JPH06215635A - 耐加工性絶縁電線 - Google Patents
耐加工性絶縁電線Info
- Publication number
- JPH06215635A JPH06215635A JP2188193A JP2188193A JPH06215635A JP H06215635 A JPH06215635 A JP H06215635A JP 2188193 A JP2188193 A JP 2188193A JP 2188193 A JP2188193 A JP 2188193A JP H06215635 A JPH06215635 A JP H06215635A
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- JP
- Japan
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- insulated wire
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- parts
- resin
- coating material
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 優れた耐摩耗特性を具備した、自動巻線機に
よる高速コイル形成用として好適な耐加工性に優れた絶
縁電線を提供する。 【構成】 焼付型水溶性樹脂塗料に、当該樹脂塗料中の
樹脂分100重量部に対して、0. 5〜30重量部のポ
リフェニレンサルファイドと0. 5〜30重量部のポリ
テトラフルオロエチレンを配合して得た塗料を導体又は
絶縁層で被覆された導体に塗布焼付けてなることを特徴
とする。 【効果】 優れた耐摩耗特性を具備した耐加工性に優れ
たものであり、自動巻線機による高速コイル形成用の絶
縁電線に好適なものである。
よる高速コイル形成用として好適な耐加工性に優れた絶
縁電線を提供する。 【構成】 焼付型水溶性樹脂塗料に、当該樹脂塗料中の
樹脂分100重量部に対して、0. 5〜30重量部のポ
リフェニレンサルファイドと0. 5〜30重量部のポリ
テトラフルオロエチレンを配合して得た塗料を導体又は
絶縁層で被覆された導体に塗布焼付けてなることを特徴
とする。 【効果】 優れた耐摩耗特性を具備した耐加工性に優れ
たものであり、自動巻線機による高速コイル形成用の絶
縁電線に好適なものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、優れた耐摩耗特性を具
備し、自動巻線機による高速コイル形成用として好適な
耐加工性に優れた絶縁電線に関するものである。
備し、自動巻線機による高速コイル形成用として好適な
耐加工性に優れた絶縁電線に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気機器の製造工程の合理化のた
め、絶縁電線のコイル巻き作業も従来の手巻き作業から
自動巻線機を使用した高速機械巻き作業に移行してき
た。しかしながら、自動巻線機を使用した場合、絶縁電
線は強い張力を受けながら屈曲され、その際に受ける摩
擦も大きい。このため、絶縁電線の絶縁層は、極めて損
傷を受けやすく、製造されたコイル自体の信頼性が著し
く低下する問題が生じた。
め、絶縁電線のコイル巻き作業も従来の手巻き作業から
自動巻線機を使用した高速機械巻き作業に移行してき
た。しかしながら、自動巻線機を使用した場合、絶縁電
線は強い張力を受けながら屈曲され、その際に受ける摩
擦も大きい。このため、絶縁電線の絶縁層は、極めて損
傷を受けやすく、製造されたコイル自体の信頼性が著し
く低下する問題が生じた。
【0003】他方、コイル成型する場合、絶縁電線の占
積率を可能な限り小さくすることが、機器全体の経済
性、使用し易さ等に効果的であり、この為には絶縁電線
に張力をかけて緊密に巻く必要がある。このような絶縁
電線のコイル巻き作業を容易に行わしめる為の重要な因
子としては、絶縁電線相互、あるいは絶縁電線と巻線治
具間での傷のつき難さ、即ち、絶縁電線の絶縁皮膜強度
がある。この絶縁電線の絶縁皮膜強度が強い程、コイル
巻き加工後の絶縁電線の損傷が少ないと言える。
積率を可能な限り小さくすることが、機器全体の経済
性、使用し易さ等に効果的であり、この為には絶縁電線
に張力をかけて緊密に巻く必要がある。このような絶縁
電線のコイル巻き作業を容易に行わしめる為の重要な因
