JPH06206817A - 医薬組成物 - Google Patents

医薬組成物

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JPH06206817A
JPH06206817A JP5256174A JP25617493A JPH06206817A JP H06206817 A JPH06206817 A JP H06206817A JP 5256174 A JP5256174 A JP 5256174A JP 25617493 A JP25617493 A JP 25617493A JP H06206817 A JPH06206817 A JP H06206817A
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water
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JP5256174A
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English (en)
Inventor
Richard W Baker
ウイリアム ベイカー リチヤード
James W Brooke
ウイリアム ブルツク ジエームス
Kelly L Smith
リンカーン スミス ケリー
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Wellcome Foundation Ltd
Original Assignee
Wellcome Foundation Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 有効成分としてビュプロピオン塩酸塩を含有
する医薬組成物が提供される。 【構成】 制御された方法で継続的に有効成分を放出す
ることのできる固型状の医薬担体を用いて有効成分を製
剤化することにより、有効成分としてビュプロピオン塩
酸塩を含有する優れた医薬組成物が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、調節された方法で有効
成分の連続的放出を可能にする新規な組成物、その様な
組成物の製造、および医学、獣医学その他の分野におけ
るその使用に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第3,845,770号および
第3,916,899号は、有効成分と、有効成分を包
み且つ通路を与える半透膜とからなる組成物または装置
に関する。使用に際して、組成物は、膜を透過または拡
散して、有効成分を溶解する流体と接触させられる。こ
の様にして、有効成分の溶液が通路を通って周囲の流体
中に排出または放出される効果のある浸透圧勾配が膜を
横切って成立する。米国特許第4,160,452号お
よび第4,200,098号は、通路または出入口がま
た溶液の排出に使用される類似の組成物に関する。すべ
てこれらの組成物または装置は、組成物の使用の前に、
例えばドリルによる穴あけによって、通路または出入口
を作られる必要があるという不利を免れない。
【0003】米国特許第4,016,880号は、半透
膜または半透壁が構造的に弱い場所を与えられている組
成物または調剤に関する。使用の際に形成される浸透圧
勾配の結果、膜は弱い場所で破れ、それによりその場所
で通路を形成し、それを通って溶液が排出される。この
組成物の短所は、溶液の排出を容易に調節できないとい
うことである。J.Pharm.Sci、1983、
/7、p.772−775は、その中に粒状の水溶性
細孔形成物質が分散されているポリ塩化ビニルによって
被覆された錠剤に関する。使用の際、水性液が粒状の水
溶性細孔形成物質を溶解して、高度に多孔性の膜をその
場で生成させる。水性液は次に、かくして形成された細
孔を通って膜内の錠剤に到達して、それを溶解し、生成
した溶液は細孔を通って膜の外へ排出される。この組成
物の短所もまた、溶液の排出を容易に調節できないこと
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的の一つ
は、有効成分の溶液を調節された方法で連続的に排出す
ることを可能にする組成物を提供することである。ま
た、前述の多くの従来技術による組成物に要求される、
