JPH06220173A - ポリエステルの製造方法 - Google Patents

ポリエステルの製造方法

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JPH06220173A
JPH06220173A JP825993A JP825993A JPH06220173A JP H06220173 A JPH06220173 A JP H06220173A JP 825993 A JP825993 A JP 825993A JP 825993 A JP825993 A JP 825993A JP H06220173 A JPH06220173 A JP H06220173A
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polyester
acid
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polycondensation reaction
weight
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JP825993A
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Akio Yonenoi
章男 米ノ井
Takatoshi Kuratsuji
孝俊 倉辻
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 透明性、機械的強度及び色相の優れた成形
品、特に容器をより一層の成形速度で成形するのに有用
なポリエステルの製造方法を提供する。 【構成】 主たるエステル単位がエチレンテレフタレー
トでありかつジエチレングリコール成分が0.9〜2.
2重量%共重合されているポリエステルを製造するに際
し、エステル交換反応の触媒としてチタニウムテトラア
ルコキシドを有機カルボン酸で処理した有機チタン化合
物をチタン金属として1〜10ミリモル%(ポリエステ
ルの全酸成分に対し)用い、エステル交換反応が実質的
に終了したのちに正リン酸を3〜40ミリモル%(ポリ
エステルの全酸成分に対し)でかつ正リン酸/有機チタ
ン化合物のモル比が2〜10となる量添加し、重縮合反
応初期以前の段階でアントラキノン系化合物を0.05
〜0.8ppm(ポリエステルの重量に対し)添加し、
そして重縮合反応触媒として水コロイド処理した結晶性
二酸化ゲルマニウムを用いて固有粘度が0.7〜0.8
となるまで重縮合反応を行うことを特徴とするポリエス
テルの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリエステルの製造方法
に関し、さらに詳しくは透明性、機械的強度及び色相の
優れた成形品、特に容器をより一層の成形速度で成形す
るのに有用なポリエステルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレートは、その優
れた機械的性質、化学的性質から、繊維、フイルム、工
業用樹脂等に広く用いられているが、最近ではさらにボ
トル、カップ、トレイなどにも用いられている。特にそ
の軽量性等の取り扱い易さなどによりポリエステル製の
ボトルが食品や化粧品などの容器として広く使用される
に到っている。
【0003】ボトル用途では近年需要が増加し、またそ
の使用分野も多岐にわたるようになるにともない、成形
速度の向上や、使用分野によってはプリフォームの肉厚
を厚くするなど多くの工夫がなされるようになってき
た。しかし、従来からボトル成形用に用いられてきたポ
リエステル樹脂ではボトルやプリフォームの結晶化が進
み、これにより白化し、外観を損なうという欠点が生
じ、また顕著になっている。一方成形速度を高めると、
ポリエステル可塑化時の剪断や樹脂発熱を増大させるこ
とになり、熱分解によるポリエステルの分子量の低下や
色相の悪化(黄色化)も顕著となり、成形品の機械的強
度の低下や成形品の有色化による外観の低下などの欠点
も生ずる。
【0004】これらの理由により透明性、機械的強度、
色相の優れた成形品を成形しうるポリエステルの開発が
望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る問題を解消し、高速成形時や肉厚の成形品を成形する
際に生じ易い成形品の結晶化による白化を抑え、透明性
の優れた、また更には機械的強度、色相に優れた成形品
を製造しうるポリエステルの製造方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
本発明によれば、主たるエステル単位がエチレンテレフ
タレートでありかつジエチレングリコール成分が0.9
〜2.2重量%共重合されているポリエステルを製造す
るに際し、エステル交換反応の触媒としてチタニウムテ
トラアルコキシドを有機カルボン酸で処理した有機チタ
