JPH0621071B2 - 血小板凝集抑制剤 - Google Patents
血小板凝集抑制剤Info
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- JPH0621071B2 JPH0621071B2 JP61238708A JP23870886A JPH0621071B2 JP H0621071 B2 JPH0621071 B2 JP H0621071B2 JP 61238708 A JP61238708 A JP 61238708A JP 23870886 A JP23870886 A JP 23870886A JP H0621071 B2 JPH0621071 B2 JP H0621071B2
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- platelet aggregation
- mixture
- compound
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は血小板凝集抑制剤に関する。
(従来技術) 血栓形成の主要原因は,血液成分,とりわけ血小板,血
液凝固因子等と血管壁との相互作用であるとされてお
り,血栓形成を抑制する目的で,従来アスピリン等が血
小板凝集抑制剤として用いられてきている。
液凝固因子等と血管壁との相互作用であるとされてお
り,血栓形成を抑制する目的で,従来アスピリン等が血
小板凝集抑制剤として用いられてきている。
(発明の目的,構成及び効果) 本発明は次の一般式で示される新規1,5−ベンゾチア
ゼピン誘導体又はその薬理的に許容しうる酸付加塩を有
効成分としてなる血小板凝集抑制剤に関する。
ゼピン誘導体又はその薬理的に許容しうる酸付加塩を有
効成分としてなる血小板凝集抑制剤に関する。
(但し,R1は低級アルキル基又は低級アルコキシ基,R2
は水素原子又は低級アルカノイル基,R3は低級アルキル
基,R4は低級アルキル基又は低級アルコキシ基であるこ
とを表す。) 本発明の有効成分である化合物(I)又はその薬理的に
許容しうる酸付加塩は優れた血小板凝集抑制作用を有
し,従って同化合物を有効成分とする血小板凝集抑制剤
は,脳梗塞,脳血栓症,一過性脳虚血,心筋梗塞,冠動
脈血栓症,肺動脈血栓症,血栓脈管炎などの血栓症,塞
栓症等の疾患に対する治療,緩和及び予防に用いること
ができる。
は水素原子又は低級アルカノイル基,R3は低級アルキル
基,R4は低級アルキル基又は低級アルコキシ基であるこ
とを表す。) 本発明の有効成分である化合物(I)又はその薬理的に
許容しうる酸付加塩は優れた血小板凝集抑制作用を有
し,従って同化合物を有効成分とする血小板凝集抑制剤
は,脳梗塞,脳血栓症,一過性脳虚血,心筋梗塞,冠動
脈血栓症,肺動脈血栓症,血栓脈管炎などの血栓症,塞
栓症等の疾患に対する治療,緩和及び予防に用いること
ができる。
更に,本発明の有効成分である化合物(I)は毒性も低
く,例えば,(±)−シス−2−(4−メチルフェニ
ル)−3−ヒドロキシ−5−〔2−(N−メチルアミ
ノ)エチル〕−8−メチル−2,3−ジヒドロ−1,5
−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン・塩酸塩の最大
耐量(ラット,i.p.投与)は300mg/kgであっ
た。
く,例えば,(±)−シス−2−(4−メチルフェニ
ル)−3−ヒドロキシ−5−〔2−(N−メチルアミ
ノ)エチル〕−8−メチル−2,3−ジヒドロ−1,5
−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン・塩酸塩の最大
耐量(ラット,i.p.投与)は300mg/kgであっ
た。
本発明の有効成分である化合物(I)は遊離塩基として
も,またその薬理的に許容しうる酸付加塩としても使用
することができる。薬理的に許容しうる酸付加塩として
は,例えば,塩酸塩,臭化水素酸塩,ヨウ化水素酸塩,
硫酸塩,リン酸塩の如き無機酸付加塩;シュウ酸塩,フ
マル酸塩,2−(4−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸
