JPH0621532A - 微小回転機構 - Google Patents
微小回転機構Info
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- JPH0621532A JPH0621532A JP4177062A JP17706292A JPH0621532A JP H0621532 A JPH0621532 A JP H0621532A JP 4177062 A JP4177062 A JP 4177062A JP 17706292 A JP17706292 A JP 17706292A JP H0621532 A JPH0621532 A JP H0621532A
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- rotating shaft
- rotation mechanism
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- rotary shaft
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転子の安定回転時において、回転子が回転
軸と、アキシャル方向のみではなく、ラジアル方向にも
摩擦接触することはなく、回転ロスを大幅に減らすこと
ができる微小回転機構を得ることを目的とする。 【構成】 基板4上に回転軸2を有し、回転子1により
回転する微小回転機構において、この回転軸2の回転子
1と対向する面と、回転軸2の中心軸を含む平面との交
線は、この中心軸に対して斜めになっている微小回転機
構である。
軸と、アキシャル方向のみではなく、ラジアル方向にも
摩擦接触することはなく、回転ロスを大幅に減らすこと
ができる微小回転機構を得ることを目的とする。 【構成】 基板4上に回転軸2を有し、回転子1により
回転する微小回転機構において、この回転軸2の回転子
1と対向する面と、回転軸2の中心軸を含む平面との交
線は、この中心軸に対して斜めになっている微小回転機
構である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるマイクロマシ
ンの分野に属する微小回転機構に関する。
ンの分野に属する微小回転機構に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、超小型の機械を意味するマイクロ
マシンが、大学や学会だけにとどまらず、産業界でも口
頭に上ることが多くなってきた。米国の半導体研究者を
中心に研究が活発化したマイクロマシンは、アクチュエ
ーターや歯車などの機械素子とセンサや演算制御回路な
どの電子素子を同時に作製し、マイクロサイズのメカト
ロニック・システムを創製しようというものである。こ
のテーマは、電子工学にとどまらず、多くの分野の研究
者に大きな夢を抱かせるものである。特に、機能材料を
はじめとする材料物性研究と応用研究との距離が従来以
上に近くなる分野でもある。
マシンが、大学や学会だけにとどまらず、産業界でも口
頭に上ることが多くなってきた。米国の半導体研究者を
中心に研究が活発化したマイクロマシンは、アクチュエ
ーターや歯車などの機械素子とセンサや演算制御回路な
どの電子素子を同時に作製し、マイクロサイズのメカト
ロニック・システムを創製しようというものである。こ
のテーマは、電子工学にとどまらず、多くの分野の研究
者に大きな夢を抱かせるものである。特に、機能材料を
はじめとする材料物性研究と応用研究との距離が従来以
上に近くなる分野でもある。
【0003】マイクロマシンの分野に属するものの1つ
として微小回転機構というものがある。これは、シリコ
ンなどの基板上に作られる可動機構素子、すなわち、シ
リコンなどの基板上に半導体製造プロセスである写真露
光技術によるパターン形成、CVD法などによる薄膜形
成、選択的エッチング等を駆使して、回転軸及び回転子
を作製したものである。
として微小回転機構というものがある。これは、シリコ
ンなどの基板上に作られる可動機構素子、すなわち、シ
リコンなどの基板上に半導体製造プロセスである写真露
光技術によるパターン形成、CVD法などによる薄膜形
成、選択的エッチング等を駆使して、回転軸及び回転子
を作製したものである。
【0004】図5及び図6は、この微小回転機構の例を
