JPH0620917Y2 - ト−ショナルダンパ付フライホイ−ル - Google Patents
ト−ショナルダンパ付フライホイ−ルInfo
- Publication number
- JPH0620917Y2 JPH0620917Y2 JP14091687U JP14091687U JPH0620917Y2 JP H0620917 Y2 JPH0620917 Y2 JP H0620917Y2 JP 14091687 U JP14091687 U JP 14091687U JP 14091687 U JP14091687 U JP 14091687U JP H0620917 Y2 JPH0620917 Y2 JP H0620917Y2
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- Japan
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- spring
- flywheel
- drive
- driven
- plate
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、駆動側フライホイールと従動側フライホイー
ルとを、両フライホイールを遊び角度をもって直接連結
するKスプリングと、これに並列に配され摩擦機構Fr
を介して連結するK1スプリングとによって連結し、回
転数が系の共振点を通過するときに生じる摩擦機構のす
べりを利用して系の共振点を一時的に異なる共振点にシ
フトし、回転数の全域にわたって共振を生じないように
した、新規なトーショナルダンパ付フライホイールに関
する。
ルとを、両フライホイールを遊び角度をもって直接連結
するKスプリングと、これに並列に配され摩擦機構Fr
を介して連結するK1スプリングとによって連結し、回
転数が系の共振点を通過するときに生じる摩擦機構のす
べりを利用して系の共振点を一時的に異なる共振点にシ
フトし、回転数の全域にわたって共振を生じないように
した、新規なトーショナルダンパ付フライホイールに関
する。
[従来の技術] フライホイールを2つのマスに分割し、それらをばねで
連結してトルク変動を吸収するようにした分割型フライ
ホイールは知られている。従来技術では2つのマスは通
常全回転域で同じばね定数のばね機構で結合されてお
り、したがってあるエンジン回転で1つの共振点をも
つ。共振点がエンジン回転の通常回転域よりも低回転側
となるようにばね定数を決定するが、エンジン始動、停
止時には共振点を通過することになるため、分割された
フライホイール間に摩擦力を与え、振動エネルギーを消
散させて、共振現象を抑えている。これは共振現象が生
じると、共振から抜け出ることが難しく(いわゆる引き
込み現象)、走行不能となるので、それを避けるためで
ある。
連結してトルク変動を吸収するようにした分割型フライ
ホイールは知られている。従来技術では2つのマスは通
常全回転域で同じばね定数のばね機構で結合されてお
り、したがってあるエンジン回転で1つの共振点をも
つ。共振点がエンジン回転の通常回転域よりも低回転側
となるようにばね定数を決定するが、エンジン始動、停
止時には共振点を通過することになるため、分割された
フライホイール間に摩擦力を与え、振動エネルギーを消
散させて、共振現象を抑えている。これは共振現象が生
じると、共振から抜け出ることが難しく(いわゆる引き
込み現象)、走行不能となるので、それを避けるためで
ある。
このような2分割フライホイールは、実開昭61−23
542号公報、特開昭61−59040号公報、実開昭
59−113548号公報、実開昭59−108848
号公報、実公昭56−6676号公報、特開昭60−1
09635号公報によって知られている。
542号公報、特開昭61−59040号公報、実開昭
59−113548号公報、実開昭59−108848
号公報、実公昭56−6676号公報、特開昭60−1
09635号公報によって知られている。
従来技術では、また、共振現象を抑えるために、比較的
大きな、一定値以上の摩擦力を与える必要がある。この
ため、ヒステリシス機構によって駆動側フライホイール
と従動側フライホイール間に常時一定値以上の摩擦力が
かかり、常用回転域においても、駆動側フライホイール
と従動側フライホイール間に摩擦力によってスティック
(一体化)が発生しやすくなり、スティック時には駆動
側フライホイールの回転変動(エンジン回転変動)が従
動側フライホイールに伝達されて、常用回転域における
トルク変動吸収効果が小さくなる。すなわち、トーショ
ナルダンパとしての回転変動低減効率が小さくなるとい
う問題がある。
大きな、一定値以上の摩擦力を与える必要がある。この
ため、ヒステリシス機構によって駆動側フライホイール
と従動側フライホイール間に常時一定値以上の摩擦力が
かかり、常用回転域においても、駆動側フライホイール
と従動側フライホイール間に摩擦力によってスティック
(一体化)が発生しやすくなり、スティック時には駆動
側フライホイールの回転変動(エンジン回転変動)が従
動側フライホイールに伝達されて、常用回転域における
トルク変動吸収効果が小さくなる。すなわち、トーショ
ナルダンパとしての回転変動低減効率が小さくなるとい
う問題がある。
このような問題を解消するために、摩擦機構のすべりを
利用して系の共振点を変化させるタイプの、新規なトー
ショナルダンパ付フライホイールが、本出願人により昭
和61年9月5日に出願された(実願昭61−1356
08号)。これは、弾性結合されたクーロンダンパ(機
械設計シリーズ、「防振、緩衝器の設計」オーム社発
行)を利用したもので、次の構成を有していた。
利用して系の共振点を変化させるタイプの、新規なトー
ショナルダンパ付フライホイールが、本出願人により昭
和61年9月5日に出願された(実願昭61−1356
08号)。これは、弾性結合されたクーロンダンパ(機
械設計シリーズ、「防振、緩衝器の設計」オーム社発
行)を利用したもので、次の構成を有していた。
すなわち、フライホイールを駆動側フライホイールと従
動側フライホイールに分割した分割型フライホイールに
おいて、駆動側フライホイールと従動側フライホイール
間に設けられるばね機構に2種類のばね機構を用い、2
種類のばね機構の一方(ばね定数K)に駆動側フライホ
イールと従動側フライホイールとを直結させ、他方のば
ね機構(ばね定数K1)に、摩擦機構(設定摩擦力F
r)を介して駆動側フライホイールと従動側フライホイ
ールとを連結させたトーショナルダンパ付フライホイー
ルから成っていた。
動側フライホイールに分割した分割型フライホイールに
おいて、駆動側フライホイールと従動側フライホイール
間に設けられるばね機構に2種類のばね機構を用い、2
種類のばね機構の一方(ばね定数K)に駆動側フライホ
イールと従動側フライホイールとを直結させ、他方のば
ね機構(ばね定数K1)に、摩擦機構(設定摩擦力F
r)を介して駆動側フライホイールと従動側フライホイ
ールとを連結させたトーショナルダンパ付フライホイー
ルから成っていた。
その作用は、駆動側フライホイールと従動側フライホイ
ールの相対捩れ角θが小のとき、すなわち共振点近傍以
外のときは、K+K1のばね定数で両フライホイールを
連結し、K+K1共振点を通過するときには、相対捩れ
角θが大になってトルクFがFrより大になって摩擦機
構がすべりK1スプリングがきかなくなり、一時的に系
がKスプリングのみで作用する系になって共振点がK共
振点にシフトし、これによって系の共振を防止させると
いうものであった。
ールの相対捩れ角θが小のとき、すなわち共振点近傍以
外のときは、K+K1のばね定数で両フライホイールを
連結し、K+K1共振点を通過するときには、相対捩れ
角θが大になってトルクFがFrより大になって摩擦機
構がすべりK1スプリングがきかなくなり、一時的に系
がKスプリングのみで作用する系になって共振点がK共
振点にシフトし、これによって系の共振を防止させると
