JPH06218662A - 周面に溝をもつワークの加工方法及び装置 - Google Patents

周面に溝をもつワークの加工方法及び装置

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JPH06218662A
JPH06218662A JP5009388A JP938893A JPH06218662A JP H06218662 A JPH06218662 A JP H06218662A JP 5009388 A JP5009388 A JP 5009388A JP 938893 A JP938893 A JP 938893A JP H06218662 A JPH06218662 A JP H06218662A
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JP
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groove
grinding
peripheral surface
work
grindstone
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JP5009388A
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Inventor
Yoshinori Abe
義紀 阿部
Isao Hatano
功 波多野
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Toyo Advanced Technologies Co Ltd
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Toyo Advanced Technologies Co Ltd
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Publication date
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 周面に溝をもつワークに対し、その周面及び
溝を迅速かつ容易に加工できるようにする。 【構成】 ワーク16の内周面及び溝18を続けて加工
する方法及び装置。ワーク16を回転させながらその内
周面に内周面研削用砥石36を接触させてこの内周面を
研削し、この時の研削抵抗を電力モニタ37で検出す
る。この検出結果に基づき、比較器38及びCNC装置
50によって溝18の回転角度位置を求めておく。この
回転角度位置に基づき、ワーク16を回転させてその位
置決めを行った後、上記溝18内に溝研削用砥石46を
挿入して溝18表面の研削を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外周面や内周面に軸方
向の溝をもつワークの加工方法及び装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】研削装置で研削されるワークの中には、
雄雌嵌合で互いに連結される部品等のように、外周面や
内周面にスプライン溝等の軸方向溝が形成されたものも
ある。ここで、例えば図7,8に示すように内周面に軸
方向溝92をもつワーク90の内側を加工する場合、一
般には次のような手順がとられる。
【0003】1)ワーク90をチャックで把持する一
方、図7に示すように内面研削用砥石94をその中心軸
1回りに高速回転させる。そして、この内面研削用砥
石94をワーク90の内周面に接触させた状態でワーク
90をその中心軸O2回りに低速回転させ、さらにワー
ク90をX軸方向に切込むことにより、このワーク90
の内周面において溝92が形成されていない部分を研削
加工する。
【0004】2)ワーク90を溝研削要砥石96と一致
する角度まで回して固定し、この状態で図8に示すよう
に溝研削用砥石96を回転させながらその外周部を溝9
2の表面に接触させ、さらに、ワーク90にX軸方向の
切込みを与えた状態で溝研削用砥石96を溝92に沿っ
て摺動させることにより、溝92の表面を研削加工す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】2)の溝研削工程にお
