JPH06218421A - 圧延材の加熱搬送方法および制御装置 - Google Patents

圧延材の加熱搬送方法および制御装置

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JPH06218421A
JPH06218421A JP5011937A JP1193793A JPH06218421A JP H06218421 A JPH06218421 A JP H06218421A JP 5011937 A JP5011937 A JP 5011937A JP 1193793 A JP1193793 A JP 1193793A JP H06218421 A JPH06218421 A JP H06218421A
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JP
Japan
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rolled material
speed
induction heating
heating furnace
billet
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Application number
JP5011937A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Nakamura
村 吉 孝 中
Yutaka Satano
田 野 豊 左
Katsuyuki Nakagawa
川 功 行 中
Manabu Okamoto
本 学 岡
Mizuo Sakakibara
原 瑞 夫 榊
Akira Teramae
前 昭 寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

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  • Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘導加熱炉の加熱制御や設備構成を格別に複
雑にすることなく、圧延材の先,後端の加熱温度のばら
つきを抑制する。 【構成】 一次加熱された圧延材を誘導加熱炉にて二次
加熱して圧延機に供給する、圧延材の加熱搬送方法にお
いて、先行圧延材の尾端と後行圧延材の先端との間隔
を、搬送方向と直交する方向の圧延材の長辺又は直径の
10%以内として連続して誘導加熱炉に供給することを
特徴とする。 【効果】 圧延材長手方向中央部温度に対して端部の温
度差がわずかで、端部の圧延品質が格別に損なわれず、
端部の切捨は不要となる。したがって、電力制御器をコ
イル毎に一個持たせ搬送されるビレットの各部分に対応
した電力調整を行なうなどの設備変更を省略しうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輻射加熱炉などで一次
加熱された圧延材を誘導加熱炉で二次加熱して圧延機に
供給する、圧延材(圧延前材)の加熱および搬送に関
し、特に、これに限定する意図ではないが、ステンレ
ス,チタン,チタン合金,高合金ビレット等圧延線材の
複数を、誘導加熱炉に順次に連続的に送る搬送および誘
導加熱に関する。
【0002】
【従来技術】例えば、ステンレス,チタン,チタン合
金,高合金ビレット等の圧延線材(ビレット)の圧延で
は、輻射加熱炉で圧延線材を一次加熱し、輻射加熱炉か
ら圧延線材を一本毎順次に払出して順次に誘導加熱炉に
送り、誘導加熱炉の後段の圧延機で圧延線材を順次に圧
延する。これはロット単位で行なわれ、一連(1ロッ
ト)の圧延線材は、順次に連続的に誘導加熱炉に送ら
れ、誘導加熱炉で連続的に二次加熱される。すなわち誘