いうものであった。
これによって、今迄の分割型フライホイールのように必
らず共振点で共振することがなくなり、共振を回転数全
域にわたってなくすことができるという効果と、今迄の
分割型フライホイールのような、共振を軽減させるため
に常時ヒステリシスを働らかさなければならないという
必要性がなくなり、ヒステリシスの除去によって加速度
伝達率の大幅な低減が得られるという効果とを、得た。
らず共振点で共振することがなくなり、共振を回転数全
域にわたってなくすことができるという効果と、今迄の
分割型フライホイールのような、共振を軽減させるため
に常時ヒステリシスを働らかさなければならないという
必要性がなくなり、ヒステリシスの除去によって加速度
伝達率の大幅な低減が得られるという効果とを、得た。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、実願昭61−135608号のトーショナルダ
ンパ付フライホイールでは、Kスプリングはフライホイ
ールダンパのねじれ角全範囲で作動することになり、ば
ねのストロークが大きくなる。したがって、大ストロー
ク実現のため、ばね巻き数、有効径、ばね長の増大と、
使用応力の増大がさけられない。実願昭61−1356
08号では、第2のコントロールプレートを設けて2本
のスプリングを直列結合して大ストロークを得ている
が、部品点数増となっている。
ンパ付フライホイールでは、Kスプリングはフライホイ
ールダンパのねじれ角全範囲で作動することになり、ば
ねのストロークが大きくなる。したがって、大ストロー
ク実現のため、ばね巻き数、有効径、ばね長の増大と、
使用応力の増大がさけられない。実願昭61−1356
08号では、第2のコントロールプレートを設けて2本
のスプリングを直列結合して大ストロークを得ている
が、部品点数増となっている。
本考案は、弾性結合されたクーロンダンパを利用し、系
の共振点を、共振点通過時にずらして共振をさけるとい
う前記実願昭61−135608号の優れた効果を維持
しながら、上記の実願昭61−135608号の問題を
解消し得る、実願昭61−135608号とは別タイプ
のトーショナルダンパ付フライホイールを提供するもの
である。
の共振点を、共振点通過時にずらして共振をさけるとい
う前記実願昭61−135608号の優れた効果を維持
しながら、上記の実願昭61−135608号の問題を
解消し得る、実願昭61−135608号とは別タイプ
のトーショナルダンパ付フライホイールを提供するもの
である。
しかも、本考案は、摩擦機構のスティックスリップ及び
経時変化による共振特性の悪化を伴なわないで、達成
し、かつ捩れ角が大(後述のθR以上)で、それ迄摩擦
機構Frにて不作用であったK1スプリングを再作動さ
せ、作用ばねを増加させ、高入力トルクを分担し耐久性
を向上させることを目的とする。
経時変化による共振特性の悪化を伴なわないで、達成
し、かつ捩れ角が大(後述のθR以上)で、それ迄摩擦
機構Frにて不作用であったK1スプリングを再作動さ
せ、作用ばねを増加させ、高入力トルクを分担し耐久性
を向上させることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案のトーショナルダンパ付フライホイールは次の構
成を有する。
成を有する。
(1)駆動側フライホイールと; 駆動側フライホイールと同軸心状に配置され、駆動側フ
ライホイールに対して捩り回転が可能な従動側フライホ
イールと; 駆動側フライホイールと従動側フライホイールとを遊び
角度をもって直接連結するKスプリングと; Kスプリングと並列に設けられ、駆動側フライホイール
と従動側フライホイールとを、摩擦機構を介して連結す
るK1スプリングと; K1スプリングと摩擦機構とを含む経路に設けられ、捩
れ角±θP以上で前記摩擦機構を強制的に滑らせる強制
滑動手段と; K1スプリングと摩擦機構とを含む経路に設けられ、θ
Pより大きな捩れ角θR以上でK1スプリングを作動さ
せるK1スプリング着力部と; から成るトーショナルダンパ付フライホイール。
ライホイールに対して捩り回転が可能な従動側フライホ
イールと; 駆動側フライホイールと従動側フライホイールとを遊び
角度をもって直接連結するKスプリングと; Kスプリングと並列に設けられ、駆動側フライホイール
と従動側フライホイールとを、摩擦機構を介して連結す
るK1スプリングと; K1スプリングと摩擦機構とを含む経路に設けられ、捩
れ角±θP以上で前記摩擦機構を強制的に滑らせる強制
滑動手段と; K1スプリングと摩擦機構とを含む経路に設けられ、θ
Pより大きな捩れ角θR以上でK1スプリングを作動さ
せるK1スプリング着力部と; から成るトーショナルダンパ付フライホイール。
(1)記載のトーショナルダンパ付フライホイールは次
の態様をとることができるが、以下は必須ではない。
の態様をとることができるが、以下は必須ではない。
(2)K1スプリングのばね定数をK1、摩擦機構の設
定摩擦力をFr、Kスプリングに対して設けられた遊び
角度をθPとするとき、約θP=Fr/K1である
(1)記載のトーショナルダンパ付フライホイール。
定摩擦力をFr、Kスプリングに対して設けられた遊び
角度をθPとするとき、約θP=Fr/K1である
(1)記載のトーショナルダンパ付フライホイール。
(3)駆動側フライホイールと従動側フライホイールと
を、θRの遊び角度をもって直接連結するK2スプリン
グを有している、(2)記載のトーショナルダンパ付フ
ライホイール。
を、θRの遊び角度をもって直接連結するK2スプリン
グを有している、(2)記載のトーショナルダンパ付フ
ライホイール。
(4)Kスプリングのばね定数をK、K1スプリングの
ばね定数をK1とするとき、K<K1である(1)記載
のトーショナルダンパ付フライホイール。
ばね定数をK1とするとき、K<K1である(1)記載
のトーショナルダンパ付フライホイール。
(5)K1/K=3〜4である(4)記載のトーショナ
ルダンパ付フライホイール。
ルダンパ付フライホイール。
(6)リングギヤおよびその両側のドライブプレートを
有する駆動側フライホイールと; 駆動側フライホイールと同軸心状に配置され、駆動側フ
ライホイールに対して捩り回転が可能とされており、フ
ライホイールとドリブンプレートを有する従動側フライ
ホイールと; 駆動側フライホイールと従動側フライホイールに対して
相対回転可能なコントロールプレートと; コントロールプレートと従動側フライホイールのドリブ
ンプレートとを一定の摩擦力をもって摩擦相対回転可能
に連結する摩擦機構と; 駆動側フライホイールのドライブプレートと従動側フラ
イホイールのドリブンプレートとを、遊び角度θPをも
って回転方向に連結するKスプリングと; 駆動側フライホイールのドライブプレートとコントロー
ルプレート間に配設されたK1スプリングと; 駆動側フライホイールのドライブプレートと従動側フラ
イホイールのドリブンプレートとを、θPより大きな角
度のθRの遊び角度をもって回転方向に連結するK2ス
プリングと; 捩れ角±θP以上でドリブンプレートとコントロールプ
レート間に設けた前記摩擦機構を強制的に滑らせるため
の、コントロールプレートに設けられ捩れ角が±θP以
上でドライブプレートに当接する強制滑動手段と; ドリブンプレートに設けられ、θR以上のねじり角でK
1スプリングにあたるK1スプリング着力部と; から成る(1)記載のトーショナルダンパ付フライホイ
ール。
有する駆動側フライホイールと; 駆動側フライホイールと同軸心状に配置され、駆動側フ
ライホイールに対して捩り回転が可能とされており、フ
ライホイールとドリブンプレートを有する従動側フライ
ホイールと; 駆動側フライホイールと従動側フライホイールに対して
相対回転可能なコントロールプレートと; コントロールプレートと従動側フライホイールのドリブ
ンプレートとを一定の摩擦力をもって摩擦相対回転可能
に連結する摩擦機構と; 駆動側フライホイールのドライブプレートと従動側フラ
