JPH06215136A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH06215136A JPH06215136A JP5024800A JP2480093A JPH06215136A JP H06215136 A JPH06215136 A JP H06215136A JP 5024800 A JP5024800 A JP 5024800A JP 2480093 A JP2480093 A JP 2480093A JP H06215136 A JPH06215136 A JP H06215136A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、例えば画像処理の手法を適用して製
造ライン等で製品検査する画像処理装置に関し、処理基
準の画像と類似する領域を高速度で検出し得るようにす
る。 【構成】本発明は、間引きした第1のマスター画像で大
まかに基準画像に類似する領域を検出した後、この検出
結果に基づいて第1のマスター画像より間引き数の少な
い第2のマスター画像で基準画像に類似する領域を検出
する。
造ライン等で製品検査する画像処理装置に関し、処理基
準の画像と類似する領域を高速度で検出し得るようにす
る。 【構成】本発明は、間引きした第1のマスター画像で大
まかに基準画像に類似する領域を検出した後、この検出
結果に基づいて第1のマスター画像より間引き数の少な
い第2のマスター画像で基準画像に類似する領域を検出
する。
Description
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1、図3、図5、図6及
び図7) 作用(図1、図3、図5、図6及び図7) 実施例 (1)全体構成(図1及び図2) (2)処理手順(図3〜図7) (3)実施例の効果 (4)他の実施例 発明の効果
び図7) 作用(図1、図3、図5、図6及び図7) 実施例 (1)全体構成(図1及び図2) (2)処理手順(図3〜図7) (3)実施例の効果 (4)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置に関し、例
えば画像処理の手法を適用して製造ライン等で製品検査
する場合に適用し得る。
えば画像処理の手法を適用して製造ライン等で製品検査
する場合に適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、電子部品等の製造ラインにおいて
は、画像処理の手法を適用して製品の外形検査等を実施
するようになされている。
は、画像処理の手法を適用して製品の外形検査等を実施
するようになされている。
【0004】この製品検査においては、始めに基準とす
る製品を撮像し、その撮像結果から検査対象の領域を切
り出すことによりマスター画像を形成し、このマスター
画像を基準にして製品検査する。
る製品を撮像し、その撮像結果から検査対象の領域を切
り出すことによりマスター画像を形成し、このマスター
画像を基準にして製品検査する。
【0005】すなわちこの種の製品検査においては、検
査対象を撮像し、その撮像結果からマスター画像を基準
にして検査対象の領域を切り出し、これによりこの切り
出した領域とマスター画像との比較結果に基づいて製品
検査するようになされている。
査対象を撮像し、その撮像結果からマスター画像を基準
にして検査対象の領域を切り出し、これによりこの切り
出した領域とマスター画像との比較結果に基づいて製品
検査するようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのように検
査対象の撮像結果からマスター画像を基準にして検査対
象の領域を切り出す際、この種の画像処理装置において
は、正規化相関を基準にして切り出すようになされてい
る。
査対象の撮像結果からマスター画像を基準にして検査対
象の領域を切り出す際、この種の画像処理装置において
は、正規化相関を基準にして切り出すようになされてい
る。
【0007】すなわち画像処理装置においては、検査対
象の撮像画像上で、マスター画像を順次ラスタ走査の順
序で移動させ、これにより相関の最も強い位置を検出す
る。このようにすれば、検査対象の画像が多少ぼやけて
いる場合、明るさにむらがある場合でも、確実に検査対
象の領域を検出することができる。
象の撮像画像上で、マスター画像を順次ラスタ走査の順
序で移動させ、これにより相関の最も強い位置を検出す
る。このようにすれば、検査対象の画像が多少ぼやけて
いる場合、明るさにむらがある場合でも、確実に検査対
象の領域を検出することができる。
【0008】ところがこのようにして検査対象の領域を
検出する場合、画像メモリに格納した検査対象の画像を
何度のアクセスする必要があり、また計算量も膨大にな
