JPH0621741A - 水晶の直接接合方法および水晶デバイス - Google Patents
水晶の直接接合方法および水晶デバイスInfo
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- JPH0621741A JPH0621741A JP4261601A JP26160192A JPH0621741A JP H0621741 A JPH0621741 A JP H0621741A JP 4261601 A JP4261601 A JP 4261601A JP 26160192 A JP26160192 A JP 26160192A JP H0621741 A JPH0621741 A JP H0621741A
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Abstract
構造を容易に構成できるなどの水晶の直接接合方法およ
び水晶デバイスを提供する。 【構成】 水晶片101および102はそれぞれ直接接合して
一体化し、張り合わせ水晶片104となっている。励振電
極103は、張り合わせ水晶片104を介して対向設置されて
いる。ここで、水晶片101および102のそれぞれの結晶軸
のなす関係および厚みは、互いの共振周波数−温度特性
を打ち消すように設定されている。以上のような構成に
より、張り合わせ水晶片104の共振周波数は温度に対し
て安定となる。
Description
などの介在物なしに直接接合する方法および携帯電話機
などの移動体通信機器に使用することができる水晶デバ
イスに関するものである。
の普及に伴って、それら機器の基準周波数源やフィルタ
に用いられる水晶デバイスの需要が増大している。
バイスの一例について説明する。
す要部側面図であり、図32において、401,403は水晶
片、402,404は励振電極である。水晶片401および403は
機械的および化学的加工法によって円板やレンズ状に加
工されている。
を介して対向設置した励振電極402,404に電界が加えら
れると、水晶片401,403に歪が生じ、水晶の弾性定数と
形状寸法で決まる周波数で共振することができる。従
来、移動体通信機器に用いられている水晶振動子は、A
Tカット水晶振動子(切り出し角度が54.75゜近辺)と呼
ばれ、厚みすべり振動を利用した振動子である。ここ
で、この切り出し角度とは板面の法線と水晶結晶のZ軸
とのなす角である。このATカットに対し、切り出し角
度が135.00゜近辺のものをBTカット水晶振動子とい
う。ATカット水晶振動子の共振周波数−温度特性は切
り出し角度で決まり、図33に従来のATカット水晶片の
共振周波数−温度特性を示すように三次曲線を示し、0
〜50℃(横軸)の温度範囲で、そのときの周波数偏差量
(縦軸)は、±1.0ppmの周波数安定度が得られる。(例え
ば、‘ピエゾエレクトロシティ’;ウォルター・ガイト
ン・キャディー,ドーバー出版社(‘Piezoelectricit
y’;edited by Walter GuytonCADY, Dover Publ.,Inc.
)もしくは、‘水晶の断熱弾性定数とその温度特性につ
いて’;有賀正直著,東京工業大学学報,昭和31年12月
発行,88頁)。また、周波数安定度を高める方法として
は、水晶基板上に異なる線膨張係数の物質を育成(特開
昭 55−138914)もしくは装着(特開昭55−158718,特開
昭56−61899)する方法が提案されている。
光学レンズのように中央部が周辺部に比べて厚くなって
いる形状(コンベックス加工)にしたり、図32(b)に示す
ように、励振電極の中央部を厚くした構成で弾性振動を
中央部に閉じ込めてQ値を高めている。(例えば、特開
平2−260910)。
片の片面または両面の角を落としたベベル加工がある。
取り出す方法としては、化学的研磨法で水晶片を部分的
に薄くする方法や基本モードと高次モードを同時に使用
する方法などが考えられる。
償水晶発振器およびデジタル温度補償水晶発振器につい
て、図面を参照しながら説明する。
つ水晶振動子を利用して、周波数安定化を図った発振器
である。したがって、水晶発振器の出力周波数−温度特
性は、水晶振動子の共振周波数−温度特性に依存し、従
来のATカット水晶振動子を用いた場合には、図33に示
すように0〜50℃の温度範囲で±1.0ppmの周波数安定
度が得られる。しかしながら、携帯電話機に用いられる
水晶発振器には、−30℃から80℃で±1.0ppmの周波数
安定度が要求されており、その要求を満足させるために
温度補償回路が必要になる。温度補償回路が設けられた
水晶発振器を温度補償水晶発振器といい、大きくアナロ
グ方式とデジタル方式に分けることができる。
グ温度補償水晶発振器およびデジタル温度補償水晶発振
器の代表的な回路構成を示す。
端子、413は水晶振動子、414は温度補償回路である。こ
の温度補償回路414はサーミスタなどの感温素子、コン
デンサやバラクタダイオードなどの容量素子および抵抗
を用いて構成されており、温度によってリアクタンスが
変化し、水晶振動子413のリアクタンス(共振周波数)の
温度による変化を補償し、出力周波数を安定にする。
A/D変換器、423は記憶装置、424は可変リアクタンス
回路、425は発振回路、426は水晶振動子である。427は
前記可変リアクタンス回路424、発振回路425および水晶
振動子426からなるデジタル制御水晶発振器である。ま
た、前記記憶装置423には温度センサ421の出力信号をA
/D変換器422で変換したデジタル信号と、可変リアク
タンス回路424の制御信号とを対応させたデータがあら
かじめ記憶してある。これによって、温度変化に対応し
て可変リアクタンス回路424のリアクタンスが変化し、
水晶振動子426の共振周波数−温度特性を補償して発振
出力周波数を安定にしている。
置場所の違いや熱時定数の違いに起因する温度差を抑え
るために、1枚の水晶片で基本波と高次オーバートーン
もしくは副振動を取り出す方法が考えられている(例え
ば、特開平2−170607や特開平2−174407)。
て、図面を参照しながら説明する。
ものであり、(a)は斜視図、(b)は (a)のa−a′におけ
る断面図である。図36において、431は水晶片、432,43
3,434は電極であり、水晶片431を介して対向設置して
いる。また、電極432,433と434が対向している部分の
水晶は周辺部より薄くなっている。
いて、以下その動作について説明する。
極432および433が電気信号を入出力する電極になる。例
えば、電極432に電気信号を入力すると、水晶片431はそ
の厚みや弾性定数で決まる周波数で共振する。この共振
は水晶片431中を機械的に伝達し、その結果、電極433と
434との間に電界が発生し、電極433から電気信号を取り
出せる。すなわち、水晶片431の厚みや弾性定数で決ま
る共振周波数の帯域通過フィルタとなる。また、この構
成では、共振周波数を高くするために、化学研磨法で中
央部を薄くしている。(例えば、第39回アニュアル・フ
リケンシー・コントロール・シンポジウム会報、481−4
85頁、イオンミリング法によるVHF帯モノリシック水
晶フィルタの作製(Proc. 39th Ann. Frequency Cont
orolSymposium, pp.481-485‘VHF MONOLITHIC CRYSTAL
FILTERS FABRICATED BYCHEMICAL MILLING’))
ように機械的および化学的研磨法によるだけで水晶片の
加工をするのみでは、三次元的な加工が困難であり、加
工時間が長いという問題点を有していた。
定度を向上させるのには限界があり、さらに、水晶基板
上に異なる物質を育成もしくは装着する方法では、これ
らの物質が水晶の弾性振動を妨げる抵抗体となり、水晶
振動子のQを劣化させるという問題点を有していた。
ンベックス加工する方法は共振周波数の精度が低下する
などの問題点を有し、一方大きさの異なる電極膜を何回
も蒸着する方法は時間がかかるなどの問題を有してい
た。
ードを用いて2つの振動を取り出す方法では、それぞれ
の共振周波数や温度特性を別個に設定することができな
かった。
をもつために、水晶振動子を用いた基準発振器に温度補
償回路や恒温槽などの温度補償装置が必要であった。前
者は、例えば発振周波数をサーミスタなどを用いて水晶
振動子の共振周波数−温度特性を打ち消すように温度補
償回路のインピーダンスを変化させる方法であり、後者
は、恒温槽内に水晶振動子および発振回路を納めること
により、これらを一定温度に保って発振周波数を一定に
保つ方法である。
性制御回路を必要とし、その回路部品点数が多く、また
調整作業も必要となり、結果的にコスト高となる問題を
有していた。一方、後者の方法では、恒温槽の占める体
