JPH06208147A - ラングミュアー−ブロジェット層に基づく光学部材 - Google Patents

ラングミュアー−ブロジェット層に基づく光学部材

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JPH06208147A
JPH06208147A JP5268812A JP26881293A JPH06208147A JP H06208147 A JPH06208147 A JP H06208147A JP 5268812 A JP5268812 A JP 5268812A JP 26881293 A JP26881293 A JP 26881293A JP H06208147 A JPH06208147 A JP H06208147A
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JP5268812A
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Ivan Cabrera
イヴァン・カブレラ
Uwe Falk
ウヴェ・ファルク
Werner Hickel
ヴェルナー・ヒッケル
Donald Dr Lupo
ドナルド・ルポ
Andreas Mayer
アンドレアス・マイアー
Georg Pawlowski
ゲオルク・パウロウスキ
Ude Scheunemann
ウデ・ショイネマン
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可視領域に吸収を有することなく、また、荷
電系により、層間に強い親水性−親水性相互作用を生ず
ることがなく、したがって、高いNLO活性をもたらす
活性/活性LBフィルムから構成される光学構成部分を
提供する。 【構成】 少なくとも10-9静電単位の二次感受率を有
する電磁放射透明性高分子媒体から成る光学部材であっ
て、前記高分子媒体は、極整合した非中心対称分子双極
子を有する化合物から成り;前記化合物は、共役π電子
系を介して電子供与体に結合する電子受容体を構成要素
として有し、これによって、第1の双極子モーメントを
有する基底状態と、前記第1の双極子モーメントとは異
なる第2の双極子モーメントを有する電子的に励起され
た状態との間で、分子双極子を振動させることができ;
そして前記高分子媒体は、少なくとも一つのラングミュ
アー−ブロジェットフィルムの交互配置から成り、少な
くとも2つの異なる非イオン性ポリマーの各々が非線形
光学性質を有する;前記光学部材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、その主鎖が脂肪族鎖を
含み、且つ、その側鎖が一端が電子供与体(D)であ
り、その他端が電子受容体(A)である共役π電子系を
非線形光学(NLO)発色団として含む側鎖ポリマー類
を含み、前記供与体および前記受容体が二官能性の基で
あり、したがって、前記発色団が、受容体側を介して、
または、供与体側を介して、主鎖に結合することができ
る活性−活性ラングミュアー−ブロジェット(LB)層
の基づく光学部材に関する。本発明は、さらに、本発明
の側鎖ポリマー類のモノマーを製造するための方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】非線形光学は、光の材料との非線形相互
作用を研究する光学の一部である。これらは、光波の電
界強度が、材料の個々の構成ブロックを互いに結合する
ための原因となる電界強度、特に、原子および分子中電
子のそれと比較して小さくない場合に顕在化する。レー
ザーの開発以来、光周波数範囲において、十分に高強度
の電界強度が利用可能となった。レーザービームが光学
的に非線形の材料を通過する場合、非線形電気分極が、
光に完全に異なる性質、例えば、異なる周波数を発生さ
せる。
【0003】電界により媒体中に誘発される分極Pは、
電界強度Eのべき級数によって表すことができる。
【0004】P=X(1)+X(2)2+X(3)3+… 式中、Xは、電気感受率である。NLO相互作用は、新
たな周波数を生じさせることができ、また、材料の屈折
率を変化させることもできる。感受率X(2)およびX(3)
は、いわゆる、分子の高次分極率βおよびγに依存す
る。
【0005】p=αE+βE2+γE3+… X(2)(−w3,w2,w1)XYZ=NfX(w3)Y(w2)
Z(w1)XYZXYZβXYZここで、Nは、単位体積当たりの分
子数であり、fは、局部電界ファクターであり、D
XYZXYZは、巨視的な系における分子の整合性を記載する
テンソルである。
【0006】X(2)に依存する重要な非線形光学効果
は、レーザービームの周波数逓倍化、弱い光信号のパラ
メトリックな増幅および電気信号の電気光学変換であ
る。これらの二次の効果を得るためには、中心対称材料
については、X(2)=0であるので、活性分子は、非中
心対称的に整列する必要がある。
【0007】非線形光学は、光周波数の切り替えおよび
増幅、ならびに、電気情報の光学情報への変換を通し
て、データ伝達および蓄積技術をはるかに高レベルとす
る潜在能力を有する。非線形光学材料は、非線形光学構
成部分の製造に適している。これらの例としては、電気
光学変調器、電気光学スイッチ、電気光学カプラーおよ
び周波数逓倍器が挙げられる。これらの構成部分は、例
えば、光通信技術における光信号の変調および制御のた
めの用途、光信号処理における立体光変調器として、半
導体レーザーの周波数逓倍化用、光学データ蓄積、セン
サ技術およびゼログラフィ用用途を有する。
【0008】可能な非線形光学材料は、有機または無機
物質であってもよく、例えば、リン酸二水素カリウム
(KDP)およびリチウムニオベートがある。例えば、
リチウムニオベートの変調器およびKDPの周波数逓倍
器は、既に、市販されている。
【0009】しかし、有機非線形光学材料は、非常に興
味深い。この一つの理由は、とりわけ、有機材料の非線
形性が、無機材料のそれよりも非常に大きくすることが
できるからである。屈折率および比誘電率は、一般に低
い。これは、内部電界を高くし、分極を小さくし、反射
損失を少なくすることができ、これらは、全て、無機材
料と比較してより高い活性を導き出す。
【0010】また、有機材料は、目的に合わせて製造す
ることができ、例えば、適用可能な波長で所望の透明度
を有する材料を得ることができる。有機材料の可能な処
理方法が多いことも重要なファクターである。非線形光
学有機材料における研究状況については、例えば、Will
iams, D. J.; Angew. Chem. 96(1984) 637およびMarde
r, S., Sohn, J., Stucky, G.; “Materials for Nonli
near Optics"(1991), Am., Chem. Soc. Symp. Ser. 45
5, Washington DC, 750 p.を参照することができる。
【0011】既に記載したように、X2効果を得るため
には、非中心対称構造を有する材料が必要とされる。研
究は、現在、とりわけ、以下の領域に焦点が合わされて
いる。
【0012】1. 点対称を有しない結晶 2. ポールドポリマー類(poled polymers) 3. 物理的および化学的収着 4. 層 LB法は、化学的な設計において最も大きな自由度を与
えるように思われる。この方法においては、分子は、水
面に分散され、分子当たりの表面積を低下させることに
より、また、支持体を浸漬し、取り出す間に一定のスラ
ストを用いることにより相互に平行に配向され、支持体
に塗布される。支持体を浸漬する毎に、単分子層がその
配向を保持しつつ移動する。LB層を構成するために
は、両親媒性分子、すなわち、親水性末端(“ヘッ
ド”)と疎水性末端(“テイル”)とを有する分子が用
いられる。
【0013】より高い二次感受率を有するLB層を可能
とするために、高分子の二次高次分極率βと両親媒性性
質とを有する有機化合物が調製されている。化合物が、
一以上の電子供与基と一以上の電子受容基とを組み込ま
れた共役電子系(例えば、スチルベン単位)を含有すれ
ば、化合物は、高いβ値を有する。疎水性基は、供与体
または受容体末端に付加される。分子が放射電界または
NLO効果(いわゆる、共鳴増幅)によって生成する電
界の波長領域において光を吸収する場合、高次分極率は
増大する。しかし、吸収は、強度損失を生じ、光学安定
性(材料における恒久的な変化を伴わず許容することの
できる光強度)を損なうので、多くの用途において望ま
しくない。理想的な化合物は、所望の波長領域で吸収す
ることなく、高い高次分極率を有する。
【0014】数多くの刊行物において、LBフィルムに
ついてのNLO測定が報告されている。とりわけ、ヘミ
シアニン、メロシアニン、アゾおよびスチルベン発色団
が、このために使用されている[例えば、J. D. Swalen,
Annu. Rev. Mater. page21(1991) 373参照。]単一材
料から成るフィルムについては、3つのタイプの浸漬挙
動がある(図1)。
【0015】−下降行程での移動(Xフィルム類) −上昇行程での移動(Zフィルム類) −下降行程および上昇行程での移動(Yフィルム類) XおよびZフィルム類は、非中心対称構造を導き出す
が、一般に、機械的な安定性が低い。多くの材料が、Y
フィルム類、すなわち、ヘッド−ヘッド−テイル−テイ
ル構造を形成し、これらは、通常、中心対称構造を導き
出す。しかし、浸漬工程により、支持体平面に一部配向
し、したがって、非中心対称Yフィルム類を形成する化
合物の公知の例もある。しかし、達成される感受率は、
満足なものではない(例えば、G. Decher et al., J. C
hem. Soc. Chem. Comm. 1988 933参照)。
【0016】Yフィルムを形成する材料の非中心対称層
を構成するためには、2つの方法がある。
【0017】(a) フィルムに、交互して、活性層お
よび不活性層を形成する[例えば、Girling, I. R. et a
l.Thin Solid Films (1985) 132, 101, Ledoux, I., e
t al. Europhys. Lett (1987) 3, 803参照。]。この方
法は、不活性層の使用が系の“希釈(dilution)"をもた
らす、すなわち、特定の厚さのフィルムが低いNLO活
性を有するので、分子の可能なNLO活性が、有効に利
用されないという欠点を有する。
【0018】(b) アルキル鎖ラジカルに対して反対
方向の双極子モーメントを有する2つの活性両親媒性物
質からフィルムを形成する。これは、打ち消すよりも付
加する双極子モーメントを生ずる(図2)。
【0019】この方法を実施するためには、異なる発色
団を有する2つの系が使用される[例えば、D.B. Neal e
t al., Electron. Lett. 22(1986) 460およびD. B. Nea
l et al., Synth. Met. 28 (1989) 711参照。]か、あ
るいは、一つの系が供与体側に結合した疎水性基を有
し、もう一つの系が受容体側に結合した発色団を有す同
一の発色団を有する2つの系[例えば、j. Zyss, J. Mo
l. Electron. 1 (1985) 25参照。]が使用される。理論
的には、この後者の組み合わせは、立体的な要件と静電
的な相互作用が両層でほぼ同一である同一の発色団が使
用されるので、最もよい条件を提供する。換言すれば、
層の充填が、一般により良好となり、その結果、NLO
活性がより大きくなる。このような系が生成することを
可能にするためには、供与体側および受容体側の両方で
改質することのできる分子を合成する必要がある。EP-A
-0 313 474は、受容基としてスルホニルを有する低分子
量のLB層を記載している。このような材料では、良好
な結果が達成されるが、得られるフィルムは、例えば、
セルフ・アセンブル・フィルム技術(self assembledfil
m technique)によって得られるものほど安定ではない。
【0020】活性/活性LBフィルムをポリマー類から
構成することができることは既に公知である[例えば、
L. B. Anderson et al., Synth. Met. 28 (1989) 683参
照。]。しかし、上記文献に記載されたヘミシアニン系
は、それらの吸収が可視領域にあるという大きな欠点を
有する。さらに、このような荷電系は、非常に親水性で
ある。これは、層間に非常に強い親水性−親水性相互作
用を生じ、安定性に乏しい層をもたらす。これを回避す
るために、不活性層が組み込まれるが、これは、前述し
たように、低いNLO活性をもたらす。これは、可視領
域における非常に強い吸収と相俟って、半導体レーザー
の周波数逓倍化用としてこれらの系を興味薄いものとす
る。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、可視
領域に吸収を有することなく、また、荷電系により、層
間に強い親水性−親水性相互作用を生ずることがなく、
したがって、高いNLO活性をもたらす活性/活性LB
フィルムから構成される光学部材を提供することであ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、NLO
性質を有するスルホニル基含有エステル基を含む、一定
の非荷電α,β−不飽和カルボン酸誘導ポリマー類が、
活性/活性LB層を構成するのに適当であるということ
が判明した。
【0023】このようなポリマー類は、EP-A-0 313 47
6、EP-A-0 313 477およびEP-A-0 370 922により、その
出発モノマー類は、EP-A-0 313 474により、一部公知で
ある。しかし、活性/活性LB層を構成するためのこれ
らポリマー類の使用は、未だ、開示されていない。
【0024】したがって、本発明は、少なくとも10-9
静電単位の二次感受率を有する電磁放射透明性高分子媒
体から成る光学部材であって、高分子媒体は、極整合し
た非中心対称分子双極子を有する化合物から成り、この
化合物は、共役π電子系を介して電子供与体に結合する