塩,コハク酸塩,メタンスルホン酸塩の如き有機酸付加
塩などが挙げられる。これら塩は,例えば,化合物
(I)を酸で処理することにより容易に取得することが
できる。
も,またその薬理的に許容しうる酸付加塩としても使用
することができる。薬理的に許容しうる酸付加塩として
は,例えば,塩酸塩,臭化水素酸塩,ヨウ化水素酸塩,
硫酸塩,リン酸塩の如き無機酸付加塩;シュウ酸塩,フ
マル酸塩,2−(4−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸
塩,コハク酸塩,メタンスルホン酸塩の如き有機酸付加
塩などが挙げられる。これら塩は,例えば,化合物
(I)を酸で処理することにより容易に取得することが
できる。
化合物(I)又はその薬理的に許容しうる酸付加塩を有
効成分とする血小板凝集抑制剤は経口的にも非経口的に
も投与することができ,経口又は非経口投与に適した医
薬賦形剤と混合した医薬製剤として使用することもでき
る。このような賦形剤としては,例えばデン粉,ラクト
ース,グルコース,リン酸カリウム,とうもろこしデン
プン,アラビアゴム,ステアリン酸,その他通常の医薬
賦形剤を好適に使用することができる。医薬製剤は錠
剤,カプセル剤,マイクロカプセル剤,座剤の如き固形
剤であってもよく,また溶液,乳液の如き液剤であって
もよい。更に,非経口的に投与する場合,この医薬製剤
は注射剤として使用することもできる。
効成分とする血小板凝集抑制剤は経口的にも非経口的に
も投与することができ,経口又は非経口投与に適した医
薬賦形剤と混合した医薬製剤として使用することもでき
る。このような賦形剤としては,例えばデン粉,ラクト
ース,グルコース,リン酸カリウム,とうもろこしデン
プン,アラビアゴム,ステアリン酸,その他通常の医薬
賦形剤を好適に使用することができる。医薬製剤は錠
剤,カプセル剤,マイクロカプセル剤,座剤の如き固形
剤であってもよく,また溶液,乳液の如き液剤であって
もよい。更に,非経口的に投与する場合,この医薬製剤
は注射剤として使用することもできる。
本発明の血小板凝集抑制剤の投与量は,投与方法;患者
の年齢,体重,状態及び疾患の種類にもよるが,その有
効成分である化合物(I)又はその薬理的に許容しうる
酸付加塩の投与量が通常1日当たり約0.05〜50mg
/kg,とりわけ経口投与では約0.5〜50mg/kg,非
経口投与(例えば,静脈内注射)では約0.05〜10
mg/kgとなるような範囲で用いるのが好ましい。
の年齢,体重,状態及び疾患の種類にもよるが,その有
効成分である化合物(I)又はその薬理的に許容しうる
酸付加塩の投与量が通常1日当たり約0.05〜50mg
/kg,とりわけ経口投与では約0.5〜50mg/kg,非
経口投与(例えば,静脈内注射)では約0.05〜10
mg/kgとなるような範囲で用いるのが好ましい。
本発明の有効成分である化合物としては一般式(I)に
おいて,R1がメチル基,エチル基,プロピル基,ブチル
基の如き炭素数1〜4の低級アルキル基,又はメトキシ
基,エトキシ基,プロポキシ基,ブトキシ基の如き炭素
数1〜4の低級アルコキシ基,R2が水素原子又はアセチ
ル基,プロピオニル基,ブチリル基,イソブチリル基,
バレリル基の如き炭素数2〜5の低級アルカノイル基;
R3がメチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基の如き
炭素数1〜4の低級アルキル基,R4がメチル基,エチル
基,プロピル基,ブチル基の如き炭素数1〜4の低級ア
ルキル基;メトキシ基,エトキシ基,プロポキシ基,ブ
トキシ基の如き炭素数1〜4の低級アルコキシ基である
ものをあげることができる。
おいて,R1がメチル基,エチル基,プロピル基,ブチル
基の如き炭素数1〜4の低級アルキル基,又はメトキシ
基,エトキシ基,プロポキシ基,ブトキシ基の如き炭素
数1〜4の低級アルコキシ基,R2が水素原子又はアセチ
ル基,プロピオニル基,ブチリル基,イソブチリル基,
バレリル基の如き炭素数2〜5の低級アルカノイル基;
R3がメチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基の如き