積が大きく、さらに消費電流が多くなる。
厚みで決定されるために、1つの水晶振動子について1
つの共振周波数しか得られず、複数の共振周波数を必要
とする場合には、その数に対応した水晶振動子を用意す
る必要性があり、結果的に複数の周波数を必要とする機
器の小型化や低価格化を困難にしていた。
と同様に、水晶発振器に温度補償回路や恒温槽などの温
度補償装置が組み込まれており、まず前者の方法によれ
ば、特別の温度特性制御回路を必要とし、その回路部品
点数が多く、また調整作業も必要となり、結果的にコス
ト高となる問題を有していた。一方、後者の方法では、
恒温槽の占める体積が大きくさらに消費電流が多くなる
という問題を有していた。
度補償水晶発振器では、高温用と低温用に別々の補償回
路が必要であり、回路部品点数が多く、調整作業が煩雑
となりコスト高になる問題点を有していた。
温度センサと発振用の水晶振動子が別個に備えられてお
り、両者の間の熱時定数の差や設置場所の違いなどから
生じる温度差を抑えなければ適切な温度補償が行えない
こと、大容量のメモリが必要となること、調整コストが
高くなることなどの問題点を有していた。
を抑えるために、1枚の水晶振動子で基本波と高次オー
バートーンもしくは副振動を取り出す方法は、広い温度
範囲にわたって基本波と高次オーバートーンもしくは副
振動それぞれを独立に、選択的に、かつ安定に励振させ
ることが必須となり、そのためには水晶振動子の設計や
発振回路のバイアスおよび帰還容量を非常に厳密に決定
することが必要になり、場合によっては発振回路のバイ
アスおよび帰還容量に温度補償をする必要があり、回路
規模が大きく非常に煩雑で作りにくいということなどの
問題点を有していた。
性の安定度が低いという問題点や、平面的な構成である
ために小型化が困難であるという問題点を有していた。
片を接着剤などを介さずに直接接合する方法、共振周波
数−温度特性が従来よりも優れた水晶振動子、Qを高く
する構造が容易に構成できる水晶振動子、単体で任意の
共振周波数と温度特性をもった複数の振動を取り出せる
水晶振動子、発振周波数−温度特性の優れた水晶発振
器、部品点数が少なく小型で、高精度の温度補償が可能
な低価格のアナログ温度補償水晶発振器およびデジタル
温度補償水晶発振器、周波数−温度特性が安定な水晶フ
ィルタおよび小型な水晶フィルタを提供することを目的
とする。
めに本発明の水晶の直接接合方法は、表面を鏡面研磨
し、洗剤で洗浄したのち、イソプロピルアルコールによ
る洗浄および硫酸と過酸化水素水の混合液による洗浄、
もしくはイソプロピルアルコールを用いた洗浄および乾
燥、もしくはイソプロピルアルコールによる洗浄および
フッ化水素水もしくはフッ化アンモニウム水による洗浄
を行い、次に加熱乾燥を行って、前記表面が平滑平坦
で、かつ水酸基で終端された状態になるように処理した
水晶片同士を介在物なしに接触させて、前記表面の前記
水酸基の間に作用する接着力で接着させたのち、さらに
強い接着力が得られるように水晶結晶が相転移しない温
度範囲内で熱処理したことを特徴とする。
出し角度および所望の厚みを有する少なくとも2枚の水
晶片をそれぞれの結晶軸が所望の角度で交わるように直
接接合した張り合わせ水晶片を介して、励振電極を対向
設置した構成を備えたものである。
補償水晶発振器およびデジタル温度補償水晶発振器は、
所望の切り出し角度および所望の厚みを有する少なくと
も2枚の水晶片をそれぞれの結晶軸が所望の角度で交わ
るように直接接合した張り合わせ水晶片を介して、励振
電極を対向設置した構成の水晶振動子を共振素子として
具備したものである。
器は、所望の切り出し角度および所望の厚みを有する少
なくとも2枚の水晶片をそれぞれの結晶軸が所望の角度
で交わるように直接接合して、少なくとも2つの異なる
厚みを有する張り合わせ水晶片を構成し、2組の励振電
極をそれぞれ前記張り合わせ水晶片の所望の厚みを介し
て対向設置して、第1および第2の振動部を一体化した
水晶振動子を備えたものである。
り出し角度および所望の厚みを有する少なくとも2枚の
水晶片をそれぞれの結晶軸が所望の角度で交わるように
直接接合した張り合わせ水晶片を介して、少なくとも2
組の対向電極を形成した構成、もしくは両面に電極を形
成した水晶片と片面に電極を形成した少なくとも1枚の
水晶片を前記水晶片と前記電極とが交互になるように重
ね合わせ、かつ、それぞれの前記水晶片同士を前記電極
の介在しない部分で直接結合した構成を備えたものであ
る。
晶表面に結合した水酸基同士の水素結合を介して初期の
接合状態が得られ、これを熱処理することにより水酸基
の脱離反応が生じて、水晶片と水晶片が異物を介さずに
直接接合できる。
それぞれの水晶片の共振周波数−温度特性が打ち消しあ
って、温度安定な水晶振動子および水晶フィルタが実現
できる。
で、振動部の厚みと支持部の厚みが異なる三次元構造を
実現でき、高Qな水晶振動子が実現できる。
動するので、任意の共振周波数と温度特性をもった複数
の振動を取り出せる水晶振動子を実現できる。
で、周波数−温度特性の優れた水晶発振器が実現でき
る。
で、温度補償回路の簡略化,低ビット化,低電流化が実
現でき、小型,高精度で低価格なアナログ温度補償水晶
発振器およびデジタル温度補償水晶発振器が実現でき
る。
体化構成できるので、小型で高精度なデジタル温度補償
水晶発振器が実現できる。
させことができ、小型の水晶フィルタが実現できる。
の発明)について、図面を参照しながら説明する。
晶の直接接合方法のフローチャートを示したものであ
る。水晶の直接接合手順は、(1)鏡面研磨、(2)洗浄、
(3)乾燥、(4)接触、(5)熱処理の各工程である。
く説明する。
晶片の表面を凹凸が数百オングストローム程度の平滑か
つ平坦な状態にする。
(1)の際に付着した汚れや研磨粒子などを取り除くため
に、洗剤を用いた湿式スクラブ洗浄およびイソプロピル
アルコールを用いた洗浄を行い、さらに硫酸と過酸化水
素水の混合液を用いて洗浄する。この状態で水晶表面
は、水晶表面原子のダングリングの結合手に水酸基が結
合し、さらにこれら水酸基は周囲の水分子と水素結合し
ている状態である。
に水素結合している水分子を取り除くために、埃などの
異物が付着しない環境で加熱乾燥する。例えば、300℃
で1時間保持する。ここまでの手順が終了した水晶片の
表面は、水晶片の表面原子とダングリング結合した水酸
基で終端されている。
表面状態の水晶片同士を接触させると、接触面におい
て、片方の水晶片の表面に結合している水酸基とそれと
対向する水晶片の表面に結合している水酸基とが互いに
水素結合し、この水素結合によって接着剤などの介在物
なしに水晶片同士の初期の弱い接合状態が得られる。
よび電気的な特性を向上させる目的で、互いに初期の接
合をした水晶片同士を、水晶結晶が相転移しない温度範
囲内で熱処理を行う。例えば、大気圧下では500℃で行
えばよい。熱処理により、水晶片同士の初期の接合に寄
与していた水酸基は脱水縮合し、一部は水晶片の接合界
面を通って外部に放出し、一部は水晶結晶中に拡散する
などして水晶片同士が強固に直接接合する。
を取り入れて水分子を取り除くのは、後の熱処理の工程
で水分子が脱離反応を起こしてガス化することを防い
で、より良好な直接接合状態が得られ、水晶の直接接合
の歩留まりを向上させるためである。
機械的に強固に水晶片同士を直接接合することができ
る。さらに、直接接合した水晶片に弾性振動を電気的に
励振させたとき、直接接合界面において弾性振動は連続
的に伝搬し、直接接合した水晶片は一体となって弾性振
動をする。例えば、厚みすべり振動モードの共振周波数
が(数1)で表される水晶片を2枚直接接合した場合の共
振周波数は、(数2)で表すことができ、同一の水晶片を
直接接合すれば、2枚の水晶片を合わせた厚みをもつ1
枚の水晶片と同じ共振周波数をもつことになる。
た、直接接合界面は弾性振動を妨げる要因とはならない
ので、直接接合した水晶片のQは劣化しない。
載の発明)について、図面を参照しながら説明する。
晶の直接接合方法のフローチャートを示したものであ
る。水晶の直接接合手段は、(1)鏡面研磨、(2)洗浄、
(3)乾燥、(4)接触、(5)熱処理の各工程である。
程(1)ないし(5))および効果については本発明の第1の
実施例の場合と同様であるが、本発明の第2に実施例に
おいては、洗浄工程(2)において、加熱乾燥工程(3)の前
の予備乾燥としてイソプロピルアルコールを用いた乾燥
を用いることにより、洗浄後に水晶表面に付着する埃な
どの異物を少なくすることができる。
載の発明)について、図面を参照しながら説明する。
晶の直接接合方法のフローチャートを示したものであ
る。水晶の直接接合手段は、(1)鏡面研磨、(2)洗浄、
(3)乾燥、(4)接触、(5)熱処理の各工程である。
び効果については本発明の第1の実施例の場合と同様で