導加熱炉においては、同一時点に複数個の圧延線材がシ
リアルに存在し、これらが同一速度で連続的に送られ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、同一ロット
の圧延線材群のこの種の順次一連の搬送および誘導加熱
でも、輻射加熱炉の払出しピッチ(周期)が変動し、か
つ先,後端形状がまちまちであるので、先行材の尾端と
後行材の先端との間隔にはかなり大きなばらつきを生ず
る。圧延線材の誘導加熱では、材料の角部(尖部)に磁
束が集中するので、圧延線材の長手方向中央部よりも
先,後端部の方が温度上昇が速い。一方、低温雰囲気で
は材料の尖部での放熱が速く、温度低下が速い。このよ
うなことから、誘導加熱炉を出て圧延機に送られる圧延
線材の先,後端温度は圧延線材毎に、また端部毎に温度
のばらつきがある。
【0004】このような温度のばらつきにより、圧延線
材の先,後端の圧延品質が悪くなるため、先,後端部を
シャー等により切捨てせざるを得ないことがあり、圧延
製品のコストアップの1要因となっている。
【0005】これを改善するために、誘導加熱炉におけ
る誘導加熱コイルを細区分してそれぞれに電力制御器を
接続し、圧延線材1本毎に、またその長手方向細区分毎
に誘導加熱炉内位置および温度を追跡して、全圧延線材
またそれぞれの細区分の温度を目標値に制御する誘導加
熱制御が提案され実施されている。しかし、電力制御器
をコイル毎に一個持たせる必要があるため設備費の大幅
なアップを招いていた。また、搬送されるビレットの各
部分に対応した電力調整を行なうことは複雑であり、精
度を高めるためには少なくとも誘導加熱用コイル長さ分
(搬送方向のコイル幅分)はビレット間ピッチを開けな
ければならない。ビレット間ピッチを開けると加熱効率
が低下するので、これを補うために誘導加熱コイル容量
を大きくするとか、誘導加熱コイル数を多くするなど、
大幅なコストアップを招くという問題がある。
【0006】本発明は、誘導加熱炉の加熱制御や設備構
成を格別に複雑にすることなく、圧延材の先,後端の加
熱温度のばらつきを抑制することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一次加熱され
た圧延材を誘導加熱炉に供給して二次加熱して圧延機に
供給する、圧延材の加熱搬送方法において、先行圧延材
の尾端と後行圧延材の先端との間隔を、搬送方向と直交
する方向の圧延材の長辺又は直径の10%以内として連
続して誘導加熱炉に供給することを特徴とする。
【0008】
【作用】同一ロットの複数個の圧延材を、誘導加熱炉に
おいて同一時点に複数個の圧延線材がシリアルに存在す
る態様で同一速度で連続的に送る場合、先行材の尾端に
後行材の後端が密着した態様で実質上一体に連続送りす
れば、誘導加熱炉在炉中の先,後端部の各部の磁束集中
が少くなって他部に対しての温度上昇が小さくなり、ま
た低温雰囲気中での他部よりの温度低下が小さくなる。
しかしながら、圧延材の先,後端部の形状はまちまちで
あり、またバリなどが付着していることがあるので完全
な密着は不可能である。また、密着させるため先行材に
対して後行材を高い速度で送ると、先行材に後行材が衝
突して搬送ロ−ラと圧延材の間のスリップで圧延材に傷
が付くなどの問題がある。そこで本発明者は先行材の尾
端と後行材の先端との間隔と、誘導加熱炉出口におけ
る、圧延材長手方向中央部と端部の温度差との関係を調
査した。その結果、該距離がある範囲以下であると温度
差がきわめて少く、しかもこの距離範囲は圧延材の、長
手方向と直交する方向の長辺又は直径(角ビレットの場
合は横断面長辺長、丸ビレットの場合は直径)によって
異なることが分かった。この結果を図6に示す。図6
は、丸ビレットの場合を示し、横軸はビレット直径D1
(mm)を単位とする先行材尾端/後行材先端間の間隔
