JPH06217847A - ランバーサポート装置付パワーシートのモータ制御方法およびモータ制御装置 - Google Patents

ランバーサポート装置付パワーシートのモータ制御方法およびモータ制御装置

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JPH06217847A
JPH06217847A JP5026013A JP2601393A JPH06217847A JP H06217847 A JPH06217847 A JP H06217847A JP 5026013 A JP5026013 A JP 5026013A JP 2601393 A JP2601393 A JP 2601393A JP H06217847 A JPH06217847 A JP H06217847A
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JP
Japan
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lumbar
motor
switch
control
seat
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Application number
JP5026013A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Ogasawara
絋充 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ランバープレートに対する腰椎の離反、ずれ
等を防止して、着座時における疲労を積極的に軽減す
る。 【構成】 ランバー用モータの反転駆動のもとでランバ
ープレート24を前後方向で反復移動させるランバープレ
ートのオート制御が実行可能となっている、そして、ド
ライブポジションに相当するシートバック26のニュート
ラルポジションθ1 から10°程度だけ後傾させた後傾ポ
ジションθ2 が、所定のスイッチ操作に伴う、対応する
リクライニング用モータの駆動によってワンタッチで設
定可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モータの駆動制御に
より、ランバープレートの前後位置を調整し、好みの腰
椎支持力のもとで、着座者の腰椎を支持して疲労を軽減
させるランバーサポート装置付パワーシートのモータ制
御方法およびモータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、シートバックに内蔵され、適
当な支持力のもとで着座者の腰椎を支持することによ
り、着座姿勢を安定させるとともに、着座者の疲労の軽
減をはかるランバーサポート装置が、自動車等のシート
に広く装着されている。
【0003】ランバーサポート装置は、たとえば、着座
者の腰椎を支持可能な上下ポジションで、前後方向に移
動可能に支持されたランバープレートを備え、ランバー
プレートからの押力が、腰椎支持力として着座者の腰椎
に作用するように構成されている。
【0004】ここで、ランバーサポート装置として、た
とえば、モータの駆動制御のもとで、ランバープレート
の前後位置、つまりはランバープレートからの腰椎支持
力を調整可能な構成が知られている。このような、いわ
ゆるパワー式のランバーサポート装置は、通常、種々の
モータの駆動制御のもとで着座姿勢の調整可能なパワー
シートに装着され、ランバーサポート装置のモータは、
通常、パワーシートのモータ制御装置によって、他のモ
ータとともに駆動制御可能となっている。
【0005】このようなパワー式のランバーサポート装
置によれば、モータ制御装置に接続された対応するスイ
ッチ操作のもとで、ランバープレートからの腰椎支持力
の調整が行えるため、着座者の体形や好み、および、疲
労の程度等に応じた腰椎支持力が容易に得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、公知の構成
においては、通常、静止状態のランバープレートからの
一定の腰椎支持力のもとで、着座者の腰椎が押圧、支持
されている。
【0007】しかし、快適な腰椎支持力の得られるポジ
ションとして、ランバープレートの前後ポジションを調
整しても、時間が経過するにつれて、着座者の疲労の程
度が変化するとともに、着座者自身に、いわゆる感覚的