電子受容体を構成要素として有し、これによって、第1
の双極子モーメントを有する基底状態と、前記第1の双
極子モーメントとは異なる第2の双極子モーメントを有
する電子的に励起された状態との間で、分子双極子を振
動させることができ、そして、前記非イオン性高分子媒
体が、少なくとも一つのラングミュアー−ブロジェット
フィルムの交互配置から成り、少なくとも2つの異なる
非イオン性ポリマーの各々が非線形光学性質を有する、
前記光学部材を提供する。
【0025】本発明の光学部材は、機械的および化学的
高安定性以外に、優れた非線形光学性質、例えば、周波
数逓倍化を示す。
【0026】使用することのできる好ましいポリマー類
は、1〜100%、好ましくは、5〜70%、特に好ま
しくは、20〜50%のエステル基が、式Iまたは式I
I: Q−D−G−A (I) D−G−A−Q (II) [式中、Qは、−(CH2p−Xを表し、−Xは−O
−、−NR1−であり(式中、Xは、ポリマーの主鎖と
の結合を表し、pは、1〜20、好ましくは、2〜1
6、特に好ましくは、3〜12であり、式中、1個また
は2個のCH2基は、Oによって置換することもでき
る。);Dは、−NR23、−O−R4、−S−R5(式
中、式Iの化合物において、基Rは、Qによって置換さ
れる。)を表し;Aは、−SO26、−BR910
【化2】 (式中、式IIの化合物において、基Rは、Qによって
置換される。)を表し;Gは、−Ar−Y(n)−Ar(m)
{式中、Arは、1,4−フェニレン、ナフタレン−
2,6−ジイル、チアゾール−2,5−ジイル、チアジ
アゾール−2,5−ジイル、チオフェンー2,5−ジイ
ル、フラン−2,5−ジイル、オキサゾール−2,5−
ジイル(ここで、1個または2個の水素原子は、C1
4のアルキルまたはアルコキシル基によって置換する
ことができる。)}を表し;Yは、−C≡C−,−CH
=CH,N=N−,−CH=N−,−N=CH−、−N
H−N=CH、−HC=N−NH−を表し、n,mは、
0,1,2または3であり;R1、R2、R3、R4
5、R6、R7、R8、R9、R10は、互いに独立に、炭
素原子1〜22個、好ましくは、炭素原子1〜16個、
特に好ましくは、炭素原子1〜12個を有する直鎖もし
くは分枝のアルキル基であり、一以上の非隣接CH2
はOによって置換することもでき、エーテル構造を与え
ることもでき、R7とR8とは、合わさって、環を形成す
ることもできる。]で表される基を含むあらゆるタイプ
のポリアクリレート類である。
【0027】DおよびGは、環系の一部であってもよ
く、その結果、置換基Rの一つは、単結合であってもよ
い。
【0028】好ましい基については、Dは、NR23
OR4、SR5であり;Aは、−SO2−R6であり;そし
てGは、Ar1−Y(m)−Ar2 (n)[式中、Ar1、Ar2
は、
【化3】 である。]であり;Yは、−CH=CHであり;そし
て、n、mは、0,1または2である。
【0029】特に好ましくは、Ar−Y(m)−Ar
(m)は、
【化4】 である。
【0030】好ましいポリアクリレート類は、式II
I: [{CH2−CZ1−COW}k{CH2−CZ2−COOV}l{CH2−CZ3−C OOU}t] (III) [式中、Z1、Z2、Z3は、互いに独立に、H、CH3
CF3、FまたはCl、好ましくは、H、CH3を表し;
Vは、Hまたは炭素原子1〜6個、好ましくは、炭素原
子1〜4個を有するアルキル基を表し;Uは、基Q−D
−G−A(式IIIa)またはQ−A−G−D(式II
Ib){式中、Q、D、G、Aは、上記定義された通り
である。}を表し;Wは、NR1213、OR12(式中、
12、R13は、Hまたは炭素原子1〜22個、好ましく
は炭素原子1〜18個を有するアルキル基である。)を
表し;tは、0.01〜1.0、好ましくは、0.05
〜0.7、特に好ましくは、0.2〜0.5であり;l
は、0〜0.5、好ましくは、0.01〜0.2、特に
好ましくは、0.05〜0.1であり;kは、0〜0.
99、好ましくは、0.3〜0.9、特に好ましくは、
0.5〜0.8である。]で表されるランダムコポリマ
ー類である。
【0031】本発明に従う部材は、式Iまたは式IIの
基を有するポリアクリレート類の交互するLBフィルム
を含む。好ましくは、これらは、式IIIaおよび式I
IIbの交互するポリアクリレート類を含む。式Iおよ
び式IIの基は、対応するアルコール類またはアミン類
から誘導される。これらは、当業者にはなじみの文献記
載の方法、例えば、“Houben Weyl, Methoden der Orga
nischen Chemie, Thieme Verlag, Stuttgart"に記載の
方法によって製造することができる。変形方法も使用で
きるが、それについては、ここでは詳述しない。
【0032】アゾ化合物(Y: −N=N−)の合成
は、例えば、Houben Weyl, Methodender Organischen C
hemie Vol. 10/IIIに記載されている。
【0033】シッフ塩基類(Y:−CH=N−)は、例
えば、P. Keller et al. Solid Phys. Suppl. 14, (198
6) 19に記載されているように、調製することができ
る。
【0034】アセチレン類(Y: −C≡C−)は、例
えば、M. Hooper et al., J. Chem.Soc. 1969, 2453お
よびJ. M. Lehn et al., J. Chem. Soc. Commun. 1987,
1425の方法によって得られる。
【0035】スチルベン類(Y: −CH=CH−)
は、例えば、Wittig, Wittig-HornerまたはWittig-Horn
er-Emmons反応[例えば、EP-A- 313 477, EP-A 313 47
6, EP370 922, Nijhuis, S. Rikken, G.L.A., Havinga,
E. E.,ten Howve, W., Wynberg, H., Meijer, E.W.,
J. Chem. Soc., Chem. Commun. (1990) 1093およびUlma
n, A., Wiland, C. S., Koehler, W., Robello, D.R.,
Williams, D.J., Handley, L., J. Am. Chem. Soc. (19
90), 112, 7083参照。]により調製することができる。
【0036】同様に、本発明によって提供される好まし
い方法において、Yが、CH=CHを、Aが、−SO2
−を有する式Iおよび/または式IIの化合物は、式I
V(a/b)のトルエン類を式V(a/b)のアルデヒ
ド類と縮合させることにより調製される。
【0037】 H3C−Ar−SO2−Q (IVa) H3C−Ar−SO2−R6 (IVb) D−Ar−CHO (Va) Q−D−Ar−CHO (Vb) [式中、各記号は、式Iおよび式IIについて定義され
た意味を有する。]遊離のOHまたはNHR基は、好ま
しくは、保護基PG、例えばテトラヒドロピラニルエー
テルを有することができ、望ましくない副反応を回避す
ることができる。式IVおよび式Vの出発材料は、最
初、極性非プロトン性溶剤、例えば、ジメチルホルムア
ミド、ヘキサメチルホスホロアミド、ジメチルプロピレ
ンウレア(DMPU)、好ましくは、ジメチルホルムア
ミド中に入れ、強塩基およその共役弱酸との混合物と、
塩基対酸のモル比4:1〜1:1、好ましくは、2:1
〜1:1、特に好ましくは、3:2で混合され、この混
合物は、20〜160℃、好ましくは、80〜120℃
の温度で、10分〜3日間、好ましくは、30分〜48
時間加熱される。冷却後、反応混合物は、pH5〜8、
好ましくは、pH6〜7に調整され、当業者になじみの
方法によりワークアップされる。可能な酸−塩基対とし
ては、例えば、アルコール類/アルコキシド類、具体的
には、t−ブタノール/t−ブトキシド,t−ペンタノ
ール/t−ペントキシド、または、ジメチルスルホキシ
ド/ナトリウムもしくはカリウムジメチルスルホキシド
塩類が挙げられ、好ましくは、アルコール/アルコキシ
ド混合物であり、特に好ましくは、t−ブタノールとカ
リウムt−ブトキシドとの混合物である。
【0038】スキーム1は、式Iの化合物の合成例を示
す。
【0039】スキーム1
【化5】 OH基のテトラヒドロピラニルエーテルとしての保護お
よび続く開裂は、標準法[例えば、T. J. Green, Prote
ctive Groups in Organic Synthesis, Wiley,New York
1981参照。]によって行われる。
【0040】スルフィネート塩類のアルキル化は、例え
ば、Vennstra, G. E., Zwaneburg,B., Synthesis (197
5) 519; Wildeman, J., van Leusen, A. M., Synthesis
(1979) 733およびBram, G., Loupy, A., Roux-Schmit
t, M.C., Sansoulet, J., Strzalko, T.およびSeyden-P
enne, J., Synthesis (1987) 56に見いだすことができ
る。
【0041】同様に、スキーム2は、式IIの2つの化
合物の合成を示す。
【0042】スキーム2
【化6】 式Iまたは式IIの構造単位を有するポリマー類の調製
は、種々の方法で行うことができる。例えば、式Iおよ
び式IIの化合物は、アクリル酸誘導体、例えば、アク
リロイルハライドと反応させて、単量体アクリリックエ
ステル類を形成し、これらは、続いて、遊離基開始剤、
例えば、アゾビスイソブチロニトリルを添加して、標準
法(例えば、F. U. Bittmeyer, Textbook of Polymer S
cience,3rd edition, p. 49 ff., New York 1984参
照。)により重合させることができる。
【0043】調製のもう一つの好ましい方法において、
出発材料は、高分子アクリル酸誘導体、例えば、アクリ
ロイルハライド類であり、これらは、不活性溶剤中、塩
基の存在で、式Iまたは式IIの化合物と反応され、ポ
リマーの残りの酸誘導体官能基は、長鎖、好ましくは、
8〜C30のアミンおよび/またはアルコールで飽和さ
れ、最終的に残る酸ハライド官能基は、いずれも、短鎖
のアルコールと反応される。
【0044】使用されるポリアクリル酸誘導体、例え
ば、ポリアクリロイルクロライド類は、好ましくは、分
子量(Mw)10,000〜100,000、さらに好
ましくは、15,000〜50,000、特に好ましく
は、20,000〜30,000を有する。
【0045】本発明の部材を製造するために、式Iおよ
び式IIの発色団を含有するポリアクリレート類のラン
グミュアー−ブロジェット(LB)フィルムは、支持体
に交互に施される。
【0046】LBフィルムの形成は、標準法、例えば、
A. Ulmann, an Introduction to Ultrathin Organic Fi
lms, Chap. 2, Academic Press, London 1991に記載さ
れた方法によることができる。
【0047】本発明の活性/活性フィルムを製造するた
めには、両親媒性の化合物を、高揮発性の溶剤、例え
ば、ジクロロメタンおよびクロロホルム、好ましくは、
クロロホルムに均衡させたラングミュアー−ブロジェッ
トフィルムで表面に塗布(展開)するのが好ましい。表
面の寸法、展開体積および溶液の濃度から、分子当たり
の平均面積が計算される。分子の圧縮中の相転移は、力
−面積等温式(force-area isotherm)に従わせることが
できる。分子は、バリヤーによるか、その他の技術によ
り、例えば、流体力学的力を用いて、押合わされ、その
間、密集度が増加するにつれて、鎖は、本質的に、境界
層に垂直に配向される。圧縮中、境界層における分子の
自己組織化(self-organization)は、フィルムの厚さが
分子の鎖の長さによって決まる高度に規則的な単分子フ
ィルムを生成する。このようなフィルムの典型的な厚さ
は、好ましくは、2〜5nmである。
【0048】交互する層の製造は、固定バリヤーによっ
て分割された、いわゆるABトラフで行うことができ
る。フィルムは、トラフの両半分の各々について、独立
に調製することができる。このトラフの両半分は、互い
に、浸漬たらい(diping basin)により相互に結合され
る。交互する被覆を施すためには、支持体をフィルムリ
フトで層Aに浸漬し、上昇行程で層Bに通すか、あるい
は、その逆とする。
【0049】式IIIのポリマー類の一つの二重層を施
すだけで、好ましい非線形光学的性質を有する光学部材
が生成する。しかし、好ましくは、2〜1,000の二
重層、さらに好ましくは、50〜500の二重層、特に
好ましくは、100〜300の二重層からなるフィルム
を有する部材が製造される。
【0050】適当な支持体としては、基本的には、清浄
な脱脂表面を有する全ての固体、例えば、ガラス、セラ
ミックもしくは金属シート、または、例えば、PMM
A、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエチレン、
ポリプロピレンもしくはポリテトラフルオロエチレンの
プラスチック層、あるいは、前述した支持体上の金属層
が挙げられる。
【0051】これらの2次NLO性質についての交互す
るLB層のキャラクタリゼーションのためには、メーカ
ーフリンジ装置(Maker Fringe Apparatus)[P.D. Maker
etal., Phys. Rev. Lett. 8, 21 (1962)]を用いて、周
波数逓倍化が測定される。この装置においては、p−偏
光したNd−YAGレーザービームが、調べようとする
表面に衝突する。p−偏光した周波数逓倍化された光の
強度は、レーザービームの入射角の関数として測定され
る。最大のSHG(第二高調波発生)強度は、これから
決定される。交互多重層における発色団の配向が、層の
厚さに依存しない場合には、SHG強度は、染料層の数
の二乗で増加する。理論曲線[J.E. Sipe, J. Opt. Am.
