JPH075457B2 - 調節された方法による有効成分の放出を可能にする医薬組成物 - Google Patents

調節された方法による有効成分の放出を可能にする医薬組成物

Info

Publication number
JPH075457B2
JPH075457B2 JP59171411A JP17141184A JPH075457B2 JP H075457 B2 JPH075457 B2 JP H075457B2 JP 59171411 A JP59171411 A JP 59171411A JP 17141184 A JP17141184 A JP 17141184A JP H075457 B2 JPH075457 B2 JP H075457B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
active ingredient
water
membrane
aqueous environment
prill
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59171411A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6153214A (ja
Inventor
ウイリアム ベイカー リチヤード
ウイリアム ブルツク ジエームス
リンカーン スミス ケリー
Original Assignee
ザ ウエルカム フアウンデ−シヨン リミテツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB838322007A external-priority patent/GB8322007D0/en
Priority claimed from GB838322006A external-priority patent/GB8322006D0/en
Application filed by ザ ウエルカム フアウンデ−シヨン リミテツド filed Critical ザ ウエルカム フアウンデ−シヨン リミテツド
Priority claimed from EP84109832A external-priority patent/EP0171457B1/en
Publication of JPS6153214A publication Critical patent/JPS6153214A/ja
Priority to JP5256174A priority Critical patent/JPH06206817A/ja
Publication of JPH075457B2 publication Critical patent/JPH075457B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、調節された方法で有効成分の連続的放出を可
能にする新規な組成物、その様な組成物の製造、および
医学、獣医学その他の分野におけるその使用に関する。
米国特許第3,845,770号および第3,916,899号は、有効成
分と、有効成分を包み且つ通路を与える半透膜とからな
る組成物または装置に関する。使用に際して、組成物
は、膜を透過または拡散して、有効成分を溶解する流体
と接触させられる。この様にして、有効成分の溶液が通
路を通つて周囲の流体中に排出または放出される効果の
ある浸透圧勾配が膜を横切つて成立する。米国特許第4,
160,452号および第4,200,098号は、通路または出入口が
また溶液の排出に使用される類似の組成物に関する。す
べてこれらの組成物または装置は、組成物の使用の前
に、例えばドリルによる穴あによつて、通路または出入
口を作られる必要があるという不利を免れない。
米国特許第4,016,880号は、半透膜または半透壁が構造
的に弱い場所を与えられている組成物または調剤に関す
る。使用の際に形成される浸透圧勾配の結果、膜は弱い
場所で破れ、それによりその場所で通路を形成し、それ
を通つて溶液が排出される。この組成物の短所は、溶液
の排出を容易に調節できないということである。
J.Pharm.Sci,1983,72/7,p.772−775は、その中に粒状の
水溶性細孔形成物質が分散されているポリ塩化ビニルに
よつて被覆された錠剤に関する。使用の際、水性液が粒
状の水溶性細孔形成物質を溶解して、高度に多孔性の膜
をその場で生成させる。水性液は次に、かくして形成さ
れた細孔を通つて膜内の錠剤に到達して、それを溶解
し、生成した溶液は細孔を通つて膜の外へ排出される。
この組成物の短所もまた、溶液の排出を容易に調節でき
