数倍であることを特徴とする請求項1記載の画像読取装
    置。
  3. 【請求項3】 原稿画像の読み取りは、機械的な走査に
    よって、まず前記第2の画素列により読み取りが行わ
    れ、その後前記第1の画素列により読み取りが行われる
    ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 原稿画像の読み取りは、機械的な走査に
    よって、まず前記第1の画素列により読み取りが行わ
    れ、その後前記第2の画素列により読み取りが行われる
    ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
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DE69329990T DE69329990T2 (de) 1993-01-01 1993-12-31 Bildlesevorrichtung und Bildverarbeitungsvorrichtung
EP93310641A EP0605259B1 (en) 1993-01-01 1993-12-31 Image reading apparatus and image processing apparatus
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