JPH06212609A - 護岸用材料及びその製造方法 - Google Patents
護岸用材料及びその製造方法Info
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- JPH06212609A JPH06212609A JP665993A JP665993A JPH06212609A JP H06212609 A JPH06212609 A JP H06212609A JP 665993 A JP665993 A JP 665993A JP 665993 A JP665993 A JP 665993A JP H06212609 A JPH06212609 A JP H06212609A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 輸送が便利で錆びず、型枠を使用しないで簡
単な設備で安価に製造できる護岸用材料とその製造方法
を提供すること。 【構成】 補強用繊維4とこれよりも低い温度で可塑性
になる熱可塑性繊維5の繊維束3を組紐状繊維体2に編
成し、この組紐状繊維体を網袋状に編成して護岸用材料
1とする。この護岸用材料の網袋内に耐熱性の風袋7を
挿入してこれを膨らませ、該網袋を一時的に加熱するこ
とにより熱可塑性繊維を溶解し硬化させて補強用繊維を
互いに結合させたのち該風袋を収縮させて取り出すこと
により、立体形状の護岸用材料に形成する。 【効果】 偏平に押し潰して大量に輸送することが出
来、強度も充分で軽量で取扱いが容易になり、使用中に
錆が発生することもなく、短時間で簡単な設備で護岸を
構築できる。
単な設備で安価に製造できる護岸用材料とその製造方法
を提供すること。 【構成】 補強用繊維4とこれよりも低い温度で可塑性
になる熱可塑性繊維5の繊維束3を組紐状繊維体2に編
成し、この組紐状繊維体を網袋状に編成して護岸用材料
1とする。この護岸用材料の網袋内に耐熱性の風袋7を
挿入してこれを膨らませ、該網袋を一時的に加熱するこ
とにより熱可塑性繊維を溶解し硬化させて補強用繊維を
互いに結合させたのち該風袋を収縮させて取り出すこと
により、立体形状の護岸用材料に形成する。 【効果】 偏平に押し潰して大量に輸送することが出
来、強度も充分で軽量で取扱いが容易になり、使用中に
錆が発生することもなく、短時間で簡単な設備で護岸を
構築できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消波ブロックや蛇籠、
ふとん籠等の護岸用材料とその製造方法に関する。
ふとん籠等の護岸用材料とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、護岸用材料として、テトラポッド
や三角錘型のコンクリート製の消波ブロックが知られて
おり、河川向けには鉄線製の蛇籠やふとん籠が知られて
いる。消波ブロックは、鉄筋を配設した型枠内にコンク
リートを注入して固化させ、型枠を解体して取り出すこ
とにより製造され、蛇籠等は、鉄線を袋状に編成して製
作される。
や三角錘型のコンクリート製の消波ブロックが知られて
おり、河川向けには鉄線製の蛇籠やふとん籠が知られて
いる。消波ブロックは、鉄筋を配設した型枠内にコンク
リートを注入して固化させ、型枠を解体して取り出すこ
とにより製造され、蛇籠等は、鉄線を袋状に編成して製
作される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように型枠を使
用する場合は、これを現場に設備する必要があり、型枠
はその内部のコンクリートが固化するまでは解体できな
いので、多くの消波ブロックを製造する場合には多くの
型枠を用意しなければならず、製造コストが高くつく不
都合がある。また、蛇籠は鉄線製であるので錆やすく、
籠状態に変形を与えないように輸送する必要があって煩
わしい欠点がある。
用する場合は、これを現場に設備する必要があり、型枠
はその内部のコンクリートが固化するまでは解体できな
いので、多くの消波ブロックを製造する場合には多くの
型枠を用意しなければならず、製造コストが高くつく不
都合がある。また、蛇籠は鉄線製であるので錆やすく、
籠状態に変形を与えないように輸送する必要があって煩
わしい欠点がある。
【0004】本発明は、こうした不都合、欠点を解消し
た護岸用材料を提供すること、及びその製造方法を提供
することを目的とするものである。
