JPH06211124A - ブレーキストロークシミュレータ - Google Patents

ブレーキストロークシミュレータ

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JPH06211124A
JPH06211124A JP679493A JP679493A JPH06211124A JP H06211124 A JPH06211124 A JP H06211124A JP 679493 A JP679493 A JP 679493A JP 679493 A JP679493 A JP 679493A JP H06211124 A JPH06211124 A JP H06211124A
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JP
Japan
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brake
spring member
brake pedal
hydraulic fluid
piston
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JP679493A
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Kenji Shirai
健次 白井
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子制御ブレーキ装置等において、ブレーキ
ストロークシミュレータによって付与されるブレーキペ
ダルの踏み込み量と踏力の特性の調整、特にヒステリシ
ス特性の調整をを容易にし、必要な特性を得易くするこ
とを目的とする。 【構成】 筒状のハウジング4内にピストン10が摺動
可能に嵌合され、液室8を画定している。また、ハウジ
ング4の開口部5が連通孔7が設けられたプラグ6によ
り閉塞されている。連通孔7はマスタシリンダ18から
ブレーキペダル17の操作量に応じた作動液を液室8へ
導く作動液路の一部を構成している。ピストン10はバ
ネ部材11により液室8側へ付勢されており、作動液の
液圧に応じて摺動する。バネ部材11は、同形状の複数
の皿バネ56を同じ向きに組み合わせたもので構成され
ている。12はバネ部材11の座りを良くするためのプ
レートである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の電子制御ブ
レーキ装置に用いられるブレーキストロークシミュレー
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブレーキペダルの操作量を電気的に検出
し、その検出に基づいてブレーキのホイルシリンダに液
圧を供給する電子制御ブレーキ装置が、例えば、特開平
4−218458号に開示されている。このような電子
制御ブレーキ装置において、ブレーキペダルの踏み込み
量と踏力との間に必要な特性(ストローク−踏力特性)
を付与する機構として、通常図6のようなブレーキスト
ロークシミュレータ47が用いられている。以下、図6
に基づいて説明する。48は筒状のハウジングであり、
ハウジング48内にピストン54が摺動可能に嵌合され
ている。ピストン54にはカップシール53が取り付け
られ、ピストン54は液室52を画定している。また、
ハウジング48の開口部49はプラグ50により閉塞さ
れている。プラグ50には連通孔51が設けられ、マス
タシリンダからブレーキペダルの操作量に応じた作動液
をハウジング48内の液室52へ伝達している。更に、
ピストン54はコイルスプリング55により液室52側
へ付勢されており、マスタシリンダから液室52へ送ら
れる作動液の液圧に応じて摺動する。ブレーキペダルが
操作されると、その操作量に応じた作動液がマスタシリ
ンダから連通孔51を通って液室52へ送られる。作動
液の液圧によりピストン54がコイルスプリング55を
押し縮め、液室52に作動液が充填される。コイルスプ
リング55がピストン54に与える弾撥力は、作動液を
介してマスタシリンダに伝わり、ブレーキペダルに反力
を与える。即ち、この反力がブレーキペダルの踏力に相
当する。従って、ブレーキペダルのストローク−踏力特
性は、コイルスプリング55のバネ特性により決定され
ることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のマニュアルブレ
ーキのブレーキペダルのストローク−踏力特性は、ブレ
ーキペダルの踏み込み量(ストローク)が大きくなるほ
ど踏力の増加量が大きくなる非線形なものである上、そ
の特性はヒステリシス特性を有している。従って、運転