イホイールのドリブンプレートとを、遊び角度θPをも
って回転方向に連結するKスプリングと; 駆動側フライホイールのドライブプレートとコントロー
ルプレート間に配設されたK1スプリングと; 駆動側フライホイールのドライブプレートと従動側フラ
イホイールのドリブンプレートとを、θPより大きな角
度のθRの遊び角度をもって回転方向に連結するK2ス
プリングと; 捩れ角±θP以上でドリブンプレートとコントロールプ
レート間に設けた前記摩擦機構を強制的に滑らせるため
の、コントロールプレートに設けられ捩れ角が±θP以
上でドライブプレートに当接する強制滑動手段と; ドリブンプレートに設けられ、θR以上のねじり角でK
1スプリングにあたるK1スプリング着力部と; から成る(1)記載のトーショナルダンパ付フライホイ
ール。
(7)Kスプリング、K1スプリング、K2スプリング
がそれぞれダブルスプリングから成る(6)記載のトー
ショナルダンパ付フライホイール。
がそれぞれダブルスプリングから成る(6)記載のトー
ショナルダンパ付フライホイール。
(8)Kスプリングが1個、K1スプリングが3個、K
2スプリングが2個、設けられている(6)記載のトー
ショナルダンパ付フライホイール。
2スプリングが2個、設けられている(6)記載のトー
ショナルダンパ付フライホイール。
(9)コントロールプレートが互いに並置され周方向に
隔置された複数個のリベットによって連結された一対の
プレートから成り、ドリブンプレートが前記リベットの
間を通って半径方向外方に向って延びる複数のアームを
有しており、このドリブンプレートのアームに前記Kス
プリングおよびK2スプリングがそれぞれのスプリング
シートを介してそれぞれの遊び角度θP、θRをもって
周方向に対向している(6)記載のトーショナルダンパ
付フライホイール。
隔置された複数個のリベットによって連結された一対の
プレートから成り、ドリブンプレートが前記リベットの
間を通って半径方向外方に向って延びる複数のアームを
有しており、このドリブンプレートのアームに前記Kス
プリングおよびK2スプリングがそれぞれのスプリング
シートを介してそれぞれの遊び角度θP、θRをもって
周方向に対向している(6)記載のトーショナルダンパ
付フライホイール。
(10)摩擦機構が、一対のコントロールプレートとドリ
ブンプレートとの間に配置された、スラストライニン
グ、スラストプレート、コーンスプリングから成る
(6)記載のトーショナルダンパ付フライホイール。
ブンプレートとの間に配置された、スラストライニン
グ、スラストプレート、コーンスプリングから成る
(6)記載のトーショナルダンパ付フライホイール。
(11)強制滑動手段が、並置された一対のコントロール
プレートを連結するリベットと、ドライブプレートに設
けられリベットとθPのギャップを有する切欠部とから
成る(6)記載のトーショナルダンパ付フライホイー
ル。
プレートを連結するリベットと、ドライブプレートに設
けられリベットとθPのギャップを有する切欠部とから
成る(6)記載のトーショナルダンパ付フライホイー
ル。
[作用] 直結のKスプリングに遊び角度θPを設け、±θP内で
はKスプリングは作用せずK1スプリングのみが作用す
る構成としたので、±θP内ではばね定数K1、±θP
より大きい角度ではK1スプリングの結合部の摩擦機構
Frがすべり、ばね定数は、Kとなる。
はKスプリングは作用せずK1スプリングのみが作用す
る構成としたので、±θP内ではばね定数K1、±θP
より大きい角度ではK1スプリングの結合部の摩擦機構
Frがすべり、ばね定数は、Kとなる。
また、±θR(θR>θP)以上で、K1スプリング着
力部がK1スプリングにあたって再びK1スプリングを
作動させるので、系のばね定数は全スプリングのばね定
数の和(K+K1、K2スプリングを設ける場合はK+
K1+K2)となり、高入力を分担できる。ただし、K
2スプリングは必須のものではない。
力部がK1スプリングにあたって再びK1スプリングを
作動させるので、系のばね定数は全スプリングのばね定
数の和(K+K1、K2スプリングを設ける場合はK+
K1+K2)となり、高入力を分担できる。ただし、K
2スプリングは必須のものではない。
共振特性は第5図のようになる。A、E範囲ではねじれ
角は±θP以下であるためKスプリングは作用せず、K
1スプリングのみが作用する。このときの共振点はK1
共振点である。K1共振点付近(B範囲)では、ねじり
角が±θPを越えて(第4図)Frがすべり、ばね定数
はKとなり、共振点がシフト(K1共振点→K共振点)
するために共振は発生しない。本考案によれば、2つの
共振点の差はK、K1が実願昭61−135608号の
場合と同じであれば実願昭61−135608号よりも
近くなり、振動ピーク(第5図のP点)は大きくなる
が、K1の大きさを実願昭61−135608号のK+
K1の大きさと同じにすることにより、P点レベルを同
じレベルにできる。これによりばね定数K1は大きくな
り第4図B領域(平均負荷トルクFr〜TR)(TRは
θRまで捩れたときのトルク)での実働ばね定数K+K
1は、実願昭61−135608号より大きくなる。従
って平均トルクFr〜TRでの効果は若干減少するもの
の、一般にトルクFr〜TRを発揮するエンジン回転は
アイドルよりも高く、回転が高くなった状態での効果は
一体フライホイールや実願昭61−22542号よりも
はるかに大きいため、効果減少分は問題とはならない。
角は±θP以下であるためKスプリングは作用せず、K
1スプリングのみが作用する。このときの共振点はK1
共振点である。K1共振点付近(B範囲)では、ねじり
角が±θPを越えて(第4図)Frがすべり、ばね定数
はKとなり、共振点がシフト(K1共振点→K共振点)
するために共振は発生しない。本考案によれば、2つの
共振点の差はK、K1が実願昭61−135608号の
場合と同じであれば実願昭61−135608号よりも
近くなり、振動ピーク(第5図のP点)は大きくなる
が、K1の大きさを実願昭61−135608号のK+
K1の大きさと同じにすることにより、P点レベルを同
じレベルにできる。これによりばね定数K1は大きくな
り第4図B領域(平均負荷トルクFr〜TR)(TRは
θRまで捩れたときのトルク)での実働ばね定数K+K
1は、実願昭61−135608号より大きくなる。従
って平均トルクFr〜TRでの効果は若干減少するもの
の、一般にトルクFr〜TRを発揮するエンジン回転は
アイドルよりも高く、回転が高くなった状態での効果は
一体フライホイールや実願昭61−22542号よりも
はるかに大きいため、効果減少分は問題とはならない。
さらに、本考案では、捩れ角θが±θPになったとき
に、強制滑動手段により強制的に摩擦機構Frをすべら
せるようにしたので、経時変化でFr値が大きくなって
も、変化分はリベットで受けて摩擦機構をすべらせるこ
とができ、すべり出し点P(第4図)の変化はない。
に、強制滑動手段により強制的に摩擦機構Frをすべら
せるようにしたので、経時変化でFr値が大きくなって
も、変化分はリベットで受けて摩擦機構をすべらせるこ
とができ、すべり出し点P(第4図)の変化はない。
また、捩れ角θR以上で、それ迄摩擦機構Frにて不作
用であったK1スプリングを再作動させ、作用ばねが増
加し、高入力トルクが分担されるので、耐久性が向上す
る。
用であったK1スプリングを再作動させ、作用ばねが増
加し、高入力トルクが分担されるので、耐久性が向上す
る。
[実施例] 以下に、本考案に係るトーショナルダンパ付フライホイ
ールの望ましい実施例を説明する。
ールの望ましい実施例を説明する。
第3図は、本考案のトーショナルダンパ付フライホイー
ルの原理をモデル的に示している。第3図において、フ
ライホイールは、駆動側フライホイールI1と従動側フ
ライホイールI2とに2分割され、I1とI2は、同軸
心上にあって互いに捩り方向回転が可能である。駆動側
フライホイールI1と従動側フライホイールI2とは、
両フライホイールを遊び角度θPをもって直接的に連結
