JPH06215918A - 短冊状基板の電極用塗料塗布装置 - Google Patents

短冊状基板の電極用塗料塗布装置

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JPH06215918A
JPH06215918A JP5023624A JP2362493A JPH06215918A JP H06215918 A JPH06215918 A JP H06215918A JP 5023624 A JP5023624 A JP 5023624A JP 2362493 A JP2362493 A JP 2362493A JP H06215918 A JPH06215918 A JP H06215918A
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strip
shaped substrate
electrode
groove
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正之 代田
Noriyo Hayashi
憲世 林
Naotoshi Ichimura
直利 市村
Tomoyuki Kojima
智幸 小島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短冊状基板の両側長辺縁部に電極用塗料を厚
く、確実に、しかも簡単に塗布するようにした電極用塗
料塗布装置を提供する。 【構成】 塗布溝29を対峙して有する塗布用回転体2
5、26を回転可能に、かつ軸方向に移動可能に支持す
る。溝カム37、38の回転によりアーム41、42、
移動用ホイール27、28等を介して塗布用回転体2
5、26を接近させ、若しくは離隔させる。塗布用回転
体25、26を間歇回転させ、塗布溝29で塗料溜32
内の銀塗料6を掬い、スクレーパ33、34で表面に付
着した銀塗料6を除去する。回転停止した塗布用回転体
25、26を接近させ、銀塗料6を保有している塗布溝
29を搬送用チェン11等で搬送された短冊状基板5の
両側長辺縁部に嵌める。塗布用回転体25、26を離隔
させ、塗布溝29を短冊状基板5の長辺縁部から離脱さ
せ、長辺縁部に銀塗料6を塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、角チップ固定抵抗器等
の角チップ電子部品の製造に際し、セラミックス製割溝
付の短冊状基板の両側長辺縁部に電極となる塗膜を形成
するために用いる電極用塗料塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一例として、角チップ固定抵抗器の製造
順序について説明する。図5(a)に示すセラミックス
製の基板1は、あらかじめ縦横の格子状に割溝2、3
(割溝3の間隔より割溝2の間隔が広い)が形成され、
数百個の長方形状の素子4に区画されて焼成され、割溝
2、3側の片面に抵抗ペーストが塗布され、トリミン
グ、表面保護塗料の塗布および捺印が行われている。こ
のセラミックス製割溝付の基板1を割溝2に沿って分割
して図5(b)に示すように、割溝付の短冊状基板5を
形成し、この短冊状基板5の両側長辺縁部における表
面、裏面および端面に図5(c)に示すように、電極用
の銀塗料6を塗布して乾燥する。その後、短冊状基板5
を割溝3に沿って図5(d)に示すように、各素子4ご
とに分割する。
【0003】従来、図5(b)に示す短冊状基板5の両
側長辺縁部における表面、裏面および端面に図5(c)
に示すように、電極用の銀塗料6による塗膜を形成する
には、一般的に印刷方式、めっき方式が用いられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の印刷方式、めっき方式では、銀塗料6による塗膜が
薄く、信頼性に劣り、また、塗膜形成作業に時間を要す
るなどの問題があった。
【0005】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するものであり、短冊状基板の両側長辺縁部に電極用塗
料を厚く、確実に、しかも、簡単に塗布することがで
き、したがって、信頼性を向上させることができるとと
もに、塗布作業能率を向上させることができるようにし
た短冊状基板の電極用塗料塗布装置を提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の技術的手段は、間歇搬送装置により搬送され
る短冊状基板の肉厚より広い幅に形成された塗布溝を対