ないことである。
本発明の目的の一つは、有効成分の溶液を調節された方
法で連続的に排出することを可能にする組成物を提供す
ることである。
また、前述の多くの従来技術による組成物に要求され
る、例えば穴あけのような、後続の製造工程を何も必要
とせず、簡単に且つ再現可能に製造することのできる組
成物を提供することも本発明の一つの目的である。
従つて、本発明は、水溶性の有効成分を含有する配合
物、該配合物を包む半透膜、およびその膜の中に分散さ
れた粒状の水溶性細孔形成物質からなり、それによつて
水性環境内における使用の際、細孔形成物質は溶解され
て半透膜の中に細孔を作り、有効成分は溶液中に溶解さ
れ、かくして該溶液と水性環境との間に膜を横切る浸透
圧勾配を生じ、水性環境からの水が半透膜を通り拡散し
て有効成分と接触し、同時に有効成分の溶液は半透膜の
細孔を通つて水性環境の中へ排出される、水性環境内の
使用のための組成物を提供する。
水溶性有効成分を含有する配合物の例には、一つまたは
それ以上の賦形剤を任意に混合した有効成分の圧縮され
た形態、および後に定義するような水透過性の重合体の
被覆を有するプリルシード(prill seed)が含まれ、後
者のシードまたは被覆、あるいはその両方の中に有効成
分が分散されている。前者の場合、圧縮された形態は、
好ましくは、錠剤または丸剤であり、また賦形剤の好ま
しい例には、浸透増進剤および標準的配合用賦形剤、例
えば充填材および結合剤、が含まれる。この様な錠剤ま
たは丸剤の剤形は薬剤学の技術において即知の標準的技
法に従つて調製される。
ここにおいて使用されるように、前述の重合体で被覆さ
れたプリルシードとして使われるプリルシードとは固体
の粒子であつて、その最大寸法は0.1〜4.0mm、通例0.2
〜0.3mmである。プリルシードは通常実質的に球形であ
るが、卵形あるいは不規則な形でさえあつてよく、また
一般にカプセル剤形において使用される。プリルシード
の好ましい例には、スクロースおよびマンニトールのよ
うな糖、澱粉、塩化ナトリウムような塩、およびワツク
スから製造されるものが含まれる。もし有効成分が高い
水溶性を有する場合には、プリルシードは低い水溶性で
あつてよいし、あるいは実に水に不溶性であつてさえも
よい。他方、もし有効成分が低い水溶性を有する場合に
は、水性環境内におけるその使用の間、組成物内の浸透
圧を増加させるように、プリルシードが高い水溶性を有
することが望ましい。そのようなプリルシードの調製は
薬剤学の技術において既知の標準的技法に従つて行うこ
とができる。あるいは、多種多様のプリルシードを市場
で入手することができる。例えば、Ingredient Technol
ogy Corporation,Pennsauken,New Jersey,U.S.A.から入
手できる。
前述の重合体で被覆されたプリルシードに使用される水
透過性の重合体被覆は、後に半透膜に関連して述べるも
のと同じ重合体物質であるが、水に対して比較的高い透
過性を有する重合体であることが望ましい。後者の物質
の例には酢酸セルロースが含まれる。また、有効成分は
プリルシードの内部よりもむしろ重合体物質の中に分散
されることが望ましい。そのような場合、有効成分の0.
5〜5.0重量部が重合体各1部につき通常使用される。
重合体で被覆されたプリルシードは薬剤学の技術におい
て即知の標準的技法によつて調製することができる。例
えば、プリルシードは有効成分を任意に含有する(これ
も液状状態に、そうでなければ懸濁状態に)重合体の溶
液で被覆してもよい。そのようなコーチングは通常流動
床コーターで行なわれ、その中でコーチング溶液を浮遊
させる空気流中に噴霧することによつてプリルシードを
被覆する。
配合物が重合体で被覆されたプリルシードである組成物
は、ここで述べるように、配合物が圧縮された形態、例
えば錠剤または丸剤である相当する組成物に優る多くの
利点を有している。例えば、ある一定の用量の前者の組
成物は、同用量の後者の組成物よりも大きい表面積を有
し、それ故これが低い水溶性を有する有効成分に関して
利益がある。すなわち、組成物の表面積が大きい程、そ
れだけ多くの有効成分を、しかも速い速度で溶解するこ
とができる。
本発明の組成物に使用される水溶性の有効成分の例に
は、人間および動物用医薬の分野および農業の分野に使
用される水溶性の有効成分、例えば栄養剤、殺虫剤、殺
菌剤、除草剤、除藻剤、ビタミン、肥料、および土壌の
微量鉱物または元素が含まれる。そのような有効成分の
特別な例としては、d−プソイドエフエドリン塩酸塩、
ビユプロピオン塩酸塩、可溶性カリウム塩類(例えば、