子としては、絶縁電線相互、あるいは絶縁電線と巻線治
具間での傷のつき難さ、即ち、絶縁電線の絶縁皮膜強度
がある。この絶縁電線の絶縁皮膜強度が強い程、コイル
巻き加工後の絶縁電線の損傷が少ないと言える。
【0004】しかしながら、種々の事情から絶縁電線の
絶縁皮膜の強度を増すための直接的な手段はあまりとら
れておらず、間接的な手法として、絶縁電線の表面に比
較的摩擦係数の低いワックス状の潤滑剤をフエルト等を
用いて塗布したり、あるいは比較的摩擦係数の低いポリ
アミド樹脂等を塗布焼付けたりして絶縁電線表面の摩擦
係数を低下させ、傷の発生を抑えるといった方法がとら
れている。
絶縁皮膜の強度を増すための直接的な手段はあまりとら
れておらず、間接的な手法として、絶縁電線の表面に比
較的摩擦係数の低いワックス状の潤滑剤をフエルト等を
用いて塗布したり、あるいは比較的摩擦係数の低いポリ
アミド樹脂等を塗布焼付けたりして絶縁電線表面の摩擦
係数を低下させ、傷の発生を抑えるといった方法がとら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、絶縁電
線の表面に潤滑剤をフエルト等で塗布しても、期待した
程の傷防止効果は望めず、また、絶縁電線への潤滑剤塗
布量の調節が非常に困難であることもあり、あまり顕著
な効果を挙げることは出来なかった。また、ポリアミド
樹脂塗料を絶縁電線の最外層に焼付けた場合は、絶縁電
線の摩擦係数自体の低下は望めるが、絶縁電線自体の特
性で失う部分もあり、平均的にはあまり良い方法である
とは言えなかった。
線の表面に潤滑剤をフエルト等で塗布しても、期待した
程の傷防止効果は望めず、また、絶縁電線への潤滑剤塗
布量の調節が非常に困難であることもあり、あまり顕著
な効果を挙げることは出来なかった。また、ポリアミド
樹脂塗料を絶縁電線の最外層に焼付けた場合は、絶縁電
線の摩擦係数自体の低下は望めるが、絶縁電線自体の特
性で失う部分もあり、平均的にはあまり良い方法である
とは言えなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、絶縁電線自体
に、優れた耐加工性を持たせんとして鋭意研究を行った
結果、優れた耐加工性を具備した絶縁電線を開発し得た
ものである。即ち、本発明の絶縁電線は、焼付型水溶性
樹脂塗料に、当該樹脂塗料中の樹脂分100重量部に対
して、0. 5〜30重量部のポリフェニレンサルファイ
ドと0. 5〜30重量部のポリテトラフルオロエチレン
を配合して得た塗料を、導体又は絶縁層で被覆された導
体に塗布焼付けてなることを特徴とするものである。
に、優れた耐加工性を持たせんとして鋭意研究を行った
結果、優れた耐加工性を具備した絶縁電線を開発し得た
ものである。即ち、本発明の絶縁電線は、焼付型水溶性
樹脂塗料に、当該樹脂塗料中の樹脂分100重量部に対
して、0. 5〜30重量部のポリフェニレンサルファイ
ドと0. 5〜30重量部のポリテトラフルオロエチレン
を配合して得た塗料を、導体又は絶縁層で被覆された導
体に塗布焼付けてなることを特徴とするものである。
【0007】本発明にて、ベースの樹脂塗料として水溶
性のものを用いる理由は、混合容易なエマルジョンタイ
プのポリフェニレンサルファイド(以下、PPSと呼
ぶ。)やポリテトラフルオロエチレン(以下、PTFE
と呼ぶ。)をベース樹脂塗料に配合した場合、ベース樹
脂塗料が溶剤溶解型であると濁りなどを発生し、得られ
た樹脂塗料からは均質な絶縁皮膜が得られないためであ
る。なお、本発明において、使用される水溶性樹脂塗料
の樹脂としては、例えば、ポリエステル、ポリエステル
イミド、ポリウレタン、ポリアミドイミド、ポリイミド
などを挙げることが出来るが、特に限定されるものでな
い。
性のものを用いる理由は、混合容易なエマルジョンタイ
プのポリフェニレンサルファイド(以下、PPSと呼
ぶ。)やポリテトラフルオロエチレン(以下、PTFE
と呼ぶ。)をベース樹脂塗料に配合した場合、ベース樹
脂塗料が溶剤溶解型であると濁りなどを発生し、得られ
た樹脂塗料からは均質な絶縁皮膜が得られないためであ
る。なお、本発明において、使用される水溶性樹脂塗料
の樹脂としては、例えば、ポリエステル、ポリエステル
イミド、ポリウレタン、ポリアミドイミド、ポリイミド
などを挙げることが出来るが、特に限定されるものでな
い。
【0008】また、この水溶性樹脂塗料は、市販品でも
良い。例えば、ポリイミド樹脂の水溶性塗料としては、