炭素数1〜4の低級アルキル基,R4がメチル基,エチル
基,プロピル基,ブチル基の如き炭素数1〜4の低級ア
ルキル基;メトキシ基,エトキシ基,プロポキシ基,ブ
トキシ基の如き炭素数1〜4の低級アルコキシ基である
ものをあげることができる。
本発明の有効成分である化合物(I)は1,5−ベンゾ
チアゼピン骨格の2位及び3位に2個の不斉炭素原子を
有するため,2種の立体異性体(即ち,シス及びトラン
ス異性体)もしくは4種の光学異性体〔即ち,(+)−
シス,(−)−シス,(+)−トランス及び(−)−ト
ランス異性体〕が存在するが,本発明においてはこれら
異性体及びこれらの混合物をいずれも血小板凝集抑制剤
の有効成分として用いることができる。しかしながら,
これら化合物のうちシス異性体,とりわけ(−)−シス
異性体を有効成分として用いるのが好ましい。
チアゼピン骨格の2位及び3位に2個の不斉炭素原子を
有するため,2種の立体異性体(即ち,シス及びトラン
ス異性体)もしくは4種の光学異性体〔即ち,(+)−
シス,(−)−シス,(+)−トランス及び(−)−ト
ランス異性体〕が存在するが,本発明においてはこれら
異性体及びこれらの混合物をいずれも血小板凝集抑制剤
の有効成分として用いることができる。しかしながら,
これら化合物のうちシス異性体,とりわけ(−)−シス
異性体を有効成分として用いるのが好ましい。
本発明の有効成分である化合物(I)は,例えば一般式 (但し,R1及びR4は前記と同一意味を有する。) で示される化合物と一般式 (但し,Qは保護基,Xはハロゲン原子を表し,R3は前
記と同一意味を有する。) で示される化合物とを反応させて (但し,R1,R3,R4及びQは前記と同一意味を有する。) で示される化合物を製し,必要であれば該化合物の3位
水酸基を低級アルカノイル化し,さらに保護基Qの除去
反応に付すことにより製することができる。
記と同一意味を有する。) で示される化合物とを反応させて (但し,R1,R3,R4及びQは前記と同一意味を有する。) で示される化合物を製し,必要であれば該化合物の3位
水酸基を低級アルカノイル化し,さらに保護基Qの除去
反応に付すことにより製することができる。
原料化合物(II)又はその塩(例えば,ナトリウム塩)
とアミノエチルハライド化合物(III)又はその塩(例
えば,塩酸塩)との縮合反応は適当な溶媒中,アルカリ
試薬(例えば,水酸化カリウム)の存在下で実施するこ
とができる。生成物(IV)又はその塩(例えば,塩酸
塩)の3位水酸基の低級アルカノイル化反応は化合物
(IV)と低級飽和脂肪酸の反応性誘導体(例えば,酸無
水物)とを必要であれば,適当な溶媒中で反応させるこ
とにより実施することができる。中間生成物からの保護
基Q(例えば,ベンジルオキシカルボニル基,tert.−
ブトキシカルボニル基,ベンジル基)の除去はそれ自体
公知の方法で行うことができる。
とアミノエチルハライド化合物(III)又はその塩(例
えば,塩酸塩)との縮合反応は適当な溶媒中,アルカリ
試薬(例えば,水酸化カリウム)の存在下で実施するこ
とができる。生成物(IV)又はその塩(例えば,塩酸
塩)の3位水酸基の低級アルカノイル化反応は化合物
(IV)と低級飽和脂肪酸の反応性誘導体(例えば,酸無
水物)とを必要であれば,適当な溶媒中で反応させるこ
とにより実施することができる。中間生成物からの保護
基Q(例えば,ベンジルオキシカルボニル基,tert.−
ブトキシカルボニル基,ベンジル基)の除去はそれ自体
公知の方法で行うことができる。
上記反応はすべてラセミ化を伴わずに進行するため,原
料化合物に光学活性体を用いれば,目的物を光学活性体
として得ることができる。
料化合物に光学活性体を用いれば,目的物を光学活性体
として得ることができる。
尚,本明細書において,“スレオ”とはプロピオン酸の
2位及び3位に置換している水酸基と置換フェニルチオ
基とがスレオ型配置(即ち,フィッシャー投影図おいて
前記2置換基が主鎖の反対側に位置する。)を有するこ
とを意味する。
2位及び3位に置換している水酸基と置換フェニルチオ
基とがスレオ型配置(即ち,フィッシャー投影図おいて
前記2置換基が主鎖の反対側に位置する。)を有するこ
とを意味する。