塩化カリウム、クエン酸カリウム、グルコン酸カリウ
ム)、クロルフエニラメンマレイン酸塩、プロプラノロ
ール塩酸塩、シメチジン、フエニルプロパノールアミン
塩酸塩、デキストロメトルフアン臭酸塩、アスコルビン
酸、アスピリン、アセタミノフエン、コデイン塩類、メ
トミール、硫酸銅および硝酸アンモニウムが含まれる。
ここに使用されるように、浸透増進剤とは高いモル水溶
解度を有する物質であり、また水性環境内における本発
明の組成物の使用に際して、水性環境の浸透圧に比較し
て組成物内の浸透圧を増加させることのできる物質であ
る。浸透増進剤の例には、スクロース、ラクトース、フ
ルクトースおよびマンニトールのような糖、および塩化
ナトリウム、塩化カリウムおよび炭酸ナトリウムのよう
な塩が含まれる。
ここに使用されるように、半透膜とは、水に対しては透
過性があるが、有効成分または存在し得る浸透増進剤に
対しては透過性のない膜である。その膜は有効成分に対
して有害ではならないし、また組成物が用いられようと
している用途に適しなければならない。膜の厚さは一般
に10〜500μm、好ましくは25〜50μmである。膜は、
逆浸透法に使用するに適するか、または透析に利用され
るいかなる材料から作られてもよい。そのような材料の
一般的な例には、モノ‐、ジ‐、トリ−アシル化物およ
び混合エステルを含めるセルロースエステル、エチルセ
ルロースのようなセルロースエステル、ナイロン、ポリ
カーボネート、ポリジアルキルシロキサン、ポリメタク
リ酸エステル、ポリアクリル酸エステル、ポリフエニレ
ンオキサイド、ポリビニルアルコール、芳香族含窒素重
合体、ポリエポキサイドおよび再生セルロースが含まれ
る。特別の例としては、セルロースアセテート、セルロ
ースジアセテート、セルローストリアセテート、セルロ
ースプロピオネート、セルロースアセテートブチレー
ト、セルロースアセテートプロピオネート、セルロース
トリプロピオネート、エチルセルロースおよびナイロン
6が含まれる。
半透膜は一つまたはそれ以上の添加剤、例えば可塑剤、
および水透過性改質剤を任意に含んでもよい。可塑剤は
無移行性可塑剤が好ましく、その一般的例にはエステル
類、例えばフタル酸、リン酸、クエン酸、アジピン酸、
酒石酸、セバシン酸、コハク酸、グリコール酸、グリセ
リン酸、安息香酸およびミリスチン酸などのエステル、
およびスルホンアミド類が含まれる。特別な例には、ジ
メチルフタレート、ジプロピルフタレート、ジ(2-エチ
ルヘキシル)フタレート、トリブチルホスフエート、ト
リアセチルホスフエート、およびトリブチルシトレート
が含まれる。
ここに使用されるように、水透過性改質剤とは、半透膜
を通して水の透過性を増進させることのできる物質であ
る。そのような物質の一般的な例には、ポリアルキレン
グリコール、ポリアルキレングリコールのエステルおよ
びポリエステル、多価アルコールおよび多価アルコール
のエステルとポリエステルが含まれる。特別な例には、
ポリエチレングリコール300、400、600、1500および154
0、ポリプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコー
ル、グリセリン、エチレングリコールジプロピオネート
およびエチレングリコールブチレートが含まれる。
本発明の組成物に用いられる粒状の水溶性細孔形成物質
は、好ましくは、その最長寸法において500μmを超え
ない最大粒度を有し、且つ5〜100μmの平均粒度を有
する。この物質は、好ましくは、ここに述べられるよう
な半透膜を形成するために高分子物質がその中に溶解さ
れる有機溶媒に不溶である。水溶性細孔形成物質の例に
は、ラクトース、スクロース、ソルビトールおよびマン
ニトールのような水溶性の糖、および炭酸ナトリウム、
塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化カリウムおよび
硫酸ナトリウムのような塩が含まれる。
本発明はまた、ここに定義されるような、組成物の製造
方法を提供するが、その方法は配合物を包む半透膜を形
成する物質の溶液と、粒状の水溶性細孔形成物質を膜の
中に分散するための懸濁液を、有機溶媒中に含む塗料に
よつて水溶性有効成分を含む配合物を被覆すること、お
よび被覆された配合物を乾燥することからなつている。
被覆作業は、例えば回転するコーチングパンまたは流動
床コーターの中で配合物に塗料を噴霧することによつて
行なうことができる。乾燥作業は従来の方法に従つて行
なわれる。
前述のように、粒状の水溶性細孔形成物質は有機溶媒に
不溶であることが望ましい。もしそうでなければ、その