ン化合物をチタン金属として1〜10ミリモル%(ポリ
エステルの全酸成分に対し)用い、エステル交換反応が
実質的に終了したのちに正リン酸を3〜40ミリモル%
(ポリエステルの全酸成分に対し)でかつ正リン酸/有
機チタン化合物のモル比が2〜10となる量添加し、重
縮合反応初期以前の段階でアントラキノン系化合物を
0.05〜0.8ppm(ポリエステルの重量に対し)
添加し、そして重縮合反応触媒として水コロイド処理し
た結晶性二酸化ゲルマニウムを用いて固有粘度が0.7
〜0.8となるまで重縮合反応を行うことを特徴とする
ポリエステルの製造方法によって達成される。
【0007】本発明においてポリエステルとは、主たる
エステル単位がエチレンテレフタレートであり、かつジ
エチレングリコール成分が0.9〜2.2重量%共重合
されているポリエステルである。ここで、「主たる」と
は全エステル単位(全繰り返し単位)の85モル%以上
の割合をいう。従って、全エステル単位の15モル%以
下の範囲において、ジエチレングリコール成分が0.9
〜2.2重量%共重合されており、また他の共重合成分
が共重合されていてもよい。
【0008】かかる他の共重合成分としてはテレフタル
酸以外のジカルボン酸、オキシカルボン酸、エチレング
リコール及びジエチレングリコール以外のジオールが挙
げられる。具体的には、芳香族ジカルボン酸、例えばイ
ソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ビフェニルジカ
ルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸、ジフェニ
ルスルホンジカルボン酸、ジフェニルケトンジカルボン
酸、ナトリウム―スルホイソフタル酸、ジブロモテレフ
タル酸など;脂環族ジカルボン酸、例えばデカリンジカ
ルボン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸など;脂肪族ジカ
ルボン酸、例えばマロン酸、コハク酸、アジピン酸な
ど;脂肪族ジオール、例えばトリメチレングリコール、
テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール
など、芳香族ジオール、例えばヒドロキノン、カテコー
ル、ナフタレンジオール、レゾルシン、4,4′―ジヒ
ドロキシ―ジフェニル―スルホン、ビスフェノールA
[2,2―ビス(4―ヒドロキシフェニル)プロパ
ン]、テトラブロモビスフェノールA、ビスヒドロキシ
エトキシビスフェノールAなど;脂環族ジオール、例え
ばシクロヘキサンジオールなど;脂肪族オキシカルボン
酸、例えばグリコール酸、ヒドロアクリル酸、3―オキ
シプロピオン酸など;脂環族オキシカルボン酸、例えば
アシアチン酸、キノバ酸など;芳香族オキシカルボン
酸、例えばサリチル酸、m―オキシ安息香酸、p―オキ
シ安息香酸、マンデル酸、アトロラクチン酸などを例示
することができる。
【0009】さらにポリエステルが実質的に線上である
範囲内で3価以上の多官能化合物、例えばグリセリン、
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、トリ
メリット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸、トリカル
バリル酸、没食子酸などを共重合してもよく、要すれば
単官能化合物例えばo―ベンゾイル安息香酸、ナフトエ
酸などを結合してもよい。
【0010】本発明においては、基本的には、ポリエチ
レンテレフタレートの製造に際して蓄積された方法で行
うことができ、例えばテレフタル酸のエステル形成性誘
導体(例えば低級アルキルエステル)とエチレングリコ
ール、及び所望により共重合成分とをエステル交換反応
させ、次いで反応生成物を重縮合反応させて所望の固有
粘度のポリエステルとする方法で行うことができる。エ
ステル交換反応は170〜235℃の温度で行うのが好
ましく、重縮合反応は数mmHg以上の高真空で、融点
以上280℃以下の温度で行うのが好ましく、この温度
が280℃を超えるのは色相の点より好ましくない。
【0011】ジエチレングリコール成分の共重合割合
は、反応の任意の時期にジエチレングリコールを添加す
ることで、また反応の途中でジエチレングリコールを副
生共重合させる(例えば高温での常圧反応時間を調整す
る)ことで調整することができるが、ポリマーの色相の
点からは前者がより好ましい。
【0012】本発明においては、前記エステル交換反応
を、チタニウムテトラアルコキシドを有機カルボン酸で
処理した有機チタン化合物を触媒として用いて、行う。
このチタニウムテトラアルコキシドとしては、例えばテ
トラ―n―プロポキシチタン、テトライソプロポキシチ
タン、テトラ―n―ブトキシチタン、テトライソブトキ
シチタン、テトラ―t―ブトキシチタン、テトラ―第二
―ブトキシチタン、テトラ―n―アミルオキシチタン、
