JPH06209552A - 磁気位置検出器内蔵モータ - Google Patents

磁気位置検出器内蔵モータ

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JPH06209552A
JPH06209552A JP4296547A JP29654792A JPH06209552A JP H06209552 A JPH06209552 A JP H06209552A JP 4296547 A JP4296547 A JP 4296547A JP 29654792 A JP29654792 A JP 29654792A JP H06209552 A JPH06209552 A JP H06209552A
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JP
Japan
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rotor
pole
stator
width
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4296547A
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English (en)
Inventor
Hirotake Kou
宏偉 高
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Oriental Motor Co Ltd
Original Assignee
Oriental Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気位置検出内蔵モータの位置検出精度を向
上させ、さらに高出力を達成することを目的とする。 【構成】 ステータのロータ孔内周にステータポール(1
2)(14)が形成される。その一部がトルクポール(12)とし
て使用され、他がセンサポール(14)として使用される。
ステータポール(12)(14)の巾αとロータポール(34)の巾
βの比α/βは0.2〜0.5、ステータポール(12)(1
4)とロータポール(34)間のエアギァップgは0.4mm
以下、ロータポール(34)の厚みγと巾βとの比は0.2
〜0.5に設計される。上記設計により、センサポール
(14)のインダクタンス変化が正弦的になり、高精度の位
置検出が可能になる。また同時に高出力が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気位置検出器内蔵モー
タの主要寸法の最適設計技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ブラシレスDCモータは生産自動化シス
テム、産業用ロボット、X−Yテーブル、半導体回路製
造装置や磁気ディスク装置に広く利用される。これらの
装置に対する主な評価基準は高精度、高出力、応答性、
信頼性並びに製造の容易性にある。特に、特開昭62-
244265号に開示されるブラシレスDCモータは精
度、応答特性並びに信頼性の点からして今日最も改善さ
れたブラシレスDCモータの1である。
【0003】以下、特開昭62-244265号に開示
されるブラシレスDCモータを実施例の説明のために添
付した図1乃至図3を参照して簡単に説明する。図1は
ステータの断面形状及びそのコイル構造を示す。ステー
タ(10)は鋼の薄板を打ち抜いて形成される環状部(12)と
この環状部(12)の内周に等間隔に配列される矩形のステ
ータポール(14)(16)および各ポールに巻回されたコイル
(18)(20)で示される。
【0004】2相動作する図示したモータのステータポ
ールは丸数字の1、2、4、5、7、8、9、10、1
1、及び12で示される第1のグループのトルクポール
(14)、同じく13、14、15、16、17、18、1
9、21、22及び24で示される第2のグループのト
ルクポール(14)、さらには3、6、20及び23で示さ
れるセンサポール(16)の3グループに分類される。
【0005】センサポール(16)には図示されるような極
性にコイル(20)が巻回される。このコイル(20)はブリッ
ジ接続され、その端子(50)(52)に100KHZ程度の高
周波が印加される。そして、ロータ(30)の回転に伴うセ
ンサポール(16)のインダクタンス変化が互いにπ/2の
位相差を有し、かつロータ回転角度に対応して変化する
正弦波信号として端子(54)(56)に出力される。
【0006】図2を参照すると、ロータは円筒状コア、
