JPH06215935A - 樹脂結合型永久磁石 - Google Patents

樹脂結合型永久磁石

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JPH06215935A
JPH06215935A JP15732993A JP15732993A JPH06215935A JP H06215935 A JPH06215935 A JP H06215935A JP 15732993 A JP15732993 A JP 15732993A JP 15732993 A JP15732993 A JP 15732993A JP H06215935 A JPH06215935 A JP H06215935A
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resin
curing agent
magnet
imidazole
epoxy resin
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Ryuichi Ozaki
隆一 尾崎
Mitsuru Sakurai
充 桜井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は樹脂結合型永久磁石用の樹脂の硬化剤
の耐熱性、耐溶剤性、毒性の問題を改善することを目的
とする。 【構成】エポキシ樹脂の硬化剤にイミダゾールおよびそ
の誘導体を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、硬化剤にイミダゾール
およびその誘導体を用いたエポキシ樹脂と、希土類磁石
粉末からなる混合物を、磁場中でプレス成形することに
よって得られる樹脂結合型永久磁石に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】樹脂結合型永久磁石は、焼結磁石にくら
べて (1)成形品の寸法精度が良い。 (2)欠け・割れの発生が少ない。 (3)複雑形状が可能。
【0003】などの利点があり、現在注目されている。
しかし樹脂結合型磁石の場合、含んでいる樹脂の割合だ
け焼結磁石に比べて性能が下がり、また配向性も低下す
るので一般に焼結型磁石の1/2〜1/3程度の性能しか示さ
れない。そのため性能を向上させるにはできるだけ樹脂
の量を少なくする必要がある。また樹脂の量は少なくて
しかも、(1)強い接着力を有す、(2)耐熱性が良い、(3)
耐薬品性がある、等の条件を満たす必要が永久磁石に使
用される樹脂にはある。永久磁石に使用されている樹脂
には、熱硬化性、熱可塑性、そしてゴム系などがある
が、熱可塑性樹脂やゴム系の場合樹脂の充填量が多くな
るため大巾な性能低下を生じ、永久磁石として価値の乏
しいものになってしまう。残った熱硬化性樹脂の中でも
前述の条件を満たすものは、エポキシ樹脂に限られると
言える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】エポキシ樹脂は主に二
液(主剤と硬化剤)からなり、加熱すると硬化剤が主剤
中に含まれるエポキシ基と反応を越し重合が行われ、そ
の結果強固な硬化物が得られる。この硬化剤には色々な
種類があるが、最も多く使われている硬化剤は脂肪族ア
ミン系硬化剤であり、強い接着力および良好な機械的特
性がその特徴である。このため従来より永久磁石に使用
されてきたエポキシ樹脂の硬化剤もこの脂肪族アミン系
であった。しかし、脂肪族アミン硬化エポキシ樹脂は、
耐熱性に問題があり、永久磁石に使用した時その永久磁
石の限界使用温度は1000℃にすぎなかった。また耐溶剤
性にも問題があり、このため高い信頼性が要求される用
途には樹脂結合型磁石が使用されることはなかった。さ
らに脂肪族アミンは毒性が強いため使用に際し十分な注
意を必要としたり、可使時間が短いため一度に多くの混
合物をつくって置くことが出来ない等の欠点を持ってい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこの様な欠点を
解消するために、エポキシ樹脂の硬化剤にイミダゾール
およびその誘導体を使用するものである。
【0006】本発明において使用するイミダゾールおよ
びその誘導体の構造式を次に示す。
【0007】
【化1】
【0008】(式中のR1,R2,R4およびR5は、水素原子、
ハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリー
ル基、そして分子中の水素原子の少なくとも1つ以上が
シアノ基あるいはヒドロキシル基で置換されたアルキル
基、シクロアルキル基およびアニール基を表わす。) イミダゾール系硬化剤によるエポキシ樹脂の硬化は低温
で反応が遅く、高温で激しく反応する。このためエポキ
シ樹脂の可使時間が長くなり、磁石粉末とエポキシ樹脂
の混合物を大量に製造・保存することが可能になる。ま
たイミダゾール硬化エポキシ樹脂は一般に良好な耐熱性
および耐薬品性を有することが知られており、これが樹
脂結合型磁石の耐熱性および耐薬品性の向上に大きく寄
与している。イミダゾールは脂肪族アミンに比べて、発
揮性が低くまた毒性も低いため作業時の安全性は高くな
った。
【0009】この様に硬化剤にイミダゾールを使ったエ
ポキシ樹脂は、樹脂結合型磁石に最も適しており、従来
からの弱点であった磁石の温度特性、信頼性を改善し、
また低コスト化にとっても大きな役割を果たしている。
使油する希土類磁石粉末にはR2TM17系(RはYを含むラン
タン系金属元素 La,Ce,Pr,Nd,Pm,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,E
r,Tm,Yb,Lu の一種または2種以上の組合せ、TMは遷移
金属を表わす。)粉末を用いる。このR2TM17系粉末は、
SmCo5磁石粉末やアルニコ及びフェライト磁石粉末に比
べて非常に高い磁気性能を有するため、樹脂結合型磁石
に使用しても高性能を保持しうることができる。エポキ
シ樹脂の添加量は、磁石粉末に対し1〜6wt%が適当であ
り、これより多いと密度の低下およびプレス成形時の樹
脂の浸みだし等の問題が生じてくる。
【0010】以上の通り、本発明における永久磁石およ
びその製造方法は、イミダゾールを硬化剤としたエポキ
シ樹脂と希土類磁石粉末からなる混合物をプレス成形し
て造るため、耐熱性や耐薬品性の優れた永久磁石が安価
で造れるのである。
【0011】
【実施例】つぎに、実施例を用いて本発明を詳細に説明
する。
【0012】(実施例1)Sm(Cobal Cu0.07 Fe0.3 Zr0.