た護岸用材料を提供すること、及びその製造方法を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、補強用繊維
とこれよりも低い温度で可塑性になる熱可塑性繊維の繊
維束を組紐状繊維体に編成し、この組紐状繊維体を網袋
状に編成して護岸用材料とするようにした。この護岸用
材料は、該網袋内に耐熱性の風袋を挿入してこれを膨ら
ませ、該網袋を一時的に加熱することにより熱可塑性繊
維を溶解し硬化させて補強用繊維を互いに結合させたの
ち該風袋を収縮させて取り出すことにより、立体形状の
護岸用材料に形成することができる。
とこれよりも低い温度で可塑性になる熱可塑性繊維の繊
維束を組紐状繊維体に編成し、この組紐状繊維体を網袋
状に編成して護岸用材料とするようにした。この護岸用
材料は、該網袋内に耐熱性の風袋を挿入してこれを膨ら
ませ、該網袋を一時的に加熱することにより熱可塑性繊
維を溶解し硬化させて補強用繊維を互いに結合させたの
ち該風袋を収縮させて取り出すことにより、立体形状の
護岸用材料に形成することができる。
【0006】
【作用】護岸用材料、例えば蛇籠は、その内部に栗石等
を詰めるために固定した立体形を保持することが作業上
要求されるが、立体形では嵩ばるので、輸送量が制限さ
れ、また、これを潰さないように輸送する配慮が必要に
なるが、本発明のように、網袋を補強用繊維とこれより
も低い温度で可塑性になる熱可塑性繊維の繊維束を編成
した組紐状繊維体をもう一度編成して構成したものとす
ることにより、網袋を畳んだまま現地へ大量に輸送で
き、現地に於いてこの網袋を本発明の方法により立体形
に膨らませて加熱し冷却すると、該熱可塑性繊維が補強
繊維間に浸透したのち硬化し、簡単に立体形になる。こ
の後、立体形の網袋の内部に栗石、砕石等を詰めて開口
部を閉じるだけで蛇籠が完成し、蛇籠は軽量で錆びない
ので取扱いも容易で耐久性も向上する。該網袋を例えば
四角錘に編成しておき、これの内部に該網袋と相似形で
少し小さい風袋を挿入して本発明の方法を実施すれば、
四角錘の消波ブロック用の護岸用材料を型枠を用いずに
製造できる。
を詰めるために固定した立体形を保持することが作業上
要求されるが、立体形では嵩ばるので、輸送量が制限さ
れ、また、これを潰さないように輸送する配慮が必要に
なるが、本発明のように、網袋を補強用繊維とこれより
も低い温度で可塑性になる熱可塑性繊維の繊維束を編成
した組紐状繊維体をもう一度編成して構成したものとす
ることにより、網袋を畳んだまま現地へ大量に輸送で
き、現地に於いてこの網袋を本発明の方法により立体形
に膨らませて加熱し冷却すると、該熱可塑性繊維が補強
繊維間に浸透したのち硬化し、簡単に立体形になる。こ
の後、立体形の網袋の内部に栗石、砕石等を詰めて開口
部を閉じるだけで蛇籠が完成し、蛇籠は軽量で錆びない
ので取扱いも容易で耐久性も向上する。該網袋を例えば
四角錘に編成しておき、これの内部に該網袋と相似形で
少し小さい風袋を挿入して本発明の方法を実施すれば、
四角錘の消波ブロック用の護岸用材料を型枠を用いずに
製造できる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を別紙図面に基づき説明する
と、図1及び図2に於いて、符号1は本発明の網袋状に
編成された蛇籠向けと異形消波ブロック向けの護岸用材
料を示す。該護岸用材料1は組紐状繊維体2をを編成し
て製作されるが、該組紐状繊維体2は図3及び図4に示
すように8本の繊維束3を組紐状に編成して形成され、
各繊維束3は、例えば100kg/mm2以上の引張強
度の大きい複数本の補強用繊維4と複数本の熱可塑性繊
維5とを混成し、これを軸方向に引き揃えることにより
形成した。該補強用繊維4としては、例えば、炭素繊
維、ガラス繊維、セラミック繊維等の無機繊維、芳香族
ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、高強度ポリオレフ
ィン繊維、強力ポリアミド繊維、強力ポリビニルアルコ
ール繊維等の有機繊維を単独で或いはこれらを組合わせ
たものが使用される。また、熱可塑性繊維5としては、
例えば、ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン等の2
00℃を少し越える程度の比較的低い温度で可塑性を持
つようになる繊維が使用されるが、該補強用繊維が熱に
より可塑性を持つようになる温度を考慮し、その温度よ