18個のロータポール及びシャフトで示されている。ロ
ータポールはサマリウム/コバルト合金等の高磁力永久
磁石により形成されており、適宜の手段により円筒状コ
アの外周面に極性が交互に異なるように配列、固着され
ている。図3は前記した構造を備えるブラシレスDCモ
ータをデジタルPID制御するためのシステムのブロッ
ク図である。
【0007】モータMの前記第1及び第2のグループの
トルクポール(14)にはそれぞれ増幅器HAおよびHBから
第1相および第2相の電力が供給される。また、図1に
示したブリッジ回路の端子(50)(52)には発振回路(60)か
ら100KHZ程度の高周波信号が供給され、ロータの
回転に伴なうセンサポール(16)のインダクタンス変化が
π/2の位相差を有し、ロータの回転に伴って変化する
2つの正弦波信号として端子(54)(56)から出力される。
この2つの正弦波信号は同期検波回路(62)によりロータ
の回転角度の正弦関数、余弦関数に変換され、角度判定
回路(64)によってロータ角度信号に変換される。このロ
ータ角度信号は端子(84)に入力される外部参照信号ある
いはマイクロプロセッサ(66)が内部出力する参照信号と
加算回路(68)で加算され、PID制御回路(70)(72)(74)
に出力されて、周知のディジタルPID制御が行われ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】特開昭62−2552
65号に開示されるブラシレスDCモータ並びにその制
御システムを試作し、実験を重ねたところ、そのモータ
並びに制御システムの位置制御性、安定性、速応性等の
総合特性が期待値を下回ること、そして、その主な理由
が制御システムにはなくその種のモータに固有の事情に
よることが判明した。詳細には、その種のモータの磁気
回路の主要寸法によることが判明した。
【0009】従って、本発明が解決しようとする課題は
前記した原因の解明に基づくものであって、モータの磁
気回路の主要寸法の最適化により、磁気検出器内蔵モー
タの総合特性を向上させることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は空間的
に位相差を有する少なくとも2つのグループのトルクポ
ールおよびロータ回転角度検出のためのインダクタンス
の位相差が90度である2つ以上のセンサポールを備え
るステータと、永久磁石によりロータポールが構成され
るロータからなり、ステータポール幅とロータポールの
幅の比を0.2以上、0.5以下としたことを主要な特
徴とする。
【0011】請求項2の発明は空間的に位相差を有する
少なくとも2つのグループのトルクポールおよびロータ
回転角度検出のためのインダクタンスの位相差が約90
度である2つ以上のセンサポールを備えるステータと、
永久磁石によりロータポールが構成されるロータからな
り、ステータとロータ間のエアギャップ値を0.4mm
以下としたことを主要な特徴とする。
【0012】請求項3の発明は空間的に位相差を有する
少なくとも2つのグループのトルクポールおよびロータ
回転角度検出のためのインダクタンスの位相差が90度
である2つ以上のセンサポールを備えるステータと、永
久磁石によりロータポールが構成されるロータからな
り、ステータポール幅とロータポールの幅の比を0.2
〜0.5、ロータポールの厚さと幅の比を0.4〜0.
8、ロータスキューを0.2〜0.5としたことを主要
な特徴とする。
【0013】
【作用】ステータポール幅とロータポールの幅の比を
0.2以上、0.5以下とする請求項1の構成は、セン
サポールのインダクタンス変化を正弦波状として静止角
度誤差を減少させると共に大きな静止トルクを実現す
る。ステータとロータ間のエアギャップ値を0.4mm
以下とする請求項2の構成は、センサポールのインダク
タンス変化を正弦波状として静止角度誤差を減少させる
と共に大きな静止トルクを実現する。
【0014】ステータポール幅とロータポールの幅の比
を0.2〜0.5、ロータポールの厚さと幅の比を0.
4〜0.8、ロータスキューを0.2〜0.5とする請
求項3の構成は静止角度誤差および静止トルクの良好な
現実的なモータを実現する。
【0015】
【実施例】一部重複するが、図1乃至図6を参照して本
発明の一実施例を説明する。なお、本発明に特徴的なモ
ータの主要寸法の説明は実施例の一般構造、動作の説明
の後に行う。図1に実施例のステータ(10)の断面形状及
びそのコイル構造を示す。ステータ(10)は鋼の薄板を打
ち抜いて形成される環状部(12)とこの環状部(12)の内周
に等間隔に配列される矩形のステータポール(14)(16)お
よびこのステータポール(14)(16)に巻回されたコイル(1