な慣れが生じるため、着座者に腰椎支持力の不足感を与
えやすい。
【0008】そのため、長時間運転の場合等における、
着座者の快適性が十分に維持できない。
【0009】ここで、たとえば、ランバープレートを対
応するランバー用モータの駆動のもとで前後方向に繰り
返し反復移動させ、着座者の腰椎を積極的に押圧する、
いわゆる指圧効果、マッサージ効果によって、腰椎の疲
労を軽減しようとする構成が考えられる。
【0010】しかしながら、このような構成において
は、ランバープレートを静的支持位置から前方に移動さ
せて着座者の腰椎を繰り返し強く押圧しようとするた
め、シートクッションに対する尻滑り等によって、着座
者の着座姿勢を崩す虞れがあり、好ましくない。
【0011】そして、尻滑り等によって着座姿勢が崩れ
ると、着座者の腰椎がランバープレートから離反した
り、ランバープレートに対する腰椎の位置がずれたりす
るため、ランバープレートによる指圧効果、マッサージ
効果が薄れるとともに、ランバープレートの停止時にお
いて、ランバーサポート装置の本意である疲労の軽減等
が十分にはかれなくなる虞れがある。
【0012】この発明は、ランバープレートに対する腰
椎の離反、ずれ等を防止して、着座時における疲労を積
極的に軽減するランバーサポート装置付パワーシートの
モータ制御方法およびモータ制御装置の提供を目的とし
ている。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明のランバーサポート装置付パワーシートの
モータ制御方法によれば、ランバー用モータを繰り返し
反転駆動し、ランバープレートを所定の反復移動範囲内
で所定の作動時間だけ前後方向に反復移動させて、着座
者の腰椎を動的に押圧、支持するオート制御が実行可能
となっている。また、ドライブポジションに相当するポ
ジションとして予め設定されたシートバックのニュート
ラルポジションから所定角度だけ後傾させた後傾ポジシ
ョンを、所定のスイッチ操作に伴う、対応するリクライ
ニング用モータの駆動によってワンタッチで設定可能と
している。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
について詳細に説明する。
【0015】図1、図2に示すように、この発明に係る
ランバーサポート装置付パワーシートのモータ制御装置
10は、スイッチ手段12とコントロール回路14とを具備
し、所定のスイッチ操作により、対応するモータM1〜M3
をそれぞれ駆動制御可能に構成されている。
【0016】モータM1〜M3として、通常、DCギヤード
モータがそれぞれ利用できる。図1に示すように、モー
タM1〜M3は、パワーシート(たとえば、ドライバーシー
ト)16に装着された着座姿勢制御装置、たとえば、ラン
バーサポート装置18、リクライニング装置20、および、
シートスライド装置22の駆動源として、それぞれ設けら
れている。
【0017】そして、モータM1〜M3を駆動制御し、対応
する着座姿勢制御装置18〜22をそれぞれ作動させること
によって、ランバープレート24の前後ポジションやシー
トバック26の傾斜角度(リクライニング角度)、およ
び、シート16の全体的な前後ポジション等がそれぞれ調
整可能となっている。
【0018】なお、ランバーサポート装置18、リクライ
ニング装置20およびシートスライド装置22の構成は公知
であり、それらの構成自体はこの発明の趣旨でないた
め、詳細に説明しない。
【0019】ここで、図2を見るとわかるように、モー
タM1〜M3は、後述するモータ制御リレーRL1 〜RL6 のリ
レー接点RL1a〜RL6aを介して電源、たとえば、自動車の
バッテリー(BATT)にそれぞれ接続されている。そして、
モータ制御リレーRL1 〜RL6に対応するリレー接点RL1a
〜RL6aの切換えによって、対応するモータM1〜M3の正
転、逆転が切換え可能となっている。
【0020】また、このようなモータ制御装置10におい
ては、図2に示すように、たとえば、リミットスイッチ
LS1 〜LS3 が、モータM1〜M3に対応してそれぞれ設けら
れ、リミットスイッチによる各部材の検出によって、ラ
ンバープレート24の移動範囲、シートバック26の揺動範
囲、および、シート16のスライド範囲がそれぞれ規定さ
れている。
【0021】ランバープレート24の移動範囲を規定する
リミットスイッチLS1 は、たとえば、自動復帰形のプッ