る問題があり、結局処理に時間を要する欠点があつた。
特に製造ラインにおいては、短い時間で検査することが
求められることにより、処理に時間を要すると、実際上
適用し得なくなる。
検出する場合、画像メモリに格納した検査対象の画像を
何度のアクセスする必要があり、また計算量も膨大にな
る問題があり、結局処理に時間を要する欠点があつた。
特に製造ラインにおいては、短い時間で検査することが
求められることにより、処理に時間を要すると、実際上
適用し得なくなる。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、検査基準の画像に類似する領域を高速度で検出する
ことができる画像処理装置を提案しようとするものであ
る。
で、検査基準の画像に類似する領域を高速度で検出する
ことができる画像処理装置を提案しようとするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、処理対象の基準となる基準画像か
らマスター画像Mを生成し、処理対象の画像となる処理
対象画像と、マスター画像Mとの間で相関を検出するこ
とにより、処理対象画像から基準画像に類似する領域を
検出する画像処理装置1において、基準画像の画素を間
引いた第1のマスター画像Mと、第1のマスター画像M
より画素数の多い第2のマスター画像Mを生成し、第1
のマスター画像Mで処理対象画像から基準画像に類似す
る領域を大まかに検出し、該検出結果に基づいて第2の
マスター画像Mで処理対象画像から基準画像に類似する
領域を検出する。
め本発明においては、処理対象の基準となる基準画像か
らマスター画像Mを生成し、処理対象の画像となる処理
対象画像と、マスター画像Mとの間で相関を検出するこ
とにより、処理対象画像から基準画像に類似する領域を
検出する画像処理装置1において、基準画像の画素を間
引いた第1のマスター画像Mと、第1のマスター画像M
より画素数の多い第2のマスター画像Mを生成し、第1
のマスター画像Mで処理対象画像から基準画像に類似す
る領域を大まかに検出し、該検出結果に基づいて第2の
マスター画像Mで処理対象画像から基準画像に類似する
領域を検出する。
【0011】さらに本発明において、第1のマスター画
像Mは、自己相関値が最も大きな位置から順次移動して
相関値を検出し、該相関値が最も大きな位置から極小に
なる位置までの画素数を基準にして基準画像の画素を間
引いて形成する。
像Mは、自己相関値が最も大きな位置から順次移動して
相関値を検出し、該相関値が最も大きな位置から極小に
なる位置までの画素数を基準にして基準画像の画素を間
引いて形成する。
【0012】さらに本発明において、第1のマスター画
像Mによる処理対象画像から基準画像に類似する領域の
大まかな検出は、処理対象画像上で第1のマスター画像
Mを所定ピツチで移動し、各移動位置毎に処理対象画像
とマスター画像Mとの相関値を検出することにより、該
検出結果に基づいて検出する。
像Mによる処理対象画像から基準画像に類似する領域の
大まかな検出は、処理対象画像上で第1のマスター画像
Mを所定ピツチで移動し、各移動位置毎に処理対象画像
とマスター画像Mとの相関値を検出することにより、該
検出結果に基づいて検出する。
【0013】
【作用】第1のマスター画像Mで処理対象画像から基準
画像に類似する領域を大まかに検出し、該検出結果に基
づいて第2のマスター画像Mで処理対象画像から基準画
像に類似する領域を検出すれば、演算処理量を低減し
得、その分マスター画像Mと類似する領域を高速度で検
出することができる。
画像に類似する領域を大まかに検出し、該検出結果に基
づいて第2のマスター画像Mで処理対象画像から基準画
像に類似する領域を検出すれば、演算処理量を低減し
得、その分マスター画像Mと類似する領域を高速度で検
出することができる。
【0014】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【0015】(1)全体構成 図1において、1は全体として画像処理装置を示し、撮
像装置2で撮像した検査対象の画像から検査領域を抽出
し、この検査領域についてマスター画像との比較結果に
基づいて製品の外形を検査する。
像装置2で撮像した検査対象の画像から検査領域を抽出
し、この検査領域についてマスター画像との比較結果に
基づいて製品の外形を検査する。
【0016】すなわち画像処理装置1においては、撮像
装置2で検査基準の製品及び検査対象の製品を撮像し、
その撮像結果を画像処理ボード3に取り込む。ここで画
像処理ボード3は、図2に示すように、アナログデイジ
タル変換回路(A/D)4を介して撮像装置2から出力
されるビデオ信号SVを入力し、ここで画像データに変
換してフレームメモリ5に格納する。