するKスプリングと、Kスプリングと並列に設けられ両
フライホイールを摩擦機構Frを介して連結するK1ス
プリングと、によって互に回転方向に連結されている。
ルの原理をモデル的に示している。第3図において、フ
ライホイールは、駆動側フライホイールI1と従動側フ
ライホイールI2とに2分割され、I1とI2は、同軸
心上にあって互いに捩り方向回転が可能である。駆動側
フライホイールI1と従動側フライホイールI2とは、
両フライホイールを遊び角度θPをもって直接的に連結
するKスプリングと、Kスプリングと並列に設けられ両
フライホイールを摩擦機構Frを介して連結するK1ス
プリングと、によって互に回転方向に連結されている。
K1スプリングのばね定数をK1、摩擦機構の設定摩擦
力をFr、Kスプリングのばね定数をK、Kスプリング
のトルク伝達経路に設けた遊び角度をθPとするとき、
ほぼθP=Fr/K1の関係をもたされている。Kスプ
リングのばね定数Kは、K1スプリングのばね定数K1
より小である。この場合、K1/K=3〜4程度に設定
されることが望ましい。
力をFr、Kスプリングのばね定数をK、Kスプリング
のトルク伝達経路に設けた遊び角度をθPとするとき、
ほぼθP=Fr/K1の関係をもたされている。Kスプ
リングのばね定数Kは、K1スプリングのばね定数K1
より小である。この場合、K1/K=3〜4程度に設定
されることが望ましい。
さらに、第3図に示すように、本考案には、強制滑動手
段Hが設けられている。強制滑動手段Hは、K1スプリ
ングが±θPたわんだときに強制的に摩擦機構Frをす
べらせるものである。これは、経時変化でFr値が大き
くなっても、摩擦機構Frのすべり出し点P(第4図)
を常に一定に保つ。
段Hが設けられている。強制滑動手段Hは、K1スプリ
ングが±θPたわんだときに強制的に摩擦機構Frをす
べらせるものである。これは、経時変化でFr値が大き
くなっても、摩擦機構Frのすべり出し点P(第4図)
を常に一定に保つ。
さらに、K1スプリングと摩擦機構Frとを有するトル
ク伝達経路には、系の共振点通過時のK、K1スプリン
グのそれぞれの振動特性に従う、両フライホイール
I1、I2の最大相対捩れ角(第5図のP点における相
対捩れ角)より大きな角度をθR(θR>θP)とした
場合、急加速時など大トルクが入力されて、両フライホ
イールI1、I2間にθR以上の捩れ角が生じたときに
捩れ角θR(またはθRより大きくてもよい)でK1ス
プリングにあたって、それ迄摩擦機構Frのすべりによ
って不作用であったK1スプリングを再じ作動させる、
K1スプリング着力部Lが設けられている。このときの
K1スプリングのシートと着力部の間に設けられる遊び
角度は、両フライホイール間の捩れ角θRから強制滑動
手段の遊び角度θPをさし引いたθR−θP(第3図参
照)となる。トーショナルダンパ付フライホイールは、
両フライホイールI1、I2を、さらにθPより大きな
前記角度θRの遊び角度をもって直接的に連結するK2
スプリング(ばね定数K2)を有していてもよい。ただ
しK2スプリングは必須のものではない。ここでθRは
第5図のP点における捩れ角以上の角度である。
ク伝達経路には、系の共振点通過時のK、K1スプリン
グのそれぞれの振動特性に従う、両フライホイール
I1、I2の最大相対捩れ角(第5図のP点における相
対捩れ角)より大きな角度をθR(θR>θP)とした
場合、急加速時など大トルクが入力されて、両フライホ
イールI1、I2間にθR以上の捩れ角が生じたときに
捩れ角θR(またはθRより大きくてもよい)でK1ス
プリングにあたって、それ迄摩擦機構Frのすべりによ
って不作用であったK1スプリングを再じ作動させる、
K1スプリング着力部Lが設けられている。このときの
K1スプリングのシートと着力部の間に設けられる遊び
角度は、両フライホイール間の捩れ角θRから強制滑動
手段の遊び角度θPをさし引いたθR−θP(第3図参
照)となる。トーショナルダンパ付フライホイールは、
両フライホイールI1、I2を、さらにθPより大きな
前記角度θRの遊び角度をもって直接的に連結するK2
スプリング(ばね定数K2)を有していてもよい。ただ
しK2スプリングは必須のものではない。ここでθRは
第5図のP点における捩れ角以上の角度である。
第4図は、第3図の系の、ねじり角θ(駆動側フライホ
イールI1と従動側フライホイールI2との相対ねじり
角)と、伝達トルクTとの関係を示す。ねじり角θが遊
び角度θPより小さいときは、Kスプリングが作用せず
K1スプリングのみが作用する(第4図のA領域)。こ
のときはねじり角θ小のため、トルクFはFrより小で
あって摩擦機構はすべらない。第5図は系の振動特性
(弾性結合されたクーロンダンパを有する系の特性)
を、フライホイール回転数N(エンジン回転数)と、駆
動側フライホイールI1から従動側フライホイールI2
への加速度伝達率Jとの関係で示している。上記の第4
図のA領域は、第5図のA、E領域に対応し、このA、
E領域では、系は、K1共振曲線に沿う特性をとる。エ
ンジン回転数Nが低回転域から高回転域に、またはその
逆方向に移行するとき、K1共振点の回転数を通過す
る。系はK1共振曲線に沿ってK1共振点に近づき、次
第に大きく振動しようとし、K1スプリングの伝達トル
クFが増えるが、FがFrに達すると摩擦機構がすべっ
てK1スプリングがきかなくなり、これと同時にねじり
角θの振幅もθPとなっているためKスプリングが働
く。したがって、系の共振点はK1共振点→K共振点に
シフトし、振動特性はK1曲線から第5図のBに沿って
K曲線に向かう。K共振点は、K1共振点と異なってい
るので、小さい振幅で回転数はK1共振点を通過し、振
幅が小さくなって摩擦機構のすべりが止まって再びK1
共振曲線(第5図のA、E)に戻って、通常の回転変動
吸収を行なう。このようにして、系はK1共振点を通過
するときに、一時的に特性曲線がシフトされ、K1共振
点を通過した後にやがてK1共振曲線に戻り、K1共振
点で大きく捩れることが防止される。
イールI1と従動側フライホイールI2との相対ねじり
角)と、伝達トルクTとの関係を示す。ねじり角θが遊
び角度θPより小さいときは、Kスプリングが作用せず
K1スプリングのみが作用する(第4図のA領域)。こ
のときはねじり角θ小のため、トルクFはFrより小で
あって摩擦機構はすべらない。第5図は系の振動特性
(弾性結合されたクーロンダンパを有する系の特性)
を、フライホイール回転数N(エンジン回転数)と、駆
動側フライホイールI1から従動側フライホイールI2
への加速度伝達率Jとの関係で示している。上記の第4
図のA領域は、第5図のA、E領域に対応し、このA、
E領域では、系は、K1共振曲線に沿う特性をとる。エ
ンジン回転数Nが低回転域から高回転域に、またはその
逆方向に移行するとき、K1共振点の回転数を通過す
る。系はK1共振曲線に沿ってK1共振点に近づき、次
第に大きく振動しようとし、K1スプリングの伝達トル
クFが増えるが、FがFrに達すると摩擦機構がすべっ
てK1スプリングがきかなくなり、これと同時にねじり
角θの振幅もθPとなっているためKスプリングが働
く。したがって、系の共振点はK1共振点→K共振点に
シフトし、振動特性はK1曲線から第5図のBに沿って
K曲線に向かう。K共振点は、K1共振点と異なってい
るので、小さい振幅で回転数はK1共振点を通過し、振
幅が小さくなって摩擦機構のすべりが止まって再びK1
共振曲線(第5図のA、E)に戻って、通常の回転変動
吸収を行なう。このようにして、系はK1共振点を通過
するときに、一時的に特性曲線がシフトされ、K1共振
点を通過した後にやがてK1共振曲線に戻り、K1共振
点で大きく捩れることが防止される。
大トルクが入力されて相対ねじり角θがθRより大きく
なった場合は、ドリブンプレートのうで部のK1スプリ
ング着力部がK1スプリングにあたってK1スプリング
が作動するとともに、K2スプリングも同時に作動する
ので(同時でなく、K1またはK2が遅れて作動しても