あるが、本発明の第3の実施例においては、洗浄工程
(2)において、フッ化水素水もしくはフッ化アンモニウ
ム水による洗浄を行うことにより、水晶表面を化学的に
研磨処理することが可能となり、より清浄な表面を得る
ことができる。
の各実施例において、加熱乾燥の代わりに乾燥した雰囲
気中で長時間保持する工程を用いてもよい。
(請求項4記載の発明)について図面を参照しながら説明
する。
振動子を示すものであり、(a)は側面図、(b)は(a)を上
からみた平面図、(c)は張り合わせた水晶片の共振周波
数−温度特性の一例図である。図4(a),(b)において、
101および102は水晶片、103は励振電極であり、104は張
り合わせ水晶片である。Pは水晶片101および102両方の
板面の法線であり、X1,Y1およびZ1は水晶片101の結
晶軸、X2,Y2およびZ2は水晶片102の結晶軸であり、
θはPとZ1のなす角度、φはPとZ2のなす角度であ
る。
うに前記第1ないし第3の実施例による直接接合方法に
より直接接合して一体となり、張り合わせ水晶片104と
なっている。また、励振電極103は張り合わせ水晶片104
を介して対向設置されている。
て、以下その動作を説明する。
(P方向の電界)が加えられると、厚みすべり歪を生じ、
それぞれの共振周波数f1とf2はそれぞれの厚みと弾性
定数を用いて(数1)で表される。
るので、接合面において弾性振動が連続しており、この
とき張り合わせ水晶片104の共振周波数fは(数2)で表
される。したがって、張り合わせ水晶片104の温度特性
は、水晶片101および102の共振周波数−温度特性(すな
わち、切り出し角度θおよびφ)および厚みの比で決定
される。例えば、水晶片101と水晶片102の厚みの比を
5:1とし、θおよびφをそれぞれ55.01゜(ATカッ
ト)および145.00゜(BTカット)とすれば、図4(c)に示
すように10〜80℃の温度範囲(横軸)において、その周波
数偏差量(縦軸)は、±1.0ppmの周波数安定度が得られ
る。
り出し角度と所望の厚みを有する2つの水晶片を、所望
の結晶軸関係となるように直接接合した張り合わせ水晶
片を介して励振電極を対向設置しているので、それぞれ
の水晶片がもつ共振周波数−温度特性が互いに打ち消し
あって、図4(c)に示すように、広い温度範囲にわたっ
て共振周波数の安定な水晶振動子を実現できる。
を参照しながら説明する。
振動子を示すものであり、(a)は側面図、(b)は(a)を上
から見た平面図である。図5において、111,112および
113は水晶片、114は励振電極であり、115は張り合わせ
水晶片である。Pは水晶片111,112および113全ての板
面の法線である。また、X1,Y1およびZ1は水晶片111
の結晶軸、X2,Y2およびZ2は水晶片112の結晶軸、X
3,Y3およびZ3は水晶片113の結晶軸であり、θ,φお
よびξはそれぞれPとZ1,PとZ2およびPとZ3のな
す角度である。水晶片111,112および113はX1,X2お
よびX3とが一致するように直接接合して一体となり、
張り合わせ水晶片115となっている。また、励振電極114
は、張り合わせ水晶片115を介して対向設置されてい
る。
周波数−温度特性は、第4の実施例と同様に水晶片11
1,112および113の厚みの比とそれぞれの切り出し角度
θ,φおよびξによって、所望のものとすることができ
る。また、第4の実施例に比べて、3枚の水晶片を直接
接合して張り合わせ水晶片を形成した場合には、より安
定度の高い共振周波数−温度特性をもつ張り合わせ水晶
振動子を実現できる。
(請求項5記載の発明)について図面を参照しながら説明
する。
振動子を示すものであり、(a)は側面図、(b)は(a)を上
から見た平面図である。図6において、121および122は
水晶片、123は励振電極であり、124は張り合わせ水晶片
である。水晶片121および122はそれぞれの片面は中央部
が厚く、端部に向かうにつれて薄く加工(コンベックス
加工)されている。水晶片121と122は第4の実施例(図
4)で示したような結晶軸関係および厚みの比で、コン
ベックス加工されていない側で直接接合して一体とな
り、張り合わせ水晶片124となっている。また、励振電
極123は、張り合わせ水晶片124を介して対向設置されて
いる。
と同様に、広い温度範囲にわたって共振周波数を安定に
保つことができると同時に、張り合わせ水晶片124の中
央部が厚く端部に向かうにつれて薄くなっているので弾
性振動を中央部に閉じ込める効果が得られ、高Qな水晶
振動子を実現できる。
び122は両面コンベックス加工もしくは片面または両面
の端部の角を落とした加工(ベベル加工)をした水晶片を
用いても同様の結果が得られる。
第6の各実施例において、張り合わせ水晶片を構成する
ために直接接合する水晶片の切り出し角度,厚み,枚数
および互いの結晶軸の関係には一切の限定はなく、張り
合わせ水晶片が所望の共振周波数−温度特性をもつよう
に設定することができる。
おいても、本発明の第4および第5の実施例で示したよ
うな張り合わせ水晶片を用いて、所望の温度特性を実現
することができる。
いて図面を参照しながら説明する。
ら第10の実施例における水晶振動子を示すものであり、
各図において(a)は側面図、(b)は(a)を上から見た平面
図である。
32は水晶片、133は励振電極、134および135は支持部、1
36は振動部であり、137は張り合わせ水晶片である。水
晶片131と132は、振動部136において直接接合して一体
となり、張り合わせ水晶片137となっている。また、励
振電極133は、振動部136を介して対向設置されている。
片、142は水晶片141よりも大きい水晶片、143は励振電
極、144および145は支持部、146は振動部であり、147は
張り合わせ水晶片である。水晶片141と142はそれぞれの
中心がほぼ一致するように直接接合して一体となり、張
り合わせ水晶片147となっている。また、励振電極143
は、振動部146を介して対向設置されている。
よび153は水晶片、154は励振電極、155および156は支持
部、157は振動部であり、158は張り合わせ水晶片であ
る。水晶片152と153は水晶片151より小さく、図9に示
す接合順序で、それぞれの中心がほぼ一致するように直
接接合して一体となり、張り合わせ水晶片158となって
いる。また、励振電極154は、振動部157を介して対向設
置されている。
よび163は水晶片、164は励振電極、165および166は支持
部、167は振動部であり、168は張り合わせ水晶片であ
る。水晶片161,162および163は、図10に示す接合順序
で直接接合して一体となり、張り合わせ水晶片168とな
っている。また、励振電極164は、振動部167を介して対
向設置されている。
実施例では、励振電極に電界が加えられると振動部は厚
みすべり歪を生じ、(数1)および(数2)に示すように振
動部の共振周波数はそれぞれの水晶片の厚みおよび弾性
定数によって決まる。振動部に発生した弾性振動は、支
持部を通って張り合わせ水晶片の端部まで伝達しようと
するが、支持部の厚みが振動部より薄く構成されている
ので、弾性振動は支持部では急激に減衰する。
よれば、少なくとも2枚の水晶片を直接接合して中央部
の厚い張り合わせ水晶片を構成し、前記中央部の厚い部
分を介して励振電極を設置しているので、弾性振動を閉
じ込めることができ、高Qの水晶振動子を容易に実現す
ることができる。
載の発明)について図面を参照しながら説明する。
振動子を示すものであり、(a)は側面図、(b)は(a)を上
から見た平面図である。図11において、171は中央部に
穴171aのあいた水晶片、172は水晶片、173は励振電極
であり、174は張り合わせ水晶片である。水晶片171と17
2は直接接合して一体となり、張り合わせ水晶片174を構
成している。また、励振電極173は、中央部の水晶片171
と172が張り合わされていない振動部177で水晶片172を
介して対向設置されている。また、水晶片171および172
が直接接合している領域において支持部175および176が
形成されている。
は、励振電極173に電界が加えられると水晶片172は厚み
すべり歪を生じ、(数1)および(数2)に示すように振動
部の共振周波数は厚みおよび弾性定数によって決まる。
振動部177に発生した弾性振動は張り合わせ水晶片174の
端部まで伝達しようとするが、振動部177よりも支持部1
75および176の厚みが厚く、つまり、中央部の厚みが周
辺部よりも薄い張り合わせ水晶片で構成されているの
で、弾性振動を振動部177に閉じ込めることができる。
少なくとも2枚の水晶片を直接接合して中央部の薄い張
り合わせの水晶片を構成し、前記中央部の薄い部分を介
して励振電極を設置しているので、弾性振動を閉じ込め
ることができ、高Qの水晶振動子を容易に実現すること