装置2で検査基準の製品及び検査対象の製品を撮像し、
その撮像結果を画像処理ボード3に取り込む。ここで画
像処理ボード3は、図2に示すように、アナログデイジ
タル変換回路(A/D)4を介して撮像装置2から出力
されるビデオ信号SVを入力し、ここで画像データに変
換してフレームメモリ5に格納する。
【0017】さらに画像処理ボード3は、CPUボード
6から出力されるコマンドに対応して、フレームメモリ
5に格納した画像データを画像処理ユニツト7で処理す
るようになされ、これにより画像処理装置1において
は、必要に応じて種々の画像処理を実行し得るようにな
されている。なお画像処理ボード3は、フレームメモリ
5に格納した画像データをデイジタルアナログ変換回路
(D/A)8を介してモニタ装置9に出力し得るように
なされ、これにより画像処理装置1においては、検査対
象の撮像結果、処理結果等をモニタし得るようになされ
ている。
6から出力されるコマンドに対応して、フレームメモリ
5に格納した画像データを画像処理ユニツト7で処理す
るようになされ、これにより画像処理装置1において
は、必要に応じて種々の画像処理を実行し得るようにな
されている。なお画像処理ボード3は、フレームメモリ
5に格納した画像データをデイジタルアナログ変換回路
(D/A)8を介してモニタ装置9に出力し得るように
なされ、これにより画像処理装置1においては、検査対
象の撮像結果、処理結果等をモニタし得るようになされ
ている。
【0018】これに対してCPUボード6においては、
CPU10が搭載され、ソフトウエア11に従つてこの
CPU10で画像処理装置1全体の動作を制御し得るよ
うになされ、また必要に応じて画像処理ユニツト7と共
に、検査対象画像等を処理し得るようになされている。
CPU10が搭載され、ソフトウエア11に従つてこの
CPU10で画像処理装置1全体の動作を制御し得るよ
うになされ、また必要に応じて画像処理ユニツト7と共
に、検査対象画像等を処理し得るようになされている。
【0019】この画像処理ボード3及びCPUボード6
は、バス12を介して接続され、このバス12は、この
他にI/Oボード14、FDコントローラ15を接続す
るようになされている。これにより画像処理装置1にお
いては、I/Oボード14に接続したトラツクボール1
6を操作してマスター画像の設定作業等を実行し得るよ
うになされ、またFDコントローラ15を介してフロツ
ピデイスク装置17を駆動して検査結果をフロツピデイ
スク18に格納し得るようになされている。
は、バス12を介して接続され、このバス12は、この
他にI/Oボード14、FDコントローラ15を接続す
るようになされている。これにより画像処理装置1にお
いては、I/Oボード14に接続したトラツクボール1
6を操作してマスター画像の設定作業等を実行し得るよ
うになされ、またFDコントローラ15を介してフロツ
ピデイスク装置17を駆動して検査結果をフロツピデイ
スク18に格納し得るようになされている。
【0020】(2)処理手順 ここで画像処理装置1においては、図3に示す処理手順
を実行して検査画像から検査領域を検出する。
を実行して検査画像から検査領域を検出する。
【0021】すなわち画像処理装置1において、CPU
10は、処理手順を開始すると、ステツプSP1からス
テツプSP2に移り、ここで検査基準の製品を撮像して
検査基準の画像を取り込む。これにより画像処理装置1
においては、トラツクボール16の操作に応動してこの
検査基準の画像から、マスター画像を生成するようにな
されている。
10は、処理手順を開始すると、ステツプSP1からス
テツプSP2に移り、ここで検査基準の製品を撮像して
検査基準の画像を取り込む。これにより画像処理装置1
においては、トラツクボール16の操作に応動してこの
検査基準の画像から、マスター画像を生成するようにな
されている。
【0022】すなわちCPU10においては、フレーム
メモリ5に検査基準の画像を取り込むと、続いてステツ
プSP3に移り、ここでモニタ装置9にウインドウを表
示する。さらにCPU10においては、オペレータがト
ラツクボール16を操作してこのウインドウを操作する
と、この操作に応動して検査基準の画像からオペレータ
の指定した領域を切り出し、この切り出した画像を第1
のマスター画像として登録する。
メモリ5に検査基準の画像を取り込むと、続いてステツ
プSP3に移り、ここでモニタ装置9にウインドウを表
示する。さらにCPU10においては、オペレータがト
ラツクボール16を操作してこのウインドウを操作する
と、この操作に応動して検査基準の画像からオペレータ
の指定した領域を切り出し、この切り出した画像を第1
のマスター画像として登録する。
【0023】このときCPU10においては、この第1
のマスター画像に対して間引きした第2及び第3のマス