トリイソアミルオキシイソプロポキシチタンなどが挙げ
られる。
【0013】有機カルボン酸としては、例えば酢酸、プ
ロピオン酸、n―酪酸、カプリル酸、フェニル酢酸など
のモノカルボン酸が好ましく挙げられるが、アジピン
酸、テレフタル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸な
どの多官能カルボン酸でもよい。
【0014】これらのチタニウムテトラアルコキシドと
有機カルボン酸との反応物として得られる有機チタン化
合物は対応するカルボン酸から生ずるアシル化合物であ
ると推定される。
【0015】有機チタン化合物の量は、チタン金属換算
量として、1〜10ミリモル%(ポリエステルの全酸成
分に対して)である。この量が1ミリモル%未満では、
触媒効果が少なくポリマー生産性が落ち、一方10ミリ
モル%を超えると成形時の分子量低下のため機械的強度
が低下し、好ましくない。また有機チタン化合物が本発
明の処理法の範囲を満たない方法で製造された場合は触
媒としての効果が弱く、ポリマー生産性が落ちたり、逆
に触媒としての効果が強すぎて分解を促進し、成形品の
機械的強度を落とすので好ましくない。
【0016】本発明においては、さらに、エステル交換
反応が実質的に終了したのちに正リン酸を添加する。こ
の正リン酸の量は、3〜40ミリモル%(ポリエステル
の全酸成分に対して)でかつ正リン酸/有機チタン化合
物のモル比が2〜10となる量である。
【0017】この量が3ミリモル%(ポリエステルの全
酸成分に対して)未満では成形時の熱分解を抑える効果
が十分でなく、機械的強度が落ちるし、また、配向結晶
化を抑える効果も十分でなく、結果として成形品の透明
性も低下する、一方40ミリモル%(ポリエステルの全
酸成分に対して)を超える場合は、乾燥時や成形時の分
子量低下がむしろ増大し、機械的強度が落ちる、ので好
ましくない。また、正リン酸/有機チタン化合物のモル
比が2未満の場合、透明性、機械的強度の改良効果が十
分でなく、一方10を超える場合はむしろ成形時の分子
量低下により機械的強度が低下する、ので好ましくな
い。
【0018】本発明においては、さらに重縮合反応初期
以前の段階でアントラキノン系化合物を添加する。好ま
しくは内温が260℃以下の時点で添加する。重縮合反
応中期以降、後期に添加すると、その効果が小さいばか
りか、異物が発生する場合があり、好ましくない。
【0019】アントラキノン系化合物の添加量は0.0
5〜0.8ppm(ポリエステルの重量に対して)であ
る。この量が0.05ppm(ポリエステルの重量に対
して)未満では色相改善効果が十分でなく、一方0.8
ppm(ポリエステルの重量に対して)を超えると、成
形品が青味がかるため成形品外観がむしろ悪くなり、好
ましくない。
【0020】アントラキノン系化合物としては、1―ヒ
ドロキシ―4―フェニルアミノアントラキノン―3―カ
ルボン酸アミド、1―メチルアミノ―4―(2―ヒドロ
キシエチル)アミノアントラキノン、1,4―ビス(メ
チルフェニルアミノ)アントラキノン―3―スルホン酸
などの青色を呈する化合物を例示することができる。こ
れらの中特に1,4―ビス(メチルフェニルアミノ)ア
ントラキノン―3―スルホン酸アミドが好ましい。
【0021】本発明においては、さらにエステル交換反
応生成物を重縮合反応せしめる際、該重縮合反応の触媒
として水コロイド処理した結晶性二酸化ゲルマニウムを
用いる。単なる結晶性二酸化ゲルマニウムの粉末、ある
いはエチレングリコール等のスラリー状態で使用したも
のはポリマーの透明性が悪く、本発明の目的を達成する
ことができない。
【0022】水コロイド処理方法としては、例えば次の
方法が例示される。結晶性二酸化ゲルマニウムを、濃度
が0.1〜1wt%程度となるように大量のイオン交換
水に分散させ、水の沸点近く、例えば80〜100℃で
数時間、例えば3〜10時間、加熱処理する。加熱処理
時に水を留出させて濃度を調節することもできる。
【0023】この方法で処理した水コロイド化二酸化ゲ
ルマニウムは、赤外吸収スペクトルで515,551,
587,872,955cm-1の吸収があり、処理前の六
方晶系の結晶状態を保っていて、水和物(500,78
0cm-1)の状態にはなっていない。そして水コロイド液
の特徴であるチンダル現象を呈する。
【0024】水コロイド処理した結晶性二酸化ゲルマニ
ウムの量は、ポリエステルの全酸成分に対し、20〜4
0ミリモル%であることが好ましい。
【0025】重縮合反応はポリマーの固有粘度が0.7
〜0.8となるまで行うが、反応条件は前記したように
当業界に蓄積された条件を採用することができる。例え
ば溶融重合法で行うことができ、また溶融重縮合で低重
合度のプレポリマーをつくり、これをペレタイズしたの
ち固相重合法で所定の重合度まで重縮合させることもで
きる。
【0026】重縮合反応後のポリマーの固有粘度が0.