峙して有し、回転可能に、かつ軸方向に移動可能に支持
された一対の塗布用回転体と、これらの塗布用回転体の
回転に伴い、その塗布溝により掬う電極用塗料が溜めら
れた塗料溜と、上記両塗布用回転体の間歇回転と軸方向
への移動を行い、上記電極用塗料を掬って保有する塗布
溝を搬送された上記短冊状基板の両側長辺縁部に対して
同時に嵌めて離脱させることにより、この短冊状基板の
両側長辺縁部に電極用塗料を塗布する駆動装置とを備え
たものである。
【0007】上記目的を達成するための本発明の他の技
術的手段は、間歇搬送装置により搬送される短冊状基板
の肉厚より広い幅に形成された塗布溝を対峙して有し、
回転可能に、かつ軸方向に移動可能に支持された一対の
塗布用回転体と、これらの塗布用回転体の回転に伴い、
その塗布溝により掬う電極用塗料が溜められた塗料溜
と、上記両塗布用回転体の間歇回転と軸方向への移動を
行い、上記電極用塗料を掬って保有する塗布溝を搬送さ
れた上記短冊状基板の各長辺縁部に対して順次嵌めて離
脱させることにより、この短冊状基板の両側長辺縁部に
電極用塗料を塗布する駆動装置とを備えたものである。
【0008】上記目的を達成するための本発明の更に他
の技術的手段は、上記各技術的手段において、塗布用回
転体の回転に伴い、その塗布溝により塗料溜内の電極用
塗料を掬った後、上記塗布用回転体の表面に付着した電
極用塗料を除去するスクレーパを備えたものである。
【0009】上記各技術的手段における塗布用回転体
は、外方への突出部に塗布溝を有し、間歇回転に際し、
上記突出部以外の部分で、間歇的に搬送される短冊状基
板の通過を有すような形状に形成されるのが好ましい。
【0010】
【作用】上記のように構成された本発明によれば、駆動
装置により一対の塗布用回転体の間歇回転と軸方向への
移動を行うことにより、塗料溜内の電極用塗料を塗布溝
により掬い、この電極用塗料を保有する塗布溝を間歇搬
送装置により搬送された短冊状基板の両側の長辺縁部に
同時に、若しくは順次嵌め、その後、離脱させる。この
ように電極用塗料を保有する塗布溝を短冊状基板の長辺
縁部に嵌めて離脱させることにより、電極用塗料を短冊
状基板の両側長辺縁部に塗布することができる。そし
て、塗布溝を所望の深さと幅に設定することにより、電
極用塗料を短冊状基板の両側長辺縁部に所望の幅と厚さ
で塗布することができる。また、塗布用回転体の間歇回
転と、軸方向への移動による簡単な作業により電極用塗
料を短冊状基板の両側長辺縁部に塗布することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。まず、本発明の第1の実施例について
説明する。図1ないし図3は本発明の第1の実施例にお
ける短冊状基板の電極用塗料塗布装置を示し、図1は全
体の斜視図、図2は一部拡大斜視図、図3は一部拡大正
面図である。
【0012】図1に示すように、前工程の分割装置(図
示省略)と後工程の乾燥装置(図示省略)とが一対の平
行な搬送用チェン11により接続されている。一対の搬
送用チェン11間は連結軸12等により連結され、所望
間隔ごとにチャック13が取り付けられている。各チャ
ック13は一方の搬送用チェン11に固定チャック部材
14が取り付けられ、他方の搬送用チェン11に支持台
15が取り付けられ、支持台15に可動チャック部材1
6が固定チャック部材14に対して前進、後退可能に支
持され、可動チャック部材16は支持台15のばね受け
17とに介在された圧縮ばね18により固定チャック部
材14側へ付勢されている。そして、可動チャック部材
16はその制御部19が支持台15のばね受け17側へ
加圧されることにより、圧縮ばね18の弾性に抗して固
定チャック部材14から離隔する側へ移動される。各搬
送用チェン11はスプロケット(図示省略)に無端状に
掛けられ、搬送側がレール20に沿って水平方向に走行
し得るように支持されている。いずれかのスプロケット
はステッピングモータ(図示省略)に連係され、このス
テッピングモータの駆動によるスプロケットの間歇回転
により各搬送用チェン11が間歇的に走行される。
【0013】分割装置により分割されたセラミックス製
割溝付の短冊状基板5が固定チャック部材14と、上記
のように制御部19が後方へ加圧された圧縮ばね18の
弾性に抗して後退されている可動チャック部材16との
間に供給されると、可動チャック部材16はその制御部
19が解放されて圧縮ばね18の反撥弾性により前進さ
れ、短冊状基板5の両側短辺縁部が固定チャック部材1