ター画像を併せて登録することにより、簡易に検査対象
領域を検出し得るようになされている。すなわちマスタ
ー画像を間引きして登録すれば、その分図4に示すよう
に、検査対象画像上でこのマスター画像Mをラスラ走査
して検査対象領域を検出する際、その演算処理量を低減
することができ、処理時間を短縮することができる。と
ころがこの間引き量を増大すると、検査対象領域を検出
し得なくなる。
のマスター画像に対して間引きした第2及び第3のマス
ター画像を併せて登録することにより、簡易に検査対象
領域を検出し得るようになされている。すなわちマスタ
ー画像を間引きして登録すれば、その分図4に示すよう
に、検査対象画像上でこのマスター画像Mをラスラ走査
して検査対象領域を検出する際、その演算処理量を低減
することができ、処理時間を短縮することができる。と
ころがこの間引き量を増大すると、検査対象領域を検出
し得なくなる。
【0024】このためこの実施例においては、マスター
画像Mの自己相関を利用して間引き量を検出する。すな
わちCPU10においては、オペレータが指定した検査
領域の画像を第1のマスター画像Mとして登録し、検査
基準の画像上でこのマスター画像Mを切り出した位置か
ら上下左右に1画素単位で移動させる。
画像Mの自己相関を利用して間引き量を検出する。すな
わちCPU10においては、オペレータが指定した検査
領域の画像を第1のマスター画像Mとして登録し、検査
基準の画像上でこのマスター画像Mを切り出した位置か
ら上下左右に1画素単位で移動させる。
【0025】このときCPU10においては、各移動位
置毎に検査基準の画像とこの第1のマスター画像Mとの
間で画素単位で減算処理し、その累積加算値を検出する
ことにより、自己相関の大きさを検出する。このように
すれば、切り出した位置で自己相関の大きさが最も大き
くなり、これを正規化して表すと、図5に示すように、
移動量に伴い自己相関の大きさが変化するようになる。
置毎に検査基準の画像とこの第1のマスター画像Mとの
間で画素単位で減算処理し、その累積加算値を検出する
ことにより、自己相関の大きさを検出する。このように
すれば、切り出した位置で自己相関の大きさが最も大き
くなり、これを正規化して表すと、図5に示すように、
移動量に伴い自己相関の大きさが変化するようになる。
【0026】CPU10においては、このようにして上
下左右について自己相関の大きさを検出すると、それぞ
れ上下左右について、相関値が減少から増加傾向に変化
する極小値(すなわち図5において変化点でなる)を検
出する。さらにCPU10においては、この上下左右の
変化点について、マスター画像Mの切り出し位置から最
も近い変化点までの画素数を検出し、この画素数を間引
き数に設定する。
下左右について自己相関の大きさを検出すると、それぞ
れ上下左右について、相関値が減少から増加傾向に変化
する極小値(すなわち図5において変化点でなる)を検
出する。さらにCPU10においては、この上下左右の
変化点について、マスター画像Mの切り出し位置から最
も近い変化点までの画素数を検出し、この画素数を間引
き数に設定する。
【0027】すなわち例えば「ニ」の文字のように、横
に延長する線分のみでマスター画像Mが形成されている
場合、横方向については、切り出し位置から遠く離れた
位置に変化点が検出されるのに対し、上下方向について
は、ほぼ線分の分だけ離れた位置に変化点が検出され
る。これにより画像処理装置1においては、検査基準の
画像の自己相関を利用してマスター画像Mを間引きして
形成するようになされ、その分処理時間を短縮し得るよ
うになされている。
に延長する線分のみでマスター画像Mが形成されている
場合、横方向については、切り出し位置から遠く離れた
位置に変化点が検出されるのに対し、上下方向について
は、ほぼ線分の分だけ離れた位置に変化点が検出され
る。これにより画像処理装置1においては、検査基準の
画像の自己相関を利用してマスター画像Mを間引きして
形成するようになされ、その分処理時間を短縮し得るよ
うになされている。
【0028】さらにこのとき上下左右の変化点の中から
切り出し位置に最も近い変化点までの画素数を検出し、
この画素数を間引き数に設定することにより、上下左右
について同一画素数だけ間引きして画一的に処理しても
確実に検査対象領域を検出し得るようになされている。
切り出し位置に最も近い変化点までの画素数を検出し、
この画素数を間引き数に設定することにより、上下左右
について同一画素数だけ間引きして画一的に処理しても
確実に検査対象領域を検出し得るようになされている。
【0029】かくしてCPU10においては、このよう
にして間引き数を検出すると、続いてマスター画像Mを
間引き処理する。
にして間引き数を検出すると、続いてマスター画像Mを
間引き処理する。