示したものである。ここで、図5の中央にある8つの突
起を持っているものが、多結晶シリコン(ポリシリコ
ン)でできた回転子1であり、それを取り囲んでいる1
2本の突起が固定子7である。回転子1は、回転子1が
飛び出さないようにするためのストッパーを上部に持つ
回転軸2に対して、回転自在に配されている。
示したものである。ここで、図5の中央にある8つの突
起を持っているものが、多結晶シリコン(ポリシリコ
ン)でできた回転子1であり、それを取り囲んでいる1
2本の突起が固定子7である。回転子1は、回転子1が
飛び出さないようにするためのストッパーを上部に持つ
回転軸2に対して、回転自在に配されている。
【0005】上述の固定子に電圧を印加すると、回転子
1の外側に反対の電荷が寄ってきて集まり、固定子7と
回転子1は、引きつけ合うことになる。この電圧を交流
として、固定子7の電圧を順に変わるように回して行く
と、回転子1は、それぞれ、次の固定子7に引き付けら
れて回転するようになる。以上が駆動原理である。
1の外側に反対の電荷が寄ってきて集まり、固定子7と
回転子1は、引きつけ合うことになる。この電圧を交流
として、固定子7の電圧を順に変わるように回して行く
と、回転子1は、それぞれ、次の固定子7に引き付けら
れて回転するようになる。以上が駆動原理である。
【0006】次に、この微小回転機構の製造方法を図7
〜図9を用いて、具体的に説明することとする。まず、
図7Aに示すように、Siよりなる基板4をO2 やH2
Oの酸化性雰囲気の中で高温に熱し、酸化膜のSiO2
層を基板4上に形成する。次に、高分子材であるフォト
レジスト8をSiO2 上に塗布する(図7B)。次に、
露光マスク5を用いてパターン通りにフォトレジストを
感光させる(図7C)。次に、余分なフォトレジスト8
を洗浄して除去する(図8A)。次に、HF水溶液を用
いて露出しているSiO2 層のみを溶かし、レジスト8
や基板4は侵さないようにする(図8B)。次に、有機
溶剤を用いて、レジスト8を除去する(図8C)。次
に、回転子1になるポリシリコン(Poly Si)層
をPSG層(第1層)のSiO2 層上にCVD(ケミカ
ルベーパーデポジション)法を用いて形成する。すなわ
ち、図9Aに示すポリシリコン層(第2層)である。こ
こで、除去されるSiO2 層をPSG(犠牲層)と呼ぶ
のは、完成時には除去されてしまうためである。次に、
回転軸2を形成するための前工程として、再びSiO2
層をCVD法により形成する。すなわち、図9Bに示す
SiO2 層からなるPSG層(第3層)である。次に、
回転軸2となるポリシリコン層をCVDにより形成す
る。すなわち、図9Cに示すポリシリコン層(第4層)
である。最後に、図9Dに示すように、再び、HF水溶
液を用いてSiO2 層のみを除去することにより、微小
回転機構が完成する。
〜図9を用いて、具体的に説明することとする。まず、
図7Aに示すように、Siよりなる基板4をO2 やH2
Oの酸化性雰囲気の中で高温に熱し、酸化膜のSiO2
層を基板4上に形成する。次に、高分子材であるフォト
レジスト8をSiO2 上に塗布する(図7B)。次に、
露光マスク5を用いてパターン通りにフォトレジストを
感光させる(図7C)。次に、余分なフォトレジスト8
を洗浄して除去する(図8A)。次に、HF水溶液を用
いて露出しているSiO2 層のみを溶かし、レジスト8
や基板4は侵さないようにする(図8B)。次に、有機
溶剤を用いて、レジスト8を除去する(図8C)。次
に、回転子1になるポリシリコン(Poly Si)層
をPSG層(第1層)のSiO2 層上にCVD(ケミカ
ルベーパーデポジション)法を用いて形成する。すなわ
ち、図9Aに示すポリシリコン層(第2層)である。こ
こで、除去されるSiO2 層をPSG(犠牲層)と呼ぶ
のは、完成時には除去されてしまうためである。次に、
回転軸2を形成するための前工程として、再びSiO2
層をCVD法により形成する。すなわち、図9Bに示す
SiO2 層からなるPSG層(第3層)である。次に、
回転軸2となるポリシリコン層をCVDにより形成す
る。すなわち、図9Cに示すポリシリコン層(第4層)
である。最後に、図9Dに示すように、再び、HF水溶
液を用いてSiO2 層のみを除去することにより、微小
回転機構が完成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の微小回転機構では、構成部自体の大きさが微小
