JPH06207618A - 焼結含油軸受 - Google Patents

焼結含油軸受

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Publication number
JPH06207618A
JPH06207618A JP1952093A JP1952093A JPH06207618A JP H06207618 A JPH06207618 A JP H06207618A JP 1952093 A JP1952093 A JP 1952093A JP 1952093 A JP1952093 A JP 1952093A JP H06207618 A JPH06207618 A JP H06207618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sintered oil
impregnated bearing
bearing
housing
metal powder
Prior art date
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Pending
Application number
JP1952093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaya Nakagawa
久弥 中川
Toru Nakanishi
徹 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1952093A priority Critical patent/JPH06207618A/ja
Publication of JPH06207618A publication Critical patent/JPH06207618A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ハウジングに圧入固定される鉄−銅系の焼結含
油軸受の外径寸法に対する肉厚の比率を工夫して、ハウ
ジング内径寸法や焼結含油軸受外径寸法のばらつき、圧
入代のばらつき、焼結含油軸受のスプリングバック、ハ
ウジングのクリープ現象等の影響を受けて焼結含油軸受
の内径寸法が変動することのないようにした焼結含油軸
受を得る。 【構成】回転軸を回転自在に支持しハウジングに圧入固
定される焼結含油軸受。焼結含油軸受22は、鉄−銅系
の材料からなり、その肉厚が内径寸法dの75%以上に
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばスピンドルモー
タ等に適用することができる焼結含油軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】各種モータ、例えばフロッピーディスク
ドライブ用スピンドルモータなどにおいて、スピンドル
その他の軸を回転自在に支持する軸受として焼結含油軸
受を用いる場合、焼結含油軸受は軸受ハウジングに圧入
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スピンドルモータなど
では、軸(スピンドル)の振れが極めて厳しく制限され
るため、軸を回転自在に支持する焼結含油軸受を軸受ハ
ウジングに圧入固定した構造のものでは、軸ががたつか
ないように、焼結含油軸受の内径と軸とのクリアランス
を5μm以下にする必要がある。しかし、焼結含油軸受
をハウジングに圧入したあと、ハウジング内径寸法や焼
結含油軸受外径寸法のばらつき、圧入代のばらつき、焼
結含油軸受のスプリングバック、ハウジングのクリープ
現象等によって、焼結含油軸受の内径寸法が±3μm程
度変動するため、上記焼結含油軸受の内径と軸とのクリ
アランスが大きくなって軸が振れたり、上記クリアラン
スが小さくなりすぎて軸が円滑に回転しないという問題
を生じていた。特に、焼結含油軸受が鉄−銅系の場合
は、圧入代のばらつき等の影響を受けやすく、また、ス
プリングバック、ハウジングのクリープ現象等が大きい
ため、上記の問題を生じやすかった。
【0004】本発明はこのような従来技術の問題点に鑑
みてなされたもので、ハウジングに圧入固定される鉄−
銅系の焼結含油軸受の外径寸法に対する肉厚の比率を工
夫することにより、ハウジング内径寸法や焼結含油軸受
外径寸法のばらつき、圧入代のばらつき、焼結含油軸受
のスプリングバック、ハウジングのクリープ現象等の影
響を受けて焼結含油軸受の内径寸法が変動することのな
いようにした焼結含油軸受を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、回転軸を回転自在に支持しハウジングに圧
入固定される焼結含油軸受において、焼結含油軸受が、
鉄−銅系の材料からなり、その肉厚を内径寸法の75%
以上としたことを特徴とする。
【0006】
【作用】焼結含油軸受の肉厚が内径寸法の75%以上と
いうことは、従来の焼結含油軸受の肉厚の内径寸法に対
する比率よりかなり大きくなっている。焼結含油軸受を
ハウジングに圧入する際は、所定の抜去力を確保するた
めにある程度の圧入代を必要とするが、所定の圧入代を
もって焼結含油軸受をハウジングに圧入したとき、焼結
含油軸受の肉厚の範囲内でポーラスが収縮して、圧入に
よる収縮が内周面まで及ばず、焼結含油軸受の内周面の
寸法が高精度に維持される。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明にかかる焼
結含油軸受の実施例について説明する。図1において、
符号22は円筒状に形成された焼結含油軸受を示してい
る。焼結含油軸受22は、材料として鉄と銅が重量比で
ほぼ1:1に配合された鉄−銅系の軸受で、内径をd、
外径をDとしたとき、 (D−d)/2≧0.75d の条件が成立するように、すなわち、厚み(D−d)/
2を内径寸法dの75%以上とした。
【0008】上記焼結含油軸受22は、各種モータ、ロ
ータリーエンコーダなど、スピンドルや軸などを回転自
在に支持するものに適用することができ、これらに適用
する場合は、軸受ハウジングに圧入固定する。図3はフ
ロッピーディスクドライブ用スピンドルモータに上記焼
結含油軸受22を適用した例を示す。図3において、基
板10には筒状の軸受保持部12aを有する軸受ハウジ
ング12がかしめ等の手段によって固定されており、上
記ハウジング12の軸受保持部12aの外周側にはステ
ータコア14の内周部が嵌められ固定されている。ハウ