いて、各溝92の表面に溝研削用砥石96の外周部を正
確に接触させるには、その前にワーク90を回転方向に
ついて正確に位置決めする必要がある。ところが従来
は、1)の内面研削工程を終了した時点で溝92の回転
角度位置が把握されていないので、この内面研削工程終
了後にまず各溝92の実際の回転角度位置を種々の手段
で測定し、その結果に基づいてワーク90を適当な角度
まで回すといった作業を行わなければならない。このた
め、特に上記溝92の位置検出作業に多大の手間及び時
間を要し、これが加工能率向上の大きな妨げとなってい
る。
【0006】なお、このような溝92の検出を省略する
手段として、ワーク90を把持するチャックに上記溝9
2と係合可能な爪を設け、この係合によりチャックとワ
ーク90との相対的な回転位相を固定してしまうことが
考えられるが、上記チャックに対してワーク90を回転
方向にがたつきなく正確に固定するには複雑な機構を要
し、加工装置のイニシャルコストが高くなる。また、上
記爪等との接触で溝92に傷等がつくおそれもある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑み、周面に
溝をもつワークに対し、その周面及び溝を迅速かつ容易
に加工することができる方法及び装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、周面に軸方向
の溝をもつワークを加工する方法であって、周面研削用
砥石を上記周面に接触させた状態でワークをその中心軸
回りに回転させることにより上記周面において上記溝以
外の部分を研削加工するとともに、この研削加工中の研
削抵抗を検出し、この研削抵抗の変化から上記周面上の
溝の回転角度位置を求め、この回転角度位置に基づいて
上記ワークの回転方向の位置決めを行った後、上記溝の
表面に溝研削用砥石を接触させて溝表面を加工するもの
である(請求項1)。
【0009】また本発明は、上記ワークを加工する装置
であって、上記ワークを保持しかつこれをその中心軸回
りに回転させるワーク保持手段と、周面研削用砥石を保
持する周面研削用砥石保持手段と、溝研削用砥石を保持
する溝研削用砥石保持手段と、上記周面研削用砥石を上
記ワークの周面に接触させた状態でワークをその中心軸
回りに回転させることにより上記周面において上記溝以
外の部分を研削加工させる周面研削制御手段と、この研
削加工中の研削抵抗を検出し、この研削抵抗の変化から
上記周面上の溝の回転角度位置を求める溝検出手段と、
この溝の回転角度位置に基づいて上記ワークの回転方向
の位置決めを行うワーク位置決め手段と、位置決めされ
たワークの溝の表面に溝研削用砥石を接触させて溝表面
を加工させる溝研削制御手段とを備えたものである(請
求項2)。
【0010】ここで、上記溝検出手段としては、上記周
面研削中に検出する研削抵抗が上記ワークの周面におい
て溝以外の部分に周面研削用砥石が接触している時の研
削抵抗よりも低い一定の値に合致した時点でのワークの
回転角度を検出し、これらの回転角度から溝の回転角度
位置を求めるものが好適である(請求項3)。
【0011】
【作用】請求項1,2記載の方法及び装置において、ワ
ークをその中心軸回りに回転させながらその周面に周面
研削用砥石を接触させて研削加工を行っている間、上記
周面研削用砥石が溝を通過する度に砥石とワークとの接
触面積が減少して研削抵抗が低下する。従って、この研
削抵抗の変化から上記周面上の溝の回転角度位置を求め
ることができ、この求めた位置に基づいて上記ワークの
回転方向の位置決めを行い、上記溝の表面に良好に溝研
削用砥石を接触させて溝表面を加工することができる。
【0012】より具体的に、請求項3記載の装置では、
上記周面研削中に検出する研削抵抗が上記ワークの周面
において溝以外の部分に周面研削用砥石が接触している
時の研削抵抗よりも低い一定の値に合致した時点でのワ
ークの回転角度、すなわち、周面研削用砥石が溝の両縁
部から一定距離だけ内側の位置に到来した時点でのワー
クの回転角度が検出され、両回転角度から溝の回転角度
位置が求められる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図6に基づいて説
