JPH06210459A - ロボットガンによる溶接方法 - Google Patents
ロボットガンによる溶接方法Info
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Abstract
う場合に,ロボットガンの位置決め装置を要せずに溶接
打点速度を速める溶接方法を提供する。 【構成】 可動側電極と固定側電極とをもつスポット溶
接ガンをエコライズ装置を介して産業用ロボットに搭載
し,これをロボットのプログラム動作に従って誘導しな
がら溶接する場合に,エコライズ装置における電極減り
代分のエコライズ量をロボットのプログラム動作によっ
て補償し,前記ロボット側の動作により固定側電極を可
動側電極に対し先行して溶接打点位置に当接又は近接す
る。しかる後,固定側電極を前記ロボット側の動作によ
り可動側電極方向にフオロ−アップ可能とし,次いで可
動側電極を当接して加圧溶接する。これにより,従来の
ロボットガンの位置決め装置をなくし,そのエア供給乃
至排出にかかる動作時間を省き溶接タクトを飛躍的に短
縮する。
Description
接打点速度を速める溶接方法に関する。
ト溶接を行う場合,そのロボットガンの位置決めシリン
ダの位置決めがはずれると,ガンア−ム側の電極すなわ
ち固定側電極がガン重量をバランスさせるスプリング力
により押圧され,ロッド側電極すなわち可動側電極に先
行してワ−ク(被溶接物)に当接し,可動側電極の慣性
力によるワ−クの変形を防ぎ,次いで溶接後,可動側電
極の開放と同時に位置決めシリンダが動作し固定側電極
を開放動作するのが普通である。
法は,ロボットの制御装置から加圧,開放信号が直接ガ
ンに送られることが多いが,その場合位置決めシリンダ
の切換バルブに信号を送りそのバルブを切換えてエアを
供給乃至排気するという,エア経路に迂回する動作時間
を要するため溶接打点速度を遅延する要因が存在してい
た。
代分を含んでおり,ガンの重量バランスを取るためのス
プリング力の変化量が大きくなり,ガンの重力方向の姿
勢が打点位置によって色いろと変化すると,その重量バ
ランスをとることが困難となりワ−クを変形させてしま
う問題が生じる。すなわち,位置決めシリンダのエア排
出に時間がかかり,しかも位置決め用スプリングとワ−
クの強さ関係によりワ−クを変形させることがあった。
ロボットガンにおいては,そのエコライズ装置のエコラ
イズ量をア−ムの撓み量とワ−クの位置ズレ量のみに小
さくし,ロボットの動き等で電極の減り代を補償し,固
定側電極を可動側電極に対し先行してワ−クに接近又は
当接させるようにした。これにより,従来の位置決めシ
リンダを不要として,連続打点速度をアップし,エコラ
イズ量を最小にしたことで,スプリング力の変化量が小
さくなり,全方向へのガン姿勢変化に関係なく溶接を可
能にした。
めに本発明では,可動側電極及び固定側電極を有するス
ポット溶接ガンを,エコライズ装置を介して産業用ロボ
ットに搭載し,前記ロボットのプログラム動作に従って
前記ガンをワ−クの溶接打点位置に誘導しながら加圧溶
接する方法において,前記エコライズ装置における電極
減り代分のエコライズ量を前記ロボットのプログラム動
作によって補償するようにしたことを主要な特徴とする
ロボットガンの溶接方法を提供する。
定側電極を有するスポット溶接ガンを,エコライズ装置
を介して産業用ロボットに搭載し,前記ロボットのプロ
グラム動作に従って前記ガンをワ−クの溶接打点位置に
誘導しながら加圧溶接する方法において,前記エコライ
ズ装置における電極減り代分のエコライズ量を前記ロボ
ットのプログラム動作によって補償し,前記エコライズ
装置に電気的アクチュエ−タを設け,これによってガン
重量をバランスさせる弾性部材を圧縮する方向に固定側
電極を位置固定しておき,前記固定側電極をロボットの
動きにより溶接打点位置に当接又は接近させた後,その
固定を外すことにより前記弾性部材の弾力で前記固定側
電極の撓み量とワ−クの位置ズレ量を可動側電極方向に
フオロ−アップ可能にして前記可動側電極を当接し加圧
溶接することを主要な特徴とするロボットガンの溶接方
法を提供する。
明する。図1は,本発明の方法を実施するためのスポッ
ト溶接用ロボットの全体を概略を示すものである。ま
た,図2は本発明方法の動作説明図である。図3は本発
明の方法をXガンに応用した場合の概略図である。
ロボットはX軸,S軸,Y軸,Z軸,R軸,Θ軸の6軸
を移動する。2は関節の手首軸,3は手首軸に連結され
たロボットア−ム,4はロボットア−ム先端の手首軸に
連結されたスポット溶接ガンである。
はXガン等を示す。各ガンの加圧装置5はエアシリンダ
に限らずモ−タでもよい。Cガンの場合はその1例を図
示の如く,ガンア−ム6の一方の先端に取付けた固定側
電極7と,ガンア−ム6の他方の端に取付けられた加圧
装置5のピストンロッド8に取付けられた可動側電極9
とを有する。ロボット支持ブラケットに10取付けられ
たイコライズ装置11のガイドロッド12をガン本体の
移動台13が移動するように支持され,イコライズ装置
のガイドロッドに挿入された弾性部材としてスプリング
14によりガン本体を持ち上げる方向に押圧力を発生し
てガン本体の重量バランスを取っている。