8)(20)から構成される。
【0016】2相動作する図示の磁気位置検出器内蔵モ
ータ(以下、単にモータと称する)のステータポール(1
4)(16)は図中の丸数字の1、2、4、5、7、8、9、
10、11、および12で示される第1のグループのト
ルクポール(14)、同じく13、14、15、16、1
7、18、19、21、22および24で示される第2
のグループのトルクポール(14)、さらには3、6、20
および23で示されるセンサポール(16)の3グループに
分類される。
【0017】第1のグループのトルクポール(14)には図
示されるような極性にコイル(18)が巻回され、互いに結
線されて端子(40)(42)に供給される第1相の電力により
付勢される。同様に、第2のグループのトルクポール(1
4)は端子(44)(46)に供給される第2相の電力により付勢
されてそれぞれロータにトルクを発生させる。このモー
タの特徴は隣接する対のトルクポール(14)毎にコイル(1
8)が接続され、かつそのコイル(18)が付勢されるとき、
対のトルクポール(14)間を磁束が流れるように逆方向に
コイル(18)が巻回される点にある。また、この隣接配置
され磁気的に結合する対のトルクポール(14)以外のトル
クポール(14)に隣接配置されるセンサポール(16)は図示
する極性にコイル(20)が巻回され、ブリッジ接続され
る。これらトルクポール(14)とセンサポール(16)の数の
和を相数で割ると偶数となる。
【0018】図2に実施例のロータ(30)の断面構造を示
す。ロータ(30)は円筒状コア(32)、18個のロータポー
ル(34)およびシャフト(36)から構成される。ロータポー
ル(34)はサマリウム/コバルト合金等の高磁力永久磁石
により形成され、適宜の手段により円筒状コア(32)の外
周面に極性が交互に異なるように配列、固着される。前
記したステータポール(14)(16)の数とこのロータポール
(34)の数の比は4:3又は4:5である。なお、後述す
るが、ステータポール(14)(16)の幅とロータポール(34)
の幅との比は0.20〜0.50である。
【0019】図3は前記した構造を備えるモータMをデ
ジタルPID制御するためのシステムのブロック図であ
る。モータMの前記第1及び第2のグループのトルクポ
ール(14)にはそれぞれ増幅器HAおよびHBから第1相お
よび第2相の電力が供給される。また、図1に示したブ
リッジ回路の端子(50)(52)には発振回路(60)から100
KHZ程度の高周波信号が供給され、ロータの回転に伴
なうセンサポール(16)のインダクタンス変化がπ/2の
位相差を有し、ロータの回転に伴って変化する2つの正
弦波信号として端子(54)(56)から出力される。この2つ
の正弦波信号は同期検波回路(62)によりロータの回転角
度の正弦関数、余弦関数に変換され、ROMテーブル等
により構成される角度判定回路(64)によってロータ角度
信号に変換される。このロータ角度信号は端子(84)に入
力される外部参照信号あるいはマイクロプロセッサ(66)
が内部出力する参照信号と加算回路(68)で加算され、P
ID制御回路(70)(72)(74)に出力されて、周知のディジ
タルPID制御が行われる。
【0020】次に、図4乃至図6を参照して本発明に特
徴的なステータとロータ間のエアギァップ値、ステータ
ポールの幅とロータポールの幅の比、ロータポールの厚
さとその幅の比およびスキューピッチ等の主要寸法を説
明する。PID制御システムにより駆動されるモータの
性能評価は通常、極めて困難である。しかし、本件発明
者は、第1に、上記した方式のモータの静止角度誤差と
主要寸法との関係を明らかにすることに成功した。即
ち、互いにπ/2の位相差を有し、ロータの回転に伴っ
て変化する正弦波信号からロータの回転角度の正弦関
数、余弦関数を得て、ロータの回転角度を導びく方式の
モータでは正弦波信号に含まれる高調波が静止角度誤差
の一因となることを発見した。そして、ステータポール
(14)(16)の幅αとロータポール(34)の幅β(図4参照)
の比α/βが1に近づくと、センサポール(16)のインダ
クタンス変化が正弦的でなくなることを発見した。そこ
で、本件発明者は、センサポールのインダクタンス変化
が正弦的になり、高出力モータと予測される範囲にステ
ータポール幅を設計した数種のサンプルを試作し、静止
角度誤差と静止トルクを実測した。
【0021】図5はロータ径30mm、ロータスキュー
0.33およびエアギャップ値を固定とし、ステータポ
ール(14)(16)の幅αとロータポール(34)の幅β(図4参
照)の比α/βを0.20、0.36、0.39、0.