シュスイッチからなるスイッチLS1-1、LS1-2 を有して形
成され、各スイッチは、ランバープレートの前限ポジシ
ョン、後限ポジションを検出可能な箇所にそれぞれ配設
されている。
【0022】このようなスイッチLS1-1、LS1-2 は、たと
えば、通常時、OFF 状態とされ、限度ポジションへのラ
ンバープレート24の到達に伴うそれぞれのON動作によっ
て、対応するリレー接点RL1a、RL2a を切換え、モータ
(ランバー用モータ)M1への供給電流を遮断して、モー
タを直ちに停止するように構成されている。
【0023】また、シートバック26の揺動範囲を規定す
るリミットスイッチLS2 として、たとえば、ポテンショ
メータが利用でき、ポテンショメータは、シートバック
の揺動を検出可能な箇所に配設されている。このような
ポテンショメータからなるリミットスイッチLS2 は、通
常時、ON状態とされ、限度ポジションへのシートバック
26の到達に伴うOFF 動作によって、対応するモータ(リ
クライニング用モータ)M2を直ちに停止するように構成
されている。
【0024】更に、シート16のスライド範囲を規定する
リミットスイッチLS3 は、たとえば、自動復帰形のプッ
シュオフスイッチからなるスイッチLS3-1、LS3-2 を有し
て形成され、各スイッチは、シートのスライド前限ポジ
ション、スライド後限ポジションに対応する箇所にそれ
ぞれ配設されている。
【0025】このようなスイッチLS3-1、LS3-2 は、通常
時、ON状態とされ、スライド限度ポジションへのシート
16の到達に伴うそれぞれのOFF 動作によって、モータ
(スライド用モータ)M3が停止可能となっている。
【0026】このような構成では、リミットスイッチLS
1 〜LS3 によって、ランバープレート24の移動範囲、シ
ートバック26の揺動範囲、および、シート16のスライド
範囲が確実に規定されるとともに、限度ポジションでの
モータM1〜M3の拘束等が防止される。そのため、ランバ
ープレート24等の可動部材、および、限度ポジション付
近の部材の破損、損傷等が防止できるとともに、拘束に
起因するモータM1〜M3の過熱、損傷等が防止でき、安全
性が十分に確保される。
【0027】モータM1〜M3は、たとえば、スイッチ手段
12によって、駆動制御可能に構成されている。図2に示
すように、スイッチ手段12は、たとえば、モータM1〜M3
を個別にマニュアル制御する一連のマニュアルスイッチ
28〜32を備えて形成されている。
【0028】マニュアルスイッチ28〜32として、たとえ
ば、自動復帰形のシーソースイッチやスライドスイッチ
等が利用でき、各スイッチは、モータM1〜M3に対応する
ランバー用スイッチ28、リクライニング用スイッチ30、
スライド用スイッチ32としてそれぞれ形成されている。
【0029】そして、図2を見るとわかるように、マニ
ュアルスイッチ28〜32は、コントロール回路14におい
て、モータM1〜M3に対応するモータ制御リレーRL1 〜RL
6 にそれぞれ接続されている。
【0030】なお、図1に示すように、スイッチ手段12
は、着座者(ドライバー)の操作可能な位置、たとえ
ば、シート16のシートクッション34のサイド等に設けら
れる。しかしながら、着座者の操作可能な位置であれば
足りるため、シートクッション34のサイドに限定され
ず、他の位置、たとえば、コンソールボックス等にスイ
ッチ手段12を設けてもよい。
【0031】ここで、この発明のモータ制御装置10にお
いては、ランバー用スイッチ28の操作によってランバー
プレート24の前後ポジションを任意に調整するマニュア
ル制御に加えて、所定の範囲内でランバープレートを自
動的に前後移動させる、いわゆるオート制御が実行可能
となっている。
【0032】ランバープレート24のオート制御は、たと
えば、スイッチ手段12の一部として設けられたオートス
イッチ36の操作のもとで実行される。図2に示すよう
に、オートスイッチ36として、たとえば、自動復帰型の
プッシュスイッチが利用でき、オートスイッチは、コン
トロール回路14に接続されている。
【0033】コントロール回路14は、たとえば、所定の
パルス幅の矩形パルスをほぼ周期的に発生させる発振回
路38と、発生した矩形パルスを2つの出力端子40a、40b
に交互に出力する交互駆動回路40とを備えている。そし
て、オートスイッチ36が発振回路38に接続され、オート
スイッチのON操作によって、矩形パルスの発生を開始す