B, 4,4 (1987) 481]を測定値に合致させると、X(2)
決定可能である。測定した曲線が、レーザーの垂直入射
について対称である場合には、染料層の発色団は、支持
体面に関して、平均傾斜角αだけ傾斜する。分布は、支
持体面において、等方性である。
【0052】本発明のフィルムは、良好な非線形光学性
質を有する適当な多重層を含む。したがって、これら
は、例えば、電気光学スイッチ類、ダイオードレーザー
周波数逓倍器、または、光学パラメトリック増幅器用に
適当であり、例えば、いわゆる、光信号伝達ネットワー
クにおける弱い光信号用のフレッシュナー(freshener)
として適当である。
【0053】図3において、構成部分100は、高調波
放射を入射光101の周波数の逓倍で発生させ、ここで
は、光は、図3に示したように、面102を介してか、
あるいは、プリズムもしくはグレーティングを介して入
射することができる。活性層103は、本発明に従う活
性/活性交互層を含むか、または、これを含有するが、
支持体104またはカバー層105よりも大きな屈折率
を有し、したがって、光波導体である。これとは別に、
カバリング層の代わりの空気を活性層の上方に置くこと
もできる。さらに、活性層は、二次元の導波体が生成す
るように、横方向の構成とすることもできる。構成部分
が、本発明の要件に従い構成される場合には、入射光の
一部は、逓倍化された周波数の光に変換される。この周
波数逓倍化光106は、面107を介してか、または、
プリズムもしくはグレーティングを介して出力すること
ができる。図3において、導波体は、高調波の位相速度
が入射基本波の位相速度と等しくなるように、構成され
る。これとは別の実施態様においては、導波体は、入射
基本波が導波体に伝達されるが、高調波が、いわゆる、
チェレンコフ原理(Cherenkov principle)に従い支持体
に出力されるように、構成される。
【0054】図4において、200は、導波体が非活性
部分201と本発明の活性−活性多重層202とを含む
ハイブリッドシステムである上記記載の部材の別の実施
態様である。
【0055】図5は、光波変調用の部材300を示す。
入射光301は、面302に入力されるか、または、プ
リズムもしくはグレーティングを介して活性導波体層3
03に入力される。層303は、マッハ−ツェンダー干
渉計として横方向に構成することもできる[W. Groh et
al. Angew. Chem. Adv. Mater. 101 (1989) 366]。干渉
計の一つのアームには、電極304が、導波体の上方及
び下方、または、両側に設けられている。電圧が印加さ
れると、屈折率は、線形の電気光学効果により変化し、
したがって、干渉計の一つのアームにおける光の位相速
度は、他のアームに関して、変化する。したがって、2
つの波の構成または破壊の同時発生は、電圧の印加によ
って影響され、面305を介しての光出力は、強度変調
される。
【0056】図6において、部材400は、周波数w1
の光線と周波数w2の第2の光線との間の相互作用によ
り、その周波数が、和(周波数w3)および/または差
(周波数w4)である新たな光線の生成を可能とする。
周波数w1のビーム401と周波数w2のビーム402
とは、面403を介してか、または、プリズムもしくは
グレーティングを介して、図3におけるように、そのい
ずれもが、本発明の活性−活性多重層を含むか、あるい
は、図4におけるように、これらを含有する、導波体構
造404に入力される。この導波体は、また、横方向に
構成することもでき、したがって、二次元の導波体を形
成することもできる。本発明の多重層における非線形光
学相互作用により、周波数w1とw2とは、ミキシン
グ、すなわち、入力強度の一部は、周波数w1および周
波数w2の和または差に相当する周波数に変換される。
これらの周波数405および406は、面407を介す
るか、あるいは、プリズムもしくはグレーティングを介
して出力することができる。
【0057】以下の実施例は、本発明を例示するもので
あるが、本発明をなんら限定するものではない。
【0058】
【実施例1】 ω−ブロモテトラヒドロピラニルオキシ
アルカン類 (1a) 3−ブロモ−1−テトラヒドロピラニルオキ
シプロパン 3−ブロモプロパン−1−オール13.9g(0.1mo
l)を乾燥ジクロロメタン400mlと混合し、ジヒドロピ
ラン45.7ml(0.5mol)を加える。撹拌しつつ、必
要とあらば、氷浴で冷却し、反応溶液の温度が25℃を
越えないようにして、p−トルエンスルホン酸・1水和
物190mg(1mmol)を加える。続いて、反応混合物を
室温で2時間放置し、半飽和の炭酸水素ナトリウム水溶
液で抽出し、ジクロロメタン相を水で2回洗浄し、硫酸
マグネシウムで乾燥させ、濾過して乾燥剤を除き、溶剤
を減圧で留去する。残るオイルを20cmのビグロークス
カラム(Vigreux column)を介して減圧で分別蒸留する。
無色のオイル14.2〜16.4g(65〜75%)が
得られ、これは、0.5〜1mbarにおいて、60〜65
℃で沸騰する。
【0059】IR(フィルム) [cm-1]: 3500(非常に
弱い),2990, 2980, 2970, 2880, 2860, 2800, 2740,
2660, 1470, 1455, 1360, 1330, 1290, 1265, 1210, 11
90, 1145, 1125, 1085, 1050, 1035, 995, 880, 820
【0060】1H−NMR(100MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=1.36-1.89(m, 6H);1.99(m, 2H); 3.4
0-3.63(m, 4H); 3.74-3.99(m, 2H); 4.58(m, 1H)
【0061】(1b) 11−ブロモ−1−テトラヒド
ロピラニルオキシウンデカン 11−ブロモウンデカン−1−オール25.1g(0.1
mol)を、実施例(1a)におけるように反応させる。
0.5mbar、50℃以下で揮発する成分を粗生成物から
ストリップオフする。オイル状の淡黄色の残渣(23g,
70%)は、さらに精製せずとも、反応させることが
できる。
【0062】1H−NMR(100MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=1.16-2.0(m, 26H);3.24-4.01(m, 6
H); 4.55(m, 1H)
【0063】(1c) 2−ブロモ−1−テトラヒドロ
ピラニルオキシエタン 実施例(1a)におけるように、2−ブロモエタノール
12.46g(7.07ml,0.1mol)は、蒸留後、実際
に無色のオイル(b.p.: 約50℃/1mbar)16.35g
(80%)を与える。
【0064】1H−NMR(100MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=1.38-1.98(m, 6H);3.38-4.15(m, 6
H); 4.68(m, 1H)
【0065】(1d) 8−クロロ−3,6−ジオキサ
−1−テトラヒドロピラニルオキシオクタン 実施例(1a)におけるように、8−クロロ−3,6−
ジオキサオクタン−1−オール(トリエチレングリコー
ルモノクロロヒドリン)16.8g(14.48ml, 0.1m
ol)は、淡黄色の液体20.8g(83%)を与える。
【0066】1H−NMR(100MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=1.40-1.93(m, 6H);3,46-3.99(m, 16
H); 4.62(m, 1H)
【0067】
【実施例2】 4−アルキルスルホニルトルエン類 (2a) 3−(4−メチルフェニル)スルホニル−1
−テトラヒドロピラニルオキシプロパン 3−ブロモ−1−テトラヒドロピラニルオキシプロパン
(1a)32g(144mmol)を1,2−ジメトキシエタ
ン200mlに溶解し、無水ナトリウム4−メチルフェニ
ルスルフィネート26.9g(151mmol)、テトラブチ
ルアンモニウムブロマイド4.5g(14mmol)およびナ
トリウムヨーダイド1.05g(7mmol)を加え、この混
合物を加熱して24時間沸騰させる。冷却後、水500
mlを加え、各回、ジクロロメタン300mlで、3回抽出
し、合わせたジクロロメタン抽出物を水で洗浄し、硫酸
マグネシウムで乾燥する。乾燥剤を濾去し、溶剤を減圧
で留去後、黄褐色のオイルが得られ、これは、カラムク
ロマトグラフィ(シリカゲル; ジクロロメタンまたは
ジクロロメタン/酢酸エチル混合物)により精製され
る。無色のオイル32.5g(76%)が単離され、こ
れは、長時間放置すると、一部結晶化する(m.p.<30
℃)。
【0068】IR(フィルム)[cm-1]: 3080, 296
0, 2900, 2770, 1935, 1825, 1610, 1470, 1455, 1315,
1150, 1090, 1040, 1000, 830
【0069】1H−NMR(100MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=1.38-2.13(m, 8H);2.31(s, 3H); 3.1
0-3.33(m, 2H); 3.37-3.56(m, 2H); 3.63-3.89(m, 2H);
7.34-7.79(AA'XX')
【0070】(2b) 11−(4−メチルフェニル)
スルホニル−1−テトラヒドロピラニルオキシウンデカ
ン 実施例(2a)におけるように、化合物(1b)13.