4と可動チャック部材16とで固定状態に挟持される。
そして、上記のように搬送用チェン11がレール20上
を間歇的に走行することにより、短冊状基板5が鎖線で
示すように、ほぼ同一水平面上で間歇的に搬送される。
【0014】短冊状基板5が間歇的に搬送される途中
で、本発明の電極用塗料塗布装置21が設けられてい
る。その詳細について説明すると、架台22に水平方向
の回転軸23が軸受24を介して回転可能に支持されて
いる。回転軸23上には架台22の内側において、一対
の板状の塗布用回転体25、26とその外側の移動用ホ
イール27、28とが設けられる。各塗布用回転体2
5、26は円板に180度位相をずらせた位置で外方へ
の突出部が一体に突設された形状に形成され、各突出部
に塗布溝29が塗布用回転体25、26同士で対峙する
ように形成されている(図2、図3参照)。各塗布溝2
9は短冊状基板5の肉厚より上下方向の幅が広くなるよ
うに形成され、短冊状基板5の各長辺縁部に余裕を持た
せて嵌めることができ、後述するように短冊状基板5の
長辺縁部に電極となる銀塗料6を塗布する際、この銀塗
料6を所望の厚さで塗布することができる深さと幅に設
定されている。また、塗布用回転体25、26は両側の
塗布溝29の間の円弧状部が上部に位置することによ
り、短冊状基板5から逃げて間歇搬送を阻止せず、短冊
状基板5の通過を許すことができる。移動用ホイール2
7、28は外周中央部に溝30を有している。塗布用回
転体25と移動用ホイール27は互いに連結された状態
でキー31により回転軸23と一体に回転可能に、かつ
軸方向に移動可能に支持され、塗布用回転体26と移動
用ホイール28も互いに連結された状態でキー(図示省
略)により回転軸23と一体に回転可能に、かつ軸方向
に移動可能に支持されている。したがって、移動用ホイ
ール27および塗布用回転体25と移動用ホイール28
および塗布用回転体26とは互いに接近し、若しくは離
隔することができる。
【0015】架台22の内側底部には塗料溜32が設置
され、塗料溜32には電極となる銀塗料6が収められて
いる。そして、塗布用回転体25、26等の間歇回転に
伴い、それらの突出部が交互に下部の銀塗料6内に挿入
され、銀塗料6を掬った突出部の塗布溝29が交互に上
部に位置された状態で停止されるようになっている。
【0016】架台22には一対の板状のスクレーパ3
3、34の基部が取り付けられている。各スクレーパ3
3、34はその先端側が二股状に形成され、塗布用回転
体25、26が互いに離隔した位置で間歇回転し、上記
のように塗布溝29で銀塗料6を掬った後、塗布用回転
体25、26の表面に付着している銀塗料6を掻き取っ
て除去し、銀塗料用6を塗布溝29にのみ残すことがで
きるようになっている。そして、各スクレーパ33、3
4は塗布用回転体25、26の円弧状部に対しては干渉
せず、塗布用回転体25、26の軸方向への移動を阻止
しないように配置されている。
【0017】架台22には回転軸23と平行に回転軸3
5が軸受36を介して回転可能に支持されている。回転
軸35上には架台22の内側において、一対の溝カム3
7、38が取り付けられている。架台22には一対の支
柱39、40が立設され、各支柱39、40の上端にア
ーム41、42の基部が支点43により水平方向で回動
可能に支持されている。アーム41の先端部と中間部に
はころ43と44が垂直軸の回りで回転可能に支持さ
れ、アーム42の先端部と中間部にはころ45と46が
垂直軸の回りで回転可能に支持され、ころ43と44が
移動用ホイール27の溝30と溝カム37の溝47に係
合され、ころ45と46が移動用ホイール28の溝30
と溝カム38の溝47に係合されている。そして、溝カ
ム37、38の回転に伴い、ころ44、46を介してア
ーム41、42がその先端側を互いに少し接近し、若し
くは少し離隔するように回動するとともに、ころ43、
45を介して移動用ホイール28および塗布用回転体2
5と移動用ホイール29および塗布用回転体26とが互
いに接近し、若しくは離隔するように軸方向に移動され
るように設定されている。
【0018】各回転軸23、35の外方突出端部上には
タイミングホイール48、49が取り付けられている。
タイミングホイール48とステッピングモータの出力軸
に連係されたタイミングホイール(共に図示省略)とに
タイミングベルト50が掛けられている。タイミングホ
イール49とモータに連係されたタイミングホイール
(共に図示省略)とにタイミングベルト51が掛けられ
ている。したがって、ステッピングモータの駆動により
