JPH0621413B2 - 撚止めセット方法 - Google Patents

撚止めセット方法

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JPH0621413B2
JPH0621413B2 JP58208322A JP20832283A JPH0621413B2 JP H0621413 B2 JPH0621413 B2 JP H0621413B2 JP 58208322 A JP58208322 A JP 58208322A JP 20832283 A JP20832283 A JP 20832283A JP H0621413 B2 JPH0621413 B2 JP H0621413B2
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paper
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康夫 矢橋
美代子 小島
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H13/00Other common constructional features, details or accessories
    • D01H13/08Twist arresters

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、撚トルクを有する糸条の撚止めセツト方法に
関するものである。
従来、ポリエステルの強撚糸織物の準備工程では、通常
イタリー撚糸機のアルミ製シリンダー(以下単にシリン
ダーという)に180〜450g撚糸し、真空セツターで撚止
めセツト(以下単にセツトという)して、製織時障害と
ならず、かつ織物として撚糸の効果を発揮するに必要な
解撚力を保持するレベルまでセツトを実施している。こ
のセツトの段階でシリンダーの最内層部の糸条と中層〜
外層部の糸条ではセツト性が大きく異なり、その結果と
して強撚糸織物の製織性・加工性・品位・品質面で大き
な問題が発生している。すなわち、撚糸後の糸条はセツ
トにより熱収縮を起こし、熱収縮応力・ボイル収縮率及
びスナール係数(ビリ付きやすさを表わす係数)の低い
糸条となる。ところがシリンダーの最内層部の糸条は、
シリンダーに接触しているため、糸条の熱収縮が阻害さ
れている。よつてシリンダー最内層部の糸条は中層〜外
層部の糸条と比べると熱収縮応力・ボイル収縮率及びス
ナール係数が2〜3割高い値を常に示している。この物
性値が、前述の製織性・加工性・品位・品質に悪い影響
を与えている。
すなわち、最内層部の糸条はスナール係数が高いために
緯糸使いの場合は、製織工程で緯節の発生、ウオーター
ジエツトルームでの製織では、緯糸原因による停台の多
発、品位・品質面では、シボ斑・シワ段・色段等の欠点
が発生し易い。又、経糸使いにおいても整経方法によつ
ては、経方向に最内層部の糸条と外層部の糸条が隣り合
せの部分で色われが発生し易い。
これらの問題点を解決するため、最内層部の糸条を区別
して使用し、それなりの効果を上げているが、区別使用
は繁雑な作業が伴うため、シリンダー外層部〜最内層部
を均一にセツトする方法について従来から種々検討され
ている。
すなわち、シリンダーに予めミカンネツト(ポリエステ
ル製の袋状のネツトで、ミカン等を入れる)や加工糸や
撚糸糸条等弾力性のある素材を捲き付けたものが提案さ
れているが、均一セツトの効果は不充分であり、又、コ
スト面からも工業的に実施困難であつた。
本発明は、均一セツト性に優れかつコスト的にも安く工
業的に実施可能なセツト方法である。その要旨とすると
ころは撚トルクを有するポリエステル繊維糸条を金属性
シリンダーに捲回積層して撚止めセットするに際し、予
め該シリンダーに平面圧縮による坐屈応力が1.5〜3kg/
cm2の片面段ボールを捲き付けておき、繊維糸条を捲回
積層し、しかる後、そのままの状態で撚止めセットする
事を特徴とする撚止めセット方法、である。以下、本発
明を詳しく説明する。
本発明において撚トルクを有するポリエステル繊維糸条
とは、セツト前の糸条の撚数が1000T/M以上で、熱収縮
応力は15g以上、スナール係数6.0以上の中・強撚糸
をいう。
次に、シリンダーへの捲回積層量は、イタリー撚糸機で
180〜450g、ダブルツイスターでは700〜1500g程度が
通常である。
次いでセツト方法は、通常真空セツターを使用し織物品
種に応じてセツト温度65〜90℃、セツト時間30〜
50分の条件で実施される。このセツト条件は、製織性
・織物品位・風合面より考慮して熱収縮応力は5g〜1