日東電工株式会社製のXー600Wがある。また、ポリ
エステル樹脂の水溶性塗料としては、テレフタル酸ジメ
チル、無水マレイン酸、エチレングリコール、トリメチ
ロールプロパンとを反応させ、この反応生成物にトリメ
ット酸アリルエステルを付加し、その反応生成物をトリ
エチルアミンで中和させて得た樹脂組成物(特公昭60
─10537号)を均一に溶解させたもの、あるいはエ
チレングリコールとグリセリンとの混合物の中にテレフ
タル酸ジメチルを加えて反応させ、その中にベンゾフェ
ノンテトラカルボン酸二無水物を加え、さらに反応させ
た中にモノエタノールアミンを入れて得た樹脂分を均一
に溶解させたもの(特公昭52─49517号)なども
利用できる。
良い。例えば、ポリイミド樹脂の水溶性塗料としては、
日東電工株式会社製のXー600Wがある。また、ポリ
エステル樹脂の水溶性塗料としては、テレフタル酸ジメ
チル、無水マレイン酸、エチレングリコール、トリメチ
ロールプロパンとを反応させ、この反応生成物にトリメ
ット酸アリルエステルを付加し、その反応生成物をトリ
エチルアミンで中和させて得た樹脂組成物(特公昭60
─10537号)を均一に溶解させたもの、あるいはエ
チレングリコールとグリセリンとの混合物の中にテレフ
タル酸ジメチルを加えて反応させ、その中にベンゾフェ
ノンテトラカルボン酸二無水物を加え、さらに反応させ
た中にモノエタノールアミンを入れて得た樹脂分を均一
に溶解させたもの(特公昭52─49517号)なども
利用できる。
【0009】本発明にて、ベースの水溶性樹脂塗料に配
合するPPSとPTFEの配合量を、ベースの水溶性樹
脂塗料の樹脂分100重量部に対して、それぞれ、0.
5〜30重量部と規定した理由は、PPSとPTFEの
配合量が、0. 5重量部未満の場合は、得られる絶縁電
線の絶縁皮膜の耐加工性の指標である絶縁皮膜の耐摩耗
性が充分向上しない為である。また、いずれかの配合量
が、30重量部を超える場合においては、得られる絶縁
電線の絶縁皮膜の表面の荒れが特に顕著となり、また、
得られる絶縁電線は絶縁皮膜の剥離なども生じるように
なるためである。ここで注意すべきことは、PPS樹脂
およびPTFE樹脂のいずれか一方でも、その配合量
が、ベースの水溶性樹脂塗料の樹脂分100重量部に対
して、0.5重量部未満になると、得られる絶縁電線の
絶縁皮膜の耐摩耗性の向上の著しい効果が発現されない
ことである。
合するPPSとPTFEの配合量を、ベースの水溶性樹
脂塗料の樹脂分100重量部に対して、それぞれ、0.
5〜30重量部と規定した理由は、PPSとPTFEの
配合量が、0. 5重量部未満の場合は、得られる絶縁電
線の絶縁皮膜の耐加工性の指標である絶縁皮膜の耐摩耗
性が充分向上しない為である。また、いずれかの配合量
が、30重量部を超える場合においては、得られる絶縁
電線の絶縁皮膜の表面の荒れが特に顕著となり、また、
得られる絶縁電線は絶縁皮膜の剥離なども生じるように
なるためである。ここで注意すべきことは、PPS樹脂
およびPTFE樹脂のいずれか一方でも、その配合量
が、ベースの水溶性樹脂塗料の樹脂分100重量部に対
して、0.5重量部未満になると、得られる絶縁電線の
絶縁皮膜の耐摩耗性の向上の著しい効果が発現されない
ことである。
【0010】
【作用】本発明の絶縁電線は、ベースの水溶性樹脂塗料
の焼付樹脂皮膜中に均一に分散された、適量のPPS樹
脂およびPTFE樹脂の存在により、優れた耐摩耗性を
発揮する。
の焼付樹脂皮膜中に均一に分散された、適量のPPS樹
脂およびPTFE樹脂の存在により、優れた耐摩耗性を
発揮する。
【0011】
【実施例】以下、本発明を実施例を挙げて説明する。 (水溶性ポリエステル樹脂塗料の製造)テレフタル酸ジ
メチル97重量部、無水マレイン酸20重量部、エチレ
ングリコール37重量部、およびトリメチロールプロパ
ン67重量部に、酢酸鉛1重量部を添加し、これを加熱
溶解した後、反応温度を6時間かけて200℃まで上げ
た。しかる後、反応温度を150℃以下に下げ、ついで
反応系にトリメリット酸アリールエステル85重量部を
添加し、180℃まで昇温しながら3時間反応させて、
粘稠な樹脂を得た。こうして得た樹脂をトリエチルアミ
ンで中和した後、氷を加えて均一な水溶液とし、これを
水溶性ポリエステル樹脂塗料とした。なお、用いたトリ
メリット酸アリールエステルは、トリメリット酸無水物
モノクロライド421重量部、クレゾール270重量部