【0030】このときCPU10においては、図6に示
すように、間引き数の幅(この場合M dit wx 、M dit
wy でなる)で決まる矩形形状の領域について、画素の
平均値を検出し、矢印で示すようにこの平均値を各領域
の画像情報として登録することによりマスター画像Mを
間引きする。すなわち単に画素を省略して間引くだけで
は、省略した画素についての情報が失われる欠点があ
り、このように平均値を登録すれば、この失われる情報
を含めてマスター画像Mを間引きすることができる。
すように、間引き数の幅(この場合M dit wx 、M dit
wy でなる)で決まる矩形形状の領域について、画素の
平均値を検出し、矢印で示すようにこの平均値を各領域
の画像情報として登録することによりマスター画像Mを
間引きする。すなわち単に画素を省略して間引くだけで
は、省略した画素についての情報が失われる欠点があ
り、このように平均値を登録すれば、この失われる情報
を含めてマスター画像Mを間引きすることができる。
【0031】かくしてCPU10においては、全く間引
きしていない第1のマスター画像Mに加えて、このよう
に幅M dit wx 、M dit wy で間引きした第2のマスタ
ー画像Mを登録する。さらにCPU10においては、同
様に間引き処理することにより、幅M dit wx 、M dit
wy の1/2の幅M dit wx /2、M dit wy /2で間
引き処理した第3のマスター画像Mを生成し、この第3
のマスター画像Mも併せて登録する。
きしていない第1のマスター画像Mに加えて、このよう
に幅M dit wx 、M dit wy で間引きした第2のマスタ
ー画像Mを登録する。さらにCPU10においては、同
様に間引き処理することにより、幅M dit wx 、M dit
wy の1/2の幅M dit wx /2、M dit wy /2で間
引き処理した第3のマスター画像Mを生成し、この第3
のマスター画像Mも併せて登録する。
【0032】なおこのマスター画像Mの処理について、
この実施例においては、画像処理ユニツト7で自己相関
の検出に必要な演算処理を実行し、CPU10で相関
値、変換点を検出するようになされている。
この実施例においては、画像処理ユニツト7で自己相関
の検出に必要な演算処理を実行し、CPU10で相関
値、変換点を検出するようになされている。
【0033】このようにしてマスター画像Mの処理が完
了すると、CPU10においては、このマスター画像M
を基準にして検査対象の画像を処理する。
了すると、CPU10においては、このマスター画像M
を基準にして検査対象の画像を処理する。
【0034】具体的には検査対象が撮像されると、CP
U10は、ステツプSP4に移り、この検査対象の画像
をフレームメモリ5に取り込み、続いてステツプSP5
に移る。ここでCPU10は、マスター画像Mと類似し
た部分を検査対象画像から検出することにより、検査対
象領域を検出して切り出す。
U10は、ステツプSP4に移り、この検査対象の画像
をフレームメモリ5に取り込み、続いてステツプSP5
に移る。ここでCPU10は、マスター画像Mと類似し
た部分を検査対象画像から検出することにより、検査対
象領域を検出して切り出す。
【0035】この検査対象領域を検出する際、CPU1
0においては、検査対象画像の間引き処理を実行するこ
とにより、演算処理量を低減し、短時間で検査領域を検
出し得るようになされている。
0においては、検査対象画像の間引き処理を実行するこ
とにより、演算処理量を低減し、短時間で検査領域を検
出し得るようになされている。
【0036】すなわちこの種の画像処理において、マス
ター画像Mと類似した部分を検査対象画像から検出する
場合、検査対象画像上でマスター画像Mを順次移動させ
て相関の強い位置を検出することにより、類似する領域
を検出することができる。
ター画像Mと類似した部分を検査対象画像から検出する
場合、検査対象画像上でマスター画像Mを順次移動させ
て相関の強い位置を検出することにより、類似する領域
を検出することができる。
【0037】このとき図7に示すように、検査対象画像
上におけるマスター画像Mの移動距離(この場合O dit
wx 、O dit wy でなる)を大きくすればする程(すな
わち移動を粗くすればする程)(この処理をこの実施例
においては検査対象画像の間引きと呼ぶ)、検出に要す
る時間を短縮することができる。ところがこのように移
動を粗くすれば、その分検出精度も低下する。
上におけるマスター画像Mの移動距離(この場合O dit
wx 、O dit wy でなる)を大きくすればする程(すな
わち移動を粗くすればする程)(この処理をこの実施例
においては検査対象画像の間引きと呼ぶ)、検出に要す
る時間を短縮することができる。ところがこのように移
