JPH06211568A - ベータアルミナ管の焼成方法 - Google Patents

ベータアルミナ管の焼成方法

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JPH06211568A
JPH06211568A JP5006257A JP625793A JPH06211568A JP H06211568 A JPH06211568 A JP H06211568A JP 5006257 A JP5006257 A JP 5006257A JP 625793 A JP625793 A JP 625793A JP H06211568 A JPH06211568 A JP H06211568A
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setter
beta
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alumina tube
molded product
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Takehiro Kajiwara
健弘 梶原
Makoto Kato
誠 加藤
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Secondary Cells (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 焼成後にベータアルミナ管をセッターから分
離するという面倒な作業を省略するとともに、ベータア
ルミナ管の真円度不良が発生するおそれを効果的に防止
する。 【構成】 酸化マグネシウムの含有量の多いスピネルで
作製したセッター1を使用して、そのセッター1上にベ
ータアルミナ管の成形品2をセットする。この状態で、
成形品2を焼成容器3で覆って焼成を行う。この焼成過
程において、セッター1が成形品と反応して接合しない
ため、焼成後にベータアルミナ管をセッター1から分離
する必要はない。また、セッター1が成形品2と反応接
合しないため、真円度が所定値以下のベータアルミナ管
を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ナトリウム−硫黄電
池におけるベータアルミナ管の焼成方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、ベータアルミナ管の成形品を焼
成する場合には、成形品が20%程度も収縮するので、
その収縮をサポートする必要があった。
【0003】このため、従来の焼成方法においては、ベ
ータアルミナ管の成形品と共素地で作製した生セッター
を使用し、この生セッターを焼セッター上に載置すると
ともに、成形品を生セッター上にセットしていた。そし
て、この成形品を焼成容器等により覆った状態で、焼成
を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
焼成方法においては、生セッターがベータアルミナ管の
成形品と共素地で作製されているため、焼成過程で生セ
ッターと成形品とが反応して接合してしまう。そのた
め、焼成後に両者を分離する必要があって、その作業が
非常に面倒であるという問題があった。
【0005】また、この従来方法においては、焼成過程
で生セッターと成形品とが反応接合するため、生セッタ
ーの収縮不均一や、生セッターと焼台との接触面におけ
る抵抗等に起因して、ベータアルミナ管の真円度不良が
発生するという問題があった。
【0006】さらに、この従来方法においては、共素地
の生セッターが金型を用いて成形されるため、密度差に
基づく成形歪みを内在して焼成切れが発生し、ベータア
ルミナ管の真円度不良を一層誘発しやすいという問題が
あった。
【0007】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものであって、その目的
とするところは、焼成後にベータアルミナ管をセッター
から分離するという面倒な作業を行う必要がなく、作業
の能率アップを図ることができるとともに、ベータアル
ミナ管の真円度不良が発生するおそれを防止することが
できるベータアルミナ管の焼成方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、酸化マグネシウムの含
有量の多いスピネルで作製したセッターを使用して、そ
のセッター上にベータアルミナ管の成形品をセットし、
この状態で成形品を焼成することを特徴とするものであ
る。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、前記セッ
ターが焼セッターであることを特徴とするものである。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発
明において、焼セッターの成形品支持面に複数の放射状
溝を形成したことを特徴とするものである。
【0010】そして、請求項4に記載の発明は、請求項
1に記載の発明のセッターが生セッターであることを特
徴とするものである。
【0011】
【作用】上記のように構成されたベータアルミナ管の焼
成方法においては、酸化マグネシウムの含有量の多いス
ピネルで作製したセッターを使用して、そのセッター上
にベータアルミナ管の成形品をセットする。この状態
で、成形品を焼成容器等で覆って焼成を行う。この焼成
過程においては、セッターが成形品と共素地でなく、酸
化マグネシウムの含有量の多いスピネルで作製されてい
るため、セッターと成形品とが反応して接合することは
ない。
【0012】従って、焼成後にベータアルミナ管をセッ
ターから分離する必要はなく、作業の能率アップを図る
ことができる。また、セッターが成形品と反応接合しな
いため、真円度が所定値以下のベータアルミナ管を得る
ことができる。
【0013】
【実施例】以下、請求項1〜請求項3に記載の発明を具
体化したベータアルミナ管の焼成方法の第1実施例を、
図1及び図2に基づいて詳細に説明する。
【0014】さて、この実施例の焼成方法では、酸化マ
グネシウムの含有量の多いスピネルで作製した焼セッタ
ー1を使用して、その焼セッター1上にベータアルミナ
管の成形品2をセットする。そして、この成形品2を覆