57g(40.5mmol)は、カラムクロマトグラフィ後、
実際に無色のオイル13.82g(83%)を与える。
【0071】
【0072】IR(フィルム)[cm-1]: 3090, 3060,
2960, 2880, 2760, 1610, 1480, 1465, 1455, 1330, 1
315, 1300, 1155, 1105, 1090, 1045, 830
【0073】1H−NMR(100MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=1.11-1.81(m, 24H);2.45(s, 3H); 2.
95-3.15(m, 2H); 3.30-3.85(m, 4H); 4.56(m, 1H); 7.3
5-7.78(AA'XX')
【0074】(2c) 2−(4−メチルフェニル)ス
ルホニル−1−テトラヒドロピラニルオキシエタン ブロモ化合物(1c)15.38g(75mmol)を実施例
(2a)におけるように反応させるが、カリウムヨーダ
イドは添加しない。カラムクロマトグラフィ後、無色の
オイル11.35g(53%)が得られる。
【0075】
【0076】IR(フィルム)[cm-1]: 3060, 295
0, 2880, 2740, 1600, 1495, 1475, 1455, 1440, 1320,
1285, 1185, 1080, 1030, 815, 725
【0077】1H−NMR(100MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=1.25-1.81(m, 6H);2.43(s, 3H); 3.3
3-4.15(m, 6H); 4.46(m, 1H); 7.34, 7.81(AA'XX')
【0078】(2d) 8−(4−メチルフェニル)ス
ルホニル−3,6−ジオキサ−1−テトラヒドロピラニ
ルオキシオクタン クロロ化合物(1d)25.2g(0.1mol)は、実施例
(2a)におけるように、48時間反応後、無色のオイ
ル16.6g(45%)を与える。
【0079】IR(フィルム)[cm-1]: 3080, 3060,
2960, 2890, 2750, 1735, 1655, 1605, 1500, 1460, 1
450, 1325, 1300, 1150, 1130, 1090, 1040, 825, 740
【0080】1H−NMR(100MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=1.39-1.88(m, 6H);2.43(s, 3H); 3.3
0-3.94(m, 14H); 4.58(m, 1H); 7.33, 7.79(AA'XX')
【0081】
【実施例3】 スチルベン類 (3a) 4−ジメチルアミノ−4’−[(3−テトラ
ヒドロピラニルオキシ)−1−プロピルスルホニル]ス
チルベン 窒素雰囲気下、化合物(2a)5.96g(20mmol)
と、4−ジメチルアミノベンズアルデヒド3.28g
(22mmol)とを、乾燥ジメチルホルムアミド100ml
に溶解する。t−ブタノール3ml(31.6mmol)と、
カリウムt−ブトキシド4.48(40mmol)とを加えた
後、この反応混合物を120℃に30時間加熱する。こ
の冷却溶液に、水400mlを加え、この溶液を飽和リン
酸二水素カリウム溶液で酸性化し、pH6〜7とする。
ついで、水性サスペンジョンを酢酸エチルで5回抽出
し、合わせた抽出物を、水で3回洗浄し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥する。溶剤を減圧で留去後、褐色のオイル状残
渣9.2gが残る。さらなる精製は、カラムクロマトグ
ラフィ[シリカゲル; ジクロロメタンまたはジクロロ
メタン/酢酸エチル(50:1)、あるいは、2−メチ
ルペンタン/酢酸エチル混合物]による。黄色のグリー
ス状の物質総量4,73g(55%)が単離され、これ
は、この形態でさらに反応させることができる。
【0082】IR(ジクロロメタン溶液)[cm-1]:
3030, 2980, 2930, 2890, 2860, 1600, 1580, 1515, 14
30, 1415, 1355, 1305, 1270, 1250, 1140, 1030, 890
【0083】1H−NMR(360MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=1.45-1.63(m,6H); 1.93-2.07(m, 2
H); 3.007(s, 6H); 3.14-3.30(m, 2H); 3.40-3.50(m, 2
H); 3.72-3.82(m, 2H); 4.51(m, 1H); CH=CH: 6.910, 7.182(ABスペクトル, 3JAB=16.24Hz) 芳香族シグナル: 6.71, 7.43および7.60, 7.83(各A
A'XX')
【0084】(3b) 4−ジメチルアミノ−4’−
[(11−テトラヒドロピラニルオキシ)−1−ウンデ
シルスルホニル]スチルベン 実施例(3a)におけるように、化合物(2b)2.4
0g(5.87mmol)は、カラムクロマトグラフィ[シリ
カゲル; ジクロロメタン/酢酸エチル混合物]後、黄
色のオイル1.78g(57%)を与える。
【0085】
【0086】1H−NMR(1000MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=1.11-1.94(m, 24H); 1.93-2.07(m, 2
H); 2.99(s, 6H); 3.20-3.99(m, 6H); 4.54(m, 1H); CH=CH: 6.89, 7.20(ABスペクトル, 3JAB=16.3Hz) 芳香族シグナル: 6.69, 7.41および7.59, 7.81(各A
A'XX')
【0087】(3c) 4−(ビスヘキサデシル)アミ
ノ−4’−[(3−テトラヒドロピラニルオキシ)−1
−プロピルスルホニル]スチルベン 実施例(3a)におけるように、化合物(2a)2.9
8g(10mmol)と、ビスヘキサデシルアミノベンズアル
デヒド5.70g(10mmol)とは、カラムクロマトグラ
フィ[シリカゲル; ジクロロメタン/酢酸エチル混合
物]後、黄色のオイル2.63g(32%)を与える。
【0088】
【0089】1H−NMR(300MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=0.84-0.91(t, 6H);1.20-1.36(m, 54
H); 1.44-1.80(m, 12H); 1.95-2.07(m, 2H); 3.17-3.34
(m, 2H); 3.71-3.82(m, 2H); 4.51(m, 1H) CH=CH: 6.8865, 7.164(ABスペクトル, 3JAB=16Hz) 芳香族シグナル: 6.62, 7.39および7.59, 7.82(各A
A'XX')
【0090】(3d) 1−(N−エチルカルバゾール
−3−イル)−2−[4−(3−テトラヒドロピラニル
オキシ)−1−プロピルスルホニルフェニル]エテン 実施例(3a)におけるように、化合物(2a)2.9
8g(10mmol)と、N−エチルカルバゾール−3−カル
ボキサアルデヒド2.68g(12mmol)とは、カラムク
ロマトグラフィ[シリカゲル; ジクロロメタン/酢酸
エチル混合物]後、黄色のオイル1.56g(31%)
を与える。
【0091】
【0092】1H−NMR(100MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=1.30-2.15(tおよびm,オーバーラッ
プ, 13H); 3.10-3.58(m, 4H); 3.63-3.90(m, 2H); 4.35
(q, オーバーラップ,2H); 4.49(m, 1H); 7.00-8.28(m,
13H)
【0093】(3e) 4−メトキシ−4’−[(3−
テトラヒドロピラニルオキシ)−1−プロピルスルホニ
ル]スチルベン 実施例(3a)におけるように、化合物(2a)2.9
8g(10mmol)と、4−メトキシベンズアルデヒド1.
42g(10.5mmol)とは、カラムクロマトグラフィ
[シリカゲル; ジクロロメタン/酢酸エチル混合物]
後、無色の粉末1.78g(43%)を与える。
【0094】IR(KBr)[cm-1]: 3090(w), 3070
(w), 3060(w), 3030(w), 2950(s), 2870(m), 1635(w),
1605(s), 1590(vs), 1515(vs), 1310(s), 1300(s), 127
0(m),1255(vs), 1180(s), 1140(vs), 1120(s), 1085
(s), 1040(vs), 985(vs), 975(vs), 930(m), 840(s), 7
90(s)
【0095】1H−NMR(300MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=1.45-1.80(m, 6H);1.96-2.07(m, 2
H); 3.20-3.28(m, 2H); 3.41-3.50(m, 2H); 3.72-3.81
(m, 2H);3.845(s, 3H); 4.51(m, 1H) CH=CH: 6.990, 7.203(ABスペクトル, 3JAB=16Hz) 芳香族シグナル: 6.922; 7.485および7.631(各AA'X
X') UV: λmax=336nm(トリクロロメタン); λmax=330nm(アセトニトリル)
【0096】(3f) 4−オクタデシルオキシ−4’
−[(3−テトラヒドロピラニルオキシ)−1−プロピ
ルスルホニル]スチルベン 反応混合物を室温で2時間だけ撹拌する以外は実施例
(3a)におけるように、化合物(2a)2.03g
(6.8mmol)と、4−オクタデシルオキシベンズアル
デヒド3.0g(8mmol)とは、カラムクロマトグラフィ
[シリカゲル; ジクロロメタン/酢酸エチル混合物]
後、無色の粉末1.34g(30%)を与える。
【0097】1H−NMR(300MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=0.88(t, 3H); 1.24-1.60(m, 36H);
1.95-2.06(m, 2H); 3.18-3.30(m, 2H); 3.41-3.51(m, 2
H); 3.71-3.81(m, 2H); 3.983(t, 2H); 4.51(m, 1H) CH=CH: 6.98; 7.20(ABスペクトル, 3JAB=16Hz) 芳香族シグナル: 6.91; 7.47および7.63, 7.86(各A
A'XX')
【0098】(3g) 4−メトキシ−4’−[(11
−テトラヒドロピラニルオキシ)−1−ウンデシルスル
ホニル]スチルベン 実施例(3a)におけるように、化合物(2b)4.1
g(10mmol)と、4−メトキシベンズアルデヒド1.4
2g(10.5mmol)とは、カラムクロマトグラフィ[シ
リカゲル; ジクロロメタン/酢酸エチル混合物]後、
淡黄色のオイル960mg(18%)を与える。
【0099】(3h) 3,4−エチレンジオキシ−
4’−[(3−テトラヒドロピラニルオキシ)−1−プ
ロピルスルホニル]スチルベン 実施例(3a)におけるように、化合物(2a)2.9
8g(10mmol)と、ピペロナール1.65g(11mmol)
とは、カラムクロマトグラフィ[シリカゲル;ジクロロ
メタン/酢酸エチル混合物]後、黄色のオイル1.22
g(27%)を与える。
【0100】1H−NMR(100MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=13.6-1.83(m, 6H);1.86-2.11(m, 2
H); 3.11-3.33(m, 2H); 3.36-3.58(m, 2H); 3.63-3.90
(m, 2H);4.36(m, 1H); 5.99(s, 2H); 6.73-7.93(m, 9H)
【0101】(3i) 4−ジブチルアミノ−4’−
[(3−テトラヒドロピラニルオキシ)−1−プロピル
スルホニル]スチルベン 実施例(3a)におけるように、化合物(2a)と、ジ
ブチルアミノベンズアルデヒドとは、ヒドロキシ保護ス
チルベン(3i)を与える。
【0102】(3j) 2,4,6−トリメトキシ−
4’−[(3−テトラヒドロピラニルオキシ)−1−プ
ロピルスルホニル]スチルベン 実施例(3a)におけるように、化合物(2a)2.9
8g(10mmol)と、2,4,6−トリメトキシベンズア
ルデヒド2.16g(11mmol)とは、カラムクロマトグ
ラフィ[シリカゲル; ジクロロメタン/酢酸エチル混
合物]後、黄色のオイル1.28g(27%)を与え
る。
【0103】1H−NMR(100MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=1.38-1.79(m, 6H);1.90-2.14(m, 2
H); 3.11-3.78(m, 6H); 3.85(s, 3H); 3.90(s, 6H); 6.