タイミングベルト50を介してタイミングホイール4
8、回転軸23、移動用ホイール27、28、塗布用回
転体25、26が間歇回転され、モータの駆動によりタ
イミングベルト51を介してタイミングホイール49、
回転軸35、溝カム37、38が回転される。そして、
移動用ホイール27および塗布用回転体25と移動用ホ
イール28および塗布用回転体26等はその間歇回転が
停止し、塗布用回転体25、26の塗布溝29が上部と
下部に位置してスクレーパ33、34と干渉しない位置
のときに上記のように溝カム37、38等の回転に伴う
アーム41、42の回動により、軸方向へ移動されるよ
うに設定されている。なお、搬送用チェン11等による
短冊状基板5の間歇的な搬送と、塗布用回転体25、2
6等の間歇回転および軸方向への移動とのタイミングに
ついては次の動作説明において明らかにする。
【0019】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。上記のように搬送用チェン11およびチ
ャック13等を間歇的に走行させ、回転軸23、塗布用
回転体25、26等を間歇回転させるとともに、回転軸
35、溝カム37、38等を回転させる。
【0020】分割装置により分割された短冊状基板5が
固定チャック部材14と、圧縮ばね18の弾性に抗して
後退されている可動チャック部材16との間に供給され
ると、可動チャック部材16はその制御部19が解放さ
れて圧縮ばね18の反撥弾性により前進し、短冊状基板
5の両側短辺縁を固定チャック部材14と可動チャック
部材16とで固定状態に挟持する。このように搬送用チ
ェン11、チャック13等の間歇走行に伴い、順次、短
冊状基板5の両短辺縁部をチャック13により挟持して
間歇的に搬送する。
【0021】一方、電極用塗料塗布装置21において
は、まず、アーム41、42の先端側が互いに離隔し、
塗布用回転体25、26等が互いに離隔した状態で回転
軸23、移動用ホイール27、28、塗布用回転体2
5、26等が間歇回転する。これに伴い、まず、塗布用
回転体25、26の塗布溝29により塗料溜32内の銀
塗料6を掬う。続いて塗布用回転体25、26の銀塗料
6を掬った塗布溝29側が塗料溜32の上方へ移動し、
スクレーパ33、34の二股状部の内側を通過する間に
塗布用回転体25、26の表面に付着している銀塗料6
をスクレーパ33、34により掻き取って除去し、銀塗
料6を塗布溝29にのみ残す。そして、塗布用回転体2
5、26の円弧状部が上、下部に位置している間、上記
のように間歇的に搬送される短冊状基板5が塗布用回転
体26を通過して塗布用回転体25、26の間に搬入さ
れる。続いて塗布用回転体25、26は銀塗料6を保有
している塗布溝29が上部に移動し、搬入されて停止し
ている短冊状基板5をその長辺縁側で挟むように対峙
し、他方の下部に位置する塗布溝29は塗料溜32の銀
塗料6に挿入される(図2参照)。この状態で塗布用回
転体25、26の回転が停止すると、上記のように溝カ
ム37、38の回転によりアーム41、42はその先端
側が接近するように回動する。これに伴い、上記のよう
に移動用ホイール27および塗布用回転体25と移動用
ホイール28および塗布用回転体26とは回転停止状態
で軸方向に沿って接近し、図3に示すように、銀塗料6
を保有している塗布溝29を短冊状基板5の両側長辺縁
部に同時に嵌める。このとき、塗布溝29はその奥壁が
短冊状基板5の端面に当接するように嵌めてもよく、ま
た、奥壁と短冊状基板5の端面とに隙間を有するように
嵌めてもよい。
【0022】その後、上記のように溝カム37、38の
回転によりアーム41、42の先端側が離隔する方向に
回動し、これに伴い、上記のように移動用ホイール27
および塗布用回転体25と移動用ホイール28および塗
布用回転体26とが回転停止状態で軸方向に沿って離隔
する方向に移動し、塗布用回転体25、26の塗布溝2
9を短冊状基板5の両側長辺縁部から同時に離脱させ
る。これにより短冊状基板5の両側長辺縁部の表面、裏
面、端面に銀塗料6をほぼ均一な厚さとなるように塗布
することができる。この離脱位置で回転軸23、移動用
ホイール27、28、塗布用回転体25、26等が間歇
回転して上部に位置していた塗布済みの塗布溝29が下
方へ移動し、下部で銀塗料6内に位置していた塗布溝2
9が銀塗料6を掬って上方へ移動し始める。そして、塗
布用回転体25、26の円弧状部が上部に位置すると、
搬送用チェン11、チャック13等が間歇的に走行さ
れ、塗布済みの短冊状基板5が塗布用回転体25を通過