よい)、K、K1、(K2)スプリングの全てが作動
し、第4図のC領域でK+K1(+K2)曲線に沿って
トルクが伝達される。そしてねじり角がさらに大きくな
ってθTになると、後述する、対向するスプリングシー
トが互いにあたってシートクッションが働き(第4図の
D領域)、捩れ角θのθT以上の増大をヒステリシスを
もって小さく抑える。
なった場合は、ドリブンプレートのうで部のK1スプリ
ング着力部がK1スプリングにあたってK1スプリング
が作動するとともに、K2スプリングも同時に作動する
ので(同時でなく、K1またはK2が遅れて作動しても
よい)、K、K1、(K2)スプリングの全てが作動
し、第4図のC領域でK+K1(+K2)曲線に沿って
トルクが伝達される。そしてねじり角がさらに大きくな
ってθTになると、後述する、対向するスプリングシー
トが互いにあたってシートクッションが働き(第4図の
D領域)、捩れ角θのθT以上の増大をヒステリシスを
もって小さく抑える。
上記のトーショナルダンパ付フライホイールにおいて
は、2つの共振点の差はK、K1が実願昭61−135
608号の場合と同じであれば、実願昭61−1356
08号よりも小さくなり、振動ピーク(第5図のP点)
は大きくなるが、K1の大きさを実願昭61−1356
08号のK+K1の大きさと同じにすることにより、P
点レベルを同じレベルにできる。これにより、ばね定数
K1は大きくなり、第4図のB領域(平均負荷トルクF
r〜Tr領域)での実働ばね定数K+K1は実願昭61
−135608号よりも大きくなる。したがって、平均
トルクFr〜TRでの効果は若干減少するものの、一般
的にトルクFr〜TRを発揮するエンジン回転はアイド
ルよりも高く、回転が高くなった状態での効果は一体フ
ライホイールや実願昭61−22542号よりもはるか
に大きいため、効果減少分は問題とはならない。
は、2つの共振点の差はK、K1が実願昭61−135
608号の場合と同じであれば、実願昭61−1356
08号よりも小さくなり、振動ピーク(第5図のP点)
は大きくなるが、K1の大きさを実願昭61−1356
08号のK+K1の大きさと同じにすることにより、P
点レベルを同じレベルにできる。これにより、ばね定数
K1は大きくなり、第4図のB領域(平均負荷トルクF
r〜Tr領域)での実働ばね定数K+K1は実願昭61
−135608号よりも大きくなる。したがって、平均
トルクFr〜TRでの効果は若干減少するものの、一般
的にトルクFr〜TRを発揮するエンジン回転はアイド
ルよりも高く、回転が高くなった状態での効果は一体フ
ライホイールや実願昭61−22542号よりもはるか
に大きいため、効果減少分は問題とはならない。
次に本考案のトーショナルダンパ付フライホイールの具
体的構成を説明する。第1図、第2図、および第6図な
いし第14図はフライホイールの具体的構成を示してい
る。
体的構成を説明する。第1図、第2図、および第6図な
いし第14図はフライホイールの具体的構成を示してい
る。
第1図および第2図において、トーショナルダンパ付フ
ライホイールは、駆動側フライホイールI1と、従動側
フライホイールI2と、摩擦機構Frと、Kスプリング
5Kと、K1スプリング5K1と、K2スプリング5K
2(ただしK2スプリング5K2は必須ではない。)
と、強制滑動手段Hと、K1スプリング着力部Lとを有
する。
ライホイールは、駆動側フライホイールI1と、従動側
フライホイールI2と、摩擦機構Frと、Kスプリング
5Kと、K1スプリング5K1と、K2スプリング5K
2(ただしK2スプリング5K2は必須ではない。)
と、強制滑動手段Hと、K1スプリング着力部Lとを有
する。
駆動側フライホイールI1は、エンジンクランクシャフ
ト15に連結され、アウタリングとしてのリングギヤ2
と、その内周のインナリング14と、それらの両側に位置
する一対のドライブプレート1(第2図中左側を1A、
右側を1Bとする)とを有し、リングギヤ2はリベット
16によってドライブプレート1A、1Bに挾持固定さ
れ、インナリング14は一方のドライブプレート1Aと一
体的にセットボルト13によってクランクシャフト15に固
定される。ドライブプレート1Aは第6図に示すような
形状をとり、スプリング5両端のスプリングシート6を
係合させる窓を有し、ドライブプレート1Bは、第7図
に示すようにスプリングシート6を係合させるための切
欠を有する。
ト15に連結され、アウタリングとしてのリングギヤ2
と、その内周のインナリング14と、それらの両側に位置
する一対のドライブプレート1(第2図中左側を1A、
右側を1Bとする)とを有し、リングギヤ2はリベット
16によってドライブプレート1A、1Bに挾持固定さ
れ、インナリング14は一方のドライブプレート1Aと一
体的にセットボルト13によってクランクシャフト15に固
定される。ドライブプレート1Aは第6図に示すような
形状をとり、スプリング5両端のスプリングシート6を
係合させる窓を有し、ドライブプレート1Bは、第7図
に示すようにスプリングシート6を係合させるための切
欠を有する。
従動側フライホイールI2は、クラッチ側に連結される
ものであり、フライホイール3とドリブンプレート9と
をボルトで連結した構造とり、駆動側フライホイールI
1に同心状に配され、ベアリング12を介して駆動側フラ
イホイールI1に相対回転(捩り回転)が可能とされて
いる。
ものであり、フライホイール3とドリブンプレート9と
をボルトで連結した構造とり、駆動側フライホイールI
1に同心状に配され、ベアリング12を介して駆動側フラ
イホイールI1に相対回転(捩り回転)が可能とされて
いる。
駆動側フライホイールI1のドライブプレート1Aと従
動側フライホイールI2のフライホイール3との軸方向
中間に、コントロールプレート4が駆動側フライホイー
ルI1と従動側フライホイールI2に対して相対回転可
能に配される。コントロールプレート4は一対のコント
ロールプレート4A、4Bをリベット7により結合した
ものから成り、第9図のような形状を有する。ドリブン
プレート9は、第8図に示すような形状をとり、複数個
のリベット7の間を半径方向外方に延びる複数個のアー
ム9aを有している。このアーム9aがスプリング5の
両端のスプリングシート6と対向し、スプリングシート
6にあたることができる。
動側フライホイールI2のフライホイール3との軸方向
中間に、コントロールプレート4が駆動側フライホイー
ルI1と従動側フライホイールI2に対して相対回転可
能に配される。コントロールプレート4は一対のコント
ロールプレート4A、4Bをリベット7により結合した
ものから成り、第9図のような形状を有する。ドリブン
プレート9は、第8図に示すような形状をとり、複数個
のリベット7の間を半径方向外方に延びる複数個のアー
ム9aを有している。このアーム9aがスプリング5の
両端のスプリングシート6と対向し、スプリングシート
6にあたることができる。
摩擦機構Frはコントロールプレート4と従動側フライ
ホイールI2のドリブンプレート9とを一定の摩擦力F
rをもって摩擦相対回転可能に連結する。この摩擦機構
は、第11図に示すように、一対のコントロールプレート
4A、4Bとドリブンプレート9との軸方向中間に配置
された、スラストライニング10、スラストプレート11、
コーンスプリング8とから成る。スラストライニング10
はドリブンプレート9に固着されており(固着されなく
てもよい)コーンスプリング8がスラストプレート11を
スラストライニング10に押しつけ、捩り回転時の摩擦力
Frを出す。
ホイールI2のドリブンプレート9とを一定の摩擦力F
rをもって摩擦相対回転可能に連結する。この摩擦機構
は、第11図に示すように、一対のコントロールプレート
4A、4Bとドリブンプレート9との軸方向中間に配置
された、スラストライニング10、スラストプレート11、
コーンスプリング8とから成る。スラストライニング10
はドリブンプレート9に固着されており(固着されなく