りも低い温度で熱可塑性になる熱可塑性繊維が選択され
る。好ましくは、補強用繊維が熱により可塑性を持つよ
うになる温度よりも100℃以上低い温度で熱可塑性を
持つように成る繊維が該熱可塑性繊維として選択され
る。
と、図1及び図2に於いて、符号1は本発明の網袋状に
編成された蛇籠向けと異形消波ブロック向けの護岸用材
料を示す。該護岸用材料1は組紐状繊維体2をを編成し
て製作されるが、該組紐状繊維体2は図3及び図4に示
すように8本の繊維束3を組紐状に編成して形成され、
各繊維束3は、例えば100kg/mm2以上の引張強
度の大きい複数本の補強用繊維4と複数本の熱可塑性繊
維5とを混成し、これを軸方向に引き揃えることにより
形成した。該補強用繊維4としては、例えば、炭素繊
維、ガラス繊維、セラミック繊維等の無機繊維、芳香族
ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、高強度ポリオレフ
ィン繊維、強力ポリアミド繊維、強力ポリビニルアルコ
ール繊維等の有機繊維を単独で或いはこれらを組合わせ
たものが使用される。また、熱可塑性繊維5としては、
例えば、ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン等の2
00℃を少し越える程度の比較的低い温度で可塑性を持
つようになる繊維が使用されるが、該補強用繊維が熱に
より可塑性を持つようになる温度を考慮し、その温度よ
りも低い温度で熱可塑性になる熱可塑性繊維が選択され
る。好ましくは、補強用繊維が熱により可塑性を持つよ
うになる温度よりも100℃以上低い温度で熱可塑性を
持つように成る繊維が該熱可塑性繊維として選択され
る。
【0008】更に詳細には、炭素繊維、ガラス繊維、セ
ラミック繊維は、一般に400℃以上でないと可塑性に
はならないので、これらの繊維が補強用繊維4として使
用されるときは、約200℃前後で可塑性を持つように
なるナイロン、230℃程度で可塑性を持つようになる
ポリエステル、110℃程度で可塑性を持つようになる
ポリエチレンのうち、どれでも熱可塑性繊維5として該
補強用繊維4に混入することができる。
ラミック繊維は、一般に400℃以上でないと可塑性に
はならないので、これらの繊維が補強用繊維4として使
用されるときは、約200℃前後で可塑性を持つように
なるナイロン、230℃程度で可塑性を持つようになる
ポリエステル、110℃程度で可塑性を持つようになる
ポリエチレンのうち、どれでも熱可塑性繊維5として該
補強用繊維4に混入することができる。
【0009】以上の構成を有する護岸用材料1は比較的
柔軟性に富み、例えば図5に示すように偏平に畳むこと
が可能で、多数を一挙に輸送することができる。図2の
ような異形消波ブロック向けの護岸用材料1を現場に於
いて使用する場合、該護岸用材料1の内部にこれと略同
形の耐熱性ゴム等から成る風袋7を挿入し、これら護岸
用材料1及び風袋7を現場に用意した図7に示すような
加熱空気或いはヒーター等の加熱手段8を備えた容器9
に収容する。そして、該風袋7の内部へ送風機10から
空気を送り込んで図8のように膨らませると、該護岸用
材料1も膨らみ、所定の形状になる。この後、該容器9
内で加熱手段8により該護岸用材料1を熱可塑性繊維5
が溶解するが補強用繊維4は溶解しない温度に加熱す
る。この加熱によって、それまで図4の模式図のように
補強用繊維4と熱可塑性繊維5とが単に接していた状態
から、図6のように熱可塑性繊維5の可塑性でその周囲
の補強用繊維4を結着するようになる。この状態になっ
てから、加熱を止めると、熱可塑性繊維5は周囲に補強
用繊維1を結着したまま冷却硬化して組紐状繊維体2が
剛性を持つようになり、四角錘の立体の網袋状の護岸用
材料1が出来上がる。この網袋状の内部へ岩塊、コンク
リート塊等を詰め、海岸に設置すれば、消波ブロックと
して使用することが出来る。尚、網袋への編成に際し
て、例えば四角錘の頂部を開放しておき、内部に岩塊等
を詰めたのち別途に用意した組紐状繊維体2を使用して
開放部を塞ぎ、必要ならば塞ぎに使用した組紐状繊維体
2を加熱硬化させて剛性を持たせてもよい。また、蛇籠
向けの護岸用材料1の場合も、これを膨らませる風袋7
の形状が変わるだけで、上記と同様の方法で立体形の蛇
籠を作製できる。上記加熱手段8として熱風を使用した
が、容器9内に設けた電熱ヒーターや赤外線ランプ等の
公知のものを使用してもよい。該加熱手段8が熱可塑性