者が違和感なくブレーキ操作をするためには、ブレーキ
ペダルにはその非線形な特性が必要であり、さらにヒス
テリシス特性を加える必要がある。しかしながら、コイ
ルスプリングによりその非線形な特性を得るためには、
弾性係数の異なるコイルスプリングを組み合わせるか、
或いは円錐バネ等のようにバネの形状を変更するなどし
なければならない。また、その特性に必要なヒステリシ
ス特性を加える場合は、コイルスプリング自体がヒステ
リシス特性を持っていないため、他に摺動部分を設けな
ければならない。従って、必要なストローク−踏力特性
を得るためには、構造が複雑となるという問題点があっ
た。
【0004】本発明は上記のような問題点に鑑みてなさ
れたもので、皿バネ間の摺動を利用して、必要なストロ
ーク−踏力特性、特にそのヒステリシス特性を容易に得
ることが出来るようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明に
おけるブレーキストロークシミュレータは、ハウジング
と、該ハウジング内に摺動可能に嵌合されるとともに、
マスタシリンダからブレーキペダルの操作量に応じた作
動液が作動液路を通して導かれる液室を画定するピスト
ンと、該ピストンを前記液室側へ付勢するバネ部材とよ
りなるブレーキストロークシミュレータであって、前記
バネ部材が複数の皿バネの組合せ体にて構成されること
を特徴とする。また、請求項2の発明によれば、前記複
数の皿バネの組合せ体が皿バネの向きを逆に組み合わせ
た部分を含むことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によれば、ブレーキペダルを踏み込む
と、マスタシリンダから踏み込み量に応じた作動液が作
動液路を通して液室に送られ、作動液の液圧によりピス
トンがバネ部材側へ押圧される。その押圧力により皿バ
ネが変形し、バネ部材全体が押し縮められ、ピストンが
摺動した分だけ液室の容積が増大し、液室に作動液が充
填される。その際、皿バネの変形に従い、各皿バネ間の
接触面積が増加するため、皿バネ間の摺動抵抗も増加す
る。従って、皿バネの弾撥力に加えて摺動抵抗による力
が増加するため、ブレーキペダルの踏み込み量が多くな
るほど、必要な踏力の増加量が大きくなる。
【0007】次に、ブレーキペダルを戻すと、バネ部材
の弾撥力によりピストンが押し戻され、液室内の作動液
がマスタシリンダへ排出される。従って、皿バネが元の
形状に戻っていき、バネ部材全体が伸びる。しかしなが
ら、各皿バネ間の摺動抵抗により、皿バネの復元が妨げ
られるため、ブレーキペダルのストローク−踏力特性に
ヒステリシス特性が加わる。
【0008】また、皿バネの向きを逆に組み合わせた部
分を設けると、その部分のみバネ定数を小さくすること
ができるため、ストローク−踏力特性の調整が容易にで
きる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明する。まず図4に基づいて、本発明のブレーキ
ストロークシミュレータを用いる電子制御ブレーキシス
テムの例を説明する。ブレーキペダル17がマスタシリ
ンダ18に接続されており、マスタシリンダ18にブレ
ーキペダル17の踏力に応じた液圧が発生させられる。
マスタシリンダ18は液通路19・20によって2位置
弁21・22に接続される。2位置弁21・22は、図
4においてはそれぞれブレーキストロークシミュレータ
1・23と連通した状態にあるが、ソレノイドの励磁・
非励磁によりそれぞれブレーキストロークシミュレータ
1・23と連通・遮断状態を切り換える、ひいてはそれ
ぞれ液通路24・25と遮断・連通状態を切り換えるも
のである。即ち、システムが正常に作動しているときは
図4の位置に、システムに異常が発生したとき、或いは
エンジンがOFFの状態にあるときに図4とは逆の位置
に切り換わり、後述の2位置弁37・38とともに電子
制御ブレーキモードとマニュアルブレーキモードを切り
換えるものである。また、液通路25にはプロポーショ
ニングバルブ26が設けられている。
【0010】液通路24・25はそれぞれ2股に分岐さ
れ、各分岐部にそれぞれ1個ずつの2位置弁37・38
が配置されている。2位置弁37・38は、図4におい
てはそれぞれリニア弁33・34とフロントホイールシ
リンダ41・リアホイールシリンダ42とを連通した状
態にあるが、ソレノイドの励磁・非励磁によりそれぞれ
リニア弁33・34とフロントホイールシリンダ41・
リアホイールシリンダ42と連通・遮断状態を切り換え
る、ひいてはそれぞれマスタシリンダ18とフロントホ
イールシリンダ41・リアホイールシリンダ42と遮断
・連通状態を切り換えるものである。即ち、システムが