ができる。
10および第11の各実施例において、直接接合する水晶片
の枚数および厚みについての限定は一切なく、振動部の
厚みが支持部の厚みよりも厚く、もしくは薄く構成され
ていれば同様の効果を得ることができる。
び第11の各実施例において、例えば本発明の前記第4,
第5および第6の各実施例で示したような切り出し角度
および厚みの水晶片を、また結晶軸関係で直接接合して
振動部を構成すれば、共振周波数−温度特性が安定で、
かつ高Qな水晶振動子を実現することができる。
10および第11の各実施例において振動部および支持部の
形状についての限定は一切なく、水晶片の形状も本発明
の実施例で示した円板形状にこだわることなく、角板形
状など任意の形状を用いることができる。
7,第8,第9,第10および第11の各実施例において、
水晶片に本発明の第6の実施例(図6)で示したような両
面または片面のコンベックス加工またはベベル加工を施
した水晶片を用いてもよいし、コンベックス加工(水晶
片の中央部が周辺部に比べて厚く加工)もしくは、ベベ
ル加工(水晶片の片面または両面の角を落とした加工)し
た水晶片と平板の水晶片を組み合わせてもよい。
実施例(請求項7記載の発明)について、図面を参照しな
がら説明する。
の第12,第13および第14の各実施例における水晶振動子
の構造を示す側面図である。
82は異なる厚みの水晶片、183は直接接合部、184および
185は励振電極であり、186は張り合わせ水晶片である。
水晶片181および182は互いに直接接合して一体となり、
張り合わせ水晶片186を形成している。張り合わせ水晶
片186は水晶片181と182を組み合わせた厚みの直接接合
部183と水晶片181だけの厚みの部分(図中、左側の励振
電極185の部分)を有している。励振電極184は直接接合
部183を介して対向設置されており、励振電極185は水晶
片181を介して対向設置されている。
1,192および193は、それぞれ異なる厚みの水晶片、194
は直接接合部、195および196は励振電極であり、197は
張り合わせ水晶片である。水晶片191,192および193は
互いに直接接合して一体となり、張り合わせ水晶片197
を形成している。張り合わせ水晶片197は、水晶片191,
192および193を合わせた厚みの直接接合部194と水晶片1
91だけの厚みの部分(図中、左側の励振電極195の部分)
を有している。励振電極196は直接接合部194を介して対
向設置されており、励振電極195は水晶片191を介して対
向設置されている。
各実施例では、励振電極に電界が加えられると、厚みす
べり歪を生じ、励振電極185および195間の水晶片は(数
1)で表される共振周波数で振動する。また、直接接合
部は第4の実施例(図4)で説明したように(数2)で表さ
れる共振周波数で振動する。
よれば、それぞれ2枚または3枚の水晶片を直接接合し
て2つの厚みを有する張り合わせ水晶片186,197を構成
し、それぞれの厚みを介して2組の励振電極を対向設置
しているので、任意の2つの共振周波数をもった水晶振
動子を容易に実現することができる。
振動子の構成を示す側面図である。図14において、201
および202は厚さの異なる水晶片、203は直接接合部、20
4,205および206は励振電極であり、207は張り合わせ水
晶片である。水晶片201および202は互いに直接接合して
一体となり、張り合わせ水晶片207を形成している。張
り合わせ水晶片207は、水晶片201および202を合わせた
厚みの直接接合部203と、水晶片201および202だけの厚
みの部分(図中、左側と右側の励振電極205,206の部分)
を有している。励振電極204は直接接合部203を介して対
向設置されており、励振電極205および206はそれぞれ水
晶片201および202を介して対向設置されている。
および第13の各実施例と同様にして、任意の3つの共振
周波数をもった水晶振動子を実現することができる。
12,第13および第14の各実施例において、水晶片181,1
91および201,202は、張り合わせ水晶片186,197および
207と同様な直接接合した張り合わせ水晶片で構成して
もよく、前記と同様に任意の3つの共振周波数をもった
水晶振動子を実現することができる。
実施例(請求項8記載の発明)について図面を参照しなが
ら説明する。
の第15,第16および第17の各実施例における水晶振動子
の構造を示す側面図である。
よび213は、それぞれ厚みの異なる水晶片で、211と213
は同じ厚みである。216および217は励振電極であり、21
4,215は直接接合部、218は張り合わせ水晶片である。
水晶片211は水晶片212および213と直接接合して一体と
なり、張り合わせ水晶片218を形成している。張り合わ
せ水晶片218は、水晶片211および212を合わせた厚みの
直接接合部214と水晶片211および213を合わせた厚みの
直接接合部215を有し、さらに、直接接合部214と215の
間に水晶片211だけの厚みの部分(図中、中央部分)を有
している。励振電極216は、直接接合部214を介して対向
設置されており、励振電極217は直接接合部215を介して
対向設置されている。
223および224は厚みの異なる水晶片である。227および2
28は励振電極であり、225,226は直接接合部、229は張
り合わせ水晶片である。水晶片221と水晶片222,223お
よび224は直接接合して一体となり、張り合わせ水晶片2
29を形成している。張り合わせ水晶片229は、水晶片22
1,222および223を合わせた厚みの直接接合部225と水晶
片221および224を合わせた厚みの直接接合部226を有
し、さらに、直接接合部225と226の間に水晶片221だけ
の厚みの部分を有している。励振電極227は、直接接合
部225を介して対向設置されており、励振電極228は直接
接合部226を介して対向設置されている。
よれば、前記第12および第13の実施例(図12,図13)と同
様に、任意の2つの共振周波数をもった水晶振動子を得
ることができ、さらに、2つの直接接合部の間に、両直
接接合部より薄い領域を設けることができるので、2つ
の直接接合部それぞれに発生する弾性振動を内部に閉じ
込めることができ、両弾性振動間のアイソレーションを
高くすることができる。
振動子の構造を示す側面図である。図17において、23
1,232および233は厚みの異なる水晶片、234,235,236
は直接接合部、237および238は励振電極であり、239は
張り合わせ水晶片である。水晶片231と水晶片232および
233は、それぞれ直接接合して一体となり、張り合わせ
水晶片239を形成している。張り合わせ水晶片239は、水
晶片231および232を合わせた厚みの直接接合部234、水
晶片231および233を合わせた厚みの直接接合部235およ
び水晶片231,232および233を合わせた厚みの直接接合
部236を有している。励振電極237は、直接接合部234を
介して対向設置されており、励振電極238は、直接接合
部235を介して対向設置されている。
記第12および第13の実施例(図12,図13)と同様に、任意
の2つの共振周波数をもった水晶振動子を得ることがで
き、さらに、直接接合部234と235との間に、両直接接合
部より厚い直接接合部236を設けることができるので、
直接接合部234および235それぞれに発生する弾性振動を
内部に閉じ込めることができ、両弾性振動間のアイソレ
ーションを高くすることができる。
15,第16および第17の各実施例において、水晶片の枚
数,切り出し角度,厚みおよび直接接合する際の結晶軸
関係についての限定は一切なく、例えば本発明の第4,
第5および第6の各実施例で示したように、それぞれの
水晶片もしくは張り合わせ水晶片が所望の共振周波数−
温度特性をもつように自由に設定することができる。
任意の数の所望の周波数を得るように設定することがで
きる。
一切の限定はなく、円形や方形など任意に設定すること
ができる。また、水晶片に前記第6の実施例で示したよ
うなコンベックス加工された水晶片を使用することもで
きる。
例において、励振電極の数,パターン形状,組成および
厚みには一切限定はない。
載の発明)について図面を参照しながら説明する。
発振器の回路図である。図18において、241は本発明の
前記第4から第11の各実施例(図4から図11)に記載した
ような水晶振動子であり、所望の切り出し角度および所
望の厚みを有する少なくとも2枚の水晶片を、それぞれ
の結晶軸が所望の角度で交わるように直接接合した張り
合わせ水晶片を介して、励振電極を対向設置した構成に
より、広い温度範囲にわたって共振周波数の安定な水晶
振動子である。また、242は発振回路、243は出力端子で
ある。
水晶振動子241の共振周波数の近傍において、発振回路2