016)7.8の組成の合金を高周波溶解炉で溶解しインゴッ
トをつくる。このインゴットに溶体化処理そして時効処
理などの熱処理を行う。その後にこのインゴットをジェ
ットミルで2〜80μm程度まで粉砕する。獲られた粉末に
エポキシ樹脂を混合し、この混合物を型の中に挿入し
て、電磁石と油圧プレスを用いて、印加磁場16(KG)をか
けながら、3 ton/cm2 加圧し、脱磁後、型内から試料を
抜き出す。この磁石成型体は、その後恒温槽中で加熱硬
化される。
【0013】使用されるエポキシ樹脂は、主剤に対し、
硬化剤をイミダーゾール類の場合2〜5重量部、脂肪族ア
ミン類の場合10〜20重量部加えてよく攪拌して、均一に
なったら磁石粉末に対し2重量%を添加する。
【0014】イミダゾール系硬化剤1-シアノエチル-2-
エチル-4-メチルイミダゾールを用いた樹脂結合磁石
(試料-1)と、脂肪族アミン系硬化剤を使用した磁石
(試料2,3)の耐熱性と耐薬品性を比較した。表1は耐熱
性を表わし、表2は耐薬品を表わしている。
【0015】磁石を着磁後加熱すると減磁が生じる。減
磁の中には、(1)可逆減磁と(2)不可逆減磁があり、樹脂
結合型磁石の不可逆減磁は焼結磁石にくらべて相当大き
な値を持つ。表1は、硬化剤を変えた樹脂結合型磁石を
着磁し、その後恒温槽中に1000時間放置した時不可逆減
磁率を表わしたものである。
【0016】
【表1】
【0017】表1より、脂肪族アミン系硬化剤を使用し
た試料2と試料3にくらべてイミダゾールを使用した試
料1は不可逆減磁率が大幅に低下していることが判る。
不可逆減磁の原因となる樹脂の熱劣化や樹脂と磁石粉末
間の磁石粉末間の接着力の低下などがイミダゾールによ
って改善されたためであると言える。
【0018】表1と同じ硬化剤を使用した試料について
耐薬品性を調べた結果を表2に示す。
【0019】
【表2】
【0020】表2よりイミダゾール硬化エポキシ樹脂を
使用した場合、耐溶剤性が著しく改善されているのが判
る。この実施例から判るように、イミアゾールを使用す
れば樹脂結合型磁石の信頼性が大きく改善されることは
確実である。耐熱性実験は次の要領で行った。つまりφ
10×7mmの円柱形状をした、異方性方向が7mm長軸方向に
ある試料をパルス法で着磁し、図1に示された測定装置
中のプラスッチックでできた測定台(3)にセットする。
次に(4)の円筒の先端につけられたコイル(2)を上へ引き
上げることによって得られた信号を(5)のデジタル磁束
計で読む。(1)の試料は120℃および150℃の恒温槽中に1
000時間放置する。耐薬品性実験は次の要領で行った。5
×5×5mmの立方体の試料を作り各薬品に室温中で120時
間放置する。その後試料を取り出し試料の表面を乾いた
ガーゼでふき、直ちにその重量を計り重量変化率を調べ
る。
【0021】(実施例2)イミダゾールを使用した試料
と脂肪族アミンを使用した試料について、その混練物の
可使時間を調べた。実験は各硬化剤を含んだエポキシ樹
脂と磁石粉末を混練し、この混練物を室温中で放置後形
成し磁気性能の劣化を見る。図2よりイミダゾール系硬
化剤(1-シアニエチル-2-エチル-4-メチルイミダゾール)を
使用した場合と脂肪族炭化水素系硬化剤(ジエチルアミ
ンノプロビルアミン)を使用した場合を比較するとイミ
ダゾール系の可使時間の長いことがはっきりと判る。可
使時間が長いと混練物を1度に大量に生産し保存するこ
とができるため、コストの低減化が可能となる。またイ
ミダゾールは揮発性が低く皮膚に対する刺激毒性が低い
ことからも大量に扱うことが可能と言える。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明磁石は、従来の樹脂
結合型永久磁石にくらべて耐熱性、耐薬品性などの信頼
性が格段にすぐれておりまた低コストも可能なことから
今後産業用モーターなどの新しい分野への応用も考えら
れ、本発明の持つ工業適意義は大きいと言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いた熱減磁試験における磁束検出装
置を示した図。
【図2】混練物の可使時間を表わしたグラフ。(−○
−)イミダゾール硬化剤使用、(・・・●・・・)脂肪
族アミン硬化剤使用を表わす。縦軸は残留磁束密度Br、
横軸は混練後経過日数、0日は混練当日を示す。
【符号の説明】