明する。
【0014】図1に示す加工装置は、ワーク支持装置1
0及び砥石支持装置20を備えている。
【0015】ワーク支持装置10は、主軸(C軸)12
を回転可能に支持するとともに、この主軸12を回転駆
動する手段として図2に示すような主軸サーボアンプ1
3及び主軸サーボモータ14を、また上記主軸12の回
転角度を検出する手段としてC軸エンコーダ17を搭載
している。上記主軸12の先端にはチャック15が固定
され、このチャック15によりワーク16がその外側か
ら着脱可能に把持されるようになっている。この実施例
におけるワーク16は、図3〜5に示すような円筒状を
なし、その内周面にはワーク軸方向に延びる複数本(図
例では3本)の溝18が等間隔(図例では120°間
隔)で形成されている。また、ワーク支持装置10全体
は、切込み送りサーボモータ19及び図略の送りねじ機
構の作動によって、上記主軸12と直交するX軸方向
(切込み送り方向)に送り駆動されるようになってい
る。
【0016】砥石支持装置20は、Y軸方向(図1では
奥行き方向)の旋回軸22を中心に旋回可能な旋回テー
ブル24を備えている。この旋回テーブル24は、旋回
駆動サーボモータ26の作動で旋回駆動され、またテー
ブル送りサーボモータ28及び図略の送りねじ機構によ
って上記主軸12と平行なZ軸方向に送り駆動されるよ
うになっている。そして、この旋回テーブル24におい
て互いに180°離間した位置に、内面研削用ホイール
ヘッド(内面研削用砥石保持手段)30及び溝研削用ホ
イールヘッド(溝研削用砥石保持手段)40がそれぞれ
固定されており、上記旋回テーブル24の旋回によって
両ホイールヘッド30,40が交互にワーク加工位置に
セットされるようになっている。
【0017】上記内面研削用ホイールヘッド30の本体
32は、砥石軸34を回転可能に支持するとともに、こ
れを高速回転駆動する砥石駆動モータを内蔵しており、
上記砥石軸34の先端には、ワーク16の内径よりも小
さな外径をもつ内面研削用砥石36が固定されている。
【0018】溝研削用ホイールヘッド40の本体42に
は、アーム44が固定され、このアーム44の先端にお
いてその長手方向と直交する軸45を中心として回転可
能に溝研削用砥石46が支持されており、この溝研削用
砥石46は上記本体42に内蔵された図略の砥石駆動モ
ータにより駆動ベルト等を介して回転駆動されるように
なっている。溝研削用砥石46は、上記ワーク16の溝
18と略同等の幅寸法を有しており、その外周面が図4
に示すように溝18の表面に接触し、かつ切込み量tを
与えて溝研削用砥石46が回転駆動された状態で、上記
溝18に沿って摺動することにより(図5実線及び二点
鎖線参照)、溝18表面を研削するように構成されてい
る。
【0019】上記内面研削用ホイールヘッド32内蔵の
砥石駆動モータには電力モニタ37が接続され、この電
力モニタ37は比較器38を介してCNC装置50に接
続されている。
【0020】電力モニタ37は、上記砥石駆動モータの
駆動電力(すなわち研削電力)を検出するものであり、
その電力に比例するレベルの検出信号を出力するように
構成されている。比較器38は、上記電力モニタ37で
検出される研削電力と予め設定された一定値Wo とを比
較し、前者が後者以上の場合にのみCNC装置50に信
号を出力するように構成されている。
【0021】CNC装置50は、上記比較器38やC軸
エンコーダ17から出力される信号等に基づき、後述の
ように上記切込み送りサーボモータ19、旋回駆動モー
タ26、テーブル送りサーボモータ28、両ホイールヘ
ッド30,40内蔵の砥石駆動モータ、及び図2に示す
主軸サーボアンプ13等に制御信号を出力し、各加工動
作を制御するものである。ここで、上記主軸サーボアン
プ13に対しては、周面加工指令信号と、主軸12の回
転停止位置を指定する溝位置決め指令信号とを出力する
ように構成されており、主軸サーボアンプ13は、上記
周面加工指令信号が入力されている間だけ主軸サーボモ
ータ14を連続回転させるとともに、後に詳述のよう
に、上記溝位置決め指令信号が入力された時点から主軸
サーボモータ14を割出し回転させ、この主軸12が上
記溝位置決め指令信号で指定された回転停止位置に達し
た時点で主軸サーボモータ14を停止させるように構成