てもよい)コーンスプリング8がスラストプレート11を
スラストライニング10に押しつけ、捩り回転時の摩擦力
Frを出す。
Kスプリング5Kは、駆動側フライホイールI1のドラ
イブプレート1A、1Bと、従動側フライホイールI2
のドリブンプレート9のアーム9aとを、捩り回転方向
に遊び角度θPをもって回転方向に連結する。
イブプレート1A、1Bと、従動側フライホイールI2
のドリブンプレート9のアーム9aとを、捩り回転方向
に遊び角度θPをもって回転方向に連結する。
駆動側フライホイールI1のドライブプレート1A、1
Bと、コントロールプレート4A、4Bとの間にはK1
スプリング5K1が配設される。前記遊び角度θPと摩
擦機構の摩擦力FrとK1スプリング5K1のばね定数
K1との関係は約θP=Fr/K1となるように設定さ
れる。この関係によって、Frの摩擦力に対応するトル
クをK1スプリング5K1が受けて撓み摩擦機構Frが
すべり始めるときに、丁度Kスプリング5Kに対して設
けた遊び角度θPが0になって、Kスプリング5Kが効
くことになる。Kスプリング5Kのばね定数KとK1ス
プリング5K1のばね定数K1(合成ばね定数)は、K
<K1とされており、望ましくはK1/K=3〜4であ
る。これは共振点近傍で振幅の大きさを小さくし、実用
回転域での加速度伝達率Jを小にするための条件であ
る。
Bと、コントロールプレート4A、4Bとの間にはK1
スプリング5K1が配設される。前記遊び角度θPと摩
擦機構の摩擦力FrとK1スプリング5K1のばね定数
K1との関係は約θP=Fr/K1となるように設定さ
れる。この関係によって、Frの摩擦力に対応するトル
クをK1スプリング5K1が受けて撓み摩擦機構Frが
すべり始めるときに、丁度Kスプリング5Kに対して設
けた遊び角度θPが0になって、Kスプリング5Kが効
くことになる。Kスプリング5Kのばね定数KとK1ス
プリング5K1のばね定数K1(合成ばね定数)は、K
<K1とされており、望ましくはK1/K=3〜4であ
る。これは共振点近傍で振幅の大きさを小さくし、実用
回転域での加速度伝達率Jを小にするための条件であ
る。
K2スプリング5K2では、駆動側フライホイールI1
のドライブプレート1A、1Bと従動側フライホイール
I2のドリブンプレート9のアーム9aとを、θPより
大きな角度のθR(第5図のP点の捩れ角より若干大き
い角度)の遊び角度をもって捩り回転方向に連結する。
のドライブプレート1A、1Bと従動側フライホイール
I2のドリブンプレート9のアーム9aとを、θPより
大きな角度のθR(第5図のP点の捩れ角より若干大き
い角度)の遊び角度をもって捩り回転方向に連結する。
図示例では、Kスプリング5Kは1組のダブルコイル、
K1スプリング5K1は3組のダブルコイル、K2スプ
リング5K2は2組のダブルコイルとしてある。ダブル
コイル化としたこと、及びK2スプリング5K2を設け
たことは、高トルクに対して搭載可とするためのもので
ある。各スプリング5の両端のスプリングシート6は、
硬質樹脂部6aとゴム部6bを有し、ゴム部6bはスプ
リング5が極端に撓んだときに、対向するゴム部6b、
6b同志が当接して撓み、それ以上の撓みを極力小に抑
える。ゴム部6bの当接変形がヒステリシスを伴なう。
K1スプリング5K1は3組のダブルコイル、K2スプ
リング5K2は2組のダブルコイルとしてある。ダブル
コイル化としたこと、及びK2スプリング5K2を設け
たことは、高トルクに対して搭載可とするためのもので
ある。各スプリング5の両端のスプリングシート6は、
硬質樹脂部6aとゴム部6bを有し、ゴム部6bはスプ
リング5が極端に撓んだときに、対向するゴム部6b、
6b同志が当接して撓み、それ以上の撓みを極力小に抑
える。ゴム部6bの当接変形がヒステリシスを伴なう。
強制滑動手段Hは第12図ないし第14図のように構成する
ことができる。第12図ないし第14図において、互いに並
置されたコントロールプレート4A、4Bは、前記の如
く、軸方向に延びるリベット7によって連結するが、こ
のリベットの頭部7a(第13図)または頭部7aにスペ
ーサ17(第12図)を取付け、これを、ドライブプレート
1Aに設けられた切欠部1aに突入させ、切欠部1aリ
とベット7またはスペーサ17間に、捩り回転方向に±θ
Pのギャップをもたせる。すなわち、強制滑動手段H
は、リベット7(リベット7にスペーサ17を取付ける場
合はその取付けスペーサ17を含む)と、ドライブプレー
ト1Aの切欠部1aと、その間にギャップをもたせた構
成から成る。
ことができる。第12図ないし第14図において、互いに並
置されたコントロールプレート4A、4Bは、前記の如
く、軸方向に延びるリベット7によって連結するが、こ
のリベットの頭部7a(第13図)または頭部7aにスペ
ーサ17(第12図)を取付け、これを、ドライブプレート
1Aに設けられた切欠部1aに突入させ、切欠部1aリ
とベット7またはスペーサ17間に、捩り回転方向に±θ
Pのギャップをもたせる。すなわち、強制滑動手段H
は、リベット7(リベット7にスペーサ17を取付ける場
合はその取付けスペーサ17を含む)と、ドライブプレー
ト1Aの切欠部1aと、その間にギャップをもたせた構
成から成る。
また、K1スプリング着力部Lは次のように構成され
る。すなわち、ドリブンプレート9のアーム9aとK1
スプリング5K1のスプリングシート6との間には、ト
ルクがかからない初期状態においてθR−θPの角度ギ
ャップが与えられており、かくしてドリブンプレート9
のアーム9aの、K1スプリング5K1のスプリングシ
ート6への対向部は、K1スプリング着力部Lを構成す
る。
る。すなわち、ドリブンプレート9のアーム9aとK1
スプリング5K1のスプリングシート6との間には、ト
ルクがかからない初期状態においてθR−θPの角度ギ
ャップが与えられており、かくしてドリブンプレート9
のアーム9aの、K1スプリング5K1のスプリングシ
ート6への対向部は、K1スプリング着力部Lを構成す
る。
上記のように構成されたトーショナルダンパ付フライホ
イールのねじり角θ−トルクT伝達特性は第4図に示し
た通りである。捩り振動振幅がθPより小さいときのA
領域ではK1スプリング5K1のみが働く。第5図の特
徴で、A、E領域に対応する。このときは、摩擦機構は
すべっていないので、常時作用の摩擦はなく、第5図に
示すように、E領域で加速度伝達率が小となる。第5図
には、常時摩擦の働く従来技術も併せ示してあり第5図
中斜線を引いた部分が改良された部分である。
イールのねじり角θ−トルクT伝達特性は第4図に示し
た通りである。捩り振動振幅がθPより小さいときのA
領域ではK1スプリング5K1のみが働く。第5図の特
徴で、A、E領域に対応する。このときは、摩擦機構は
すべっていないので、常時作用の摩擦はなく、第5図に
示すように、E領域で加速度伝達率が小となる。第5図
には、常時摩擦の働く従来技術も併せ示してあり第5図
中斜線を引いた部分が改良された部分である。
系の回転数NがK1スプリングの共振点に近づいてくる
と徐々に振幅が大きくなり、第5図中P、Q点に達し
て、振幅がθPになると摩擦機構に働らく摩擦力Fが設
定摩擦力Frに達して、摩擦機構がすべり、K1スプリ
ング5K1を介してのトルク伝達がきかなくなり、ねじ
り角θが第4図のθP〜θRの範囲でKスプリング5K
がきき、第5図の弾性結合されたクーロンダンパ特性に
おいて曲線Bを通ってKスプリング5Kの特性へとシフ
トしていく。この状態では既にK1共振点を過ぎている
から振幅は小さくなり、やがてFがFrより小さくな
り、摩擦機構のすべりが止まって再びK1スプリング5
K1の特性へと戻る。したがって、共振の発生は生じな
い。このため、本考案においても、実願昭61−135
608号の優れた効果はそのまま維持されている。
と徐々に振幅が大きくなり、第5図中P、Q点に達し
て、振幅がθPになると摩擦機構に働らく摩擦力Fが設
定摩擦力Frに達して、摩擦機構がすべり、K1スプリ
ング5K1を介してのトルク伝達がきかなくなり、ねじ