例えば穴あけのような、後続の製造工程を何も必要とせ
ず、簡単に且つ再現可能に製造することのできる組成物
を提供することも本発明の一つの目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、水溶
性の有効成分を含有する配合物、該配合物を包む半透
膜、およびその膜の中に分散された粒状の水溶性細孔形
成物質からなり、それによって水性環境内における使用
の際、細孔形成物質は溶解されて半透膜の中に細孔を作
り、有効成分は溶液中に溶解され、かくして該溶液と水
性環境との間に膜を横切る浸透圧勾配を生じ、水性環境
からの水が半透膜を通り拡散して有効成分と接触し、同
時に有効成分の溶液は半透膜の細孔を通って水性環境の
中へ排出される、水性環境内の使用のための組成物を提
供する。
【0006】水溶性有効成分を含有する配合物の例に
は、一つまたはそれ以上の賦形剤を任意に混合した有効
成分の圧縮された形態、および後に定義するような、水
透過性の重合体の被覆を有するプリルシード(pril
l seed)が含まれ、後者のシードまたは被覆、あ
るいはその両方の中に有効成分が分散されている。前者
の場合、圧縮された形態は、好ましくは、錠剤または丸
剤であり、また賦形剤の好ましい例には、浸透増進剤お
よび標準的配合用賦形剤、例えば充填材および結合剤、
が含まれる。この様な錠剤または丸剤の剤形は薬剤学の
技術において即知の標準的技法に従って調製される。
【0007】ここにおいて使用されるように、前述の重
合体で被覆されたプリルシードとして使われるプリルシ
ードとは固体の粒子であって、その最大寸法は0.1〜
4.0mm、通例0.2〜0.3mmである。プリルシード
は通常実質的に球形であるが、卵形あるいは不規則な形
でさえあってよく、また一般にカプセル剤形において使
用される。プリルシードの好ましい例には、スクロース
およびマンニトールのような糖、澱粉、塩化ナトリウム
のような塩、およびワックスから製造されるものが含ま
れる。もし有効成分が高い水溶性を有する場合には、プ
リルシードは低い水溶性であってよいし、あるいは実に
水に不溶性であってさえもよい。他方、もし有効成分が
低い水溶性を有する場合には、水性環境内におけるその
使用の間、組成物内の浸透圧を増加させるように、プリ
ルシードが高い水溶性を有することが望ましい。そのよ
うなプリルシードの調製は薬剤学の技術において即知の
標準的技法に従って行うことができる。あるいは、多種
多様のプリルシードを市場で入手することができる。例
えば、Ingredient Technology
Corporation,Pennsauken,Ne
w Jersey,U.S.A.から入手できる。
【0008】前述の重合体で被覆されたプリルシードに
使用される水透過性の重合体被覆は、後に半透膜に関連
して述べるものと同じ重合体物質であるが、水に対して
比較的高い透過性を有する重合体であることが望まし
い。後者の物質の例には酢酸セルロースが含まれる。ま
た、有効成分はプリルシードの内部よりもむしろ重合体
物質の中に分散されることが望ましい。そのような場
合、有効成分の0.5〜5.0重量部が重合体各1部に
つき通常使用される。重合体で被覆されたプリルシード
は薬剤学の技術において即知の標準的技法によって調製
することができる。例えば、プリルシードは有効成分を
任意に含有する(これも溶液状態に、そうでなければ懸
濁状態に)重合体の溶液で被覆してもよい。そのような
コーチングは通常流動床コーターで行なわれ、その中で
コーチング溶液を浮遊させる空気流中に噴霧することに
よってプリルシードを被覆する。
【0009】配合物が重合体で被覆されたプリルシード
である組成物は、ここで述べるように、配合物が圧縮さ
れた形態、例えば錠剤または丸剤である相当する組成物
に優る多くの利点を有している。例えば、ある一定の用
量の前者の組成物は、同用量の後者の組成物よりも大き
い表面積を有し、それ故これが低い水溶性を有する有効
成分に関して利益がある。すなわち、組成物の表面積が
大きい程、それだけ多くの有効成分を、しかも速い速度
で溶解することができる。
【0010】本発明の組成物に使用される水溶性の有効
成分の例には、人間および動物用医薬の分野および農業
の分野に使用される水溶性の有効成分、例えば栄養剤、
殺虫剤、殺菌剤、除草剤、除藻剤、ビタミン、肥料、お