合,支点を介して回動可能に軸支された二つのガンア−
ム15及びガンア−ム16と,このガンア−ム15及び
ガンア−ム16の先端に固着された一対の電極17及び
電極18と,この電極部の間に溶接に必要な加圧力を発
生する加圧装置19を有するものである。
16にモ−タ19を取付け,このモ−タの出力軸にボ−
ルネジ20を連結し,このボ−ルネジを他方のガンア−
ムに取りつけたスクリュ−ナット21のネジ孔に組み込
むと共に,一方のガンア−ム16にはフオロ−アップ用
の弾性部材としてたとえばスプリング23を収納したケ
−シング22を設けたものである。
ガンア−ムの撓み量とワ−クの位置ズレ量を含むエコラ
イズ量eに相当する隙間が得られるように,スプリング
23を圧縮させて可動側電極方向にフオロ−アップさせ
ている。
Cガンを打点位置に挿入した状態を示す。この場合,ガ
ン全体がスプリング14の押圧力を受けた状態で開放し
た上下電極の間にワ−クWが挿入される。
ロッド側の可動側電極9より先に当接すべくロボットア
−ム3の手首軸2を動作することによりガン全体を持ち
上げる。このロボットの動作で電極の減り代分のエコラ
イズ量が補償される。
にガン全体を持ち上げスプリング14を縮めてガンア−
ム6の撓み量とワ−ク位置ズレ量とのエコライズ量eを
スプリング14でフオロ−アップする。すなわち,ガン
ア−ム自体は固定側電極7がワ−クWを下から引っ掛け
ているので,これ以上は上に持ち上がらずスプリング1
4が縮むことになる。
つ可動側電極9を溶接打点位置に当接し所定の加圧力を
掛けて通電し加圧溶接する。この溶接時において,ガン
ア−ムの撓み量のみスプリング14の押圧力でガン全体
をエコライズする。こうすることでワ−クに負荷をかけ
ずに溶接することができる。
量そのものを減らし,スプリングの伸び代によるバラン
ス力の変化量を小さく押さえ,固定側電極をロボットに
より先行して当接させ,さらにガンア−ムの撓み量とワ
−クの位置ズレ量の最小のエコライズ分をフオロ−アッ
プできるようにしたが,本発明はこれに限定されるもの
ではない。
ズ装置に電気モ−タまたは電磁ソレノイド等の電気的ア
クチュエ−タを設け,産業用ロボットにより上記フオロ
−アップすることの代わりにガンア−ムがワ−クの下に
潜り込むまでは前記アクチュエ−タを使用してスプリン
グ力をロックしてガンア−ム側の電極を固定しておき,
加圧信号と共にそのロックを外しても上記同様の作用が
得られることはいうまでもない。
よれば,ロボットガンを使用して溶接を行う場合に,ス
ポット溶接ガンの電極の減り代分のエコライズ量をロボ
ットのプログラム動作によって補償し,ロボットの動き
で固定側電極を可動側電極に先行してワ−クに当接又は
接近させた後,固定側電極をガンア−ムの撓み量とワ−
クの位置ズレ量をロボット側の制御で補償し,つまりガ
ン側をロボットによりさらに持ち上げてバックアップ
し,次いで可動側電極を当接して加圧溶接するから,位
置決めシリンダが不要となるので,たとえばモ−タ加圧
の場合にはロボット制御装置からの減速加圧/開放加速
信号のみで溶接動作が実現できる。つまり加圧信号が出
てから一旦切換バルブに信号を送り,その切換バルブを
切換操作してエア圧の供給乃至排気を動作するという迂
回するムダな時間がなくなり連続打点速度がアップす
る。
先行してワ−クに当接又は接近させ,ガンア−ムの撓み
量及びワ−クの位置ズレ量を含むエコライズ量を必要最
小限小さく押さえたことで,これまでのようにエコライ
ズ用のスプリング力の重量バランス力をとることが容易
になり,全方向の姿勢変化に関係なく溶接することがで
きる。また,位置決めシリンダが不要になるので加圧/
開放時のショックがなくなり,位置決めシリンダの排気
が抜けるまでの待ち時間がなく,飛躍的に溶接タクトを
短縮することができる。
ットガンの軽量化及び構造簡素化並びに製作コストの低
減を実現する。
ロボットの全体を概略を示す構想図である。
である。
プリング) 2 手首軸 15 ガンア−ム 3 ロボットア−ム 16 ガンア−ム 4 スポット溶接ガン 17 可動側電極 5 加圧装置 18 固定側電極 6 ガンア−ム 19 加圧装置 7 固定側電極 22 ケ−シング 9 可動側電極 23 スプリング 11 エコライズ装置 e エコライズ量
Claims (5)
- 【請求項1】 可動側電極及び固定側電極を有するスポ
ット溶接ガンを,エコライズ装置を介して産業用ロボッ
トに搭載し,前記ロボットのプログラム動作に従って前
記ガンをワ−クの溶接打点位置に誘導しながら加圧溶接
する方法において,前記エコライズ装置における電極減
り代分のエコライズ量を前記ロボットのプログラム動作
によって補償するようにしたことを特徴とするロボット
ガンの溶接方法。 - 【請求項2】 前記エコライズ量を固定側電極の撓み量
とワ−クの位置ズレ量とに相当する分量に規制したこと
を特徴とする請求項1のロボットガンの溶接方法。 - 【請求項3】 可動側電極及び固定側電極を有するスポ
ット溶接ガンを,エコライズ装置を介して産業用ロボッ
トに搭載し,前記ロボットのプログラム動作に従って前
記ガンをワ−クの溶接打点位置に誘導しながら加圧溶接
する方法において,前記エコライズ装置における電極減
り代分のエコライズ量を前記ロボットのプログラム動作