されている。
【0022】すなわち、上記電力モニタ37、比較器3
8、C軸エンコーダ17、及びCNC装置50によって
本発明装置における溝検出手段が構成され、CNC装置
50、主軸サーボアンプ13、C軸エンコーダ17、及
び主軸サーボモータ14によって、ワーク位置決め手段
が構成されている。また、上記CNC装置50は内面研
削制御手段及び溝研削制御手段も兼ねている。
【0023】次に、このCNC装置50の制御の下で実
行される加工工程を説明する。
【0024】A)内面研削工程 まず、チャック15によってワーク16が把持される一
方、砥石支持装置20では内面研削用ホイールヘッド3
0が図1に示すような加工位置(すなわち内面研削用砥
石36がワーク16へ向く位置)にセットされる。そし
て、CNC装置50の出力する制御信号でテーブル送り
サーボモータ28が作動し、内面研削用砥石36がワー
ク16内に挿入されるとともに、図2に示す主軸サーボ
アンプ13に周面加工指令信号が入力されることにより
主軸12と一体にワーク16がその中心軸回り(すなわ
ち主軸12回り)に回転駆動され、また、内面研削用ホ
イールヘッド30内の砥石駆動モータが作動して内面研
削用砥石36が回転駆動される。さらに、切込み送りサ
ーボモータ19が作動してワーク支持装置10と一体に
ワーク16がX軸方向に送られることにより、図3に示
すようにワーク16の内周面と内面研削用砥石36の外
周面とが接触し、この状態で上記内周面において溝18
が形成されていない部分が研削加工される。
【0025】この内面研削中、電力モニタ37によって
砥石駆動モータの駆動電力、すなわち研削抵抗に匹敵す
る研削電力が検出されるが、上記ワーク16の回転中、
内面研削用砥石36が溝18の上を通過する度に研削抵
抗が急激に低下するため、電力モニタ37の出力信号は
図6に示されるようになる。ここで比較器38は、上記
研削電力が予め設定されて一定値Wo 以上の場合にのみ
信号を出力するので、CNC装置50には、溝18同士
の間隔に対応する周期でオンオフする信号が比較器38
から入力されることになる。
【0026】CNC装置50は、図6に示されるよう
に、上記比較器38の信号がオンからオフに切換えられ
た時のC軸回転角(ワーク回転角)C1と、上記信号が
オフからオンに切換えられた時のC軸回転角C2とをC
軸エンコーダ17の出力信号から読取り、両回転角C
1,C2の平均角をワーク16における任意の一つの溝
18の回転角度位置として記憶する。
【0027】B)溝研削工程 上記内面研削工程終了後、CNC装置50は各サーボモ
ータに制御信号を出力してワーク支持装置10及び砥石
支持装置20を元の状態(図1に示す状態)に戻し、こ
の状態から旋回駆動サーボモータ26を作動させて旋回
テーブル24を180°旋回させることにより、今度は
溝研削用ホイールヘッド40を加工位置にセットする。
【0028】さらに、CNC装置50は、主軸サーボア
ンプ13に溝位置決め指令信号を出力することによりワ
ーク16の回転方向の位置決めを行わせるが、上記溝位
置決め指令信号では、上記内面研削工程における検出結
果で既に回転角度位置を求めている溝18がこの溝18
に上記溝研削用ホイールヘッド40の溝研削用砥石46
が挿入可能となる位置で停止するように回転停止位置が
設定される。このような溝位置決め指令信号が主軸サー
ボアンプ13に出力されることにより、主軸サーボアン
プ13は主軸サーボモータ14を始動させてワーク16
を回転駆動させるとともに、C軸エンコーダ17で検出
されるワーク回転角が上記回転停止位置と合致した時点
で主軸サーボモータ14の作動を停止させる。これによ
り、ワーク16はその溝18内に溝研削用砥石46が挿
入可能な位置に正確に位置決めされることとなる。
【0029】次に、CNC装置50は、テーブル送りサ
ーボモータ28を作動させて溝研削用砥石46をZ軸方
向に送り駆動させ、溝研削用砥石46を回転駆動させな
がら溝18の表面に接触させ、かつこの溝18に沿って
摺動させることにより、溝18表面の研削を行わせる。
なお、この研削は、ワーク16を少しずつ切込み送りし
ながら溝研削用砥石46を何度も往復動させるものであ
ってもよいし、図5に示すように溝18の底面と溝研削
用砥石46の外周面とを目標切込み量tに相当する寸法