であるため、ころがり軸受けなどの回転をスムーズにさ
せる構成部品を設けることができない。
た従来の微小回転機構では、構成部自体の大きさが微小
であるため、ころがり軸受けなどの回転をスムーズにさ
せる構成部品を設けることができない。
【0008】また、オイルやグリースなども粘性ロスが
大きくなるので使用できないため、このままでは、回転
子1と、基板4または回転軸2と間の摩擦が大きく、微
小回転機構自体の寿命も短くなってしまうといった問題
があった。
大きくなるので使用できないため、このままでは、回転
子1と、基板4または回転軸2と間の摩擦が大きく、微
小回転機構自体の寿命も短くなってしまうといった問題
があった。
【0009】特に、半導体プロセスを応用した稼働機構
は、平面的であり、厚みのある立体構造を採ることが困
難であるため、回転子1のラジアル方向に対する回転軸
2との摩擦、摩耗についてあまり考慮が払われていない
などの問題があった。
は、平面的であり、厚みのある立体構造を採ることが困
難であるため、回転子1のラジアル方向に対する回転軸
2との摩擦、摩耗についてあまり考慮が払われていない
などの問題があった。
【0010】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、回転子の安定回転時において、回転子が回
転軸と、アキシャル方向のみではなく、ラジアル方向に
も摩擦接触することはなく、回転ロスを大幅に減らすこ
とができる微小回転機構を得ることを目的とする。
ものであり、回転子の安定回転時において、回転子が回
転軸と、アキシャル方向のみではなく、ラジアル方向に
も摩擦接触することはなく、回転ロスを大幅に減らすこ
とができる微小回転機構を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の微小回転機構
は、例えば図1に示すように、基板4上に回転軸2を有
し、回転子1により回転する微小回転機構において、こ
の回転軸2の回転子1と対向する面と、回転軸2の中心
軸を含む平面との交線は、この中心軸に対して斜めにな
っているものである。
は、例えば図1に示すように、基板4上に回転軸2を有
し、回転子1により回転する微小回転機構において、こ
の回転軸2の回転子1と対向する面と、回転軸2の中心
軸を含む平面との交線は、この中心軸に対して斜めにな
っているものである。
【0012】また、本発明の微小回転機構は、回転軸2
の回転子1と対向する面が、グルーブを有するものであ
る上述構成の微小回転機構である。また、本発明の微小
回転機構は、グルーブが、フィッシュボーン形状を有す
るものである上述構成の微小回転機構である。
の回転子1と対向する面が、グルーブを有するものであ
る上述構成の微小回転機構である。また、本発明の微小
回転機構は、グルーブが、フィッシュボーン形状を有す
るものである上述構成の微小回転機構である。
【0013】
【作用】本発明の微小回転機構によれば、基板4上に回
転軸2を有し、回転子1により回転する微小回転機構に
おいて、この回転軸2の回転子1と対向する面と、回転
軸2の中心軸を含む平面との交線は、この中心軸に対し
て斜めになっているものとすることにより、回転軸2の
傾斜部2a及び回転子1で動圧効果を発生しているた
め、安定回転時には、回転軸2と回転子1は、摩擦接触
することはなく、これは、アキシャル方向のみではな
く、従来余り考慮されいなかったいラジアル方向にも効
果が現れ、厚みの余りない構造においても、回転ロスを
大幅に減らすことができる。
転軸2を有し、回転子1により回転する微小回転機構に
おいて、この回転軸2の回転子1と対向する面と、回転
軸2の中心軸を含む平面との交線は、この中心軸に対し
て斜めになっているものとすることにより、回転軸2の
傾斜部2a及び回転子1で動圧効果を発生しているた
め、安定回転時には、回転軸2と回転子1は、摩擦接触
することはなく、これは、アキシャル方向のみではな
く、従来余り考慮されいなかったいラジアル方向にも効
果が現れ、厚みの余りない構造においても、回転ロスを
大幅に減らすことができる。
【0014】また、本発明の微小回転機構によれば、回
転軸2の回転子1と対向する面が、グルーブを有するも
のである上述構成の微小回転機構とすることにより、上
述の効果にさらに、溝パターンによる動圧効果を発生さ