(ビレット直径D1に対する比)、縦軸は圧延材長手方
向中央部と端部の温度差である。これより、先行材の尾
端と後行材の先端との間隔を0.103D1とすることによ
り、圧延材長手方向中央部温度に対して端部の温度差が
40°C以下となり、長手方向の温度差がわずかで、端部
の圧延品質が格別に損なわれず、端部の切捨は不要とな
る。
【0009】本発明では、先行材の尾端と後行材の先端
との間隔を0.1D1以下とするので、この効果が得られ
る。したがって、電力制御器をコイル毎に一個持たせ搬
送されるビレットの各部分に対応した電力調整を行なう
などの設備変更や複雑な電力制御を省略しうる。
【0010】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0011】
【実施例】図1に示す輻射加熱炉1の内部では、ウォ−
キングビ−ムによりビレットが図1紙面に垂直な方向に
送られて、一次加熱を終えたビレットが1本づつ、払出
しテ−ブル2に送り出される。払出しテ−ブル2へ1本
のビレットが送られるごとに払出しコントロ−ラ3が払
出しテ−ブル2を搬送駆動して該ビレットを速度調整テ
−ブル4に送る。速度調整テ−ブル4は送られて来たビ
レットを誘導加熱炉6に送る。この送り制御を連接コン
トロ−ラ5が行なう。誘導加熱炉6では図示しない電力
設定器が指示された電力を誘導加熱コイルに供給する。
誘導加熱炉6の搬送テ−ブル7の搬送速度は速度コント
ロ−ラ8が制御する。かくして、輻射加熱炉1から払出
されたビレットは誘導加熱炉6で加熱され、そして図示
しない圧延機に搬送される。
【0012】図示しないホストコンピュ−タが、輻射加
熱炉1でのビレットの加熱温度,在炉時間,払出しピッ
チ(本数/時間)を決定し、この払出しピッチと同速度
で誘導加熱炉6にビレットを通すとき、ビレットを目標
温度に二次加熱するに要する電力を算出して、これらの
情報ならびに付髄する情報を輻射加熱炉1の図示しない
制御コンピュ−タ(制御盤コンピュ−タ)および速度コ
ントロ−ラ8に与える。輻射加熱炉1の制御盤コンピュ
−タは指令された条件で輻射加熱炉1を運転し、1ビレ
ットを払出しテ−ブル2に送出する毎に「払出し指令」
を払出しコントロ−ラ3に与える。速度コントロ−ラ8
には、前記ホストコンピュ−タより、誘導加熱炉6の入
口での圧延材の入側基準温度(輻射加熱炉1を出るビレ
ットの温度予定値),目標温度(ビレットの、誘導加熱
炉出口での温度目標値),基準搬送速度(誘導加熱炉6
内でのビレットの搬送速度基準値;入側基準温度,誘導
加熱電力指示値および温度目標値に対応する基準値)が
与えられる。速度コントロ−ラ8は、誘導加熱搬送テ−
ブル7を該基準搬送速度で駆動し、入側基準温度に対す
る入側温度センサ12の検出温度(入側実績温度)の偏
差、ならびに、温度目標値に対する出側温度センサ13
の検出温度(出側実績温度)の偏差に対応して、所定の
演算式と学習制御式に基づいて、これらの偏差に対応す
る速度補正値を算出し、この分誘導加熱搬送テ−ブル7
の駆動速度を修正する。連接コントロ−ラ5には、前記
ホストコンピュ−タより、前記基準搬送速度が与えられ
る。
【0013】図2に、払出しコントロ−ラ3の、払出し
テ−ブル2に対する制御動作の概要を示す。払出しコン
トロ−ラ3は、輻射加熱炉1の制御盤コンピュ−タより
「払出し指令」を受けると鋼材検知器9がビレットの存
在を検知しているか否かをチェックして、検知している
と待機し、検知していないと又は検知から非検知に変わ
ると払出しテ−ブル2を駆動して速度調整テ−ブル4に
払出されたビレットを送る(図2のステップ31,3
2,33;以下カッコ内ではステップという語を省略し
ステップNo.のみを表記する)。そして鋼材検知器9
が、送り出したビレットを検出すると(34)、払出し
テ−ブル2の駆動を同期搬送に切換える(35)。同期