動を粗くすれば、その分検出精度も低下する。
【0038】すなわちマスター画像Mにおける間引き数
の幅M dit wx 、M dit wy に比して、この移動距離を
小さくすればする程検出精度は向上する。
の幅M dit wx 、M dit wy に比して、この移動距離を
小さくすればする程検出精度は向上する。
【0039】このためこの実施例においては、順次マス
ター画像Mを切り換えて相関を検出することにより、短
時間で確実に検査対象領域を検出し得るようになされて
いる。
ター画像Mを切り換えて相関を検出することにより、短
時間で確実に検査対象領域を検出し得るようになされて
いる。
【0040】すなわちCPU10においては、始めに幅
M dit wx 、M dit wy で間引きした第2のマスター画
像Mを選択し、この第2のマスター画像Mを検査対象画
像上で所定の移動距離(この場合O dit wx 、O dit w
y でなる)で順次移動させ、各移動位置毎に相関の大き
さを検出する。さらにCPU10においては、このよう
にして検出した相関値について、相関の大きな位置を大
きい順に4点検出し、この4点を候補点に設定する。
M dit wx 、M dit wy で間引きした第2のマスター画
像Mを選択し、この第2のマスター画像Mを検査対象画
像上で所定の移動距離(この場合O dit wx 、O dit w
y でなる)で順次移動させ、各移動位置毎に相関の大き
さを検出する。さらにCPU10においては、このよう
にして検出した相関値について、相関の大きな位置を大
きい順に4点検出し、この4点を候補点に設定する。
【0041】これによりCPU10においては、この候
補点について続て再び相関を検出する。
補点について続て再び相関を検出する。
【0042】すなわちこの第2の相関の検出において、
CPU10は、幅M dit wx /2、M dit wy /2で間
引き処理した第3のマスター画像Mを選択し、この第3
のマスター画像Mを候補点の周囲で移動させて相関値を
検出する。このときこの相関値を検出する領域は、候補
点を中心にした距離O dit wx ×2+1、O dit wy ×
2+1の領域に設定される。
CPU10は、幅M dit wx /2、M dit wy /2で間
引き処理した第3のマスター画像Mを選択し、この第3
のマスター画像Mを候補点の周囲で移動させて相関値を
検出する。このときこの相関値を検出する領域は、候補
点を中心にした距離O dit wx ×2+1、O dit wy ×
2+1の領域に設定される。
【0043】これによりCPU10においては、候補点
を中心にした領域において、第3のマスター画像Mを順
次移動させて相関値を検出し、相関値の最も大きな位置
を検出する。
を中心にした領域において、第3のマスター画像Mを順
次移動させて相関値を検出し、相関値の最も大きな位置
を検出する。
【0044】このようにして第2の相関を検出すると、
続いてCPU10においては、全く間引きしていない第
1のマスター画像Mを選択し、このマスター画像Mで相
関値を検出する。このときCPU10においては、第2
の相関で検出した相関値の最も大きな位置を中心にして
O dit wx +1、O dit wy +1の範囲でこのマスター
画像Mを移動させ、相関値の最も大きな位置を検出し、
この位置をマスター画像Mと最も類似する位置に設定す
る。
続いてCPU10においては、全く間引きしていない第
1のマスター画像Mを選択し、このマスター画像Mで相
関値を検出する。このときCPU10においては、第2
の相関で検出した相関値の最も大きな位置を中心にして
O dit wx +1、O dit wy +1の範囲でこのマスター
画像Mを移動させ、相関値の最も大きな位置を検出し、
この位置をマスター画像Mと最も類似する位置に設定す
る。
【0045】これによりCPU10においては、この位
置を中心にしてマスター画像Mと重なる範囲を検査対象
領域に設定し、続くステツプSP6でこの領域について
所定の画像処理を実行する。かくして間引きしたマスタ
ー画像Mを使用して段階的に相関を検出することによ
り、短い時間で確実に相関の強い位置を検出することが
でき、これによりマスター画像Mと類似する領域を高速
度で検出することができる。
置を中心にしてマスター画像Mと重なる範囲を検査対象
領域に設定し、続くステツプSP6でこの領域について
所定の画像処理を実行する。かくして間引きしたマスタ
ー画像Mを使用して段階的に相関を検出することによ
り、短い時間で確実に相関の強い位置を検出することが
でき、これによりマスター画像Mと類似する領域を高速
度で検出することができる。
【0046】ちなみに実験した結果によれば、この実施
例の場合、間引き処理していないマスター画像Mを1画
素単位で移動させて検査対象領域を検出する場合と同じ