1・・磁石 2・・コイル 3・・測定用ケース(A) 4・・測定用ケース(B) 5・・デジタル磁束計
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】エポキシ樹脂は主に二
液(主剤と硬化剤)からなり、加熱すると硬化剤が主剤
中に含まれるエポキシ基と反応を起こし重合が行われ、
その結果強固な硬化物が得られる。この硬化剤には色々
な種類があるが、最も多く使われている硬化剤は脂肪族
アミン系硬化剤であり、強い接着力および良好な機械的
特性がその特徴である。このため従来より永久磁石に使
用されてきたエポキシ樹脂の硬化剤もこの脂肪族アミン
系であった。しかし、脂肪族アミン硬化エポキシ樹脂
は、耐熱性に問題があり、永久磁石に使用した時その永
久磁石の限界使用温度は100℃にすぎなかった。また
耐溶剤性にも問題があり、このため高い信頼性が要求さ
れる用途には樹脂結合型磁石が使用されることはなかっ
た。さらに脂肪族アミンは毒性が強いため使用に際し十
分な注意を必要としたり、可使時間が短いため一度に多
くの混合物をつくって置くことが出来ない等の欠点を持
っている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】(式中のR1,R2,およびR5は、水素
原子、ハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル基、
アリール基、そして分子中の水素原子の少なくとも1つ
以上がシアノ基あるいはヒドロキシル基で置換されたア
ルキル基、シクロアルキル基およびアニール基を表わ
す。) イミダゾール系硬化剤によるエポキシ樹脂の硬化は低温
で反応が遅く、高温で激しく反応する。このためエポキ
シ樹脂の可使時間が長くなり、磁石粉末とエポキシ樹脂
の混合物を大量に製造・保存することが可能になる。ま
たイミダゾール硬化エポキシ樹脂は一般に良好な耐熱性
および耐薬品性を有することが知られており、これが樹
脂結合型磁石の耐熱性および耐薬品性の向上に大きく寄
与している。イミダゾールは脂肪族アミンに比べて、
発性が低くまた毒性も低いため作業時の安全性は高くな
った。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】この様に硬化剤にイミダゾールを使ったエ
ポキシ樹脂は、樹脂結合型磁石に最も適しており、従来
からの弱点であった磁石の温度特性、信頼性を改善し、
また低コスト化にとっても大きな役割を果たしている。
使用する希土類磁石粉末にはTM17 系(RはYを
含むランタン系金属元素La,Ce,Pr,Nd,P
m,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,T
m,Yb,Luの一種または2種以上の組合せ、TMは
遷移金属を表わす。)粉末を用いる。このTM17
系粉末は、SmCo 磁石粉末やアルニコ及びフエライ
ト磁石粉末に比べて非常に高い磁気性能を有するため、
樹脂結合型磁石に使用しても高性能を保持しうることが
できる。エポキシ樹脂の添加量は、磁石粉末に対し1〜
6wt%が適当であり、これより多いと密度の低下およ
びプレス成形時の樹脂の浸みだし等の問題が生じてく
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】(実施例1)Sm(CobalCu
0.07Fe0.3Zr0.0167.8 の組成の合
金を高周波溶解炉で溶解しインゴットをつくる。このイ
ンゴットに溶体化処理そして時効処理などの熱処理を行
う。その後にこのインゴットをジェットミルで2〜80
μm程度まで粉砕する。られた粉末にエポキシ樹脂を
混合し、この混合物を型の中に挿入して、電磁石と油圧
プレスを用いて、印加磁場16(kG)をかけながら、
3ton/cm 加圧し、脱磁後、型内から試料を抜き
出す。この磁石成型体は、その後恒温槽中で加熱硬化さ
れる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】使用されるエポキシ樹脂は、主剤に対し、
硬化剤をイミダゾール類の場合2〜5重量部、脂肪族ア
ミン類の場合10〜20重量部加えてよく撹拌して、均
一になったら磁石粉末に対し2重量%を添加する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】イミダゾール系硬化剤1−シアノエチル−