搬送は、誘導加熱炉6の搬送ロ−ラに結合された電気パ
ルス発生器11が発生する電気パルス(その周波数が誘
導加熱炉6でのビレット搬送速度に比例する)より誘導
加熱炉6でのビレット搬送速度を算出し、この速度で払
出しテ−ブル2を駆動するものである。この同期搬送中
に連接コントロ−ラ5より速度指示を受けると払出しコ
ントロ−ラ3は、該速度指示が表わす速度で払出しテ−
ブル2を駆動する(36〜38)。そして検知器9がビ
レットを検知しなくなると払出しテ−ブル2の駆動を停
止し(39,40)、輻射加熱炉1の制御盤コンピュ−
タより「払出し指令」が到来するのを待つ(31)。払
出しコントロ−ラ3の、以上に説明した制御動作によ
り、輻射加熱炉1の制御盤コンピュ−タより「払出し指
令」が発せられたときに検知器9がビレットを検知して
いると先行ビレットが速度調整テ−ブル4上にあるので
払出しテ−ブル2は駆動しないで先行ビレットが送られ
るのを待つ。
【0014】検知器9がビレットを検知しないと払出し
テ−ブル2を駆動してビレットを速度調整テ−ブル4に
送る。後述するように速度調整テ−ブル4はその上のビ
レットを、誘導加熱炉6の最行尾のビレット(テ−ブル
4上のビレットに対して先行材)の後端より所定間隔範
囲内に送り出すために、一時的に誘導加熱炉6の搬送速
度より高い速度で搬送することがあるが、この時には連
接コントロ−ラ8がこの高い速度を払出しコントロ−ラ
3に指示し、コントロ−ラ3がこの指示速度で払出しテ
−ブル2を駆動するので、払出しテ−ブル2は速度調整
テ−ブル4の搬送速度に同期してビレットを速度調整テ
−ブル4に送る。
【0015】図3,図4および図5に、連接コントロ−
ラ5の、速度調整テ−ブル4に対する制御動作の概要を
示す。連接コントロ−ラ5は、電気パルス発生器11が
1個の電気パルスを発生する毎に図3に示す割込処理1
(外部起動の割込処理)を実行する。図3の処理の最初
には、誘導加熱炉6の搬送速度を算出するために使用す
るパルスカウントレジスタPCRの内容を1大きい数値
を示すものに更新し(51)、誘導加熱炉6の最行尾の
ビレット(テ−ブル4上のビレットに対して先行材)の
後端の位置を追跡するための位置カウントレジスタBT
Pの内容を1大きい数値を示すものに更新する(5
2)。次に鋼材検知器10がビレットを検知しているか
否かをチェックする(53)。
【0016】検知器10がビレットを検知していない
と、その直前は検知していた(BEF2=「1」)かを
チェックして(54)、直前は検知していると、今回検
知器10直下を先行材の尾端が通過したことになるの
で、レジスタBEF2の内容を非検知を表わす「0」に
更新し(55)、かつ、位置カウントレジスタBTPの
内容を、検知器10を起点とした先行材尾端位置を表わ
すものとするために、該位置カウントレジスタBTPを
初期化(レジスタのデ−タを0を表わすものに更新)す
る。これにより、位置カウントレジスタBTPを用いる
先行材尾端の位置追跡が開始されたことになる。検知器
10がビレットを検知していると、レジスタBEF2の
内容はこれを示す「1」に保持する(53,57,5
8)。
【0017】連接コントロ−ラ5は、割込タイマ(プロ
グラムタイマ)がタイムオ−バする毎に、図4に示す割
込処理2(内部起動の割込処理)を実行する。図4に示
す処理の最初には、時間カウントレジスタTmの内容を
1大きい数値を示すものに更新する(61)。そして割
込タイマを再スタ−トする(62)。なお、この割込タ
イマがタイムオ−バすると図4の割込処理に進む。次
に、時間カウントレジスタTmの内容TmがTs以上に
なったかをチエックして(63)、なっていると時間カ
ウントレジスタTmを初期化(クリア)し(64)、速
度レジスタSPRにそのときのパルスカウントレジスタ