精度で、約150 倍以上の短い時間で検査対象領域を検出
することができた。かくしてこの検査対象領域について
所定の画像処理が終了すると、CPU10においては、
ステツプSP7に移つて処理手順を終了する。
例の場合、間引き処理していないマスター画像Mを1画
素単位で移動させて検査対象領域を検出する場合と同じ
精度で、約150 倍以上の短い時間で検査対象領域を検出
することができた。かくしてこの検査対象領域について
所定の画像処理が終了すると、CPU10においては、
ステツプSP7に移つて処理手順を終了する。
【0047】なおこの検査対象画像の処理においても、
この実施例においては、画像処理ユニツト7で自己相関
の検出に必要な演算処理を実行し、CPU10で相関
値、変換点を検出するようになされている。
この実施例においては、画像処理ユニツト7で自己相関
の検出に必要な演算処理を実行し、CPU10で相関
値、変換点を検出するようになされている。
【0048】(3)実施例の効果 以上の構成によれば、間引きしたマスター画像Mを使用
して段階的に相関を検出することにより、短い時間で確
実に相関の強い位置を検出することができ、これにより
マスター画像Mと類似する領域を高速度で検出すること
ができる。
して段階的に相関を検出することにより、短い時間で確
実に相関の強い位置を検出することができ、これにより
マスター画像Mと類似する領域を高速度で検出すること
ができる。
【0049】(4)他の実施例 なお上述の実施例においては、処理対象画像との相関を
検出する際にマスタ画像を3段階に切り換えて処理対象
領域を検出する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、必要に応じて切り換える段階を自由に設定する
ことができる。すなわち段階を大きくすれば、その分検
出精度を向上して検出時間を短縮することができる。ま
た検出時間が実用上充分な場合、間引き処理したマスタ
ー画像と、これより間引き数の少ない例えば全く画素を
間引いていないマスター画像とで処理を切り換えるよう
にしてもよい。
検出する際にマスタ画像を3段階に切り換えて処理対象
領域を検出する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、必要に応じて切り換える段階を自由に設定する
ことができる。すなわち段階を大きくすれば、その分検
出精度を向上して検出時間を短縮することができる。ま
た検出時間が実用上充分な場合、間引き処理したマスタ
ー画像と、これより間引き数の少ない例えば全く画素を
間引いていないマスター画像とで処理を切り換えるよう
にしてもよい。
【0050】さらに上述の実施例においては、マスター
画像において、画像データを平均値化して処理する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、実用上充分
な検出精度が得られる場合、この平均値化処理を省略す
るようにしてもよい。
画像において、画像データを平均値化して処理する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、実用上充分
な検出精度が得られる場合、この平均値化処理を省略す
るようにしてもよい。
【0051】さらに上述の実施例においては、本発明を
製品の検査に適用して製品の形状を検査する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、文字、図形の検出
処理、さらには特定形状の物体の計数処理等に広く適用
することができる。
製品の検査に適用して製品の形状を検査する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、文字、図形の検出
処理、さらには特定形状の物体の計数処理等に広く適用
することができる。
【0052】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、間引きし
た第1のマスター画像で大まかに基準画像に類似する領
域を検出した後、この検出結果に基づいて第1のマスタ
ー画像より間引き数の少ない第2のマスター画像で基準
画像に類似する領域を検出することにより、簡易かつ確
実に基準画像に類似する領域を検出することができる画
像処理装置を得ることができる。
た第1のマスター画像で大まかに基準画像に類似する領
域を検出した後、この検出結果に基づいて第1のマスタ
ー画像より間引き数の少ない第2のマスター画像で基準
画像に類似する領域を検出することにより、簡易かつ確
実に基準画像に類似する領域を検出することができる画
像処理装置を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例による画像処理装置の全体構