42と水晶振動子241による発振条件が満足され、出力端
子243から発振信号が出力される。ここで、出力周波数
−温度特性は水晶振動子241の共振周波数−温度特性で
ほぼ決定される。
から第11の各実施例に示したような温度に対し、安定な
水晶振動子を共振素子として用いているので、広い温度
範囲にわたって出力周波数の安定な水晶発振器を実現で
きる。
載の発明)について図面を参照しながら説明する。
ログ温度補償水晶発振器の回路図である。図19におい
て、251は本発明の前記第4から第11の各実施例(図4か
ら図11)に記載したような水晶振動子であり、所望の切
り出し角度および所望の厚みを有する少なくとも2枚の
水晶片を、それぞれの結晶軸が所望の角度で交わるよう
に直接接合した張り合わせ水晶片を介して、励振電極を
対向設置した構成により、広い温度範囲にわたって共振
周波数の安定な水晶振動子である。また、252は温度補
償回路、253は発振回路、254は出力端子であり、温度補
償回路252は感温素子、抵抗および容量素子などで構成
され、温度によってリアクタンスの変化する回路であ
る。
水晶発振器では、水晶振動子251のリアクタンス(共振周
波数)の温度による変化を温度補償回路252で補償するこ
とにより、出力周波数−温度特性を安定にしている。と
ころで、水晶振動子251の共振周波数−温度特性は図4
(c)に示すように10℃から80℃までの温度範囲において
±1.0ppmの周波数安定度が得られるので、携帯電話機
などの移動体通信機器用の温度補償水晶発振器を構成す
る場合、温度補償が必要になるのは−30℃から10℃の温
度範囲となる。したがって、従来、高温用と低温用にそ
れぞれ独立に必要であった温度補償回路が低温用の温度
補償回路だけでよいことになり、温度補償回路252の回
路規模を半分にすることができる。
の第4から第11の各実施例で示したような広い温度範囲
にわたって共振周波数の安定な水晶振動子を用いること
により、温度補償回路の規模を半減でき、製造工程およ
び調整工程の簡略化を図れるので、小型で低価格なアナ
ログ温度補償水晶発振器を実現できる。
素子としては、サーミスタやダイオードなどを使用で
き、容量素子としては、コンデンサや可変容量ダイオー
ドなどが使用できる。
ついて図面を参照しながら説明する。
ら第22の各実施例におけるデジタル温度補償水晶発振器
の構成を示すブロック図である。
において、左のブロックから266は温度センサ、265はA
/D変換器、264は記憶装置、263はデジタル信号制御の
可変リアクタンス回路、262は発振回路である。また、2
61は本発明の前記第4から第11の各実施例に記載したよ
うな水晶振動子であり、所望の切り出し角度および所望
の厚みを有する少なくとも2枚の水晶片をそれぞれの結
晶軸が所望の角度で交わるように直接接合した張り合わ
せ水晶片を介して、励振電極を対向設置した構成によ
り、広い温度範囲にわたって共振周波数の安定な水晶振
動子である。
回路263および発振回路262からなるデジタル制御水晶発
振器である。
2記載の発明)について図面を参照しながら説明する。
センサ、274はA/D変換器、275は記憶装置、276はプ
ログラマブル分周器、272は水晶発振器、271は本発明の
前記第4から第11の各実施例で示したような、所望の切
り出し角度および所望の厚みを有する少なくとも2枚の
水晶片をそれぞれの結晶軸が所望の角度で交わるように
直接接合した張り合わせ水晶片を介して、励振電極を対
向設置した構成により、広い温度範囲にわたって共振周
波数の安定な水晶振動子であり、水晶発振器272の共振
素子となっている。
83は水晶発振器、284は周波数カウンタ、285は記憶装
置、286はプログラマブル分周器、281は本発明の前記第
4から第11の各実施例で示したような、所望の切り出し
角度および所望の厚みを有する少なくとも2枚の水晶片
をそれぞれの結晶軸が所望の角度で交わるように直接接
合した張り合わせ水晶片を介して、励振電極を対向設置
した構成により、広い温度範囲にわたって共振周波数の
安定な水晶振動子であり、水晶発振器282の共振素子と
なっている。また、水晶発振器283は温度センサとして
用いる水晶発振器であり、温度検知が容易な共振周波数
−温度特性をもった水晶振動子を用いて構成されてい
る。
水晶発振器では、記憶装置264,275および285にA/D
変換器265もしくは274、もしくは周波数カウンタ284の
出力信号と、可変リアクタンス回路263、もしくはプロ
グラマブル分周器276もしくは286の制御信号とを対応さ
せたデータを予め記憶しておく。これによって、温度変
化に対応して可変リアクタンス回路のリアクタンスもし
くはプログラマブル分周器の分周比が変化し、水晶振動
子の共振周波数−温度特性を補償して発振出力周波数を
安定にしている。
動子261,271および281の特性は前記図4(c)に示すよう
に10℃から80℃までの温度範囲において±1.0ppmの周
波数安定度が得られるので、携帯電話機などの移動体通
信機器用の温度補償水晶発振器を構成する場合、温度補
償が必要になるのは−30℃から10℃の温度範囲となり、
温度範囲が従来のほぼ2/5と、大幅に軽減される。
施例によれば、本発明の前記第4から第11の実施例に示
したような広い温度範囲にわたって共振周波数の安定な
水晶振動子を用いているので、補償する温度範囲が大幅
に減少し、記憶装置の容量やA/D変換器のビット数を
減少させることができ、製造および調整工程を簡略化で
きるので、小型,低消費電流で低価格のデジタル温度補
償水晶発振器が実現できる。また、温度センサも低温で
温度検知が可能であればよく、素子や回路の自由度が大
きくなる。
において、温度センサとしては、サーミスタやダイオー
ドなどを用いた温度によって電位差や電流値が変化する
素子や回路を用いることができる。また、温度センサと
して水晶発振器を用いることもでき、水晶発振器を用い
たときには、A/D変換器として周波数カウンタを用い
ることができる。
変リアクタンス回路としては、例えば、D/A変換器と
可変容量ダイオードを用いて、D/A変換器の出力電圧
を可変容量ダイオードに印加する方法や、デジタル信号
によるスイッチングで直接容量値を変化させる方式など
を用いることができる。
晶振動子281と水晶発振器283に用いられている水晶振動
子は、例えば本発明の前記第12,第13,第15,第16およ
び第17の各実施例で示したような構成により一体化して
構成することができる。
21および第22の各実施例において、図18ないし図22の水
晶振動子241,251,261,271および281は必ずしも前記
図4(c)に示したような共振周波数−温度特性をもつ水
晶振動子を用いる必要はなく、所望の温度範囲において
安定した共振周波数−温度特性が得られるように、直接
接合する水晶片の枚数、それぞれの切り出し角度、厚み
および結晶軸関係を任意に設定することができる。
(請求項13記載の発明)について、図面を参照しながら説
明する。
ら第26の各実施例におけるデジタル温度補償水晶発振器
の構成を示すブロック図である。
明の前記第12の実施例(図12)に示したような単体で任意
の共振周波数と温度特性をもった2つの振動を取り出せ
る水晶振動子である。292および293は水晶振動子291上
に形成された2つの第1,第2の振動部である。294は
第1の発振回路、295はデジタル信号制御の可変リアク
タンス回路であり、296は前記第1の振動部292と第1の
発振回路294および可変リアクタンス回路295からなるデ
ジタル制御水晶発振器である。297は記憶装置、298はA
/D変換器である。また、299は第2の発振回路であ
り、300は前記第2の振動部293と第2の発振回路299か
らなる温度センサである。ここで、第2の振動部293が
容易に温度検知できるような共振周波数−温度特性をも
ち、かつ第1の振動部292が安定な共振周波数−温度特
性をもつように、水晶振動子291を構成している2枚の
水晶片は切り出し角度,厚みおよび結晶軸関係が設定さ
れ、直接接合されている。
明の前記第12の実施例(図12)に示したような、単体で任
意の共振周波数と温度特性をもった2つの振動を取り出
せる水晶振動子である。302および303は水晶振動子301
上に形成された2つの第1,第2の振動部である。304
は前記第1の振動部302と、第1の発振回路294および可
変リアクタンス回路295からなるデジタル制御水晶発振
器であり、305は前記第2の振動部303と第2の発振回路
299からなる温度センサである。ここで、第2の振動部3
03が容易に温度検知できるような共振周波数−温度特性
をもち、かつ第1の振動部302が安定な共振周波数−温
度特性をもつように、水晶振動子301を構成している2