正常に作動しているときは図4の位置となり、システム
に異常が発生したとき、或いはエンジンがOFFの状態
にあるときに図4とは逆の位置となり、2位置弁21・
22とともに電子制御ブレーキモードとマニュアルブレ
ーキモードを切り換えるものである。
【0011】リザーバ27、ポンプ28及びアキュムレ
ータ30が液通路31によって互いに接続されており、
リザーバ27の液がポンプ28によって汲み上げられ、
一定の範囲の液圧でアキュムレータ30に蓄えられる。
リニア弁33・34はそれぞれアキュムレータ30、フ
ロントホイールシリンダ41・リアホイールシリンダ4
2及びリザーバ27と液通路31、液通路35・36及
び液通路32により接続されており、ソレノイドの励磁
電流の制御により、フロントホイールシリンダ41・リ
アホイールシリンダ42の液圧を励磁電流の大きさに対
応する高さに制御する。
【0012】本ブレーキ装置は制御装置46により制御
される。制御装置46には踏力センサ16、アキュムレ
ータ30の液圧センサ29、フロントホイールシリンダ
41・リアホイールシリンダ42の液圧センサ39・4
0、輪荷重センサ43・44、及び車体の前後Gセンサ
45からの入力により、リニア弁33・34、2位置弁
21・22、37・38を制御する。
【0013】以上のように構成されたブレーキ装置にお
いて、エンジンがOFF状態からON状態にされると、
2位置弁21・22、37・38が切り換わり、図4の
位置となる。ブレーキペダルが操作されると、踏力に応
じた出力電圧が踏力センサ16により制御装置46に供
給され、制御装置46は前後Gセンサ45の出力電圧が
踏力センサの出力電圧に対して予め定められた高さとな
るように、リニア弁33・34を介してフロントホイー
ルシリンダ41・リアホイールシリンダ42の液圧を制
御する。
【0014】続いて、ブレーキストロークシミュレータ
1について詳細に説明する。なお、図4においてブレー
キストロークシミュレータ23はブレーキストロークシ
ミュレータ1と同様の構成であるため、説明はブレーキ
ストロークシミュレータ1について行う。図1は、本発
明の第1実施例であるブレーキストロークシミュレータ
1の断面図である。筒状のハウジング4内にピストン1
0が摺動可能に嵌合されている。ピストン10にはカッ
プシール9が取り付けられ、ピストン10は液室8を画
定している。ハウジング4の開口部5は連通孔7を備え
たプラグ6により閉塞されており、連通孔7はマスタシ
リンダ18からブレーキペダル17(図4参照)の操作
量に応じた作動液をハウジング4内の液室8へ伝達する
作動液路の一部を構成している。また、ピストン10は
バネ部材11により液室8側へ付勢されており、マスタ
シリンダ18からの作動液の液圧に応じて摺動する。バ
ネ部材11は、同形状の複数の皿バネ56を同じ向きに
組み合わせたもの(並列重ね)で構成されており、各々
の皿バネ56の変形に伴って、バネ部材11全体が伸縮
する。さらに、12はバネ部材11の座りを良くするた
めのプレートである。
【0015】今、ブレーキペダル17が踏み込まれる
と、マスタシリンダ18がブレーキペダル17の操作量
に応じた作動液をブレーキストロークシミュレータ1の
連通孔7を通してハウジング4内へ送り込む。その作動
液の液圧によりピストン10がバネ部材11を押し縮
め、液室8の容積が増大し、液室8に作動液が充填され
る。そして、バネ部材11の弾撥力に応じて作動液の液
圧に抗する反力がピストン10に与えられる。その反力
がピストン10から作動液を介してマスタシリンダ18
に伝わり、マスタシリンダ18からブレーキペダル17
へと伝わる。即ち、この反力がブレーキペダルの踏力と
なる。ここで、バネ部材11は複数の皿バネ56を組み
合わせたものであるため、バネ部材11全体の長さが縮
むほど一つ一つの皿バネ56の変形が大きくなり、各皿
バネ56間の接触面積が増加する。従って、バネ部材1
1全体の長さが縮むほど、皿バネ56の弾撥力に加えて
摺動抵抗による力が増加し、バネ部材11がピストン1
0に与える反力が大きくなる。即ち、ブレーキペダル1
7の踏み込み量(ストローク)が大きくなるほど、ブレ
ーキペダル17の踏力の増加量が大きくなる。この場合
のブレーキペダル17のストロークと踏力の関係は、例
えば図5の曲線(ア)のようになる。
【0016】次に、ブレーキペダル18を踏み込む力を
弱めると、バネ部材11の弾撥力によりピストン10が
押し戻されるので、液室8内の作動液が連通孔7からマ
スタシリンダ18へ排出され、ブレーキペダル17が押
し戻される。しかしながら、各皿バネ56間には摺動抵
抗が存在するため、皿バネ56の復元を妨げる。従っ
て、この場合のブレーキペダル17のストロークと踏力