15(s, 2H); 7.33-7.90(m, 6H)
【0104】(3k) 4−メチルメルカプト−4’−
[(3−テトラヒドロピラニルオキシ)−1−プロピル
スルホニル]スチルベン 実施例(3a)におけるように、化合物(2a)5.9
6g(20mmol)と、4−メチルメルカプトベンズアルデ
ヒド3.64g(24mmol)とは、120℃で21時間
後、淡黄色のオイル2.55g(29%)を与える。
【0105】1H−NMR(300MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=1.45-1.80(m, 6H);1.92-2.08(m, 2
H); 2.512(s, 3H); 3.15-3.28(m, 2H); 3.39-3.51(m, 2
H); 3.71-3.81(m, 2H); 4.50(m, 1H) CH=CH: 7.075; 7.205(ABスペクトル, 3JAB=16Hz, E-
スチルベン) 芳香族シグナル: 7.255; 7.460および7.645, 7.870
(各AA'XX')
【0106】
【実施例4】 式Iの化合物 (4a) 4−ジメチルアミノ−4’−[(1−ヒドロ
キシ)−3−プロピルスルホニル]スチルベン 実施例(3a)からの物質810mg(1.89mmol)の
テトラヒドロフラン15ml溶液を6Mの塩酸3mlと混合
し、加熱して4〜8時間沸騰させる。薄層クロマトグラ
フィによるモニターが、反応の完了を示すと直ちに、冷
却した溶液を希釈水酸化ナトリウム水溶液でpH6〜7
にし、ついで、水でその体積を3倍に希釈する。これに
より、大量の黄色の沈殿物を生じ、これを濾過し、水で
洗浄し、青色ゲルまたは水酸化カリウムペレットを入れ
た減圧デシケーター中で乾燥する。淡黄色の粉末(m.p.
247〜249℃)560mg(86%)が非常に高純
度で得られる。この物質が夾雑されている場合、酢酸エ
チルから再結晶する。
【0107】1H−NMR(360MHz; D6-DMSO): δ[p
pm]=1.63-1.73(m, 2H); 2.939(s, 6H); 3.23-3.32(m,
4H); 3.415(q, 2H); 3.60(t, 1H) CH=CH: 7.060; 7.345(ABスペクトル, 3JAB=16.3Hz) 芳香族シグナル: 6.72; 7.48および7.75, 7.80(各A
A'XX')
【0108】IR(KBr) [cm-1]: 3520(s), 3
420(s,br), 3040(w), 2920(s), 2840(s), 1605(s), 158
5(s), 1525(m), 1465(m), 1405(m), 1360(m), 1315(s),
1295(s), 1285(s), 1140(vs), 1085(s), 970(s), 825
(s), 600(s), 500(s)
【0109】 UV: λmax=386nm(トリクロロメタン); λmax=380nm(アセトニトリル)
【0110】(4b) 4−ジメチルアミノ−4’−
[(1−ヒドロキシ)−11−ウンデシルスルホニル]
スチルベン 実施例(3b)からの物質500mg(0.92mmol)
を、実施例(4a)に記載のように、テトラヒドロフラ
ンに溶解し、塩酸で処理する。m.p.153〜155℃の
黄色の粉末370mg(88%)が得られる。
【0111】1H−NMR(300MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=1.20-1.40(m, 12H);1.49-1.60(m, 4
H); 1.65-1.77(m, 2H); 3.010(s, 6H); 3.03-3.11(m, 2
H); 3.58-3.67(m, 2H) CH=CH: 6.915; 7.188(ABスペクトル, 3JAB=16Hz) 芳香族シグナル: 6.72; 7.44および7.60, 7.82(各A
A'XX')
【0112】(4c) 4−(ビスヘキサデシル)アミ
ノ−4’−[(1−ヒドロキシ)−3−プロピルスルホ
ニル]スチルベン 実施例(3c)からの物質1.91g(2.24mmol)
を、テトラヒドロフラン中、実施例12におけるよう
に、HClで処理する。中和後、水性混合物をトリクロ
ロメタンで何度も抽出し、抽出物を硫酸ナトリウムで乾
燥し、溶剤を減圧で留去する。残渣は、カラムクロマト
グラフィ(シリカゲル; ジクロロメタン/酢酸エチル
10:1)により精製する。グリース状の生成物を少量
のトルエン中で加熱し、冷却後、メタノールを添加し、
生成物を−20℃で沈殿させる。融点55〜57℃
(1.33g, 77%)を有する淡黄色の固体が得られ
る。
【0113】1H−NMR(300MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=0.88(t, 6H); 1.18-1.38(m, 48H);
1.24-1.36(m, 6H); 1.95-2.06(m, 2H); 3.19-3.34(m, 4
H); 3.72-3.79(m, 3H) CH=CH: 6.866; 7.152(ABスペクトル, 3JAB=16Hz) 芳香族シグナル: 6.64; 7.39および7.58, 7.82(各A
A'XX')
【0114】(4d) 4−メトキシ−4’−[(1−
ヒドロキシ)−3−プロピルスルホニル]スチルベン 実施例(3g)からの物質630mg(1.51mmol)の
テトラヒドロフラン10ml溶液を2Mの塩酸3mlと混合
し、60℃に4〜8時間加熱する。薄層クロマトグラフ
ィによるモニターが、反応の完了を示すと直ちに、冷却
した溶液を希釈水酸化ナトリウム水溶液でpH6〜7に
し、ついで、水でその体積を5倍に希釈する。これによ
り、大量の無色の沈殿物を生じ、これを濾過し、水で洗
浄し、青色ゲルまたは水酸化カリウムペレットを入れた
減圧デシケーター中で乾燥する。灰色の粉末410mg
(82%)が得られ、カラムクロマトグラフィにより精
製する。
【0115】1H−NMR(300MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=1.67(t, 1H); 1.95-2.06(m, 2H); 3.
22-3.29(m, 2H); 3.756(q, 2H); 3.848(s, 3H) CH=CH: 6.980; 7.208(ABスペクトル, 3JAB=16Hz) 芳香族シグナル: 6.93; 7.49および7.64, 7.86(各A
A'XX')
【0116】(4e) 3,4−エチレンジオキシ−
4’−[(1−ヒドロキシ)−3−プロピルスルホニ
ル]スチルベン 実施例(4a)におけるように、実施例(3h)からの
物質1.22gは、実際に無色のオイル770mg(78
%)を与える。
【0117】1H−NMR(100MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=1.88-2.14(m, 2H);3.11-3.38(m,2H);
3.72(t, 2H); 6.00(s, 2H); 6.73-7.93(m, 9H)
【0118】(4f) 1−(N−エチルカルバゾール
−3−イル)−2−[4−(3−ヒドロキシ)−1−プ
ロピルスルホニルフェニル]エテン 実施例(4a)におけるように、実施例(3d)からの
物質1.56g(3.1mmol)は、カラムクロマトグラフ
ィ[シリカゲル; ジクロロメタン/酢酸エチル混合
物]後、黄色のオイル1.03g(80%)を与える。
【0119】1H−NMR(100MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=1.40(t, 3H); 1.83-2.25(m, br, 3
H); 3.10-3.34(m, 2H); 3.58-3.80(m, 2H); 4.33(q, 2
H); 6.43-8.28(m, 13H)
【0120】(4g) 4−ジブチルアミノ−4’−
[(3−ヒドロキシ)−1−プロピルスルホニル]スチ
ルベン 実施例(4a)に記載したように、実施例(3i)から
のテトラヒドロピラニルエーテルの酸加水分解は、ヒド
ロキシ化合物4gを与える。
【0121】1H−NMR(300MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=0.96(t, 6H); 1.23-1.43(m, 4H); 1.