して搬出され、次の短冊状基板5が塗布用回転体25と
26の間に搬入される。
【0023】以下、上記動作を繰り返すことにより、分
割されて間歇的に搬送されて来る短冊状基板5の両側長
辺縁部に順次、銀塗料6を塗布して次の乾燥工程へ間歇
的に搬送する。
【0024】試験の結果、銀塗料6を保有している塗布
溝29を短冊状基板5の長辺縁部に嵌め、その後、離脱
させることにより、短冊状基板5の長辺縁部の表面、裏
面および端面に銀塗料6をほぼ均一な厚さで平滑に塗布
することができることを確認することができた。
【0025】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図4は本発明の第2の実施例における電極用塗料
塗布装置を示す一部拡大正面図である。
【0026】本実施例の特徴とするところは、図4に示
すように、まず、一方の塗布用回転体25における銀塗
料6を保有する塗布溝29を短冊状基板5の一側の長辺
縁部に嵌め、次に、他方の塗布用回転体26における銀
塗料6を保有する塗布溝29を短冊状基板5の他側の長
辺縁部に嵌め、離脱時においても、まず、一方の塗布用
回転体25の塗布溝29を短冊状基板5の一側の長辺縁
部から離脱させ、次に、他方の塗布用回転体26の塗布
溝29を短冊状基板5の他側の長辺縁部から離脱させ
(塗布用回転体25の塗布溝29は塗布用回転体26の
塗布溝29を短冊状基板5の他側の長辺縁部に嵌める前
に一側の長辺縁部から離脱させてもよい)、短冊状基板
5の両側長辺縁部に銀塗料6を塗布するように溝カム3
7、38の形状等を設定した点に特徴を有する。その他
の構成については上記第1の実施例と同様であるので、
その説明を省略する。
【0027】なお、短冊状基板5を搬送するには、上記
搬送用チェン11およびチャック13に替えて種々の構
成を用いることができる。例えば、円板を用い、この円
板の外周部に多数のチャックを放射状に備えてもよく、
またはチャックを複数組並列したブロックごとに搬送用
チェン11に取り付けるようにしてもよく、このような
搬送方式を用いることにより、短冊状基板5の間隔を狭
くし、乾燥炉を短くすることができる。また、塗布用回
転体25、26の塗布溝29は二箇所に限らず、一箇所
でもよく、また、塗布用回転体25、26を大きく形成
すれば、三箇所以上に設けることもできる。また、塗布
用回転体25、26は回転させながら軸方向に移動さ
せ、銀塗料6を保有する塗布溝29が短冊状基板5の長
辺縁と接近して対峙した状態で塗布用回転体25、26
を回転停止させ、更に軸方向に移動させて銀塗料6を保
持する塗布溝29を短冊状基板5の長辺縁部に嵌めるよ
うにしてもよい。また、短冊状基板5の長辺縁部に電極
用塗料を塗布する際、例えば、表面側より裏面側が深く
なるように塗布するには、塗布溝29の断面形状をそれ
に対応するよに形成すればよい。このほか、本発明は、
その基本的技術思想を逸脱しない範囲で種々設計変更す
ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、駆
動装置により一対の塗布用回転体の間歇回転と軸方向へ
の移動を行うことにより、塗料溜内の電極用塗料を塗布
溝により掬い、この電極用塗料を保有する塗布溝を間歇
搬送装置により搬送された短冊状基板の両側の長辺縁部
に同時に、若しくは順次嵌め、その後、離脱させる。こ
のように電極用塗料を保有する塗布溝を短冊状基板の長
辺縁部に嵌めて離脱させることにより、電極用塗料を短
冊状基板の両側長辺縁部に塗布することができる。そし
て、塗布溝を所望の深さと幅に設定することにより、電
極用塗料を短冊状基板の両側長辺縁部に所望の幅と厚さ
で塗布することができる。このように短冊状基板の両側
長辺縁部に電極用塗料を厚く、確実に塗布することがで
き、したがって、信頼性を向上させることができる。ま
た、塗布用回転体の間歇回転と、軸方向への移動による
簡単な作業により電極用塗料を短冊状基板の両側長辺縁
部に塗布することができる。したがって、塗布作業能率
を向上させることができる。
【0029】また、塗布用回転体の回転に伴い、その塗
布溝により塗料溜内の電極用塗料を掬った後、上記塗布
用回転体の表面に付着した電極用塗料を除去するスクレ
ーパを備えることにより、各短冊状基板に電極用塗料を
簡単に均一な幅で塗布することができる。
【0030】また、塗布用回転体として、外方への突出
部に塗布溝を有し、間歇回転に際し、上記突出部以外の
部分で、間歇的に搬送される短冊状基板の通過を許すよ
うな形状に形成することにより、短冊状基板を同一面上