およびキシレン1000重量部を混合し、徐々に昇温し
て2時間で130℃とし、130℃で3時間反応させた
後、反応系に、さらにキシレン1000重量部を加えて
反応系を常温に戻してから、反応生成物を濾過分離し、
それを水中に注加し十分に洗浄した後、125℃で24
時間乾燥したものを用いた。
メチル97重量部、無水マレイン酸20重量部、エチレ
ングリコール37重量部、およびトリメチロールプロパ
ン67重量部に、酢酸鉛1重量部を添加し、これを加熱
溶解した後、反応温度を6時間かけて200℃まで上げ
た。しかる後、反応温度を150℃以下に下げ、ついで
反応系にトリメリット酸アリールエステル85重量部を
添加し、180℃まで昇温しながら3時間反応させて、
粘稠な樹脂を得た。こうして得た樹脂をトリエチルアミ
ンで中和した後、氷を加えて均一な水溶液とし、これを
水溶性ポリエステル樹脂塗料とした。なお、用いたトリ
メリット酸アリールエステルは、トリメリット酸無水物
モノクロライド421重量部、クレゾール270重量部
およびキシレン1000重量部を混合し、徐々に昇温し
て2時間で130℃とし、130℃で3時間反応させた
後、反応系に、さらにキシレン1000重量部を加えて
反応系を常温に戻してから、反応生成物を濾過分離し、
それを水中に注加し十分に洗浄した後、125℃で24
時間乾燥したものを用いた。
【0012】実施例1〜3および比較例1〜2 上記の水溶性ポリエステル樹脂塗料を、直径1mmの銅
線上に数回塗布焼付けを繰り返し施して、絶縁皮膜厚さ
が35μmの絶縁電線を作った。この後、この絶縁電線
上に、上記の水溶性ポリエステル樹脂塗料中の樹脂10
0重量部に対して、表1に示す量のPPSおよびPTF
Eを配合した水溶性ポリエステル樹脂塗料を1回塗布焼
付けて、絶縁皮膜の厚さが39μmのポリエステル樹脂
絶縁電線実施例1〜3、および比較例1〜2を得た。P
PSおよびPTFEを配合する際にはこれらが配合され
たエマルジョンタイプの水溶性塗料を用いた。得られた
それぞれのポリエステル樹脂絶縁電線について、外観、
絶縁破壊電圧およびJIS C3003に定められた耐
摩耗性試験(一方向摩耗試験)、およびJIS C30
03(1974)に記載の往復摩耗試験を行った。得ら
れた結果を表1に併記する。
線上に数回塗布焼付けを繰り返し施して、絶縁皮膜厚さ
が35μmの絶縁電線を作った。この後、この絶縁電線
上に、上記の水溶性ポリエステル樹脂塗料中の樹脂10
0重量部に対して、表1に示す量のPPSおよびPTF
Eを配合した水溶性ポリエステル樹脂塗料を1回塗布焼
付けて、絶縁皮膜の厚さが39μmのポリエステル樹脂
絶縁電線実施例1〜3、および比較例1〜2を得た。P
PSおよびPTFEを配合する際にはこれらが配合され
たエマルジョンタイプの水溶性塗料を用いた。得られた
それぞれのポリエステル樹脂絶縁電線について、外観、
絶縁破壊電圧およびJIS C3003に定められた耐
摩耗性試験(一方向摩耗試験)、およびJIS C30
03(1974)に記載の往復摩耗試験を行った。得ら
れた結果を表1に併記する。
【0013】
【表1】
【0014】表1から明らかなように、本発明の絶縁電
線は、外観が良好で、優れた耐摩耗特性を具備してい
る。
線は、外観が良好で、優れた耐摩耗特性を具備してい
る。
【0015】実施例4〜6および比較例3〜5 市販の水溶性ポリイミド樹脂塗料(日東電工株式会社製
商品名 X−600W)を、直径1mmの銅線上に数回
塗布焼付けを繰り返し施して、絶縁皮膜厚さが35μm
の絶縁電線を作った。この後、この絶縁電線上に、上記
の水溶性ポリイミド樹脂塗料中の樹脂100重量部に対
して、表2に示す量のPPSおよびPTFEを配合した
水溶性ポリイミド樹脂塗料を1回塗布焼付けて、絶縁皮
膜の厚さが39μmのポリイミド樹脂絶縁電線実施例4
〜6、および比較例3〜5を得た。PPSおよびPTF
Eを配合する際にはこれらが配合されたエマルジョンタ
イプの水溶性塗料を用いた。得られたそれぞれのポリイ
ミド樹脂絶縁電線について、外観、絶縁破壊電圧および
JIS C3003に定められた耐摩耗性試験(一方向
摩耗試験)、およびJIS C3003(1974)に
記載の往復摩耗試験を行った。得られた結果を表2に併
記する。
商品名 X−600W)を、直径1mmの銅線上に数回
塗布焼付けを繰り返し施して、絶縁皮膜厚さが35μm
の絶縁電線を作った。この後、この絶縁電線上に、上記
の水溶性ポリイミド樹脂塗料中の樹脂100重量部に対