うように焼セッター1上に焼成容器3を取り付け、これ
らを図示しない焼成炉に挿入して成形品2の焼成を行
う。
【0015】前記焼セッター1は、MgO:Al2 3
=1.1〜2.0:1の組成よりなるスピネルでほぼ円
板状に成形されている。そして、この焼セッター1は、
20μm以下の表面粗さ(Rmax )になるとともに、6
0g/cm2 、スパン50mmの荷重に対して撓み量2%
以下の強度特性となるように、1600℃で焼成されて
いる。
【0016】また、環状の位置決め突起4は前記焼セッ
ター1の上面に成形品2と同心状に形成され、この位置
決め突起4に成形品2の下端外周を係合させることによ
り、成形品2を焼セッター1上の所定位置に位置決め配
置することができる。複数の放射状溝5は焼セッター1
の上面に所定間隔おきで形成され、この放射状溝5によ
り焼セッター1と成形品2との間の接触抵抗を低減する
とともに、この放射状溝5を通して焼成時に成形品2の
内周側で発生するガスを外部に放出する。
【0017】さて、この実施例のベータアルミナ管の焼
成方法においては、ベータアルミナ管の成形品2と共素
地でなく、酸化マグネシウムの含有量の多いスピネルで
作製した焼セッター1を使用して、成形品2の焼成を行
っている。従って、焼成過程において、成形品2が焼セ
ッター1に反応して接合することはない。
【0018】このため、焼成後にベータアルミナ管を焼
セッター1から分離する必要はなく、作業の能率アップ
を図ることができる。また、成形品2が焼セッター1と
反応接合しないため、真円度が0.6%の所定値以下の
ベータアルミナ管を得ることができる。ちなみに、焼セ
ッター1を用い、その放射状溝5の数が20本の場合に
は、真円度を0.22%まで低下させることができた。
【0019】さらに、この実施例においては、焼セッタ
ー1の上面に複数の放射状溝5が形成されているため、
焼セッター1と成形品2との間の接触抵抗が低減され
て、焼成過程で成形品2に収縮歪みが発生するのを防ぐ
ことができる。また、焼成時に成形品2の内周側で発生
するガスが、放射状溝5を通して外部に放出されるた
め、成形品2の内部圧が高まって収縮歪みが発生するの
を防ぐこともできる。加えて、焼セッター1の表面は平
滑であるため、焼成時に成形品2が焼セッター1上を円
滑に移動できる。従って、ベータアルミナ管の真円度不
良を誘発するおそれを確実に防止することができる。そ
のため、焼セッター1を多数回繰り返して使用すること
ができる。
【0020】
【別の実施例】次に、請求項1及び請求項4に記載の発
明を具体化したベータアルミナ管の焼成方法の第2実施
例を、図3に従って説明する。
【0021】さて、この実施例の焼成方法では、酸化マ
グネシウムの含有量の多いスピネルで作製した生セッタ
ー6を使用し、この生セッター6を焼台7上に載置した
状態で、ベータアルミナ管の成形品2を生セッター6上
にセットする。そして、この成形品2を覆うように焼台
7上に焼成容器3を取り付け、これらを焼成炉に挿入し
て成形品2の焼成を行う。
【0022】また、この第2実施例の生セッター6は、
前述した第1実施例の焼セッター1と同様に、MgO:
Al2 3 =1.1〜2.0:1の組成よりなるスピネ
ルでほぼ円板状に成形されている。そして、この生セッ
ター6の上面には成形品2と同じ同心円状の位置決め凸
部8が形成され、この位置決め凸部8に成形品2の下端
内周を係合させることにより、成形品2を生セッター6
上の所定位置に位置決め配置することができる。
【0023】さて、この第2実施例においても、生セッ
ター6がベータアルミナ管の成形品2と共素地でなく、
酸化マグネシウムの含有量の多いスピネルで作製されて
いる。従って、焼成過程において、成形品2が生セッタ
ー6に反応接合することはない。このため、焼成後にベ
ータアルミナ管を生セッター6から分離する必要はな
く、作業の能率アップを図ることができる。また、成形
品2が生セッター6と反応接合しないため、真円度が
0.6%の所定値以下のベータアルミナ管を得ることが
できる。
【0024】なお、この発明は前記実施例の構成に限定
されるものではなく、例えば、セッター1,6のスピネ
ル組成、すなわち酸化マグネシウムとアルミナの比率を
変更したり、位置決め突起4を間欠的に形成したり、放
射状溝5の数を増減したり等、この発明の趣旨から逸脱
しない範囲で、各部の構成を任意に変更して具体化して
もよい。
【0025】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているため、焼成後にベータアルミナ管をセッターか
ら分離するという面倒な作業を行う必要がなく、作業の
能率アップを図ることができるとともに、ベータアルミ
ナ管の真円度不良が発生するおそれを防止することがで
きるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜請求項3に記載の発明を具体化した
ベータアルミナ管の焼成方法の第1実施例を示す断面図
である。
【図2】その焼台を分離して示す平面図である。
【図3】請求項1及び請求項4に記載の発明を具体化し
たベータアルミナ管の焼成方法の第2実施例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1…焼セッター、2…ベータアルミナ管の成形品、5…
放射状溝、6…生セッター。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化マグネシウムの含有量の多いスピネ
    ルで作製したセッターを使用して、そのセッター上にベ
    ータアルミナ管の成形品をセットし、この状態で成形品
    を焼成することを特徴とするベータアルミナ管の焼成方
    法。
  2. 【請求項2】 前記セッターが焼セッターであることを
    特徴とする請求項1に記載のベータアルミナ管の焼成方
    法。
  3. 【請求項3】 前記焼セッターの成形品支持面に複数の
    放射状溝を形成したことを特徴とする請求項2に記載の
    ベータアルミナ管の焼成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のセッターが生セッター
    であることを特徴とするベータアルミナ管の焼成方法。
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