成を示すブロツク図である。
成を示すブロツク図である。
【図2】その詳細構成を示すブロツク図である。
【図3】その動作の説明に供するフローチヤートであ
る。
る。
【図4】処理対象領域の検出の説明に供する略線図であ
る。
る。
【図5】自己相関の説明に供する略線図である。
【図6】マスター画像の間引きの説明に供する略線図で
ある。
ある。
【図7】検査対象画像の間引きの説明に供する略線図で
ある。
ある。
1……画像処理装置、2……撮像装置、3……画像処理
ボード、5……フレームメモリ、6……CPUボード、
7……画像処理ユニツト、10……CPU、11……ソ
フトウエア。
ボード、5……フレームメモリ、6……CPUボード、
7……画像処理ユニツト、10……CPU、11……ソ
フトウエア。
Claims (3)
- 【請求項1】処理対象の基準となる基準画像からマスタ
ー画像を生成し、 処理対象の画像となる処理対象画像と、上記マスター画
像との間で相関を検出することにより、上記処理対象画
像から上記基準画像に類似する領域を検出する画像処理
装置において、 上記基準画像の画素を間引いた第1のマスター画像と、 上記第1のマスター画像より画素数の多い第2のマスタ
ー画像を生成し、 上記第1のマスター画像で上記処理対象画像から上記基
準画像に類似する領域を大まかに検出し、 該検出結果に基づいて上記第2のマスター画像で上記処
理対象画像から上記基準画像に類似する領域を検出する
ことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】上記第1のマスター画像は、自己相関値が
最も大きな位置から順次移動して相関値を検出し、該相
関値が最も大きな位置から極小になる位置までの画素数
を基準にして上記基準画像の画素を間引いて形成するこ
とを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項3】上記第1のマスター画像による上記処理対
象画像から上記基準画像に類似する領域の大まかな検出
は、上記処理対象画像上で上記第1のマスター画像を所
定ピツチで移動し、各移動位置毎に上記処理対象画像と
上記マスター画像との相関値を検出することにより、該
検出結果に基づいて検出することを特徴とする請求項1
又は請求項2に記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5024800A JPH06215136A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5024800A JPH06215136A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06215136A true JPH06215136A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=12148277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5024800A Pending JPH06215136A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06215136A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7262870B1 (en) | 1999-04-06 | 2007-08-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing method for use in printer driver |
| JP2009166323A (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Sigumakkusu Kk | 射出成形機監視装置 |
-
1993
- 1993-01-19 JP JP5024800A patent/JPH06215136A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7262870B1 (en) | 1999-04-06 | 2007-08-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing method for use in printer driver |
| JP2009166323A (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Sigumakkusu Kk | 射出成形機監視装置 |
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