せ、回転子1のラジアル方向、アキシャル方向の両方向
をエアフィルムで受け、回転ロスを減少させることがで
きる。
転軸2の回転子1と対向する面が、グルーブを有するも
のである上述構成の微小回転機構とすることにより、上
述の効果にさらに、溝パターンによる動圧効果を発生さ
せ、回転子1のラジアル方向、アキシャル方向の両方向
をエアフィルムで受け、回転ロスを減少させることがで
きる。
【0015】また、本発明の微小回転機構によれば、グ
ルーブが、フィッシュボーン形状を有するものである上
述構成の微小回転機構とすることにより、上述の効果に
さらに、フィッシュボーン形状の溝パターンによる一様
な高い動圧効果を発生させ、回転子1のラジアル方向、
アキシャル方向の両方向をエアフィルムで受け、回転ロ
スを減少させることができる。
ルーブが、フィッシュボーン形状を有するものである上
述構成の微小回転機構とすることにより、上述の効果に
さらに、フィッシュボーン形状の溝パターンによる一様
な高い動圧効果を発生させ、回転子1のラジアル方向、
アキシャル方向の両方向をエアフィルムで受け、回転ロ
スを減少させることができる。
【0016】
【0017】以下、本発明微小回転機構の一実施例につ
いて図1〜図3を参照しながら、製造方法とともに説明
することとする。
いて図1〜図3を参照しながら、製造方法とともに説明
することとする。
【0018】まず、図2Aに示すように、基板4を円錐
形の一部を形成するようにエッチングして、傾斜部2a
を作製する。次に、基板4の傾斜部2aに、図4に示す
ようなフィッシュボーン形状の溝パターンをフォトリソ
グラフィにより形成する(図2B)。
形の一部を形成するようにエッチングして、傾斜部2a
を作製する。次に、基板4の傾斜部2aに、図4に示す
ようなフィッシュボーン形状の溝パターンをフォトリソ
グラフィにより形成する(図2B)。
【0019】次に、基板4上にSiO2 層4aをCVD
により形成する(図2C)。次に、このSiO2 層4a
上に回転子1となるポリシリコンをCVDにより形成す
る(図2D)。次に、このポリシリコン層1の上に、回
転軸2を形成する前工程としてCVDによりSiO2 膜
4bを形成する(図3A)。
により形成する(図2C)。次に、このSiO2 層4a
上に回転子1となるポリシリコンをCVDにより形成す
る(図2D)。次に、このポリシリコン層1の上に、回
転軸2を形成する前工程としてCVDによりSiO2 膜
4bを形成する(図3A)。
【0020】次に、円錐形の一部を形成した傾斜部2a
上に、回転軸2となるポリシリコンをCVDにより形成
する(図3B)。ここで、回転軸2は、回転子1を保持
するものであり、回転軸2は途中から、下部に行くに従
って円錐状に広がった形状を維持しながら基板4と連続
している。この円錐形の部分において回転子1と接する
ものである。また、回転軸2の上部には、回転子1が脱
離しないように円盤状のストッパーが設けられている。
上に、回転軸2となるポリシリコンをCVDにより形成
する(図3B)。ここで、回転軸2は、回転子1を保持
するものであり、回転軸2は途中から、下部に行くに従
って円錐状に広がった形状を維持しながら基板4と連続
している。この円錐形の部分において回転子1と接する
ものである。また、回転軸2の上部には、回転子1が脱
離しないように円盤状のストッパーが設けられている。
【0021】最後に、HF水溶液を用いて、全てのSi
O2 層を除去し、本例の微小回転機構が完成する(図3
C、図1))。ここで、回転子1は、回転軸2に保持さ
れ、この回転軸2を中心として回転するところのもので
あり、本例の微小回転機構の中心的な構成をなすもので
ある。この回転子1の回転軸2と接触する内周面(動圧
軸受け部1a)は、回転軸2の円錐部と同じ形状を有す
るものであり、回転子1が静止しているときには、回転
軸2に密着するようになる。また、この回転軸2の動圧
軸受け部1aの直径は、適当な範囲とすることにより、
回転子1の下面が基板4の上面と接触しないように、一
定の隙間を確保するようにする。
O2 層を除去し、本例の微小回転機構が完成する(図3
C、図1))。ここで、回転子1は、回転軸2に保持さ
れ、この回転軸2を中心として回転するところのもので
あり、本例の微小回転機構の中心的な構成をなすもので
ある。この回転子1の回転軸2と接触する内周面(動圧