物質が不溶な溶媒の中に浮遊させて、その物質の懸濁液
を得ることができ、次に配合物を溶液と懸濁液によつて
別々だが同時に被覆する。
有機溶媒の例にはアセトンが含まれる。
前述のように、本発明の組成物は人間および動物用医薬
品その多の分野に使用することができる。実際にそれ
は、組成物から水溶性有効成分の調節された放出を必要
とするいかなる分野にも使用することができる。それ
故、この組成物は農業の分野において、例えば水溶性肥
料、土壌微量鉱物、または微量元素、殺菌剤または殺草
剤の調節された放出のために使用できると信じられる。
しかしこの組成物の第一の用途は人間および動物用医薬
にある。
もし本発明の組成物が人間および/または動物用医薬に
おける使用を意図されるならば、組成物およびその成分
は、望ましくは、薬剤学的に許容されるものでなくては
ならない。組成物に使用される配合物が、ここに定義さ
れたような水溶性重合体で被覆されたプリルシードであ
る場合には特に経口薬組成物が望まれる。それ故、最も
望ましい薬剤組成物はプリルシード組成物を含むカプセ
ルである。
本発明は以下に図面および実施例によつてさらに説明さ
れるが、いずれも本発明を何ら限定するものとして解釈
されるべきではない。
図面は一定の比例に応じて画いたものではない。第1図
は本発明の組成物の平面図であり、その中で配合物は重
合体で被覆されたプリルシードである。
第2図は水平方向にX−X線に沿つてとられた断面図で
あり、水性環境内で使用する前の組成物の構造を説明し
ている。
第3図は第2図に画かれたものと同じ断面図であるが、
細孔形成物質が溶解されてしまつた後の組成物の構造を
示している。
図面に関して、そこには水溶性の有効成分を含有する重
合体で被覆されたプリルシード14、水溶性有効成分を含
有する重合体被覆16(第1、第2および第3図)、半透
膜11、および膜11内に分散された粒状の水溶性細孔物質
12および13からなる組成物が示されている。大抵の場所
では、細孔形成物質12は膜11の厚さを横切る集団を作つ
ているが、僅かな場所では物質13は集団をなしていな
い。
組成物10を水性環境(示されていない)で使用の際、膜
11の厚さを横切つて集団をなしている細孔形成物質12は
水性環境からの水に溶解し、それによつて膜11中に細孔
15が形成される。細孔15の直ぐ近くにある重合体被覆内
の水溶性有効成分(第1、2および3図)のあるものは
水と接触して溶液に溶解され、それによつて有効成分の
水溶液と水性環境との間に膜11を横切る浸透圧勾配を成
立させる。かくして造られた浸透圧勾配の効果は、水性
環境から水が膜11を通つて拡散または浸透して有効成分
と接触し、一方有効成分の水溶液は膜11の細孔15を通つ
て水性環境に排出され、そしてこのプロセスは膜11内の
有効成分溶液の濃度が水性環境内の膜11の外側の溶液濃
度と実質的に等しくなり、その時点で両液の間にもはや
何らの浸透圧勾配が存在しなくなり、有効成分の大部分
が水溶液として組成物10から水性環境の中へ排出されて
しまうまで続くということである。
参考例1 ビユプロピオン塩酸塩100mgおよびラクトース500mgを含
む錠剤を慣用の錠剤プレスを使用して調製した。50個の
錠剤を小型のパンコーターの中に入れた。酢酸セルロー
ス(CA 383−40,Eastman Chemical Product,Inc.,King
sport,Tenn.製)とポリエチレングリコール(Polyglyco
l E−400、Dow Chemical Co.,Midland,Mich.製)をアセ
トンに溶解し、さらに微粉末のラクトース(粒度:2〜20
μm)を加えて酢酸セルロース:ポリエチレングリコー
ル:ラクトースを重量比40:40:20に含み且つ総固体含量
50g/Lの混合物を作ることにより重合体溶液を調製し
た。その重合体溶液をパンコーター中で錠剤の上に噴霧
して、乾燥時被膜重量各27mgの被膜錠剤を製造した。
錠剤の組成物の薬剤放出速度を、組成物を模造の胃緩衝
液(pH1.5)中に37℃で放置し、緩衝液中のビユプロピ
オン塩酸塩濃度を定期的に測定することにより決定し
た。2時間後に約45%のビユプロピオン塩酸塩が放出さ
れ、4時間後に約70%、および6時間後に約90%が放出
された。
参考例2 ビユプロピオン塩酸塩100mgおよびラクトース500mgを含
む錠剤を慣用の錠剤プレスを使用して調製した。50個の
錠剤を小型のパンコーターの中に入れた。酢酸セルロー
ス(CA 383−40)およびポリエチレングリコール(Pol
yglycol E−400)をアセトンに溶解し、さらに微粉末の
ラクトースを加えて酢酸セルロース:ポリエチレングリ