で搬送することができ、間歇搬送装置の構成を簡素化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における短冊状基板の電
極用塗料塗布装置を示す全体の斜視図
【図2】同電極用塗料塗布装置を示す一部拡大斜視図
【図3】同電極用塗料塗布装置を示す一部拡大正面図
【図4】本発明の第2の実施例における短冊状基板の電
極用塗料塗布装置を示す一部拡大正面図
【図5】(a)はセラミックス製基板の斜視図 (b)はセラミックス製基板から形成した短冊状基板の
斜視図 (c)は短冊状基板の両側長辺縁部に銀塗料を塗布した
状態の斜視図 (d)は塗布後の短冊状基板を一素子に分割した状態の
斜視図
【符号の説明】
5 短冊状基板 6 銀塗料 11 搬送用チェン 13 チャック 21 電極用塗料塗布装置 25 塗布用回転体 26 塗布用回転体 27 移動用ホイール 28 移動用ホイール 29 塗布溝 32 塗料溜 33 スクレーパ 34 スクレーパ 37 溝カム 38 溝カム 41 アーム 42 アーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 智幸 東京都新宿区市谷本村町3番26号 正和産 業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間歇搬送装置により搬送される短冊状基
    板の肉厚より広い幅に形成された塗布溝を対峙して有
    し、回転可能に、かつ軸方向に移動可能に支持された一
    対の塗布用回転体と、これらの塗布用回転体の回転に伴
    い、その塗布溝により掬う電極用塗料が溜められた塗料
    溜と、上記両塗布用回転体の間歇回転と軸方向への移動
    を行い、上記電極用塗料を掬って保有する塗布溝を搬送
    された上記短冊状基板の両側長辺縁部に対して同時に嵌
    めて離脱させることにより、この短冊状基板の両側長辺
    縁部に電極用塗料を塗布する駆動装置とを備えた短冊状
    基板の電極用塗料塗布装置。
  2. 【請求項2】 間歇搬送装置により搬送される短冊状基
    板の肉厚より広い幅に形成された塗布溝を対峙して有
    し、回転可能に、かつ軸方向に移動可能に支持された一
    対の塗布用回転体と、これらの塗布用回転体の回転に伴
    い、その塗布溝により掬う電極用塗料が溜められた塗料
    溜と、上記両塗布用回転体の間歇回転と軸方向への移動
    を行い、上記電極用塗料を掬って保有する塗布溝を搬送
    された上記短冊状基板の各長辺縁部に対して順次嵌めて
    離脱させることにより、この短冊状基板の両側長辺縁部
    に電極用塗料を塗布する駆動装置とを備えた短冊状基板
    の電極用塗料塗布装置。
  3. 【請求項3】 塗布用回転体の回転に伴い、その塗布溝
    により塗料溜内の電極用塗料を掬った後、上記塗布用回
    転体の表面に付着した電極用塗料を除去するスクレーパ
    を備えた請求項1または2記載の短冊状基板の電極用塗
    料塗布装置。
  4. 【請求項4】 各塗布用回転体が、外方への突出部に塗
    布溝を有し、間歇回転に際し、上記突出部以外の部分
    で、間歇的に搬送される短冊状基板の通過を許すような
    形状に形成された請求項1ないし3のいずれかに記載の
    短冊状基板の電極用塗料塗布装置。
JP5023624A 1993-01-19 1993-01-19 短冊状基板の電極用塗料塗布装置 Expired - Lifetime JPH06105642B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111085386A (zh) * 2019-12-24 2020-05-01 山东恒泰纺织有限公司 一种皮辊自动涂料机
CN111250351A (zh) * 2020-02-24 2020-06-09 王炳培 一种方形玻璃边自动涂胶设备
CN112058576A (zh) * 2020-08-10 2020-12-11 芜湖凯德机械制造有限公司 针对圆棒圆弧面的自动涂油器

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CN111250351B (zh) * 2020-02-24 2021-12-28 安徽聚业玻璃有限公司 一种方形玻璃边自动涂胶设备
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