軸受け部1a)は、回転軸2の円錐部と同じ形状を有す
るものであり、回転子1が静止しているときには、回転
軸2に密着するようになる。また、この回転軸2の動圧
軸受け部1aの直径は、適当な範囲とすることにより、
回転子1の下面が基板4の上面と接触しないように、一
定の隙間を確保するようにする。
【0022】ここにおいて、回転軸2の傾斜部2aを形
成する方法としては、基板4を異方性エッチングなどで
削って形成する方法の他に、基板4上にCVD法などで
膜形成した後に、作製する方法でも形成できる。また、
回転軸2の上部及び回転子1は、上述したように、膜形
成と選択的エッチングなどを駆使して構成することがで
きる。
成する方法としては、基板4を異方性エッチングなどで
削って形成する方法の他に、基板4上にCVD法などで
膜形成した後に、作製する方法でも形成できる。また、
回転軸2の上部及び回転子1は、上述したように、膜形
成と選択的エッチングなどを駆使して構成することがで
きる。
【0023】回転軸2の傾斜部2aには、写真露光技術
によるパターン形成とエッチングを駆使して、図4の例
に示したような溝パターンを形成し、回転子1の回転に
より動圧効果でエアフィルムが発生するようにしてい
る。溝パターンは、図4のフィッシュボーン形状に限ら
ず、スパイラル形状のものなどでも動圧効果を出すこと
ができる。
によるパターン形成とエッチングを駆使して、図4の例
に示したような溝パターンを形成し、回転子1の回転に
より動圧効果でエアフィルムが発生するようにしてい
る。溝パターンは、図4のフィッシュボーン形状に限ら
ず、スパイラル形状のものなどでも動圧効果を出すこと
ができる。
【0024】また、図1の見てもわかるように、静止状
態では、回転子1は、基板4とは接触しておらず、回転
軸2の傾斜部2aのみと接触しているので、図6の従来
例(図の表現により、回転子1と基板4は接触していな
いが、回転子の静止時には、回転子1の底面全体が基板
4の上面と接触することになる。)の回転子1よりも、
接触面積が少なく、スティクションという回転子1が張
りついて動作不能となってしまう現象を防ぐことができ
る。また、本例は、モータの回転部分のみならず、動力
伝達手段である歯車などの回転機構に対しても有効であ
る。
態では、回転子1は、基板4とは接触しておらず、回転
軸2の傾斜部2aのみと接触しているので、図6の従来
例(図の表現により、回転子1と基板4は接触していな
いが、回転子の静止時には、回転子1の底面全体が基板
4の上面と接触することになる。)の回転子1よりも、
接触面積が少なく、スティクションという回転子1が張
りついて動作不能となってしまう現象を防ぐことができ
る。また、本例は、モータの回転部分のみならず、動力
伝達手段である歯車などの回転機構に対しても有効であ
る。
【0025】以上のように、本例によれば、基板4上に
回転軸2を有し、回転子1により回転する微小回転機構
において、この回転軸2の回転子1と対向する面と、回
転軸2の中心軸を含む平面との交線は、この中心軸に対
して斜めになっているものとすることにより、回転軸2
の傾斜部2a及び回転子1で動圧効果を発生しているた
め、安定回転時には、回転軸2と回転子1は、摩擦接触
することはなく、これは、アキシャル方向のみではな
く、従来余り考慮されいなかったいラジアル方向にも効
果が現れ、厚みの余りない構造においても、回転ロスを
大幅に減らすことができる。また、二次的効果として、
構成上、静止時には、回転軸2と回転子1は、傾斜部2
aでのみ接触することになるので、従来のものよりも、
接触面積が、かなり小さいのでスティクションを防止す
ることができる。 さらに、本例を実施するに当たって
は、従来からの半導体製造プロセスの応用で製造するこ
とができるので、大量生産が可能である。
回転軸2を有し、回転子1により回転する微小回転機構
において、この回転軸2の回転子1と対向する面と、回
転軸2の中心軸を含む平面との交線は、この中心軸に対
して斜めになっているものとすることにより、回転軸2
の傾斜部2a及び回転子1で動圧効果を発生しているた
め、安定回転時には、回転軸2と回転子1は、摩擦接触
することはなく、これは、アキシャル方向のみではな
く、従来余り考慮されいなかったいラジアル方向にも効
果が現れ、厚みの余りない構造においても、回転ロスを
大幅に減らすことができる。また、二次的効果として、