るように構成されている。
【0034】ランバー用モータM1に対応するモータ制御
リレーRL1、RL2 が、たとえば、2系統のスイッチング手
段42、43 を介して、交互駆動回路40の出力端子40a、40b
にそれぞれ接続されている。スイッチング手段42、43
は、たとえば、トランジスタQ1、Q2 を有してそれぞれ形
成され、矩形パルスの出力時にトランジスタをONとし
て、対応するモータ制御リレーRL1、RL2 の付勢、消勢を
切換えるように構成されている。
【0035】なお、図2を見るとわかるように、これら
の発振回路38、交互駆動回路40、スイッチング手段42、4
3 等は安定化電源46に接続され、安定化電源によって一
定化された電流のもとでそれぞれ作動可能となってい
る。
【0036】図2、図3に示すように、たとえば、オー
トスイッチ36をON操作すると、所定のパルス幅の矩形パ
ルスが発振回路38から交互駆動回路40に出力される。す
ると、矩形パルスが、交互駆動回路40によって振り分け
られて、出力端子40a、40b に交互に出力され、矩形パル
スの出力時にスイッチング手段42、43 、つまりはトラン
ジスタQ1、Q2 が交互にON動作する。
【0037】このように、トランジスタQ1、Q2 が交互に
ON動作すると、ランバー用モータM1がパルス幅に応じた
時間だけ反転駆動し、図3に示すように、ランバープレ
ート24が、初期ポジションと前方ポジションとの間で繰
り返し反復移動される。
【0038】このような構成では、ランバープレート24
が任意に調整された初期ポジションから前方に移動する
ため、着座者の腰椎が強い支持力のもとで動的に押圧、
支持される。そのため、ランバープレート24による、い
わゆる指圧効果、マッサージ効果により、着座者の腰椎
の疲労が積極的に軽減されるとともに、腰椎の安定した
支持が十分に確保でき、着座者の快適性が向上される。
【0039】そして、着座者の腰椎が、ランバープレー
ト24によって動的に押圧、支持されるため、静的支持に
よる着座者の感覚的な慣れが十分に抑制できる。そのた
め、着座者の感覚的な慣れに起因する腰椎支持力の不足
感が十分に解消でき、この点においても、着座者の快適
性が改善される。
【0040】なお、矩形パルスの発生時間、つまり、ラ
ンバープレート24のオート制御時間は、たとえば、タイ
マー48に予め設定され、タイマーによって、オート制御
の実行時間が計測される。
【0041】図3に示すように、タイマー48として、た
とえば、オートスイッチ36のON操作によってON信号を出
力し、設定時間の経過とともにON信号を消滅させる構成
が利用できる。そして、タイマー48は、図2を見るとわ
かるように、発振回路38に接続され、ON信号の出力時に
のみ、発振回路38を作動可能とするように構成されてい
る。
【0042】なお、この発明のモータ制御装置10におい
ては、ランバー用スイッチ28の操作が優先となってい
る。つまり、ランバープレート24のオート制御の途中で
あっても、ランバー用スイッチ28を操作すればランバー
プレートの前後ポジションが任意に調整できる。そし
て、ランバー用スイッチ28の操作力を解除すれば、タイ
マー48の設定時間の経過まで、ランバー用モータM1の反
転駆動によるランバープレート24の反復移動が継続して
実行される。
【0043】ところで、このようなランバープレート24
の反復移動時、つまり、オート制御時においては、ラン
バープレートが初期ポジションから前方に移動するた
め、着座者の腰部が全体的に押されて、シートクッショ
ン34に対する尻滑り等により、着座者が着座姿勢を崩す
虞れがある。そこで、この発明においては、たとえば、
シートバック26をドライブポジションから所定角度だけ
後傾させて尻滑り等を防止するシートバックのオート制
御を実行可能としている。
【0044】ここでは、シートバック26のドライブポジ
ションが、一般に、図4に示すような垂直線θ0 から25
°程度後傾したポジションに設定されることから、この
25°程度後傾したドライブポジションをシートバックの
ニュートラルポジションθ1として予め規定している。
そして、このニュートラルポジション(ドライブポジシ
ョン)θ1 から所定角度だけ更に後傾したポジション
が、着座者の尻滑り等を抑制するシートバック26の後傾
ポジションθ2 として予め設定されている。
【0045】シートバック26の後傾ポジションθ2 は、