コール:ラクトースを重量比60:13:20に含み且つ総固体
含量50g/Lの混合物を作ることにより重合体溶液を調製
した。その重合体溶液をパンコーター中で錠剤の上に噴
霧して、乾燥時被膜重量各35mgの被膜錠剤を製造した。
錠剤組成物の薬剤放出速度を、組成物を模造の胃緩衝液
(pH1.5)中に37℃で放置し、緩衝液中のビユプロピオ
ン塩酸塩濃度を定期的に測定することにより決定した。
2時間後に約10%のビユプロピオン塩酸塩が放出され、
4時間後に約25%、6時間後に約40%、および8時間後
に約55%が放出された。
参考例3 d−プソイドエフエドリン塩酸塩120mg、トリプロリジ
ン塩酸塩5mg、ラクトース125mgおよび澱粉28mgを含む錠
剤を慣用の錠剤プレスを使用して調製した。50個の錠剤
を小型のパンコーターの中に入れた。酢酸セルロース
(CA398−10、Eastman Chemical Products,Inc.,Kingsp
ort,Tenn.製)とポリエチレングリコール(Polyglycol
E−400)をアセトンに溶解し、さらに粉末の炭酸ナトリ
ウム(粒度:30〜200μm)を加えて酢酸セルロース:ポ
リエチエングリコール:炭酸ナトリウムを重量比4:40:2
0に含み且つ総固体含量50g/Lの混合物を作ることにより
重合体溶液を調製した。その重合体溶液をパンコーター
の中で錠剤の上に噴霧して、乾燥時被膜重量各64mgの被
膜錠剤を製造した。
錠剤組成物の薬剤放出速度を、組成物を模造の胃緩衝液
(pH1.5)中に37℃で放置し、定期的に薬剤濃度を測定
することにより決定した。1時間後に約33%のd−プソ
イドエフエドリン塩酸塩と32%のトリプロリジンが放出
され、2時間後に約53%の各薬剤が放出され、3時間後
に夫夫約71%と74%、4時間後に夫々約97%と85%の薬
剤が放出された。
実施例1 スクロース/澱粉プリルシード(Nu−Pareil20/25メツ
シユプリル、Ingredient Technology Corp.,Pennsauke
n,N.J.製)の全部で40gを円筒床(16インチ長さ×1.5イ
ンチ直径)の中に入れ、30psiの乾燥圧縮空気によつて
流動化した。次にプリルを12gの酢酸セルロース(CA398
−10、Eastman Chemical Products,Inc.,Kingsport,Ten
n.製)とd−プソイドエフエドリン塩酸塩(36g)のエ
タノール(200ml)およびジクロロメタン(400ml)溶液
により、30psiのエヤブラシを使用して被覆した。断続
的に部分乾燥を行なつて集塊作用を防いだ。重合体で被
覆されたプリルを床から取り出して、2時間乾燥した。
次にプリルを流動床に戻して、7gの酢酸セルロース(CA
398−10)と1gのポリエチレングリコール(Polyglycol
E−400、Dow Chemical Co.,Midland,Michigan製)のア
セトン240ml中溶液で2gの粉末炭酸ナトリウム(粒度:30
〜200μm)を懸濁して含む液によつて被覆した。かく
して形成されたプリルシード組成物を次に乾燥させた。
プリルシード組成物の薬剤放出速度を測定するために、
薬剤放出の浸透圧推進力を変えるように種々の濃度の塩
化ナトリウム溶液中に組成物を37℃において放置し、定
期的にd−プソイドエフエドリン塩酸塩の濃度を測つ
た。塩化ナトリウム濃度が0%であつた場合、薬剤放出
速度は90mg/hr.であり、濃度が5%の時、放出速度は75
mg/hr.、10%の時、放出速度は45mg/hr.、20%の時、放
出速度は10mg/hr.であつた。
実施例2 スクロースシードプリル(Nu−Pareil)をアスピリン
(75%)−CA−398−10(25%)混合物により本質的に
実施例4の手順に従つて被覆したが、ただエタノール−
ジクロロメタンの代りにアセトンを使つた(総固体含量
は10重量%である)。重合体で被覆されたプリルシード
を乾燥してから、酢酸セルロース(CA−398−40、Eastm
an Chemical Products,Inc.,Kingsport,Tenn.製):Poly
glycol E−400:微粉末ラクトース(粒度:5〜20μm)の
40:40:20混合物のアセトン溶液(総固体含量5重量%)
により再被覆した。かくして形成されたプリルシード組
成物を次に乾燥させた。
薬剤放出速度は実施例4と同様にして測定された。2時
間後約60%のアスピリンが放出されていた。4時間後に
は約80%が放出されており、8時間後には約90%が放出
されていた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の組成物の平面図であり、その中で配合