実験例 1 (in vitroにおけるラット及びヒト血小板凝集抑制作
用) ラットまたはヒトより採取した血液9容を3.8%(W/
V)クエン酸三ナトリウム水溶液1容と混和し,該混合
物を遠心分離により血小板けん濁血漿(PRP)を調製
した。残存血液を更に遠心分離して血小板除去血漿(P
PP)を調製した。ラットのPRPの血小板数はPPP
を加えて0.8〜1×106/mm3に希釈し,一方,ヒトの
PRPの血小板数はPPPを加えて4×105/mm3に希釈
した。稀釈PRP200μと検体溶液25μとの混
合物を37℃で2分間撹拌後,コラーゲン溶液〔ビオキ
ミカ・エ・ビオフィジカ・アクタ.,第186巻,第2
54頁(1969年)〕25μを加えて血小板凝集を
起こさせた。血小板凝集能はボーンの方法〔ネイチャ
ー,第194巻,第927頁(1962年)〕により測
定し,検体の血小板凝集抑制作用を求めた。検体化合物
の血小板凝集抑制作用はIC50(コラーゲンで誘起され
る血小板の凝集を50%抑制するのに要する濃度)で表
した。結果は下記第1表及び第2表に示す通りである。
用) ラットまたはヒトより採取した血液9容を3.8%(W/
V)クエン酸三ナトリウム水溶液1容と混和し,該混合
物を遠心分離により血小板けん濁血漿(PRP)を調製
した。残存血液を更に遠心分離して血小板除去血漿(P
PP)を調製した。ラットのPRPの血小板数はPPP
を加えて0.8〜1×106/mm3に希釈し,一方,ヒトの
PRPの血小板数はPPPを加えて4×105/mm3に希釈
した。稀釈PRP200μと検体溶液25μとの混
合物を37℃で2分間撹拌後,コラーゲン溶液〔ビオキ
ミカ・エ・ビオフィジカ・アクタ.,第186巻,第2
54頁(1969年)〕25μを加えて血小板凝集を
起こさせた。血小板凝集能はボーンの方法〔ネイチャ
ー,第194巻,第927頁(1962年)〕により測
定し,検体の血小板凝集抑制作用を求めた。検体化合物
の血小板凝集抑制作用はIC50(コラーゲンで誘起され
る血小板の凝集を50%抑制するのに要する濃度)で表
した。結果は下記第1表及び第2表に示す通りである。
実験例 2 (ex vivoにおけるラット血小板凝集抑制作用) 約20時間絶食させたSD系雄性ラットに,検体水溶液
(検体投与量:10mg/kg)を経口投与し,3時間後腹
部大動脈より採血する。この血液9容と3.8%(W/V)
クエン酸三ナトリウム水溶液1容とを混和し,該混合物
を遠心分離することにより血小板けん濁血漿(PRP)
を調製した。残存血液を更に遠心分離して血小板除去血
漿(PPP)を調製した。PRPの血小板数をPPPを
加えて0.8〜1×106/mm3に希釈した。稀釈PRP2
25μにコラーゲン溶液(実験例1記載の方法で調
製)25μを加えて血小板凝集を起こさせた。血小板
凝集能はボーンの方法により測定し,検体の血小板凝集
抑制作用を求めた。下記第3表に示す化合物はいずれも
血小板凝集抑制率が50%以上であった。
(検体投与量:10mg/kg)を経口投与し,3時間後腹
部大動脈より採血する。この血液9容と3.8%(W/V)
クエン酸三ナトリウム水溶液1容とを混和し,該混合物
を遠心分離することにより血小板けん濁血漿(PRP)
を調製した。残存血液を更に遠心分離して血小板除去血
漿(PPP)を調製した。PRPの血小板数をPPPを
加えて0.8〜1×106/mm3に希釈した。稀釈PRP2
25μにコラーゲン溶液(実験例1記載の方法で調
製)25μを加えて血小板凝集を起こさせた。血小板
凝集能はボーンの方法により測定し,検体の血小板凝集
抑制作用を求めた。下記第3表に示す化合物はいずれも
血小板凝集抑制率が50%以上であった。
製造例 1 (1)(±)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3
−ヒドロキシ−8−メチル−2,3−ジヒドロ−1,5
−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン2g,粉末水酸
化カリウム0.42g及びジメチルスルホキシド15ml
の混合物を50℃にて30分間撹拌する。反応後,該混
合物に2−(N−ベンジルオキシカルボニル−N−メチ
ルアミノ)エチルクロリド2.64gのジメチルスルホ