ジング12の軸受保持部12aの内周側には焼結含油軸
受22が圧入固定されている。
【0009】上記ステータコア14は適宜数の突極を有
し、各突極には駆動コイル20が巻回されている。焼結
含油軸受22の内周側には回転軸であるスピンドル26
が回転自在に嵌められている。焼結含油軸受22の上端
から突出したスピンドル26の上端部にはカップ状ロー
タケース28の中心のボス部が圧入等によって固着され
ている。ロータケース28の周壁内周面には周方向に交
互に異極着磁されたリング状のロータマグネット30が
固着されている。マグネット30の内周面はステータコ
ア14の各突極の端面と適宜の間隙をおいて対向してい
る。周知のとおり、各駆動コイル20への通電制御によ
りロータが回転駆動される。
【0010】上記のように、鉄−銅系の焼結含油軸受2
2をハウジング12に圧入固定する際に、所定の抜去力
すなわち焼結含油軸受22をハウジング12から抜き取
るのに必要な力を確保するために、30μm程度の圧入
代をとる。この圧入代をとることによって焼結含油軸受
22に圧縮力が加わり、焼結含油軸受22の外径が収縮
する。しかし、前述のように焼結含油軸受22の肉厚を
内径寸法の75%以上として、従来の焼結含油軸受に比
べて相当に厚肉にしたため、焼結含油軸受22の外周側
から加えられた圧縮力は肉厚の範囲内でポーラスが収縮
して吸収され、焼結含油軸受22の内周まで至ることは
ない。焼結含油軸受22の肉厚が内径寸法の75%以下
の場合は、外周側から加えられた圧縮力を肉厚の範囲内
のポーラスが吸収しきれず、焼結含油軸受22の内径が
収縮することがありうる。
【0011】次に、焼結含油軸受22の肉厚を内径寸法
の75%以上とした根拠について説明する。図2は、焼
結時の粉末材料である鉄と銅の比率を重量比でほぼ1:
1にした鉄−銅系の焼結含油軸受であって、内径寸法d
が5mm以下、密度が6.4〜6.7g/cm3の複数
の焼結含油軸受について、圧入代を30μmとしたとき
の肉厚と内径収縮率との関係を実測した結果を示す。図
2から、鉄−銅系の焼結含油軸受では、肉厚を内径寸法
の75%以上とすれば、所定の圧入代を確保してハウジ
ングに圧入しても内径が収縮することはないことがわか
った。焼結含油軸受単体では、サイジングによって内径
寸法を精度よく仕上げている。従って、ハウジングに所
定の圧入代を確保して焼結含油軸受を圧入しても内径が
収縮することがないということは、ハウジングに圧入し
ても内径寸法が変動することなく、精度よく保たれると
いうことになる。
【0012】なお、材料として銅を主体とした銅系の焼
結含油軸受の場合は、鉄−銅系の焼結含油軸受と比較し
て弾性が高く、ポーラスが圧縮力を吸収しやすく、ま
た、寸法精度も出しやすいため、肉厚の内径寸法に対す
る比率を小さくしても、ハウジングに圧入したときの内
径寸法の変動は少なく、さほど大きな問題はない。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、回転軸を回転自在に支
持しハウジングに圧入固定される鉄−銅系の焼結含油軸
受において、焼結含油軸受の肉厚を内径寸法の75%以
上にしたため、焼結含油軸受をハウジングに圧入するこ
とによって焼結含油軸受の外周側から加えられた圧縮力
は焼結含油軸受のポーラスが収縮して吸収され、焼結含
油軸受の内周まで至ることはなく、内径寸法が高い精度
で保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる焼結含油軸受の実施例例を示す
平面図。
【図2】本発明の根拠となる焼結含油軸受の厚みと内径
収縮率との関係の実測値を示す線図。
【図3】本発明にかかる焼結含油軸受を用いたモータの
例を示す断面図。
【符号の説明】
12 ハウジング 22 焼結含油軸受 26 回転軸 d 焼結含油軸受の内径寸法

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を回転自在に支持しハウジングに
    圧入固定される焼結含油軸受であって、上記焼結含油軸
    受は、鉄−銅系の材料からなり、その肉厚が内径寸法の
    75%以上であることを特徴とする焼結含油軸受。
JP1952093A 1993-01-12 1993-01-12 焼結含油軸受 Pending JPH06207618A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1952093A JPH06207618A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 焼結含油軸受

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1952093A JPH06207618A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 焼結含油軸受

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06207618A true JPH06207618A (ja) 1994-07-26

Family

ID=12001627

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1952093A Pending JPH06207618A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 焼結含油軸受

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009222073A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Totan Kako Kk 2層軸受及びその製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4844108A (ja) * 1971-10-12 1973-06-25
JPS5159708A (ja) * 1974-11-22 1976-05-25 Dowa Mining Co
JPS6252322B2 (ja) * 1982-04-26 1987-11-05 Ooi Seisakusho Kk

Patent Citations (3)

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