物は重合体で被覆されたプリルシードである。 第2図は水平方向にX−X線に沿つてとられた断面図で
あり、水性環境内で使用する前の組成物の構造を説明し
ている。 第3図は第2図に画かれたものと同じ断面図であるが、
細孔形成物質が溶解されてしまつた後の組成物の構造を
示している。
フロントページの続き (72)発明者 ケリー リンカーン スミス アメリカ合衆国オレゴン州ベンド.デイト ン ロード 19295 (56)参考文献 特開 昭58−162518(JP,A) 特開 昭56−167617(JP,A) 特開 昭52−106379(JP,A) 特開 昭57−11912(JP,A) 特開 昭60−41609(JP,A) 特開 昭60−174713(JP,A) 特開 昭60−185711(JP,A)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水溶性の有効成分を含有し、水透過性の重
    合体の被覆を有するプリルシードであり、該プリルシー
    ドまたは該被覆、あるいはその両方の中に有効成分が分
    散されている配合物、該配合物を包む半透膜、及びその
    膜の中に分散された粒状の水溶性の細孔形成物質からな
    り、それによって水性環境内における使用の際、細孔形
    成物質は溶解されて半透膜の中に細孔を作り、有効成分
    は溶液中に溶解され、かくして該溶液と水性環境との間
    に膜を横切る浸透圧勾配を生じ、水性環境からの水が半
    透膜を通り拡散して有効成分と接触し、同時に有効成分
    の溶液は半透膜の細孔を通って水性環境の中へ排出され
    ることを特徴とする、水性環境内の使用のための組成
    物。
  2. 【請求項2】水透過性の重合体が酢酸セルロースであ
    る、特許請求の範囲第1項に記載の組成物。
  3. 【請求項3】有効成分が人間または動物用医薬品の分野
    または農業の分野において使用される有効成分である、
    特許請求の範囲第1項または第2項に記載の組成物。
  4. 【請求項4】半透膜がセルロースエステル、セルロース
    エーテル、ナイロン、ポリカーボネート、ポリジアルキ
    ルシロキサン、ポリメタクリル酸エステル、ポリアクリ
    ル酸エステル、ポリフェニレンオキサイド、ポリビニル
    アルコール、芳香族含窒素重合体、ポリエポキサイド、
    または再生セルロースから作られている、特許請求の範
    囲第1項より第3項までのいずれかに記載の組成物。
  5. 【請求項5】粒状の水溶性の細孔形成物質が水溶性の糖
    または塩から作られている、特許請求の範囲第1項より
    第4項までのいずれかに記載の組成物。
  6. 【請求項6】有効成分が動物または人間用医薬品の分野
    に使用される有効成分であり且つ他のすべての成分が薬
    剤学的に許容されるものである、特許請求の範囲第1項
    より第5項までのいずれかに記載の組成物。
  7. 【請求項7】配合物が、水透過性重合体の被覆を有する
    プリルシードであり、該プリルシードまたは該被覆、あ
    るいはその両方の中に有効成分が分散されている、カプ
    セル剤の形態にある特許請求の範囲第6項に記載の組成
    物。
  8. 【請求項8】水溶性の有効成分を含有し、水透過性の重
    合体の被覆を有するプリルシードであり、該プリルシー
    ドまたは該被覆、あるいはその両方の中に有効成分が分
    散されている配合物、該配合物を包む半透膜、及びその
    膜の中に分散された粒状の水溶性の細孔形成物質からな
    り、それによって水性環境内における使用の際、細孔形
    成物質は溶解されて半透膜の中に細孔を作り、有効成分
    は溶液中に溶解され、かくして該溶液と水性環境との間
    に膜を横切る浸透圧勾配を生じ、水性環境からの水が半
    透膜を通り拡散して有効成分と接触し、同時に有効成分
    の溶液は半透膜を細孔の通って水性環境の中へ排出され
    ることを特徴とする、水性環境内の使用のための組成物
    の製造方法であって、 配合物を包む半透膜を形成する物質の溶液と、粒状の水
    溶性の細孔形成物質を膜の中に分散するための懸濁液
    を、有機溶媒中に含む塗料によって水溶性有効成分を含
    む配合物を被覆したのち、被覆された配合物を乾燥する
    ことからなる上記製造方法。