繊維5を加熱する温度は、補強用繊維4を軟化させない
温度の範囲に制御され、この温度範囲内でしかも該熱可
塑性繊維が溶解する温度に制御すると、溶解した熱可塑
性繊維の樹脂が補強用繊維間に広く浸透し、補強用繊維
の結着性が向上して好ましい。
柔軟性に富み、例えば図5に示すように偏平に畳むこと
が可能で、多数を一挙に輸送することができる。図2の
ような異形消波ブロック向けの護岸用材料1を現場に於
いて使用する場合、該護岸用材料1の内部にこれと略同
形の耐熱性ゴム等から成る風袋7を挿入し、これら護岸
用材料1及び風袋7を現場に用意した図7に示すような
加熱空気或いはヒーター等の加熱手段8を備えた容器9
に収容する。そして、該風袋7の内部へ送風機10から
空気を送り込んで図8のように膨らませると、該護岸用
材料1も膨らみ、所定の形状になる。この後、該容器9
内で加熱手段8により該護岸用材料1を熱可塑性繊維5
が溶解するが補強用繊維4は溶解しない温度に加熱す
る。この加熱によって、それまで図4の模式図のように
補強用繊維4と熱可塑性繊維5とが単に接していた状態
から、図6のように熱可塑性繊維5の可塑性でその周囲
の補強用繊維4を結着するようになる。この状態になっ
てから、加熱を止めると、熱可塑性繊維5は周囲に補強
用繊維1を結着したまま冷却硬化して組紐状繊維体2が
剛性を持つようになり、四角錘の立体の網袋状の護岸用
材料1が出来上がる。この網袋状の内部へ岩塊、コンク
リート塊等を詰め、海岸に設置すれば、消波ブロックと
して使用することが出来る。尚、網袋への編成に際し
て、例えば四角錘の頂部を開放しておき、内部に岩塊等
を詰めたのち別途に用意した組紐状繊維体2を使用して
開放部を塞ぎ、必要ならば塞ぎに使用した組紐状繊維体
2を加熱硬化させて剛性を持たせてもよい。また、蛇籠
向けの護岸用材料1の場合も、これを膨らませる風袋7
の形状が変わるだけで、上記と同様の方法で立体形の蛇
籠を作製できる。上記加熱手段8として熱風を使用した
が、容器9内に設けた電熱ヒーターや赤外線ランプ等の
公知のものを使用してもよい。該加熱手段8が熱可塑性
繊維5を加熱する温度は、補強用繊維4を軟化させない
温度の範囲に制御され、この温度範囲内でしかも該熱可
塑性繊維が溶解する温度に制御すると、溶解した熱可塑
性繊維の樹脂が補強用繊維間に広く浸透し、補強用繊維
の結着性が向上して好ましい。
【0010】以上の実施例では該補強用繊維4と熱可塑
性繊維5の混成体で繊維束3を作成したが、図9に示す
ように、補強用繊維4の繊維束3aと熱可塑性繊維5の
繊維束3bとを組紐状繊維体2に編成し、これを更に網
袋に編成してもよい。
性繊維5の混成体で繊維束3を作成したが、図9に示す
ように、補強用繊維4の繊維束3aと熱可塑性繊維5の
繊維束3bとを組紐状繊維体2に編成し、これを更に網
袋に編成してもよい。
【0011】本発明の具体的実施例は次の通りである。
補強用繊維4として直径6〜10μmの芳香族ポリアミ
ド繊維を用意し、また、熱可塑性繊維5として直径6〜
10μmのポリエステル繊維を用意し、これらの同本数
で合計6000デニールとし、これを束ねて繊維束3と
し、この繊維束3の8本で直径約8mmの組紐状繊維体
2を編成した。この組紐状繊維体2を更に編成して直径
60cm、長さ5mの蛇籠の護岸用材料1を作製した。
この護岸用材料1は比重が1/5で、従来の同寸法の鉄
製の蛇籠に比べて重量が1/5となった。この護岸用材
料1を一旦偏平に押し潰し、その内部に直径60cm、
長さ5mの風袋7をいれ、これらを70×70cmの断
面が方形で長さが6mの容器9内に収めた。そして該風
袋7内に空気を送り込み、該護岸用材料1が編成時の原
形に復したところで該容器9内に150〜250℃の熱
風を3分間送り込み、そのあと常温の空気を送り込んで
該護岸用材料1を常温に戻した。風袋7内の空気を抜
き、該護岸用材料1を容器9外へ取り出して風袋7を取
り除いたが、該護岸用材料1は編成時の原形の立体形を
維持していた。組紐状繊維体2の熱可塑性繊維5は溶解
して各補強用繊維1を結合する状態になっていた。
補強用繊維4として直径6〜10μmの芳香族ポリアミ
ド繊維を用意し、また、熱可塑性繊維5として直径6〜
10μmのポリエステル繊維を用意し、これらの同本数
で合計6000デニールとし、これを束ねて繊維束3と
し、この繊維束3の8本で直径約8mmの組紐状繊維体
2を編成した。この組紐状繊維体2を更に編成して直径