構成上、静止時には、回転軸2と回転子1は、傾斜部2
aでのみ接触することになるので、従来のものよりも、
接触面積が、かなり小さいのでスティクションを防止す
ることができる。 さらに、本例を実施するに当たって
は、従来からの半導体製造プロセスの応用で製造するこ
とができるので、大量生産が可能である。
【0026】また、本例によれば、回転軸2の回転子1
と対向する面が、グルーブを有するものである上述構成
の微小回転機構とすることにより、上述の効果にさら
に、溝パターンによる動圧効果を発生させ、回転子1の
ラジアル方向、アキシャル方向の両方向をエアフィルム
で受け、回転ロスを減少させることができる。
と対向する面が、グルーブを有するものである上述構成
の微小回転機構とすることにより、上述の効果にさら
に、溝パターンによる動圧効果を発生させ、回転子1の
ラジアル方向、アキシャル方向の両方向をエアフィルム
で受け、回転ロスを減少させることができる。
【0027】また、本例によれば、グルーブが、フィッ
シュボーン形状を有するものである上述構成の微小回転
機構とすることにより、上述の効果にさらに、フィッシ
ュボーン形状の溝パターンによる一様な高い動圧効果を
発生させ、回転子1のラジアル方向、アキシャル方向の
両方向をエアフィルムで受け、回転ロスを減少させるこ
とができる。
シュボーン形状を有するものである上述構成の微小回転
機構とすることにより、上述の効果にさらに、フィッシ
ュボーン形状の溝パターンによる一様な高い動圧効果を
発生させ、回転子1のラジアル方向、アキシャル方向の
両方向をエアフィルムで受け、回転ロスを減少させるこ
とができる。
【0028】なお、本発明は上述の実施例に限らず本発
明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得
ることはもちろんである。
明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得
ることはもちろんである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転軸2の傾斜部2a及び回転子1で動圧効果を発生し
ているため、安定回転時には、回転軸2と回転子1は、
摩擦接触することはなく、これは、アキシャル方向のみ
ではなく、従来余り考慮されいなかったいラジアル方向
にも効果が現れ、厚みの余りない構造においても、回転
ロスを大幅に減らすこと、すなわち、溝パターンによる
動圧効果を発生させ、回転子1のラジアル方向、アキシ
ャル方向の両方向をエアフィルムで受け、回転ロスを減
少させることができる。また、二次的効果として、構成
上、静止時には、回転軸2と回転子1は、傾斜部2aで
のみ接触することになるので、従来のものよりも、接触
面積が、かなり小さいのでスティクションを防止するこ
とができる。 さらに、本例を実施するに当たっては、
従来からの半導体製造プロセスの応用で製造することが
できるので、大量生産が可能である。
回転軸2の傾斜部2a及び回転子1で動圧効果を発生し
ているため、安定回転時には、回転軸2と回転子1は、
摩擦接触することはなく、これは、アキシャル方向のみ
ではなく、従来余り考慮されいなかったいラジアル方向
にも効果が現れ、厚みの余りない構造においても、回転
ロスを大幅に減らすこと、すなわち、溝パターンによる
動圧効果を発生させ、回転子1のラジアル方向、アキシ
ャル方向の両方向をエアフィルムで受け、回転ロスを減
少させることができる。また、二次的効果として、構成
上、静止時には、回転軸2と回転子1は、傾斜部2aで
のみ接触することになるので、従来のものよりも、接触
面積が、かなり小さいのでスティクションを防止するこ
とができる。 さらに、本例を実施するに当たっては、
従来からの半導体製造プロセスの応用で製造することが
できるので、大量生産が可能である。
【図1】本発明微小回転機構の一実施例を示す構成図で
ある。
ある。
【図2】本発明微小回転機構の一実施例の製造過程図で
ある。
ある。
【図3】本発明微小回転機構の一実施例の製造過程図で
ある。
ある。
【図4】動圧軸受け部の溝パターン例を示す説明図であ
る。
る。
【図5】従来の微小回転機構の例を示す構成図である。
【図6】従来の微小回転機構の例を示す構成図である。
【図7】従来例の微小回転機構の製造過程図である。
【図8】従来例の微小回転機構の製造過程図である。