り角θが第4図のθP〜θRの範囲でKスプリング5K
がきき、第5図の弾性結合されたクーロンダンパ特性に
おいて曲線Bを通ってKスプリング5Kの特性へとシフ
トしていく。この状態では既にK1共振点を過ぎている
から振幅は小さくなり、やがてFがFrより小さくな
り、摩擦機構のすべりが止まって再びK1スプリング5
K1の特性へと戻る。したがって、共振の発生は生じな
い。このため、本考案においても、実願昭61−135
608号の優れた効果はそのまま維持されている。
また、強制滑動手段Hが設けられているので、捩れ角±
θP以上で、ドリブンプレートとコントロールプレート
4間の摩擦機構Frが強制的に滑らされ、K1Kの切
替えが確実に実施され、Fr値が経時変化しても、Fr
すべり出し点Pは変化することなく共振点通過時の振動
悪化は生じない。
θP以上で、ドリブンプレートとコントロールプレート
4間の摩擦機構Frが強制的に滑らされ、K1Kの切
替えが確実に実施され、Fr値が経時変化しても、Fr
すべり出し点Pは変化することなく共振点通過時の振動
悪化は生じない。
さらに、K1スプリング着力部Lが設けられているの
で、捩り角θがθR以上でK1スプリング着力部Lがス
プリングシート6を介してK1スプリング5K1にあた
り、再びK1スプリング5K1を作動させ、系のばね定
数を全スプリングの和とさせる。すなわちK+K1、
(K2スプリング5K2が設けられる場合はK+K1+
K2)とする。このため、捩れ角がθR以上の大捩れ角
のとき、作用ばねが増加し、高入力トルクを分担でき、
耐久性が向上する。
で、捩り角θがθR以上でK1スプリング着力部Lがス
プリングシート6を介してK1スプリング5K1にあた
り、再びK1スプリング5K1を作動させ、系のばね定
数を全スプリングの和とさせる。すなわちK+K1、
(K2スプリング5K2が設けられる場合はK+K1+
K2)とする。このため、捩れ角がθR以上の大捩れ角
のとき、作用ばねが増加し、高入力トルクを分担でき、
耐久性が向上する。
[考案の効果] (イ)、実願昭61−135608号で提案したと同様
のすぐれた効果、すなわち、回転数全域にわたる共振防
止と、実使用域(第5図のE)での加速度伝達率減少を
得る。
のすぐれた効果、すなわち、回転数全域にわたる共振防
止と、実使用域(第5図のE)での加速度伝達率減少を
得る。
(ロ)、K1スプリング着力部を設けたので、捩れ角θ
R以上で、摩擦機構Frにて不作用であったK1スプリ
ングを再作動でき、作用ばねを増加し、高入力トルクを
分担でき、耐久性を向上できる。
R以上で、摩擦機構Frにて不作用であったK1スプリ
ングを再作動でき、作用ばねを増加し、高入力トルクを
分担でき、耐久性を向上できる。
(ハ)、強制滑動手段を設けたので、設定摩擦力Frの
値が経時変化しても、摩擦機構Frのすべり出し点Pは
変化することがなく、共振点通過時の振動悪化を防止で
きる。
値が経時変化しても、摩擦機構Frのすべり出し点Pは
変化することがなく、共振点通過時の振動悪化を防止で
きる。
(ニ)、本考案の実施例により、Kスプリングの長さ及
び外径縮小がはかれ、Kスプリング収納スペースが小さ
くてすむ。そのため実施例に示すように高トルクエンジ
ンに対応するためのK2スプリングの設定ができるな
ど、設定自由度が増す。
び外径縮小がはかれ、Kスプリング収納スペースが小さ
くてすむ。そのため実施例に示すように高トルクエンジ
ンに対応するためのK2スプリングの設定ができるな
ど、設定自由度が増す。
(ホ)、実願昭61−135608号に示すような第2
のコントロールプレートを使ったばね直列化が不要とな
り、部品点数減少、コストダウンが可能となる。
のコントロールプレートを使ったばね直列化が不要とな
り、部品点数減少、コストダウンが可能となる。
(ハ)、実願昭61−135608号ではトルクの正負
逆転の際にK及びK1スプリングのスプリングシートを
押すプレートの入れかえ(K:ドライブプレートドリ
ブンプレート、K1:コントロールプレートドライブ
プレート)が全シートで起こるために、シートとの当た
り音(カチャカチャ音)レベルが大きいが、本考案によ
ればK1スプリングのみに上記の反転が起こり、Kスプ
リングには発生しないため、カチャカチャ音を低減でき
る。実願昭61−135608号の実施例のようにK、
K1スプリングがそれぞれ2ヶ所づつ(Kスプリングは
2本直列が2ヶ所)の場合、本考案実施によりスプリン
グシート当たりの発生場所は半減し、音のレベルを大幅
に低減することが可能となる。
逆転の際にK及びK1スプリングのスプリングシートを
押すプレートの入れかえ(K:ドライブプレートドリ
ブンプレート、K1:コントロールプレートドライブ
プレート)が全シートで起こるために、シートとの当た
り音(カチャカチャ音)レベルが大きいが、本考案によ
ればK1スプリングのみに上記の反転が起こり、Kスプ
リングには発生しないため、カチャカチャ音を低減でき
る。実願昭61−135608号の実施例のようにK、
K1スプリングがそれぞれ2ヶ所づつ(Kスプリングは
2本直列が2ヶ所)の場合、本考案実施によりスプリン
グシート当たりの発生場所は半減し、音のレベルを大幅
に低減することが可能となる。
第1図は本考案の実施例に係るトーショナルダンパ付フ
ライホイールの正面図、 第2図は第1図のトーショナルダンパ付フライホイール
の断面図であって、第1図のII−II線に沿う断面図、 第3図は本考案のトーショナルダンパ付フライホイール
の振動モデル図、 第4図は本考案のトーショナルダンパ付フライホイール
のねじり角−トルク図、 第5図は本考案のトーショナルダンパ付フライホイール
の回転数−加速度伝達率特性図、 第6図は第1図のうちドライブプレート1Aの正面図、 第7図は第1図のうちドライブプレート1Bの正面図、 第8図は第1図のうちドリブンプレートの正面図、 第9図は第1図のうちコントロールプレートの正面図、 第10図は第1図のうちスプリングの断面図、 第11図は第1図のうち摩擦機構の断面図、 第12図は強制滑動手段の一例の断面図、 第13図は強制滑動手段のもう一つの例の断面図、 第14図は第13図の正面図、 である。 I1……駆動側フライホイール I2……従動側フライホイール H……強制滑動手段 L……K1スプリング着力部 1A、1B……ドライブプレート 1a……切欠部 2……リングギヤ 3……フライホイール 4……コントロールプレート 5……スプリング 5K……Kスプリング (合成ばね定数:K) 5K1……K1スプリング (合成ばね定数:K1) 5K2……K2スプリング (合成ばね定数:K2) 6……スプリングシート 7……リベット 8……コーンスプリング 9……ドリブンプレート 10……スラストライニング 11……スラストプレート 12……ベアリング 13……セットボルト 14……インナリング 15……クランクシャフト 16……リベット 17……スペーサ
ライホイールの正面図、 第2図は第1図のトーショナルダンパ付フライホイール
の断面図であって、第1図のII−II線に沿う断面図、 第3図は本考案のトーショナルダンパ付フライホイール
の振動モデル図、 第4図は本考案のトーショナルダンパ付フライホイール
のねじり角−トルク図、 第5図は本考案のトーショナルダンパ付フライホイール
の回転数−加速度伝達率特性図、 第6図は第1図のうちドライブプレート1Aの正面図、 第7図は第1図のうちドライブプレート1Bの正面図、 第8図は第1図のうちドリブンプレートの正面図、 第9図は第1図のうちコントロールプレートの正面図、 第10図は第1図のうちスプリングの断面図、 第11図は第1図のうち摩擦機構の断面図、 第12図は強制滑動手段の一例の断面図、 第13図は強制滑動手段のもう一つの例の断面図、 第14図は第13図の正面図、 である。 I1……駆動側フライホイール I2……従動側フライホイール H……強制滑動手段 L……K1スプリング着力部 1A、1B……ドライブプレート 1a……切欠部 2……リングギヤ 3……フライホイール 4……コントロールプレート 5……スプリング 5K……Kスプリング (合成ばね定数:K) 5K1……K1スプリング (合成ばね定数:K1) 5K2……K2スプリング (合成ばね定数:K2) 6……スプリングシート 7……リベット 8……コーンスプリング 9……ドリブンプレート 10……スラストライニング 11……スラストプレート 12……ベアリング 13……セットボルト 14……インナリング 15……クランクシャフト 16……リベット 17……スペーサ