60cm、長さ5mの蛇籠の護岸用材料1を作製した。
この護岸用材料1は比重が1/5で、従来の同寸法の鉄
製の蛇籠に比べて重量が1/5となった。この護岸用材
料1を一旦偏平に押し潰し、その内部に直径60cm、
長さ5mの風袋7をいれ、これらを70×70cmの断
面が方形で長さが6mの容器9内に収めた。そして該風
袋7内に空気を送り込み、該護岸用材料1が編成時の原
形に復したところで該容器9内に150〜250℃の熱
風を3分間送り込み、そのあと常温の空気を送り込んで
該護岸用材料1を常温に戻した。風袋7内の空気を抜
き、該護岸用材料1を容器9外へ取り出して風袋7を取
り除いたが、該護岸用材料1は編成時の原形の立体形を
維持していた。組紐状繊維体2の熱可塑性繊維5は溶解
して各補強用繊維1を結合する状態になっていた。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明に於いては、護岸用
材料を補強用繊維と熱可塑性繊維とから成る繊維束を編
成した組紐状繊維体で網袋状に編成したので、これを偏
平に押し潰して大量に輸送することが出来、強度も充分
で軽量で取扱いが容易になり、現場に於いて該護岸用材
料内に耐熱性の風袋を挿入してこれを膨らませ、該網袋
を一時的に加熱したのち該風袋を取り出すことで立体形
の護岸用材料が得られるので、これに岩塊を詰めれば直
ちに護岸の構築に使用が出来、使用中に錆が発生するこ
ともなく、コンクリートのブロックのように型枠が不要
でコンクリートの固化のための時間も不要になり、短時
間で簡単な設備で護岸を構築できるようになる等の効果
がある。
材料を補強用繊維と熱可塑性繊維とから成る繊維束を編
成した組紐状繊維体で網袋状に編成したので、これを偏
平に押し潰して大量に輸送することが出来、強度も充分
で軽量で取扱いが容易になり、現場に於いて該護岸用材
料内に耐熱性の風袋を挿入してこれを膨らませ、該網袋
を一時的に加熱したのち該風袋を取り出すことで立体形
の護岸用材料が得られるので、これに岩塊を詰めれば直
ちに護岸の構築に使用が出来、使用中に錆が発生するこ
ともなく、コンクリートのブロックのように型枠が不要
でコンクリートの固化のための時間も不要になり、短時
間で簡単な設備で護岸を構築できるようになる等の効果
がある。
【図1】 本発明の実施例の斜視図
【図2】 本発明の他の実施例の斜視図
【図3】 本発明の護岸用材料の組紐状繊維体の1例の
斜視図
斜視図
【図4】 図3の組紐状繊維体の模式図
【図5】 図1の実施例の輸送状態の斜視図
【図6】 図4の組紐状繊維体の加熱後の模式図
【図7】 本発明の方法の実施例の截断側面図
【図8】 本発明の方法の実施例の截断側面図
【図9】 本発明の護岸用材料の組紐状繊維体の変形例
の斜視図
の斜視図
1 護岸用材料 2 組紐状
繊維体 3 繊維束 4 補強用
繊維 5 熱可塑性繊維 7 風袋 8 加熱手段 10 送風機
繊維体 3 繊維束 4 補強用
繊維 5 熱可塑性繊維 7 風袋 8 加熱手段 10 送風機
Claims (5)
- 【請求項1】 補強用繊維とこれよりも低い温度で可塑
性になる熱可塑性繊維の繊維束を組紐状繊維体に編成
し、この組紐状繊維体を網袋状に編成したことを特徴と
する護岸用材料。 - 【請求項2】 上記組紐状繊維体は、補強用繊維の繊維
束に熱可塑性繊維を混入し組紐状に編成したものである
ことを特徴とする請求項1に記載の護岸用材料。 - 【請求項3】 上記組紐状繊維体は、補強用繊維の繊維
束と熱可塑性繊維の繊維束を組紐状に編成したものであ
ることを特徴とする請求項1に記載の護岸用材料。 - 【請求項4】 補強用繊維とこれよりも低い温度で可塑
性になる熱可塑性繊維の繊維束を組紐状繊維体に編成し
たのち該組紐状繊維体を網袋状に編成し、該網袋内に耐
熱性の風袋を挿入してこれを膨らませ、該網袋を一時的
に加熱することにより熱可塑性繊維を溶解し硬化させて
補強用繊維を互いに結合させたのち該風袋を収縮させて
取り出すことを特徴とする護岸用料材の製造方法。 - 【請求項5】 上記耐熱性の風袋を挿入した網袋を容器
に収め、該風袋を膨らませたのち該容器内で該網袋を加