2−エチル−4−メチルイミダゾールを用いた樹脂結合
磁石(試料−1)と、脂肪族アミン系硬化剤を使用した
磁石(試料2,3)の耐熱性と耐薬品性を比較した。表
1は耐熱性を表わし、表2は耐薬品を表わしている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】磁石を着磁後加熱すると減磁が生じる。減
磁の中には、(1)可逆減磁と(2)不可逆減磁があ
り、樹脂結合型磁石の不可逆減磁は焼結磁石にくらべて
相当大きな値を持つ。表1は、硬化剤を変えた樹脂結合
型磁石を着磁し、その後恒温槽中に1000時間放置し
た時不可逆減磁率を表わしたものである。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【表1】
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】表1より、脂肪族アミン系硬化剤を使用し
た試料2と試料3にくらべてイミダゾールを使用した試
料1は不可逆減磁率が大幅に低下していることが判る。
不可逆減磁の原因となる樹脂の熱劣化や樹脂と磁石粉末
間の接着力の低下などがイミダゾールによって改善され
たためであると言える。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【表2】
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】表2よりイミダゾール硬化エポキシ樹脂を
使用した場合、耐溶剤性が著しく改善されているのが判
る。この実施例から判るように、イミゾールを使用す
れば樹脂結合型磁石の信頼性が大きく改善されることは
確実である。耐熱性実験は次の要領で行った。つまりφ
10×7mmの円柱形状をした、異方性方向が7mm長
軸方向にある試料をパルス法で着磁し、図1に示された
測定装置中のプラスチックでできた測定台(3)にセッ
トする。次に(4)の円筒の先端につけられたコイル
(2)を上へ引き上げることによって得られた信号を
(5)のデジタル磁束計で読む。(1)の試料は120
℃および150℃の恒温槽中に1000時間放置する。
耐薬品性実験は次の要領で行った。5×5×5mmの立
方体の試料を作り各薬品に室温中で120時間放置す
る。その後試料を取り出し試料の表面を乾いたガーゼで
ふき、直ちにその重量を計り重量変化率を調べる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】(実施例2)イミダゾールを使用した試料
と脂肪族アミンを使用した試料について、その混練物の
可使時間を調べた。実験は各硬化剤を含んだエポキシ樹
脂と磁石粉末を混練し、この混練物を室温中で放置後
し磁気性能の劣化を見る。図2よりイミダゾール系硬
化剤(1−シアエチル−2−エチル−4−メチルイミ
ダゾール)を使用した場合と脂肪族炭化水素系硬化剤
(ジエチルアミノプロルアミン)を使用した場合を比
較するとイミダゾール系の可使時間の長いことがはっき
りと判る。可使時間が長いと混練物を1度に大量に生産
し保存することができるため、コストの低減化が可能と
なる。またイミダゾールは揮発性が低く皮膚に対する刺
激毒性が低いことからも大量に扱うことが可能と言え
る。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明磁石は、従来の樹脂
結合型永久磁石にくらべて耐熱性、耐薬品性などの信頼
性が格段にすぐれておりまた低コストも可能なことから
今後産業用モーターなどの新しい分野への応用も考えら
れ、本発明の持つ工業意義は大きいと言える。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬化剤にイミダゾールおよびその誘導体を
    用いたエポキシ樹脂と、希土類磁石粉末からなる混合物
    を、磁場中でプレス成形して得られることを特徴とする
    樹脂結合型永久磁石。
JP5157329A 1993-06-28 1993-06-28 樹脂結合型永久磁石 Expired - Lifetime JPH0793207B2 (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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