キシド5ml溶液を加え,該混合物を50℃にて3日間撹
拌する。該混合物を氷水に注ぎ,酢酸エチルで抽出す
る。抽出液を飽和食塩水で洗浄し,乾燥後溶媒を減圧留
去する。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
〔溶媒;クロロホルム−酢酸エチル(10:1)〕で精
製することにより,(±)−シス−2−(4−メトキシ
フェニル)−3−ヒドロキシ−5−〔2−(N−ベンジ
ルオキシカルボニル−N−メチルアミノ)エチル〕−8
−メチル−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピ
ン−4(5H)−オン2.95gを油状物として得る。
−ヒドロキシ−8−メチル−2,3−ジヒドロ−1,5
−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン2g,粉末水酸
化カリウム0.42g及びジメチルスルホキシド15ml
の混合物を50℃にて30分間撹拌する。反応後,該混
合物に2−(N−ベンジルオキシカルボニル−N−メチ
ルアミノ)エチルクロリド2.64gのジメチルスルホ
キシド5ml溶液を加え,該混合物を50℃にて3日間撹
拌する。該混合物を氷水に注ぎ,酢酸エチルで抽出す
る。抽出液を飽和食塩水で洗浄し,乾燥後溶媒を減圧留
去する。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
〔溶媒;クロロホルム−酢酸エチル(10:1)〕で精
製することにより,(±)−シス−2−(4−メトキシ
フェニル)−3−ヒドロキシ−5−〔2−(N−ベンジ
ルオキシカルボニル−N−メチルアミノ)エチル〕−8
−メチル−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピ
ン−4(5H)−オン2.95gを油状物として得る。
(2)上記(1)の生成物2.49g,無水酢酸15ml及
びピリジン5mlの混合物を100℃にて2時間撹拌す
る。冷後,該混合物より,無水酢酸及びピリジンを減圧
留去する。さらに残査にトルエンを加え,溶媒を減圧留
去する操作を2度くり返すことにより,(±)−シス−
2−(4−メトキシフェニル)−3−アセトキシ−5−
〔2−(N−ベンジルオキシカルボニル−N−メチルア
ミノ)エチル〕−8−メチル−2,3−ジヒドロ−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン3.08gを
油状物として得る。
びピリジン5mlの混合物を100℃にて2時間撹拌す
る。冷後,該混合物より,無水酢酸及びピリジンを減圧
留去する。さらに残査にトルエンを加え,溶媒を減圧留
去する操作を2度くり返すことにより,(±)−シス−
2−(4−メトキシフェニル)−3−アセトキシ−5−
〔2−(N−ベンジルオキシカルボニル−N−メチルア
ミノ)エチル〕−8−メチル−2,3−ジヒドロ−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン3.08gを
油状物として得る。
(3)上記(2)の生成物3.08g,酢酸10ml及び2
5%臭化水素−酢酸5mlの混合物を室温にて2時間撹拌
する。反応後,混合物より溶媒を減圧留去する。残査に
エーテルを加え,析出晶をろ取し,エーテルで洗浄す
る。該結晶(臭化水素酸塩)を遊離塩基とし,さらに塩
酸塩とした後,エタノールから再結晶することにより,
(±)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ア
セトキシ−5−〔2−(N−メチルアミノ)エチル〕−
8−メチル−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼ
ピン−4(5H)−オン・塩酸塩・1/2水和物・1/
2エタノール1.2gを得る。
5%臭化水素−酢酸5mlの混合物を室温にて2時間撹拌
する。反応後,混合物より溶媒を減圧留去する。残査に
エーテルを加え,析出晶をろ取し,エーテルで洗浄す
る。該結晶(臭化水素酸塩)を遊離塩基とし,さらに塩
酸塩とした後,エタノールから再結晶することにより,