熱することを特徴とする請求項4に記載の護岸用材料の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP665993A JPH06212609A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 護岸用材料及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP665993A JPH06212609A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 護岸用材料及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06212609A true JPH06212609A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=11644509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP665993A Pending JPH06212609A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 護岸用材料及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06212609A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6893193B2 (en) * | 2002-01-30 | 2005-05-17 | B. Lanka Santha | Self-anchoring fiber block system |
| KR100826506B1 (ko) * | 2007-12-18 | 2008-05-02 | 석성기업주식회사 | 식생용 구조체와 이를 이용한 녹화공법 |
| US9315962B2 (en) | 2014-02-24 | 2016-04-19 | B. Lanka Santha | Fiber block planting system |
| US10280578B2 (en) | 2017-08-21 | 2019-05-07 | B. Lanka Santha | Fiber block system |
| US10648149B1 (en) | 2019-09-26 | 2020-05-12 | B. Lanka Santha | Fiber block system |
| US11965301B2 (en) | 2021-11-23 | 2024-04-23 | B. Lanka Santha | Fiber sheet system |
| US12129617B2 (en) | 2021-11-23 | 2024-10-29 | B. Lanka Santha | Fiber sheet system |
-
1993
- 1993-01-19 JP JP665993A patent/JPH06212609A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6893193B2 (en) * | 2002-01-30 | 2005-05-17 | B. Lanka Santha | Self-anchoring fiber block system |
| KR100826506B1 (ko) * | 2007-12-18 | 2008-05-02 | 석성기업주식회사 | 식생용 구조체와 이를 이용한 녹화공법 |
| US9315962B2 (en) | 2014-02-24 | 2016-04-19 | B. Lanka Santha | Fiber block planting system |
| US10280578B2 (en) | 2017-08-21 | 2019-05-07 | B. Lanka Santha | Fiber block system |
| US10648149B1 (en) | 2019-09-26 | 2020-05-12 | B. Lanka Santha | Fiber block system |
| US11965301B2 (en) | 2021-11-23 | 2024-04-23 | B. Lanka Santha | Fiber sheet system |
| US12129617B2 (en) | 2021-11-23 | 2024-10-29 | B. Lanka Santha | Fiber sheet system |
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