枚の水晶片は切り出し角度,厚みおよび結晶軸関係が設
定され、直接接合されている。
明の前記第13の実施例(図13)に示したような単体で任意
の共振周波数と温度特性をもった2つの振動を取り出せ
る水晶振動子である。312および313は水晶振動子311上
に形成された2つの第1,第2の振動部である。314は
第1の振動部312と第1の発振回路294および可変リアク
タンス回路295からなるデジタル制御水晶発振器であ
り、315は第2の振動部313と第2の発振回路299からな
る温度センサである。ここで、第2の振動部313が容易
に温度検知できるような共振周波数−温度特性をもち、
かつ第1の振動部312が安定な共振周波数−温度特性を
もつように、水晶振動子311を構成している3枚の水晶
片は切り出し角度,厚みおよび結晶軸関係が設定され、
直接接合されている。
明の前記第15の実施例(図15)に示したような単体で任意
の共振周波数と温度特性をもった2つの振動を取り出せ
る水晶振動子である。322および323は水晶振動子321上
に形成された2つの第1,第2の振動部である。324は
第1の振動部322と第1の発振回路294および可変リアク
タンス回路295からなるデジタル制御水晶発振器であ
り、325は第2の振動部323と第2の発振回路299からな
る温度センサである。ここで、第2の振動部323が容易
に温度検知できるような共振周波数−温度特性をもち、
かつ第1の振動部322が安定な共振周波数−温度特性を
もつように、水晶振動子321を構成している3枚の水晶
片は切り出し角度,厚みおよび結晶軸関係が設定され、
直接接合されている。
水晶発振器において、記憶装置に温度センサの出力信号
をA/D変換器で変換したデジタル信号と可変リアクタ
ンス回路の制御信号とを対応させたデータをあらかじめ
記憶させておく。これによって、温度変化に対応して可
変リアクタンス回路のリアクタンスが変化し、デジタル
制御水晶発振器の出力周波数を安定にすることができ
る。また、温度センサ用とデジタル制御水晶発振器用の
振動部が一体形成されているので、両者間に生じる温度
差はほとんど皆無になり、デジタル制御発振器用の振動
部の温度情報を正確に得ることができる。
施例によれば、本発明の前記第12,第13および第15の各
実施例で示したような単体で任意の共振周波数と温度特
性をもった2つの振動を取り出せる水晶振動子を用いる
ことにより、温度センサ用とデジタル制御水晶発振器用
の振動部を一体形成でき、しかもそれぞれの振動部を目
的に応じた最適な温度特性に別個に設定できるので、小
型,安価で、しかも低ビット数でも高精度の温度補償が
できるデジタル温度補償水晶発振器を実現できる。
部312の振動子311は前記第13の実施例(図13)に示す3枚
の水晶片(191,192,193)を張り合わせた水晶片197を構
成しており、第23および第24の実施例に比べてより安定
度の高い共振周波数−温度特性とすることができ、より
高精度、低ビット化したデジタル温度補償水晶発振器を
得ることができる。
2の振動部322,323の間に、両振動部いずれの厚みより
薄い領域を設けているので、両振動部それぞれに発生す
る弾性振動間のアイソレーションを高くすることができ
る。なお、本発明の第26の実施例においては、2つの第
1,第2の振動部の間の厚みが両振動部いずれの厚みよ
りも薄くなるように構成したが、必ずしも薄く必要はな
く、本発明の第17の実施例(図17)に記載した水晶振動子
のように2つの振動部234,235の間の直接接合部236の
厚みを、両振動部234,235の厚みより厚くした場合でも
同様の効果が得られる。
載の発明)について、図面を参照しながら説明する。
度補償水晶発振器の構成を示すブロック図である。図27
において、331は本発明の第14の実施例(図14)に示した
ような単体で任意の共振周波数と温度特性をもった3つ
の振動を取り出せる水晶振動子である。332,333および
334は水晶振動子331上に形成された3つの第1,第2お
よび第3の振動部である。335は第1の振動部332と第1
の発振回路294および可変リアクタンス回路295からなる
デジタル制御水晶発振器であり、336は第2の振動部333
と第2の発振回路299からなる第1の温度センサであ
り、337は第3の振動部334と第3の発振回路338からな
る第2の温度センサである。ここで、第2,第3の振動
部333および334が容易に温度検知できるような共振周波
数−温度特性をもち、かつ第1の振動部332が安定な共
振周波数−温度特性をもつように、水晶振動子331を構
成している2枚の水晶片は切り出し角度,厚みおよび結
晶軸関係が設定され、直接接合されている。
ば、本発明の前記第23から第26の各実施例の効果に加え
て、第1,第2の温度センサ336および337の両方を用い
て温度検知を行うので、より精度良く温度検知が行え
る。
振電極は4組以上設けてもよく、4組以上の励振電極を
形成した場合でも同様の効果が得られる。
例において水晶片の切り出し角度,厚み,形状および枚
数の限定は一切なく、振動部が所望の特性をもつように
自由に設定することができる。また、張り合わせた際の
結晶軸の関係についても所望の特性が得られるように自
由に設定することができる。また、A/D変換器として
は周波数カウンタなどを用いることができる。さらに、
可変リアクタンス回路としては、例えば、D/A変換器
と可変容量ダイオードを用いて、D/A変換器の出力電
圧を可変容量ダイオードに印加する方法や、デジタル信
号によるスイッチングで直接容量値を変化させる方式な
どを用いることができる。
(請求項15記載の発明)について、図面を参照しながら説
明する。
タの構造を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図
である。図28において、341と342は水晶片、344,345,
346および347は電極である。水晶片341と342は周波数温
度特性が互いに打ち消し合うように所望の切り出し角度
および所望の厚みを有しており、しかもそれぞれの結晶
軸が所望の角度をもって交わるように直接接合されて張
り合わせ水晶片343となっている。電極344と345および3
46と347は張り合わせ水晶片343を介して対向設置されて
いる。
いて、以下その動作を説明する。
ずれか一方の電極は通常接地される。例えば、電極345
と347を接地し、電極344を入力端子,電極346を出力端
子としたとき、電極344に電気信号を入力すると、張り
合わせ水晶片343はその厚みや弾性定数で決まる周波数
で共振する。この共振は張り合わせ水晶片343中を機械
的に伝達し、その結果、電極346と347との間に電界が発
生し、電極346から電気信号を取り出せる。すなわち、
張り合わせ水晶片343の厚みや弾性定数で決まる共振周
波数の帯域通過フィルタとなる。さらに、張り合わせ水
晶片343は周波数温度特性が互いに打ち消し合うような
水晶片341と342を張り合わせて構成されているので、温
度に対して共振周波数が安定している。
波数−温度特性が互いに打ち消し合うように所望の切り
出し角度および所望の厚みをもった2枚の水晶片を、そ
れぞれの水晶片の結晶軸が所望の角度をもって交わるよ
うに直接接合した張り合わせ水晶片を介して電極を対向
設置しているので、周波数温度特性の安定した水晶フィ
ルタを実現することができる。
面を参照しながら説明する。
タの構造を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図
である。
実施例の動作は前記第28の実施例(図28)と同様である
が、接地する電極を電極348に一つにまとめることによ
って構造および組み立てを簡単にしたものである。
載の発明)について図面を参照しながら説明する。
タの構造を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図
である。
び351,352および353は電極である。両面に電極352と35
3が対向して形成された水晶片350と片面に電極351が形
成された水晶片349が、水晶片349を介して電極351と352
が対向するように電極352を介さない部分で直接接合さ
れている。
いて、以下その動作を説明する。
が電気信号を入出力する電極になる。例えば、電極351
に電気信号を入力すると、水晶片350はその寸法や弾性
定数で決まる周波数で共振する。水晶片349と350は直接
接合されているので、この共振は機械的に水晶片349に
伝達し、電極351と352の間に電界が発生し、電極353か
ら電気信号を出力する。
極を挾んで2つの水晶振動子を直接接合することによっ
て、共振を立体的に結合させることができるので小型の
水晶フィルタを実現することができる。
載の発明)について図面を参照しながら説明する。