の関係は、例えば図5の曲線(イ)のようになり、全体
として、ブレーキペダル17のストロークと踏力の特性
にヒステリシス特性が加わることになる。
【0017】本実施例によれば、皿バネ56間の摺動抵
抗は、皿バネ56間の接触面積に依っているため、同じ
向きに組み合わせた(並列重ね)皿バネ56の枚数を変
更することで調整でき、その摺動抵抗により現れるブレ
ーキペダル17のストローク−踏力特性、特にヒステリ
シス特性が容易に変更できる。即ち、付加的な機構を設
けるなど構造を複雑化することなく、部品点数が少ない
ままで、必要なブレーキペダル17のストローク−踏力
特性を得ることができる上、その特性にヒステリシス特
性を加えることができる。また、ゴムなどの弾性体と比
べても、特性変更が極めて容易である上、さらに温度変
化或いは経時変化などはほとんど無く、常に安定した特
性が得られる。従って、ブレーキペダル17の操作フィ
ーリングを従来のマニュアルブレーキのものに非常に近
づけることができるため、運転者が違和感を感ずること
なく、ブレーキ操作をすることができる。
【0018】図2は、本発明の第2実施例であるブレー
キストロークシミュレータ2の断面図である。本実施例
は第一実施例のバネ部材11に代えて、皿バネ56の向
きを逆に組み合わせた部分(直列重ね)14を設けたバ
ネ部材13を採用したものである。15はバネ部材11
の座りを良くするためのプレートである。本実施例で
は、この皿バネ56の向きを逆に組み合わせた部分14
のみバネ定数を小さくすることができるため、バネ部材
13がピストン10に与える反力の調整ができる。従っ
て、皿バネ56の直列重ねと並列重ねの併用により、さ
らにブレーキペダル17のストローク−踏力特性の変更
が容易となる。
【0019】また、図4の電子制御ブレーキシステムの
ように2つのブレーキストロークシミュレータ1・23
を用いる場合、各々別に配置する必要はなく、図3のブ
レーキストロークシミュレータ3のように2つのブレー
キストロークシミュレータを一体化したものを用いれば
よい。さらに、今回の実施例のように2つとも同様の構
成である必要はなく、必要に応じて別の構成にすること
も可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、ピストンに対して、ブ
レーキペダルの踏力に相当する反力を与えるバネ部材が
複数の皿バネの組合せ体にて構成されるため、皿バネの
摺動を利用できるので、皿バネの枚数の変更で、ブレー
キペダルのストローク−踏力特性、特にヒステリシス特
性の調整ができる。従って、その特性の調整は極めて容
易となる。また、皿バネの向きを逆に組み合わせた部分
(直列重ね)を設けることで、その部分のみバネ定数を
小さくできるので、ブレーキペダルの踏力の調整ができ
る。従って、皿バネの直列重ねと並列重ねの併用で、更
に容易にブレーキペダルのストローク−踏力特性の調整
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施例を示す断面図
【図2】 本発明の第二実施例を示す断面図
【図3】 2つのブレーキストロークシミュレータ
を一体化した例の一部断面図
【図4】 本発明の実施例を利用した電子制御ブレ
ーキのシステム図
【図5】 ブレーキペダルのストロークと踏力の関
係を表す特性線図
【図6】 従来のブレーキストロークシミュレータ
の断面図
【符号の説明】
4 ・・・ ハウジング 7 ・・・ 作動液路(連通孔) 10 ・・・ ピストン 11、13・・・ バネ部材(皿バネの組合せ体) 14 ・・・ 皿バネの向きを逆に組み合わせた部
分(並列重ね)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジング内に摺動可
    能に嵌合されるとともに、マスタシリンダからブレーキ
    ペダルの操作量に応じた作動液が作動液路を通して導か
    れる液室を画定するピストンと、該ピストンを前記液室
    側へ付勢するバネ部材とよりなるブレーキストロークシ
    ミュレータであって、前記バネ部材が複数の皿バネの組
    合せ体にて構成されることを特徴とするブレーキストロ
    ークシミュレータ。
  2. 【請求項2】 前記複数の皿バネの組合せ体が皿バネの
    向きを逆に組み合わせた部分を含むことを特徴とする請
    求項1記載のブレーキストロークシミュレータ。
JP679493A 1993-01-19 1993-01-19 ブレーキストロークシミュレータ Pending JPH06211124A (ja)

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