たとえば、ニュートラルポジションθ1 から10°程度後
傾したポジションとして設定される。そして、このニュ
ートラルポジションから10°後傾した後傾ポジションθ
2 は、たとえば、着座時の負担を軽減するリラックスポ
ジションに相当するリクライニング角度となっている。
【0046】オート制御時における、シートバック26の
ニュートラルポジションθ1 、後傾ポジションθ2 は、
たとえば、ポジション検出手段LS4 によって検出、規定
されている。ポジション検出手段LS4 は、たとえば、自
動復帰形のプッシュオフスイッチからなるスイッチLS4-
1、LS4-2 を有して形成され、各スイッチは、シートバッ
ク26のニュートラルポジション、後傾ポジションを検出
可能な位置にそれぞれ配設されている(図1参照)。
【0047】また、シートバック26のオート制御、マニ
ュアル制御の切換えは、セレクトスイッチ50によって行
われる。図2に示すように、セレクトスイッチ50とし
て、たとえば、保持型の2連の切換えスイッチが利用さ
れ、メインサイド50-1の切換え操作に伴って、サブサイ
ド50-2が一体的に切換え可能となっている。なお、セレ
クトスイッチ50は、他のスイッチと同様に、スイッチ手
段12の一部として形成されている。
【0048】図2を見るとわかるように、図示のセレク
トスイッチ50においては、接点50aがオートサイドとし
て形成され、オートサイドの接点に、たとえば、保持リ
レーRL7、RL8 がそれぞれの切換え接点RL7a、RL8a ととも
に接続されている。保持リレーRL7、RL8 は、オートサイ
ドへのセレクトスイッチ50の切換え後における、リクラ
イニング用スイッチ30の操作によって付勢され、当該ス
イッチの操作力解除後においても、リクライニング用モ
ータM2を継続して駆動するように構成されている。
【0049】このような構成において、シートバック26
がニュートラルポジションθ1 、後傾ポジションθ2 の
いずれかに到達すると、ポジション検出手段LS4 の対応
するスイッチがOFF となり、保持リレーRL7、RL8 への供
給電流が遮断されて、リクライニング用モータM2が直ち
に停止し、シートバックがいずれかのポジションに設定
される。
【0050】つまり、保持リレーRL7、RL8 によって、シ
ートバック26のオート制御のスイッチ操作が、瞬間的な
操作のもとでシートバックの各ポジションの設定される
ワンタッチ式となっている。このような構成によれば、
スイッチ操作が簡単化されるされるため、操作性が向上
される。
【0051】たとえば、セレクトスイッチ50によるオー
ト選択時に、リクライニング用スイッチ30を後退方向に
操作すると、シートバック24が、保持リレーRL8 の付勢
により、リクライニング用モータM2の逆転のもとでニュ
ートラルポジションθ1 から後傾ポジションθ2 に揺動
される。そして、ポジション検出手段LS4 のスイッチLS
4-1 によって、シートバック26が検出されると、リクラ
イニング用モータM2が停止して、シートバックが後傾ポ
ジションθ2 に設定される。
【0052】シートバック26の後傾ポジションθ2 にお
いては、ランバープレート24が斜め上方に向かって前後
移動するため、ニュートラルポジションθ1 での前後移
動に比較して、前方への腰椎の押圧が抑制される。ま
た、シートバック26の後傾ポジションθ2 においては、
着座者の腰椎が自重のもとでランバープレート24に押圧
されるため、ランバープレート、腰椎間の密着度が上昇
する。
【0053】つまり、この発明のランバーサポート装置
付パワーシートのモータ制御方法によれば、着座者の尻
滑り等に起因する着座姿勢の崩れ、および、ランバープ
レートからの腰椎の離反、ずれ等が十分に防止できるた
め、着座者の腰椎へのランバープレートからの腰椎支持
力の効率的な伝達、作用により、着座者の快適性が一層
向上される。
【0054】そして、シートバック24の後傾ポジション
θ2 は、着座時の負担を軽減するリラックスしやすいリ
クライニング角度(リラックス姿勢)に相当するため、
腰椎の疲労軽減に加えて、着座者の全身の疲労が軽減さ
れる。そのため、ランバープレート24による腰椎の疲労
軽減との相乗効果が十分に期待でき、着座者の快適性、
安全性等が一層向上される。
【0055】また、セレクトスイッチ50によるオート選
択時に、リクライニング用スイッチ30を前進方向に操作
すると、シートバック24が、リクライニング用モータM2