(±)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ア
セトキシ−5−〔2−(N−メチルアミノ)エチル〕−
8−メチル−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼ
ピン−4(5H)−オン・塩酸塩・1/2水和物・1/
2エタノール1.2gを得る。
M.p. 154〜156℃ 製造例 2〜18 対応原料化合物を製造例1〔同製造例(1)及び(3)
又は同製造例(1),(2)及び(3)〕と同様に処理
することにより下記化合物を得る。
又は同製造例(1),(2)及び(3)〕と同様に処理
することにより下記化合物を得る。
参考例 1 (1)2−アミノ−5−メチル−チオフェノール29.1
g,(±)−トランス−3−(4−メトキシルフェニ
ル)グリシッド酸メチルエステル47.8g及びトルエ
ン300mlの混合物を60〜65℃に3日間,次いで7
0〜80℃に2日間加熱する。該混合物より溶媒を減圧
留去し,残査にベンゼンを加えて塩酸(濃塩酸を水で
1:1に希釈)で抽出する。抽出液を炭酸カリウムで中
和し,さらにベンゼンで抽出する。該抽出液を水洗乾燥
後,ベンゼンを減圧留去し残査をシリカゲルクロマトグ
ラフィー〔溶媒;ベンゼン−酢酸エチル(10:1)〕
で精製し,エタノール及びイソプロピルエーテルの混液
から再結晶することにより,(±)−スレオ−2−ヒド
ロキシ−3−(2−アミノ−5−メチルフェニルチオ)
−3−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸メチルエ
ステル15.8gを得る。
g,(±)−トランス−3−(4−メトキシルフェニ
ル)グリシッド酸メチルエステル47.8g及びトルエ
ン300mlの混合物を60〜65℃に3日間,次いで7
0〜80℃に2日間加熱する。該混合物より溶媒を減圧
留去し,残査にベンゼンを加えて塩酸(濃塩酸を水で
1:1に希釈)で抽出する。抽出液を炭酸カリウムで中
和し,さらにベンゼンで抽出する。該抽出液を水洗乾燥
後,ベンゼンを減圧留去し残査をシリカゲルクロマトグ
ラフィー〔溶媒;ベンゼン−酢酸エチル(10:1)〕
で精製し,エタノール及びイソプロピルエーテルの混液
から再結晶することにより,(±)−スレオ−2−ヒド
ロキシ−3−(2−アミノ−5−メチルフェニルチオ)
−3−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸メチルエ
ステル15.8gを得る。
M.p. 110〜112℃ (2) 上記(1)の生成物5g,5%水酸化ナトリウ
ム水溶液50ml及びメタノール50mlの混合物を室温に
て2時間撹拌する。反応後,混合物を氷冷下10%塩酸
でpH3〜5に調整する。析出晶をろ取し,水洗乾燥後メ
タノールから再結晶することにより,(±)−スレオ−
2−ヒドロキシ−3−(2−アミノ−5−メチルフェニ
ルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸
4.3gを得る。
ム水溶液50ml及びメタノール50mlの混合物を室温に
て2時間撹拌する。反応後,混合物を氷冷下10%塩酸
でpH3〜5に調整する。析出晶をろ取し,水洗乾燥後メ
タノールから再結晶することにより,(±)−スレオ−
2−ヒドロキシ−3−(2−アミノ−5−メチルフェニ
ルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸
4.3gを得る。
M.p. 190〜193℃ (3) L−p−ヒドロキシフェニルグリシンメチルエ
ステル・塩酸塩45.3gをメタノール1000mlに溶
解する。該溶液に氷冷下,水酸化カリウム11.7gの
メタノール100ml溶液を加え,沈澱(塩化カリウム)
をろ去する。ろ液に上記(2)の生成物37.8gを加え
る。該混合物を50℃に加温し,メタノール900mlを
加えて溶液とする。該溶液より50℃以下で溶媒を減圧
留去し,残査にエタノール200mlを加えて一夜冷蔵す
る。析出晶をろ取し(ろ液を母液Iと称する),エタノ
ールから再結晶し(母液を母液IIと称する),さらに粗