して、表2に示す量のPPSおよびPTFEを配合した
水溶性ポリイミド樹脂塗料を1回塗布焼付けて、絶縁皮
膜の厚さが39μmのポリイミド樹脂絶縁電線実施例4
〜6、および比較例3〜5を得た。PPSおよびPTF
Eを配合する際にはこれらが配合されたエマルジョンタ
イプの水溶性塗料を用いた。得られたそれぞれのポリイ
ミド樹脂絶縁電線について、外観、絶縁破壊電圧および
JIS C3003に定められた耐摩耗性試験(一方向
摩耗試験)、およびJIS C3003(1974)に
記載の往復摩耗試験を行った。得られた結果を表2に併
記する。
【0016】
【表2】
【0017】表2から明らかなように、本発明の絶縁電
線は、外観が良好で、優れた耐摩耗特性を具備してい
る。
線は、外観が良好で、優れた耐摩耗特性を具備してい
る。
【0018】
【発明の効果】以上、実施例からも明らかなように、本
発明の絶縁電線は、優れた耐摩耗特性を具備した耐加工
性に優れたものであり、自動巻線機による高速コイル形
成用の絶縁電線に好適なものである。
発明の絶縁電線は、優れた耐摩耗特性を具備した耐加工
性に優れたものであり、自動巻線機による高速コイル形
成用の絶縁電線に好適なものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 焼付型水溶性樹脂塗料に、当該樹脂塗料
中の樹脂分100重量部に対して、0. 5〜30重量部
のポリフェニレンサルファイドと0. 5〜30重量部の
ポリテトラフルオロエチレンを配合して得た塗料を導体
又は絶縁層で被覆された導体に塗布焼付けてなることを
特徴とする耐加工性絶縁電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2188193A JPH06215635A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 耐加工性絶縁電線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2188193A JPH06215635A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 耐加工性絶縁電線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06215635A true JPH06215635A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=12067468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2188193A Pending JPH06215635A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 耐加工性絶縁電線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06215635A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014112405A1 (ja) * | 2013-01-17 | 2014-07-24 | ダイキン工業株式会社 | 絶縁電線 |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP2188193A patent/JPH06215635A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014112405A1 (ja) * | 2013-01-17 | 2014-07-24 | ダイキン工業株式会社 | 絶縁電線 |
| CN104903977A (zh) * | 2013-01-17 | 2015-09-09 | 大金工业株式会社 | 绝缘电线 |
| JPWO2014112405A1 (ja) * | 2013-01-17 | 2017-01-19 | ダイキン工業株式会社 | 絶縁電線 |
| US10991478B2 (en) | 2013-01-17 | 2021-04-27 | Daikin Industries, Ltd. | Insulated wire |
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