JP59171411A 1983-08-16 1984-08-17 調節された方法による有効成分の放出を可能にする医薬組成物 Expired - Lifetime JPH075457B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5256174A JPH06206817A (ja) 1983-08-16 1993-10-13 医薬組成物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB838322007A GB8322007D0 (en) 1983-08-16 1983-08-16 Pharmaceutical delivery system
GB838322006A GB8322006D0 (en) 1983-08-16 1983-08-16 Delivery system
EP84109832A EP0171457B1 (en) 1984-08-17 1984-08-17 Composition for the controlled discharge of an active ingredient, and its preparation

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5256174A Division JPH06206817A (ja) 1983-08-16 1993-10-13 医薬組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6153214A JPS6153214A (ja) 1986-03-17
JPH075457B2 true JPH075457B2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=27226895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59171411A Expired - Lifetime JPH075457B2 (ja) 1983-08-16 1984-08-17 調節された方法による有効成分の放出を可能にする医薬組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH075457B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06206817A (ja) * 1983-08-16 1994-07-26 Wellcome Found Ltd:The 医薬組成物
SE8404467D0 (sv) * 1984-09-06 1984-09-06 Ferrosan Ab Controlled-release medical preparations
GB8707421D0 (en) * 1987-03-27 1987-04-29 Wellcome Found Pharmaceutical formulations
GB8717168D0 (en) * 1987-07-21 1987-08-26 Roussel Lab Ltd Controlled-release device
JPH01230689A (ja) * 1988-03-11 1989-09-14 Chisso Corp 持続型冷却剤
SE8803822D0 (sv) * 1988-10-26 1988-10-26 Novel dosage form
US5654005A (en) * 1995-06-07 1997-08-05 Andrx Pharmaceuticals, Inc. Controlled release formulation having a preformed passageway
GB0025208D0 (en) 2000-10-13 2000-11-29 Euro Celtique Sa Delayed release pharmaceutical formulations
JP2005104914A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Kyowa Yakuhin Kogyo Kk 塩基性薬剤含有製剤
FR2967576B1 (fr) * 2010-11-18 2013-07-12 Advicenne Pharma Composition pharmaceutique comprenant du sel precurseur du cycle de krebs, en particulier du sel de citrate, et son utilisation comme medicament