によって補償し,前記ロボット側の動作により前記固定
側電極を前記可動側電極より先行して溶接打点位置に当
接又は接近させた後,前記固定側電極をロボット側の動
作によりさらにフオロ−アップ可能にして前記可動側電
極を当接し加圧溶接することを特徴とするロボットガン
の溶接方法。 - 【請求項4】 可動側電極及び固定側電極を有するスポ
ット溶接ガンを,エコライズ装置を介して産業用ロボッ
トに搭載し,前記ロボットのプログラム動作に従って前
記ガンをワ−クの溶接打点位置に誘導しながら加圧溶接
する方法において,前記エコライズ装置における電極減
り代分のエコライズ量を前記ロボットのプログラム動作
によって補償し,前記エコライズ装置に電気的アクチュ
エ−タを設け,これによってガン重量をバランスさせる
弾性部材を圧縮する方向に固定側電極を位置固定してお
き,前記固定側電極をロボットの動きにより溶接打点位
置に当接又は接近させた後,その固定を外すことにより
前記弾性部材の弾力で前記固定側電極の撓み量とワ−ク
の位置ズレ量を可動側電極方向にフオロ−アップ可能に
して前記可動側電極を当接し加圧溶接することを特徴と
するロボットガンの溶接方法。 - 【請求項5】 前記電気的アクチュエ−タは電気モ−タ
又は電磁ソレノイドである請求項4のロボットガンの溶
接方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5022089A JP2898498B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | ロボットガンによる溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5022089A JP2898498B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | ロボットガンによる溶接方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06210459A true JPH06210459A (ja) | 1994-08-02 |
| JP2898498B2 JP2898498B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=12073156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5022089A Expired - Fee Related JP2898498B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | ロボットガンによる溶接方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2898498B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5977505A (en) * | 1997-03-13 | 1999-11-02 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Electric resistance welding method with unequal force application |
| CN100389925C (zh) * | 2003-08-29 | 2008-05-28 | 丰田铁工株式会社 | 点焊方法及点焊的钢板构件 |
| CN105643082A (zh) * | 2016-03-16 | 2016-06-08 | 李培培 | 一种用于点焊机的对称式多用夹具 |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP5022089A patent/JP2898498B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5977505A (en) * | 1997-03-13 | 1999-11-02 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Electric resistance welding method with unequal force application |
| CN100389925C (zh) * | 2003-08-29 | 2008-05-28 | 丰田铁工株式会社 | 点焊方法及点焊的钢板构件 |
| CN105643082A (zh) * | 2016-03-16 | 2016-06-08 | 李培培 | 一种用于点焊机的对称式多用夹具 |
| CN105643082B (zh) * | 2016-03-16 | 2017-12-08 | 重庆市龙泉汽车配件有限公司 | 一种用于点焊机的对称式多用夹具 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2898498B2 (ja) | 1999-06-02 |
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