50に変化させた複数のモータの静止角度誤差と静止ト
ルクをプロットしたものである。図示するように、α/
β=0.20以下での静止トルクの減少が大きく、α/
β=0.20〜0.50において、静止角度誤差および
静止トルク共に実用的なモータが得られた。なお、静止
角度誤差は角度誤差の最大値max、最小値minを用
いてmax/2−min/2(単位:分)で定義され、
α/β=0.50以上では先の正弦波信号に含まれる高
調波成分の増加により急激に悪化する。
【0022】本件発明者は、第2に、ステータポール(1
4)(16)とロータポール(34)間のエアギァップ値g(図4
参照)と静止角度誤差との関係を明らかにすることにも
成功した。図6はロータスキュー0.33、ステータポ
ール(14)(16)の幅αとロータポール(34)の幅β(図4参
照)の比α/β=0.36を固定し、ロータ径を変更し
て、エアギァップ値gを0.15mm、0.25mm、
0.35mm、0.7mmとした4種のモータの静止ト
ルクおよび静止角度誤差をプロットしたものである。図
示するように、エアギァップ値g=0.4mm以上にお
いて静止角度誤差の悪化および静止トルクの減少が顕著
であり、エアギァップ値g=0.4mm以下、製造限界
のエアギァップ値のモータの優位性が確認された。
【0023】さらに、本件発明者はロータスキューに関
して同様な実験を行うと共にロータポールの厚さと幅と
の比とモータ特性の関係も導いた。この結果、ロータス
キューに関してはロータスキューを0.2〜0.5とす
ることによって静止角度誤差の少ないモータが得られる
ことが判明し、ロータポールの厚さと幅との比を0.4
〜0.8とすることにより静止角度誤差の少なく、かつ
高出力モータが得られることが判明した。
【0024】
【発明の効果】以上の述べたように本発明は、ステータ
ポールの幅とロータポールの幅の比を0.2〜0.5、
ステータとロータ間のエアギァップ値を0.4mm以
下、ロータポールの厚さとの幅の比を0.4〜0.8、
ロータスキューを0.2〜0.5としたため、センサポ
ールのインダクタンス変化が正弦波状となり、静止角度
誤差、静止トルク等総合特性の良好な磁気位置検出器内
蔵モータを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のステータの断面図。
【図2】本発明の一実施例のロータの断面図。
【図3】実施例の制御回路図。
【図4】実施例のステータおよびロータの部分拡大図。
【図5】ステータポール幅とロータポール幅の比とモー
タ特性の関係を説明する実測図。
【図6】ステータとロータ間のエアギャップとモータ特
性の関係を説明する実測図。
【符号の説明】
10 ステータ 12 環状部 14、16 ステータポール 18、20 コ
イル 30 ロータ 32 ロータコ
ア 34 ロータポール 36 ロータシ
ャフト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空間的に位相差を有する少なくとも2つ
    のグループのトルクポールおよびロータ回転角度検出の
    ためのインダクタンスの位相差が約90度である2つ以
    上のセンサポールを備えるステータと、 永久磁石によりロータポールが構成されるロータからな
    り、 ステータポール幅とロータポールの幅の比が0.2以
    上、0.5以下であることを特徴とする磁気位置検出器
    内蔵モータ。
  2. 【請求項2】 空間的に位相差を有する少なくとも2つ
    のグループのトルクポールおよびロータ回転角度検出の
    ためのインダクタンスの位相差が約90度である2つ以
    上のセンサポールを備えるステータと、 永久磁石によりロータポールが構成されるロータからな
    り、 ステータとロータ間のエアギャップ値が0.4mm以下
    であることを特徴とする磁気位置検出器内蔵モータ。
  3. 【請求項3】 空間的に位相差を有する少なくとも2つ
    のグループのトルクポールおよびロータ回転角度検出の
    ためのインダクタンスの位相差が約90度である2つ以
    上のセンサポールを備えるステータと、 永久磁石によりロータポールが構成されるロータからな
    り、 ステータポール幅とロータポールの幅の比が0.2〜
    0.5であり、ロータポールの厚さと幅の比が0.4〜
    0.8であり、ロータスキュー0.2〜0.5であるこ
    とを特徴とする磁気位置検出器内蔵モータ。
JP4296547A 1992-10-09 1992-10-09 磁気位置検出器内蔵モータ Pending JPH06209552A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106357017A (zh) * 2015-07-13 2017-01-25 日本电产三协株式会社 马达、马达装置以及指针式显示装置

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JPS62244265A (ja) * 1986-03-17 1987-10-24 セイバ−コ インコ−ポレ−テツド ブラシレスモータ
JPS633638A (ja) * 1986-06-23 1988-01-08 Tamagawa Seiki Co Ltd ブラシレス直流モ−タ
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