7未満の場合、成形品の機械的強度が十分でなく、一方
0.8を超える場合成形時ポリエステルの可塑化過程で
樹脂発熱が増大し、機械的強度の低下を引き起こすのみ
ならず、配向結晶化が促進され、透明性も悪化する、の
で好ましくない。
【0027】本発明のポリエステルは、前記したよう
に、ジエチレングリコール成分が0.9〜2.2重量%
共重合されているが、この量が0.9重量%未満の場
合、成形時ポリエステルの可塑化過程で樹脂発熱が増大
し、分子量低下により機械的強度の低下を引き起こすの
みならず、配向結晶化が促進され、透明性も悪化する、
一方2.2重量%を超える場合、色相が悪化するととも
に熱安定性が低下し成形時の分量低下により機械的強度
も低下するので好ましくない。
【0028】ジエチレングリコールの共重合割合は、前
記したように、反応の任意の時期にジエチレングリコー
ルを添加することで、また反応途中でジエチレングリコ
ールを副生させることで調整することができる。ジエチ
レングリコールを副生させる方法としては、 (1) 重合初期に高温常圧保持時間を通常より長目に
とる。 (2) エステル交換反応終了後、正リン酸を添加した
状態で保持する。 (3) 重合触媒の添加時期をエステル交換反応終了以
前とする。 等が例示できる。
【0029】本発明においては、必要に応じて他の添加
剤、たとえば着色剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤、帯電防
止剤、難燃剤、アセトアルデヒド再生抑制剤などを使用
してもよいが、食品衛生上、できる限り何も添加しない
方がよい。
【0030】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明す
る。なお、実施例中「部」は、重量部を意味する。ま
た、実施例中で用いた特性の測定法を以下に示す。
【0031】1) 固有粘度:[η] フェノール/テトラクロロエタン(重量比60/40)
の混合溶媒を用い35℃で測定した溶液粘度から算出し
た。
【0032】2) ジエチレングリコール(DEG)量 サンプル約2gを精秤し、これに内部標準を含むヒドラ
ジン10mlを加え100℃、30分間加熱する。得ら
れた分解液を遠心分離し液層サンプルをガスクロマトグ
ラフィーにより定量分析を行った。
【0033】3) 色相(カラーb値:Colb) カラーマシン社製CM―1500型カラーマシンで色相
b値を測定した。
【0034】4) ボトル曇り性 乾燥ポリマーをシリンダー温度295℃、射出圧力35
% 33秒サイクルで重量50gのプリフォームを射出
成形する。冷却後105〜110℃に再加熱し、2軸延
伸ブローを施して内容積1リットルのボトルを得るとき
そのボトルが白化しないでブローできる予熱時間をもっ
てボトル曇り性の尺度とした。予熱可能時間が長くなる
程曇りが生じ難く、透明性が良好であることを意味す
る。予熱可能時間が90秒未満の場合を×、90秒以上
110秒未満の場合を△、110秒以上の場合を○とし
た。
【0035】5) ボトル固有粘度 上述の方法で成形したボトルの胴部をサンプリングして
測定した。
【0036】
【実施例1】エチレングリコール100部を撹拌下加熱
し、温度が60℃になった時点でチタニウムテトラブト
キシド8部と酢酸6部を添加し、20分間混合した。そ
の後放冷して酢酸チタンのエチレングリコール溶液を得
た。この溶液中のチタン金属換算の濃度は1.0重量%
であった。
【0037】また、結晶性二酸化ゲルマニウムを濃度
0.1〜1重量%程度となるように大量のイオン交換水
に分散させ、80〜100℃で6時間加熱処理し、最終
的に濃度0.8重量%に調節して、水コロイド処理した
結晶性二酸化ゲルマニウム(以下、水コロイドGeと略
記する)を得た。
【0038】テレフタル酸ジメチル17000部、エチ
レングリコール11000部、前記で調製した酢酸チタ
ンのエチレングリコール溶液(Tiとして1%)12
部、ジエチレングリコール100部及びアントラキノン
系化合物として1,4―ビス(メチルフェニルアミノ)
アントラキノン―3―スルホン酸アミド3部をエステル
交換反応槽に仕込み、170〜235℃でエステル交換
反応を行った。留出物が出なくなった時点で前記水コロ
イドGeを420部、正リン酸の55wt%水溶液を2
部添加し、重合反応槽に移した。260〜270℃で約
30分間常圧反応せしめ、その後265℃で高真空下
(数mmHg以上の高真空)にて約2時間反応を行っ
た。その後重合反応槽より常法によって大量の流水中に
抜き出し、ストランド型のチップを得た。このチップの