まで最初から大きくずらしておき、そのまま溝研削用砥
石46を低速で溝18に挿入することにより一回の摺動
動作で溝18の研削を完了するいわゆるクリープフィー
ド研削であってもよい。
【0030】このようにして一つの溝18の研削が終了
した後、CNC装置50は一旦溝18から溝研削用砥石
46を離脱させ、再び主軸サーボアンプ13に溝位置決
め指令信号を出力する。この段階では、溝18同士の間
隔(この実施例では360°÷3=120°)だけワー
ク16を回転させるような溝位置決め指令信号を出力す
る。この信号を受けて主軸サーボアンプ13及び主軸サ
ーボモータ14が作動し、実際にワーク16が120°
だけ回転駆動されることにより、上記溝18と隣り合う
次の溝18が溝研削用砥石46の加工位置にセットされ
ることとなる。以下、同様の動作を繰り返すことによ
り、全ての溝18の研削を行うことができる。
【0031】以上のように、この方法及び装置では、内
面研削工程を行っている最中にその研削抵抗を検出し、
その検出結果から溝18の回転角度位置を求めておくよ
うにしているので、上記内面研削工程終了後は、改めて
溝18の回転角度位置を測定することなくワーク16の
回転方向の位置決めを正確に行い、溝18の加工を進め
ることができる。従って、従来方法に比べてより迅速か
つ容易にワーク16の内周面及び溝18の研削加工を良
好に行うことができる。
【0032】さらに、この実施例では、溝18の回転角
度位置の演算に際し、研削電力が一定値Wo を横切る時
の2つの回転角C1,C2から溝18の回転角度位置を
割り出すようにしているので、実際の研削電力と上記比
較値Wo との比較だけで溝18の回転角度位置を正確に
かつ容易に算出することができる利点がある。
【0033】なお、本発明はこのような実施例に限定さ
れるものでなく、例として次のような態様をとることも
可能である。
【0034】(1) 上記実施例では、内周面に溝が形成さ
れたワークを加工する場合を示したが、本発明は外周面
に溝が形成されたワークを加工する場合にも同様に適用
が可能である。この場合は、まず円筒研削用砥石で上記
外周面を研削し、その研削抵抗から溝の回転角度位置を
割り出すようにすれば良い。
【0035】(2) 本発明において、研削抵抗を検出する
手段は問わず、上記のように研削電力をモニタリングす
るものに限らない。例えば、内面研削用砥石36を支持
する砥石軸34の撓み量は研削抵抗に比例するので、こ
の撓み量を非接触センサ等で検出するようにしても上記
と同様に研削抵抗を把握することができる。
【0036】(3) 本発明において、ワークに形成されて
いる溝の本数は問わない。一般に、ワーク周面に等間隔
でN本の溝が形成されている場合には、一つの溝の研削
を終了した後、(360/N)°ずつワークを回転させ
ていくことにより、各溝を加工位置に位置決めすること
ができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明は、ワーク周面を研
削加工している間にその研削抵抗を検出し、その検出結
果からワーク周面における溝の回転角度位置を求めた
後、その回転角度位置に基づいてワークの回転方向の位
置決めを行い、溝を研削加工するようにしたものである
ので、上記周面研削終了後、従来のように溝の回転角度
位置の測定を特別に行わなくても、すぐにワークの位置
決めを行い、溝研削に移ることができる。従って、従来
よりもより迅速かつ容易にワーク周面及び溝を良好に加
工することができる効果がある。
【0038】さらに、請求項3記載の装置では、溝の回
転角度位置の演算に際し、実際の研削抵抗が予め設定さ
れた一定値に合致した時点、すなわち研削抵抗が上記一
定値まで降下した時点とそれよりも降下した状態から上
記一定値まで復帰した時点とでのワーク回転角度を検出
し、これらから溝の回転角度位置を割り出すようにして
いるので、実際の研削抵抗と上記一定値との比較だけで
溝の回転角度位置を容易に算出することができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における加工装置の全体図で
ある。
【図2】上記加工装置における主軸の駆動制御系を示す
ブロック図である。