生成物をエタノールから再結晶することにより,(+)
−スレオ−2−ヒドロキシ−3−(2−アミノ−5−メ
チルフェニルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)プ
ロピオン酸・L−p−ヒドロキシフェニルグリシンメチ
ルエステル塩 〔M.p.164〜167℃, ▲〔α〕20 D▼+255.8゜(C=0.66,メタノ
ール)〕20.7gを得る。
ステル・塩酸塩45.3gをメタノール1000mlに溶
解する。該溶液に氷冷下,水酸化カリウム11.7gの
メタノール100ml溶液を加え,沈澱(塩化カリウム)
をろ去する。ろ液に上記(2)の生成物37.8gを加え
る。該混合物を50℃に加温し,メタノール900mlを
加えて溶液とする。該溶液より50℃以下で溶媒を減圧
留去し,残査にエタノール200mlを加えて一夜冷蔵す
る。析出晶をろ取し(ろ液を母液Iと称する),エタノ
ールから再結晶し(母液を母液IIと称する),さらに粗
生成物をエタノールから再結晶することにより,(+)
−スレオ−2−ヒドロキシ−3−(2−アミノ−5−メ
チルフェニルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)プ
ロピオン酸・L−p−ヒドロキシフェニルグリシンメチ
ルエステル塩 〔M.p.164〜167℃, ▲〔α〕20 D▼+255.8゜(C=0.66,メタノ
ール)〕20.7gを得る。
上記で得られる塩15.3gをメタノール240ml及び
水200mlの混液に懸濁し,陽イオン交換樹脂27mlを
加えて室温にて一夜撹拌した後,樹脂をろ去し,メタノ
ールで洗浄する。ろ液及び洗液を合わせ,溶媒を減圧留
去する。残査に水を加え,析出晶をろ取し,エタノール
から再結晶することにより,(+)−スレオ−2−ヒド
ロキシ−3−(2−アミノ−5−メチルフェニルチオ)
−3−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸7gを得
る。
水200mlの混液に懸濁し,陽イオン交換樹脂27mlを
加えて室温にて一夜撹拌した後,樹脂をろ去し,メタノ
ールで洗浄する。ろ液及び洗液を合わせ,溶媒を減圧留
去する。残査に水を加え,析出晶をろ取し,エタノール
から再結晶することにより,(+)−スレオ−2−ヒド
ロキシ−3−(2−アミノ−5−メチルフェニルチオ)
−3−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸7gを得
る。
M.p. 158〜160℃ ▲〔α〕20 D▼+296.0゜(C=0.29,メタノー
ル) (4)上記(3)の生成物9g及びキシレン350mlの
混合物を生成する水を除去しながら24時間還流する。
反応後,該混合物よりキシレンを減圧留去し,残査を酢
酸エチルから再結晶することにより,(+)−シス−2
−(4−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−8−メ
チル−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−
4(5H)−オン7.8gを得る。
ル) (4)上記(3)の生成物9g及びキシレン350mlの
混合物を生成する水を除去しながら24時間還流する。
反応後,該混合物よりキシレンを減圧留去し,残査を酢
酸エチルから再結晶することにより,(+)−シス−2
−(4−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−8−メ
チル−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−
4(5H)−オン7.8gを得る。
M.p. 223〜226℃(分解) ▲〔α〕20 D▼+123.8゜(C=0.71,ジメチ
ルホルムアミド) 参考例2〜10 対応原料化合物を下記反応式に従い,参考例1〔同参考
例(1),(2),(3)及び(4)又は同参考例
(1),(2)及び(4)〕と同様に処理することによ
り,下記化合物を得る。
ルホルムアミド) 参考例2〜10 対応原料化合物を下記反応式に従い,参考例1〔同参考