よび土壌の微量鉱物または元素が含まれる。そのような
有効成分の特別な例としては、d−プソイドエフェドリ
ン塩酸塩、ビュプロピオン塩酸塩、可溶性カリウム塩類
(例えば、塩化カリウム、クエン酸カリウム、グルコン
酸カリウム)、クロルフェニラメンマレイン酸塩、プロ
プラノロール塩酸塩、シメチジン、フェニルプロパノー
ルアミン塩酸塩、デキストロメトルファン臭酸塩、アス
コルビン酸、アスピリン、アセタミノフェン、コデイン
塩類、メトミール、硫酸銅および硝酸アンモニウムが含
まれる。
【0011】ここに使用されるように、浸透増進剤とは
高いモル水溶解度を有する物質であり、また水性環境内
における本発明の組成物の使用に際して、水性環境の浸
透圧に比較して組成物内の浸透圧を増加させることので
きる物質である。浸透増進剤の例には、スクロース、ラ
クトース、フルクトースおよびマンニトールのような
糖、および塩化ナトリウム、塩化カリウムおよび炭酸ナ
トリウムのような塩が含まれる。ここに使用されるよう
に、半透膜とは、水に対しては透過性があるが、有効成
分または存在し得る浸透増進剤に対しては透過性のない
膜である。その膜は有効成分に対して有害ではならない
し、また組成物が用いられようとしている用途に適しな
ければならない。膜の厚さは一般に10〜500μm、
好ましくは25〜50μmである。膜は、逆浸透法に使
用するに適するか、または透析に利用されるいかなる材
料から作られてもよい。
【0012】そのような材料の一般的な例には、モノ
−、ジ−、トリ−アシル化物および混合エステルを含め
るセルロースエステル、エチルセルロースのようなセル
ロースエーテル、ナイロン、ポリカーボネート、ポリジ
アルキルシロキサン、ポリメタクリ酸エステル、ポリア
クリル酸エステル、ポリフェニレンオキサイド、ポリビ
ニルアルコール、芳香族含窒素重合体、ポリエポキサイ
ドおよび再生セルロースが含まれる。特別の例として
は、セルロースアセテート、セルロースジアセテート、
セルローストリアセテート、セルロースプロピオネー
ト、セルロースアセテートブチレート、セルロースアセ
テートプロピオネート、セルローストリプロピオネー
ト、エチルセルロースおよびナイロン6が含まれる。
【0013】半透膜は一つまたはそれ以上の添加剤、例
えば可塑剤、および水透過性改質剤を任意に含んでもよ
い。可塑剤は無移行性可塑剤が好ましく、その一般的例
にはエステル類、例えばフタル酸、リン酸、クエン酸、
アジピン酸、酒石酸、セバシン酸、コハク酸、グリコー
ル酸、グリセリン酸、安息香酸およびミリスチン酸など
のエステル、およびスルホンアミド類が含まれる。特別
な例には、ジメチルフタレート、ジプロピルフタレー
ト、ジ(2−エチルヘキシル)フタレート、トリブチル
ホスフェート、トリアセチルホスフェート、およびトリ
ブチルシトレートが含まれる。
【0014】ここに使用されるように、水透過性改質剤
とは、半透膜を通して水の透過性を増進させることので
きる物質である。そのような物質の一般的な例には、ポ
リアルキレングリコール、ポリアルキレングリコールの
エステルおよびポリエステル、多価アルコールおよび多
価アルコールのエステルとポリエステルが含まれる。特
別な例には、ポリエチレングリコール300、400、
600、1500および1540、ポリプロピレングリ
コール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、エ
チレングリコールジプロピオネートおよびエチレングリ
コールブチレートが含まれる。
【0015】本発明の組成物に用いられる粒状の水溶性
細孔形成物質は、好ましくは、その最長寸法において5
00μmを超えない最大粒度を有し、且つ5〜100μ
mの平均粒度を有する。この物質は、好ましくは、ここ
に述べられるような半透膜を形成するために高分子物質
がその中に溶解される有機溶媒に不溶である。水溶性細
孔形成物質の例には、ラクトース、スクロース、ソルビ
トールおよびマンニトールのような水溶性の糖、および
炭酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩
化カリウムおよび硫酸ナトリウムのような塩が含まれ
る。
【0016】本発明はまた、ここに定義されるような、
組成物の製造方法を提供するが、その方法は配合物を包
む半透膜を形成する物質の溶液と、粒状の水溶性細孔形