PCRの内容PCRを書込み(65)、パルスカウント
レジスタPCRをクリアする(66)。
【0018】この割込処理2により、速度レジスタSP
Rには、Ts×dt(dtは割込タイマの時限値)の時
間の間の、パルス発生器11が発生したパルス数(誘導
加熱炉6の搬送速度に比例する値)が格納されているこ
とになり、この値はTs×dt周期で更新される。すな
わち速度レジスタSPRには常時最新の、誘導加熱炉6
の搬送速度を表わすデ−タが格納されていることにな
る。
【0019】連接コントロ−ラ5は、以上に説明した割
込処理1および2に加えて、図5に示す、速度調整テ−
ブル4に対する制御を実行する。図5に示す制御におい
て、連接コントロ−ラ5は、鋼材検知器9直下に、払出
しテ−ブル2が送り出すビレットの先端が到来したかを
チェックする(71,72)。該先端が到来すると連接
コントロ−ラ5は、速度調整テ−ブル4上に先行材があ
るかをチェックする(73,74)。
【0020】検知器9直下にビレットの先端が到来した
ときに速度調整テ−ブル4上に先行材がないときには、
これを示す情報をレジスタPBFに書込んで(75)、
「連接可否判定」(76)で、誘導加熱炉6の最後尾の
ビレット(速度調整テ−ブル4に今回到来したビレット
に対して先行材)の尾端位置(図3中のレジスタBTP
の内容)および誘導加熱炉6の現在の搬送速度(図4中
のレジスタSPRの内容)、ならびに、連接可能限界位
置(ビレットを、誘導加熱炉6の搬送速度よりも早い速
度で該炉6に挿入してもよい、検知器10起点の限界位
置;例えば誘導加熱炉6の入側電気コイルの入側端部位
置あるいはそれより内側の位置)に基づいて、速度調整
テ−ブル4に到来したビレットを、前記先行材の尾端よ
りビレット直径D1の10%内の距離内に、連接可能限
界位置までの送り込みで搬送するための搬送速度を算出
し、この搬送速度が速度調整テ−ブル4の最大速度以内
かをチェックする。そして最大速度以内であると、連接
コントロ−ラ5は、該算出した搬送速度の払出しを払出
しコントロ−ラ3に指令して、該搬送速度で速度調整テ
−ブル4を駆動し(77−84)、駆動速度と経過時間
よりテ−ブル4上ビレットの先端位置(始点は検知器9
の位置)を追跡してそれが前記先行材の尾端よりビレッ
ト直径D1の10%内の距離内に入ると、同期搬送を設
定する(85,86)。この同期搬送では、連接コント
ロ−ラ5は、誘導加熱炉6の搬送速度(図4中のレジス
タSPRの内容がこれを表わす)で速度調整テ−ブル4
を駆動する。この同期搬送中に、検知器9はビレット非
検出に、検知器10はビレット検出に変わる。その後検
知器10がビレット非検出に変わると、検知器9が新た
なビレットの到来を検知していない限り、連接コントロ
−ラ5は速度調整テ−ブル4を停止する(71−80,
87,88)。
【0021】検知器9直下にビレットの先端が到来した
ときに速度調整テ−ブル4上に先行材があったとき(7
1,72−79−82)には、速度調整テ−ブル4は
「同期搬送」中であり、連接コントロ−ラ5は、同期搬
送を継続して先行材が検知器10直下を通過するのを待
つ。そして通過すると、レジスタPBFの情報を、テ−
ブル4上に先行材が無いことを示す「0」に更新して
(83)、上述の「連接可否判定」(76)に進む。こ
の場合は、先行材の尾端が検知器10直下を通過した直
後であるので連接が可能である。
【0022】上述の「連接可否判定」(76)で、速度
調整テ−ブル4に到来したビレットを先行材の尾端より
ビレット直径D1の10%内の距離内に、連接可能限界
位置までの送り込みで搬送するための搬送速度が、速度
調整テ−ブル4の最大速度を越えるときには、連接コン
トロ−ラ5は、基準搬送速度で速度調整テ−ブル5を駆
動する。先に説明したように、ホストコンピュ−タが、
輻射加熱炉1でのビレットの加熱温度,在炉時間,払出