例(1),(2),(3)及び(4)又は同参考例
(1),(2)及び(4)〕と同様に処理することによ
り,下記化合物を得る。
(但し,R1及びR4は前記と同一意味を有する。)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−156217(JP,A) Chemical Abstract s,vol.99,no.7,abstra ct no.47687p
Claims (1)
- 【請求項1】一般式 (但し,R1は低級アルキル基又は低級アルコキシ基,R2
は水素原子又は低級アルカノイル基,R3は低級アルキル
基,R4は低級アルキル基又は低級アルコキシ基であるこ
とを表す。) で示される1,5−ベンゾチアゼピン誘導体又はその薬
理的に許容しうる酸付加塩を有効成分としてなる血小板
凝集抑制剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61238708A JPH0621071B2 (ja) | 1985-10-14 | 1986-10-07 | 血小板凝集抑制剤 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60-229424 | 1985-10-14 | ||
| JP22942485 | 1985-10-14 | ||
| JP61238708A JPH0621071B2 (ja) | 1985-10-14 | 1986-10-07 | 血小板凝集抑制剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62174019A JPS62174019A (ja) | 1987-07-30 |
| JPH0621071B2 true JPH0621071B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=26528787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61238708A Expired - Lifetime JPH0621071B2 (ja) | 1985-10-14 | 1986-10-07 | 血小板凝集抑制剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0621071B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2674232B2 (ja) * | 1989-08-31 | 1997-11-12 | 田辺製薬株式会社 | 1,5―ベンゾチアゼピン誘導体 |
| JP2643798B2 (ja) * | 1992-10-23 | 1997-08-20 | 田辺製薬株式会社 | 末梢動脈血流増加剤 |
| JP2658783B2 (ja) * | 1992-12-10 | 1997-09-30 | 田辺製薬株式会社 | 抗動脈硬化剤 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56156217A (en) * | 1980-05-02 | 1981-12-02 | Tanabe Seiyaku Co Ltd | Inhibitor against blood platelet agglutination |
-
1986
- 1986-10-07 JP JP61238708A patent/JPH0621071B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| ChemicalAbstracts,vol.99,no.7,abstractno.47687p |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62174019A (ja) | 1987-07-30 |
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Legal Events
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