の正転のもとで後傾ポジションθ2 からニュートラルポ
ジションθ1 に復帰される。つまり、シートバック26の
オート制御によれば、予め設定されたニュートラルポジ
ションθ1 へのシートバック26の復帰が常時可能である
ため、着座者の任意のポジションに近いポジションが容
易に得られる。
【0056】そのため、ニュートラルポジションθ1 へ
のシートバック26の復帰時においても、スイッチ操作が
複雑化せず、操作性が十分に向上される。
【0057】そして、この発明のランバーサポート装置
付パワーシートのモータ制御装置10によれば、上記のモ
ータ制御方法が適切に遂行でき、着座者の疲労を積極的
に軽減するランバープレート24のオート制御が効果的に
実行できる。そのため、疲労蓄積の事前の予防が十分に
はかられ、着座者の安全性、快適性が確保される。
【0058】ここで、実施例においては、ニュートラル
ポジションθ1 として垂直線θ0 から25°程度後傾した
ポジションを、後傾ポジションθ2 としてニュートラル
ポジションから更に10°程度後傾したポジションをそれ
ぞれ例示しているが、これに限定されず、他の角度にニ
ュートラルポジション、後傾ポジションをそれぞれ設定
してもよい。
【0059】しかしながら、特に、後傾ポジションθ2
をニュートラルポジションθ1 から10°程度、つまり、
垂直線θ0 から35°程度後傾したポジションに設定すれ
ば、後傾ポジションが着座者のリラックスポジションに
相当するリクライニング角度に設定される。そのため、
ランバープレート24による腰椎の動的な押圧、支持に加
えた全身の疲労軽減の相乗効果が十分に期待でき、この
点においても、着座者の快適性、安全性が十分に改善さ
れる。
【0060】また、この発明においては、発振回路38に
よって周期的に発生させた所定のパルス幅の矩形パルス
を利用して、ランバー用モータM1を反転駆動し、ランバ
ープレート24を反復移動させているが、これに限定され
ず、他の構成によって、ランバープレートを反復移動さ
せてもよい。
【0061】しかしながら、発振回路38からの矩形パル
スを交互駆動回路40で2系統のスイッチング手段42、43
に交互に出力すれば、構成が複雑化することもなく、ラ
ンバー用モータM1の反転駆動、つまりはランバープレー
ト24の反復移動が容易に得られる。
【0062】更に、実施例においては、保持リレーRL7、
RL8 によって、シートバック26のオート制御をワンタッ
チ式としているが、瞬間的なスイッチ操作のもとで、対
応するポジションまでリクライニング用モータM2を継続
して駆動すれば足りるため、保持リレーを利用する構成
に限定されない。
【0063】しかし、保持リレーRL7、RL8 を利用すれ
ば、保持リレーの追加のみによって、シートバック26の
オート制御時におけるスイッチ操作がワンタッチ式にで
きるため、構成が複雑化することもなく、安価に提供で
きる。
【0064】そして、セレクトスイッチ50でのオート選
択時におけるリクライニング用スイッチ30の操作によっ
て、シートバック26のオート制御を実行可能としている
が、これに限定されず、たとえば、他の専用のオートス
イッチ等によって、シートバックのオート制御を実行可
能としてもよい。
【0065】しかしながら、実施例のように、リクライ
ニング用スイッチ30をマニュアル制御、オート制御で兼
用すれば、部品点数の増加が防止でき、構成の簡単化が
十分にはかられる。
【0066】また、実施例においては、ランバーサポー
ト装置18、リクライニング装置20、および、シートスラ
イド装置22を備えたパワーシートとして、シート16が具
体化されている。しかし、少なくとも、ランバーサポー
ト装置18を備えたパワーシートであれば足りるため、他
の着座姿勢制御装置の有無は問わない。また、ドライバ
ーシートに限定されず、アシスタントシートのモータ制
御装置に、この発明を応用してもよい。
【0067】なお、実施例においては、自動車用のパワ
ーシートのモータ制御装置として具体化されている。し
かし、ランバーサポート装置を有するパワーシートであ
れば足りるため、これに限定されず、たとえば、電車、
飛行機、船舶等のシート等に、この発明のモータ制御装
置を応用してもよい。
【0068】上述した実施例は、この発明を説明するた
めのものであり、この発明を何等限定するものでなく、
この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも
全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
【0069】
【発明の効果】上記のように、この発明に係るランバー
サポート装置付パワーシートのモータ制御方法によれ
ば、ランバープレートのオート制御による、いわゆる指
圧効果、マッサージ効果により、着座者の腰椎の疲労が
積極的に軽減できるため、着座者の快適性が改善され
る。
【0070】そして、シートバックのオート制御によ
り、シートバックがドライブポジションから所定角度だ
け後傾するため、ランバープレートのオート制御時にお
いても、着座者の尻滑り等に起因する着座姿勢の崩れ、
および、ランバープレートからの腰椎の離反、ずれ等が
十分に防止できる。そのため、ランバープレート、腰椎
間の密着度が十分に上昇し、着座者の腰椎へのランバー
プレートからの腰椎支持力の効率的な伝達、作用によ
り、着座者の快適性が一層向上される。
【0071】そして、シートバックの後傾ポジションを
リラックス姿勢に相当させれば、腰椎の疲労軽減に加え
て、着座者の全身の疲労が軽減されるため、ランバープ
レートによる腰椎の疲労軽減との相乗効果が十分に期待
でき、この点においても、着座者の快適性、安全性等が
一層向上される。
【0072】また、周期的に発生させた所定のパルス幅
の矩形パルスを2系統のスイッチング手段に交互に出力
し、それによってランバー用モータを反転駆動させれ
ば、構成が複雑化することもなく、ランバー用モータの
反転駆動、つまりはランバープレートの反復移動が容易
に得られる。
【0073】そして、この発明のランバーサポート装置
付パワーシートのモータ制御装置によれば、上記のモー
タ制御方法が適切に遂行でき、着座者の疲労を積極的に
軽減するランバープレートのオート制御が効果的に実行
できる。そのため、疲労蓄積の事前の予防が十分にはか
られ、着座者の安全性、快適性が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るランバーサポート装置付パワー
シートのモータ制御装置の概略ブロック図である。
【図2】ランバーサポート装置付パワーシートのモータ
制御装置の回路図である。
【図3】この発明のランバーサポート装置付パワーシー
トのモータ制御方法での、ランバープレートのオート制
御時におけるタイムチャートである。
【図4】この発明のランバーサポート装置付パワーシー
トのモータ制御方法でのシートバックの揺動範囲を示
す、シートの概略側面図である。
【符号の説明】
10 ランバーサポート装置付パワーシートのモータ制御
装置 12 スイッチ手段 14 コントロール回路 16 シート(パワーシート) 18 ランバーサポート装置 20 リクライニング装置 24 ランバープレート 26 シートバック 28 ランバー用スイッチ(マニュアルスイッチ) 30 リクライニング用スイッチ(マニュアルスイッチ) 36 オートスイッチ 38 発振回路 40 交互駆動回路 42、43 スイッチング手段 48 タイマー 50 セレクトスイッチ M1 ランバー用モータ M2 リクライニング用モータ LS4 ポジション検出手段 RL1 〜RL6 モータ制御リレー RL7、RL8 保持リレー Q1、Q2 トランジスタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着座者の腰椎を支持するランバープレー
    トを、対応するランバー用モータの駆動制御のもとで、
    少なくとも前後方向に移動させるランバーサポート装置
    付パワーシートのモータ制御方法において、 ランバー用モータを繰り返し反転駆動し、ランバープレ
    ートを所定の反復移動範囲内で所定の作動時間だけ前後
    方向に反復移動させて、着座者の腰椎を動的に押圧、支
    持するランバープレートのオート制御が、着座者の腰椎
    を任意の腰椎支持力のもとで静的に支持するランバープ
    レートのマニュアル制御に加えて実行可能であるととも
    に、 ドライブポジションに相当するポジションとして予め設
    定されたシートバックのニュートラルポジションから所
    定角度だけ後傾させた後傾ポジションを、所定のスイッ
    チ操作に伴う、対応するリクライニング用モータの駆動
    によってワンタッチで設定可能としたことを特徴とする
    ランバーサポート装置付パワーシートのモータ制御方