49-1.69(m, 5H); 1.94-2.06(m, 2H); 3.20-3.34(m, 6
H); 3.71-3.78(m, 2H) CH=CH: 6.868; 7.162(ABスペクトル, 3JAB=16Hz) 芳香族シグナル: 6.59; 7.39および7.59, 7.82(各A
A'XX')
【0122】(4h) 4−メチルメルカプト−4’−
[(1−ヒドロキシ)−3−プロピルスルホニル]スチ
ルベン 実施例(4a)におけるように、実施例(3k)からの
物質は、無色の粉末を与える(60%)。
【0123】1H−NMR(300MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=1.69(br, 1H); 1.95-2.05(m, 2H);
2.51(s, 3H); 3.22-3.29(m, 2H); 3.75(t, br, 2H) CH=CH: 7.020; 7.200(ABスペクトル, 3JAB=16Hz, E-
スチルベン) 芳香族シグナル: 7.255; 7.458および7.649; 7.872
(各AA'XX')
【0124】(4i) 同様に、化合物(2a)から、
以下のものが得られる。
【0125】I. 4−(ビスオクタデシル)アミノ−
4’−[(1−ヒドロキシ)−3−プロピルスルホニ
ル]スチルベン II. 4−(N−エチル−N−オクタデシル)アミノ
−4’−[(1−ヒドロキシ)−3−プロピルスルホニ
ル]スチルベン III. 4−ヘキサデシルオキシ−4’−[(1−ヒ
ドロキシ)−3−プロピルスルホニル]スチルベン IV. 4−テトラデシルオキシ−4’−[(1−ヒド
ロキシ)−3−プロピルスルホニル]スチルベン V. 4−デコシルオキシ−4’−[(1−ヒドロキ
シ)−3−プロピルスルホニル]スチルベン VI. 2,4−ビス(オクタデシルオキシ)−4’−
[(1−ヒドロキシ)−3−プロピルスルホニル]スチ
ルベン VII. 4−ヘキサデシルチオ−4’−[(1−ヒド
ロキシ)−3−プロピルスルホニル]スチルベン VIII. 4−オクタデシルチオ−4’−[(1−ヒ
ドロキシ)−3−プロピルスルホニル]スチルベン
【0126】(4j) 同様に、(2b)からの化合物
を用いて、以下のものが得られる。 I. 4−ジブチルアミノ−4’−[(1−ヒドロキ
シ)−11−ウンデシルスルホニル]スチルベン II. 4−(ビスオクタデシル)アミノ−4’−
[(1−ヒドロキシ)−11−ウンデシルスルホニル]
スチルベン III. 4−(N−エチル−N−オクタデシル)アミ
ノ−4’−[(1−ヒドロキシ)−11−ウンデシルス
ルホニル]スチルベン IV. 4−ヘキサデシルオキシ−4’−[(1−ヒド
ロキシ)−11−ウンデシルスルホニル]スチルベン V. 4−テトラデシルオキシ−4’−[(1−ヒドロ
キシ)−11−ウンデシルスルホニル]スチルベン VI. 4−ドコシルオキシ−4’−[(1−ヒドロキ
シ)−11−ウンデシルスルホニル]スチルベン VII. 2,4−ビス(オクタデシルオキシ)−4’
−[(1−ヒドロキシ)−11−ウンデシルスルホニ
ル]スチルベン VIII. 4−ヘキサデシルチオ−4’−[(1−ヒ
ドロキシ)−11−ウンデシルスルホニル]スチルベン IX. 4−オクタデシルチオ−4’−[(1−ヒドロ
キシ)−11−ウンデシルスルホニル]スチルベン
【0127】(4k) 実施例(1a)および(2a)
に記載したように、4−クロロ−1−ブタノールは、4
−(4−メチルフェニル)スルホニル−1−テトラヒド
ロピラニルオキシブタンを与える。この化合物を用い
て、同様に、以下のものが得られる。
【0128】I. 4−ジブチルアミノ−4’−[(1
−ヒドロキシ)−4−ブチルスルホニル]スチルベン II. 4−(ビスヘキサデシル)アミノ−4’−
[(1−ヒドロキシ)−4−ブチルスルホニル]スチル
ベン III. 4−(ビスオクタデシル)アミノ−4’−
[(1−ヒドロキシ)−4−ブチルスルホニル]スチル
ベン IV. 4−(N−エチル−N−オクタデシル)アミノ
−4’−[(1−ヒドロキシ)−4−ブチルスルホニ
ル]スチルベン V. 4−ヘキサデシルオキシ−4’−[(1−ヒドロ
キシ)−4−ブチルスルホニル]スチルベン VI. 4−オクタデシルオキシ−4’−[(1−ヒド
ロキシ)−4−ブチルスルホニル]スチルベン VII. 4−テトラデシルオキシ−4’−[(1−ヒ
ドロキシ)−4−ブチルスルホニル]スチルベン VIII. 4−ドコシルオキシ−4’−[(1−ヒド
ロキシ)−4−ブチルスルホニル]スチルベン IX. 2,4−ビス(オクタデシルオキシ)−4’−
[(1−ヒドロキシ)−4−ブチルスルホニル]スチル
ベン X. 4−ヘキサデシルチオ−4’−[(1−ヒドロキ
シ)−6−ヘキシルスルホニル]スチルベン XI. 4−オクタデシルチオ−4’−[(1−ヒドロ
キシ)−4−ブチルスルホニル]スチルベン
【0129】(4l) 実施例(1a)および(2a)
に記載したように、6−クロロもしくは6−ブロモ−1
−ヘキサノールは、6−(4−メチルフェニル)スルホ
ニル−1−テトラヒドロピラニルオキシヘキサンを与え
る。この化合物を用いて、同様に、以下のものが得られ
る。
【0130】I. 4−ジブチルアミノ−4’−[(1
−ヒドロキシ)−6−ヘキシルスルホニル]スチルベン II. 4−(ビスヘキサデシル)アミノ−4’−
[(1−ヒドロキシ)−6−ヘキシルスルホニル]スチ
ルベン III. 4−(ビスオクタデシル)アミノ−4’−
[(1−ヒドロキシ)−6−ヘキシルスルホニル]スチ
ルベン IV. 4−(N−エチル−N−オクタデシル)アミノ
−4’−[(1−ヒドロキシ)−6−ヘキシルスルホニ
ル]スチルベン V. 4−ヘキサデシルオキシ−4’−[(1−ヒドロ
キシ)−6−ヘキシルスルホニル]スチルベン VI. 4−オクタデシルオキシ−4’−[(1−ヒド
ロキシ)−6−ヘキシルスルホニル]スチルベン VII. 4−テトラデシルオキシ−4’−[(1−ヒ
ドロキシ)−6−ヘキシルスルホニル]スチルベン VIII. 4−ドコシルオキシ−4’−[(1−ヒド
ロキシ)−6−ヘキシルスルホニル]スチルベン IX. 2,4−ビス(オクタデシルオキシ)−4’−
[(1−ヒドロキシ)−6−ヘキシルスルホニル]スチ
ルベン X. 4−ヘキサデシルチオ−4’−[(1−ヒドロキ
シ)−6−ヘキシルスルホニル]スチルベン XI. 4−オクタデシルチオ−4’−[(1−ヒドロ
キシ)−6−ヘキシルスルホニル]スチルベン
【0131】(4m) 実施例(1a)および(2a)
に記載したように、8−ブロモもしくは8−クロロ−1
−オクタノールは、8−(4−メチルフェニル)スルホ
ニル−1−テトラヒドロピラニルオキシオクタンを与え
る。この化合物を用いて、同様に、以下のものが得られ
る。
【0132】I. 4−ジブチルアミノ−4’−[(1
−ヒドロキシ)−8−オクチルスルホニル]スチルベン II. 4−(ビスヘキサデシル)アミノ−4’−
[(1−ヒドロキシ)−8−オクチルスルホニル]スチ
ルベン III. 4−(ビスオクタデシル)アミノ−4’−
[(1−ヒドロキシ)−8−オクチルスルホニル]スチ
ルベン IV. 4−(N−エチル−N−オクタデシル)アミノ
−4’−[(1−ヒドロキシ)−8−オクチルスルホニ
ル]スチルベン V. 4−ヘキサデシルオキシ−4’−[(1−ヒドロ
キシ)−8−オクチルスルホニル]スチルベン VI. 4−オクタデシルオキシ−4’−[(1−ヒド
ロキシ)−8−オクチルスルホニル]スチルベン VII. 4−テトラデシルオキシ−4’−[(1−ヒ
ドロキシ)−8−オクチルスルホニル]スチルベン VIII. 4−ドコシルオキシ−4’−[(1−ヒド
ロキシ)−8−オクチルスルホニル]スチルベン IX. 2,4−ビス(オクタデシルオキシ)−4’−
[(1−ヒドロキシ)−8−オクチルスルホニル]スチ
ルベン X. 4−ヘキサデシルチオ−4’−[(1−ヒドロキ
シ)−8−オクチルスルホニル]スチルベン XI. 4−オクタデシルチオ−4’−[(1−ヒドロ
キシ)−8−オクチルスルホニル]スチルベン
【0133】(4n) 実施例(1a)および(2a)
に記載したように、12−ブロモ−1−ドデカノール
は、12−(4−メチルフェニル)スルホニル−1−テ
トラヒドロピラニルオキシドデカンを与える。この化合
物を用いて、同様に、以下のものが得られる。
【0134】I. 4−ジブチルアミノ−4’−[(1
−ヒドロキシ)−12−ドデシルスルホニル]スチルベ
ン II. 4−(ビスヘキサデシル)アミノ−4’−
[(1−ヒドロキシ)−12−ドデシルスルホニル]ス
チルベン III. 4−(ビスオクタデシル)アミノ−4’−
[(1−ヒドロキシ)−12−ドデシルスルホニル]ス
チルベン IV. 4−(N−エチル−N−オクタデシル)アミノ
−4’−[(1−ヒドロキシ)−12−ドデシルスルホ
ニル]スチルベン V. 4−ヘキサデシルオキシ−4’−[(1−ヒドロ
キシ)−12−ドデシルスルホニル]スチルベン VI. 4−オクタデシルオキシ−4’−[(1−ヒド
ロキシ)−12−ドデシルスルホニル]スチルベン VII. 4−テトラデシルオキシ−4’−[(1−ヒ
ドロキシ)−12−ドデシルスルホニル]スチルベン VIII. 4−ドコシルオキシ−4’−[(1−ヒド
ロキシ)−12−ドデシルスルホニル]スチルベン IX. 2,4−ビス(オクタデシルオキシ)−4’−
[(1−ヒドロキシ)−12−ドデシルスルホニル]ス
チルベン X. 4−ヘキサデシルチオ−4’−[(1−ヒドロキ
シ)−12−ドデシルスルホニル]スチルベン XI. 4−オクタデシルチオ−4’−[(1−ヒドロ
キシ)−12−ドデシルスルホニル]スチルベン
【0135】(4o) 4−オクタデシルオキシ−4’
−[(3−ヒドロキシ)−1−プロピルスルホニル]ス
チルベン 化合物(3i)9.02g(13.8mmol)をテトラヒド
ロフラン140mlに溶解する。2Mの塩酸100mlを添
加して後、この混合物を50℃に4時間加熱する。混合
物は、濁り、冷却すると、無色の沈殿が分離する。これ
を濾過し、最初に、少量のTHFで洗浄し、ついで、水
で洗浄する。固体を減圧デシケーターで乾燥する。融点
137℃の無色の粉末4.50gが得られる。母液を濃
縮し、ジクロロメタンで多数回抽出し、抽出物を硫酸マ
グネシウムで乾燥し、溶剤を留去し、得られるオイル状
の残渣をイソヘキサン/酢酸エステル混合物でシリカゲ
ルカラム上でクロマトグラフィする。生成物総量5.9
0g(75%)が単離される。
【0136】1H−NMR(300MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=0.88(t, 3H); 1.24-1.50(m, 30H);
1.75-1.85(m, 2H); 1.95-2.05(m, 2H); 3.22-3.29(m, 2
H); 3.76(q, 2H); 3.985(t,2H); CH=CH: 6.98; 7.20(ABスペクトル, 3JAB=16Hz) 芳香族シグナル: 6.91; 7.47および7.63; 7.86(各A
A'XX')
【0137】
【実施例5】 スルホン類 (5a) ヘキサデシルトリルスルホン 実施例(2a)におけるように、1−ブロモヘキサデカ
ン9.15g(30mmol)と、無水ナトリウムp−トルエ
ンスルフィネート5.88g(33mmol)とを反応させ
る。短いシリカゲルカラム(ジクロロメタン/酢酸エチ
ル10:1)でクロマトグラフィ後、化合物(5a)1
0.7g(94%)が得られる。
【0138】1H−NMR(100MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=0.96(t, 3H); 1.20-1.29(s,br, 26
H); 1.50-1.88(m, 2H); 2.44(s, 3H); 2.93-3.15(m, 2
H); 7.23;7.78(AA'XX', 4H)
【0139】(5b) 実施例(5a)におけるよう
に、1−ブロモブタンから:ブチルトリルスルホン
【0140】(5c) 実施例(5a)におけるよう
に、1−ブロモヘキサンから: ヘキシルトリルスルホ
【0141】(5d) 実施例(5a)におけるよう
に、1−ブロモオクタンから: オクチルトリルスルホ
【0142】(5e) 実施例(5a)におけるよう
に、1−ブロモデカンから: デシルトリルスルホン
【0143】(5f) 実施例(5a)におけるよう
に、1−ブロモドデカンから: ドデシルトリルスルホ
【0144】(5g) 実施例(5a)におけるよう
に、1−ブロモテトラデカンから:テトラデシルトリル
スルホン
【0145】(5h) 実施例(5a)におけるよう
に、1−ブロモオクタデカンから:オクタデシルトリル
スルホン
【0146】
【実施例6】 4−[N−メチル−N−2−(テトラ
ヒドロピラニルオキシ)エチルアミノ]ベンズアルデヒ
ド 実施例1におけるように、4−(N−メチル−N−ヒオ
ドロキシエチルアミノ)ベンズアルデヒド3.58g
(20mmol)をテトヒドロピラン0.1mmolおよびp−
トルエンスルホン酸1mmolと反応させてテトラヒドロピ
ラニルエーテルを得る。粗生成物は、カラムクロマトグ