【図9】従来例の微小回転機構の製造過程図である。
1 回転子 1a 動圧軸受け部 2 回転軸 2a 傾斜部 4 基板
Claims (3)
- 【請求項1】 基板上に回転軸を有し、回転子により回
転する微小回転機構において、 上記回転軸の回転子と対向する面と、回転軸の中心軸を
含む平面との交線は、この中心軸に対して斜めになって
いることを特徴とする微小回転機構。 - 【請求項2】 回転軸の回転子と対向する面は、グルー
ブを有するものであることを特徴とする請求項1記載の
微小回転機構。 - 【請求項3】 グルーブは、フィッシュボーン形状を有
するものであることを特徴とする請求項2記載の微小回
転機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17706292A JP3297755B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 微小回転機構 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP17706292A JP3297755B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 微小回転機構 |
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| Publication Number | Publication Date |
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| JPH0621532A true JPH0621532A (ja) | 1994-01-28 |
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ID=16024459
Family Applications (1)
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| JP17706292A Expired - Fee Related JP3297755B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 微小回転機構 |
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| JP (1) | JP3297755B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7088019B2 (en) * | 2002-12-10 | 2006-08-08 | Sony Corporation | Air bearing for MEMS based motor |
| US8022794B2 (en) | 2006-04-28 | 2011-09-20 | Panasonic Corporation | Micromachine switch, filter circuit, duplexer circuit, and communication device |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP17706292A patent/JP3297755B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7088019B2 (en) * | 2002-12-10 | 2006-08-08 | Sony Corporation | Air bearing for MEMS based motor |
| US8022794B2 (en) | 2006-04-28 | 2011-09-20 | Panasonic Corporation | Micromachine switch, filter circuit, duplexer circuit, and communication device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3297755B2 (ja) | 2002-07-02 |
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