[η]は0.53であった。
【0039】このチップを150〜160℃で約3時間
予備乾燥した後0.5mmHgの高真空下225℃で1
4時間固相重合を行った。固相重合後のチップの[η]
は0.76であり、共重合されたジエチレングリコール
量は1.7wt%であった。またチップのColb値は
0.3であった。このチップからボトルを成形した所、
ボトルの[η]は0.71であり、またボトル曇り性も
良好であった。
【0040】この結果を表1に示す。
【0041】
【実施例2,3】添加剤(有機チタン化合物、リン化合
物)の添加量、モル比、さらにポリマーの[η]、ジエ
チレングリコール(DEG)量を表1に示すように変え
る以外は、実施例1と同じように行った。
【0042】この結果を表1に示す。
【0043】
【比較例1〜4】添加剤(有機チタン化合物、リン化合
物)の種類、量を表1に示すように変える以外は、実施
例1と同じように行った。
【0044】この結果を表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】
【比較例5〜6】アントラキノン系化合物1,4―ビス
(メチルフェニルアミノ)アントラキノン―3―スルホ
ン酸の添加量を表2に示すように変える以外は実施例1
と同じように行った。
【0047】この結果を表2に示す。なお、表2には実
施例1の結果も併記する。
【0048】
【表2】
【0049】
【比較例7〜8】重縮合触媒として「スラリーGe」
(結晶性二酸化ゲルマニウム粉末をそのままエチレング
リコールに20wt%となるように分散し、サンドグラ
イダー処理して二酸化ゲルマニウムのエチレングリコー
ルスラリーとしたものを示す。代表粒径は4〜6μであ
った)16.8部、或いは「粉末Ge」(粉末の結晶性
二酸化ゲルマニウムを示す)3.4部を用いる以外は、
実施例1と同じように行った。
【0050】この結果を表3に示す。なお、表3には実
施例1の結果も併記する。
【0051】
【表3】
【0052】
【比較例9〜12】ポリマーの[η]、ジエチレングリ
コール量を変える以外は実施例1と同じように行った。
【0053】この結果を表4に示す。なお、表4には実
施例1の結果も併記する。
【0054】
【表4】
【0055】
【発明の効果】本発明は、高速成形時や肉厚の成形品を
成形する際に生じ易い成形品の結晶化による白化を抑
え、透明性の優れた、また更には機械的強度、色相に優
れた成形品を製造しうるポリエステルを製造することが
でき、成形用ポリエステルの製造方法として極めて有効
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主たるエステル単位がエチレンテレフタ
    レートでありかつジエチレングリコール成分が0.9〜
    2.2重量%共重合されているポリエステルを製造する
    に際し、エステル交換反応の触媒としてチタニウムテト
    ラアルコキシドを有機カルボン酸で処理した有機チタン
    化合物をチタン金属として1〜10ミリモル%(ポリエ
    ステルの全酸成分に対し)用い、エステル交換反応が実
    質的に終了したのちに正リン酸を3〜40ミリモル%
    (ポリエステルの全酸成分に対し)でかつ正リン酸/有
    機チタン化合物のモル比が2〜10となる量添加し、重
    縮合反応初期以前の段階でアントラキノン系化合物を
    0.05〜0.8ppm(ポリエステルの重量に対し)
    添加し、そして重縮合反応触媒として水コロイド処理し
    た結晶性二酸化ゲルマニウムを用いて固有粘度が0.7
    〜0.8となるまで重縮合反応を行うことを特徴とする
    ポリエステルの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100620665B1 (ko) * 1998-12-23 2006-09-06 신코 리체르체 에스.페.아. 폴리에스테르 수지의 제조방법
JP2011026438A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Teijin Fibers Ltd ポリエチレンテレフタレートの製造方法

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KR100620665B1 (ko) * 1998-12-23 2006-09-06 신코 리체르체 에스.페.아. 폴리에스테르 수지의 제조방법
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