【図3】上記加工装置においてワークの内面研削が行わ
れている状態を示す断面正面図である。
【図4】上記加工装置においてワークの溝研削が行われ
ている状態を示す断面正面図である。
【図5】上記溝研削が行われている状態を示す断面平面
図である。
【図6】上記加工装置においてC軸回りのワーク回転に
伴い電力モニタにより検出される研削電力を示すグラフ
である。
【図7】従来装置においてワークの内面研削が行われて
いる状態を示す断面正面図である。
【図8】従来装置においてワークの溝研削が行われてい
る状態を示す断面平面図である。
【符号の説明】
10 ワーク支持装置(ワーク支持手段) 12 主軸 13 主軸サーボアンプ(ワーク位置決め手段を構成) 14 主軸サーボモータ(ワーク位置決め手段を構成) 16 ワーク 18 溝 20 砥石支持装置 30 内面研削用ホイールヘッド(周面研削用砥石保持
手段) 36 内面研削用砥石(周面研削用砥石) 37 電力モニタ(溝検出手段を構成) 38 比較器(溝検出手段を構成) 40 溝研削用ホイールヘッド(溝研削用砥石保持手
段) 46 溝研削用砥石 50 CNC装置(溝検出手段、ワーク位置決め手段、
周面研削制御手段、及び溝研削制御手段に兼用)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周面に軸方向の溝をもつワークを加工す
    る方法であって、周面研削用砥石を上記周面に接触させ
    た状態でワークをその中心軸回りに回転させることによ
    り上記周面において上記溝以外の部分を研削加工すると
    ともに、この研削加工中の研削抵抗を検出し、この研削
    抵抗の変化から上記周面上の溝の回転角度位置を求め、
    この回転角度位置に基づいて上記ワークの回転方向の位
    置決めを行った後、上記溝の表面に溝研削用砥石を接触
    させて溝表面を加工することを特徴とする周面に溝をも
    つワークの加工方法。
  2. 【請求項2】 周面に軸方向の溝をもつワークを加工す
    る装置であって、上記ワークを保持しかつこれをその中
    心軸回りに回転させるワーク保持手段と、周面研削用砥
    石を保持する周面研削用砥石保持手段と、溝研削用砥石
    を保持する溝研削用砥石保持手段と、上記周面研削用砥
    石を上記ワークの周面に接触させた状態でワークをその
    中心軸回りに回転させることにより上記周面において上
    記溝以外の部分を研削加工させる周面研削制御手段と、
    この研削加工中の研削抵抗を検出し、この研削抵抗の変
    化から上記周面上の溝の回転角度位置を求める溝検出手
    段と、この溝の回転角度位置に基づいて上記ワークの回
    転方向の位置決めを行うワーク位置決め手段と、位置決
    めされたワークの溝の表面に溝研削用砥石を接触させて
    溝表面を加工させる溝研削制御手段とを備えたことを特
    徴とする周面に溝をもつワークの加工装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の周面に溝をもつワークの
    加工装置において、上記溝検出手段を、上記周面研削中
    に検出する研削抵抗が上記ワークの周面において溝以外
    の部分に周面研削用砥石が接触している時の研削抵抗よ
    りも低い一定の値に合致した時点でのワークの回転角度
    を検出し、これらの回転角度から溝の回転角度位置を求
    めるように構成したことを特徴とする周面に溝をもつワ
    ークの加工装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005074584A (ja) * 2003-09-01 2005-03-24 Toyoda Mach Works Ltd 溝加工方法及び数値制御装置
JP2016209977A (ja) * 2015-05-13 2016-12-15 株式会社デンソー 切削装置、および、円筒部材の製造方法
JP2022149894A (ja) * 2021-03-25 2022-10-07 株式会社ヤマザキ ワーク加工装置

Cited By (3)

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