1g、ボイル収縮率は6%〜8%、スナール係数は2〜
4.5の範囲内に入る様、織物品種に応じて設定される。
本発明においては捲回積層するシリンダーに予め段ボー
ルを捲付けておくことを最大の特徴とするセツト方法で
ある。
ここで段ボールをダンボール紙を例にして説明すると、
第1図に示す通り、細かいピッチの波板状の紙の片面に
ストレート状の紙を貼り付けた片面のものがシリンダー
に捲付けやすい。この段ボール紙の規格は、一定巾中の
凸部の数(n)で表わす。又、段ボール紙の実用的な評
価方法としては、「段ボール片面平面圧縮テスト」で、
6cm×6cmの正方形の段ボールを圧縮し、段ボールの波
板状がつぶれる時の最大坐屈応力で、段ボールの強さを
評価している。
段ボールの材質及び形状については、段ボール紙が最も
安価であり、実用的であるが、紙以外のプラスチツクで
もよいし、又、波板状とストレート状との組合せ以外の
形状でもよい。しかし、セツト時に、材質的に大きく熱
変形したり、形状的に例えば独立気泡部を有する形状の
如く、気泡部が加熱膨張して変形するものは除外され
る。換言すれば、セツト時の熱収縮応力(平面圧縮応
力)によつて変形するものをいう。
以下、段ボール紙を例にして説明する。
ポリエステル糸の撚糸及びセツト工程、及び織物の風合
・品位面より段ボール紙に要求されるスペツクは、下記
の2点である。
撚糸工程では、撚糸張力・捲付け張力がシリンダー
に加わるため、その張力によつて段ボール紙が坐屈せ
ず、セツト時において、糸の熱収縮応力が発生するので
その応力によつて段ボール紙が坐屈して、シリンダー最
内層〜外層部までの糸条の残留熱収縮応力・ボイル収縮
率・スナール係数が均一になる段ボール紙が必要であ
る。
撚糸後の糸条のボイル収縮率は約10%程度である
が、織物の風合・品位面より、糸条のセツト後のボイル
収縮率は6〜8%程度保持させる必要がある。つまり、
シリンダーによるセツトにより3〜5%の糸収縮が発生
する。よつて最内層部の糸条の3〜5%の糸収縮を吸収
し得るスペツクの段ボール紙が必要である。
各種規格の段ボール紙を検討した結果、平面圧縮による
坐屈応力が1.5〜3kg/cm2のものは、撚糸を捲回積層し
た段階では坐屈せず、その原形をほぼ保持している。一
方セツト後は熱収縮応力により完全に坐屈した。段ボー
ル紙の厚みが1.4〜2.2mmあれば3〜5%の糸収縮の吸収
が可能であり、理論値とも一致した。
すなわち、バレル径70mmのシリンダーに、セツト前の
ボイル収縮率が11%の糸条を捲回積層し、セツト後の
ボイル収縮率を6%の糸条にする場合、理論的には下記
の関係が成立する。
X;セツトによりつぶれて変化する厚み(mm) 但し、坐屈後のダンボール紙の厚みを無視した。
つまり、段ボール紙の厚み変化が1.8mmあれば、段ボー
ル紙の坐屈により胴径の変化率5%が得られる。よつて
ボイル収縮率として5%の変化が理論的にも得られる。
一方、セツト後のボイル収縮率を8%の糸条にする場合
は、ボイル収縮率の変化率としては3%であるので同様
に下記の関係が得られる。
つまり、段ボール紙の厚み変化が1.1mmあれば、段ボー
ル紙の坐屈により胴径の変化率3%が得られ、ボイル収
縮率としても3%の変化が得られた。
上記明細のダンボール紙を予めシリンダーに捲付け撚糸
・セツトする事により、糸条の物性(熱収縮応力・ボイ
ル収縮率・スナール係数)は、外層〜最内層部まで均一
にセツトされた。
又、ボイル収縮率も6〜8%台を保持し、撚糸織物の風
合・品位面も良好な製品が得られた。かつ当然の如くセ
ツト斑因による、シボ斑・シワ段色段・色われ等の品質
欠点も発生しなかつた。
上述の如く本発明は、現在大量に使用されているシリン
ダーの改造及び新タイプのシリンダーの大量購入する事
なく、一回限りの使い捨て方式ではあるが低コストでか
つバラツキの少い均一セツトを可能にする方法である。
以下、本発明を実施例で説明する。
実施例 1 クツシヨン材の検討にあたり、均一セツト性の評価手段
として、熱収縮応力を用い、シリンダーのみ、ミカンネ
ツト、ダンボール紙(厚み2.2mm)の3種について評価
した。
撚糸・セツトの主要条件は下記の通りである。
糸種 75d/36f 撚糸機種 イタリー撚糸機 撚数 2500T/M 撚糸糸量 250g シリンダーバレル径 70mmφ セツト温度×時間 85℃×40分 上記、撚糸・セツト後の糸条をシリンダー外層〜最内層
部まで、層別して熱収縮応力を測定した。測定結果を第
3図に示す。図中、符号の5はクツシヨン材なし、6は
クツシヨン材ミカンネツト使用、7はクツシヨン材段ボ
ール紙(No.2)使用である。図に示す通り、シリンダ