    法。
  2. 【請求項2】 後傾ポジションが、着座者のリラックス
    姿勢に相当するリクライニング角度として、ニュートラ
    ルポジションから10°程度後傾したポジションに設定さ
    れた請求項1記載のランバーサポート装置付パワーシー
    トのモータ制御方法。
  3. 【請求項3】 セレクトスイッチによってシートバック
    のマニュアル制御、オート制御が切換えられるととも
    に、オート制御の選択時における、対応する方向へのマ
    ニュアルスイッチの切換え操作のもとで、シートバック
    がニュートラルポジション、後傾ポジションのいずれか
    にワンタッチで設定される請求項1または2記載のラン
    バーサポート装置付パワーシートのモータ制御方法。
  4. 【請求項4】 所定のパルス幅の矩形パルスを特定の周
    期で発生させるとともに、発生した矩形パルスを2系統
    のスイッチング手段に交互に出力し、スイッチング手段
    のON、OFFによる対応するモータ制御リレーの付勢、消勢
    の切換えによって、ランバー用モータを反転駆動する請
    求項1ないし3のいずれか記載のランバーサポート装置
    付パワーシートのモータ制御方法。
  5. 【請求項5】 着座者の腰椎を支持するランバープレー
    トを前後方向に移動させるランバー用モータと、 シートバックを前後方向に揺動させるリクライニング用
    モータと、 対応するモータをマニュアル制御するマニュアルスイッ
    チと、 ランバープレートのオート制御を実行するオートスイッ
    チと、 シートバックのマニュアル制御、オート制御を選択する
    セレクトスイッチと、 シートバックのニュートラルポジション、後傾ポジショ
    ンをそれぞれ検出するポジション検出手段と、 入力された情報を適宜処理して、対応するモータを駆動
    制御するコントロール回路と、 を具備し、オートスイッチの操作に伴って、ランバー用
    モータのオート制御を実行可能とするとともに、セレク
    トスイッチによるオート制御の選択時における対応する
    スイッチ操作のもとで、リクライニング用モータを駆動
    して、シートバックのニュートラルポジション、後傾ポ
    ジションのいずれかを設定可能とするランバーサポート
    装置付パワーシートのモータ制御装置。
  6. 【請求項6】 コントロール回路が、所定のパルス幅の
    矩形パルスを周期的に発生させる発振回路と;順次発生
    される矩形パルスを2系統のスイッチング手段に交互に
    出力する交互駆動回路と;ランバープレートのオート制
    御実行時間を計測するタイマーと;を備え、 スイッチング手段のON、OFFによる対応するモータ制御リ
    レーの付勢、消勢の切換えによって、ランバー用モータ
    をタイマーに予め設定された設定時間だけ反転駆動する
    請求項5記載のランバーサポート装置付パワーシートの
    モータ制御装置。
  7. 【請求項7】 コントロール回路が、シートバックのオ
    ート制御の選択時における対応するマニュアルスイッチ
    の操作により付勢される保持リレーを備え、ポジション
    検出手段によって対応するポジションへのシートバック
    の到達が検出されるまで、リクライニング用モータが継
    続して駆動される請求項5または6記載のランバーサポ
    ート装置付パワーシートのモータ制御装置。
JP5026013A 1993-01-22 1993-01-22 ランバーサポート装置付パワーシートのモータ制御方法およびモータ制御装置 Pending JPH06217847A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083777A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Mazda Motor Corp 車両用シート装置
JP2011042368A (ja) * 2010-12-02 2011-03-03 Mazda Motor Corp 車両用シート装置
JP2024008105A (ja) * 2022-07-07 2024-01-19 トヨタ紡織株式会社 モータ駆動装置

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