ラフィ[シリカゲル; ジクロロメタン/酢酸エチル5
0:1)により精製する。黄色のオイル4.71g(9
0%)が得られる。
【0147】1H−NMR(100MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=1.27-1.93(m, 6H);3.02(s, 3H); 3.2
3-3.91(m, 6H); 4.48(m, 1H); 6.68, 7.63(AA'XX', 4
H); 9.64(s, 1H)
【0148】
【実施例7】 4−[N−メチル−N−2−(テトラヒ
ドロピラニルオキシ)エチルアミノ]−4’−ヘキサデ
シルスルホニルスチルベン 実施例(5a)におけるように、化合物(5a)3.8
g(10mmol)と、実施例6からの物質2.62g(10mm
ol)とは、カラムクロマトグラフィ[シリカゲル; ジ
クロロメタン]後、黄褐色のオイルとして化合物(7)
1.15g(18%)を与える。
【0149】1H−NMR(300MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=0.87(t, 3H); 1.20-1.85(m, 34H);
3.04-3.10(m, オーバオラップ, 2H); 3.05(s, 3H); 3.4
2-3.66(m, 4H); 3.76-3.94(m, 2H); 4.58(m, 1H) CH=CH: 6.90; 7.18(ABスペクトル, 3JAB=16Hz) 芳香族シグナル: 6.73; 7.41および7.59; 7.81(各A
A'XX')
【0150】
【実施例8】 4−[N−メチル−N−2−ヒドロキシ
エチルアミノ]−4’−ヘキサデシルスルホニルスチル
ベン 実施例(4a)におけるように、実施例7からの物質
は、テトラヒドロピラニルエーテル開裂後、ヒドロキシ
化合物(8a)を与える。
【0151】以下のものは、同様にして得られる。
【0152】(b) 4−[N−メチル−N−2−ヒド
ロキシエチルアミノ]−4’−ドデシルスルホニルスチ
ルベン
【0153】(c) 4−[N−メチル−N−2−ヒド
ロキシエチルアミノ]−4’−テトラデシルスルホニル
スチルベン
【0154】(d) 4−[N−メチル−N−2−ヒド
ロキシエチルアミノ]−4’−オクタデシルスルホニル
スチルベン
【0155】(e) 4−[N−メチル−N−2−ヒド
ロキシエチルアミノ]−4’−ブチルスルホニルスチル
ベン
【0156】(f) 4−[N−メチル−N−2−ヒド
ロキシエチルアミノ]−4’−ヘキシルスルホニルスチ
ルベン
【0157】(g) 4−[N−メチル−N−2−ヒド
ロキシエチルアミノ]−4’−オクチルスルホニルスチ
ルベン
【0158】(h) 4−[N−メチル−N−2−ヒド
ロキシエチルアミノ]−4’−デシルスルホニルスチル
ベン
【0159】
【実施例9】 4−[3−(テトラヒドロピラニルオキ
シ)プロポキシ]ベンズアルデヒド 文献の処方に従い、相間移動触媒(ジクロロメタン/水
酸化ナトリウム/水酸化テトラ−n−ブチルアンモニウ
ム)の存在中、4−ヒドロキシベンズアルデヒドをブロ
モ化合物(2a)と反応させる。クロマトグラフィによ
る精製後、アルデヒドは、淡黄色のオイルとして得られ
る。
【0160】
【実施例10】 4−[3−(テトラヒドロピラニルオ
キシ)プロポキシ]−4’−ヘキサデシルスルホニルス
チルベン 実施例(7a)および(7b)に記載したように、トリ
ル成分(5)およびアルデヒド(9)は、カラムクロマ
トグラフィ後、スチルベンを与える。
【0161】
【実施例11】 4−[3−ヒドロキシプロポキシ]−
4’−ヘキサデシルスルホニルスチルベン テトラヒドロピラニルエーテルの開裂を実施例(4a)
に記載したように行う。ヒドロキシ化合物が得られる。
【0162】以下のものは、同様にして、調製される。
【0163】(11b) 4−[3−ヒドロキシプロポ
キシ]−4’−デシルスルホニルスチルベン
【0164】(11c) 4−[3−ヒドロキシプロポ
キシ]−4’−ブチルスルホニルスチルベン
【0165】(11d) 4−[3−ヒドロキシプロポ
キシ]−4’−ヘキシルスルホニルスチルベン
【0166】(11e) 4−[3−ヒドロキシプロポ
キシ]−4’−オクチルスルホニルスチルベン
【0167】(11f) 4−[3−ヒドロキシプロポ
キシ]−4’−オクタデシルスルホニルスチルベン
【0168】(11g) 4−[3−ヒドロキシプロポ
キシ]−4’−ドデシルスルホニルスチルベン
【0169】(11h) 4−[3−ヒドロキシプロポ
キシ]−4’−テトラデシルスルホニルスチルベン
【0170】
【実施例12】 チオフェンリングを有する不飽和系 (12a) 1−[(5−ジブチルアミノ)チエン−2
−イル)]−2−[4−(3−テトラヒドロピラニルオ
キシ)−1−プロピルスルホニル]フェニル−(E)−
エテン 実施例(3a)におけるように、化合物(2a)5.9
6g(20mmol)を5−ジブチルアミノチオフェン−2−
カルボアルデヒド5.27g(22mmol)と反応させる。
カラムクロマトグラフィ後、赤橙色のオイルが得られ
る。
【0171】1H−NMR(300MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=0.96(t, 6H); 1.34-1.67(m, 14H);
1.93-2.07(m, 2H); 3.14-3.32(m, 6H); 3.40-3.50(m, 2
H); 3.72-3.82(m, 2H); 4,51(m, 1H) CH=CH: 6.40; 7.23(ABスペクトル, 3JAB=16Hz) 芳香族シグナル: 7.60; 7.83(AA'XX', フェニレンユ
ニット) 5.72; 6.84(各d, 1H当たり, チエニルユニット)
【0172】(12b) 1−[(5−ジブチルアミ
ノ)チエン−2−イル)]−2−[4−{(1−ヒドロ
キシ)−4−プロピルスルホニル]フェニル−(E)−
エテン 実施例(4c)におけるように、実施例(12a)から
の化合物2.0g(3.85mmol)をテトラヒドロフラン
中で2Mの塩酸と加熱沸騰させる。クロマトグラフィ
後、赤橙色の粉末1.12g(64%)が得られる。
【0173】1H−NMR(300MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=0.96(t, 6H); 1.38(m, 4H); 1.66(m,
4H); 1.71(s, br, 1H); 1.94-2.06(m, 2H); 3.16-3.34
(m, 6H); 3.71-3.80(m, 2H) CH=CH: 6.39; 7.25(ABスペクトル, 3JAB=16Hz) 芳香族シグナル: 7.59; 7.82(AA'XX', フェニレンユ
ニット) 5.70; 6.85(各d, 1H当たり, チエニルユニット)
【0174】スルホニルジアルキルアミノスチルベン類
のポリマー類におけるような反応
【0175】
【実施例13】 メタクリレート類およびアクリレート
類 (13a) 4−ジメチルアミノ−4’−[3−メタク
リロイルオキシ)−1−プロピルスルホニル]スチルベ
ン 窒素雰囲気下、メタクリロイルクロライド1.46ml
(15mmol)を乾燥ジオキサン10mlと混合する。N,
N−ジメチルアミノピリジン61mg(0.5mmol)を添
加後、化合物(4a)1.06g(3.07mmol)のピリ
ジン20ml溶液を室温で1.5時間かけて滴下し、この
反応混合物を室温でさらに20時間撹拌する。ついで、
完全なサスペンジョンをシリカゲルカラムに載せ、ジク
ロロメタン/酢酸エチル(1:1)で溶離する。溶剤を
減圧で留去し、得られた黄色のオイルをクロマトグラフ
ィ[シリカゲル; ジクロロメタン/酢酸エチル(1:
1)]により精製する。黄色の固体620mg(52%)
が得られ、窒素下、冷蔵庫に貯蔵する。
【0176】1H−NMR(100MHz; CDCl3): δ[pp
m]=1.90(m, 3H); 2.00-2.33(m, 2H);3.00(s, 6H); 3.0
8-3.30(m, 2H); 4.20(t, 2H); 5.55(m, 1H); 6.05(m, 1
H) CH=CH(スチルベン): 6.88; 7.20(ABスペクトル, 3J
AB=16.3Hz) 芳香族シグナル:6.70; 7.43および7.58,7.81(各AA'X
X')
【0177】(13b) 4−オクタデシルオキシ−
4’−[3−メタクリロイルオキシ)−1−プロピルス
ルホニル]スチルベン ピリジン存在下、ジクロロメタン中で、メタクリロイル
クロライドと4−オクタデシルオキシ−4’−[(ヒド
ロキシ)−1−プロピルスルホニル]スチルベンとを反
応させると、メタクリリックエステルを与え、これは、
クロマトグラフィにより精製される。
【0178】1H−NMR(300MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=0.88(t, 3H); 1.24-1.50(m, 30H);
1.74-1.84(m, 2H); 1.91(m, 3H); 2.07-2.18(m, 2H);
3.16-3.24(m, 2H); 3.986(t, 2H); 4.208(t, 2H); 5.56
6(m, 1H); 6.060(m, 1H) CH=CH(スチルベン): 6.982; 7.205(ABスペクトル,
3JAB=16Hz) 芳香族シグナル:6.914; 7.470および7.638,7.860(各A
A'XX')
【0179】(13c) 4−オクタデシルオキシ−
4’−[(3−アクリロイルオキシ)−1−プロピルス
ルホニル]スチルベン 同様に、アクリロイルクロライドは、相当するアクリレ
ートを与える。
【0180】1H−NMR(300MHz; D-トリクロロメタ
ン): δ[ppm]=0.88(t, 3H); 1.24-1.50(m, 30H),
1.74-1.85(m, 2H); 2.07-2.18(m, 2H); 3.16-3.24(m, 2
H); 3.98(t, 2H); 4.2224(t, 2H); 5.84(dd, 1H, 3J=1
0.5Hz, 2J=1.5Hz); 6.08(dd, 1H, 3J=17Hz, 3J=10.5
Hz); 6.388(dd, 1H, 3J=17Hz, 2J=1.5Hz) CH=CH(スチルベン): 6.985; 7.204(ABスペクトル,
3JAB=16Hz) 芳香族シグナル:6.913; 7.472および7.648,7.862(各A
A'XX')
【0181】(13d) 4−オクタデシルオキシ−
4’−[(1−メタクリロイルオキシ)−3−プロピル
スルホニル]スチルベン 窒素下、4−オクタデシルオキシ−4’−[(1−ヒド
ロキシ)−3−プロピルスルホニル]スチルベン1g
(1.75mmol)を、小さな結晶の2,6−ジ−t−ブ
チル−p−クレソール(抑制剤)とともに溶解し、0℃
に冷却する。メタクリロイルクロライド0.366g
(3.5mmol)のクロロホルム5ml溶液と、ピリジン2
77mgのクロロホルム10ml溶液とを、窒素下、これに
緩やかに滴下する。0℃で1時間後、このサスペンジョ
ンを50℃に加熱する。50℃でさらに3時間後、反応
は完了する。清澄な溶液をロータリーエバポレータで濃
縮し、沈殿した反応生成物をジクロロメタン10mlで取
り出し、水で震盪して抽出し、シリカゲルカラムで精製
する。 収率: 0.67g(60%)
【0182】
【実施例14】 (ポリマーI) 窒素シール下、4−[N−メチル−N−2−(ヒドロキ
シエチル)アミノ]−4’−ヘキサデシルスルホニルス
チルベン(8a)1.36g(2.5mmol)を250mlの
丸底フラスコに秤量する。これに、18重量%強度のポ
リアクリロイルクロライド[Mw 20,000〜3
0,000]6.15gのジオキサン溶液と、乾燥N−
メチル−2−ピロリドン(NMP)50mlとを加える。
室温で撹拌10分後、乾燥ピリジン2.5mlを清澄な黄
色溶液に加え、この混合物を50℃で8時間撹拌する。
16時間後、オクタデシルアミン3.365gをこの冷
却溶液に加え、混合物を再度50℃で8時間撹拌する。
最後に、メタノール50mlを加え、50℃でさらに10
時間後、溶液をアセトンで沈殿させる、沈殿した黄色の
ポリマーは、それをジクロロメタン/メタノールの混合
物に溶解し、再度、アセトンで沈殿させる。着色剤の混
入の度合いは、32重量%と決定される。
【0183】
【実施例15】 (ポリマーII) 上記実施例におけるように、4−(ビスヘキサデシル)
アミノ−4’−[(1−ヒドロキシ)−3−プロピルス
ルホニル]スチルベン(4d)1.92g(2.5mmo
l)を使用すると、発色団含量33重量%を有する黄色
のポリマーを与える。
【0184】
【実施例16】 4−オクタデシルオキシ−4’−
[(1−メタクリロイルオキシ)−3−プロピルスルホ
ニル]スチルベンとHEMA(1:1)との共重合(ポ
リマーIII) 化合物(13d)290.7mg(0.46mmol)と、2
−ヒドロキシエチルメタクリレート59.2mgとを、シ
ュレンク容器(Schlenk vessel)中のクロロベンゼン1.