成物質を膜の中に分散するための懸濁液を、有機溶媒中
に含む塗料によって水溶性有効成分を含む配合物を被覆
すること、および被覆された配合物を乾燥することから
なっている。被覆作業は、例えば回転するコーチングパ
ンまたは流動床コーターの中で配合物に塗料を噴霧する
ことによって行なうことができる。乾燥作業は従来の方
法に従って行なわれる。
【0017】前述のように、粒状の水溶性細孔形成物質
は有機溶媒に不溶であることが望ましい。もしそうでな
ければ、その物質が不溶な溶媒の中に浮遊させて、その
物質の懸濁液を得ることができ、次に配合物を溶液と懸
濁液によって別々だが同時に被覆する。有機溶媒の例に
はアセトンが含まれる。前述のように、本発明の組成物
は人間および動物用医薬品その他の分野に使用すること
ができる。実際にそれは、組成物から水溶性有効成分の
調節された放出を必要とするいかなる分野にも使用する
ことができる。それ故、この組成物は農業の分野におい
て、例えば水溶性肥料、土壌微量鉱物、または微量元
素、殺菌剤または殺草剤の調節された放出のために使用
できると信じられる。しかしこの組成物の第一の用途は
人間および動物用医薬にある。
【0018】もし本発明の組成物が人間および/または
動物用医薬における使用を意図されるならば、組成物お
よびその成分は、望ましくは、薬剤学的に許容されるも
のでなくてはならない。組成物に使用される配合物が錠
剤または丸剤であるか、またはここに定義されたような
水溶性重合体で被覆されたプリルシードである場合には
特に経口薬組成物が望まれる。それ故、最も望ましい薬
剤組成物は錠剤か丸剤か、あるいはプリルシード組成物
を含むカプセルである。本発明は以下に図面および実施
例によってさらに説明されるが、いずれも本発明を何ら
限定するものとして解釈されるべきではない。
【0019】図面は一定の比例に応じて画いたものでは
ない。図1Aおよび図1Bは本発明の組成物の平面図で
あり、その中で配合物は錠剤(1A)または重合体で被
覆されたプリルシード(1B)である。図2Aおよび図
2Bは水平方向にX−X線に沿ってとられた断面図であ
り、水性環境内で使用する前の組成物の構造を説明して
いる。図3Aおよび図3Bはそれぞれ図2Aおよび図2
Bに画かれたものと同じ断面図であるが、細孔形成物質
が溶解されてしまった後の組成物の構造を示している。
【0020】図面に関して、そこには水溶性の有効成分
を含有する錠剤14(図1A、2Aおよび3A)または
重合体で被覆されたプリルシード14、水溶性有効成分
を含有する重合体被覆16(図1B、2Bおよび3
B)、半透膜11、および膜11内に分散された粒状の
水溶性細孔物質12および13からなる組成物が示され
ている。大抵の場所では、細孔形成物質12は膜11の
厚さを横切る集団を作っているが、僅かな場所では物質
13は集団をなしていない。
【0021】組成物10を水性環境(示されてない)で
使用の際、膜11の厚さを横切って集団をなしている細
孔形成物質12は水性環境からの水に溶解し、それによ
って膜11中に細孔15が形成される。錠剤14内の水
溶性有効成分(図1A、2Aおよび3A)または細孔1
5の直ぐ近くにある重合体被覆内の水溶性有効成分(図
1B、2Bおよび3B)のあるものは水と接触して溶液
に溶解され、それによって有効成分の水溶液と水性環境
との間に膜11を横切る浸透圧勾配を成立させる。かく
して造られた浸透圧勾配の効果は、水性環境から水が膜
11を通って拡散または浸透して有効成分と接触し、一
方有効成分の水溶液は膜11の細孔15を通って水性環
境に排出され、そしてこのプロセスは膜11内の有効成
分溶液の濃度が水性環境内の膜11の外側の溶液濃度と
実質的に等しくなり、その時点で両液の間にもはや何ら
の浸透圧勾配が存在しなくなり、有効成分の大部分が水
溶液として組成物10から水性環境の中へ排出されてし
まうまで続くということである。
【0022】
【実施例】実施例1 ビュプロピオン塩酸塩100mgおよびラクトース500
mgを含む錠剤を慣用の錠剤プレスを使用して調製した。
50個の錠剤を小型のパンコーターの中に入れた。酢酸
セルロース(CA 383−40,Eastman C
hemicalProduct,Inc.,Kings
port,Tenn.製)とポリエチレングリコール
(Polyglycol E−4000、Dow Ch
emical Co.,Midland,Mich.