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4016880A (en) * 1976-03-04 1977-04-12 Alza Corporation Osmotically driven active agent dispenser
US4265874A (en) * 1980-04-25 1981-05-05 Alza Corporation Method of delivering drug with aid of effervescent activity generated in environment of use
JPS6048484B2 (ja) * 1980-05-20 1985-10-28 アルザ・コ−ポレ−シヨン 拡散性活性剤デイスペンサ−
US4455143A (en) * 1982-03-22 1984-06-19 Alza Corporation Osmotic device for dispensing two different medications
NZ206600A (en) * 1983-05-11 1987-01-23 Alza Corp Osmotic drug delivery device
GB2150434B (en) * 1983-12-01 1987-11-04 Alza Corp Constant rate release systems
GB2150830B (en) * 1983-12-05 1987-08-19 Alza Corp Drug dispenser

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6153214A (ja) 1986-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0467488A2 (en) Composition for the controlled discharge of an active ingredient
US4769027A (en) Delivery system
US4687660A (en) Pharmaceutical delivery system
US5178868A (en) Dosage form
EP0173928B1 (en) Controlled-release medical preparations
USRE33994E (en) Pharmaceutical delivery system
KR940000098B1 (ko) 유효 화합물을 서서히 방출하는 신규 제제의 제조방법
US5489436A (en) Taste mask coatings for preparation of chewable pharmaceutical tablets
US5246714A (en) Drug preparation
JP2789525B2 (ja) 調節放出性物品
EP0211991B1 (en) Substained release tablets and method for preparation thereof
JPH02202A (ja) 徐放性医薬製剤
JP2599189B2 (ja) 味覚遮蔽剤を含有している咀嚼可能な薬物錠剤
HU204201B (en) Coating materialdetermining delivery of active components from pharmaceutical compositions, and process for producing phrmaceutical compositions containing this coating material
CA2000932C (en) Oral pharmaceutical controlled release multiple unit dosage form
JPH075457B2 (ja) 調節された方法による有効成分の放出を可能にする医薬組成物
JPH06206817A (ja) 医薬組成物
KR100193121B1 (ko) 맛 차폐 및 서방성 약제용 피복물
FI102455B (fi) Menetelmä oraalisen farmaseuttisen moniyksikköformulaation valmistamis eksi
KR930003113B1 (ko) 서방성 코팅 정제의 제조방법
IE58262B1 (en) Substained release tablets and method for preparation thereof