ー・ミカンネツトにおいては、シリンダー内層〜最内層
部にかけて熱収縮応力が異常に高くなる。この部分がシ
ボ斑・シワ段・色段・色われ等の欠点になる。一方、段
ボール紙を使用した糸条は、物性の変化が少く最内層部
においても、中層〜外層部並の物性値を示し良好なセツ
ト性が確認された。
実施例 2 段ボール種の検討結果段ボール紙の使用により均一セツ
トの効果が判明したが、更に紙の種類と糸条の物性の関
係を検討した。段ボール種は第1表に示す通り3種につ
いて検討した。撚糸・セツト条件は、実施例1に65℃
×40分のセツト条件を追加した。
実施例2においても撚糸・セツト後の糸条を、シリンダ
ー外層〜最内層まで層別して熱収縮応力ボイル収縮率を
測定した。測定結果を第4〜7図に示す。図中符号の8
は85℃×40分セツトクツシヨン材なし、9は85℃
×40分セツト段ボール紙No.1、10は85℃×40
分セツト段ボール紙No.2、11は85℃×40分セツ
ト段ボール紙No.3、12は65℃×40分セツトクツ
シヨン材なし、13は65℃×40分セツト段ボール紙
No.1、14は65℃×40分セツト段ボール紙No.2、
15は65℃×40分セツト段ボール紙No.3である。
85℃×40分セツトのデータを第4,5図、65℃×
40分セツトのデータを第6,7図に示す。
No.1段ボール紙は、シリンダーのみ及びNo.3段ボール
紙と比べると、均一セツト性は向上しているが、No.2
段ボール紙より劣る。これは段ボール紙の厚み3が薄い
ため糸の熱収縮の吸収量が少いためである。よつて織物
品種により、セツト条件が緩やかで、糸条の熱収縮によ
る変化率が少い場合は均一セツト性が良好である。
一方No.3段ボール紙は、坐屈応力が低いため撚糸中に
すでに段ボール紙は坐屈変形し、糸条の物性においても
最内層部の物性値は高く均一セツト性が得られなかつ
た。
No.2段ボール紙は、No.1,3段ボールの欠点がなく、
85℃セツト、65℃セツトにおいても外層〜最内層部
まで均一にセツトされた。
上記の8種の糸種を緯打ち試織し、生機品位・加工反品
位を評価した。No.2段ボール紙の85℃セツト、65
℃セツト及びNo.1段ボール紙の65℃セツト分は、加
工反においてシボ斑・シワ段・色段などの欠点がなく良
好な品位であつた。一方上記以外の5種の糸種について
は、これらの欠点が発生し品位不良であつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る捲ダンボール紙の断面図、第2
図は、本発明に係る捲ダンボールをシリンダーバレルに
捲き付けた状態図、第3図は、実施例1のクツシヨン材
の検討実験データで、各クツシヨン材別のシリンダー各
層部の糸と熱収縮応力の関係図、第4,5図は、実施例
2のダンボール種の検討で、セツト温度85℃×40分
セツトシリンダーの層別評価を示す。第6,7図は、第
4,5図同様にセツト温度65℃×40分セツトシリン
ダーの層別評価データを示す。 1……紙、2……空間、3……ダンボール紙の厚み(m
m)、4……シリンダーバレル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撚トルクを有するポリエステル繊維糸条を
    金属性シリンダーに捲回積層して撚止めセットするに際
    し、予め該シリンダーに平面圧縮による坐屈応力が1.5
    〜3kg/cm2の片面段ボールを捲き付けておき、繊維糸条
    を捲回積層し、しかる後、そのままの状態で撚止めセッ
    トする事を特徴とする撚止めセット方法。
  2. 【請求項2】片面段ボールの厚みが1.4〜2.2mmであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の撚止めセッ
    ト方法。
JP58208322A 1983-11-08 1983-11-08 撚止めセット方法 Expired - Lifetime JPH0621413B2 (ja)

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GB1401489A (en) * 1972-09-19 1975-07-16 Spinner Oy Filament crimping devices
JPS58169564A (ja) * 1982-03-25 1983-10-06 ユニチカ株式会社 織物のリラツクス処理方法
JPS58169654A (ja) * 1982-03-31 1983-10-06 Fujitsu Ltd デ−タ更新方式

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