製)をアセトンに溶解し、さらに微粉末のラクトース
(粒度:2〜20μm)を加えて酢酸セルロース:ポリ
エチレングリコール:ラクトースを重量比40:40:
20に含み且つ総固体含量50g/Lの混合物を作るこ
とにより重合体溶液を調製した。その重合体溶液をパン
コーター中で錠剤の上に噴霧して、乾燥時被膜重量各2
7mgの被膜錠剤を製造した。錠剤の組成物の薬剤放出速
度を、組成物を模造の胃緩衝液(pH1.5)中に37℃
で放置し、緩衝液中のビュプロピオン塩酸塩濃度を定期
的に測定することにより決定した。2時後に約45%の
ビュプロピオン塩酸塩が放出され、4時間後に約70
%、および6時間後に約90%が放出された。
【0023】実施例2 ビュプロピオン塩酸塩100mgおよびラクトース500
mgを含む錠剤を慣用の錠剤プレスを使用して調製した。
50個の錠剤を小型のパンコーターの中に入れた。酢酸
セルロース(CA 383−40)およびポリエチレン
グリコール(Polyglycol E−400)をア
セトンに溶解し、さらに微粉末のラクトースを加えて酢
酸セルロース:ポリエチレングリコール:ラクトースを
重量比60:13:20に含み且つ総固体含量50g/
Lの混合物を作ることにより重合体溶液を調製した。そ
の重合体溶液をパンコーター中で錠剤の上に噴霧して、
乾燥時被膜重量各35mgの被膜錠剤を製造した。
【0024】錠剤組成物の薬剤放出速度を、組成物を模
造の胃緩衝液(pH1.5)中に37℃で放置し、緩衝液
中のビュプロピオン塩酸塩濃度を定期的に測定すること
により決定した。2時間後に約10%のビュプロピオン
塩酸塩が放出され、4時間後に約25%、6時間後に約
40%、および8時間後に約55%が放出された。
【0025】実施例3 d−プソイドエフェドリン塩酸塩120mg、トリプロリ
ジン塩酸塩5mg、ラクトース125mgおよび澱粉28mg
を含む錠剤を慣用の錠剤プレスを使用して調製した。5
0個の錠剤を小型のパンコーターの中に入れた。酢酸セ
ルロース(CA398−10、Eastman Che
mical Products,Inc.,Kings
port,Tenn.製)とポリエチレングリコール
(Polyglycol E−400)をアセトンに溶
解し、さらに粉末の炭酸ナトリウム(粒度:30〜20
0μm)を加えて酢酸セルロース:ポリエチレングリコ
ール:炭酸ナトリウムを重量比4:40:20に含み且
つ総固体含量50g/Lの混合物を作ることにより重合
体溶液を調製した。その重合体溶液をパンコーターの中
で錠剤の上に噴霧して、乾燥時被膜重量各64mgの被膜
錠剤を製造した。
【0026】錠剤組成物の薬剤放出速度を、組成物を模
造の胃緩衝液(pH1.5)中に37℃で放置し、定期的
に薬剤濃度を測定することにより決定した。1時間後に
約33%のd−プソイドエフェドリン塩酸塩と32%の
トリプロリジンが放出され、2時間後に約53%の各薬
剤が放出され、3時間後に夫々約71%と74%、4時
間後に夫々約97%と85%の薬剤が放出された。
【0027】実施例4 スクロース/澱粉プリルシード(Nu−Pareil
20/25メッシュプリル、Ingredient T
echnology Corp.,Pennsauke
n,N.J.製)の全部で40gを円筒床(16インチ
長さ×1.5インチ直径)の中に入れ、30psi の乾燥
圧縮空気によって流動化した。次にプリルを12gの酢
酸セルロース(CA398−10、Eastman C
hemical Products,Inc.,Kin
gsport,Tenn.製)とd−プソイドエフェド
リン塩酸塩(36g)のエタノール(200ml)および
ジクロロメタン(400ml)溶液により、30psi のエ
ヤブラシを使用して被覆した。断続的に部分乾燥を行な
って集塊作用を防いだ。重合体で被覆されたプリルを床
から取り出して、2時間乾燥した。次にプリルを流動床
に戻して、7gの酢酸セルロース(CA398−10)
と1gのポリエチレングリコール(Polyglyco
l E−400、Dow Chemical Co.,
Midland,Michigan製)のアセトン24
0ml中溶液で2gの粉末炭酸ナトリウム(粒度:30〜
200μm)を懸濁して含む液によって被覆した。かく
して形成されたプリルシード組成物を次に乾燥させた。
【0028】プリルシード組成物の薬剤放出速度を測定
するために、薬剤放出の浸透圧推進力を変えるように種
々の濃度の塩化ナトリウム溶液中に組成物を37℃にお
いて放置し、定期的にd−プソイドエフェドリン塩酸塩
の濃度を測った。塩化ナトリウム濃度が0%であった場
合、薬剤放出速度は90mg/hr.であり、濃度が5%