しピッチ(本数/時間)を決定し、この払出しピッチと
同速度(基準搬送速度)で誘導加熱炉6にビレットを通
すとき、ビレットを目標温度に二次加熱するに要する電
力を算出して、基準搬送速度を速度コントロ−ラ8およ
び連接コントロ−ラ5に与え、速度コントロ−ラ8は該
基準搬送速度を基準に、これにビレットの炉6出側温度
を目標値にするための速度補正を加えてた速度で誘導加
熱搬送テ−ブル7を駆動している。そこで、輻射加熱炉
1で予定の払出しピッチでビレットが払出され、しかも
誘導加熱炉6で実質上基準搬送速度でビレットを搬送し
ているときには、上記「連接可否判定」(76)の結果
が「連接不可」となることはない。しかし、輻射加熱炉
1でビレット払出しピッチが乱れたり、あるいは誘導加
熱炉6で速い速度でビレットを搬送した場合には、輻射
加熱炉1からビレット(後行材)が払出されたとき、誘
導加熱炉6の先行材(最後尾のビレット)の尾端位置が
すでに誘導加熱炉6の比較的に奥深くに進行しており、
後行材を速度調整テ−ブル4で高速で送り出してもテ−
ブル4上での高速送りのみでは、ビレット直径D1の1
0%以内の間隔に送り込み得ないとか、後行材がテ−ブ
ル4の高速送りで誘導加熱炉6内の入側近くの誘導加熱
コイルを高速で通るので後行材本体の加熱が十分に行な
われず加熱不足になるとかのトラブルとなり得る。この
ような場合は該後行材のみならずその後払出されるビレ
ットも同様な高速送り込みをせざるを得ず、同様なトラ
ブルを以降に払出されるビレットのどれにも生起するこ
とになる。そこでこの実施例では、このようなトラブル
となり得る送り込みを回避するために、「連接不可」の
ときには速度調整テ−ブル4は基準搬送速度で駆動する
(図5の78)。これにより、この速度で搬送したビレ
ット(後行材)と誘導加熱炉6内の先行材との間にビレ
ット直径D1の10%を越える間隔が空き、この後行材
の先端と先行材の尾端の加熱温度ずれが比較的に大きく
なるが、後行材の本体部の加熱温度ずれは生じない。の
みならず、該後行材の送り速度が基準搬送速度であるの
で、この後行材の後に払い出されるビレットとの間隔が
空き過ぎることがなく、以後は「連接可能」となる。す
なわち、払出し間隔が空き過ぎたビレットとその先行材
の端部に誘導加熱温度エラ−を生じるのみで、先行材よ
り前に払出されたビレット群および間隔が空き過ぎたビ
レットの次以降のビレット群では、先,後端を含めて誘
導加熱温度エラ−を生じない。
【0023】図6には、連接コントロ−ラ5による連接
間隔設定(上述の実施例ではビレット直径D1の10%
以内)のための比較値(連接したか否かの判定に参照す
る設定値)を各種に変更して、ビレット先,後端部と中
央部との温度差を測定した結果を示す。温度は図1に示
す温度センサ13で得たものである。この測定結果は、
先行ビレットの尾端と後行ビレットの先端との間隔を、
ビレット直径D1の10.3%以内にすれば、ビレット
上温度のばらつきが40°C以下となることを示してい
る。上述の実施例では10%以内にしているので、温度
のばらつきはきわめて小さい。
【0024】
【発明の効果】圧延材長手方向中央部温度に対して端部
の温度差がわずかで、端部の圧延品質が格別に損なわれ
ず、端部の切捨は不要となる。したがって、電力制御器
をコイル毎に一個持たせ搬送されるビレットの各部分に
対応した電力調整を行なうなどの設備変更を省略しう
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を一態様で実施する加熱&搬送装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す払出しコントロ−ラ3の、払出し
テ−ブル2に対する制御の内容を示すフロ−チャ−トで
ある。
【図3】 図1に示す連接コントロ−ラ5の、鋼材検出