タの構造を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図
である。
水晶片である。水晶片355と356および357と358はそれぞ
れ周波数特性が互いに打ち消し合うように、所望の切り
出し角度および所望の厚みを有しており、しかも結晶軸
が所望の角度をもって交わるように、それぞれ直接接合
されて張り合わせ水晶片359および360となっている。本
実施例の動作は、前記第30の実施例(図30)と同様である
が、図30における水晶片349と350の代わりに張り合わせ
水晶片359と360を用いているので、前記第28の実施例
(図28)と同様に安定した周波数温度特性を得ることがで
きる。
て、水晶片および電極の形状は方形としたが、円形など
任意の形状を用いてもよい。また、水晶片の枚数,切り
出し角度,厚みおよび直接接合する際の結晶軸関係につ
いての限定は一切ない。さらに、電極の数,パターン形
状,組成および厚みについての限定は一切ない。
面研磨し、洗剤で洗浄したのち、イソプロピルアルコー
ルによる洗浄および硫酸と過酸化水素水の混合液による
洗浄を行い、次に加熱乾燥を行って、前記表面が平滑平
坦で、かつ水酸基で終端された状態になるように処理し
た水晶片同士を介在物なしに接触させて、前記表面の前
記水酸基の間に作用する接着力で接着させたのち、さら
に強い接着力が得られるように水晶結晶が相転移しない
温度範囲内で熱処理することにより、水晶の直接接合が
可能となり、三次元的な加工性を向上させ、かつ共振周
波数−温度特性などを改善した水晶振動子を実現するこ
とができる。
みを有する少なくとも2枚の水晶片をそれぞれの結晶軸
が所望の角度で交わるように直接接合した張り合わせ水
晶片を介して、励振電極を対向設置することにより、広
い温度範囲において共振周波数の安定な水晶振動子を実
現できる。
みを有する少なくとも2枚の水晶片をそれぞれの結晶軸
が所望の角度で交わるように直接接合して、中央部の厚
みが周辺部の厚みの異なる張り合わせ水晶片を構成し、
前記張り合わせ水晶片の中央部を介して励振電極を対向
設置することによってQ値の高い水晶振動子を実現でき
る。
みを有する少なくとも2枚の水晶片をそれぞれの結晶軸
関係が所望の角度で交わるように直接接合して、少なく
とも2つの異なる厚みを有する張り合わせ水晶片を構成
し、少なくとも2組の励振電極をそれぞれ前記張り合わ
せ水晶片の所望の厚みを介して対向設置することによ
り、単体で任意の共振周波数と温度特性をもった複数の
振動を有する水晶振動子を実現できる。
みを有する少なくとも2枚の水晶片をそれぞれの結晶軸
が所望の角度で交わるように直接接合した張り合わせ水
晶片を介して、励振電極を対向設置した構成の水晶振動
子を共振素子として用いることにより、広い温度範囲に
わたって出力周波数の安定な水晶発振器および小型,低
消費電流,高精度で低価格なアナログもしくはデジタル
温度補償水晶発振器が実現できる。
みを有する少なくとも2枚の水晶片をそれぞれの結晶軸
が所望の角度で交わるように直接接合して、少なくとも
2つの異なる厚みを有する張り合わせ水晶片を構成し、
2組の励振電極をそれぞれ前記張り合わせ水晶片の所望
の厚みを介して対向設置して、第1および第2の振動部
を一体化することにより、温度センサ用とデジタル制御
水晶発振器用の水晶振動子を一体化することが可能とな
り、温度センサ用とデジタル制御水晶発振器用の水晶振
動子間の温度差を抑えて、高精度なデジタル温度補償水
晶発振器を実現できる。
みを有する少なくとも2枚の水晶片をそれぞれの結晶軸
が所望の角度をもって交わるように直接接合した張り合
わせ水晶片を介して、少なくとも2組の対向電極を形成
した構成にすることによって、周波数−温度特性の安定
した水晶フィルタを実現できる。
水晶片の枚数よりも1つ多い電極を交互に重ね合わせ、
かつ前記それぞれの電極を介して対向している前記それ
ぞれの水晶片が、電極を介在しない部分で直接接合した
構成にすることによって、小型の水晶フィルタを実現で
きる。
合方法のフローチャートを示す図である。
合方法のフローチャートを示す図である。
合方法のフローチャートを示す図である。
面図(a)と平面図(b)と張り合わせ水晶片の共振周波数−
温度特性の一例を示す図(c)である。
面図(a)と平面図(b)である。
面図(a)と平面図(b)である。
面図(a)と平面図(b)である。
面図(a)と平面図(b)である。
面図(a)と平面図(b)である。
側面図(a)と平面図(b)である。
側面図(a)と平面図(b)である。
構造を示す側面図である。
構造を示す側面図である。
構造を示す側面図である。
構造を示す側面図である。
構造を示す側面図である。
構造を示す側面図である。
回路図である。
補償水晶発振器の回路図である。
補償水晶発振器の構成を示すブロック図である。
補償水晶発振器の構成を示すブロック図である。
補償水晶発振器の構成を示すブロック図である。
補償水晶発振器の構成を示すブロック図である。
補償水晶発振器の構成を示すブロック図である。
補償水晶発振器の構成を示すブロック図である。
補償水晶発振器の構成を示すブロック図である。
補償水晶発振器の構成を示すブロック図である。
の構造を示す平面図(a)とその側面図(b)である。
の構造を示す平面図(a)とその側面図(b)である。
の構造を示す平面図(a)とその側面図(b)である。
の構造を示す平面図(a)とその側面図(b)である。
面図である。
特性を示す図である。
代表的な構成を示す図である。
代表的な構成を示す図である。
とそのa−a′断面図(b)である。
142,151,152,153,161,162,163,171,172,181,
182,191,192,193,201,202,211,212,213,221,
222,223,224,231,232,233,341,342,349,350,
355,356,357,358,401,403,431…水晶片、 103,
114,123,133,143,154,164,173,184,185,195,
196,204,205,206,216,217,227,228,237,238,
402,404…励振電極、 104,115,124,137,147,15
8,168,174,186,197,207,218,229,239,343,35
9,360…張り合わせ水晶片、 134,135,144,145,15
5,156,165,166,175,176…支持部、 136,146,15
7,167,177,292,293,302,303,312,313,322,32
3,332,333,334…振動部、 183,194,203,214,21
5,225,226,234,235,236…直接接合部、 241,25
1,261,271,281,291,301,311,321,331,413,42
6…水晶振動子、 242,253,262,294,299,338,41
1,425…発振回路、 243,254,412…出力端子、 25
2,414…温度補償回路、 263,295,424…温度補償回
路、 263,295,424…可変リアクタンス回路、 264,
275,285,297,423…記憶装置、 265,274,298,422
…A/D変換器、 266,273,300,305,315,325,33
6,337,421…温度センサ、 267,296,304,314,32
4,335,427…デジタル制御水晶発振器、 272,282,2
83…水晶発振器、 276,286…プログラマブル分周器、
284…周波数カウンタ、 344,345,346,347,348,
351,352,353,432,433,434…電極、 X…水晶結晶
のX軸、 Y…水晶結晶のY軸、 Z…水晶結晶のZ
軸、P…水晶片の板面の法線、 θ,φ,ξ…各結晶軸
のなす角度。
Claims (17)
- 【請求項1】 表面を鏡面研磨し、洗剤で洗浄したの
ち、イソプロピルアルコールによる洗浄および硫酸と過
酸化水素水の混合液による洗浄を行い、次に加熱乾燥を
行って、前記表面が平滑平坦で、かつ水酸基で終端され
た状態になるように処理した水晶片同士を介在物なしに
接触させて、前記表面の前記水酸基の間に作用する接着
力で接着させたのち、さらに強い接着力が得られるよう
に水晶結晶が相転移しない温度範囲内で熱処理したこと
を特徴とする水晶の直接接合方法。 - 【請求項2】 表面を鏡面研磨し、洗剤による洗浄およ
びイソプロピルアルコールによる洗浄を行い、次にイソ
プロピルアルコールを用いた乾燥装置による乾燥を行っ
たのち、加熱乾燥を行って、前記表面が平滑平坦で、か
つ水酸基で終端された状態になるように処理した水晶片
同士を介在物なしに接触させて、前記表面の前記水酸基
の間に作用する接着力で接着させたのち、さらに強い接