Claims (11)
- 【請求項1】駆動側フライホイールと; 駆動側フライホイールと同軸心状に配置され、駆動側フ
ライホイールに対して捩り回転が可能な従動側フライホ
イールと; 駆動側フライホイールと従動側フライホイールとを遊び
角度θPをもって直接連結するKスプリングと; Kスプリングと並列に設けられ、駆動側フライホイール
と従動側フライホイールとを、摩擦機構を介して連結す
るK1スプリングと; K1スプリングと摩擦機構とを含む経路に設けられ、捩
れ角±θP以上で前記摩擦機構を強制的に滑らせる強制
滑動手段と; K1スプリングと摩擦機構とを含む経路に設けられ、θ
Pより大きな捩れ角θR以上でK1スプリングを作動さ
せるK1スプリング着力部と; から成るトーショナルダンパ付フライホイール。 - 【請求項2】K1スプリングのばね定数をK1、摩擦機
構の設定摩擦力をFr、Kスプリングに対して設けられ
た遊び角度をθPとするとき、約θP=Fr/K1であ
る実用新案登録請求の範囲第1項記載のトーショナルダ
ンパ付フライホイール。 - 【請求項3】駆動側フライホイールと従動側フライホイ
ールとを、θRの遊び角度をもって直接連結するK2ス
プリングを有している、実用新案登録請求の範囲第2項
記載のトーショナルダンパ付フライホイール。 - 【請求項4】Kスプリングのばね定数をK、K1スプリ
ングのばね定数をK1とするとき、K<K1である実用
新案登録請求の範囲第1項記載のトーショナルダンパ付
フライホイール。 - 【請求項5】K1/K=3〜4である実用新案登録請求
の範囲第4項記載のトーショナルダンパ付フライホイー
ル。 - 【請求項6】リングギヤおよびその両側のドライブプレ
ートを有する駆動側フライホイールと; 駆動側フライホイールと同軸心状に配置され、駆動側フ
ライホイールに対して捩り回転が可能とされており、フ
ライホイールとドリブンプレートを有する従動側フライ
ホイールと; 駆動側フライホイールと従動側フライホイールに対して
相対回転可能なコントロールプレートと; コントロールプレートと従動側フライホイールのドリブ
ンプレートとを一定の摩擦力をもって摩擦相対回転可能
に連結する摩擦機構と; 駆動側フライホイールのドライブプレートと従動側フラ
イホイールのドリブンプレートとを、遊び角度θPをも
って回転方向に連結するKスプリングと; 駆動側フライホイールのドライブプレートとコントロー
ルプレート間に配設されたK1スプリングと; 駆動側フライホイールのドライブプレートと従動側フラ
イホイールのドリブンプレートとを、θPより大きな角
度のθRの遊び角度をもって回転方向に連結するK2ス
プリングと; 捩れ角±θP以上でドリブンプレートとコントロールプ
レート間に設けた前記摩擦機構を強制的に滑らせるため
の、コントロールプレートに設けられ捩れ角が±θP以
上でドライブプレートに当接する強制滑動手段と; ドリブンプレートに設けられ、θR以上のねじり角でK
1スプリングにあたるK1スプリング着力部と; から成る実用新案登録請求の範囲第1項記載のトーショ
ナルダンパ付フライホイール。 - 【請求項7】Kスプリング、K1スプリング、K2スプ
リングがそれぞれダブルスプリングから成る実用新案登
録請求の範囲第6項記載のトーショナルダンパ付フライ
ホイール。 - 【請求項8】Kスプリングが1個、K1スプリングが3
個、K2スプリングが2個、設けられている実用新案登
録請求の範囲第6項記載のトーショナルダンパ付フライ
ホイール。 - 【請求項9】コントロールプレートが互いに並置され周
方向に隔置された複数個のリベットによって連結された
一対のプレートから成り、ドリブンプレートが前記リベ
ットの間を通って半径方向外方に向って延びる複数のア
ームを有しており、このドリブンプレートのアームに前
記KスプリングおよびK2スプリングがそれぞれのスプ
リングシートを介してそれぞれの遊び角度θP、θRを
もって周方向に対向している実用新案登録請求の範囲第
6項記載のトーショナルダンパ付フライホイール。 - 【請求項10】摩擦機構が、一対のコントロールプレー
トとドリブンプレートとの間に配置された、スラストラ
イニング、スラストプレート、コーンスプリングから成
る実用新案登録請求の範囲第6項記載のトーショナルダ
ンパ付フライホイール。 - 【請求項11】強制滑動手段が、並置された一対のコン
トロールプレートを連結するリベットと、ドライブプレ
ートに設けられ、リベットとθPのギャップを有する切
欠部とから成る実用新案登録請求の範囲第6項記載のト
ーショナルダンパ付フライホイール。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14091687U JPH0620917Y2 (ja) | 1987-09-17 | 1987-09-17 | ト−ショナルダンパ付フライホイ−ル |
| EP88308457A EP0308178B1 (en) | 1987-09-14 | 1988-09-13 | Flywheel device with a torsional damper |
| DE8888308457T DE3876559T2 (de) | 1987-09-14 | 1988-09-13 | Schwungrad mit torsionsschwingungsdaempfer. |
| US07/243,843 US4950205A (en) | 1987-09-14 | 1988-09-13 | Flywheel with a torsional damper |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14091687U JPH0620917Y2 (ja) | 1987-09-17 | 1987-09-17 | ト−ショナルダンパ付フライホイ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6446550U JPS6446550U (ja) | 1989-03-22 |
| JPH0620917Y2 true JPH0620917Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=31405518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14091687U Expired - Lifetime JPH0620917Y2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-17 | ト−ショナルダンパ付フライホイ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620917Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6524825B2 (ja) * | 2015-07-07 | 2019-06-05 | アイシン精機株式会社 | 動吸振器付ダンパ装置 |
-
1987
- 1987-09-17 JP JP14091687U patent/JPH0620917Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6446550U (ja) | 1989-03-22 |
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