器10を通過したビレット尾端の位置追跡処理の内容を
示すフロ−チャ−トである。
【図4】 図1に示す連接コントロ−ラ5の、誘導加熱
炉6におけるビレット搬送速度演算処理の内容を示すフ
ロ−チャ−トである。
【図5】 図1に示す連接コントロ−ラ5の、速度調整
テ−ブル4に対する制御の内容を示すフロ−チャ−トで
ある。
【図6】 図1に示す誘導加熱炉6に装入したビレット
の、ビレット間隔(横軸)と、誘導加熱後のビレット
先,後端部と中央部の温度差(縦軸)を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1:輻射加熱炉 2:払出しテ−ブル 3:払出しコントロ−ラ 4:速度調整テ−ブ
ル 5:連接コントロ−ラ 6:誘導加熱炉 7:誘導加熱搬送テ−ブル 8:速度コントロ−
ラ 9:鋼材検知器 10:鋼材検知器 11:電気パルス発生器 12:温度センサ 13:温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 本 学 光市大字島田3434番地 新日本製鐵株式会 社光製鐵所内 (72)発明者 榊 原 瑞 夫 光市大字島田3434番地 新日本製鐵株式会 社光製鐵所内 (72)発明者 寺 前 昭 富津市新富20−1 新日本製鐵株式会社技 術開発本部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一次加熱された圧延材を誘導加熱炉にて二
    次加熱して圧延機に供給する、圧延材の加熱搬送方法に
    おいて、 先行圧延材の尾端と後行圧延材の先端との間隔を、搬送
    方向と直交する方向の圧延材の長辺又は直径の10%以
    内に保持しながら連続して誘導加熱炉に供給して加熱す
    ることを特徴とする圧延材の加熱搬送方法。
  2. 【請求項2】一次加熱手段と誘導加熱炉の間に搬送速度
    可変の搬送ロ−ラを含む速度調整テ−ブルおよび圧延材
    検出手段を配設し、該検出手段による圧延材検出から非
    検出への切換わりを起点に先行圧延材の尾端位置を追跡
    し、速度調整テ−ブルに後行圧延材が到来すると先行圧
    延材が速度調整テ−ブル上にある間は速度調整テ−ブル
    で圧延材を、誘導加熱炉で必要な搬送速度で送り、先行
    圧延材が速度調整テ−ブルを外れると、速度調整テ−ブ
    ルを増速して後行圧延材の先端が先行圧延材の尾端よ
    り、搬送方向と直交する方向の圧延材の幅の10%以内
    の距離に達すると速度調整テ−ブルの搬送速度を、誘導
    加熱炉で必要な搬送速度に下げる、圧延材の加熱搬送方
    法。
  3. 【請求項3】一次加熱手段と誘導加熱炉の間に配設され
    た搬送速度可変の搬送ロ−ラを含む速度調整テ−ブル;
    一次加熱手段と誘導加熱炉の間において前者から後者に
    搬送される圧延材を検出する圧延材検出手段;該圧延材
    検出手段の検出信号をもとに先行圧延材の尾端通過を検
    出し、該尾端の位置を追跡する位置追跡手段;および、 速度調整テ−ブルへの後行圧延材の到来に応答して、該
    位置追跡手段が追跡している尾端位置を参照して、先行
    圧延材が速度調整テ−ブル上にある間は誘導加熱炉にお
    ける圧延材搬送速度と実質上同一の速度で速度調整テ−
    ブルを駆動し、先行圧延材が速度調整テ−ブルを外れる
    と速度調整テ−ブルを増速して後行圧延材の先端が先行
    圧延材の尾端より所定距離範囲内に到達すると誘導加熱
    炉における圧延材搬送速度と実質上同一の速度で速度調
    整テ−ブルを駆動する、連接制御手段;を備える圧延材
    の加熱搬送制御装置。
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