着強度が得られるように水晶結晶が相転移しない温度範
囲内で熱処理したことを特徴とする水晶の直接接合方
法。 - 【請求項3】 表面を鏡面研磨し、洗剤で洗浄したの
ち、イソプロピルアルコールによる洗浄およびフッ化水
素水もしくはフッ化アンモニウム水による洗浄を行い、
次に加熱乾燥を行って、前記表面が平滑平坦で、かつ水
酸基で終端された状態になるように処理した水晶片同士
を介在物なしに接触させて、前記表面の前記水酸基の間
に作用する接着力で接着させたのち、さらに強い接着力
が得られるように水晶結晶が相転移しない温度範囲内で
熱処理したことを特徴とする水晶の直接接合方法。 - 【請求項4】 所望の切り出し角度および所望の厚みを
有する少なくとも2枚の水晶片をそれぞれの結晶軸が所
望の角度で交わるように直接接合した張り合わせ水晶片
を介して、励振電極を対向設置したことを特徴とする水
晶振動子。 - 【請求項5】 所望の切り出し角度および所望の厚みを
有する少なくとも2枚の水晶片をそれぞれの結晶軸が所
望の角度で交わるように直接接合して、中央部の厚みが
周辺部よりも厚い張り合わせ水晶片を構成し、前記張り
合わせ水晶片の中央部の厚い領域を介して励振電極を対
向設置したことを特徴とする水晶振動子。 - 【請求項6】 所望の切り出し角度および所望の厚みを
有する少なくとも2枚の水晶片をそれぞれの結晶軸が所
望の角度で交わるように直接接合して、中央部の厚みが
周辺部よりも薄い張り合わせ水晶片を構成し、前記張り
合わせ水晶片の中央部の薄い領域を介して励振電極を対
向設置したことを特徴とする水晶振動子。 - 【請求項7】 所望の切り出し角度および所望の厚みを
有する少なくとも2枚の水晶片を、それぞれの結晶軸が
所望の角度で交わるように直接接合してなる厚みを異に
する少なくとも2つ以上の領域を有する張り合わせ水晶
片を構成し、少なくとも2組の励振電極を前記厚みを異
にする領域の間に対向設置したことを特徴とする水晶振
動子。 - 【請求項8】 所望の切り出し角度および所望の厚みを
有する少なくとも2枚の水晶片をそれぞれの結晶軸が所
望の角度で交わるように直接接合した張り合わせ水晶片
を介して少なくとも2組の励振電極を対向設置し、かつ
第1の励振電極対を設けた第1の領域と第2の励振電極
対を設けた第2の領域の間に、前記第1および第2の領
域いずれとも厚みの異なる第3の領域を設けたことを特
徴とする水晶振動子。 - 【請求項9】 所望の切り出し角度および所望の厚みを
有する少なくとも2枚の水晶片をそれぞれの結晶軸が所
望の角度で交わるように直接接合した張り合わせ水晶片
を介して励振電極を対向設置した構成の水晶振動子を共
振素子として用いたことを特徴とする水晶発振器。 - 【請求項10】 所望の切り出し角度および所望の厚み
を有する少なくとも2枚の水晶片をそれぞれの結晶軸が
所望の角度で交わるように直接接合した張り合わせ水晶
片を介して励振電極を対向設置した構成の水晶振動子
と、感温素子、抵抗および容量素子を用いて構成した温
度補償回路とを具備したことを特徴とするアナログ温度
補償水晶発振器。 - 【請求項11】 所望の切り出し角度および所望の厚み
を有する少なくとも2枚の水晶片をそれぞれの結晶軸が
所望の角度で交わるように直接接合した張り合わせ水晶
片を介して励振電極を対向設置した構成の水晶振動子と
デジタル信号制御の可変リアクタンス回路および発振回
路からなるデジタル制御水晶発振器と、温度センサと、
前記温度センサの出力信号をデジタル信号に変換するA
/D変換器と、A/D変換器のデジタル信号に応じたデ
ータを記憶し、前記可変リアクタンス回路に前記データ
を出力する記憶装置とを具備したことを特徴とするデジ
タル温度補償水晶発振器。 - 【請求項12】 所望の切り出し角度および所望の厚み
を有する少なくとも2枚の水晶片をそれぞれの結晶軸が
所望の角度で交わるように直接接合した張り合わせ水晶
片を介して励振電極を対向設置した構成の水晶振動子を
用いた水晶発振器と、温度センサと、前記温度センサの
出力信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、前
記A/D変換器のデジタル信号に応じたデータを記憶し
た記憶装置と、前記記憶装置の前記データに応じて前記
水晶発振器の出力周波数を分周するプログラマブル分周
器とを具備したことを特徴とするデジタル温度補償水晶
発振器。 - 【請求項13】 所望の切り出し角度および所望の厚み
を有する少なくとも2枚の水晶片をそれぞれの結晶軸が
所望の角度で交わるように直接接合して、少なくとも2
つの異なる厚みを有する張り合わせ水晶片を構成し、2
組の励振電極をそれぞれ前記張り合わせ水晶片の所望の
厚みを介して対向設置して、第1および第2の振動部を
一体化構成し、前記第1の振動部、デジタル信号制御の
可変リアクタンス回路および第1の発振回路からなるデ
ジタル制御水晶発振器と、前記第2の振動部と第2の発
振回路からなる温度センサと、前記温度センサの出力信
号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、前記A/
D変換器のデジタル信号に応じたデータを記憶し、前記
可変リアクタンス回路に前記データを出力する記憶装置
とを具備したことを特徴とするデジタル温度補償水晶発
振器。 - 【請求項14】 所望の切り出し角度および所望の厚み
を有する少なくとも2枚の水晶片をそれぞれの結晶軸が
所望の角度で交わるように直接接合して、少なくとも2
つの異なる厚みを有する張り合わせ水晶片を構成し、3
組の励振電極をそれぞれ前記張り合わせ水晶片の所望の
厚みを介して対向設置して、第1,第2および第3の振
動部を一体化構成し、前記第1の振動部,デジタル信号
制御の可変リアクタンス回路および第1の発振回路より
なるデジタル制御水晶発振器と、前記第2,第3の振動
部と、第2,第3の発振回路とからなる第1,第2の温
度センサと、前記第1,第2の温度センサの出力信号を
デジタル信号に変換するA/D変換器と、前記A/D変
換器のデジタル信号に応じたデータを記憶し、前記可変
リアクタンス回路に前記データを出力する記憶装置とを
具備したことを特徴とするデジタル温度補償水晶発振
器。 - 【請求項15】 所望の切り出し角度および所望の厚み
を有する少なくとも2枚の水晶片をそれぞれの結晶軸が
所望の角度で交わるように直接接合した張り合わせ水晶
片を介して、少なくとも2組の対向電極を形成したこと
を特徴とする水晶フィルタ。 - 【請求項16】 両面に電極を形成した水晶片と片面に
電極を形成した少なくとも1枚の水晶片を前記水晶片と
前記電極とが交互になるように重ね合わせ、かつ、それ
ぞれの前記水晶片同士を前記電極の介在しない部分で直
接結合したことを特徴とする水晶フィルタ。 - 【請求項17】 水晶片として所望の切り出し角度およ
び所望の厚みを有する少なくとも2枚の水晶片をそれぞ
れの結晶軸が所望の角度で交わるように直接接合した張
り合わせ水晶片を用いたことを特徴とする請求項16記載
の水晶フィルタ。
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|---|---|---|---|
| JP26160192A JP3248630B2 (ja) | 1991-10-02 | 1992-09-30 | 水晶片の直接接合方法ならびにその方法を用いてなる水晶振動子,水晶発振器および水晶フィルタ |
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|---|---|---|---|
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| JP25504791 | 1991-10-02 | ||
| JP25503891 | 1991-10-02 | ||
| JP3166992 | 1992-02-19 | ||
| JP4477292 | 1992-03-02 | ||
| JP3-255038 | 1992-05-06 | ||
| JP4-31669 | 1992-05-06 | ||
| JP3-255047 | 1992-05-06 | ||
| JP11352692 | 1992-05-06 | ||
| JP3-255052 | 1992-05-06 | ||
| JP4-44772 | 1992-05-06 | ||
| JP4-113526 | 1992-05-06 | ||
| JP26160192A JP3248630B2 (ja) | 1991-10-02 | 1992-09-30 | 水晶片の直接接合方法ならびにその方法を用いてなる水晶振動子,水晶発振器および水晶フィルタ |
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