の時、放出速度は75mg/hr.、10%の時、放出速
度は45mg/hr.、20%の時、放出速度は10mg/
hr.であった。
【0029】実施例5 スクロースシードプリル(Nu−Pareil)をアス
ピリン(75%)−CA−398−10(25%)混合
物により本質的に実施例4の手順に従って被覆したが、
ただエタノール−ジクロロメタンの代りにアセトンを使
った(総固体含量は10重量%である)。重合体で被覆
されたプリルシードを乾燥してから、酢酸セルロース
(CA−398−40、Eastman Chemic
al Products,Inc.,Kingspor
t,Tenn.製):Polyglycol E−40
0:微粉末ラクトース(粒度:5〜20μm)の40:
40:20混合物のアセトン溶液(総固体含量5重量
%)により再被覆した。かくして形成されたプリルシー
ド組成物を次に乾燥させた。薬剤放出速度は実施例4と
同様にして測定された。2時間後約60%のアスピリン
が放出されていた。4時間後には約80%が放出されて
おり、8時間後には約90%が放出されていた。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1Aは本発明の組成物の平面図であり、その
中で配合物は錠剤(1A)である。図1Bは本発明の組
成物の平面図であり、その中で配合物は重合体で被覆さ
れたプリルシード(1B)である。
【図2】図2Aは水平方向にX−X線に沿ってとられた
断面図であり、水性環境内で使用する前の組成物の構造
を説明している。図2Bは水平方向にX−X線に沿って
とられた断面図であり、水性環境内で使用する前の組成
物の構造を説明している。
【図3】図3Aは図2Aに画かれたものと同じ断面図で
あるが、細孔形成物質が溶解されてしまった後の組成物
の構造を示している。図3Bは図2Bに画かれたものと
同じ断面図であるが、細孔形成物質が溶解されてしまっ
た後の組成物の構造を示している。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/60 AAH 7431−4C 47/26 C 7433−4C D 7433−4C 47/34 D 7433−4C 47/38 D 7433−4C (72)発明者 ケリー リンカーン スミス アメリカ合衆国オレゴン州ベンド. デイ トン ロード 19295

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有効成分としてビュプロピオン塩酸塩を
    含有する経口投与用医薬組成物であって、該有効成分を
    制御された方法で継続的に放出される固型医薬担体とと
    もに該有効成分が製剤化されている上記医薬組成物。
  2. 【請求項2】 模造の胃緩衝液中で2時間にわたって、
    有効成分の少なくとも10%が放出される請求項第1項
    記載の医薬組成物。
  3. 【請求項3】 模造の胃緩衝液中で4時間にわたって、
    有効成分の少なくとも25%が放出される請求項第1項
    または第2項記載の医薬組成物。
  4. 【請求項4】 模造の胃緩衝液中で6時間にわたって、
    有効成分の少なくとも約40%が放出される請求項第1
    項から第3項のいずれか1項に記載の医薬組成物。
  5. 【請求項5】 模造の胃緩衝液中で2時間にわたって、
    有効成分の約10%から約45%が放出される請求項第
    1項に記載の医薬組成物。
  6. 【請求項6】 模造の胃緩衝液中で4時間にわたって、
    有効成分の約25%から約70%が放出される請求項第
    1項または第5項記載の医薬組成物。
  7. 【請求項7】 模造の胃緩衝液中で6時間にわたって、
    有効成分の約40%から約90%が放出される請求項第
    1項、第5項または第6項記載の医薬組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5661313A (en) * 1979-10-09 1981-05-26 Wellcome Found Prolactin inhibitor
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JPS6153214A (ja) * 1983-08-16 1986-03-17 ザ ウエルカム フアウンデ−シヨン リミテツド 調節された方法による有効成分の放出を可能にする医薬組成物

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