5mgに溶解させる。クロロベンゼン0.65mlに溶解さ
せたアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)2.2mg
を加え、クロロベンゼン1mlですすぐ。ついで、シュレ
ンク容器を緊密に閉じ、大気中の酸素を減圧化により3
回抜き、各回窒素を補充する。65℃で24時間後、こ
の反応溶液をジクロロメタン2mlとメタノール0.5ml
とで希釈し、酢酸エチル100mlに沈殿させる。沈殿し
た生成物は、TLCによりモノマー類が存在しないこと
をチェックし、必要とあらば、再沈殿させる。
【0185】収率: 273.8mg 着色剤含量: 70重量%(UV/vis.スペクトロスコピ
ーによる)
【0186】同様にして、メチルメタクリレート、メチ
ルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、エチ
ル、プロピルおよびブチルメタクリレートならびにアク
リレート等とのコポリマー類も、良好な収率と着色剤高
含量で調製することができる。
【0187】
【実施例17】 (着色剤単分子層用のSHG) メーカーフリンジ装置で、着色剤単分子層について、S
HG強度を最初に測定した。
【0188】このために、Lauda製のLBトラフを用い
て、4つの親水性のガラス支持体を染料単分子層Iおよ
びIIで塗布した。ポリマーIおよびIIの塗布条件
は、以下の通りであった。
【0189】水温: 20℃, フィルムの横方向の圧
力: 15mN/M, 塗布速度: 30mm/分
【0190】このようにして作成した試料をメーカーフ
リンジ装置で試験して、SHG特性を決定した。同一の
材料製の全ての試料が、ほぼ同様のSHG強度を示し
た。予想されるように、IおよびIIの単分子層のSH
G強度は、いずれのポリマーにおいても、同一の発色団
が使用されているので、同じオーダの大きさである。
【0191】SHG強度の入射角への依存性は、試料I
およびIIの全てについて同一であった。測定曲線は、
入射角0°の周りに対称である。これは、染料単分子層
における発色団の上記配向を確認するものである。
【0192】測定曲線の評価は、以下の通りである。
【0193】単分子層についてのX(2)値: X
(2)(I)=8 pm/V; X(2)(II)=9pm/V
【0194】
【実施例18】 (ポリマーIおよびIIを有する交互
多重層についてのSHG) IおよびIIの交互多重層についてのSHG測定のた
め、ABトラフと、10,20,30,50および20
0塗装サイクルを用いて、疎水性のガラスから、試料を
調製した。これら層は、単分子層と同一の条件下で調製
した(cf. 実施例15)。IおよびIIの移動比は、層
の数に依存せず、ほぼ1であった。交互塗装は、良好な
光学的な性質を有する均質な層を与えた。
【0195】このようにして作成した交互多重層は、メ
ーカーフリンジ装置で調べて、それらのSHG性質を決
定した。SHG強度は、層の数とともに、二乗で増加
し、これは、発色団配向が多重系で保持されるか、否か
を予想させる。角度依存性SHG強度は、単分子層にお
けるように、垂直なレーザ入射の周りに対称である。測
定曲線から、交互層系についての以下のX(2)が決定さ
れる: X(2)=(I/II)=8pm/V。同一の交互層
系を有する異なる厚さの試料についてのX(2)の一致性
は、非常に良好である。この実施例は、SHG活性およ
び、したがって、発色団の配向が交互層において維持さ
れることを示す。
【0196】
【実施例17】 (200サイクルI/IIの光減衰) 導波層における光減衰(200ABサイクル)は、W. H
ickel et al. Thin Solid Film 210/211(1992) 182-184
において記載されてるファイバー光学法によって、63
3nmで決定した。減衰は、ほぼ2.5dB/cmであった。
電界の80%以上が導波層において行われる層につい
て、これは、非常に良好な値である。
【図面の簡単な説明】
【図1】単一材料を含むフィルムについての3つのタイ
プの浸漬挙動を示す図である。
【図2】アルキル鎖ラジカルに対して反対の双極子モー
メントを有する2つの活性両親媒性物質から構成される
フィルムを示す図である。
【図3】光波の周波数逓倍化用の構成部分を示す図であ
る。
【図4】周波数逓倍器の別の実施態様を示す図である。
【図5】線形電気光学効果により、光波を変調するため
の構成部分を示す図である。
【図6】光周波数をミキシングおよびシフトさせるため
の構成部分を示す図である。
【符号の説明】
100 構成部分 101, 301 入射光 102, 107, 302, 305, 403 面 103 活性層 104 支持体 105 カバー層 106 周波数逓倍化光 201 非活性部分 202 活性−活性多重層 303 導波層 304 電極 401, 402 ビーム
フロントページの続き (72)発明者 ヴェルナー・ヒッケル ドイツ連邦共和国デー−67061 ルートヴ ィヒスハーフェン,プファルツグラーフェ ンシュトラーセ 65 (72)発明者 ドナルド・ルポ ドイツ連邦共和国デー−65817 エップシ ュタイン/タウヌス,アム・ホルデルブッ シュ 28 (72)発明者 アンドレアス・マイアー ドイツ連邦共和国デー−65795 ハッテル スハイム・アム・マイン,ローゼンパルク 32 (72)発明者 ゲオルク・パウロウスキ ドイツ連邦共和国デー−65187 ヴィース バーデン,フリッツ−カレ・シュトラーセ 34 (72)発明者 ウデ・ショイネマン ドイツ連邦共和国デー−65835 リーデル バッハ,フェルトベルクシュトラーセ 12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも10-9静電単位の二次感受率
    を有する電磁放射透明性高分子媒体から成る光学部材で
    あって、 前記高分子媒体は、極整合した非中心対称分子双極子を
    有する化合物から成り;前記化合物は、共役π電子系を
    介して電子供与体に結合する電子受容体を構成要素とし
    て有し、これによって、第1の双極子モーメントを有す
    る基底状態と、前記第1の双極子モーメントとは異なる
    第2の双極子モーメントを有する電子的に励起された状
    態との間で、分子双極子を振動させることができ;そし
    て前記高分子媒体は、少なくとも一つのラングミュアー
    −ブロジェットフィルムの交互配置から成り、少なくと
    も2つの異なる非イオン性ポリマーの各々が非線形光学
    性質を有する;前記光学部材。
  2. 【請求項2】 使用される高分子化合物が、式III: [{CH2−CZ1−COW}k{CH2−CZ2−COOV}l{CH2−CZ3−C OOU}t] (III) [式中、 Z1、Z2、Z3は、互いに独立に、H、CH3、CF3
    FまたはClを表し;Vは、Hまたは炭素原子1〜6個
    を有するアルキル基を表し;Uは、基Q−D−G−A
    (式IIIa)またはQ−A−G−D(式IIIb)を
    表し;Wは、NR1213、OR12(式中、R12、R
    13は、Hまたは炭素原子1〜22個を有するアルキル基
    である。)を表し;tは、0.01〜1.0であり;l
    は、0〜0.5であり;kは、0〜0.99であり;Q
    は、−(CH2p−Xであり、Xは−O−,−NR1
    であり(式中、Xは、ポリマーの主鎖との結合を表し、
    pは、1〜20であり、1個または2個のCH2基は、
    Oによって置換することもできる。)を表し;Dは、−
    NR23、−O−R4、−S−R5(式中、式Iの化合物
    において、基Rは、Qによって置換される。)を表し;
    Aは、−SO26、−BR910、 【化1】 (式中、式IIの化合物において、基Rは、Qによって
    置換される。)を表し;Gは、−Ar−Y(n)−Ar(m)
    {式中、Arは、1,4−フェニレン、ナフタレン−
    2,6−ジイル、チアゾール−2,5−ジイル、チアジ
    アゾール−2,5−ジル、チオフェンー2,5−ジイ
    ル、フラン−2,5−ジイル、オキサゾール−2,5−
    ジイル(式中、1個または2個の水素原子は、C1〜C4
    のアルキルまたはアルコキシル基によって置換すること
    ができる。)を表し};Yは、−C≡C−,−CH=C
    H,N=N−,−CH=N−,−N=CH−、−NH−
    N=CH、−CH=N−NH−を表し;n,mは、0,
    1,2または3であり;R1、R2、R3、R4、R5
    6、R7、R8、R9、R10は、互いに独立に、炭素原子
    1〜22個を有する直鎖もしくは分枝のアルキル基であ
    り、一以上の非隣接CH2基はOによって置換すること
    もでき、エーテル構造を与えることもでき、R7とR8
    は、合わさって、環を形成することもでき、DとGと
    は、環系の一部であることもでき、その結果、置換基R
    の一つは、単結合であることができる。]で表される化
    合物である請求項1に記載の光学部材。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の式IIIaおよび式I
    Ibのポリマーの交互フィルムをラングミュアー−ブロ
    ジェットの方法により支持体に施すことから成る請求項
    1に記載の光学部材を製造する方法。
  4. 【請求項4】 電気光学スイッチとして請求項1に記載
    の光学構成部分を使用する方法。
  5. 【請求項5】 周波数逓倍器として請求項1に記載の光
    学構成部分を使用する方法。
  6. 【請求項6】 式Iaおよび式IIa: Q−D−Ar−CH=CH−Ar−SO2−R6 (Ia) D−Ar−CH=CH−Ar−SO2−Q (IIa) [式中、各記号は、式IIIに対して定義された意味を
    有する。]の化合物の製造方法であって、式IVaまた
    は式IVb: H3C−Ar−SO2−Q (IVa) H3C−Ar−SO2−R6 (IVb) [式中、各記号は、式IIIで定義された意味を有し、
    遊離のOHまたはNHR基は保護基を有してもよい。]
    の化合物を、強塩基とその共役弱酸との混合物の4:1
    〜1:1の比での存在下に、極性非プロトン性溶剤中
    で、式Vaまたは式Vb: D−Ar−CHO (Va) Q−D−Ar−CHO (Vb) [式中、各記号は、式IIIに対して定義された意味を
    有する。]のアルデヒドと、20〜160℃の温度で1
    0分〜3日間反応させ、続いて、保護基を全て開裂させ
    る各工程から成る、前記方法。
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